
東京農業大学の総合型選抜を調べると、全学部、高校で学んだ実践スキル、東京農大ファミリー、生物産業学部〔併願方式〕、生物産業学部と、いくつも名前が出てきます。自分がどれに出願できるのか、調べれば調べるほど分からなくなりました。











東京農業大学は、総合型選抜を1つの試験にまとめず、対象者の条件が異なる5つの方式に分けている。この記事では2027年度公式要項を基準に、対象学部・学科、出願資格、募集人員、事前課題の有無、専願か併願か、選考日程を同じ軸で比べる。最後に、自分がどの方式の出願資格を満たすかを判定する順番も示すよ。
東京農業大学の総合型選抜対策で最初にすべきことは、自己推薦書を書き始めることではありません。まず、自分が「全学部」「高校で学んだ実践スキル」「東京農大ファミリー」「生物産業学部〔併願方式〕」「生物産業学部」の5方式のうち、どれに出願資格があるかを確認します。全国農業高等学校長協会の会員校在籍が条件になる方式、卒業生・在学生の家族であることが条件になる方式、北海道オホーツクキャンパスの生物産業学部だけを対象に他大学との併願を認める方式まであり、対象範囲と条件が大きく異なります。
この記事は、東京農業大学入学センターが公開する2027年度募集要項5種類を一次情報として、受験生が判断しやすい順序へ再構成しています。東京農業大学の一般選抜を含む学部別の倍率比較は東京農業大学の倍率は?2026年度一般選抜を学部別比較も参考にし、総合型選抜だけに学習を偏らせず、一般選抜との並行計画を作ってください。
5方式は事前課題の有無、評定条件、専願か併願か、出願時期がすべて異なります。この記事の表だけで出願可否を決めず、志望する方式の該当PDF本文まで読み、不明点は締切直前ではなく東京農業大学入学センターへ確認してください。
目次
東京農業大学の総合型選抜は5方式ある【結論】
結論から言うと、「東京農業大学の総合型選抜」という一つの試験はありません。東京農業大学 入学者選抜情報およびWeb出願・募集要項のページでは、2027年度の総合型選抜として「全学部」「高校で学んだ実践スキル」「東京農大ファミリー」「生物産業学部〔併願方式〕」「生物産業学部」の5方式が公開されています。学校推薦型選抜や大学入学共通テスト利用選抜、一般選抜は別制度で、本記事では扱いません。
| 方式名 | 対象範囲 | 出願の鍵となる条件 |
|---|---|---|
| 総合型選抜 全学部 | 6学部21学科 | 評定条件なし。自己推薦書+学科別事前課題+個別面接 |
| 総合型選抜 高校で学んだ実践スキル | 同21学科(農業高校生対象) | 全国農業高等学校長協会会員校在籍+評定4.0以上 |
| 総合型選抜 東京農大ファミリー | 全23学科 | 卒業生・在学生の家族+評定3.2以上 |
| 総合型選抜 生物産業学部〔併願方式〕 | 生物産業学部4学科 | 評定条件なし。他大学と併願可 |
| 総合型選抜 生物産業学部 | 生物産業学部4学科 | 評定条件なし。専願。出願は11月末〜 |
5方式に共通するのは、書類審査(調査書・自己推薦書)と口頭試問(個別面接)で総合評価する点です。一方で、学科別の事前課題があるかどうか、評定平均の基準があるかどうか、他大学と併願できるかどうか、出願が9月・10月・11月末のどこから始まるかは方式ごとに違います。「総合型選抜という名前だから同じ準備でよい」と考えると、対象外の方式に時間を使ってしまう危険があります。











