「総合型選抜ってAO入試と何が違うの?」「スケジュールはいつ頃?一般選抜と並行して対策できる?」「自分は総合型選抜に向いているか、どう判断すればいい?」——これらは総合型選抜を検討する高校生・保護者からよく受ける質問です。この記事では、総合型選抜の定義・仕組み・主な選考方法・年間スケジュール・一般選抜との違い・2025年度の最新データまで、文部科学省の公表情報と河合塾Kei-Net等の信頼できる情報源をもとに整理します。総合型選抜の「入口」を正確に理解することが、効果的な対策の第一歩です。

先生、総合型選抜って昔のAO入試のことですよね?名前が変わっただけで中身は同じなんですか?

名称だけが変わったわけではないんだ。2021年の大学入試改革で「基礎学力の確認」が要件として加わるなど、制度の中身も整理された。「意欲さえあれば学力不問で受けられるAO入試」というイメージは、制度上は解消されている。まず定義と仕組みから見ていこう。
目次
総合型選抜とは何か|アドミッション・ポリシーを軸にした多面的評価
総合型選抜とは、各大学が定める「アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)」に合致する学生を、学力試験の点数だけではなく、出願書類・面接・小論文などを通じた多面的な評価で選抜する入試方式です。2021年度入試から、それまで「AO入試(アドミッション・オフィス入試)」と呼ばれていたものが「総合型選抜」に名称変更されました(出典:文部科学省、2021年度大学入試改革)。
📚 用語解説
アドミッション・ポリシー(AP):各大学・学部が定める「どんな学生に入学してほしいか」を示した入学者受け入れ方針。総合型選抜はこのAPに基づいて「大学が出会いたい学生像」を評価する仕組みになっており、APに沿った志望理由・実績・意欲を示せるかどうかが合否に直結する。
総合型選抜が一般選抜と根本的に異なるのは、「何を評価するか」という評価軸です。一般選抜では入試当日の学力試験の点数が合否の中心ですが、総合型選抜では「この大学で何を学びたいか」「大学の求める人物像と一致しているか」「実績・活動歴はあるか」「学力の基礎はあるか」を複合的に評価します。大学側が「出会いたい学生」を主体的に選ぶ入試、と理解するのが最も近い表現です。
📚 用語解説
総合型選抜:2021年度入試から導入された入試区分の名称。旧称はAO入試(アドミッション・オフィス入試)。各大学のアドミッション・ポリシーに合った学生を、書類・面接・小論文等の多面的な評価で選抜する。一般選抜と異なり、主に9月〜11月が出願・選考期間となり、年内に合格が決まるケースが多い。
2021年の大学入試改革では、名称変更とあわせて「基礎学力の確認」を総合型選抜の実施要件として位置づけました。具体的には、学力検査・小論文・プレゼンテーション・各種検定(英検等)・入学後の学習に必要な能力を把握できる手段を、各大学が少なくとも1つ組み込むことが求められるようになりました。これにより「意欲だけで受かる」という旧AO入試のイメージは、制度上は解消されています。ただし具体的な実施方法は各大学・学部に委ねられているため、選考の組み合わせや難易度は大学によって大きく異なります。
| 項目 | AO入試(旧称・〜2020年度) | 総合型選抜(2021年度〜) |
|---|---|---|
| 名称 | AO入試(アドミッション・オフィス入試) | 総合型選抜 |
| 基礎学力の確認 | 必須要件なし(各大学に任意) | 大学が少なくとも1手段を導入する要件あり |
| 出願条件 | 浪人生を対象外にする大学も多かった | 大学によって現役・浪人ともに対象 |
| 合格発表時期 | 年内(10月〜12月)が多い | 変わらず年内(11月〜2月)が多い(国公立は2月11日まで) |

「基礎学力の確認」が必須になったって、具体的にどんなことをするんですか?

