
学習院大学にはコア試験とプラス試験がありますが、名前だけでは違いが分かりません。両方を受ければ有利なのか、どちらを軸に勉強すべきか、いつから過去問を始めるべきか知りたいです。











結論から言うと、全学部・全学科で行われ募集人数が最も多いコア試験を基本線にし、プラス試験は実施学科、科目、資格、日程が自分の強みと合う場合に追加するのが原則だ。ただし学科によっては2科目型や理系科目型もある。方式名ではなく、志望学科の条件まで比較しよう。
学習院大学の一般選抜は、コア試験、プラス試験、大学入学共通テスト利用入学者選抜の3方式です。2027年度の試験日は学部ごとに2月5日から11日に配置され、同じ「プラス試験」でも文学部心理・教育の理系型、国際社会科学部の英語資格利用、国際文化交流学部の2科目型など中身が異なります。本記事では2026年10月14日時点の学習院大学公式情報を基準に、違い、2027年度日程、学科別の使い方、2026年度最低点、科目別対策、年間計画まで整理します。募集要項は今後公表・更新されるため、出願時には大学公式の最終版と「入試制度の変更点」を必ず確認してください。
目次
学習院大学のコア試験・プラス試験の違い【結論】
| 比較点 | コア試験 | プラス試験 | 共通テスト利用 |
|---|---|---|---|
| 位置づけ | 一般選抜のメイン | 受験機会を広げる別日程 | 共通テスト成績のみで判定 |
| 実施範囲 | 全学部・全学科 | 実施しない学科あり | 実施学科のみ |
| 科目数 | 3科目 | 基本3科目、一部2科目 | 学科・型で異なる |
| 問題 | 各学部のコア問題 | 他学部コア日の同一問題が基本 | 大学独自試験なし |
| 募集人数 | 3方式で最多 | コアより少ない | 学科・型ごとに設定 |
| 向く人 | 全志望者の基本線 | 得意科目・資格が条件に合う人 | 共通テスト型の学習を活かす人 |
最も大きな違いは、コア試験が「全学部・全学科で実施するメインの試験」であるのに対し、プラス試験は「他学部のコア試験日に同じ問題で選抜する試験」を基本とし、実施しない学科や一部例外がある点です。学習院大学公式は、コア試験を3科目で募集人数が最多の方式と説明しています。同学部内の他学科を第二志望にできる制度もあるため、第一志望者はまず志望学科のコア試験を受験計画の中心に置くのが自然です。
📚 用語解説
コア試験:学習院大学の全学部・全学科で実施される一般選抜の中心方式です。3科目で、3方式の中では募集人数が最も多く、同学部内の他学科を第二志望にできる制度があります。具体的な対象と条件は当年度募集要項で確認します。
プラス試験は「コアより簡単な試験」ではありません。試験日、使用する問題、科目数、外部英語資格の扱いが学科ごとに異なり、募集人数が少ないから倍率が上がる年もあります。一方、文学部心理学科・教育学科で理系型学習を活かせる、国際文化交流学部を英語・国語の2科目で受けられるなど、本人の準備と合えば明確な利点があります。「追加チャンス」という言葉だけで申し込まず、自分が点を取りやすい試験かを過去問で測る必要があります。
コア試験は全学科の基本線、プラス試験は対象学科と得意条件が合うときの追加線、共通テスト利用は大学独自試験を課さない別線です。方式名ではなく、志望学科・科目・配点・試験日・募集人数の5点を同じ表で比べてください。
また、大学公式は同日に実施するコア試験とプラス試験を併願できないと明記しています。たとえば他学部のコア試験を受ける日と、志望学科のプラス試験が重なれば、身体は一つなのでどちらかを選ばなければなりません。「学習院大学内なら全部出願できる」とは限らず、学部横断の併願では日程表を先に作ることが重要です。
本記事は2026年5月公表の2027年度入学者選抜日程と、2026年10月14日時点の大学公式方式説明を基準にしています。出願資格、利用できる英語資格、科目、配点、募集人数は、今後公表される2027年度一般選抜募集要項と変更点が最終根拠です。











