始めに:【東北大学の合格方法は…?】東北大学のプロが合格方法を徹底解説【25年度入試】
東北大学専門塾【鬼管理東北大学塾】アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?
本日は
【東北大学の合格方法は…?】東北大学のプロが合格方法を徹底解説【25年度入試】
というテーマで記事を書いていきます。
東北大学を志望するならかなり気になるテーマですよね。
東北大学第一志望は必ずチェック!最後までご覧ください!
東北大学の入試問題で問われる能力
東北大学はどのような人材(学生)を望んでいるのか
東北大学は、明治40年(1907年)に設立され、「研究第一」「門戸開放」「実学尊重」を理念として掲げています。世界をリードする教育・研究拠点として、国際的な課題に取り組み、人類社会の発展に大きく貢献することを目指しています。
まず、東北大学は「研究第一」の理念に基づき、最先端の研究を推進しています。学問の発展だけでなく、社会全体に新しい知識と技術を提供するためです。
「門戸開放」の理念により、東北大学は多様なバックグラウンドを持つ学生や研究者を受け入れています。多様な視点からのアプローチが可能となり、異なる文化や価値観を持つ人々との交流が、学問の深化と新しい発見を促進します。
さらに、「実学尊重」の理念に基づき、東北大学は理論と実践の両面を重視しています。学生は、実際の社会で直面する課題に取り組むことで、実践的なスキルを身につけることができます。この理念のもと、東北大学では学士課程を通じて、下記を備える人を育成します。
●専門分野に関する知識及び学問全体への興味関心と幅広い知識に基づく複眼的視野を有する。
●教養ある社会人としての素養を備え、専門分野特有の技能を生かして社会に貢献できる。
●グローバル社会において指導的・中核的役割を果たす自覚と展望を持ち、基礎能力を備える人。
東北大学では、建学の理念に共感し、以下の志を持つ学生を求めています。
●21世紀の人類社会が直面する課題に対し、研究者として真剣に取り組み、優れた貢献を目指す意欲
●豊かな学識とリーダーシップを備えた職業人として、社会の発展に寄与する意欲
東北大学入試の特徴
東北大学の入試では、文系は「国語、数学、英語」、理系は「理科、数学、英語」の個別学力試験が課されます。どの学部を志望しても、数学と英語が重要なポイントとなります。国語では読解力と論理的思考力が問われ、数学では基礎から応用まで幅広い問題が出題されます。英語は総合的な読解力と表現力が求められます。
理系では、理科、数学、英語の3科目が課されます。理科では、物理、化学、生物などの基本知識に加え、実験や観察に基づく応用問題が出題されます。数学では、基礎的な計算力と論理的な問題解決能力が問われ、英語は科学的な文章の読解や技術的な表現力が求められます。
各科目の試験問題の特徴
東北大学の入試科目の問題の特徴は以下のとおりです。
文系志望者は「国語、数学、英語」、理系志望者は「理科、数学、英語」の個別学力試験が課されます。どの学部を目指す場合でも、数学と英語の出来が合否の鍵を握っています。
悪問や奇問は出題されないと言われていますが、難関大学であるため、付け焼き刃の勉強法では対応できません。まずは試験科目の特徴と傾向を把握することが重要です。
長文読解が2問、会話問題や英文和訳、自由英作文から2問の計4問が出題されるのが基本パターンです。長文問題は900文字前後とやや長めですが、内容はオーソドックスで、特に奇抜なものではありません。したがって、読解力と英文法の力を磨くことが不可欠です。ひたすら英語力を高める努力を続けることが求められます。
基礎的な計算力を試すオーソドックスな問題から、発想力が求められる難問まで幅広く出題されます。また、証明の途中経過を省略すると減点されるなど、採点基準が厳しいことが特徴です。条件の書き忘れやケアレスミスに注意する必要があります。文系数学は4問、理系数学は6問が出題されます。
基礎的な計算力を試す問題から、創造的な発想が必要な問題まで、多岐にわたる問題が出題されます。受験生は幅広い数学的スキルを求められます。
証明の途中経過を省略すると減点されるため、解答を書く際には全てのステップを明確に示すことが求められます。証明の各ステップを丁寧に書き出し、条件や仮定を明確に記述することが含まれます。ケアレスミスを防ぐためには、問題文をよく読み、解答を書く前に計画を立てる習慣をつけることが有効です。