学力検査を実施する大学もあれば、小論文や英検のスコアで確認する大学もある。実施方法は各大学に委ねられているから、志望校が総合型選抜でどの方法を使うかは、出願要項を必ず確認することが前提になるよ。次のセクションで選考方法の詳細を見ていこう。
総合型選抜の主な選考方法|書類審査・面接・小論文・英語資格の4本柱
総合型選抜の選考方法は、大学・学部によって組み合わせが異なりますが、実施されることが多い4つの柱があります。志望校の選考方法を出願前に必ず確認し、それぞれの対策に必要な準備期間の見積もりを立てることが重要です。
| 選考方法 | 内容 | 準備の目安期間 | 評価されるポイント |
|---|---|---|---|
| 書類審査(志望理由書・エントリーシート等) | 学部への志望理由・自己PR・実績・将来の目標等を記述した書類を提出する | 4〜8週間 | APとの一致度・論理性・具体性・大学固有の要素 |
| 面接 | 個人面接・集団面接・プレゼン面接など形式は多様。口頭で志望動機・学修計画・実績を説明する | 2〜4週間 | 表現力・論理的思考力・志望の本気度・大学への理解 |
| 小論文 | 与えられたテーマや課題文に対して自分の意見・論述を記述する。時事問題・専門分野テーマが多い | 4〜8週間 | 論理展開・課題把握力・知識の深さ・表現力 |
| 英語資格試験(英検・TOEFL・IELTS等) | 英検2級〜準1級、TOEFL iBT・IELTS等のスコアを出願条件または加点に利用する大学が増加 | 3〜6ヶ月以上 | 英語4技能の運用能力(大学・学部の求める水準次第) |
4つの選考方法の中で、最も早期から準備が必要なのが英語資格試験です。英検準1級やTOEFL iBT 80点以上のスコアが出願要件・加点対象になっている大学・学部では、高校2年生のうちからスコア取得に向けた対策を始めておく必要があります。英語資格を持っていない段階で総合型選抜を志望し始めた場合、最優先で英語資格の取得計画を立てることが重要です。

英語資格試験のスコアが出願条件になっている大学って、どれくらいあるんですか?

私立大では英検2級以上を「出願資格」として設定しているところや、TOEFL・IELTSスコアを「加点」に使う大学が増えているよ。大学ごとに条件が違うから、出願要項で必ず確認が必要。英語資格対策は総合型選抜のエントリーシートの書き方と例文の準備と並行して早めに始めることを勧めるよ。
書類審査(志望理由書・エントリーシート)は、選考全体の「土台」になる要素です。どれだけ面接でうまく話せても、書類に論理の一貫性がなければ一次通過できません。特に「大学固有の要素を盛り込む」「抽象的な表現を避ける」「アドミッション・ポリシーとの一致を示す」という3点が合否に直結します。自己推薦書・志望理由書の書き方の詳細は自己推薦書の書き方・例文|総合型選抜でも解説しています。
書類・面接・小論文は一度の選考の中で相互に連動して評価されます。書類に書いた実績を面接で深掘りされたり、小論文で展開した論旨と面接での発言の一貫性を見られたりするため、バラバラに対策するのではなく「自分のストーリー」を軸にした一貫した準備が効果的です。
総合型選抜の年間スケジュール|出願から合格発表までの流れ
総合型選抜の最大の特徴のひとつが「年内に合否が決まることが多い」という点です。一般選抜(共通テスト1月・二次試験2〜3月)より大幅に早いスケジュールで進みます。私立大学と国公立大学でスケジュールが異なるため、それぞれ確認しておきましょう。
| 項目 | 私立大学 | 国公立大学 |
|---|---|---|
| 出願開始 | 8月〜9月(大学によって異なる) | 9月1日以降(文部科学省の指針) |
| 一次選考 | 9〜10月(書類審査) | 9〜10月(書類審査) |
| 二次選考 | 10〜11月(面接・小論文等) | 10月〜(面接・口頭試問等) |
| 合格発表 | 11〜12月が中心(年内合格が多い) | 11月以降・2月11日までに発表 |
| 特徴 | 大学ごとに実施方法・時期が大きく異なる | 文部科学省の指針に沿ったルールがある |
国公立大学の総合型選抜では、文部科学省の指針により「出願は9月1日以降」「合格発表は2月11日まで」というルールが設けられています(出典:文部科学省「総合型選抜の出願時期や合格発表時期について」)。これにより、国公立大学の総合型選抜に合格しても一般選抜の二次試験(2〜3月)まで保留にして受験を続けることが制度上可能です。
📚 用語解説
出願書類の提出期限:総合型選抜の出願期限は大学・学部によって8月〜10月と大きく幅がある。志望校の出願要項は前年度の参考情報としてチェックし、当年度版が公開された段階で必ず再確認すること。出願書類は郵送のみで受け付けている大学も多く、締め切り当日消印有効か必着かによって準備日程が変わる。

