
筑波技術大学を志望しています。聴覚・視覚に障害があるのですが、普通の大学入試と何が違うのか、どこから調べればいいのか分かりません。

まず筑波技術大学が国内で唯一、聴覚障害者と視覚障害者を対象にした国立大学であることを知ろう。産業技術学部・保健科学部・共生社会創成学部という3学部の役割と、2027年度入試の日程・受験上の配慮の申請方法を順番に整理していくよ。
筑波技術大学は、茨城県つくば市にある国立大学法人です。聴覚に障害のある学生を対象とした産業技術学部、視覚に障害のある学生を対象とした保健科学部を柱に、2025年には障害の有無を問わず学ぶ共生社会創成学部が新設されました。全国的にも珍しい、障害のある学生の高等教育に特化した大学として、専門的な支援体制のもとで教育・研究を行っています。
大学名の知名度や「特別な大学だから配慮してもらえる」という漠然としたイメージだけで志望校に決めるのは早計です。産業技術学部と保健科学部では学べる内容も入試の方式もまったく異なりますし、総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜(前期日程)・社会人選抜・編入学試験と、入り口も複数あります。まずは自分が目指す学科と、その学科がどの入試方式で何名を募集しているかを正確に把握することが出発点です。
大学公式の入学者選抜Q&Aでは「特別な留学生枠はありませんので、一般の学生と同じ入学者選抜を受けていただきます」という趣旨が説明されています。つまり、障害があるからといって選抜基準そのものが緩くなるわけではなく、点字や拡大文字による出題、手話や筆記による情報保障など、公平に受験できるようにするための「配慮」が用意されているという位置づけです。この違いを理解しておくと、対策の立て方も変わってきます。
この記事は2026年8月12日時点の筑波技術大学公式サイトの一次資料をもとに、産業技術学部・保健科学部の学科構成と入学定員、2027年度(令和9年度)入試の日程、受験上の配慮の申請の考え方、入学後の学びと進路までを整理します。出願にあたっては、必ず大学公式の学生募集要項・入学者選抜要項で最新の科目・配点・締切を確認してください。本記事に倍率や合格最低点などの統計数値は記載していません(公式統計未確認のため)。
目次
筑波技術大学とは|聴覚・視覚障害学生のための国立大学
筑波技術大学公式サイトによると、本学は聴覚障害者を対象とする産業技術学部と、視覚障害者を対象とする保健科学部の2学部を中心に発展してきました。さらに2025年4月には、障害の有無にかかわらず学ぶ共生社会創成学部が新設されています。共生社会創成学部の公式ページで対象・学科構成の最新情報を必ず確認してください。
産業技術学部は聴覚に障害のある学生、保健科学部は視覚に障害のある学生を主な対象とする学部です。授業では手話・筆記・プリント配布による情報保障、点字・拡大文字による教材提供など、それぞれの障害特性に応じた教育方法が採られています。「配慮があるから楽になる」のではなく、「配慮によって、聴力や視力に左右されずに専門知識を身につけられる」という位置づけで理解しておくことが大切です。
大学の目的は、単に卒業証書を得ることではありません。産業技術学部ならエンジニアリングやデザイン、保健科学部なら医療・健康分野の専門職として、卒業後に社会で活躍できる専門技能を身につけることが目標です。志望理由を考えるときは、「筑波技術大学でなければ学べないこと」を、学部・学科のカリキュラムに即して具体的に言語化する必要があります。
学科選びで迷う場合は、自分の障害特性だけでなく、将来就きたい仕事から逆算することが有効です。ものづくりや情報技術に関心があるなら産業技術学部、医療・健康・福祉分野に関心があるなら保健科学部というように、対象となる障害の種別と学びたい専門分野の両方が一致する学科を探します。オープンキャンパスや相談会では、授業の進め方、情報保障・配慮の実際の運用、卒業生の進路を具体的に質問してください。
出願を検討する際は、募集要項に記載された出願資格(障害の種別・程度、健康診断の要件等)を必ず確認します。本記事は入試の全体像と受験上の配慮の考え方を整理するものであり、出願資格の最終判断は必ず大学公式の学生募集要項で行ってください。
📚 用語解説
共生社会創成学部:2025年4月に筑波技術大学に新設された学部です。障害の有無を問わず学ぶことを掲げており、詳細な学科構成・対象は大学公式ページで最新情報を確認する必要があります。