プラス試験はコア試験の簡易版ではなく、学科によって科目の組み合わせが変わる追加方式なのですね。











その理解でよい。次に2027年度の日程へ学部を当てはめると、どのコア問題をプラス試験で使い、どの日が競合するのかが具体的に見える。
2027年度の日程・対象学科・科目の違い
学習院大学が2026年5月に公表した2027年度入学者選抜日程では、コア試験・プラス試験は2月5日から11日に並びます。国際文化交流学部コアが2月5日、経済学部コアと法学部プラスが2月6日、理学部コア、文学部心理・教育プラス、国際文化交流学部プラスが2月7日です。文学部コアと理学部プラスは2月9日、法学部コア、文学部英語英米文化プラス、国際社会科学部プラスは2月10日、国際社会科学部コアと経済学部プラスは2月11日に実施予定です。
| 学部 | 2027年度コア日 | 2027年度プラス日 | プラス試験で確認する点 |
|---|---|---|---|
| 法学部 | 2月10日 | 2月6日 | 法・政治とも実施。経済学部コア日の問題を基本に利用 |
| 経済学部 | 2月6日 | 2月11日 | 経済・経営とも実施。国際社会科学部コア日と同日 |
| 文学部 | 2月9日 | 心理・教育2月7日/英語英米2月10日 | 実施学科が限定され、使う科目型も異なる |
| 理学部 | 2月7日 | 生命科学を除き2月9日 | 物理・数学は2科目型、化学は3科目型を確認 |
| 国際社会科学部 | 2月11日 | 2月10日 | 外部英語資格・検定試験の成績を得点換算 |
| 国際文化交流学部 | 2月5日 | 2月7日 | 英語・国語の2科目。3学科で実施 |
日付の一覧から分かるのは、プラス試験が単独の共通問題日を持つのではなく、他学部のコア試験日へ接続されていることです。法学部プラスは経済学部コアと同じ2月6日、経済学部プラスは国際社会科学部コアと同じ2月11日です。そのため「法学部プラスも経済学部コアも受けたい」という希望は同日に衝突します。志望順位が曖昧なまま出願すると、直前にどちらを受けるか迷い、対策した科目や受験料を無駄にしかねません。
📚 用語解説
プラス試験:他学部のコア試験日に同じ問題で選抜することを基本とする方式です。一部例外があり、基本は3科目ですが一部学科は2科目です。実施しない学科もあり、同日のコア試験との併願はできません。
文学部はプラス試験の対象学科を先に確認する
文学部でプラス試験を実施するのは、大学公式の現行案内では英語英米文化学科、心理学科、教育学科です。心理学科・教育学科は「数学・英語・理科」で理系型学習を活かせる一方、英語英米文化学科は2月10日の文系科目型です。哲学科、史学科、日本語日本文学科、ドイツ語圏文化学科、フランス語圏文化学科には現行のプラス試験一覧上の枠がありません。文学部志望という大括りだけで「コアとプラスを両方」と考えないでください。
理学部・国際系は2科目型や英語資格が差になる
理学部プラスでは、数学科は数学・英語の2科目、物理学科は数学・理科の2科目で受験できると大学公式が説明しています。国際社会科学部プラスは、所定の外部英語資格・検定試験の成績を英語得点へ換算する方式です。国際文化交流学部プラスは英語・国語の2科目で、地理歴史、公民、数学を課しません。科目数が少ないことは負担軽減になりますが、1科目の失敗が総点へ占める割合も大きくなります。
2月5日から11日までを横軸にし、学習院大学のコア・プラスだけでなく他大学の本命・安全校も同じ表へ置きます。各日の移動、連続受験、合格発表、入学手続締切まで書くと、受けられる方式と受けるべき方式の違いが見えます。
科目選択は「少ない方が楽」ではなく「過去問で合格最低点を安定して超えられる方」を選びます。2科目型で英語と国語が得意でも、どちらかが年度によって大きくぶれるなら3科目型の方が安定することがあります。反対に国公立型で数学・理科を継続してきた人は、文学部心理・教育のプラス試験で蓄積を活かせます。方式の長所は受験生全員に共通せず、本人の得点分布によって決まります。











