
青山学院大学専門塾【鬼管理青山学院大学塾】の代表菅澤です。
このページでは、青山学院大学合格に必要な「共通テスト国語」の傾向や特徴を解説させていただきます。
青山学院大学に合格するには、共通テストのための対策もしないといけません。
青山学院大学に合格するための解説を行いますので最後までご覧いただけますと幸いです。
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目次
青山学院大学受験における注意点

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共通テスト「国語」の前提情報
| 試験時間 | 90分 |
| 大問数 | 5題 |
| 解答形式 | マークシート |
| 配点 | 200点満点(第1問45点・第2問45点・第3問20点・第4問45点・第5問45点) |
| 大問構成 | 第1問:論理的な文章/第2問:文学的な文章/第3問:実用的な文章(新設)/第4問:古文/第5問:漢文 |
| 頻出単元 | 論理的な文章、文学的な文章、実用的な文章、古文、漢文 |

共通テストの国語は時間との勝負です。日ごろから時間を測って問題演習をして、時間制限に慣れておきましょう。青山学院大学合格レベルの受験生は9割近く得点してくるでしょう。高得点を目指すためには、大問ごとに事前に時間配分を決めておくことが大切です。90分で5つの大問(論理的な文章・文学的な文章・実用的な文章・古文・漢文)を解くため、単純計算では1大問あたり18分が目安になります。
共通テストは令和7年度から新課程に対応し、大問が4つから5つに増え、複数の資料や文章を組み合わせた出題が中心になっています。過去問演習は、新課程に対応した共通テスト自体の過去問(令和7年度以降)を中心に進めるのが最も効果的です。求められている能力の本質はそれほど変わっていませんので、旧課程時代のセンター試験の過去問も、読解力・文法知識を鍛える素材として引き続き活用できます。
共通テスト「国語」の傾向


それでは、青山学院大学大学共通テスト「国語」の特徴・傾向を見ておきましょう。

共通テストの問題は大きく分けて3種類あります。
①知識問題
②言い換え問題
③ダブルパッセージ問題
各問題形式の特徴を一つずつ見ていきましょう。
①知識問題

共通テストの国語では、各大問で知識問題が出題されます。

これまでのセンター試験でも知識問題はどの大問でも出題されてきました。やはり過去問(共通テスト・センター試験のいずれも)を解いておくことは決して無駄にはなりません。
第1問(論理的な文章)では漢字問題、第2問(文学的な文章)では語句問題、第4問(古文)では語句解釈の問題、第5問(漢文)では同義の漢字問題と語句の解釈問題が出題される傾向にあります。新設された第3問(実用的な文章)は、資料の読み取りや構成・記述力を問う設問が中心で、漢字・語句の知識を単独で問う設問は見られません。

大問1の漢字問題に関しては、漢字の問題集を1冊やっておくことが良い対策になるでしょう。漢字は大学の個別試験でも出題されますから、共通テストだけではなく個別試験の対策にもなります。
「共通テストはマークシートだから漢字は書けなくてもいいや」と思っていると痛い目にあいます。日ごろからしっかり書き取りの練習をして、正しい漢字を覚えられるようにしましょう。
大問2の語句問題に関しては、知らない言葉が出てきたら辞書を引く癖をつけておくことが良い対策になります。学校や家で解いた問題や普段読んでいる本の中でわからない言葉が出てきたら、すぐに調べましょう。電子辞書で調べても良いですし、スマートフォンで調べても良いでしょう。調べた言葉の意味はノートにまとめておいてください。
「知らない言葉」を「知っている言葉」に変えてしまうこと。これが手っ取り早く得点力を上げる方法なのです。
大問4(古文)に登場する語句解釈の問題では、古文単語の知識が問われます。古文単語帳は一冊完璧にしておきましょう。それに加えて、助動詞の知識が問われることがあります。例えば、「この助動詞が出てきたら、どういう訳になる?」と質問された時、答えを数パターン作ることが出来ますか?一つの助動詞に複数意味が存在するものもあり、そういうものほど出題者は狙いやすいです。
「意味を一つ覚えたからいいや」という姿勢では本番で高得点をとることはできません。古典文法は完璧にマスターしておきましょう。
大問5(漢文)では同じ意味の漢字が出題されますが、この問題では同じ読み方の漢字を選ぶことで正解を導くこともできます。日ごろの漢文学習では、漢字の読み方に気を配ることが有効です。
同じく大問5で出題される語句の解釈の問題では、古文と同様に、漢字の知識だけでなく句法・文法の理解が問われます。返り点と書き下し文の対応や、句法の意味・用法は繰り返し出題される定番の単元です。奇をてらった問題は出ませんから、基礎的な文法事項をこぼさず定着させておくことが必要です。
②言い換え問題

