
菅澤さん、埼玉県立熊谷高校を目指しています。2027年度から全員に面接があり、熊谷高校は「特色選抜のみ」と聞きました。推薦のように特別な実績がないと受けられないのでしょうか。

熊谷高校の「特色選抜のみ」は、一部の推薦志願者だけを選ぶ意味ではないよ。一般募集の志願者全体を、第1次60%は830点、第2次40%は760点という二つの配点で選ぶ方式なんだ。数学・英語の学校選択問題、内申の2対2対5、集団面接のMy Voiceまで、公式確定版から順に整理しよう。
この記事は、埼玉県立熊谷高等学校を志望する中学生と保護者に向けて、熊谷高校専門の受験指導を行う鬼管理専門塾が作成した入試ガイドです。熊谷高校公式の2027年度学校案内、埼玉県教育委員会の令和9年度入学者選抜実施内容確定版・実施要項・面接資料・募集人員を一次情報として使い、学校選びから学力検査、内申、自己評価資料、面接、年間計画までを一本につなげます。当塾は熊谷高校とは一切関係のない民間の受験指導サービスです。
熊谷高校全日制普通科は男子280人募集(転編入枠2人を内数として含む)で、特色選抜のみを実施します。受検生は全員、2月25日の5教科学力検査と2月26日の集団面接を受けます。特色検査は実施せず、数学と英語は学校選択問題です。
目次
熊谷高校とは|1895年創立・質実剛健・自由と自治の男子校
| 確認項目 | 熊谷高校全日制の公式情報 |
|---|---|
| 正式名称 | 埼玉県立熊谷高等学校 |
| 所在地 | 〒360-0812 埼玉県熊谷市大原1丁目9-1 |
| 課程・学科 | 全日制普通科・男子校・単位制 |
| 2027年度募集人員 | 男子280人。転居等に伴う転編入枠2人を内数として含む |
| アクセス | JR熊谷駅北口から徒歩約25分、バス約9分+徒歩4〜5分。秩父鉄道石原駅から徒歩約15分 |
| 目指す学校像 | 日本と世界に貢献できる人材を育成する学校 |
熊谷高校は1895年、埼玉県第二尋常中学校として創立した県立男子校です。1948年の学制改革で埼玉県立熊谷高等学校となり、2016年に1年次生から単位制教育課程を導入しました。学校の歴史には、旧制中学以来の学び、1949年と1951年の全国高校野球選手権大会出場、1975年に始まった40キロハイク、単位制への改革などが並びます。伝統校ですが、過去の型をそのまま守るだけでなく、自分で選び、考える制度を加えてきた学校です。
校訓は「質実剛健」です。外見を飾るより中身を充実させ、心身ともにたくましい人間を目指す考え方です。校風として「文武両道」「自由と自治」を掲げ、授業と部活動の双方へ真剣に取り組むこと、自ら考えて行動し、その自由に責任を持つことを重視しています。1969年には制服・制帽の規制を廃止した歴史もあり、自由は何もしなくてよいという意味ではなく、自己管理と責任を引き受ける文化として説明されています。
2027年度のアドミッション・ポリシーは、たくましさと豊かな人間性を備えて地域・日本・世界に貢献できる人、高い志を持ち、自ら考えて判断し、責任を持って主体的・協働的に行動できる人、深い教養と豊かな感性を基盤に未知へ挑戦し、新しい価値を創造できる人を求めています。面接対策では、この文章を暗記するのではなく、自分が中学校でどんな目標を立て、失敗や改善をどう経験し、熊高で何へ挑戦するかへ言い換えます。
📚 用語解説
質実剛健:飾り気より本質を大切にし、心身ともに強くたくましい姿を表す熊谷高校の校訓です。面接では言葉の意味を説明するだけでなく、地道に継続した学習、周囲と協働した活動、困難から逃げずに改善した経験を使って、自分との接点を示します。
熊谷駅から徒歩、駅からバス、石原駅から徒歩では所要時間と負担が異なります。平日の登校時間帯を想定し、乗換え、雨天、部活動後の帰宅まで確認すると、入学後の学習時間を現実的に見積もれます。