同じプラス試験でも、文学部心理・教育は理系型、国際社会科学部は英語資格、国際文化交流学部は英語・国語2科目なのですね。











そうだ。次は「両方出せるか」ではなく「両方へ対策資源を割く価値があるか」を判断する。日程、募集枠、最低点、過去問相性を順番に見ると迷いが減る。
コア試験とプラス試験はどちらを受けるべきか
第一志望学科にコア試験とプラス試験の両方があり、別日程で受験でき、科目相性も悪くないなら、両方を検討する価値があります。受験機会が増えるだけでなく、コア試験とは異なる科目構成が本人の強みを引き出す場合があるからです。ただし「受験回数が2回なら合格可能性が単純に2倍になる」という意味ではありません。それぞれ別の競争で、募集人数、志願者層、合格最低点が異なり、対策を分散しすぎると両方の完成度が下がります。
📚 用語解説
同日併願不可:同日に実施されるコア試験とプラス試験を同時に受験することはできない、という大学公式のルールです。別日の同一学科コア・プラスを受けることとは異なります。出願前に日付単位で重複を確認します。
コア試験を軸にするべき人
第一志望学科への進学意思が強い人、プラス試験がない学科を志望する人、プラス特有の科目や資格条件が合わない人は、コア試験を軸にします。募集人数が最多だからといって易しいわけではありませんが、志望学科の中心方式へ勉強時間を集約でき、同学部内の第二志望制度も検討できます。特に高3秋まで基礎の穴が大きい場合、方式を増やすよりコア3科目の完成度を上げる方が現実的です。
プラス試験を追加する価値が高い人
理系科目で文学部心理・教育を狙える人、国際社会科学部で利用条件を満たす英語資格を持つ人、英語・国語が強く国際文化交流学部を2科目で受けたい人、理学部の2科目型へ強みを集中できる人は、プラス試験の追加価値が高まります。ただし資格の有効期間や提出方法、2科目・3科目の満点、学科指定は募集要項で確認し、前年情報をそのまま使わないことが必要です。
①募集人数がコアより少なくても受ける合理性があるか、②コアと違う科目型で得点が上がるか、③他大学の重要日程を潰さないか、④直近2年の過去問で再現性があるか、⑤資格書類を期限内に用意できるか、の5点を確認します。
学習院大学の難易度や学部ごとの候補を広く確認したい場合は、学習院大学の偏差値・倍率から狙い目を検証した記事も参考になります。ただし、偏差値が低い方式と本人が受かりやすい方式は同じではありません。本記事の方式比較へ戻り、科目・日程・過去問得点で最終判断してください。
他大学との併願は、大学名の序列だけでなく問題の共通性で考えます。英語長文、国語読解、地歴の通史、数学の典型問題という基礎部分は共通化できますが、記述量、試験時間、英作文、学部固有の選択科目は別管理が必要です。併願校ごとに教材を一式増やすのではなく、共通基礎を一つの計画で伸ばし、秋以降に大学・方式固有の過去問差分を追加します。