聴覚か視覚のどちらかに障害があれば、産業技術学部でも保健科学部でもどちらでも出願できますか。

産業技術学部は聴覚障害、保健科学部は視覚障害の学生を主な対象としているよ。出願資格の詳細は学生募集要項で必ず確認しよう。学部で学べる内容もまったく違うから、将来やりたいことから学部・学科を選ぶことが大切だよ。
産業技術学部|学科・入学定員・2027年度入試概要
産業技術学部の公式ページによると、産業技術学部は聴覚に障害のある学生を対象とした2学科で構成されています。産業情報学科は「情報処理」と「ものづくり」に軸足を置き、情報科学、先端機械工学、建築学、支援技術学(情報保障工学・福祉機器工学・福祉住環境学)の領域から専門を選べる学科で、卒業時には学士(工学)が授与されます。
総合デザイン学科は「生活環境創り」をテーマに、クリエイティブデザイン学コースとアクセシブルデザイン学領域で構成され、学士(デザイン学)を取得します。両学科とも、基礎教育は障害者高等教育研究支援センターが担っており、専門教育に入る前の土台づくりが重視されています。
入学定員・入試日程・受験科目の公式ページによれば、産業情報学科の入学定員は32名で、一般選抜(前期日程)16名、学校推薦型選抜16名、総合型選抜は若干名という内訳です。総合デザイン学科は入学定員13名で、一般選抜(前期日程)6名、学校推薦型選抜7名、総合型選抜は若干名です。方式によって募集人員が大きく異なるため、どの方式で挑戦するかは早めに決めておく必要があります。
日程は、学校推薦型選抜・社会人選抜が令和8年11月21日、総合型選抜が令和8年12月19日と令和9年1月23日の2回、一般選抜(前期日程)が令和9年2月25日、編入学試験が令和8年9月5日と令和9年1月23日です。受験科目や配点の詳細は、この記事の時点では公式ページに明記されていないため、必ず「募集要項・入学者選抜要項」の最新版で確認してください。
学科を選ぶときは、名称の印象だけで決めないことが重要です。産業情報学科は情報・機械・建築・支援技術という幅広い専門領域を横断的に学べる一方、総合デザイン学科はデザインという軸が明確です。オープンキャンパスでは、実際の授業内容、実習設備、支援技術学がどのように学べるかを確認し、自分の興味と一致するかを見極めてください。
📚 用語解説
支援技術学:情報保障工学・福祉機器工学・福祉住環境学など、障害のある人の生活や社会参加を技術で支える学問領域です。産業技術学部産業情報学科で選択できる専門領域の一つです。

産業情報学科と総合デザイン学科、どちらも聴覚障害のある学生が対象なら、内容に大きな違いはないですか。

内容はかなり違うよ。産業情報学科は情報・機械・建築・支援技術という技術系の幅広い専門、総合デザイン学科はデザインという軸がはっきりしている。学科名だけで決めず、公式のカリキュラムを見て自分がやりたい分野と合っているか確認しよう。
保健科学部|学科・入学定員・2027年度入試概要
- 保健学科3コース: 鍼灸学・理学療法学・健康スポーツ学(各20名)
保健科学部の公式ページによると、保健科学部は保健学科と情報システム学科の2学科で構成されています。保健学科には鍼灸学コース、理学療法学コース、健康スポーツ学コースの3コースがあり、各コースの入学定員は20名です。なお2026年4月から健康スポーツ学コースが新設されると案内されています。情報システム学科の入学定員は10名で、学士(工学)を取得します。
保健学科の3コースは、いずれも視覚に障害のある学生を対象に、あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師や理学療法士などの国家資格取得につながる専門教育を行います。コースによって目指す資格や実習内容が異なるため、「保健学科だから同じ」ではなく、コースごとのカリキュラムと資格の違いを早い段階で理解しておく必要があります。
総合型選抜の公式ページによれば、募集人員は鍼灸学コース・理学療法学コース・健康スポーツ学コースがそれぞれ第1回4名・第2回2名、情報システム学科は第2回のみ3名(第1回の募集なし)です。第1回は令和8年9月24日から10月1日に出願、10月10日に試験、第2回は令和8年12月1日から12月8日に出願、12月19日に試験という日程です。
一般選抜の公式ページによれば、一般選抜(前期日程)の入学定員は保健学科3コース合わせて6名、情報システム学科3名です。出願期間は令和9年1月25日から2月3日、試験日は令和9年2月25日、合格発表は令和9年3月8日、入学手続は令和9年3月10日から15日です。あわせて「令和8年度大学入学共通テストで本学が指定する教科・科目等を受験している必要があります」という条件が明記されています。
一般選抜(前期日程)は総合型選抜・学校推薦型選抜に比べて募集人員が少ない傾向があります。年内に実施される総合型選抜・学校推薦型選抜の準備を並行して進め、どの方式で何名が募集されているかを一覧にしたうえで、出願計画を立てることが重要です。
📚 用語解説
国家資格(あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・理学療法士等):保健科学部保健学科の各コースで学ぶ専門分野に関連する国家資格です。取得できる資格や受験資格の要件は年度により変わる可能性があるため、必ず大学公式・国の最新情報で確認してください。