自由な校風と聞くと、校則が少なくて気楽な学校というイメージを持っていました。でも「自由の数だけ責任がある」という考え方なんですね。

その理解が大切だ。熊高の自由と自治は、自分で計画して動き、結果を振り返る力とセットだよ。受験勉強でも、課題を与えられるのを待つのではなく、答案から次の行動を決める習慣を作ろう。
熊谷高校の単位制・文武両道・進路指導を入学後まで見る
熊谷高校の単位制は、好きな教科だけを選ぶ制度ではありません。学校公式は、難関国公立大学受験に必要な科目を充実させながら、単位数や内容に差を設け、全教科をバランスよく学ぶための仕組みと説明しています。1年次は共通の学びを土台にし、2年次以降は文系・理系と進路に応じた選択を広げ、3年次には大学受験で必要な科目を深めます。早い段階で一教科に絞り切るより、基礎を広く固めたうえで専門を選ぶ設計です。
学校案内には、英語と数学を1・2年次で充実させて基礎基本を徹底すること、3年次に大学入試へ対応する幅広い選択科目を置くこと、少人数授業を多く展開することが示されています。総合的な探究の時間も各年次に配置され、学問や社会への関心を深めます。科目選択は単に得意・不得意で決めるのではなく、受験科目、学部で学ぶ内容、将来の仕事まで逆算して決める必要があります。
進路指導は3年間を見通して行われます。1年次の学習ガイダンスや進路適性診断、2年次の科目選択説明と受験シミュレーション、3年次の校内模試、年内入試・共通テスト・国公立個別試験の指導へ段階的に進みます。熊高手帳で計画性を育て、模試の事前・事後指導、個別面談、夏季・早朝・放課後補習、ICTを使った学習を組み合わせます。
学習環境として、図書館は平日20時30分まで、2階の学習スペースは教室と合わせて19時まで利用できると学校案内に掲載されています。公式進路ページは、教科研究室前などで質問を受けられる体制、赤本・模試過去問・大学資料・面接小論文資料を備えた進路資料室、夏季補習44講座(2026年度)も紹介しています。環境があるだけで成績が上がるわけではありませんが、質問内容と自習課題を持って使えば、部活動後でも学習を続けられます。
| 2026年度大学入試実績 | 熊谷高校公式の公表値 |
|---|---|
| 国公立大学 | 現役67人、既卒を含む合計93人 |
| 東京大学 | 現役1人 |
| 東北・名古屋・大阪大学 | 東北2人、名古屋1人、大阪1人 |
| 国公立大学医学部医学科 | 合計3人(東北1人、群馬2人) |
| 早稲田・慶應・上智・東京理科 | 合計49人、うち現役30人 |
| 明治・青山学院・立教・中央・法政・学習院 | 合計138人、うち現役113人 |
大学合格実績は学校全体の一年度の成果であり、入学すれば自動的に得られる結果ではありません。一方、国公立大学へ現役67人、東京大学へ現役1人などの2026年度実績は、高い目標へ向けた授業、模試、補習、自学環境が用意されていることを知る資料になります。受験校選びでは大学名の一覧だけでなく、入学後に授業・部活動・自習をどう組み合わせるかまで考えます。
📚 用語解説
単位制:必要な単位を修得して卒業を目指し、進路に応じた科目選択を行う仕組みです。熊谷高校では好きな科目だけを選ぶためではなく、全教科の基礎をバランスよく身に付け、難関国公立大学を含む多様な進路へ対応するために導入されています。