「~とはどういうことか?」「~とはどういう気持ちか?」といった問題は頻出です。ここでは、この形式を「言い換え問題」と呼んで説明していきます。

この問題形式は共通テストで例年複数の大問にわたって出題される定番の形式です。ぜひ慣れておきましょう。この形式はセンター試験でも頻出でした。「共通テスト対策でセンター試験の過去問を解いても意味がない!」なんてことはないので、そんな甘い言葉に騙されないようにしましょう。
言い換え問題では、必ず本文から根拠を探すようにしましょう。
共通テストのような全国的に行われる大きな大学受験レベルのテストでは特に、本文に書いてある通りのことを質問してきます。それは人によって正解が異なるような主観的なテストの結果をもとに順位をつけて受験生の人生が左右されることが許されないためです。共通テストでは必ず本文に客観的な根拠がありますから、それを落ち着いて探していけばいいのです。
根拠となる部分を本文から見つけることができたら、該当箇所に線を引いたりして印をおつけておきましょう。この個所をさらに細かい「部分」に分けて、一つ一つの選択肢と照らし合わせていきます。

5個の選択肢のうち、明らかに正解でないものは3個用意されています。だから最後の2択で迷うのは当然のことです。わざと迷うような選択肢を作ってあるからです。
ですから、「この2択がどっちかわからない!」と思っても、焦らないでください。受験生みんながそう思っているから大丈夫です。
焦らず落ち着いて、ひとつずつ本文の該当箇所と照らし合わせていけば、正解を導くことが出来ます。
③ダブルパッセージ問題

2つの課題文を読んで問題に答えるタイプの問題を、ここでは「ダブルパッセージ問題」と呼んで解説していきます。

センター試験には存在しなかった形式が共通テストでは出題されています。それが「ダブルパッセージ問題」(複数の文章・資料を組み合わせた出題)です。
新課程に移行した令和7年度・令和8年度の本試験では、新設の第3問(実用的な文章)で複数の資料を比較・関連づけて読み解く出題が2年連続で中心となっているほか、第4問(古文)や第5問(漢文)でも、本文に加えて関連する別の文章・資料を提示し比較させる出題が見られます。複数資料を扱う出題は、新課程の共通テストで定着した傾向といえます。
共通テストの英語は民間の英語試験に影響されているとよく言われていますが、私はこの国語からもそのような印象を受けます。なぜならダブルパッセージはTOEICで毎回出題される形式だからです。(注意:受験生の皆さんにTOEICを勉強しろとは言いません。TOEICをやる時間があるならセンター試験の過去問を解いてほしいです)
「1つの問題につき2つも課題文がある」と聞くと身構えてしまう受験生も多いでしょう。でも大丈夫。本質は通常の問題を解くときと変わりません。
1つの問題につき1つの課題文がある従来型の問題形式とまったく同じ解き方で、ダブルパッセージ問題を解くことが出来ます。「新形式だ!」とあおってくる周りの人たちに騙されてはいけません。

