
菅澤さん、山門高校の旧ページだと倍率が全然わからなかったんですが、今って入りやすいんですか。

福岡県教育委員会が公開した令和7年度の入試結果を見ると、山門高校普通科の一般選抜倍率は0.16倍だった。一般選抜の枠32人に対して志願者はわずか5人。学力検査を受けて大きな失点がなければ、ほぼ合格する水準だよ。ただし山門高校は合格者の大半が推薦選抜で決まっている点が特徴で、そこを見ないと実態を見誤る。
山門高校(福岡県立山門高等学校)への進学を考えるとき、まず整理すべきは「入りやすさ」と「入学後にどう進路を実現するか」を分けて考えることです。福岡県教育委員会が公開した「2026年度福岡県公立高校 募集人員」資料によると、令和7年度(2025年度)入試で山門高校普通科は、推薦選抜で志願104人・内定108人(推薦倍率0.96倍)、残る一般選抜は定員32人に対して志願者5人・倍率0.16倍でした。理数探究コースも推薦選抜で内定18人・倍率1.33倍、一般選抜は定員2人に対して志願1人・倍率0.50倍という結果です。
この記事では、学校公式サイトが公開している沿革・学校概要資料・卒業生の合格状況(のべ人数)、そして福岡県教育委員会が公開した入学者選抜の結果資料をもとに、山門高校がどのような学校で、どのくらいの倍率・偏差値で、卒業後にどのような進路をたどっているのかを整理します。
山門高校は令和7年度(2025年度)で創立113周年を迎えた普通科高校で、「至誠・信愛・創造」を校訓に掲げ、理数分野を英語で学ぶ「理数探究コース」を設置しています。学校公式サイトのGSC(検索エンジン)経由の検索でも「山門高校 進学実績」という検索語が確認できており、この記事は倍率だけでなく進学実績を重視して構成しています。
この記事で示す倍率・偏差値・進路実績のデータは、いずれも福岡県教育委員会または学校公式サイトが公開した資料、および複数の民間情報サイトの公表値を出典明記のうえで用いています。年度や制度は毎年見直されるため、実際の受験・進路選択にあたっては、受検年度の最新の公式資料を必ず確認してください。鬼管理専門塾は山門高校と提携しておらず、合格や進路実現を保証するものでもありません。
目次
- 山門高校とは|創立113年の伝統校と「理数探究コース」の特色
- 校訓「至誠・信愛・創造」と学校概要資料が掲げる教育理念
- 普通科(一般クラス)と理数探究コースの違い
- 令和7年度入試結果|推薦倍率0.96〜1.33倍・一般倍率0.16〜0.50倍の実態
- 募集定員の変遷|大正10年300人から令和8年度160人への100年
- 偏差値の目安|公式非公表のため民間情報サイトで54〜55の幅
- 近隣校(第10学区)との一般倍率比較|伝習館・三池・三潴との違い
- 卒業生の進路実績|令和7年度は延べ253件、私立大158名が中心
- 推薦選抜が中心の入試を踏まえた進学対策|内申点と文理選択の両立
- 山門高校での進学実績は「普通の対策」では届かない
- 鬼管理専門塾の特徴
- よくある質問
山門高校とは|創立113年の伝統校と「理数探究コース」の特色
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校名 | 福岡県立山門高等学校(通称:やまとこうこう) |
| 所在地 | 〒835-0025 福岡県みやま市瀬高町上庄1730番地1 |
| 電話番号 | 0944-62-4105 |
| アクセス | JR瀬高駅より自転車で約10分、西鉄柳川駅よりバスで約10分 |
| 課程・学科 | 全日制課程 普通科(理数探究コースを除く一般クラス/理数探究コース) |
| 創立 | 令和7年度時点で創立113周年(起算は大正元年〈1912年〉) |
| 校訓 | 至誠・信愛・創造 |
福岡県立山門高等学校は、福岡県みやま市瀬高町上庄1730番地1に所在する全日制課程・普通科の県立高校です。学校公式サイトの「学校概要資料」によると、令和7年度時点で創立113周年を迎えた歴史と伝統のある学校で、「至誠・信愛・創造」を校訓に、「素直で純粋な優しい心を持った生徒が集う学校」であると紹介されています。地域の「人財育成拠点」として、地域とのつながりを大切にした教育活動を掲げている点も特色です。
最大の特色は、普通科の中に設置された「理数探究コース」です。学校公式サイトによると、理数探究コースは数学と理科の内容を英語で学習する「国際理数」や、実験・観察・考察を重視する「理数ラボ」など独自のカリキュラムを組んでおり、ALT(外国語指導助手)のサポートも受けられます。また全学的にChromebook等のICT機器を活用し、調べ学習や意見交換、共同編集を通じて生徒が能動的に学ぶ環境をつくっているとされています。

