立教大学専門塾【鬼管理立教大学塾】の代表菅澤です。
このページでは、
立教大学異文化コミュニケーション学部の英語入試問題の傾向や特徴を解説しております。
立教大学に合格するには学部別の対策と同時に、科目別の対策も必要になってきます。
立教大学政治経済学部に合格したい方は「数学」の特徴や傾向を理解したうえで勉強に励みましょう。
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立教大学異文化コミュニケーション学部とは
立教大学異文化コミュニケーション学部についての情報は別途コチラに記載しております。
立教大学異文化コミュニケーション学部を知りたい方はコチラより閲覧してください。
立教大学異文化コミュニケーション学部「数学」の前提情報
試験時間 | 60分 |
大問数 | 3問 |
解答形式 | 空欄補充と記述式 |
頻出単元 | 微分・積分 |
数学の科目は私立大学入試であっても空欄補充式であるだけでなく、記述を要求する問題がほとんどです。ですが、そのこともあって、数学は他の科目と比べて、問題数自体は他の科目より、少ない傾向にあります。
数学は他の科目と異なり、自分の点数が安定しにくい科目になります。基礎をかなりのレベルで定着させていない限り、数学の点数は上下するものとなるでしょう。
その原因の一つとして、問題数の少なさにあります。数学は問題数が少ないので、1つあたりの問題に対する得点が上がるので一問簡単なミスをするだけで周りとかなりの差を生んでしまいます。だから、基本的なミスをなくすことが合格へ結びつきます。また、数学は平均点が低いので高い点数が取れれば、他科目との得点調整によって、より、高い点数が算出され、周りをリードできます。数学は他の科目より一問の重さが重い科目であると言えるでしょう。
立教大学異文化コミュニケーション学部の数学は試験時間が60分と短く、それに対して問題数は3問と大問一つあたり、20分かけられるので、共通テストより長い時間を一問にかけることができます。だから、少し慎重に考える時間があります。
立教大学異文化コミュニケーション学部「数学」の傾向
それでは、立教大学異文化コミュニケーション学部の数学の傾向を見ていきましょう。
立教大学異文化コミュニケーション学部の数学の問題は、大きく分けて2つの問題が存在します。
❶小問集合(大問1)
❷大問構成(大問2、3)
以下の問題が存在します。
■小問集合(大問1)
例:
小問集合とは、さまざまな分野から出題される問題のことです。
大問1では様々な分野から出題される小問集合の問題が出題されます。小問集合での問題は簡単な問題が出題され、レベルで言えば、青チャートのレベル1〜3の問題が多いです。
また、基礎問題精講を一冊やり終えている人であれば、十分に対応可能な問題ばかりでしょう。レベル感で言えば上記の通りですが、やや問題が捻られており、基礎問題精講や青チャートなどの例題通りには行かないかもしれません。
ですが、捻られていたとしても、せいぜいセンター試験レベルです。だからこの小問集合では満点を狙うことが必須でしょう。
立教大学の受験者であれば、一問も落とすことはできないような問題です。ですが、青チャートや基礎問題精講を理解していると感じている人でも、解けなかったという人はいるでしょう。
その場合、問題から方針を立てるための言い換える力や、問題に対する着眼点、上記のレベルの問題に対する理解力が足りないということになります。自分が取り組んできた青チャートや基礎問題精講レベルの参考書を一度振り返り、問題をただ解くだけでなく、どの部分に着目したか、どの部分をどう数式に言い換えたか、また、その問題での定石はなんなのか、ということまで考えてみましょう。それができないようであれば、青チャートや基礎問題精講レベルの参考書への理解力が十分でない、ということになります。
もしそれができているのにもかかわらず、小問集合が解けないのであれば、センター試験レベルでの、言い換える力、着眼点が足りないということになります。センター試験は青チャート、基礎問題精講をやや捻ったように感じる問題が多く、この小問集合に似ているからです。
こういった人はセンター試験の問題を類題として解いてみることをお勧めします。また、共通テストの問題はこの小問集合を解けるようになるにあたってはあまりお勧めできません。共通テストの問題と小問集合はあまり似ていないからです。
1月2月になり、過去問演習をする際に、小問集合で満点が取れず、焦って青チャートのレベル4〜5や一対一対応の数学など標準レベルの参考書をやり始める人がいるかも知れませんが、焦らず、簡単な参考書に戻ることをお勧めします。
どうしても今まで解いてきた参考書に戻りたくない場合、大学への数学シリーズの入試数学の基礎徹底という参考書をお勧めします。演習の部分でなく整理という部分に公式が問題の定石と一緒にまとめられており、息抜きとしてその部分を読むだけでも、解法や公式を整理することができます。
■大問構成(大問2)
例:
大問構成とは大問一つで同じテーマの問題を解く方式のことです。立教大学異文化コミュニケーション学部では、大問2から、記述が最後に含まれます。
大問2では初めて一つのテーマについての問題を解きます。難易度としては、青チャートのレベル3〜4ほどで基礎問題精講よりやや難しいレベルとなります。問題としては捻りは全くなく、誘導がついているので、これに乗って解いていくことで解くことができるでしょう。