私立大は8月から出願が始まる大学もあるんですね。夏休み前後には書類が完成していないといけないんですね。

そのとおり。早稲田・慶應等の有名私立を狙う場合、高3の夏休み前後には書類を完成させている必要がある。「夏休み明けから総合型も考えよう」では間に合わないケースが多い。志望校が決まった段階でスケジュールを逆算し、いつまでに何を準備するかを具体的に計画することが大前提だ。
総合型選抜と一般選抜の違い|評価軸・倍率・向いている人を比較する
総合型選抜と一般選抜は「どちらが有利か」ではなく、「自分の強みをどちらでより発揮できるか」で選ぶものです。評価軸・倍率・対策の性質の3つの視点で違いを整理します。
| 比較項目 | 総合型選抜 | 一般選抜 |
|---|---|---|
| 評価の中心 | AP合致度・多面的評価(書類・面接・小論文等) | 入試当日の学力試験の得点 |
| 合否決定のタイミング | 年内(11月〜2月)が多い | 2〜3月(共通テスト後の2次試験後) |
| 倍率の目安 | 国公立平均3〜5倍、私立2〜10倍以上と大きな幅 | 大学・学部・方式によって異なる |
| 対策の開始時期 | 高2〜高3の春(4〜6月)が実質的な準備スタート | 高3の春以降から本格化しても対応可 |
| 実績・活動歴の活用 | 部活・課外活動・研究実績がプラス評価される | 基本的に学力試験の点数のみ評価 |
| 当日のプレッシャー | 面接・小論文・発表等があり複数日程に及ぶことも | 試験当日一発勝負の要素が強い |
上図のマトリクスで考えると、総合型選抜が有利に働くのは「志望・実績が明確でAPと一致している」かつ「学力試験だけでは志望校の合格点に届きにくい」という状況です。一方で「学力試験が得意で志望も明確」という場合は、一般選抜と並行して総合型選抜も受けることで合格のチャンスを広げることができます。

倍率が2〜10倍と差が大きいのが気になります。総合型選抜は狙い目な大学とそうでない大学があるんですか?

そのとおり。同じ大学でも学部によって倍率は大きく変わるし、志願者が少ない学部では倍率1〜2倍という穴場もある。逆に有名私大の人気学部では10倍以上になることも珍しくない。倍率の数字だけでなく「その大学・学部のAPに自分の志望・実績がどれだけ合致しているか」が合否を左右するから、倍率が低い=楽に受かる、とは限らないよ。
総合型選抜は年内に合否が出るため、万が一不合格だった場合に備えて一般選抜の対策も並行して進めておくことが基本戦略です。総合型の準備に集中しすぎて一般選抜の学力対策が遅れる「共倒れ」が最もリスクの高いパターンです。総合型選抜を志望する場合でも、1日単位の学習管理を軸に両立スケジュールを設計することが重要です(「鬼管理」とは参照)。
📚 用語解説
学校推薦型選抜との違い:学校推薦型選抜は「高校長からの推薦書」が必要で、出願できる大学・学部に制限がある(指定校推薦は特に)。総合型選抜は高校長の推薦書が不要で、受験生自身が主体的に出願できる。また学校推薦型は評定平均(内申点)の基準が設けられているケースが多いが、総合型選抜は評定条件がない大学も多い(大学によって異なるため出願要項で確認が必要)。
総合型選抜の拡大傾向|2025年度最新データと今後の動向
総合型選抜は年々拡大しており、2025年度(令和7年度)のデータでは、全入学者の19.5%(約12万6,766人)が総合型選抜で大学に入学しています(出典:文部科学省「令和7年度国公私立大学入学者選抜実施状況の概要」2025年11月公表)。総合型選抜と学校推薦型選抜を合わせると入学者全体の53.6%に達しており、すでに大学入試の「主流」の一角を担う選抜方式となっています。
- 2016年度: 旺文社教育情報センター(文科省データ)
- 2024年度: 旺文社教育情報センター(文科省データ)
国公立大学での総合型選抜の拡大も顕著です。2021〜2025年度の5年間で、総合型選抜を実施する国公立大学は59校増え、学部数では242学部増えています(出典:早稲田塾「総合型選抜とは」2026年7月19日閲覧)。従来「国公立は一般選抜がメイン」というイメージが強かった中で、旧帝大クラスでも総合型選抜の受け入れを拡大する動きが続いています。
📚 用語解説
AO入試から総合型選抜への改革(2021年度):2021年度入試から実施された大学入試改革の一環として、従来の「AO入試」は「総合型選抜」に名称変更された。単なる名称変更ではなく、各大学に「基礎学力を把握できる手段を組み込む」ことが要件として加わり、全ての入試区分で求める学力を明示することが義務づけられた(文部科学省指針)。
総合型選抜が最初に日本に導入されたのは1990年で、慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパス(SFC)がAO入試の国内初実施大学とされています。その後2000年に東北大学・筑波大学・九州大学が国立大学として初めて導入し、2008年には実施大学が全国で500校を超えました(出典:早稲田塾「総合型選抜のこれまでの流れ」2026年7月19日閲覧)。こうした歴史的な経緯を経て、現在では私立大学の93.4%、国立大学の79.3%で実施されています。