「総合型選抜」という名前だけを見て、どれも同じ自己推薦入試だと思っていました。実際は農業高校の在籍や家族の続柄が出願条件になる方式まであるんですね。











そうだね。まず「学部・学科」ではなく「自分がどの方式の出願資格を満たすか」を先に固定しよう。そのうえで、事前課題の有無、評定条件、専願か併願か、出願時期の4点を公式要項から抜き出すと、準備すべき書類と時間配分が見えてくる。
📚 用語解説
自己推薦書:出身学校長の推薦を必要とせず、本人が800字以内(生物産業学部〔併願方式〕は600字以内)で志望理由等を入力し提出する書類です。5方式とも本学ホームページ掲出の指定様式を使い、本人が入力することが条件です。
全学部方式の対象学部・学科・募集人員【2027年度】
総合型選抜 全学部は、東京農業大学6学部21学科すべてが対象です。2027年度 総合型選抜 全学部 募集要項によると、募集人員は学科ごとに定められ、合計すると291名になります。国際食料情報学部食料環境経済学科の34名が最大で、応用生物科学部の農芸化学科・醸造科学科は各8名など、学部・学科によって規模が大きく異なります。
| 学部 | 学科の例 | 募集人員の例 |
|---|---|---|
| 農学部 | 農学科/動物科学科/生物資源開発学科 | 各20名・デザイン農学科10名 |
| 応用生物科学部 | 農芸化学科/醸造科学科 | 各8名 |
| 生命科学部 | バイオサイエンス学科 | 7名 |
| 地域環境科学部 | 地域創成科学科 | 7名 |
| 国際食料情報学部 | 食料環境経済学科(最大) | 34名 |
| 生物産業学部 | 北方圏農学科/海洋水産学科/食香粧化学科/自然資源経営学科 | 各20名 |
募集人員の大小は難易度の目安にはなりますが、合格を保証する数字ではありません。出願前に確認すべきは人数の多さではなく、①第一志望であること、②高等学校等の卒業要件、③本学のアドミッション・ポリシーへの理解、④意欲、の4点です。全学部方式は評定平均(学習成績の状況)を出願資格として定めていない点が特徴で、書類・事前課題・面接の内容で総合的に評価されます。











募集人員が34名の学科もあれば8名の学科もあるんですね。人数が多い学科を選べば有利になるのでしょうか。











募集人員は選考単位を把握するための数字であって、難易度そのものではない。全学部方式は評定平均を出願資格に定めていないから、人数の多さよりも、自己推薦書と事前課題で志望学科への理解をどう証明するかのほうが重要になる。
📚 用語解説
学習成績の状況:調査書に記載される評定平均のことです。東京農業大学は方式によって基準が異なり、全学部方式・生物産業学部〔併願方式〕・生物産業学部は「定めない」、東京農大ファミリーは3.2以上、高校で学んだ実践スキルは4.0以上を出願資格としています。
全学部方式の選考内容|自己推薦書・事前課題・口頭試問
全学部方式の選考は二段階です。第一次選考は書類審査(調査書・自己推薦書800字以内・学科別事前課題)、第一次合格者だけが第二次選考(個別口頭試問・15分程度)に進みます。事前課題は学科ごとに内容も文字数も異なり、農学科は800字、動物科学科は1,200字、農芸化学科は1,600字、造園科学科は600字の課題を3つ作成するなど、学科が何を評価したいかによって形式が変わります。
| 学科の例 | 事前課題の文字数の目安 | 課題の性格 |
|---|---|---|
| 農学科 | 800字以内 | 関心のあるテーマと農学科で学ぶ理由 |
| 動物科学科 | 1,200字以内 | アニマルウェルフェアと生産性の両立への考え |
| 農芸化学科 | 1,600字以内 | 環境・健康課題への対策提案(研究課題と関連付け) |
| 栄養科学科 | 1,200字以内 | AIと食生活・健康管理、管理栄養士の役割 |
| 造園科学科 | 課題1〜3(各600字+図1枚) | 公的データの分析と解決案の可視化 |
| 森林総合科学科 | 1,000〜1,200字 | 林業白書を読んだうえでの課題提示と解決策 |
事前課題は「知っていることを書く」だけの作文ではありません。造園科学科は国土交通省の公開データを参照して自分の考えを図にする課題、森林総合科学科は林業白書を読んでから論じる課題のように、公的資料を読み解く力そのものを見ています。募集要項は、これらの選抜において生成AIが作成した文章等をそのまま使用することを原則認めないと明記しており、内容によっては不正行為として扱われます。
東京農業大学の総合型選抜(全学部・実践スキル・東京農大ファミリー)は、生成AIによる文章のそのまま使用を認めていません。学科指定の資料(白書・統計データ等)を実際に読み、自分の言葉で構成する練習を、出願の数か月前から始めてください。