単位制なら早く文系・理系を決めて、苦手教科を減らせると思っていました。熊高ではむしろ全教科の基礎を大切にするんですね。

そうだよ。高校入試も5教科で、大学入試でも広い基礎が進路の選択肢を支える。中学生の今は得意科目を伸ばしつつ、苦手科目を捨てず、学習方法を修正できる状態を作ることが熊高の学びにつながる。
2027年度熊谷高校入試は「特色選抜のみ」|第1次60%・第2次40%
2027年度の埼玉県公立高校入試では、学校・学科ごとに共通選抜、特色選抜、または両方を組み合わせます。熊谷高校全日制普通科は「特色選抜のみ」です。ここでいう特色選抜は、スポーツ推薦や一部の生徒向けの別出願ではありません。熊谷高校へ一般募集で出願した受検生全員を、学校が定めた特色選抜の資料と配点で選ぶという意味です。
選抜は二段階です。第1次選抜で入学許可候補者の60%を決め、そこで候補者にならなかった志願者を第2次選抜の対象にして、残り40%を決めます。二つの段階で別の試験を受けるのではありません。全員が受けた2月25日の学力検査、2月26日の面接、提出した調査書を、第1次と第2次で異なる配点へ換算して審議します。
| 日程 | 2027年度の手続・検査 |
|---|---|
| 1月26日〜2月9日 | インターネットを活用した出願期間 |
| 2月12日・15日・16日 | 出願書類等の提出期間。2月12日は郵送 |
| 2月17日・18日 | 志願先変更期間 |
| 2月25日 | 国語・数学・社会・理科・英語の学力検査 |
| 2月26日 | 全受検生の面接。熊谷高校は集団面接 |
| 3月1日 | 一部校の特色検査日。熊谷高校は特色検査を実施しない |
| 3月2日 | やむを得ない事情で学力検査を受けられなかった人の追検査 |
| 3月5日 | 入学許可候補者発表 |
熊谷高校は特色検査を実施しません。「特色選抜」という名称から作文、小論文、実技が追加されると誤解しやすいのですが、公式確定版の特色検査欄は「実施しない」です。対策対象は5教科学力検査、調査書、集団面接の三つです。数学と英語は学校選択問題を使い、面接では学校独自項目を含む自己評価資料とMy Voice、質問応答が関わります。
2027年度の募集人員は男子280人で、転居等に伴う転編入学者の募集枠2人を内数として含みます。第1次60%、第2次40%という割合から人数を機械的に断定するより、実際の入学許可候補予定者数と端数処理を含む県の公表を確認してください。受験生の計画では、自分が第1次と第2次のどちらに入るかを予想するのではなく、両方の配点で弱点を作らない準備をします。
📚 用語解説
特色選抜のみ:熊谷高校の一般募集志願者全員を、学校が定めた特色選抜の方法で選ぶことを意味します。特別な資格を持つ人だけの推薦枠ではありません。第1次60%と第2次40%で配点を変えますが、使う検査・資料は同じ学力検査、調査書、面接です。
第1次で入学許可候補者とならなかった人は、第2次の対象になります。同じ得点資料を別配点で再計算するため、面接や内申を含む全要素を最後まで準備してください。