保健学科の3コースは、共通テストの結果や配点も全部同じと考えていいですか。

コースによって定員も試験日程も分かれているから、同じとは限らないよ。志望コースの学生募集要項を個別に確認して、出願期間・試験日・必要書類をコースごとに整理しておこう。
2027年度(令和9年度)入試日程まとめ|総合型・推薦・一般・編入学
| 学部・学科 | 方式 | 主な日程 | 確認先 |
|---|---|---|---|
| 産業技術学部 両学科 | 学校推薦型・社会人選抜 | 令和8年11月21日 | https://www.tsukuba-tech.ac.jp/admission/it/overview/index.html |
| 産業技術学部 両学科 | 総合型選抜 | 令和8年12月19日/令和9年1月23日 | https://www.tsukuba-tech.ac.jp/admission/it/overview/index.html |
| 産業技術学部 両学科 | 一般選抜(前期日程) | 令和9年2月25日 | https://www.tsukuba-tech.ac.jp/admission/it/overview/index.html |
| 保健科学部 保健学科 | 総合型選抜 第1回 | 出願9/24〜10/1・試験10/10 | https://www.tsukuba-tech.ac.jp/admission/hs/overview/admission_office.html |
| 保健科学部 保健学科 | 総合型選抜 第2回 | 出願12/1〜12/8・試験12/19 | https://www.tsukuba-tech.ac.jp/admission/hs/overview/admission_office.html |
| 保健科学部 両学科 | 一般選抜(前期日程) | 出願1/25〜2/3・試験2/25 | https://www.tsukuba-tech.ac.jp/admission/hs/overview/individual.html |
入試案内の公式ページを見ると分かるとおり、筑波技術大学は産業技術学部と保健科学部で入試の呼称や回数がそろっていません。産業技術学部は学校推薦型選抜・社会人選抜・総合型選抜(2回)・一般選抜(前期日程)・編入学試験、保健科学部は総合型選抜(2回)・一般選抜(前期日程)が中心です。志望学部が決まったら、まずその学部だけの日程を1枚のカレンダーに書き出してください。
年内に実施される総合型選抜・学校推薦型選抜は、出願書類の準備に時間がかかります。志望理由書や自己推薦書、場合によっては実技や面接の準備を、試験直前ではなく数か月前から進める必要があります。一般選抜(前期日程)を並行して準備する場合は、年内入試の書類作成に時間を取られすぎて学力面の対策が止まらないよう、週単位で時間配分を決めておくと安全です。
受験上の配慮を申請する場合は、試験日程だけでなく「配慮の申請期限」も別に管理する必要があります。配慮の申請は学生募集要項に記載された期限までに行う必要があり、出願直前に慌てて用意すると、必要な書類(医師の診断書、障害者手帳の写し、大学入試センターの決定通知書の写し等)がそろわない恐れがあります。次の章で配慮申請の考え方を詳しく整理します。
編入学試験も産業技術学部で実施されています。高等専門学校や短期大学などからの編入を検討している場合は、対象学年・出願資格・試験科目が学部初年次入学とは異なるため、編入学向けの募集要項を別途確認してください。
日程は年度によって変更される可能性があります。本記事に記載した令和8年度・令和9年度の日程は2026年8月12日時点の公式情報に基づくものです。出願年度が近づいたら、必ず最新の学生募集要項・入学者選抜要項で日程を再確認してください。
産業技術学部と保健科学部は入試の回数・日程が別です。志望学部以外の日程を混同しないよう、募集要項のPDFを学部別に分けて保存しておきましょう。
📚 用語解説
学校推薦型選抜と社会人選抜:学校推薦型選抜は在籍する高校等の推薦に基づく入試方式、社会人選抜は社会人経験のある出願者を対象とした入試方式です。産業技術学部では同一日程で実施されると案内されています。