ダブルパッセージ問題を解く秘訣は、平常心でいることです。本番でダブルパッセージ問題が出てきても、「なんだ。2つ文章を読めばよいだけじゃないか」という軽い気持ちで解き進めていってください。課題文から根拠を探すことが出来れば、従来の問題と同じように解くことが出来るはずです。
④実用的な文章(第3問)
令和7年度から新設された第3問(実用的な文章、配点20点)は、複数の資料・図表を読み取り、レポートや意見文の構成・記述を考える設問が中心です。

第3問は新課程の共通テストで新しく追加された大問です。令和7年度は「本をデジタル機器で読むこと」をテーマに、学校図書館の読書調査や読解力に関する調査結果、新聞記事など複数の資料を読み比べてレポートの構成案を検討する問題が出題されました。令和8年度は絵本と大人向けの本を読み比べ、絵本に用いられている工夫について自分の意見を書くという学習場面が出題されています。
2年続けて、①複数の資料それぞれから読み取れることを整理する力、②資料同士を比較・関連づける力、③読み取った内容をもとに文章の構成や下書きを検討する力、の3つが問われています。これまでの「論理的な文章・文学的な文章」のような読解中心の対策だけでなく、複数の資料を横断的に読み比べる練習と、文章を書く・推敲するという言語活動そのものに慣れておくことが対策になります。
青山学院大学国語の攻略法

【現代文編】共通テスト(第1問・第2問・第3問)

ここから紹介する読解の基本は、第1問(論理的な文章)・第2問(文学的な文章)に共通する土台です。第3問(実用的な文章)でも、資料を正確に読み取る力は同様に必要になりますので、まずはこの基本を固めましょう。
❶1文を徹底的に読み理解すること→漢字・現代文単語・助詞・助動詞の理解

一つの文章を徹底的に「読解」「解釈」する練習をしておきましょう。
用意するのは、現代文の問題集か過去問。まずは時間を測って問題を解いてみてください。その後丸付けをしてください。そしてここからが本当の勉強のスタートです。
「この文章の中に知らない単語はないか?」「本当にこの中のすべての表現を知っていたか?」「文法的に理解できているか?」
一つ一つ自分に問いかけながら一文一文をもう一度読んでみてください。すると、知らない単語や表現などが出てくる文に出会うと思います。そこで知らなかった単語や表現の意味を調べ、ノートにメモしておいてください。そして通学中にそのノートを見て何度も復習するようにしてください。
この過程で「知らない単語や表現が多すぎる!」と思った人は、現代文の単語帳に着手することをお勧めします。評論用語のキーワード集のキーワード集が書店に並んでおりますので、自分の気に入るものを使ってみてください。一冊完璧にするとかなり現代文の成績が上がってくるはずです。
❷1文と1文との関係性を把握すること

問題を解けば解くほど成績が上がるはず。そう思っていませんか?それは危険な考え方です。
問題をたくさん解くことよりも大切なことがあります。それは、一つの問題にじっくり取り組むことです。
現代文に出題されるような文章は、良い文章が多いです。論理構成がしっかりしているものばかりです。そのような良質な文章を何度も読み込むことは、現代文の成績を上げる一助となるでしょう。
「何度も読み込む」とは言っても、ただ漫然と読み返すだけでは合格に近づけません。合格に近づくためには、文章の論理構成をつかむことが大切です。そのためには、まず接続詞に着目しましょう。
「だから」「たとえば」のような接続詞は、文章の役割を読み手に教えてくれます。各文章が「どんな役割をもっているのか?」ということを意識して読解してください。
例えば、「だから」の付近には因果関係や理由が書いてあるはずです。「たとえば」の後には具体例が書いてあるはずです。
各文の役割を考えながら文章全体の論理構成をつかんでください。
❸本文全体が要約できること