53.6%が総合型・推薦型で入学というのはすごいですね。もう「マイナーな入試」ではないんですね。

そう。でも同時に競争率が高い大学・学部では選考が厳しくなっているという側面もある。「総合型は楽に受かる抜け道」という認識は今や完全に誤りだよ。適切な準備と戦略なしに挑んでも通らない入試になってきている。
文部科学省は今後も総合型選抜・学校推薦型選抜の拡大を推進する方針を示しており、特に国公立大学での募集人員増加が続くとみられています。また英語4技能スコアや各種資格・検定の活用をより重視する傾向も続いており、「早期からの英語資格対策」の重要性は今後も継続する見通しです。
総合型選抜は「普通の対策」では受からない
結論から先に言います。参考書で志望理由書の書き方を学んだ、YouTubeで面接対策を見た、大手予備校の総合型選抜コースに週1回通っている——こうした「普通の対策」だけでは、競争率2〜10倍以上の総合型選抜を突破するのは、正直厳しいと言わざるを得ません。
理由は、この記事で確認したデータが示しています。総合型選抜は全入学者の53.6%が通る入試に拡大し(文部科学省2025年11月)、有名私大の人気学部では倍率10倍以上にもなります。かつての「意欲だけで受かるAO入試」のイメージのまま準備した志願者と、アドミッション・ポリシーの深掘り・書類の高精度な仕上げ・面接シナリオの繰り返し練習・英語資格の早期取得——これらを「1日単位で計画的に積み上げた志願者」では、合格率に歴然とした差が生まれます。学習の「量と質を毎日管理されている状態」と「普通の対策」の差が、総合型選抜の合否に直結しています。
では、総合型選抜合格に向けてよく検討される選択肢を、鬼管理専門塾が指摘する「成績が上がらない塾・予備校の3つの限界」——①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1指導では変化が遅い(出典:https://onikanri.singeki.com/onikanri/ )——に照らして1つずつ検証します。
選択肢①:独学・参考書のみでは①②の限界に当たる
書き方本や動画で「志望理由書の書き方」を学んでも、実際に書いた文章に対して「APに沿っているか」「大学固有の要素が入っているか」「論理に一貫性があるか」を客観的にフィードバックしてくれる仕組みがなければ、①の限界(情報を得ても行動が変わらない)に当たります。また独学では修正の基準が自分の主観になるため、②の限界(全員同じ指導は偏差値50に収束)の変形版として、自分の思い込みから抜け出せない状態に陥りやすくなります。
選択肢②:映像授業・YouTubeでは①の限界に当たる
映像授業やYouTubeで「面接の受け答えのコツ」「小論文の型」を学ぶことは有益ですが、「見た」だけでは実際の選考に通用する実力にはなりません。学んだ内容を実際の書類や練習台に変え、修正して繰り返す行動のサイクルが伴わなければ、①の限界(情報を得ても行動は変わらない)が直撃します。
選択肢③:大手予備校の集団授業コースでは②の限界に当たる
大手予備校の総合型選抜コースは、受講者全員が同じ講義・同じテキストで学ぶ形が中心です。総合型選抜では「自分が志望する特定の大学・学部のAPとどれだけ一致しているか」が勝負であり、全員に同じ「志望理由の書き方講座」を提供するだけでは②の限界(全員同じ指導は偏差値50に収束)が当てはまります。個別の志望校APに合わせた書類の添削・面接練習なしには、差別化されない出願書類になりがちです。
選択肢④:週1回の個別指導塾では③の限界に当たる
一般的な個別指導塾では週1〜2コマを管理の軸にします。しかし総合型選抜の準備には、書類の細部の修正・面接練習の積み上げ・英語資格の継続学習を毎日コツコツ進める必要があります。週1回の指導でその日の進捗を確認しても、残り6日間が本人任せでは③の限界(週1指導では変化が遅い)が直撃します。出願期限が秋に迫る中で週1ペースでは、準備が間に合わないリスクが現実的に高まります。
独学/参考書のみ・映像授業/YouTube・大手予備校の集団授業コース・週1回の個別指導塾——総合型選抜の準備でよく検討される選択肢は、いずれも①②③のどれかの限界に当てはまり、合格を狙うには力不足です。消去法で選択肢を1つずつ外していくと、最後に残るのは鬼管理専門塾だけになります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾が上記①②③の限界をすべて解消できるのは、次の6つの特徴があるからです。総合型選抜・一般選抜の両対策を1日単位の管理の下で並行して進めたい受験生に、それぞれの特徴がどう機能するかを確認してください。