事前課題は学科によって全然違うんですね。造園科学科は国のデータを分析して図を作る課題まであるとは思いませんでした。











そう。事前課題は学科が「何を調べ、どう考える学生か」を見るための課題だから、汎用的な模範解答は通用しない。志望学科の課題を早めに確認し、公式データの探し方と、決められた文字数でまとめる練習を毎週続けよう。第二次の口頭試問では、事前課題の内容についても質問される。
📚 用語解説
事前課題:出願時に提出する、学科が指定するテーマの小論文・レポートです。学科ごとに文字数とテーマが異なり、第二次選考の口頭試問では事前課題の内容についても質問されます。原稿用紙は本学指定の様式を使用します。
「高校で学んだ実践スキル」方式|農業高校生対象・評定4.0以上
総合型選抜 高校で学んだ実践スキルは、2027年度 総合型選抜 高校で学んだ実践スキル 募集要項によると、全国農業高等学校長協会の会員校に2027年3月卒業見込みで在籍し、高等学校第3学年1学期(または前期)までの全体の学習成績の状況が4.0以上であることが出願資格です。5方式の中で唯一、対象を農業高校在籍者に絞り、評定条件も最も高く設定されています。
| 確認項目 | 実践スキル方式の内容 |
|---|---|
| 対象 | 全国農業高等学校長協会会員校の2027年3月卒業見込み者 |
| 評定条件 | 第3学年1学期(前期)までの全体の学習成績の状況4.0以上 |
| 対象学科 | 全学部方式と同じ21学科(学科別に募集人員は別枠) |
| 選考方法 | 書類審査(調査書・自己推薦書・事前課題)+口頭試問(個別)。二段階選考ではない |
| 出願期間 | 2026年10月1日〜10月9日 |
| 試験日 | 2026年10月24日(土)13時〜個別口頭試問 |
実践スキル方式の自己推薦書は「高校時代に学んだ実践スキルをどう活かし発展させてきたか、入学後にどう活かすか」を問う設問で、全学部方式の「未来像+志望理由」とは切り口が異なります。事前課題も「高校で身につけた実践的な学び・技能」を出発点にする学科が多く、栽培や実習で得た経験を、大学の研究課題へどうつなげるかを問われます。全学部方式と同じ学科に出願できますが、書類は使い回さず、実践スキルを軸に書き直す必要があります。











実践スキル方式は農業高校の生徒だけが対象なんですね。評定平均も4.0以上と、他の方式よりかなり高く設定されています。











その代わり、実践スキル方式の自己推薦書と事前課題は、農業高校での実習・栽培経験を評価の中心に置いている。全学部方式と同じ学科に出せるからといって書類を使い回すのではなく、実習で得た気づきを大学の研究テーマへどうつなげるかを、毎週具体例を書き足しながら磨いていこう。
📚 用語解説
全国農業高等学校長協会:全国の農業関係学科を置く高等学校の校長で構成される協会です。総合型選抜 高校で学んだ実践スキルは、この協会の会員校に在籍する生徒を対象とする点が、他の4方式との最大の違いです。
「東京農大ファミリー」方式|続柄要件と評定3.2以上
総合型選抜 東京農大ファミリーは、2027年度 総合型選抜 東京農大ファミリー 募集要項によると、本学(短期大学部・大学院を含む)の卒業生・修了生を直系の父母・祖父母または兄弟姉妹とする者、あるいは在学生の兄弟姉妹であることが出願資格です。法定血族(養子縁組)も一定の条件で認められます。卒業・在学学科にかかわらず、全23学科のいずれにも出願できる点が特徴です。
- 続柄要件: 卒業生・修了生の子/孫/兄弟姉妹、在学生の兄弟姉妹
| 確認項目 | 東京農大ファミリー方式の内容 |
|---|---|
| 続柄要件 | 卒業生・修了生の直系父母/祖父母/兄弟姉妹、または在学生の兄弟姉妹 |
| 評定条件 | 全体の学習成績の状況3.2以上 |
| 対象学科 | 全23学科(卒業・在学学科を問わない) |
| 追加提出書類 | 続柄を証明する書類(戸籍抄本等) |
| 出願資格確認 | 2026年9月1日から受付、出願は10月1日〜10月9日 |
| 試験日 | 2026年10月24日(土) |
募集人員は学科ごとに1〜5名の小規模枠です(醸造科学科5名、生物産業学部4学科は各1名など)。出願前には、まず戸籍抄本等で続柄を証明できるかを確認し、出願資格確認期間内に手続きを済ませておく必要があります。評定3.2以上という条件は全学部方式にはない基準なので、対象になるからといって評定確認を省略しないでください。