志望学部が決まっていない場合、両学部の日程を全部覚えておく必要がありますか。

最初から全部を覚える必要はないよ。まずは興味のある学部を1つか2つに絞って、その学部の出願期間・試験日・配慮申請期限だけをカレンダーに落とし込もう。絞り込んだ後で、必要なら他学部の日程も追加すればいいよ。
受験上の配慮の考え方|早めの申請が準備の土台になる
入学者選抜Q&Aや受験上の配慮事項申請について(視覚障害系)のページによれば、受験上の配慮を希望する場合、学生募集要項に記載された期限までに大学所定の様式(受験上の配慮事項記入シート)を提出し、必要に応じて医師の診断書や障害者手帳のコピー、大学入試センターが発行する「受験上の配慮事項決定通知書」のコピー(該当者)などの根拠書類を添える必要があります。
配慮の内容は、点字や拡大文字による出題、試験時間の延長、機器の持ち込み、移動サポート、手話通訳や筆記による情報保障など、障害の種別や程度によって多岐にわたります。本記事では、公式に確認できた保健科学部(視覚障害系)の配慮内容を次の章で具体的に整理しますが、産業技術学部(聴覚障害系)の配慮内容を専門に説明する個別ページは今回の確認時点で見当たりませんでした。学生募集要項・入試案内、または大学の窓口に直接問い合わせて確認してください。
配慮の申請で大切なのは、「配慮があるはずだから何とかなる」と先延ばしにしないことです。申請には根拠書類の準備が必要で、医師の診断書の発行や障害者手帳の手続きには時間がかかる場合があります。出願直前になって慌てないよう、志望学部・学科を決めた段階で、まず大学の窓口に相談することをおすすめします。
学校や支援機関のサポートを受けている場合は、担任の先生やスクールカウンセラー、特別支援教育コーディネーターなどと連携して、必要書類の準備を進めることも有効です。自分一人で抱え込まず、周囲の大人と一緒に「いつまでに何を用意するか」を可視化しておくと、申請漏れを防げます。
配慮の申請と学力面の対策は、どちらか一方を優先するものではありません。配慮の申請準備をしている期間も、共通テスト対策や志望理由書の作成など、できる対策は並行して進めることが、結果的に出願直前の負担を減らすことにつながります。
📚 用語解説
受験上の配慮事項記入シート:受験上の配慮を申請する際に大学へ提出する所定の様式です。診断書や障害者手帳のコピーなど、必要に応じた根拠書類とあわせて期限内に提出します。
申請期限、必要な様式、根拠書類(診断書・障害者手帳・大学入試センターの決定通知書)の3点を、志望校が決まった時点でまず確認しましょう。

配慮の申請は出願と同時にすればいいので、そこまで急がなくても大丈夫ですか。

申請期限は出願期限と同じとは限らないよ。診断書の準備に時間がかかることもあるから、志望学部・学科が決まったら、できるだけ早く募集要項で期限を確認して相談を始めよう。
保健科学部(視覚障害系)の受験上の配慮|拡大読書器・点字タイプライターなど
受験上の配慮事項申請について(視覚障害系)の公式ページによると、システム上で申請できる配慮として、拡大読書器を借用または持ち込んで使用する、点字タイプライター用の机を確保する、試験場内での移動サポートを受ける、視覚障害者向けの試験時間設定を受ける、時計を持ち込む(点字受験者は音声機能付きも可)といった項目が挙げられています。
個別の申請が必要な配慮としては、書見台、マグネット、定規の使用、小論文の問題文について16ポイント・24ポイント以外の文字サイズを希望する場合、座席位置の指定、視覚障害以外の障害への対応などが案内されています。「システムで選べる項目」と「個別に申請書で伝える項目」が分かれている点に注意し、自分に必要な配慮がどちらに当たるかを事前に確認してください。
申請にあたっては、学生募集要項に記載された期限までに、大学所定の様式に加えて、必要に応じて医師の診断書または障害者手帳のコピー、大学入試センターが発行する「受験上の配慮事項決定通知書」のコピー(該当者)を提出します。問い合わせ先として、視覚障害系支援課教務係(電話029-858-9507〜9)が公式ページに掲載されています。
小論文の問題文の読み上げが行われる場合、解答方法は基本的に墨字か点字になると案内されています。自分がどちらの解答方法を希望するかによって、日頃の答案練習の形式(手書きか点字か)を合わせておくと、本番でのギャップを減らせます。
配慮の内容は年度によって更新される可能性があります。本記事の記載は2026年8月12日時点で確認できた内容であり、出願年度が近づいたら必ず最新の学生募集要項・公式ページで内容を再確認してください。不明点があれば、窓口へ直接問い合わせることが最も確実です。
📚 用語解説
拡大読書器:文字や図を拡大して画面に映し出す機器です。視覚障害のある受験者が試験問題を読む際の配慮として、借用または持ち込みでの利用を申請できます。

