始めに:早稲田大学の入試には、英検を利用することができる?
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
「早稲田大学の入試には、英検を利用することができる?13学部ごとに紹介!」というテーマで記事を書いていきます。
早稲田大学を志望するならかなり気になるテーマですよね。
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早稲田大学は優れた英語能力を持つ学生を探している
早稲田大学は国際的な視野を持った学生を重視していると言われています。
具体的には、英語力が高い学生がその象徴とされるため、英検を持っている学生に対しては特別な措置が取られているのです。
この優遇措置は、学生の英語能力を高く評価するためのものと言えます。
早稲田大学の入試は、英検を持っていると有利になる
英語の資格、特に英検を取得することは、早稲田大学の入学試験における一つの大きなアドバンテージとなり得ます。
なぜなら、英検の取得によって、入試の得点に特定の加算が行われるため、純粋にペーパーテストの結果だけで判断される受験生と比較して、一歩リードすることが可能となるからです。
実際に、特定の学部やコースに応募する際、英検の級に応じたポイントが加算されるケースが存在します。
しかし、この加点は、基本的な試験の得点を補完するものであり、その基本の点数自体が高くなければ意味を持たないことも理解しておかなければなりません。
つまり、英検の資格があるからといって、基本のペーパーテストでの努力を怠ることは許されません。
競争の激しい大学入試において、英検による加点は明らかに有利な条件と言えるでしょう。
特に、僅差の点数で合格と不合格が分かれる場面において、その加点が大きな影響を及ぼすことが想像されます。
英検の概要
英検と称されるこのテストは、日本英語検定協会によって提供される英語の能力を測定する試験です。
一般的に「実用英語技能検定」として知られており、子どもから大人までの様々な年代の人々が受験することができるため、その対象者の幅の広さから、毎年膨大な数の人々がこの試験に挑戦しています。
この試験は、元々は英語の実践的なスキルを評価する目的で開始されましたが、時間とともにその役割は拡大してきました。
最近では、中学や高校、大学の入学試験の際の参考資料として、また、就職活動においての英語能力の指標として、英検のスコアや取得級が注目されることが増えてきました。
大学の入学試験や企業の採用面接などの場面で、英検の資格が持つ意義は、個人の英語スキルの確認だけでなく、その人の学習意欲や努力の証としても評価されるようになってきています。
日本英語検定協会が提供する英検は、単なる英語能力の証明だけでなく、様々な局面での自分の能力や取り組みを示す貴重なツールとして認識されているのです。
英検にある、7つの級
英検という英語能力試験には、7つのレベルが設定されています。
5級(中学初級程度)
4級(中学中級程度)
3級(中学卒業程度)
準2級(高校中級程度)
2級(高校卒業程度)
準1級(大学中級程度)
1級(大学上級程度)
特に大学の入試を考える際、2級が基本的な要求レベルとして設定されていることが伺えます。
英語を得意とする学生の中には、さらに高度な英語能力を証明し、その総合的なコミュニケーション能力を示すために、準1級や1級に挑戦する者も少なくありません。
特に、これらの高級な試験では、書き取りや読解だけでなく、実際のライティングやスピーキングの能力も問われるため、全体的な英語力をアピールするのに最適です。
英検の各レベルは、学習者の英語のスキルや習得状況を明確にし、さらに高いレベルへの挑戦を促すための目安となっているのです。
早稲田大学 学部ごとの英語に関する特典制度
早稲田大学の各学部には、英検を所持している受験生への特典が設けられています。
志望学部を目指す学生や、過去に英検を受けたことがある受験生は、以下の情報をベースにして、どのレベルの英検を取得すれば良いのかを計画的に検討してみると良いでしょう。
早稲田大学 商学部
商学部の入試において英語4技能テスト利用に限り特別な優遇が設定されています。
英検1級合格の場合、5点加点
英検準1級合格の場合、出願可
英検2級合格以下もしくは合格実績なしの場合、出願不可
英検2級以下、または英検の合格実績がない者は、この英語4技能テスト利用型の入試方式での出願が認められないのです。
高い英語スキルを持つ受験生を対象としたこの入試方法には、英検の資格に応じた明確な優遇制度が存在するため、受験生は適切な資格を取得し、出願時の戦略を慎重に考えることが求められます。
早稲田大学 社会科学部
社会学部が推進するソーシャルイノベーションプログラムでは、英検を持つ受験生に特定の優遇を提供しています。
この優遇措置の独特な部分は、英検の合格級数そのものよりも、試験時に出るSCEスコアに基づいていることです。
実際に、ソーシャルイノベーションプログラムを希望する受験生は、英検のSCEスコアで2,300点以上を得ていることが求められます。
早稲田大学社会学部のソーシャルイノベーションプログラムにエントリーするためには、英検のSCE2,300点以上の成績を持っていることが不可欠です。
早稲田大学 国際教養学部
国際学部の国際教養学科は、英検を持つ受験生に対して独自の点数加算制度を実施しています。
英検1級合格の場合、20点加点
英検準1級合格の場合、14点加算
英検2級合格の場合、7点加算
英検1級を持つ学生は、入試の点数において非常に有利な位置にいることが伺えます。