受験回数を増やすことより、プラス試験で自分の得点が実際に上がるかを確かめる方が先なのですね。











その通り。次は2026年度の公式最低点を見る。最低点は目標点そのものではないが、方式ごとの競争と得点調整を理解する材料になる。
2026年度の倍率・合格最低点で違いを確認する
2026年度の大学公式結果では、法学部法学科の合格最低点はコア試験205.8点/350点(58.8%)、プラス試験226.3点/390点(58.0%)でした。政治学科はコア57.5%、プラス55.9%です。数字だけならプラスが低く見えますが、満点と使う問題が異なるため、「プラスの方が約1ポイント簡単」と断定はできません。受験生集団、募集人数、科目構成が異なる別試験として読みます。
📚 用語解説
合格最低点:その年度・学科・方式で合格した受験生の総合点の最低値です。2026年度の学習院大学公式表では、コア試験・プラス試験は得点調整後で、0.1点刻みです。翌年度の保証点ではなく、過去問採点と目標設定の起点として使います。
| 学部・学科例 | コア最低点 | プラス最低点 | 2026年度の読み方 |
|---|---|---|---|
| 法学部・法学科 | 58.8% | 58.0% | 満点が350点と390点で異なる |
| 経済学部・経済学科 | 57.8% | 58.2% | 近い水準でも問題日と受験集団が異なる |
| 文学部・英語英米文化 | 58.0% | 57.6% | コア400点、プラス350点 |
| 文学部・心理 | 58.4% | 63.7% | プラスは理系型。科目構成を含めて判断 |
| 理学部・物理 | 68.9% | 63.3% | プラスは2科目300点満点 |
| 理学部・数学 | 65.6% | 68.7% | プラスは2科目300点満点 |
| 国際社会科学部 | 58.6% | 71.0% | プラスは外部英語資格の得点換算を含む |
| 国際文化交流・国際コミュニケーション | 60.1% | 61.9% | プラスは英語・国語2科目 |
差が大きい例は国際社会科学部です。2026年度最低点はコア205.0点/350点(58.6%)、プラス248.4点/350点(71.0%)でした。プラス試験では所定の英語資格・検定試験成績を英語得点へ換算するため、英語資格を含めた総点構造を見ずに、国語・選択科目だけで71.0%を目標にするのは誤りです。資格換算点を先に確認し、残りの科目で必要な点数を逆算します。
学習院大学全体では、2026年度一般選抜の志願者28,558人、合格者5,386人、志願者÷合格者の倍率は5.3倍でした。ただし、この全学値にはコア、プラス、共通テスト利用、6学部の複数学科が混在します。個々の方式では受験者数と合格者数が違うため、全学5.3倍を自分の方式へそのまま当てはめてはいけません。最低点も倍率も、学科・方式を固定して読むのが原則です。
最低点は試験後に確定する境界で、出題難度や志願動向により変わります。過去問では採点誤差と年度変動を考え、最低点より上に安全幅を置きます。特に記述答案は自己採点が甘くなりやすいため、根拠・途中式・字数条件まで第三者に確認してもらいます。
学部・方式別の2026年度最低点と問題傾向をさらに一覧で確認したい人は、学習院大学の合格最低点と学部別対策の記事へ進んでください。本記事では最低点を方式選択に使い、次章では実際の問題へどう接続するかを整理します。
過去問の記録表には、総得点だけでなく、方式、年度、制限時間、科目別素点、記述の暫定点、見直し時間、未習範囲を残します。コアとプラスで満点が違う場合は得点率も併記し、外部資格換算がある方式は換算後総点と筆記部分を分けます。この記録があれば「プラスの方がなんとなく解きやすかった」という感覚を、再現性のある出願判断へ変えられます。