家族が卒業生というだけで出願できるのかと思っていましたが、評定3.2以上という条件と、続柄を証明する書類の提出も必要なんですね。











そのとおり。続柄要件を満たしていても、評定3.2に届いていなければ出願資格そのものがない。戸籍抄本等の取得には時間がかかることもあるから、出願資格確認期間が始まる9月1日より前に、必要書類が揃うかを学校・家族と一緒に確認しておこう。
生物産業学部〔併願方式〕|他大学と併願できる唯一の方式
総合型選抜 生物産業学部〔併願方式〕は、2027年度 総合型選抜 生物産業学部〔併願方式〕募集要項によると、北海道オホーツクキャンパスの生物産業学部4学科(北方圏農学科・海洋水産学科・食香粧化学科・自然資源経営学科)を対象に、各3名、計12名を募集します。5方式のうち唯一、本学の入学手続完了までの期間、他大学の併願を明示的に認めている方式です。ただし、本学の他の総合型選抜・学校推薦型選抜にも合格した場合は、専願となるその制度への入学が優先されます。
- 全学部方式: 6学部21学科
- 生物産業学部〔併願方式〕: 4学科のみ・併願可
| 確認項目 | 生物産業学部〔併願方式〕の内容 |
|---|---|
| 対象学科・募集人員 | 北方圏農学科/海洋水産学科/食香粧化学科/自然資源経営学科 各3名(計12名) |
| 併願 | 他大学との併願を明示的に許可(本学の専願制度に合格した場合はそちらが優先) |
| 評定条件 | 定めない |
| 提出書類 | 調査書・自己推薦書(600字以内)。学科別事前課題はなし |
| 出願期間・試験日 | 2026年10月1日〜10月9日出願、10月25日(日)試験 |
| 検定料の免除 | 全学部方式または実践スキル方式に出願済みなら一部・全額免除 |
検定料は原則30,000円ですが、同一年度に全学部方式または実践スキル方式へ既に出願している場合、既払い額に応じて免除される仕組みがあります。第二次選考まで(30,000円)を支払い済みなら全額免除、第一次選考分(10,000円)のみなら10,000円が免除され20,000円の支払いになります。事前課題がなく自己推薦書も600字と短いため、他の方式より準備の負担は軽い一方、募集人員は12名と最も少ない方式です。