現代文が2問、古文と漢文がそれぞれ1問ずつの大問4問で構成されています。現代文は評論と小説から1問ずつ、古文と漢文は長めの文章が出題される傾向にあります。現代文では問題演習を繰り返し行い、論理力を鍛えることが重要です。漢文では、白文の読み下しが出題されることもあるため、白文を読む練習も必要です。
現代文の対策としては、評論と小説の両方に対応できるようにすることが求められます。評論では論理的な構造を理解し、著者の主張を正確に把握する力が必要です。小説では、登場人物の心情や物語のテーマを読み取る力が重要です。
古文と漢文の対策としては、文法や単語の理解を深めることが基本です。特に漢文では、白文の読み下しが出題されることがあるため、白文を読解する練習も必要です。古文については、長めの文章を読む力を養うために、さまざまな古典作品を読むことが効果的です。
理科は2科目受験で、試験時間は2科目で150分となり、1科目ごとの時間配分は特にありません。
●物理
毎年必ず力学と電磁気が1題ずつ出題され、さらに波動や熱力学から1題が出題されるのが一般的です。試験の難易度は若干下がってきているといわれますが、問題の量が多いため、時間配分が重要です。
●化学
理論化学、無機化学、有機化学の3つの大問が出題されるのが最近の傾向です。対策はしやすい一方で、難易度が上がってきているとの声もあります。有機化学の構造決定問題が特に難しいとされており、基礎知識をしっかりと身につけることが重要です。
●生物
知識問題と考察問題がバランスよく出題されます。知識問題は「得点源」とされがちですが、要求される知識のレベルが非常に高く、教科書レベルの知識では対応が難しいこともあります。広範で深い知識を身につけておくことが求められます。
東北大学入試の難易度
Benesseの大学受験・進学情報「マナビジョン」によると、東北大学の偏差値は59から78までの範囲です。また、大学入学共通テストの得点率は64%から92%となっています。以下に、学部ごとの偏差値を示します。
学部 | 偏差値 |
文 | 70 |
法 | 71 |
経済 | 66~78 |
教育 | 70 |
理 | 65~76 |
工 | 65~67 |
医 | 59~75 |
歯 | 64 |
薬 | 69 |
農 | 66 |
東北大学試験の概要
出願資格について
東北大学試験の概要について見ていきましょう。(※東北大学一般選抜(前期日程、・後期日程)出願資格、なお、受験年度の大学入学共通テストで、指定された教科・科目の受験が必須)
1.高等学校又は中等教育学校を卒業した者および入学年の3 月卒業見込みの者
2.通常の課程による 12 年の学校教育を修了した者及び入学年の3 月修了見込みの者
3.学校教育法施行規則第 150 条の規定により高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者及び入学年の3 月31 日までにこれに該当する見込みの者
試験科目や合格要件
東北大学一般選抜の試験科目や合格要件を、一部学部に絞ってご紹介します。
以下の情報は2022年8月5日現在のものです。
大学入学共通テスト | 5~6教科 7~8科目(600点満点) 国語(100点) 数学:数ⅠA必須、数ⅡB・簿記・情報から1科目、計2科目(100点) 理科:物基・化基・生基・地学基から2科目または、物・化・生・地学から1科目(100点) 外国語:英・独・仏・中・韓から1科目(英語はリスニングを課す)(100点) 地歴・公民:世B・日B・地理B・倫理政経から2科目(200点) |
個別学力試験 | 3教科(1000点満点) 国語:国語総合、現代文B、古典B(400点) 数学:数Ⅰ、数A、数Ⅱ、数B(数列・ベクトル)(200点) 外国語:コミュ英語Ⅰ、コミュ英語Ⅱ、コミュ英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ(独・仏の選択可)(400点) |
大学入学共通テスト | 5~6教科 7~8科目(650点満点) 国語(100点) 数学:数ⅠA必須、数ⅡB・簿記・情報から1科目、計2科目(100点) 理科:物基・化基・生基・地学基から2科目または、物・化・生・地学から1科目(100点) 外国語:英・独・仏・中・韓から1科目(英語はリスニングを課す)(100点) 地歴・公民:世B・日B・地理B・倫理政経から2科目(250点) |
個別学力試験 | 3教科(900点満点) 国語:国語総合、現代文B、古典B(300点) 数学:数Ⅰ、数A、数Ⅱ、数B(数列・ベクトル)(300点) 外国語:コミュ英語Ⅰ、コミュ英語Ⅱ、コミュ英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ(300点) |