配慮は申請すれば自動的にすべて認められるものですか。

申請内容や根拠書類をもとに大学側で確認・調整が行われるものだよ。希望する配慮とその理由を具体的に書けるよう、日頃から自分にとって何が必要かを整理しておこう。
合格に向けた対策の考え方|共通テスト・書類・面接を計画的に進める
- 学力試験: 募集要項で科目確認
筑波技術大学の入試方式は学部・学科・方式によって内容が異なり、本記事の時点で科目名や配点まで公式に確認できたのは限られた情報にとどまります。そのため対策の中心は「具体的な科目対策」よりも、「自分が受ける方式で何が求められているかを早く正確に把握し、準備期間を逆算すること」に置くのが安全です。学生募集要項を最初に読み込み、必要な準備項目を洗い出すところから始めてください。
一般選抜(前期日程)を検討する場合、保健科学部では「令和8年度大学入学共通テストで本学が指定する教科・科目等を受験している必要がある」ことが明記されています。共通テストを利用する方式を検討している場合は、指定される教科・科目を早期に確認し、受験校数や出願パターンを考える際の前提条件として組み込んでおきましょう。
総合型選抜・学校推薦型選抜を検討する場合は、志望理由書や自己推薦書の作成に時間がかかります。「筑波技術大学でなければ学べないこと」「将来この学部・学科で何を学び、どう社会に還元したいか」を、公式サイトのカリキュラムやオープンキャンパスで得た情報と自分の経験を結びつけて言語化します。一度書いた文章を学校の先生や支援者に読んでもらい、繰り返し推敲することが有効です。
面接や口頭試問がある方式では、志望理由書に書いた内容について質問されることを想定し、自分の言葉で説明できるように練習します。手話通訳や筆談など、面接時にどのような情報保障が用意されるかも、事前に大学へ確認しておくと当日の不安を減らせます。
学力試験・書類作成・配慮申請・面接練習を同時に進めるのは負担が大きいため、週単位で優先順位を決め、進捗を記録することをおすすめします。特に配慮の申請書類は準備に時間がかかりやすいため、最優先で着手し、学力面の対策は毎日少しずつでも止めない、という二本立てのペース配分が安全です。
📚 用語解説
共通テスト自己採点:大学入学共通テスト受験後、自分の解答をもとに得点を見積もる作業です。マークミスや配点の見落としがないよう、正確な記録と複数回の確認が大切です。
①配慮の申請書類、②学生募集要項の科目・配点確認、③志望理由書・自己推薦書、④面接練習、⑤学力試験対策、の順で着手すると準備期間を逆算しやすくなります。