最低点の割合だけ比べても、満点、科目、英語資格換算、得点調整が違えば難易度順位にはならないのですね。











そうだ。最低点は地図の境界線で、歩き方は過去問の答案から決める。次は大学公式が公開する問題と出題意図を使い、科目別の対策へ落とそう。
学習院大学の科目別傾向とコア・プラス共通対策
学習院大学は過去2年分の入学試験問題に加え、「解答又は解答例」「出題の意図」を公式サイトで公開しています。対策の出発点は、まとめサイトの印象ではなく、この一次資料です。志望学科のコア試験、受験予定のプラス試験、それぞれで使う問題日を確認し、出題意図に照らして自分の答案に何が不足したかを分類します。著作権の関係で一部非掲載箇所がある点にも注意してください。
📚 用語解説
出題の意図:大学が各問題で測ろうとした知識・思考・表現や、解答時の留意点を示す公式資料です。正解だけでなく、なぜその設問が置かれ、どの読み方・書き方が必要かを復習する基準になります。
英語は長文・語彙文法・会話・英作文を一体で対策する
学習院大学の2025年度公式出題ポイントでは、法・経済・文・理の英語は90分で、約700語の長文2題、短い文章の空所補充、語彙・熟語・語法、会話応答、穴埋め式英作文などから構成されると説明されています。年度・学部で指定や例外はあるため、2026年度問題と志望方式の実物も確認します。対策は単語帳だけ、長文だけに分断せず、設問指示を読み、根拠箇所を特定し、綴りまで正確に書く一連の動作として練習します。
春から夏は語彙・文法・英文解釈を毎日進め、夏以降は700語前後の長文を時間内に読み、段落ごとの要点と設問根拠を説明します。英作文は模範解答を眺めるだけでなく、自分の答案を文法、語法、内容充足、綴りの4項目で直します。国際社会科学部プラスを使う人は、資格取得を筆記対策と別プロジェクトにせず、必要スコアの期限から受験日を逆算し、提出書類も早めに確保してください。
国語は本文根拠と記述条件をそろえる
2025年度の公式国語出題ポイントは、漢字などの基礎知識に加え、本文に即した古語・文法、現代語訳、内容理解を求めています。選択肢問題でも、本文のどこが根拠で、誤答のどの語がずれているかを説明します。記述は字数を埋めるのではなく、問いの対象、因果関係、対比、指示語の内容を必要な順で入れます。文学部コアを受ける場合は、志望学科で必要な範囲と外国語選択も募集要項で確認します。
日本史・世界史は通史とテーマ横断を往復する
学習院大学公式の日本史・世界史出題ポイントでは、基本的な教科書知識を広く問う一方、法制、文化、外交、地域史などテーマを横断して整理する必要があることが分かります。夏までに通史を一周し、秋は時代順だけでなく「制度」「宗教」「文化」「対外関係」の軸で再配置します。用語を答えられても説明問題で止まる人は、誰が、いつ、何を、なぜ、どんな結果になったかを2〜3文で言語化してください。
数学・理科は途中過程と初見再現を重視する
数学・理科は公式過去問の問題、解答例、出題意図をセットで使います。解説を読んで理解した状態と、白紙から制限時間内に再現できる状態は別です。数学は条件整理、方針決定、式変形、検算へ工程を分け、理科は法則の適用条件、単位、グラフ、計算過程を確認します。文学部心理・教育や理学部のプラス試験では理系型の強みが出る一方、科目が少ない方式ほど一つの計算ミスの影響が大きくなります。
英語資格、理系科目、2科目型のいずれかで明確に得点が上がるならプラス試験の価値があります。過去問で差が出ない、または追加対策でコア3科目が崩れるなら、方式数を増やさずコアへ集中する判断も正解です。
大学受験英語の基礎から過去問までの順番が曖昧な人は、大学受験英語の6段階ロードマップで共通基礎を確認してください。その上で学習院大学公式過去問へ移り、志望方式の時間、記述、語彙の差分だけを追加すると、教材を増やしすぎずに済みます。











