【必見】青山学院大学専門塾/予備校が教える「共通テスト倫理」の攻略法

菅澤孝平

青山学院大学専門塾【鬼管理青山学院大学塾】の代表菅澤です。

このページでは、青山学院大学合格に必要な「共通テスト倫理」の傾向や特徴を解説させていただきます。

青山学院大学に合格するには、共通テストの対策もしないといけません。
青山学院大学に合格するための解説を行いますので最後までご覧いただけますと幸いです。

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青山学院大学受験における注意点

菅澤孝平

青山学院大学の入試は大きな変更点がございます。

変更点については、コチラの動画にすべてまとめておりますのでご確認いただけますと幸いです。


青山学院大学専門塾/予備校として、
青山学院大学の全ての情報をまとめております。

共通テスト「倫理」の前提情報

試験時間60分
大問数4問
解答形式マークシート
頻出単元源流思想
菅澤孝平

共通テストの倫理では、センター試験の倫理と比べて「読解力」「思考力」を問う問題が多く出題されています。

センター試験と比べて設問の数は減少したものの、読解力や思考力を問う問題が増えたため、受験生の負担が軽くなったとは言えません。

共通テスト「倫理」の傾向

菅澤孝平

共通テストの倫理の出題形式の傾向は4つあります。
①正誤判定問題

②穴埋め問題
③読解力問題
④読解力+知識問題

一つ一つ見ていきましょう。

正誤判定問題

共通テストに出る正誤判定問題は、選択肢の中から正しいものや正しくないものを1つ選ぶ問題です。各選択肢が正しいのか誤っているのかを慎重に吟味する必要があります。

菅澤孝平

この形式の問題は、共通テストの前身であるセンター試験でも多く出題されていました。


センター試験の倫理では正誤判定問題がメインの出題形式であったため、共通テストの倫理対策にはセンター試験の過去問が使えるということです。

この形式の問題では、出題されやすいポイントがある程度決まっています


つまり、センター試験の過去問を使って丁寧に学習すれば、共通テスト倫理の正誤判定問題で点数を稼げるということです。

菅澤孝平

過去問を使って正誤判定問題の対策をする方法を具体的に紹介します。


まず、センター試験の過去問を入手してください。

過去問には後ほど書き込みをするため、コピーをとったり印刷をしたりしておきましょう。


学校や塾で借りた過去問には直接書き込まないようにしましょう。


問題が準備できたら、時間を測って解いていきます。


この際、答えを見たり参考書を見たりしないで、自力で解くようにしてください。

そうすることで、今の自分の実力がわかるからです。

解き終わったら丸付けをしましょう。

丸付けが終わったら、さきほど用意した問題のコピーを使います。

解答の根拠をこのコピーに書き込む作業をします。

解答解説や参考書を見ながら、各選択肢のどこがどう間違っているかを書き込んでいくのです。

選択肢の間違っているところに線を引いて、正しい記述を自分で書いてみることが大切です。


この作業をする際、オレンジのペンで書き込むと、上から赤いシートをかぶせれば何度も復習することができて勉強の効率が上がりますよ。


完成したら、通学時間などの隙間時間を利用して、書き込んだものを何度も読み返したり何度も解きなおしたりしてください。


そして1か月後などある程度時間をおいてから、何も書き込んでいないまっさらな同じ年度の過去問にもう一度挑戦してください。


そこでできなかったものだけをまた集中的に学習するようにしてください。


これを繰り返すことで、正誤判定問題を解く力は高まっていきます。

②穴埋め問題

知識をもとに穴埋めする出題形式です。このタイプの問題は、知識がなければ解くことが出来ません。

菅澤孝平

共通テストでは読解力や思考力を試す問題が増えたとはいえ、依然として知識問題は出題されています


「新形式になったからもう暗記は必要ない」と誤解しないようにしてください。


知識問題では、授業で習った知識を普段からいかにお手入れしているか、メンテナンスしているかが問われます。


これから、知識のつけ方、お手入れの仕方をみなさんに伝授します。

菅澤孝平

まずは一問一答形式の参考書をご用意ください。

次に、これから取り組む範囲を決めてください。


範囲を決めたら、教科書や参考書を見ないで、かつ一問一答の横に書いてある答えを見ないで、自力で解いてください

解いたら丸付けをします。


間違った問題に印をつけてください


そして、印がついた問題だけを何度も解きなおしてください


通学中やお風呂の中、寝る直前など、少しでも時間を見つけたら取り組むようにしましょう。


模試や入試の直前も、印がついているところだけを復習すれば確実に得点につながります

なぜなら、できないものをできるようにすることだけが、あなたの成績を上げてくれるからです。