特色選抜は希望者だけが別に受けると思っていました。熊谷高校では、出願した全員が同じ特色選抜の中で第1次と第2次に審議されるんですね。

その通り。だから「自分は特色がないから共通選抜を選ぶ」という出願はできない。5教科、内申、面接を全員が準備し、830点と760点のどちらで見ても崩れない受験設計にしよう。
第1次830点と第2次760点の配点差を攻略する
| 資料 | 第1次選抜60% | 第2次選抜40% |
|---|---|---|
| 学力検査 | 500点 | 500点 |
| 調査書 | 300点 | 200点 |
| 面接 | 30点 | 60点 |
| 特色検査 | 実施しない・0点 | 実施しない・0点 |
| 合計 | 830点 | 760点 |
| 配点上の特徴 | 内申を第2次より100点重く評価 | 面接を第1次の2倍で評価 |
第1次選抜は学力検査500点、調査書300点、面接30点の合計830点です。学力検査は約60.2%、調査書は約36.1%、面接は約3.6%を占めます。第2次選抜は学力検査500点、調査書200点、面接60点の合計760点で、学力検査は約65.8%、調査書は約26.3%、面接は約7.9%です。割合は理解の補助として小数第2位を四捨五入し、実際の選抜は公式の点数で行われます。
両段階とも最大の資料は学力検査500点です。第1次で調査書が300点あるからといって、内申だけで学力不足を埋める入試ではありません。また第2次は面接が60点へ倍増しますが、学力検査500点を超える資料にはなりません。学力検査を中心に置き、日々の学校生活で調査書を整え、面接で自分の取組を具体的に表現する三層の対策が必要です。
自分の内申が高いと感じる人も、第1次へ入ると決め付けないでください。入試当日の得点、面接、他の志願者の結果は事前には分かりません。内申が不安な人も、第2次なら必ず有利という意味ではありません。第2次でも調査書200点が残り、学力検査と面接の両方が必要です。二つの配点を「得意な方を選ぶ方式」ではなく、学校が順番に審議する方式として理解します。
最優先は数学・英語の学校選択問題を含む5教科500点、次に1年から3年までの評定を使う調査書、その次に全員必須の集団面接です。面接を直前だけに回さず、週1回の振り返りと発話練習を学力対策へ追加します。
📚 用語解説
総合点:学力検査、調査書、面接などを学校が公表した配点へ換算して合計した点です。熊谷高校では第1次が830点、第2次が760点で、同じ志願者の資料でも調査書と面接の換算点が変わります。非公表の合格最低点と同じ意味ではありません。

第2次は面接が60点に増えるなら、話すのが得意な人は学力検査の失点を大きく取り返せますか?

面接は重要だが、第2次でも学力検査は500点だ。話術だけで逆転する発想ではなく、5教科で安定点を作り、面接では自己評価資料に書いた取組の過程と熊高での挑戦を自分の言葉で伝えよう。
熊谷高校の内申は1年2・2年2・3年5|自己評価資料も準備する
熊谷高校の調査書における学年間比率は、1年2、2年2、3年5です。各学年の9教科評定は5段階で最大45点なので、満点の場合は1年45×2=90点、2年45×2=90点、3年45×5=225点、合計405点が基本点になります。この基本点を第1次では300点、第2次では200点へ換算します。3年の比重が大きい一方、1・2年も合計180点分の基本点を持つため、過去の評定をゼロ扱いにはできません。
3年の評定を整えるには、定期考査だけでなく、提出物、授業中の取組、実技教科の活動、振り返りまで日常の学習を立て直します。入試5教科だけに時間を集中し、音楽・美術・保健体育・技術家庭を後回しにすると、9教科の調査書を使う入試と合いません。提出期限をカレンダーへ入れ、評価規準を確認し、分からない点は授業中または提出前に質問します。
| 資料 | 役割と注意点 |
|---|---|
| 調査書の評定 | 1年2:2年2:3年5で基本点405点。第1次300点・第2次200点へ換算 |
| 総合的な学習の時間 | 調査書の記載項目。活動の事実と学びを自分でも振り返る |
| 自己評価資料 | 面接の補助資料。資料そのものは得点算出に使わない |
| 学校独自項目 | 学校内外の活動で立てた目標、取組、挑戦を具体的に記入 |
| 作成方法 | 受検生本人が自筆またはコンピュータで作成 |
2027年度から提出する自己評価資料は、面接の補助資料です。資料の文章量、字の上手さ、書き方の巧みさを直接得点化するものではありません。ただし、面接委員は自己評価資料に書かれた内容を参考に質問できます。記載した大会名、役割、工夫、結果、学びについて、自分で事実を確認し、どこを聞かれても説明できるようにします。
熊谷高校の学校独自項目は、部活動や地域活動など学校内外の活動で、どのような目標を設定し、達成へ向けてどう取り組み、どのように挑戦したかを具体的に書く内容です。大きな大会実績が必要なのではありません。苦手単元を克服する学習、委員会での改善、係活動、地域のボランティア、家族を支えた経験なども、目標・行動・困難・修正・学びがあれば振り返りの材料になります。
📚 用語解説
自己評価資料:2027年度入試で出願時に提出し、面接の補助として使う資料です。資料自体は得点算出に用いず、文章や文字の巧拙も評価対象ではありません。ただし記載内容に関する質問はあり得るため、本人が事実を振り返り、自分の言葉で作成します。

自己評価資料そのものが点数にならないなら、短く書いて面接だけ練習すればよいでしょうか?