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では「英語をやる」ではなく「英単語500語を暗記し長文読解3題を解く」のように、毎日やるべき課題を具体的な数値で指示します(出典:https://onikanri.singeki.com/onikanri/)。
総合型選抜の対策に置き換えると、「書類を書く」ではなく「志望理由書の第2段落を300字書く、志望校のAPから特徴的なキーワードを3つ抽出する」というように毎日の行動を数値で定義します。これにより①の限界(情報を得ても行動が変わらない)を構造的に解消します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン設計
専属講師が生徒ごとに、志望する大学・学部のAPに合わせた行動プランを設計します(出典:同上)。
A大学法学部のAPに合わせた書類の切り口とB大学文学部向けの切り口は全く異なります。専属講師が志望校のAPを深掘りして「この生徒がこの大学に出す書類ではここを軸に書く」を設計するため、②の限界(全員同じ指導は偏差値50に収束)を根本から解消します。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
毎日の学習進捗を数値で把握し、毎週の確認テストで定着度を可視化します。合格ラインに届いていなければその場で追加課題を出し、計画も週単位で修正します(出典:同上)。
総合型選抜対策では、書類の添削回数・面接練習の回数・英語資格の暗記進捗を毎日管理します。③の限界(週1指導では変化が遅い)を毎日の管理サイクルで解消し、出願期限に確実に間に合う進捗を保ちます。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣・講師満足度アンケート1,524件
鬼管理専門塾の講師は採用率0.6%の厳選された講師陣で、講師満足度アンケートを1,524件公開しています(出典:https://onikanri.singeki.com/tutors/ , https://onikanri.singeki.com/koushi-anke/)。
総合型選抜では「志望理由書の論理の弱い点」「面接での受け答えの具体性」を鋭く指摘できる講師力が直接合否に影響します。厳選された専属講師が担当することで、書類・面接の質を高水準に引き上げます。
❺ 総合型選抜・推薦専門コースをはじめとする豊富な専門コース
大学受験(学部特化含む)・総合型選抜/推薦・英語資格(英検/TOEIC/TOEFL/IELTS/TEAP)・高校受験まで、専門コースを設けています(出典:https://onikanri.singeki.com/course/)。
総合型選抜で英語資格スコアの提出が必要な学部を志望している場合、総合型選抜対策コースと英語資格コースを並行して受講できます。志望校のAPと英語スコアの両面を専属講師が一体管理します。
❻ LINE質問対応・無料説明会(Zoom・保護者同席可)・資料請求
授業がない日でも公式LINEでいつでも質問できます。無料説明会はZoom形式で全国どこからでも参加でき、保護者の同席も可能です。資料請求も承っています(出典:https://onikanri.singeki.com/yokuarufa/)。
総合型選抜は「親子で進め方を理解していないと準備が迷走しやすい」入試です。無料説明会では保護者の方が同席して志望校の選考方法・スケジュール・必要な準備を一緒に整理できます。合格実績も公開していますので、鬼管理専門塾の合格実績もあわせてご確認ください。
鬼管理専門塾の大学受験コース(総合型選抜・推薦入試コースを含む)には1カ月返金保証制度があります(対象・詳細条件は無料説明会でご案内します。出典:https://onikanri.singeki.com/onikanri-top/1month-refund/)。まずは無料説明会で、志望校・現状・準備スケジュールを一緒に確認してみてください。
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まとめ|総合型選抜を正しく理解して対策を始めよう
ここまで、総合型選抜の定義・仕組み・選考方法・スケジュール・一般選抜との違い・拡大傾向と今後の動向までを整理してきました。改めて要点をまとめます。