理数探究コースって、普通科とは別の学科なんですか。

学科としては同じ普通科の中のコースだよ。ただカリキュラムは別で、数学・理科を英語で学ぶ「国際理数」など独自の内容がある。次の章で校訓と教育理念を、その次の章でコースの違いを詳しく見ていこう。
📚 用語解説
理数探究コース:山門高校の普通科に設置された特色コースです。数学・理科の内容を英語で学ぶ「国際理数」、実験・観察を重視する「理数ラボ」など独自のカリキュラムを持ち、令和8年度の募集定員は20人です(学校公式サイト・福岡県教育委員会資料)。
次の章では、校訓「至誠・信愛・創造」と、学校概要資料が掲げる教育理念を具体的に見ていきます。
校訓「至誠・信愛・創造」と学校概要資料が掲げる教育理念
| 項目 | 内容(学校公式資料より) |
|---|---|
| 校訓 | 至誠・信愛・創造 |
| 教育理念 | 「素直で純粋な優しい心を持った生徒が集う学校です。親身になって生徒一人ひとりと向き合い、丁寧に対応します」(学校概要資料) |
| 地域における位置づけ | 地域の「人財育成拠点」として、地域とのつながりを大切にした教育活動をとおして、社会で活躍、貢献できる人材を育成する |
| 学校のスローガン | 「様々なチャレンジができる学校」「チャレンジする人を応援する学校」「チャレンジしたい人を待っている学校」 |
学校公式サイトが公開する「学校概要資料」には、校訓「至誠・信愛・創造」のもと、素直で純粋な優しい心を持った生徒が集う学校であること、親身になって生徒一人ひとりと向き合い丁寧に対応することが明記されています。あわせて、地域の「人財育成拠点」として地域とのつながりを大切にした教育活動を掲げている点も特色です。
普通科(理数探究コースを除く)については、「4年制大学・短期大学・専門学校などへの進学や公務員の就職など、多様な進路希望を実現できるように、一人ひとりの進路目標に応じた文理選択と、習熟度に応じた授業を受けることができます」と説明されています。理数探究コースについては、「協働的・探究的・体験的な学びを重視した教育内容を展開」し、「一人ひとりが興味・関心を高め、個性や能力を発揮して自己実現を図ることができるように工夫」したカリキュラムだとされています。これらの理念は、後述する部活動や地域連携活動(Oneヘルスクラブなど)にも一貫して表れています。

「チャレンジ」というスローガンは、具体的にどんな場面で出てくるんですか。

部活動の実績や、Oneヘルスクラブというウナギの保護活動など、地域連携の取り組みに表れているよ。次の章で普通科と理数探究コースの違いを見て、その後で入試結果を見ていこう。
普通科(一般クラス)と理数探究コースの違い
| 項目 | 普通科(理数探究コースを除く) | 理数探究コース |
|---|---|---|
| 令和8年度募集定員 | 140人 | 20人 |
| 特色カリキュラム | 進路目標に応じた文理選択、習熟度別授業 | 「国際理数」(数学・理科を英語で学習)、「理数ラボ」(体験的な実験・観察) |
| 想定する進路の幅 | 4年制大学・短期大学・専門学校・公務員など幅広い進路希望に対応 | 理数分野への強い関心、国際的な学びへの意欲がある生徒 |
山門高校の普通科は、理数探究コースを除く一般クラスと、理数探究コースの2つに分かれます。学校公式サイトによると、一般クラスは「一人ひとりの進路目標に応じた文理選択と、習熟度に応じた授業」を軸に、4年制大学・短期大学・専門学校への進学や公務員就職など多様な進路希望に対応するとされています。
一方の理数探究コースは、令和8年度の募集定員が20人と一般クラスの140人に比べて小規模で、数学・理科をALT(外国語指導助手)のサポートを受けながら英語で学ぶ「国際理数」や、仲間と体験的な実験を行う「理数ラボ」など、独自のカリキュラムが組まれています。福岡県教育委員会の公式資料でも、理数探究コースは山門高校の普通科の中で別枠の募集人員・志願状況が管理されており、次章で見る入試結果も一般クラスとは別に集計されています。