科目ごとの一般勉強だけでなく、公式の出題意図を使って、コアとプラスの答案差まで見ればよいのですね。











その通り。最後に年間計画へ落とす。基礎がない春に過去問だけ解くのも、秋まで過去問を見ないのも遠回りだ。時期ごとの役割を分けよう。
学習院大学の対策はいつから?年間スケジュール
対策開始の理想は高2の冬から高3春です。ここで合格レベルへ仕上げる必要はありませんが、志望学科、コア・プラスの実施有無、必要科目、英語資格、試験日を調べます。国際社会科学部プラスで資格を使いたいのに、高3秋に初めて必要条件を知ると、受験機会や証明書準備が間に合わない可能性があります。理系型プラスを考える人も、数学・理科の履修進度を早い段階で確認します。
📚 用語解説
過去問分析:点数を出して終える作業ではありません。年度・方式・科目ごとに、設問形式、配点の手掛かり、時間配分、知識不足、記述不足、ケアレスミスを記録し、次週の日別課題へ変換する作業です。
高3春から夏:コア試験3科目の基礎を優先する
4〜7月はコア試験の主要3科目を中心に、教科書・基礎参考書・標準問題で穴を埋めます。英語は語彙と文法を毎日継続しながら英文解釈と長文へ進み、国語は現代文の根拠確認、古文単語・文法、必要に応じた漢文を並行します。地歴は夏までの通史一周、数学・理科は未習単元の解消と典型問題の自力再現を目標にします。この時期に方式別教材を増やしすぎず、複数方式へ共通する土台を強くします。
夏から秋:過去問でコア・プラスの相性を比較する
8〜10月は、志望学科のコア試験を優先して過去問へ入り、プラス試験を検討する人は接続先の問題日も同じ条件で解きます。最初から合格最低点を超えなくても構いません。重要なのは、失点の種類と残り期間で埋められる差を測ることです。英語資格換算がある人は換算後総点、2科目型の人は1科目ごとの振れ幅、理系型の人は未習単元と記述過程を記録します。
11〜12月:出願方式を絞り、弱点を日別課題へ変える
11〜12月は過去問結果、最新募集要項、他大学日程を重ね、受ける方式を確定します。ここで新しい参考書を大量に始めるのではなく、過去問で繰り返す失点へ戻ります。英語なら長文の根拠、語法、英作文、国語なら記述要素、地歴ならテーマ史、数学・理科なら方針決定と計算精度など、課題を「教材名・ページ・問題数・制限時間・期限」まで具体化します。
1〜2月:新しいことより本番再現性を高める
直前期は試験日の時刻に合わせ、年度別過去問や同形式問題を通しで解きます。連続受験日には復習量を減らす、前日に暗記確認へ寄せるなど、日程に合わせて体力も配分します。最低点を一度超えたことより、複数回、違う問題で安全幅を確保できたかを重視します。間違えた問題は答えを覚えた直後ではなく、数日後に初見に近い類題で再確認します。
| 時期 | コア試験の軸 | プラス試験の軸 | 判断基準 |
|---|---|---|---|
| 高2冬〜高3春 | 志望学科・3科目確認 | 対象・資格・2科目型確認 | 受験資格と履修 |
| 4〜7月 | 共通基礎を完成 | 資格・理系科目を並行 | 週テストの定着率 |
| 8〜10月 | コア過去問を優先 | 接続先問題で相性確認 | 最低点との差と失点原因 |
| 11〜12月 | 合格点へ弱点補強 | 追加価値がある方式だけ残す | 日程・再現性・追加コスト |
| 1〜2月 | 本番時間で通し演習 | 方式別の最終調整 | 複数回の安全幅 |
夏時点で全範囲が完璧でなくても、1年分を分析用に解けば必要な到達点が見えます。ただし解きっぱなしは避け、未習範囲を区別し、秋以降に本番形式の年度を残す計画を立てます。
過去問を何年分・いつから解くか迷う人は、志望順位別の過去問年数・開始時期・使い方も参照してください。学習院大学では過去2年分を大学公式が公開しているため、まず公式の問題・解答例・出題意図を優先し、追加年度は正規の過去問題集で補います。
年間計画で最も起こりやすい失敗は、月単位の目標だけを置き、今日の行動が決まっていないことです。「10月までに英語を完成」では実行できません。今週は単語何語、長文何題、歴史何章、数学何問、過去問どの大問を、いつ、何分で解くかまで落とします。翌週は実施率と確認テストで修正し、コアとプラスのどちらへ時間を寄せるかも更新してください。











春に方式と資格を確認し、夏にコア過去問、秋にプラスとの相性比較、冬に出願を絞る流れなら迷いにくそうです。











その流れを毎日の行動へ落とせれば強い。ただし普通の対策は、情報を得ても日々の実行と修正が空白になりやすい。ここからは学習院大学対策で従来の学習手段が残す限界を消去法で確認する。
学習院大学は「普通の対策」では受からない