資料は面接の土台だ。文章量を競う必要はないが、目標、行動、困難、工夫、学びが曖昧だと質問にも具体的に答えられない。資料を作る過程で経験を掘り下げ、発話練習へつなげよう。
熊谷高校の集団面接|My Voiceと「挑戦する力」を伝える
2027年度は埼玉県公立高校の全受検生に面接が行われます。熊谷高校は集団面接で、第1次では30点、第2次では60点です。面接の共通の流れは、入室、My Voice、質問・応答、退室です。My Voiceは一人当たり1分30秒から2分程度、質問・応答は3分30秒から6分程度が目安で、入退室時間も面接時間に含まれます。実際の集合・進行は熊谷高校の受検案内に従います。
My Voiceでは、中学校生活や学校外の活動を振り返り、力を注いだこと、努力したこと、高校入学後や将来に取り組みたいことなどを自分の言葉で表現します。自己評価資料と同じ内容を話す必要はなく、志望理由を必ず含める決まりもありません。一言一句を暗記するのではなく、「経験・心が動いた場面・工夫・学び・これから」という骨組みを持ち、自分の言い方で再現できるようにします。
熊谷高校の学校独自評価項目は「目標に向かい挑戦する力」です。学校内外の活動で高い目標を設定し、その達成へ積極的に取り組み、挑戦しているかを見ます。評価されるのは実績の名称そのものではなく、なぜ取り組み、どう続け、仲間とどう協力し、失敗をどう受け止め、次に何を変えたかという過程です。これは質実剛健、文武両道、自由と自治という学校の姿とつながります。
| 面接準備 | 確認すること |
|---|---|
| My Voice | 1分30秒〜2分程度で、自分の経験とこれからを自分の言葉で表現 |
| 質問・応答 | 3分30秒〜6分程度。理由、協働、失敗、成長を深掘りされる想定 |
| 自己評価資料 | 書いた内容を事実確認し、My Voiceと別の項目も説明できる |
| 学校独自項目 | 目標の高さだけでなく、達成へ向けた積極的な取組と挑戦を示す |
| 集団面接 | 他の受検生と比較せず、質問を聞き、自分の順番で簡潔に答える |
練習は完成原稿の朗読から始めません。まず30秒で経験の結論、次に90秒で行動と学び、最後に2分で熊高での挑戦まで話します。録画を見て、抽象語が続く箇所、事実が長すぎる箇所、「頑張った」で終わる箇所を一つずつ直します。その後、先生や家族に「なぜその目標にしたのか」「他の人とどう力を合わせたか」「失敗したとき何を変えたか」を質問してもらいます。
県のQ&Aは、賞状などを面接へ持ち込めないこと、話の上手さや時間を少し超えたこと自体は評価に関係しないこと、目立つ実績がなくても日常の工夫や継続を語れることを示しています。話すことに困難がある場合は、所定の手続を通じてコミュニケーション方法の調整を検討するため、中学校を通して早めに相談します。
📚 用語解説
My Voice:面接の最初に、受検生がこれまでの経験や力を注いだこと、将来取り組みたいことを自分の言葉で表現する時間です。目安は1分30秒から2分程度です。暗記した模範解答ではなく、自分の経験を振り返り、考えとこれからを伝える姿勢が重視されます。
他の受検生が立派な実績を話しても、自分の内容を急に作り替える必要はありません。質問を最後まで聞き、自分が実際に経験した事実と考えを簡潔に答える方が、自己理解と一貫性を示せます。