生物産業学部だけ、他の大学と併願できる方式があるんですね。事前課題もなく、自己推薦書も600字と短いので、準備の負担は軽そうです。











負担が軽い分、募集人員も12名と5方式の中で最も少ない。併願できるからといって対策を後回しにせず、600字の自己推薦書で「なぜ北海道オホーツクキャンパスの生物産業学部でなければならないか」を明確に書けるよう、志望理由を早めに言語化しておこう。
📚 用語解説
併願方式:生物産業学部〔併願方式〕は、本学の入学手続完了までの期間、他大学の入学者選抜との併願を認める方式です。ただし本学内の専願方式(総合型選抜・学校推薦型選抜)にも合格した場合は、専願制度への入学が優先されます。
生物産業学部(通常方式)|出願は11月末から・専願
総合型選抜 生物産業学部(併願方式ではない通常方式)は、2027年度 総合型選抜 生物産業学部 募集要項によると、対象学科・募集人員は併願方式と同じ北方圏農学科・海洋水産学科・食香粧化学科・自然資源経営学科の各3名(計12名)ですが、出願時期が大きく異なります。併願方式が10月1日〜10月9日出願・10月25日試験なのに対し、通常方式は2026年11月27日〜12月7日出願・12月12日(土)試験・12月16日(水)発表と、約2か月後ろ倒しの日程です。
| 比較項目 | 生物産業学部〔併願方式〕 | 生物産業学部(通常) |
|---|---|---|
| 出願期間 | 2026年10月1日〜10月9日 | 2026年11月27日〜12月7日 |
| 試験日 | 2026年10月25日(日) | 2026年12月12日(土) |
| 合格発表 | 2026年11月2日 | 2026年12月16日 |
| 他大学併願 | 明示的に可 | 募集要項に併願を認める記載はなく専願が前提 |
| 評定条件 | 定めない | 定めない |
| 提出書類 | 調査書・自己推薦書(事前課題なし) | 調査書・自己推薦書(事前課題なし) |
通常方式は専願が前提で、他大学との併願を認める記載はありません。出願が11月末からと遅いため、併願方式の結果を踏まえてから改めて生物産業学部を検討したい受験生や、秋の一般選抜対策と両立しながら準備したい受験生にとって、時間的な選択肢を広げる方式と位置づけられます。ただし出願が遅い分、対策開始を先延ばしにしてよいわけではなく、志望理由と自己推薦書の完成度は早めに固めておく必要があります。











同じ生物産業学部なのに、併願方式と通常方式で出願時期が2か月近く違うんですね。通常方式は併願できないので、専願で臨む必要があるということですね。











そう。通常方式は出願が遅い分、判断の時間はあるように見えるが、専願が前提だから「とりあえず出しておく」併願方式とは意思決定の重みが違う。自己推薦書は600字と短くても、なぜこの学科で学びたいかを11月までに言語化できているかどうかが差になる。
5方式の選び方|専願・併願の整理と判断の順番
方式選択は「出願条件をいくつ満たすか」ではなく、対象学科、続柄・在籍校などの出願資格、専願か併願か、出願時期の順で行います。全学部方式・高校で学んだ実践スキル・東京農大ファミリーは、合格した場合の入学を前提とする専願的な位置づけです。生物産業学部〔併願方式〕だけが他大学との併願を明示的に認め、生物産業学部(通常)は専願が前提です。
| 方式 | 専願・併願の扱い | 重複出願の可否 |
|---|---|---|
| 全学部方式 | 合格した場合の入学が前提 | 他の総合型選抜方式との重複出願条件は募集要項で要確認 |
| 高校で学んだ実践スキル | 合格した場合の入学が前提 | 全学部方式と同じ学科に出願する場合は書類を書き直す |
| 東京農大ファミリー | 合格した場合の入学が前提 | 全23学科が対象。他方式との重複可否は要項で要確認 |
| 生物産業学部〔併願方式〕 | 他大学と併願可(本学専願制度合格時はそちらが優先) | 全学部・実践スキル出願者は検定料が減免 |
| 生物産業学部(通常) | 専願が前提 | 併願方式の結果を踏まえて出願する受験生を想定した時期設定 |
複数の方式に同時に出願できるかどうかは方式ごとの記載が異なるため、「対象条件を満たしている」ことと「実際に出願してよい組み合わせである」ことは別に確認してください。特に、全学部方式と高校で学んだ実践スキルは同じ学科に出願できますが、自己推薦書の設問も事前課題の視点も異なるため、書類の使い回しはできません。