理数探究コースを選ぶと、文系の大学には進学しにくくなりますか。

公式資料には文系進学を制限する記載はないよ。ただし理数・国際色の強いカリキュラムが中心になる分、文理選択の自由度は一般クラスより狭まる可能性がある。次の章で実際の入試結果を見ていこう。
📚 用語解説
文理選択:高校在学中に文系・理系のどちらを中心に学ぶかを選ぶことです。山門高校の普通科(理数探究コースを除く)では、一人ひとりの進路目標に応じた文理選択と習熟度別授業を組み合わせているとされています。
令和7年度入試結果|推薦倍率0.96〜1.33倍・一般倍率0.16〜0.50倍の実態
| 学科 | 募集定員(令和8年度) | 推薦志願 | 推薦内定 | 推薦倍率 | 一般定員 | 一般志願 | 一般倍率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 普通科 | 140人 | 104人 | 108人 | 0.96倍 | 32人 | 5人 | 0.16倍 |
| 理数探究コース | 20人 | 24人 | 18人 | 1.33倍 | 2人 | 1人 | 0.50倍 |
福岡県教育委員会が公開した「2026年度福岡県公立高校 募集人員」資料には、令和7年度(2025年度)入試の実施結果が併記されています。それによると、山門高校普通科は募集定員140人のうち推薦選抜の目安人数は119人程度で、実際の推薦志願は104人・内定は108人、推薦倍率(志願÷内定)は0.96倍でした。残る一般選抜の定員は募集定員140人から推薦内定108人を差し引いた32人で、志願者は5人にとどまり、一般倍率は0.16倍と算出されます。
理数探究コースは募集定員20人のうち推薦志願24人・内定18人で推薦倍率1.33倍、一般選抜は定員2人に対して志願1人・倍率0.50倍でした。両学科に共通するのは、合格者の大半が推薦選抜で決まっており、一般選抜に残る枠がきわめて少ないという点です。山門高校を一般選抜で受験しようとする場合、募集定員そのものは140人・20人でも、実際に一般選抜で争われる枠はその一部にすぎないことを理解しておく必要があります。