集団面接だと、他の受検生より目立つ内容を話さないと埋もれそうです。大会実績がないことも不安です。

目立つ競争ではないよ。県は実績そのものより過程や意欲を評価すると明示している。日常の学習や係活動でも、目標、工夫、失敗、改善、学びを具体的に話せれば、君自身の挑戦として伝わる。
数学・英語の学校選択問題と5教科500点をどう対策するか
| 時刻 | 教科・形式 |
|---|---|
| 9:25〜10:15 | 国語50分・100点。マークシートと記述式を併用 |
| 10:35〜11:25 | 数学50分・100点。熊谷高校は学校選択問題 |
| 11:45〜12:35 | 社会50分・100点 |
| 13:30〜14:20 | 理科50分・100点 |
| 14:40〜15:30 | 英語50分・100点。学校選択問題、リスニングを含む |
学力検査は国語、数学、社会、理科、英語の順で、各50分・100点、合計500点です。2027年度からマークシート方式と記述式を併用します。熊谷高校は数学と英語で学校選択問題を実施し、問題の一部に応用的な内容が含まれます。英語にはリスニングがあります。第1次・第2次とも学力検査は500点なので、学校選択問題への対応が選抜全体の中心です。
学校選択問題だから難問だけを解けばよいわけではありません。数学は計算・方程式・関数・図形・確率などの標準問題を正確に回収し、応用問題へ使える時間を残します。解説を読んで理解した状態と、50分の中で方針を選び答案を作れる状態は別です。大問ごとの所要時間と正答率を記録し、見直しで直った失点、考え方が出なかった失点を分けます。
英語は語彙・文法を毎日積み、長文では段落の役割、指示語、設問条件を先に整理します。英作文は主張、理由、具体例の短い構造を作り、文法ミスを減らします。リスニングは音声を繰り返し聞く練習だけでなく、先読み、要点メモ、一度で判断する練習を入れます。午後最後の英語まで集中を保つため、5教科通し演習で昼食後の理科と英語も確認します。
国語は本文の根拠と設問条件を結び、記述に必要な要素を短く並べます。社会と理科は用語暗記だけでなく、地図、統計、会話文、実験、グラフから根拠を選び、因果関係を説明します。新制度のマークシート対策は塗り方の練習だけではありません。選択肢を比較する速度、記述へ移る順序、問題冊子への印、最後の転記確認まで手順化します。
📚 用語解説
学校選択問題:埼玉県公立高校入試で、数学と英語について一部に応用的な内容を含む問題を学校が選択する仕組みです。熊谷高校は2027年度も数学と英語で実施します。5教科各100点の枠は同じなので、学校選択問題だけでなく国語・社会・理科を含む総合点を伸ばします。

学校選択問題があるなら、数学と英語の難問対策へ時間を集中して、社会と理科は直前暗記でもよいですか?