総合型選抜は、正しい戦略と1日単位の計画的な準備があれば、志望校への合格ルートとして現実的な選択肢になります。一方で「なんとなく書類を出してみる」という準備では、倍率2〜10倍以上の競争を勝ち抜くのは困難です。面接でよく聞かれる質問への準備については大学入試の面接でよく聞かれる質問30選と回答例もあわせて確認してください。まずは志望校のアドミッション・ポリシーを読み込み、そこから逆算してスケジュールと対策を設計することが第一歩です。
よくある質問
| よくある質問のテーマ | 関連する見出し |
|---|---|
| 総合型選抜の定義・AO入試との違い | 総合型選抜とは何か |
| 選考方法の詳細 | 主な選考方法 |
| スケジュール | 年間スケジュール |
| 一般選抜との比較・向いている人 | 一般選抜との違い |
| 拡大傾向・最新データ | 拡大傾向・最新データ |
Q. 総合型選抜とAO入試の違いは何ですか?
A. 名称の変更(2021年度〜)と、「基礎学力の確認を組み込む」という要件が加わった点が主な違いです。旧AO入試は意欲重視で学力確認が任意だったため「学力不問で受けられる」という誤解もありましたが、総合型選抜では学力を含めた多面的な評価が基本になっています。
Q. 総合型選抜はいつから始まりましたか?
A. 旧AO入試の形で最初に導入したのは1990年の慶應義塾大学SFCです。国立大学では2000年に東北大学・筑波大学・九州大学が初めて導入し、2021年度から「総合型選抜」に名称・制度が改訂されました。
Q. 総合型選抜の出願はいつ頃ですか?
A. 私立大学は大学によって異なり、早いところは8月から出願が始まります。9月が出願の中心です。国公立大学は文部科学省の指針により、9月1日以降に出願受付が始まります。志望校の出願期限は最新の入試要項で必ず確認してください。
Q. 総合型選抜と学校推薦型選抜は何が違いますか?
A. 最大の違いは「高校長の推薦書が必要かどうか」です。学校推薦型選抜は推薦書が必要ですが、総合型選抜は原則として推薦書なしで受験生自身が出願できます。また学校推薦型には評定平均の基準が設けられているケースが多いですが、総合型選抜は評定条件がない大学・学部も多くあります。
Q. 総合型選抜の倍率はどのくらいですか?
A. 国公立大学では平均3〜5倍、私立大学では学部・大学によって2倍〜10倍以上と大きな幅があります。同じ大学でも学部によって倍率は大きく異なります(出典:文部科学省調査)。倍率の低さだけで選ぶのではなく、志望校のAPとの一致度を重視することが重要です。
Q. 総合型選抜は一般選抜と並行して対策できますか?
A. できます。また「並行して対策すること」が基本戦略です。総合型選抜が年内に不合格だった場合に備えて、一般選抜の対策も同時に進めておかないとリスクが高くなります。両方の対策を1日単位で計画的に管理しないと、総合型の準備が優先されて一般選抜の学力対策が遅れる「共倒れ」が起きやすいため、注意が必要です。
Q. 英語資格試験は必ず必要ですか?
A. 大学・学部によって異なります。英語資格スコアを「出願条件」として設定している学部では必須になります。「加点対象」として扱う学部では必須ではありませんが、高いスコアを持っていれば有利です。志望校の出願要項を確認し、早期から英語資格の対策を始めることをおすすめします。
Q. 総合型選抜は学力がなくても受かりますか?
A. 2021年度の制度改訂から、各大学が「基礎学力を確認できる手段を少なくとも1つ組み込む」ことが要件になりました。そのため「学力不問で意欲だけで受かる」という状況は制度上なくなっています。英語資格スコアの要件や、面接・小論文での学力の裏付けが問われるケースも増えています。
Q. 高校での実績(部活・課外活動等)がないと不利ですか?
A. 必ずしも不利ではありませんが、実績・活動歴があると志望理由に説得力が増しやすいのは事実です。実績よりも「この大学のこの学部で何を学びたいか」という志望の具体性と、アドミッション・ポリシーとの一致度が評価の中心になるため、実績がない場合でも具体的な志望動機の言語化が合否を分けます。
Q. いつから総合型選抜の準備を始めればいいですか?
A. 志望する大学・学部の出願期限が9〜10月であれば、遅くとも高3の4〜5月には準備を開始する必要があります。英語資格試験のスコア取得が必要な場合は高2のうちから対策を始めることが現実的な目安です。「夏休みから準備しよう」では書類の完成・面接練習・英語資格のすべてが同時に重なり、間に合わないリスクが高まります。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映