科目対策は直前期にまとめてやれば間に合いますか。

募集要項の確認や配慮申請は直前だと間に合わないことがあるよ。学力試験の対策以上に、書類や申請の準備は早く始めるほど安心できる。今日から募集要項を読み込むところから始めよう。
入学後の学び・進路|専門職業人としてのキャリアを見通す
入試の合格はゴールではなく、専門教育の入口です。産業技術学部では基礎教育を障害者高等教育研究支援センターが担い、そのうえで情報科学・機械工学・建築学・支援技術学・デザイン学などの専門教育へ進みます。保健科学部では、保健学科の3コースがそれぞれの専門分野(鍼灸・理学療法・健康スポーツ)の実習を重ね、情報システム学科は工学分野の専門教育を進めます。
高校までの学習と大学の専門教育では、扱う情報量や専門用語の密度が大きく変わります。入学前に「大学で何を学ぶのか」を漠然とではなく具体的にイメージしておくことは、入学後のギャップを減らすことにつながります。オープンキャンパスや大学説明会では、実際の授業や実習の様子、使用する支援機器、情報保障の運用方法を確認しておくと安心です。
保健科学部の各コースは、国家資格の取得を見据えた専門教育を行っています。資格取得後の進路は、医療機関、福祉施設、教育機関、独立開業など多岐にわたります。産業技術学部の卒業生は、情報技術・ものづくり・デザインの専門性を生かして、一般企業や公的機関など幅広い分野で活躍する道があります。
進路を考えるときは、「筑波技術大学を卒業すれば自動的に希望の職に就ける」という前提を持たないことが大切です。資格取得、実習、就職活動、進学など、入学後にも本人の努力と準備が必要な段階が続きます。大学が提供する支援(キャリア支援、実習先との連携等)を、入学後にどう活用するかも合わせてイメージしておきましょう。
学部・学科によって卒業後の進路の幅は異なります。志望校研究の段階で、興味のある学部・学科の卒業生がどのような分野に進んでいるか、大学案内やオープンキャンパスで質問し、自分が思い描くキャリアと重なるかどうかを確認してください。
📚 用語解説
専門職業人:特定の専門知識・技能をもとに社会で働く人を指します。筑波技術大学では、産業技術学部・保健科学部それぞれの専門教育を通じて、卒業後に専門職業人として活躍することを目標に掲げています。

入学すれば、あとは大学の支援に任せておけば就職や資格取得はうまくいきますか。

大学の支援はあくまで土台だよ。実習や国家試験、就職活動は本人の準備が欠かせない。入学前から「入学後にどう学び、どう動くか」までイメージしておくと、入学後の負担が小さくなるよ。
鬼管理専門塾の特徴|筑波技術大学対策を毎日の行動へ落とす
筑波技術大学対策では、「聴覚・視覚に障害があるから特別な指導が必要」というだけで終わらせず、志望する学部・学科・入試方式ごとに、募集要項の確認、配慮の申請、志望理由書、面接、学力試験を分解して考える必要があります。年度ごとに更新される情報を本人・保護者だけで追い続けるのは負担が大きいため、専門的に伴走してくれる存在の有無が、準備の安定度を左右します。
鬼管理専門塾の固定6特徴を見るときは、宣伝文を読むだけでなく、本人の筑波技術大学対策へどう接続するかを確認してください。無料説明会には、志望学部・学科の情報、配慮申請の準備状況、学校の成績、教材、週間予定を持参し、七日分の課題と確認方法を具体的に示してもらうことをおすすめします。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
筑波技術大学の志望学部・学科・入試方式ごとに、募集要項の確認事項と配慮申請の準備を、教材名・確認項目・期限まで一日単位で数値化して指示します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
本人の学校成績、志望理由の材料、配慮の申請状況、得意・不得意を診断し、産業技術学部・保健科学部それぞれの対策に合う個別行動プランを設計します。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
志望理由書・面接練習・学力試験対策を一週間表で管理し、毎日の記録と毎週の確認テストから未定着を翌週へ残さないよう修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
採用率0.6%の基準を通過し、講師満足度アンケート累計1,524件の指導データを持つ専属講師が、志望理由書の推敲、面接練習、学習記録を継続して点検します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
筑波技術大学の大学受験特化対策に加え、総合型選抜、学校推薦型選抜、英語資格、高校受験まで、現在の学年と志望方式に応じた専門コースを検討できます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
授業がない日のLINE質問対応とZoom無料説明会・資料請求を使い、募集要項の確認状況や配慮申請の進み具合を示して、入会前に対策範囲を確認できます。
日別課題は「今日は書類を進める」のような曖昧な指示では終えません。志望理由書なら段落ごとの下書きを翌日までに完成、面接練習なら想定質問への回答を声に出して録音、共通テスト対策なら演習1セットを時間内に解いて自己採点、という到達条件を置きます。終了後には確認と振り返りを行います。
年内入試を目指す場合も、書類作成だけに時間を使いません。志望理由書の修正、面接練習を曜日固定にしつつ、一般選抜を見据えた学力対策も継続します。結果が出るまで一つの方式に絞りきらず、複数の方式を並行して準備できる計画にします。
毎週の確認では、実行できたかどうかだけでなく、書類の説得力、面接での受け答え、演習の正答根拠を見ます。未達の原因を理解不足・時間不足・情報不足・体調・環境のいずれかに分け、翌週の計画を修正します。
無料説明会では、募集要項の更新をどのように追うか、配慮申請の相談にどう伴走してもらえるか、志望理由書を何回まで添削してもらえるか、LINE質問の対応範囲、面接練習の回数を確認してください。合格を保証するものではなく、本人が実行できる具体性で比較することが大切です。
鬼管理専門塾の仕組みは鬼管理専門塾とは、進学例は合格実績で確認できます。筑波技術大学の学部・方式や年度を混同せず、本人の状況に基づく一週間例を確認してください。
志望学部・学科、配慮申請の準備状況、学校の成績を用意し、次の七日間を具体化する