5教科は各100点で、社会と理科も合計200点ある。数学・英語は標準問題の回収を先に固め、学校選択の応用へ進む。社会・理科は早めに基礎を終え、資料問題と説明問題を反復するのが総合点を安定させる方法だ。
2026年度倍率1.11倍の読み方と熊谷高校合格ロードマップ
| 2026年度旧制度の公表項目 | 熊谷高校普通科 |
|---|---|
| 募集人員 | 280人。転編入枠2人を内数として含む |
| 入学許可候補予定者数 | 278人 |
| 2月10日志願者数 | 324人・1.17倍 |
| 志願確定者数 | 314人・1.13倍 |
| 事前取消・当日欠席 | 事前取消1人、当日欠席4人 |
| 実受検者数 | 309人・1.11倍 |
| 前年同期の実受検倍率 | 1.05倍 |
2026年度の旧制度では、入学許可候補予定者278人に対し、出願時324人、志願変更後の確定者314人、事前取消1人と当日欠席4人を差し引いた受検者309人で、実受検倍率は1.11倍でした。出願時1.17倍から確定1.13倍、実受検1.11倍へ変化しています。倍率を見るときは、いつの人数を分子にした数字かを確認する必要があります。
ただし2027年度は、全員面接、自己評価資料、マークシート方式と記述式の併用、熊谷高校の特色選抜のみという新制度へ変わります。2026年度の1.11倍をそのまま2027年度の倍率や合格可能性へ置き換えられません。倍率が下がっても学校選択問題が易しくなるわけではなく、倍率が上がっても自分の得点が直接下がるわけではありません。操作できる資料へ集中します。
春から夏は、中1・中2の未定着単元を洗い出し、教科書例題と標準問題を自力で説明できる状態へ戻します。定期考査と9教科の提出を受験勉強と切り離しません。夏から秋は数学・英語の学校選択問題へ進み、模試の大問別正答率を記録します。同時に自己評価資料の材料として、学校内外の活動で立てた目標、行動、困難、修正をメモします。
秋から冬は、5教科の過去問と模試を国語、数学、社会、理科、英語の本番順で解き、午後の集中力まで確認します。週1回はMy Voiceを録画し、質問応答を行います。面接だけを長時間練習するのではなく、5教科学習の振り返りを面接材料にも使います。苦手な数学問題へ計画を立てて再挑戦した経験は、目標に向かい挑戦する力を具体的に示す材料になります。
1月以降は新しい教材を増やさず、誤答の再テスト、50分の時間配分、マークと記述の確認手順を固定します。第1次830点と第2次760点の表へ、模試500点、調査書換算の見通し、面接練習の評価を仮置きし、どの資料が弱いか確認します。非公表の合格最低点を作るためではなく、学習時間の優先順位を決めるための点検です。
次の模試日までの5教科課題、次の定期考査までの9教科提出、今週のMy Voice練習日を一つのカレンダーへ入れます。三つを別々に管理せず、毎週の結果で優先順位を更新します。

倍率が1.11倍なら競争はそれほど激しくないと考えて、学校選択問題の目標を少し下げてもよいでしょうか?

倍率は合格最低点を示さないし、2027年度は制度も変わる。前年倍率で学習量を決めず、模試の答案、内申、面接の具体性を毎週確認しよう。自分で改善できる資料へ集中する方が、倍率の変動にも強い。
熊谷高校対策で活用したい鬼管理専門塾の特徴
熊谷高校の2027年度入試は、数学・英語の学校選択問題を含む5教科500点、1年から3年までの調査書、集団面接を同時に整える必要があります。さらに第1次830点と第2次760点で内申と面接の比重が変わります。必要なのは授業を受ける回数だけではなく、答案、評定、自己評価資料から、今日やる教材、問題数、提出、発話練習、確認日までを一つの計画へ落とす仕組みです。