コアとプラスの違いが分かったので、あとは授業を受け、評判の参考書を順番に進めれば合格できますか。











それだけでは厳しい。2026年度最低点は法学科コア58.8%と国際社会科学部プラス71.0%のように方式で違い、2027年度は2月5日から11日に複数日程が続く。志望方式と本人の答案から、毎日の量と確認方法を変える必要がある。
断言します。授業を受ける、映像を見る、人気参考書を全員同じ順番で進めるという「普通の対策」だけでは、学習院大学には受かりません。コア試験は全学科3科目の基本線ですが、プラス試験には理系型、英語資格換算、2科目型があり、日程も接続する他学部問題も違います。方式表を理解しただけでは点数は上がらず、自分の答案の失点を今日のページ・問題数・制限時間へ変えなければ合格点へ近づきません。
理由は本記事の固有データにあります。2026年度一般選抜は志願者28,558人、合格者5,386人で、志願者÷合格者は5.3倍でした。合格最低点は文学部教育学科プラス55.1%、国際社会科学部プラス71.0%、理学部生命科学科コア70.2%など、科目構成と学科で開きます。2027年度は法学部コアと国際社会科学部プラスが同じ2月10日、国際社会科学部コアと経済学部プラスが同じ2月11日です。全員同じ週計画では、この方式差、得点差、日程差を処理できません。
①授業で情報を得ても行動は変わらない ②全員同じ指導は偏差値50に収束する ③週1指導では変化が遅い。この3つを、学習院大学志望者が選びやすい四つの学習手段へ順に当てはめます。
独学・参考書だけでは①と②の限界が残る
独学でも合格者はいますし、参考書は必要です。しかし、コアとプラスの違いを読んでも、今日解く範囲と量が変わらなければ、情報を得ても行動は変わらないという限界①が残ります。「GMARCH向け参考書ルート」を全員が同じ速度で進めるだけなら、国際社会科学部プラスの資格換算、文学部心理の理系型、本人の記述失点が計画から消え、全員同じ指導は偏差値50に収束する限界②も残ります。
映像授業・アプリだけでは①の限界が残る
映像授業やアプリは理解の補助として有効ですが、視聴完了、学習時間、連続日数は、学習院大学の初見問題を時間内に解けた証明ではありません。英語動画の後に長文の根拠を説明できるか、日本史講義の後にテーマ横断問題へ知識を使えるか、数学解説の後に白紙から途中式を再現できるかを測ります。視聴後の演習量と確認テストがなければ、情報を得ても得点行動が変わらない限界①を越えられません。
集団授業の大手予備校では②の限界が残る
大手予備校の授業の質が高くても、同じクラスへ同じ教材と速度で進む構造では、一人ひとりの志望学科、コア・プラス、資格換算、過去問答案へ日別に合わせ続けるのは困難です。法学部コア3科目の受験生と、国際文化交流学部プラス2科目の受験生、文学部心理プラスの理系受験生では、今週増やす科目も問題数も違います。全員同じ指導は偏差値50に収束する限界②が残ります。
一般的な個別指導塾でも③の限界が残る
一般的な個別指導は質問しやすくても、週1回の授業だけでは、翌日からの未達をすぐ直せません。月曜日に決めた英単語、長文、歴史、数学の課題が火曜日に止まり、次の面談まで分からないなら、週1指導では変化が遅いという限界③そのものです。秋以降はコア過去問、プラスの接続先問題、共通テスト、資格書類、他大学併願が同時進行するため、授業のない6日間の管理が合否を分けます。
独学・参考書のみ、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を一つずつ検討すると、いずれも3つの限界のどれかが残ります。学習院大学の志望学科・方式と本人の答案から、教材、ページ、問題数、制限時間を1日単位で変え、毎日実行を確認し、毎週初見問題で修正するところまで必要です。だから、鬼管理専門塾しかないのです。
鬼管理専門塾の特徴











毎日管理する塾なら、学習院大学志望者へ全員同じ課題を出しても問題ありませんか。











それでは個別管理ではない。コアかプラスか、学科、英語資格、科目別得点、過去問の失点を確認し、教材・範囲・問題数・期限を一人ずつ変え、初見問題で定着まで測る必要がある。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
学習院大学の志望方式について、英単語の語数、長文の題数、国語・地歴の範囲、数学・理科の問題数、過去問の年度と大問まで1日単位で数値化し、行動の空白をなくします。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ学習院大学志望でも、法学部コア、文学部心理プラス、国際社会科学部プラス、国際文化交流学部2科目型などで計画を分け、本人の答案と資格から個別行動プランを作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
コア3科目、プラス固有科目、英語資格、共通テストの進捗を毎日確認し、毎週の確認テストでは初めて見る問題を時間内に解けるか測り、未定着を翌週へ戻します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
採用率0.6%の専属講師が学習院大学の公式要項、方式別日程、合格最低点、過去問と本人答案を照合し、講師満足度アンケート1,524件も踏まえた指導品質の確認を続けます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の専門コースで学習院大学の一般選抜と学部特化対策を扱い、総合型・推薦、英語資格、高校受験の各専門コースも目的に応じて計画を分けます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
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学習院大学のコア・プラス選択と日別計画を、無料説明会で相談できます
まとめ|コアを軸にプラスは得意条件で選ぶ