無料説明会では「筑波技術大学に強いですか」と聞く以外に何を確認すればよいですか。

募集要項をどう追うか、配慮申請にどう伴走してくれるか、志望理由書の添削回数、面接練習の回数を具体的に聞いてみよう。他大学と混同していない説明かどうかも確認するといいよ。
よくある質問
| 迷いやすい点 | 最初に確認する公式資料 |
|---|---|
| 学部・学科を選べない | 産業技術学部・保健科学部の学科構成ページ |
| 方式を選べない | 2027年度入試日程・学生募集要項 |
| 配慮の内容を知りたい | 受験上の配慮事項申請ページ・窓口 |
| 入学後の学びを知りたい | 学部・学科カリキュラム・進路情報 |
Q. 筑波技術大学はどんな大学ですか?
A. 茨城県つくば市にある国立大学法人で、聴覚障害者を対象とする産業技術学部、視覚障害者を対象とする保健科学部を中心に、2025年設置の共生社会創成学部を含む3学部で構成されています。
Q. 産業技術学部にはどんな学科がありますか?
A. 産業情報学科(定員32名)と総合デザイン学科(定員13名)の2学科です。産業情報学科は情報・機械・建築・支援技術学、総合デザイン学科はデザイン領域を中心に学びます。
Q. 保健科学部にはどんな学科・コースがありますか?
A. 保健学科(鍼灸学・理学療法学・健康スポーツ学の3コース、各定員20名)と、情報システム学科(定員10名)です。健康スポーツ学コースは2026年4月新設と案内されています。
Q. 2027年度入試の方式にはどんなものがありますか?
A. 総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜(前期日程)、社会人選抜(産業技術学部)、編入学試験があります。学部によって回数・日程が異なるため、志望学部の募集要項で確認します。
Q. 一般選抜(前期日程)の入学定員はどれくらいですか?
A. 保健科学部は保健学科3コース合わせて6名、情報システム学科3名です。産業技術学部は産業情報学科16名、総合デザイン学科6名と案内されています。
Q. 受験上の配慮はどうやって申請しますか?
A. 学生募集要項に記載された期限までに、配慮事項記入シート等の所定様式と、必要に応じて医師の診断書や障害者手帳のコピーなどの根拠書類を提出します。詳細は公式ページ・窓口で確認します。
Q. 視覚障害系の受験上の配慮には具体的にどんなものがありますか?
A. 拡大読書器の借用・持ち込み、点字タイプライター用の机確保、移動サポート、試験時間設定、書見台や文字サイズの個別相談などが公式ページで案内されています。
Q. 産業技術学部(聴覚障害系)の受験上の配慮も同じ内容ですか?
A. 本記事の確認時点では、聴覚障害系向けの受験上の配慮を専門に説明する個別ページは見当たりませんでした。学生募集要項・入試案内、または大学の窓口に直接問い合わせて確認してください。
Q. 筑波技術大学対策の塾へ何を持参すればよいですか?
A. 志望学部・学科、配慮申請の準備状況、学校の成績、志望理由の材料、教材、学校の予定を用意し、対策の優先順位と七日分の課題例を確認します。
筑波技術大学の入試情報は年度ごとに更新されます。本記事の数字を出願書類へそのまま転記するのではなく、大学公式の学生募集要項・入学者選抜要項を最終資料としてください。産業技術学部と保健科学部では方式・日程・配慮の内容が異なるため、学部を混同しないよう注意が必要です。
合格までの準備は、学部・学科を決めた一度で完成するものではありません。募集要項の更新確認、配慮申請の進み具合、志望理由書・面接の練習、学力試験対策を毎週見直しながら、次の七日間を具体化していきましょう。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映