一般選抜の枠がこんなに少ないと、一般入試だけで受けるのは不利になりますか。

枠が少ないのは事実だけど、倍率自体は0.16〜0.50倍と低い。ただし推薦選抜で合否の大部分が決まる仕組みだという点は必ず理解しておこう。
📚 用語解説
推薦(程度):福岡県公立高校入試における推薦選抜の募集人員の目安です。「程度」という表記のとおり厳密な上限ではなく、実際の推薦内定人数は目安人数と一致しないことがあります(山門高校普通科は目安119人に対し内定108人)。
📚 用語解説
実質倍率(推薦倍率・一般倍率):志願者数を内定者数(または合格者数)で割った値です。福岡県教育委員会の資料では「志願/内定」の式で算出されており、1.00倍を下回るほど、志願すればほぼ合格する状態に近いことを示します。
募集定員の変遷|大正10年300人から令和8年度160人への100年
| 年度 | 募集定員(本科) | 出典 |
|---|---|---|
| 大正10年(1921年) | 300人 | 学校公式「沿革」 |
| 昭和14年(1939年) | 600人(山門高等女学校) | 学校公式「沿革」 |
| 平成7年(1995年) | 320人 | 学校公式「沿革」 |
| 平成8年(1996年) | 280人 | 学校公式「沿革」 |
| 平成9年(1997年) | 理数コース新設(40人) | 学校公式「沿革」 |
| 平成15年(2003年) | 200人(うち理数コース20人) | 学校公式「沿革」 |
| 令和8年度(2026年度) | 160人(普通科140人+理数探究コース20人) | 福岡県教育委員会公式資料 |
学校公式サイトの「沿革」によると、山門高校は明治41年(1908年)に瀬高実業補習学校として附設され、大正2年(1913年)に瀬高技芸女学校として独立、大正11年(1922年)に県へ移管されて福岡県立山門高等技芸女学校となりました。その後、大正12年(1923年)に福岡県立山門実業女学校、昭和5年(1930年)に福岡県立山門高等実業女学校、昭和14年(1939年)に福岡県立山門高等女学校(定員600人)と改称を重ね、昭和23年(1948年)の学制改革で福岡県立山門高等学校となり、昭和24年(1949年)に男女共学を実施しています。学校が起算する創立は大正元年(1912年)で、令和7年度時点で創立113周年、平成24年(2012年)には創立100周年記念式典が行われました。
募集定員は、大正10年(1921年)の本科300人、昭和14年(1939年)の600人をピークに、平成7年度(1995年度)320人、平成8年度(1996年度)280人、平成10年度(1998年度)240人、平成15年度(2003年度)200人(うち理数コース20人)と段階的に縮小し、令和8年度(2026年度)は普通科140人・理数探究コース20人の合計160人となっています。理数コース(現在の理数探究コース)は平成9年度(1997年度)に1学級40人で新設され、平成15年度(2003年度)に20人へ縮小されたのち、現在まで20人の規模が続いています。

定員がここまで減っているのは、山門高校だけの傾向なんですか。

この記事だけでは他校との比較まではできない。公式資料が示すのは山門高校自身の定員推移だけだから、次章の偏差値、次々章の近隣校比較とあわせて見ていこう。
偏差値の目安|公式非公表のため民間情報サイトで54〜55の幅
| 出典 | 偏差値 | 備考 |
|---|---|---|
| みんなの高校情報 | 54(普通科) | 2026年度版として掲載 |
| 高校偏差値.net | 55(普通科・理数探究コース共通) | 福岡県内順位110位・公立高校順位58位・ランクC |
| 福岡県教育委員会(公式) | 非公表 | 偏差値は公式には算出・公表していない |
福岡県教育委員会は偏差値を公式には公表していません。そのため、受験情報サイトが独自に算出した数値を参照することになりますが、母集団や算出方法が異なるため、同じ山門高校でも出典によって数値に差が出ます。今回確認できた範囲では、「みんなの高校情報」で54(普通科、2026年度版)、「高校偏差値.net」で55(普通科・理数探究コースとも同水準、福岡県内順位110位・公立高校順位58位・ランクC)でした。
いずれの数値も、山門高校が福岡県内の公立高校の中では入りやすい部類に位置することを示しています。ただし偏差値の1〜2の差にこだわるよりも、前章までで見た推薦倍率0.96〜1.33倍・一般倍率0.16〜0.50倍という福岡県教育委員会の公式データのほうが、実際の入りやすさをより正確に表しています。