ここまでのアドバイスを実践してくれた方は、文章の「部分」を見る力がかなりついてきたと思います。「部分」を見る力を鍛えた後は、「全体」を見る力を養わなくてはなりません。
文章に出てくる単語や表現の意味をすべて理解し、論理構成をおさえた上で、次は文章全体の意味を理解できているかチェックしてください。全体の意味が理解できているかをはかるためには、要約が有効です。
うまく要約ができるということは文章をしっかり理解する力があるということですから、要約ができたか否かで自分の理解度をはかることができるのです。
まずは原稿用紙か方眼紙を用意し、自分が書いた文字数がすぐに分かる状態を作ってください。そこに自分で考えた要約を書いていきます。ポイントは、「100字で書くぞ」「200字で書くぞ」というのを先に決めてから書き始めることです。
要約をするためには、本文から重要な箇所を探し出す必要があります。先ほどアドバイスしたように接続詞に注目して、大切なことが簡潔に述べられている箇所を探してみてください。
基本的に、要約に具体例を書いてはいけません。正確に言うと、いけなくはないですが、具体例を書いているとほかの大事なことが制限時数内に入りきらなくなってしまいます。ですから、ポイントは、抽象的なところを選ぶということです。
できあがった要約は、必ず信頼できるほかの人に見せるようにしましょう。周りに要約を見てくれる先生がいない場合は、もともと要約がついている現代文の問題集を買っておくのも手です。
とにかく、書きっぱなしにしないことが大切です。
先生に添削してもらった後は、今後どのように読んでいけばうまく要約ができるのかを自分で考えて、それを実行してください。
【古文・漢文編】共通テスト(第4問・第5問)
❶1文を徹底的に理解・把握すること→単語・文法・構文を把握する必要

現代文でも同じアドバイスをしましたが、古文・漢文ではこれがより重要になってきます。なぜなら、古文・漢文は現代の我々からみて外国語だからです。
例えば、英語の長文を読むときに単語や文法を知らなかったら、全く読めませんよね?古文・漢文でも、単語や文法を知らなければ英語と同じことが起こってしまうのです。
試験に出やすい単語、試験に出やすい文法というのはある程度決まっていますから、問題集や過去問で出てきた単語はすべて重要単語だと思って暗記を進めてください。
❷主語を把握できていること

特に古文では、主語の省略が起こります。誰が話しているか分からなければ話についていけなくなってしまって、問題は解けませんよね。
「今しゃべっている人が誰なのか?」「今動いているのは誰なのか?」
これを常に問いかけながら古文を読んでいきましょう。
主語が誰なのか把握するためには、敬語をマスターしておけば大丈夫です。例えば謙譲語が使われていた場合には、動作主が下の身分で相手が上の身分ということになりますから、登場人物の中で身分が低い人が主語になっている、というふうに推測することができます。
結局文法が大事だということです。
漢文では主語の省略が少ないですが、誰が何をしているのかおさえておくことは古文と同様に非常に重要です。
漢文は漢字の羅列で、パッと見てどこからどこまでが人物名なのか分かりにくいです。そこでおすすめなのが、人物名に印をつけることです。
例えば、「孔子には〇をつける、弟子の夏には△をつける」と決めてしまってください。人物ごとに印を変えるだけで、主語が誰から誰に移り変わったのか簡単におさえることができるようになりますよ。
❸精読し、音読し血肉にすること

これまでお伝えしたアドバイスは精読のためのものでした。精読とはじっくり読むことです。
精読ができたら、つぎは音読をしましょう。音読とは声に出して読むことです。音読をすると、読解スピードがとても速くなります。
なぜでしょうか。それは、人間は音読より速いスピードで黙読することはできないからです。音読を高速でできるようになれば、試験本番での黙読はそれよりさらに速いスピードでできるようになります。
また、繰り返し音読することで、黙読していた時と比べて暗記がはかどります。音読すれば、古文独特の敬語表現や漢文独特の漢字の読み方を頭に刷り込むことができるのです。
ですから、音読は繰り返しやるようにしてください。まずは一つの文章につき30回を目安にやってみてくださいね。
今日やって今日効果が出るものではありませんが、一か月二か月と継続するうちに自身の成長を感じることができると思います。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