大学入学共通テスト | 5~6教科 7~8科目(300点満点) 国語(200点) 数学:数ⅠA必須、数ⅡB・簿記・情報から1科目、計2科目(-) 理科:物基・化基・生基・地学基から2科目または、物・化・生・地学から1科目(-) 外国語:英・独・仏・中・韓から1科目(英語はリスニングを課す)(-) 地歴・公民:世B・日B・地理B・倫理政経から2科目(100点) |
個別学力試験 | 2教科(600点満点) 数学:数Ⅰ、数A、数Ⅱ、数B(数列・ベクトル)(300点) 外国語:コミュ英語Ⅰ、コミュ英語Ⅱ、コミュ英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ(300点) |
※ 大学入学共通テストの利用について、第 1 段階選抜の際には国語、地歴・公民、数学、理科および外国語を利用し,入学者選抜の際には国語および地歴・公民を利用します。 |
大学入学共通テスト | 5教科 7科目(450点満点) 国語(100点) 数学:数ⅠA必須、数ⅡB・簿記・情報から1科目、計2科目(100点) 理科:物・化・生・地学から2科目(100点) 外国語:英・独・仏・中・韓から1科目(英語はリスニングを課す)(100点) 地歴・公民:世B・日B・地理B・倫理政経から1科目(50点) |
個別学力試験 | 3教科(800点満点) 数学:数Ⅰ、数A、数Ⅱ、数B(数列・ベクトル)、数Ⅲ(300点) 理科:「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から2科目(300点) 外国語:コミュ英語Ⅰ、コミュ英語Ⅱ、コミュ英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ(200点) |
大学入学共通テスト | 5教科 7科目(300点満点) 国語(100点) 数学:数ⅠA必須、数ⅡB・簿記・情報から1科目、計2科目(-) 理科:物・化・生・地学から2科目(-) 外国語:英・独・仏・中・韓から1科目(英語はリスニングを課す)(200点) 地歴・公民:世B・日B・地理B・倫理政経から1科目(-) |
個別学力試験 | 2教科(800点満点) 数学:数Ⅰ、数A、数Ⅱ、数B(数列・ベクトル)、数Ⅲ(400点) 理科:「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」・「地学基・地学」から2科目(400点) |
※ 大学入学共通テストの利用について、第 1 段階選抜の際には国語、地歴・公民、数学、理科および外国語を利用し,入学者選抜の際には国語および外国語を利用 します。 |
大学入学共通テスト | 5教科 7科目(250点満点) 国語(50点) 数学:数ⅠA必須、数ⅡB・簿記会計・情報関係基礎から1科目、計2科目(50点) 理科:物・化・生から2科目(50点) 外国語:英・独・仏・中・韓から1科目(英語はリスニングを課す)(50点) 地歴・公民:世B・日B・地理B・倫理政経から1科目(50点) |
個別学力試験 | 3教科(950点満点) 数学:数Ⅰ、数A、数Ⅱ、数B(数列・ベクトル)、数Ⅲ(250点) 理科:「物基・物」・「化基・化」・「生基・生」から2科目(250点) 外国語:コミュ英語Ⅰ、コミュ英語Ⅱ、コミュ英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ(独・仏の選択可)(250点) 面接・小論文(200点) |
出願者数や合格者数のデータ
学部 | 募集人員 | 志願者数(受験者数も同数) | 最終合格者数(第2次選抜) | 志願倍率 | 実質倍率 |
文 | 147 | 426 | 163 | 2.9 | 2.6 |
教育 | 49 | 127 | 52 | 2.6 | 2.4 |
法 | 112 | 311 | 123 | 2.8 | 2.5 |
経済(文系) | 172 | 832 | 197 | 4.8 | 4.2 |
経済(理系) | 20 | 123 | 27 | 6.2 | 4.6 |
理 | 251 | 1338 | 279 | 5.3 | 4.8 |
医 | 177 | 508 | 196 | 2.9 | 2.6 |
歯 | 37 | 75 | 43 | 2.0 | 1.7 |
薬 | 56 | 163 | 59 | 2.9 | 2.8 |
工 | 567 | 1560 | 599 | 2.8 | 2.6 |
農 | 105 | 261 | 112 | 2.5 | 2.3 |
東北大学に合格するための勉強方法
東北大学に入るには、何をすればいい?