国際学部国際教養学科では、英検の合格級数に基づいて一定の加点があるため、英検を保有している受験生は、入試において他の受験生よりも優位に立つことができます。
早稲田大学 文化構想学部
文化構想学部は、英検を持つ受験生を対象に特別な措置を取っており、特に文化構想学科でその優遇策が顕著です。
詳細については以下で詳しく見ていきましょう。
文化構想学科
文化構想学科への出願を考える学生にとって、英検CSE2,200点以上のスコアが必須条件となっています。
このポリシーの背後には、学科が求める広範囲の英語スキルを確保する意図があります。
例を挙げると、スコアの詳細を見ると、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つのセクションそれぞれから500点を超える必要があります。
このため、例えばリーディングのスコアが非常に優れていても、スピーキングのスコアが500点を下回っている場合、出願資格を得ることはできません。
文化構想学科は、英語の全体的な能力、特に4つの主要なスキルセットすべてにおいて一定以上の実力を持つ学生を求めています。
これは、学科の国際的なカリキュラムと連携して、学生が広範な英語能力を持っていることを保証するためのものと言えるでしょう。
文化構想学科の多元文化論系〔国際日本文化論プログラム〕の場合
文化構想学科の多元文化論系、特に国際日本文化論プログラムへの入学を希望する際、英検CSEのスコアは2,300点以上必要とされています。
出願を考慮する基準としてこのスコアが設定されているため、2,300点未満の場合、応募の権利を得ることができません。
この基準の背後には、高い英語能力を持った学生を選抜する意図があります。
例として、もし英検を受験していない場合や、所定のスコアに届かない場合でも、TEAPでのスコアが309点、TEAP CBTが600点、あるいはIELTSで5.5点を取得していれば、これらの試験結果を活用して出願が可能です。
このように、文化構想学科の多元文化論系では、高い英語スキルを有する学生の受け入れを強化していることがわかります。
文化構想学科の国際日本文化論プログラム(JCulP)の場合
文化構想学科における国際日本文化論プログラム(JCulP)への出願を検討する際、必要とされる英検CSEの最低スコアは2,300点となっています。
これは、JCulPプログラムが参加する学生に一定の英語能力を求めているためです。
このスコアの基準を設けることで、プログラムの内容を十分に理解し、活用できる学生のみが受け入れられるようになっています。
例を挙げると、英検CSEで2,200点しか取得していない場合、残念ながらこのプログラムへの出願資格は得られません。
このことからも、国際日本文化論プログラムが高い英語スキルを持った学生を対象としていることが明確になります。
早稲田大学 文学部
文学部の入学試験に関して、出願する際の英検CSEの必須スコアは2,200点とされています。
この要件は、文学部が受験生に求める英語の総合的なスキルを反映しているからです。
文学部のカリキュラムにおいては、英語に関する様々な授業や研究が存在するため、入学を許可される学生は一定の英語スキルを持つことが求められます。
スコアの詳細を見ると、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つのセクションそれぞれから500点を超える必要があります。
早稲田大学 基幹理工学部
基幹理工学部内の「Mathematical Sciences Major」と「Computer Science and Communications Engineering Major」に関して、英検の結果を特別に評価する優遇策は採用されていません。
その理由として、これらの専攻は確かに英語を使用する学位プログラムであるにもかかわらず、アクセスをより多くの学生に開放する方針を持っているからです。
早稲田大学 創造理工学部
先進工学部の中で、「Mechanical Engineering Major」と「Civil and Environmental Engineering Major」は、英検による特別な評価の措置を持っていません。
これらの専攻は英語での授業が行われる学位プログラムを提供しているにも関わらず、入学の機会を多くの学生に提供するために、特定の資格に縛られない柔軟な受け入れの方針を採用しています。
早稲田大学 先進理工学部
先端理工学部において、「Physics Major」と「Chemistry Major」は、英検に対する特別な考慮を設けていないのが現状です。
これらの専攻が英語によるカリキュラムを展開している一方、入学の際の選考基準は多岐にわたり、英検だけに限定しない広い視野を持っているのです。
早稲田大学 人間科学部
人間科学部は、人間環境科学科および健康福祉学科ともに英検の特別な優遇策は設けられていません。
これらの専攻がFACT方式の選抜を採用しているものの、それは入学試験を幅広く公平に受ける機会を提供するためのものです。
したがって、人間科学部は、真に学びたいという意欲を持つ全ての学生を対象に、幅広い選考基準を採用しているのです。
早稲田大学 政治経済学部
経済政策学部では、政治学科・経済学科・国際政治経済学科において、英検に基づく特別な優遇は設けていません。
これらの専攻は確かに国際志向の選考を行っていますが、受験の機会はどのような背景の学生にも開かれています。
英検がない状態で早稲田大学に志願するのはリスクがあるでしょうか?