学校選択問題、9教科の内申、自己評価資料、集団面接を全部管理すると、自分では一週間の優先順位を決められなくなりそうです。

模試の答案、定期考査、提出物、面接練習を同じ週次表へ入れ、点数と期限から優先順位を決めるよ。実行結果を毎週確認し、熊谷高校の830点と760点の両方で弱い部分を次週へ戻すんだ。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
熊谷高校の第1次830点・第2次760点を踏まえ、5教科の教材と問題番号、9教科の提出、自己評価資料、My Voiceの録画時間、再確認日を一日単位の数値へ変換します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
数学・英語の学校選択問題の正答率、模試500点、1年2・2年2・3年5の評定、集団面接の具体性を照合し、同じ熊谷高校志望でも一人ひとり異なる行動プランを作成します。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
毎日の実施記録と毎週の確認テストから、知識不足、時間切れ、記述不足を判定し、面接は自己評価資料、My Voice、質問応答の課題を翌週の練習へ戻して修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
専属講師が2027年度確定版の特色選抜のみ、第1次60%・第2次40%、学校選択問題、集団面接を確認し、旧制度の倍率1.11倍だけに振り回されない優先順位へ調整します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
高校受験コースで熊谷高校合格を目指し、入学後は単位制の科目選択、難関国公立大学受験、総合型選抜・推薦、英語資格など、本人の学部・職業の希望に応じて専門対策へ接続します。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会には直近の5教科模試、9教科評定、学校説明会資料、自己評価資料の経験メモを用意し、一週間の課題例、LINE質問の範囲、料金、資料請求、返金保証条件を確認します。
鬼管理専門塾が授業時間だけでなく毎日の行動まで管理する理由は「鬼管理」とは?成績が上がらない塾・予備校の3つの限界で説明しています。これまでの指導結果は鬼管理専門塾の合格実績から確認できます。
無料説明会では、熊谷高校へ出願することをその場で決める必要はありません。通学、男子校の校風、文武両道、単位制、現在の5教科と評定、面接で振り返りたい経験を並べ、いつまでに何を判断するかを確認してください。入試資料は埼玉県教育委員会と熊谷高校の公式発表を正とし、学習計画も更新情報へ合わせます。
熊谷高校の特色選抜830点・760点と集団面接の個別計画を無料説明会で相談できます
よくある質問
最後に、特色選抜のみの意味、第1次・第2次の配点、内申、My Voice、学校選択問題、倍率について、熊谷高校志望者が確認しやすい質問を公式確定版に基づいて整理します。出願時には埼玉県教育委員会と熊谷高校が公表する最新の受検案内を優先してください。
Q. 熊谷高校の2027年度入試は特色選抜だけですか?
A. はい。熊谷高校全日制普通科は「特色選抜のみ」で選抜します。これは一部の推薦志願者だけの枠ではなく、一般募集で熊谷高校へ出願した全受検生を、第1次60%と第2次40%の二段階で選ぶ方式です。
Q. 第1次選抜と第2次選抜で別の試験を受けますか?
A. 別試験ではありません。全員が受けた5教科学力検査、集団面接、提出した調査書を、第1次は830点、第2次は760点という異なる配点へ換算します。第1次で候補者にならなかった志願者が第2次の対象になります。
Q. 熊谷高校の第1次選抜の配点は何点ですか?
A. 学力検査500点、調査書300点、面接30点の合計830点です。入学許可候補者の60%を第1次で選びます。特色検査は実施しないため0点です。
Q. 熊谷高校の第2次選抜の配点は何点ですか?
A. 学力検査500点、調査書200点、面接60点の合計760点です。第1次で入学許可候補者とならなかった志願者を対象に、残り40%を選びます。
Q. 熊谷高校の内申はどの学年が重いですか?
A. 学年間比率は1年2:2年2:3年5です。9教科評定の基本点は満点405点となり、第1次では300点、第2次では200点へ換算します。3年が最も重い一方、1・2年の評定も使われます。
Q. 熊谷高校の面接は個人面接ですか?
A. 熊谷高校は集団面接です。My Voiceで一人当たり1分30秒〜2分程度話し、その後の質問・応答は一人当たり3分30秒〜6分程度が目安です。実際の進行は学校の受検案内を確認してください。
Q. 面接では大会実績や資格が必要ですか?
A. 大きな実績そのものは必要ありません。県は結果ではなく、取り組んだ理由、過程、工夫、意欲、身に付いた力を評価すると説明しています。熊谷高校は目標を設定し、達成へ積極的に取り組み、挑戦した過程を学校独自項目として見ます。
Q. 自己評価資料は点数になりますか?
A. 自己評価資料そのものは得点算出に使いません。面接の補助資料として用いられ、記載内容について質問される場合があります。受検生本人が自筆またはコンピュータで作成し、書いた経験を自分の言葉で説明できるようにします。
Q. 熊谷高校は学校選択問題を使いますか?
A. 数学と英語で学校選択問題を実施します。国語・社会・理科を含む5教科各100点、合計500点で、2027年度はマークシート方式と記述式を併用します。英語にはリスニングも含まれます。
Q. 熊谷高校の倍率はどのくらいですか?
A. 旧制度の2026年度は、入学許可候補予定者278人に対し実受検者309人で1.11倍でした。志願確定時は314人で1.13倍、出願時は324人で1.17倍です。2027年度は制度が変わるため、前年倍率をそのまま予測値や合格確率として使うことはできません。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映