偏差値54と55、この差はどう捉えればいいんですか。

1の差にはあまり意味がない。母集団が違う模試・集計を単純比較しても誤差の範囲だから、54〜55という幅で捉えて、倍率や進路実績とあわせて判断しよう。
近隣校(第10学区)との一般倍率比較|伝習館・三池・三潴との違い
| 学校名 | 募集定員(令和8年度) | 一般定員 | 一般志願 | 一般倍率(令和7年度実績) |
|---|---|---|---|---|
| 伝習館高校 | 200人 | 83人 | 100人 | 1.20倍 |
| 三池高校 | 200人 | 69人 | 45人 | 0.65倍 |
| 三潴高校 | 80人 | 38人 | 9人 | 0.24倍 |
| 山門高校 | 140人 | 32人 | 5人 | 0.16倍 |
山門高校が所属する福岡県第10学区(筑後地区)には、伝習館高校・三池高校・三潴高校といった県立高校があります。福岡県教育委員会の同じ公式資料で各校の令和7年度(2025年度)一般選抜の状況を比べると、伝習館高校は一般定員83人に対して志願者100人で倍率1.20倍、三池高校は一般定員69人に対して志願45人で倍率0.65倍、三潴高校は一般定員38人に対して志願9人で倍率0.24倍でした。山門高校は一般定員32人に対して志願者5人、倍率0.16倍と、この4校の中で最も低い水準です。
同じ第10学区内でも、学校によって一般選抜の志願動向は大きく異なります。山門高校を検討する際は、通学のしやすさや理数探究コースの有無など学校の特色への希望に応じて、これらの近隣校ともあわせて比較検討することが望ましいでしょう。

同じ学区でもこんなに倍率が違うんですね。理由は分かりますか。

公式資料には理由までは書かれていない。通学のしやすさや学校の特色への希望が分散した結果だと考えられるけど、断定はできないよ。
卒業生の進路実績|令和7年度は延べ253件、私立大158名が中心
| 区分 | 令和5・6年度計(2年分) | 令和7年度(令和8年4月1日時点・単年) |
|---|---|---|
| 国公立大学 | 17名 | 13名 |
| 私立大学 | のべ318名 | のべ158名 |
| 大学校 | 12名(1次合格者10名含む) | 12名(理工2名は正式合格) |
| 短期大学・専門学校 | のべ44名 | 短大4名・看護専門5名・医療専門7名・専門学校22名(計38名) |
| 公務員 | のべ39名 | のべ31名 |
| 就職 | (内訳記載なし) | 1名 |
学校公式サイトが公開する「学校概要資料」(令和5・6年度分)によると、山門高校の進路実績は国公立大学17名、私立大学のべ318名、短期大学・専門学校のべ44名、公務員のべ39名、大学校12名(1次合格者10名含む)でした。国公立大学の合格先としては熊本大学・佐賀大学・宮崎大学・大分大学・山口大学・高知大学・熊本県立大学・公立はこだて未来大学・周南公立大学など、私立大学では福岡大学・西南学院大学・久留米大学・中村学園大学・福岡工業大学・九州産業大学・崇城大学・近畿大学・立命館アジア太平洋大学・同志社大学・立命館大学・中央大学・東京農業大学などが挙げられています。
より新しい「令和7年度卒業生 主な合格状況(令和8年4月1日現在・のべ人数)」では、国公立大学13名(熊本大学2名・佐賀大学6名・大分大学2名・鹿児島大学1名・下関市立大学1名・宮崎公立大学1名)、大学校12名(防衛大学校、理工2名は正式合格・人文を含め計12名)、私立大学のべ158名(福岡大学が経済・商・法・スポーツ科学など多学部にわたり最多、西南学院大学・久留米大学・中村学園大学・福岡工業大学・九州産業大学・崇城大学など多数)、短期大学4名、看護専門学校5名、医療専門学校7名、専門学校22名、公務員31名(福岡県庁・みやま市役所・柳川市役所・大牟田市役所・八女市役所・大木町役場・自衛官候補生など)、就職1名という内訳でした。いずれも「のべ人数」であり、1人の生徒が複数の大学等に合格した件数を積み上げた延べ数である点に注意が必要です。
- 国公立大学: 熊本大・佐賀大・大分大など
- 短大・専門学校等: 短大4+看護専門5+医療専門7+専門学校22
- 公務員: 福岡県庁・市役所・自衛官候補生など