「できないもの=印がついた問題」です。

「印がついた問題に繰り返し取り組みましょう」というのが理にかなっていることがわかりましたね。


この記事を読み終わったらすぐにでもこの勉強法を実践してください

③読解力問題

共通テスト倫理では、読解力と思考力さえあれば解けてしまう問題が何問か出題されています。

菅澤孝平

新形式の読解力問題は、国語の現代文の問題と本質は変わりません

設問やリード文に書いてあることを読み取り少し応用すれば答えが出るようになっているのが、共通テスト倫理の読解力問題です。

国語(現代文)が苦手な人はこのタイプの問題は苦手なことが多いはずです。


倫理を受験する人はたいてい国語も受験するため、倫理のために国語を勉強しても損はありません。


国語でも倫理でも読解力は求められますから、受験までに読解力を向上させておく必要があります。

菅澤孝平

国語力を向上させる詳しい方法については国語の記事に譲りますが、ここでは国語の記事に書いていない読解力の上げ方を二つご紹介します。


まず、課題文を読むときは文の構造に着目してください。


文の構造を把握できているということは、その文の「主語」「述語」など、パートごとの役割がわかっているということです。


その文の主語と述語がわかっていなければ、内容を読み取ることが出来ません

これは国語でも英語でもそうです。


文章の主語と述語を意識するだけで国語の成績も英語の成績も上がりますし、共通テスト倫理の読解力問題の正答率も上がります。

二つ目のポイントは、その話者になりきるということです。


その人の考えをいったん全部自分の頭の中に取り込んでしまうイメージです。

そのうえで、その人だったらどう考えるか、思考を追いかける形で問題を解けば正解を導くことが出来ます。

この二つの方法をぜひ試してみてください。


④読解力+知識問題


読解力も知識も同時に必要とする問題が出題されます。読解と知識、どちらか片方だけでは正解が導けないように問題が作られています。

菅澤孝平

読解力と知識、両方を必要とするということは、さきほど②と③で紹介した問題形式の融合版ということです。

つまり、②の対策と③の対策をしていればしっかり正解できるということです。

上の②で紹介した一問一答の利用方法と、③で紹介した読解力の上げ方を参考にしてください。


融合問題だからといって恐れることはありません

融合されている時点で難易度が上がってしまってるため、知識のレベルと読解のレベル、それぞれにおいて融合問題ではそれほど高いものは要求してきません。


そのようにして難易度が調節されているのです。


②よりもより簡単な知識と、③より簡単な読解が出題されており、それが組み合わされているだけですので、過度に恐れることはやめましょう。


むしろ、対策すれば確実に得点できるサービス問題だと思っておくと良いです。

共通テスト「倫理」の攻略法

❶正確なインプット・正確なアウトプット

菅澤孝平

共通テスト倫理の攻略法一つ目は、正確なインプットと正確なアウトプットです。

試験で正解するには、正しいことを正確に覚え、正しく出力する必要があります。


正確にインプットしたことを試験を通して示すためには正確なアウトプットが必要だということです。


つまり、インプットもアウトプットも正確である必要があります

菅澤孝平

では、どのように正確なインプットとアウトプットをすれば良いのか。


自分でできる一番簡単な方法は、一問一答形式の参考書を使うことです。


一問一答形式の参考書の良いところは、やはりその手軽さにあります。


一つ一つの問題文が短く、コンパクトで持ち運びもしやすく、とっつきやすいです。

つまり、一問一答形式の参考書を使わない手はないということです。

具体的な使い方については、上の②穴埋め問題の解説欄で説明しております。


ぜひそちらをご覧ください。

❷自分の言葉で事柄を説明できるように

菅澤孝平

共通テスト倫理の攻略法二つ目は、自分の言葉で事柄を説明できるようにすることです。

これは先ほどの「正確なアウトプット」とも関わってきます。

自分で自分に説明する練習をすることで、正確にアウトプットする練習ができるのです。

「源流思想とは何か?」「ソクラテスとアリストテレスの関係は?」「ソクラテスはどんな考えを持っていた?」

このような問いをたて、自分で自分に説明してみてください。


自分で問いを立てるためには、どこが重要なのか把握しておかければなりません。

自分で問いが立てられない場合は、その範囲の理解が追い付いていないということですから、まずは教科書と一問一答を使ってインプットすることが必要です。

先ほど①「正確なインプット・正確なアウトプット」でも説明した通り、アウトプットするためにはインプットが必要ということですね。


自分で問いを立て、自分で説明することが出来るようになるまで、手を抜かずに学習を続けてください。




この記事を書いた人

Goda Shinnosuke