早稲田大学の多くの学部では、英検を所持していない受験生にとっては厳しい選考が待っているかもしれません。
早稲田大学の多くの学部では、英検を取得していることが出願の一部として推奨されており、そのため英検を持っていないと、出願の段階で不利になる可能性が考えられます。
一部の学部では英検の点数に応じて筆記試験の得点に加点が行われることがあるため、英検を取得していない受験生は、英検を所持している受験生と比較して大きな不利を被ることが予想されます。
早稲田大学を志望する学生は、事前に英検を取得しておくことで、より有利な選考を受けることができると言えるでしょう。
英検を保有しておくべき2つの根拠
早稲田大学への入学を目指す場合、英検の取得が強く推奨されています。
以下、その背景を明らかにいたします。
初期から地道にスコアを向上できる
早稲田大学の合格を目指す学生は、英検スコアの提出が2年以内のものであれば許容されるという方針を知っておくことが大切です。
これは、学生が高校2年生の時点やそれ以前から英検の受験を開始し、継続的に自らのスコアを向上させる努力をすることで、最終的に最高の成績を持って出願するのがベストな戦略となることを意味します。
例えば、Aさんは高校2年生の時点から英検を受験し始め、3回の試験を経てスコアを10点上げました。
このような努力を通して、不慣れな最初の試験から学び、最終的にはベストスコアを収めることができるわけです。
さらに、このようなアプローチは、受験生が一つの試験日に全てを賭けるリスクを軽減することができます。
特にプレッシャーに弱い受験生にとって、何度もチャレンジすることで、実力を最大限に発揮するチャンスが増えると考えられます。
その上、英検は英語の基本的なスキルを問う試験であり、これに取り組むこと自体が英語の基盤を築くことにつながります。
従って、受験という目的だけでなく、言語の習得という大きな目的にも寄与するため、早い段階からの取り組みをおすすめします。
試験当日の健康状態や試験の難易度に左右されずに済むメリットがある
入試の日には予測不能な事態が発生することがあります。
例えば、試験当日に体の調子が悪くなってしまったり、意外な問題の出題に遭遇してしまったりということが考えられます。
実際に、過去にそういった理由で希望する結果が得られなかった受験者は数多くいます。
その点、英検に関しては何度でも受験の機会が与えられるので、一度失敗しても再び高いスコアを目指すことができます。
このようなメリットから、受験生としては英検のシステムをフルに活用することが賢明であると言えます。
早稲田大学の入試には、何級の英検が有利なのか
早稲田大学の入試において英検の高いスコアを有することは、受験生にとって一つの大きな強みとなります。
特に、英検準1級を取得している場合、出願する際の一定のボーナス点を得られることが多いです。
実際に、多くの学部では英検準1級の取得を持って出願資格の一部としているか、合格者のスコアに応じて追加点が入ることがあるのです。
大学受験は競争が厳しく、ほんの数点の違いで合格・不合格が分かれることも少なくありません。
このような背景から、英検準1級の取得は、他の受験生との差をつけるための有効な手段となることでしょう。
高校生の間で一般的に目指される英検のレベルは2級や準2級と言われていますが、英語に自信のある人ならば、その一歩上の準1級の取得を目指してみる価値があると思います。
英検がなくても、早稲田大学に合格することは可能か?
早稲田大学への入学を果たすために、必須となる英検の取得は必ずしも全ての学部で要求されているわけではありません。
実際に、一部の学部は英検のスコアに関わらず、純粋に入試の結果のみを基に合否を判定しています。
しかしながら、一部の学部や学科では、英検の取得が出願の条件となっている場合もあるため、注意が必要です。
そのため、早稲田大学の各学部の出願要件をしっかりと確認し、英検の取得が必要とされる場合は早めに受験を検討することが大切です。
最後に:早稲田大学に合格をするには?
ここまで早稲田大学の入試には、英検を利用することができるかを見てきましたが…。
しかし、1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が早稲田大学では必要です。
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もし少しでも「早稲田大学に合格したい」と考える受験生は共に早稲田大学を目指しましょう。
現状のレベルが「偏差値30~40」でも大丈夫。
「受かりたいという気持ち」が少しでもあるなら
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シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
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