対象条件を満たしていれば自由に組み合わせて出願できるわけではなく、方式ごとに重複出願の扱いを確認する必要があるんですね。











そのとおり。募集要項に明記されている条件だけを根拠に判断し、書かれていないことを都合よく解釈しないことが大切だ。迷ったら出願前に入学センターへ直接確認しよう。
📚 用語解説
口頭試問:志望動機を尋ねる一般的な面接に加え、提出した自己推薦書や事前課題の内容について、個別方式で質問される試験です。東京農業大学の総合型選抜5方式はいずれも15分程度の個別口頭試問を実施し、暗記した回答ではなく、自分の考えを自分の言葉で説明できるかが問われます。
5方式の出願スケジュール全体像と一般選抜との並行計画
2026年度の出願は、全学部方式の第一次選考が9月4日に始まり、実践スキル・東京農大ファミリー・生物産業学部〔併願方式〕は10月1日から、生物産業学部(通常)は11月27日からと、方式によって出願開始日が大きく異なります。最も早い全学部方式を基準に準備を始めれば、他の方式にも対応できる順序になります。
- 出願開始日 45: 実践スキル/ファミリー/併願方式 10/1
| 方式 | 出願期間 | 試験日 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
| 全学部方式 | 第一次9/4〜9/15、第二次10/1〜10/9 | 10/24 | 第一次10/1、最終11/2 |
| 高校で学んだ実践スキル | 10/1〜10/9 | 10/24 | 11/2 |
| 東京農大ファミリー | 10/1〜10/9 | 10/24 | 11/2 |
| 生物産業学部〔併願方式〕 | 10/1〜10/9 | 10/25 | 11/2 |
| 生物産業学部(通常) | 11/27〜12/7 | 12/12 | 12/16 |
総合型選抜全般の出願スケジュールの立て方や評定平均の考え方は総合型選抜・学校推薦型選抜 完全ガイド、自己推薦書の構成の作り方は大学入試の志望理由書の書き方も参考にしてください。いずれも、本人が事実に基づいて書くための型であり、代筆の案内ではありません。