のべ人数ってことは、実際に大学へ進学した人数はもっと少ないということですか。

そのとおり。1人が私立大学を何校も受けて複数合格すれば、その分だけのべ人数は増える。実際の進学者数(頭数)は学校公式資料には記載がないから、断定はできないよ。
📚 用語解説
のべ人数:1人の生徒が複数の大学・学部に合格した場合、その合格件数をすべて積み上げて数えた人数です。実際に入学した生徒の人数(頭数)とは一致しません。山門高校の進路実績はいずれも「のべ人数」で公表されています。
推薦選抜が中心の入試を踏まえた進学対策|内申点と文理選択の両立
| 進路の方向性 | 入学後に重視される点 |
|---|---|
| 国公立大学・難関私立大学 | 3年間の評定平均・文理選択の一貫性・小論文や面接での自己表現 |
| 私立大学(学校推薦型・総合型選抜) | 評定平均・出席状況・志望理由書や面接対策 |
| 公務員・専門学校 | 出席状況・面接対策・専門分野への関心を示す活動歴 |
前章までで見たとおり、山門高校は推薦選抜で合格者の大半が決まる一方、卒業生の進路は国公立大学13名から私立大学のべ158名、公務員31名まで幅広く分かれています。学校公式サイトの「学校概要資料」でも、普通科は「一人ひとりの進路目標に応じた文理選択と、習熟度に応じた授業」を掲げており、入学時点で決まる文理選択が、その後の進路実現に直結する構造になっています。
つまり山門高校に入学した後は、「入試の倍率が低かったから安心」ではなく、1年生のうちから文理選択の方向性を意識し、評定平均・出席状況・提出物を積み重ねることが、3年後の進路の選択肢を大きく左右します。理数探究コースの生徒であれば、国際理数・理数ラボで培った探究活動の実績を、総合型選抜の志望理由書や面接でどう言語化するかも重要な準備になります。

理数探究コースの探究活動って、実際の入試でどう評価されるんですか。

学校推薦型・総合型選抜では、活動の内容そのものより「何を考え、何を学んだか」を言語化できるかが評価されやすい。次の章で、この準備をどう進めるかを具体的に見ていこう。
📚 用語解説
学校推薦型選抜:出身高校長の推薦に基づき、主に調査書(評定平均)や小論文・面接で合否を判定する大学入試方式です。山門高校の卒業生も、私立大学を中心にこの方式を利用しているとみられます。
📚 用語解説
総合型選抜:学力試験の得点だけでなく、志望理由書・小論文・面接・活動歴などを通じて生徒の意欲や適性を総合的に評価する大学入試方式です。旧AO入試にあたり、理数探究コースの探究活動歴も材料になり得ます。
山門高校での進学実績は「普通の対策」では届かない
① 断言: 山門高校の入試倍率だけを見て安心していると、卒業後の進学実績で苦しくなります。
② 理由: 山門高校は令和7年度の一般倍率0.16〜0.50倍という入りやすさがある一方、卒業生の進路は私立大学のべ158名を中心に、国公立大学13名・公務員31名まで幅広く分かれています(出典:福岡県教育委員会公式資料・学校公式「学校概要資料」「主な合格状況」)。合格者の大半が推薦選抜で決まる仕組みのもとでは、学力検査の得点力だけを鍛える一般的な受験対策では、評定平均・志望理由書・面接まで問われる進学実績の実現には対応できません。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は評定平均に反映されにくい ③ 週1回では授業がない日の提出物・生活習慣が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは…
山門高校で重視される評定平均や志望理由書・面接対策は、参考書だけでは検証できません。提出物の管理や添削者が不在では、限界①③が特に強く出ます。
映像授業・アプリだけでは…
映像授業は知識のインプットには有効ですが、評定平均に直結する授業態度・提出物の管理や、理数探究コースの探究活動を言語化する添削には向きません(限界①②)。
集団授業の大手予備校でも…
集団授業は同じ内容を全員に届けるため、文理選択や進路が生徒ごとに異なる山門高校生には合いにくい面があります(限界②③)。
一般的な個別指導塾でも…
個別指導でも、日々の提出物や生活習慣まで管理する仕組みがなければ、週1回の授業の間に評定平均を左右する行動が本人任せになります(限界②③)。
④ 結論: だから、山門高校での進学実績を目指すなら、得点力だけでなく評定平均・志望理由書・面接までを1日単位で管理できる伴走が必要です。
鬼管理専門塾の特徴
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
山門高校で重視される評定平均を、教科ごとの提出物・小テストの点数まで数値化し、今日やるべき行動を具体的に指示します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
国公立大学・私立大学・公務員・専門学校など生徒ごとに異なる進路希望に合わせ、山門高校の評定基準に沿った個別の行動プランを設計します。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
評定に直結する提出物・授業態度を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証して、遅れをその週のうちに戻します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
採用率0.6%の専属講師陣が、山門高校の学校推薦型選抜・総合型選抜で問われる志望理由書・面接の添削まで担当します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学校推薦型・総合型選抜から専門学校・公務員試験の対策まで、山門高校生の多様な進路希望に対応する専門コースを展開しています。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
LINEで日々の提出物や面接練習について質問でき、山門高校生と保護者は無料説明会・資料請求で指導内容を確認してから入会を判断できます。
指導の仕組みは鬼管理専門塾の指導方法で確認できます。これまでの指導事例は鬼管理専門塾の合格実績に掲載しています。過去の実績は、山門高校からの進学実績や同じ結果を保証するものではありません。
相談時には、直近の通知表、提出物の状況、志望する進路(国公立・私立・公務員・専門学校)のメモ、模試や小論文の答案があれば準備してください。評定平均の現在地と残り期間を並べると、必要な行動量を具体化できます。
無料説明会では、評定平均をどう管理するか、志望理由書・面接の添削頻度、理数探究コースの探究活動をどう評価に活かすか、料金・契約条件を質問してください。
山門高校での評定平均・志望理由書・面接対策を、無料説明会でご相談いただけます。