コア試験を基本線にし、プラス試験は対象学科、科目・資格の強み、日程、過去問相性が合う場合に追加すればよいのですね。











その通り。今日は志望学科の2027年度日程を表に置き、公式過去問を1年分選ぼう。点数と失点原因を記録し、コアとプラスのどちらへ時間を配るかを具体的に決めることが第一歩だ。
学習院大学のコア試験とプラス試験の違いは、単に「本命用」と「追加用」という名前の違いではありません。コアは全学部・全学科で行う3科目の中心方式、プラスは対象学科が限られ、他学部コア日の問題を使うことを基本とし、学科によって理系科目、外部英語資格、2科目型を活かせる方式です。大学入学共通テスト利用は大学独自試験を課さない別の選択肢です。
2027年度日程では、法学部コアは2月10日、プラスは2月6日、経済学部コアは2月6日、プラスは2月11日です。文学部はコア2月9日に対し、心理・教育プラス2月7日、英語英米文化プラス2月10日と分かれます。理学部、国際社会科学部、国際文化交流学部にもそれぞれ別の組み合わせがあります。同日併願不可のため、他大学を含む日付別カレンダーが必要です。
方式選択では、募集人数や前年最低点だけを見ないでください。進学したい学科か、受験条件を満たすか、得意科目が活きるか、他大学日程と衝突しないか、過去問で再現性があるかを順番に確認します。2026年度最低点はコア・プラスとも得点調整後で、満点や科目構成も違います。最低点は安全幅を持った目標作りに使い、「低い方へ出す」だけの判断は避けます。
対策は高2冬から高3春に方式・科目・資格を調べ、春夏で共通基礎を完成させ、夏からコア過去問で差を測り、秋にプラスを追加する価値を判定します。11〜12月は最新募集要項と併願日程で出願を絞り、直前期は複数年度で合格点の安全幅を再現します。月目標だけで終わらせず、教材、ページ、問題数、制限時間、期限へ落とし、毎週初見問題で修正することが合格への最短距離です。
よくある質問
Q. 学習院大学のコア試験とプラス試験の一番大きな違いは何ですか?
A. コア試験は全学部・全学科で行う3科目のメイン方式で、募集人数が最多です。プラス試験は他学部コア日の問題を使うことを基本とし、実施学科が限られ、一部は2科目や外部英語資格を利用します。
Q. コア試験とプラス試験は両方受けられますか?
A. 別日程で実施される志望学科のコア・プラスは両方検討できます。ただし、同日に実施されるコア試験とプラス試験は併願できません。他大学を含め日付別に確認してください。
Q. プラス試験の方がコア試験より簡単ですか?
A. 一律にはいえません。募集人数、受験者、満点、科目構成が異なり、2026年度最低点も学科によりコアより高い例と低い例があります。本人の得意科目と過去問得点で判断します。
Q. 学習院大学のコア試験は何科目ですか?
A. 大学公式の現行説明では3科目です。ただし具体的な科目、選択範囲、配点は学部・学科で異なるため、2027年度一般選抜募集要項の最終版を確認してください。
Q. 2科目で受けられるプラス試験はありますか?
A. あります。現行の大学公式案内では、理学部数学科は数学・英語、物理学科は数学・理科、国際文化交流学部は英語・国語の2科目型です。年度の募集要項で最終確認してください。
Q. 英語資格を使うプラス試験はどこですか?
A. 国際社会科学部プラス試験は、所定の外部英語資格・検定試験の成績を英語得点へ換算します。対象資格、基準、換算、証明書、有効期間は当年度募集要項で確認します。
Q. 2027年度のコア試験・プラス試験はいつですか?
A. 2026年5月公表の日程では2月5日から11日に学部別で実施予定です。学部ごとの日付は本文の表を参照し、出願時には最新募集要項と変更点を確認してください。
Q. 学習院大学の対策はいつから始めるべきですか?
A. 高2冬から高3春に方式・科目・資格を確認し、春夏に基礎、夏からコア過去問、秋にプラスとの相性比較、11〜12月に出願確定、直前期に本番再現性を高める流れが目安です。
Q. 合格最低点は何点を目標にすればよいですか?
A. 前年最低点ぴったりではなく、複数年度の過去問で採点誤差と年度変動を含む安全幅を置きます。コア・プラスは得点調整後の公表値なので、自己採点との違いにも注意します。
Q. 共通テスト利用とコア・プラスはどう使い分けますか?
A. 共通テスト利用は共通テスト成績のみで判定され、大学独自試験はありません。国公立型の科目準備と得点が安定する人は追加候補になりますが、実施学科と必要科目数を確認します。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