一般に難問や奇問は含まれていないとされていますが、難関大学であるため、問題パターンの丸暗記だけでは対応できません。東北大の入試問題を解くには「基礎力」が不可欠です。公式を単に暗記するのではなく、その公式が基本法則からどのように導き出されるのかを理解することが重要です。
論述式の問題で高得点を取るためには、「採点官が納得できる表現」を身につける必要があります。自分の論述が読み手にとって納得できるものであるかどうかは、自分だけでは判断しにくいものです。先生に答案を添削してもらう機会を持つことが望ましいでしょう。
受験期の過ごし方
4月から7月にかけての1学期は、「基礎力」の向上に重点を置くことが重要です。問題解答力を高めるためには、まずは基礎力がしっかりしていることが前提となります。教科書の内容を深く理解し、教科書に掲載されている例題や基礎的な問題集を解くことから始めましょう。
苦手克服のためには、苦手な科目や分野に特化した問題集や参考書を使用することが効果的です。毎日の学習時間に苦手分野の復習を組み込むことで、意識的に取り組むことができます。また、分からない点があれば、先生や友人に積極的に質問することも重要です。
4月から7月にかけての1学期は、「基礎力」の向上に重点を置くことが重要です。問題解答力を高めるためには、まずは基礎力がしっかりしていることが前提となります。教科書の内容を深く理解し、教科書に掲載されている例題や基礎的な問題集を解くことから始めましょう。
夏休みの勉強計画を立てる際には、基礎力の強化を最優先に考えましょう。基礎力は全ての学力の土台であり、問題解決能力を高めるためには欠かせません。教科書の内容を再確認し、例題や基礎問題集を解くことで、基礎力を確実に固めることができます。
9月から11月の2学期は、「解答力」を養う重要な期間です。この時期には、基礎力をどのように得点に結びつけるかを学ぶために、問題演習を繰り返し行いましょう。
この時期には模擬試験(模試)も多く実施されます。積極的に模試を受けることで、自分の実力を確認し、受験の雰囲気にも慣れていくことが重要です。模試の結果を分析し、自分の弱点を把握して、重点的に補強することで、実力の底上げを図ります。
12月から3月の3学期にかけて、受験シーズンが本格化します。この期間中には、過去問題を繰り返し解くことで実践力を鍛えることが非常に重要です。
時間を計って本番を意識した練習を行い、復習を徹底することで、確実に実力を向上させ、試験当日に自信を持って臨む準備を整えましょう。
最後に:東北大学に合格をするには?
ここまで【東北大学の合格方法は…?】東北大学のプロが合格方法を徹底解説【25年度入試】を見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が東北大学では必要です。
そんな東北大学に合格するためには?
と考える受験生のために現在、東北大学専門塾【鬼管理東北大学塾】という塾を運営中。
もし少しでも「東北大学に合格したい」と考える受験生は共に東北大学を目指しましょう。
現状のレベルが「偏差値30~40」でも大丈夫。
「受かりたいという気持ち」が少しでもあるなら
アナタの合格を東北大学専門塾【鬼管理東北大学塾】が応援します。
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シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映