全学部方式が一番早く、生物産業学部の通常方式は12月と、出願時期がかなり分散しているんですね。早めに準備を始めれば、複数の方式に対応できそうです。











そのとおり。最も早い全学部方式の9月4日を基準に、自己推薦書と事前課題の下書きを8月中に仕上げておけば、10月出願の3方式にも余裕を持って対応できる。一般選抜の学習時間を削らずに進めるためにも、逆算した準備が重要だ。
東京農業大学の総合型選抜は「普通の対策」では受からない
結論から先に言います。志望理由書を一度添削してもらう、面接の型を動画で覚える、週1回だけ面接練習をするといった「普通の対策」だけでは、東京農業大学の総合型選抜に受かるのは厳しいです。5方式それぞれで出願資格・事前課題の有無・専願併願の扱いが違い、対象方式を間違えれば出願自体ができないからです。
この記事で確認したとおり、全学部方式は21学科ごとに異なる事前課題(800〜1,600字)と第二次口頭試問、実践スキル方式は農業高校在籍と評定4.0以上、東京農大ファミリー方式は続柄証明と評定3.2以上、生物産業学部の2方式は出願時期と専願併願の扱いがまったく異なります。必要なのは単発の添削ではなく、出願資格の監査、証明書の準備、本人執筆の事前課題、口頭試問の反復を毎日の行動へ変える仕組みです。
ここで、鬼管理専門塾が示す「従来塾の3つの限界」——①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1指導では変化が遅い——に照らして、代表的な選択肢を一つずつ検討します。出典は「鬼管理」とはです。
独学・参考書だけでは出願資格の監査が抜けやすい
独学では募集要項を読むことはできますが、①の限界が残ります。5方式のどれに出願資格があるかを正確に判定し、続柄証明や事前課題の締切を管理し、本人が事前課題を書き上げることは、情報を知ることとは別の作業です。方式を誤認したまま出願期間が近づく危険があります。
映像授業・アプリでは学科別の事前課題に対応できない
映像授業やアプリは面接の一般知識を得るには便利ですが、①と②の限界に当たります。同じ動画を見ても、農芸化学科の1,600字課題と造園科学科の図解課題では、必要な調べ方も書き方もまったく違います。視聴完了を対策完了とみなすと、学科固有の準備量が決まりません。
集団授業の大手予備校では方式差に合わせにくい
集団授業は多数に共通する小論文の型や面接の基本を扱えますが、②の限界が残ります。全員同じ進度では、実践スキル方式の評定要件が未達の生徒、東京農大ファミリーの続柄証明が必要な生徒、生物産業学部の出願時期を誤解している生徒へ、別々の優先順位をつけられません。
一般的な個別指導塾では週1回以外の修正が遅い
一般的な個別指導は本人に合わせられても、授業が週1回なら③の限界に当たります。事前課題の資料読解が進まない、口頭試問の受け答えが暗記調になっている、続柄証明の取得が遅れていると分かっても、次の面談まで修正が止まります。10月上旬に3方式の出願が重なる年は、一週間の放置が大きな遅れになります。
- 鬼管理専門塾: 方式判定から事前課題・口頭試問まで1日単位で管理する
独学・参考書、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を順に検討すると、いずれも①方式判定から行動への変換、②学科・本人ごとの計画、③毎日の修正頻度のどれかが残ります。だから、東京農業大学の志望方式を固定し、事前課題と第二次対策を1日単位で管理する鬼管理専門塾しかない、という結論になります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、従来塾の3つの限界を6つの仕組みで解消します。東京農業大学の総合型選抜では、方式判定、続柄・評定などの出願資格、学科別の事前課題、口頭試問対策、一般選抜との並行を一つの計画へ統合し、未確認条件や遅れを毎日・毎週の確認で見つけます。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
東京農業大学の志望方式に合わせ、「事前課題の資料を1つ読み込み、構成メモを作り、600字を書く」のように、事前課題・自己推薦書・口頭試問の準備を一日の数値へ落とします。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
全学部方式の学科別事前課題、実践スキル方式の評定・在籍要件、東京農大ファミリーの続柄証明、生物産業学部の出願時期など、本人の条件と方式に合わせて優先順位を変えます。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
毎日の進捗と毎週の確認テストで、事前課題の完成度、口頭試問の回答の一貫性、証明書類の準備状況を測ります。締切直前の書類不備を放置せず、その場で修正指示を出します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
厳しい選考を通過した専属講師が、募集要項の条件と本人の状況を区別し、出願方式の判定から第二次対策までの進捗を確認します。公開された講師満足度アンケートも指導体制を検討する材料にできます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学・学部特化と総合型選抜・推薦の専門コースを組み合わせ、東京農業大学の方式別条件へ対応します。必要に応じて一般選抜科目との週間配分まで一つの計画にします。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