その意味では小問集合より簡単に感じる人もいるかも知れません。この問題は数学が得意な人であるならば満点、数学があまり得意でないならば8割は取りたいところです。
大問2以降で問題を解くことができない人の原因は二つの可能性があります。まず、一つ目はそもそもこういった問題を解くための理解度が足りていない可能性です。
これは大問1でも同じことが言えますが、基礎問題精講や青チャートのレベル1〜3くらいの問題への理解力が足りていなければ、問題を解くことは不可能です。一回見直してみましょう。
二つ目の可能性として、解法への理解が足りていないことにあります。解法への理解というのは解法をただ丸暗記するのではなく、様々な問題に対応させるように解法を覚えることです。
つまり、問題のどの部分に着目することで、その問題を言い換えることができるかということ、その解法の定石はなぜその問題に有効であるのか、ということを覚える、ということです。これが足りておらず、問題を解くことができない可能性があります。
■大問構成(大問3)
例:
大問2と同様の大問構成で、同じ一つのテーマに沿って問題を解く方式です。前半は解答のみを答える方式ですが、後半から記述式になります。
大問2以降の頻出分野は微分、積分です。微分積分は苦手とする人が多く、公式を丸覚えしてしまう人が多いのですが、そういった対処では表面的な理解すらままならず、問題を解くことができません。だから、体系的に微分積分の基礎を理解する必要があります。しっかりと理解できていない人は、まず微分、積分がなんなのか、ということから勉強し直しましょう。
立教大学異文化コミュニケーション学部「数学」の攻略法
続いて、立教大学異文化コミュニケーション学部の数学の攻略法を記します。
ここに該当してない場合、合格は厳しいです。
しかし、これらに該当している場合は合格の可能性が高いと言っていいでしょう。
❶日本語を瞬時に数式に言い換える
立教大学異文化コミュニケーション学部数学攻略法1つ目、「問題から必要な情報を捉え数式に置き換える」ことです。
公式への理解を深めた受験生にとって、必要な要素です。問題の方針を立てる際に、問題のどこに着眼するか、どこを数式に言い換えられるのか、ということを考える力を身につけることで、日本語を瞬時に数式に言い換える、ということができるようになります。
こういったことは参考書の解法への理解を深めていくことで培われていくものです。今まで使った参考書でも、新しく使う参考書でも、塾でもらったテキストでも構わないので、それに掲載されている解法を一つずつ暗記しましょう。ただ単なる解法暗記とは異なり、問題のどこに着眼すると解けるのか、問題のどの部分を数式に置き換えたのか、ということを暗記することで初めて掲載された解法を暗記できたと言えます。これを繰り返してくことによって、どんな問題でも必要な情報を読み取り数式に置き換える、つまり、日本語を瞬時に数式に置き換える、ということが可能になります。
❷計算間違いを最小限に抑える
立教大学異文化コミュニケーション学部数学攻略法2つ目、「計算ミスをできるだけなくす」ということです。立教大学異文化コミュニケーション学部の数学は他の科目と比べて問題数が少ないです。だから、問題一つの配点がとても高いです。単純な計算ミスで問題を落としてしまうと、他の受験者に大きな遅れをとってしまいます。
他の科目で一問落としてしまうのとは訳が違います。また、小問集合で計算ミスをしてしまうのは、まだ問題があまりありませんが、大問構成でそれをしてしまうと致命的なミスになります。一回計算ミスをして数値がずれてしまうと、それ以降も数値がずれてしまうので、せっかく解ける問題であったとしても全て間違ってしまうので、他の受験生に大きな差をつけられてしまいます。だから、必ず計算ミスはなくすようにしましょう。
計算ミスをなくす方法としては、普段の問題演習でも計算ミスをしてしまったら、最初から解き直すことをしてみましょう。計算ミスにも意外と自分の癖が存在しており、自分がどのような時に計算ミスをしやすい気付くことができます。そうすれば、自分が問題を解いている時に、その部分だけ、いつもより注意して問題を解くことができるようになります。また、それだけでなく、自分が計算を行ったら毎回、その前の行と見比べてみることが計算ミスを防ぎます。これも、問題演習時に毎回行うことで癖づいて一ヶ月ほどで無意識で行えるようになるだけでなく、その確認に要する時間もかなり短くなるので普段から癖づけるように行いましょう。
❸素早く計算する
立教大学異文化コミュニケーション学部数学攻略法3つ目、「早い計算を行う」ということです。立教大学異文化コミュニケーション学部の数学は大問一つあたり、20分使えるので標準的な時間設定であり、時間が足りなくなってしまうということは特にありません。
ですが、それは悠長に計算することができる、というわけではありません。計算している時間は問題を考える時間や、問題を見直す時間を減らします。悠長に計算をしていれば、問題に詰まった時や見直すための時間がなくなり、精神的にも余裕が持てません。
精神的に余裕がないと、それが焦りにつながり、問題を正確にみることができなくなり、詰まってしまいます。こういった悪循環も計算が遅いと生み出されてしまうものです。自分が問題を解くのが遅い、と感じている人はぜひ、計算が遅くないか確認してみるといいでしょう。計算が遅いと思った場合、「合格る計算」という参考書があり、ここで掲載されている計算方法を取り入れてみることをお勧めします。自分が問題を解いている時に遠回りな計算を行なっている可能性が高いです。これを参考にしてみましょう。