無料説明会では、山門高校の生徒に特有の質問もできますか。

もちろん。評定平均の現状や志望する進路を伝えてもらえれば、山門高校の進路傾向に沿って具体的な計画を一緒に整理するよ。
よくある質問
| 質問テーマ | 先に読む章 |
|---|---|
| 学校の特色・コース | 第1〜3章 |
| 倍率・入試結果 | 第4〜5章 |
| 偏差値の目安・近隣校比較 | 第6〜7章 |
| 進路実績・入学後の対策 | 第8〜9章 |
Q. 山門高校はどのような高校ですか?
A. 福岡県みやま市にある県立の全日制課程・普通科高校です。令和7年度時点で創立113周年を迎え、普通科の中に理数探究コースを設置しています(出典:学校公式サイト)。
Q. 山門高校の令和7年度の倍率はどのくらいでしたか?
A. 福岡県教育委員会公式資料によると、普通科は推薦倍率0.96倍・一般倍率0.16倍、理数探究コースは推薦倍率1.33倍・一般倍率0.50倍でした(出典:福岡県教育委員会)。
Q. 山門高校の偏差値はどのくらいですか?
A. 福岡県教育委員会は偏差値を公表していません。今回確認できた民間の情報サイトでは54〜55の範囲で示されています(出典は本文第6章参照)。出典によって差があるため、複数のサイトを確認することをおすすめします。
Q. 山門高校からの大学進学実績はどのくらいですか?
A. 学校公式資料(令和5・6年度計)によると国公立大学17名・私立大学のべ318名でした。より新しい令和7年度単年では国公立大学13名・私立大学のべ158名でした。いずれものべ人数(合格件数の合計)である点に注意してください。
Q. 山門高校はなぜ一般選抜の倍率が低いのですか?
A. 明確な単一の理由は公式資料に記載されていません。ただし合格者の大半が推薦選抜で決まる仕組みのため、一般選抜に残る枠自体が少なく、志願者数も少ない状態が続いています(出典:福岡県教育委員会)。
Q. 理数探究コースと普通科(一般クラス)はどちらを選ぶべきですか?
A. 公式資料には優劣の記載はありません。理数・国際色の強い学びを希望するか、幅広い進路希望に対応する標準的な文理選択を希望するかで、自分の進路目標と照らし合わせて判断することが重要です。
受検年度の福岡県公立高等学校入学者選抜実施要項、山門高校の最新の学校案内、募集定員、志願状況を必ず照合してください。この記事の令和7〜8年度情報を翌年度へそのまま当てはめないでください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映