募集要項の読み方や書類準備の疑問はLINEで質問でき、Zoomの無料説明会には保護者も同席できます。現在の評定・続柄・志望学科・学科の事前課題を共有し、出願までに必要な準備量を確認できます。
鬼管理専門塾の大学受験コースには1カ月返金保証制度があります。対象・適用条件の詳細は無料説明会で確認してください(出典:https://onikanri.singeki.com/onikanri-top/1month-refund/ )。指導方針と日々の管理方法は「鬼管理」とは?特徴・指導方針、これまでの結果は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。まず無料説明会で、志望方式の2027年度要項と現在の評定・続柄・志望学科をもとに、最初の一週間で行う課題を相談できます。
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まとめ|5方式のうち自分が出願できる方式から準備する
| 方式 | 評定条件 | 事前課題 | 出願開始 |
|---|---|---|---|
| 全学部方式 | 定めない | あり(学科別800〜1,600字) | 9月4日 |
| 高校で学んだ実践スキル | 4.0以上 | あり(学科別) | 10月1日 |
| 東京農大ファミリー | 3.2以上 | あり(学科別) | 10月1日 |
| 生物産業学部〔併願方式〕 | 定めない | なし | 10月1日 |
| 生物産業学部(通常) | 定めない | なし | 11月27日 |
東京農業大学の総合型選抜は、募集人員が最も多い全学部方式にとにかく出願すればよいわけではありません。最短の準備は、競合サイトの一般論から志望理由書を作ることではなく、2027年度公式要項5種類から自分が出願資格を満たす方式を特定し、事前課題の有無と評定条件を確認することです。
評価されるのは、出願資格を満たしている事実と、学科で学ぶ目的と、口頭試問でその考えを自分の言葉で説明できることです。募集人員の多さや評定平均の高さのどれか一つだけを見て方式を選ばず、事前課題の有無、専願か併願か、出願時期まで含めて、公式要項の原文で確認してください。
東京農業大学の総合型選抜対策を日単位の計画に変えられます
よくある質問
Q. 東京農業大学の総合型選抜は全部でいくつありますか?
A. 2027年度は「全学部」「高校で学んだ実践スキル」「東京農大ファミリー」「生物産業学部〔併願方式〕」「生物産業学部」の5方式です。対象学科・出願資格・事前課題の有無・出願時期がそれぞれ異なるため、公式要項を方式別に確認してください。
Q. 評定平均(学習成績の状況)の条件はどの方式にありますか?
A. 高校で学んだ実践スキル方式は4.0以上、東京農大ファミリー方式は3.2以上が出願資格です。全学部方式、生物産業学部〔併願方式〕、生物産業学部(通常)は評定平均を出願資格として定めていません。
Q. 「高校で学んだ実践スキル」方式は誰でも出願できますか?
A. いいえ。全国農業高等学校長協会の会員校に2027年3月卒業見込みで在籍し、第3学年1学期(前期)までの全体の学習成績の状況が4.0以上であることが条件です。他方式のように在籍校を問わない方式ではありません。
Q. 東京農大ファミリー方式の「家族」の範囲はどこまでですか?
A. 本学(短期大学部・大学院を含む)の卒業生・修了生を直系の父母・祖父母または兄弟姉妹とする者、または在学生の兄弟姉妹です。法定血族(養子縁組の場合は大学入学年度の3年前の4月1日以前に縁組していること)も条件付きで認められます。続柄を証明する書類(戸籍抄本等)の提出が必要です。
Q. 事前課題はどの方式にありますか?
A. 全学部方式、高校で学んだ実践スキル方式、東京農大ファミリー方式には学科別の事前課題があります。生物産業学部〔併願方式〕と生物産業学部(通常)には事前課題がなく、自己推薦書(600字以内)と口頭試問のみです。
Q. 生物産業学部の総合型選抜はなぜ2種類あるのですか?
A. 対象学科(北方圏農学科・海洋水産学科・食香粧化学科・自然資源経営学科)と募集人員(各3名)は共通ですが、〔併願方式〕は10月出願・他大学と併願可、通常方式は11月末〜12月出願・専願が前提という違いがあります。出願時期が約2か月異なる2つの選択肢が用意されています。
Q. 総合型選抜は他大学と併願できますか?
A. 方式によります。生物産業学部〔併願方式〕は他大学との併願を明示的に認めていますが、本学の他の専願制度にも合格した場合はそちらへの入学が優先されます。全学部方式・実践スキル・東京農大ファミリー・生物産業学部(通常)は、合格した場合の入学を前提とする記載です。募集要項の原文で確認してください。
Q. 学校推薦型選抜と総合型選抜はどう違いますか?
A. 本記事で扱う総合型選抜5方式は、出身学校長の推薦を必要としない自己推薦型の選抜です。学校推薦型選抜(公募制等)は別制度で、出願資格・提出書類・選考方法が異なります。混同せず、それぞれの募集要項を個別に確認してください。
Q. 一般選抜の勉強とどう両立すればよいですか?
A. 全学部方式は9月、生物産業学部(通常)は12月まで日程が続くため、総合型選抜の対策だけに偏ると一般選抜の学習時間が不足します。事前課題・自己推薦書・口頭試問の準備を週単位で計画し、一般選抜科目の学習時間を必ず確保してください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





