
理系数学の良問プラチカは「東大レベル」と聞きました。青チャートを一周したので始めても大丈夫ですか?数学I・A・II・B・C版と数学III・C版のどちらから進めるか、いつ過去問へ移るかも迷っています。













良問プラチカは、公式を覚えるための最初の教材ではない。典型解法を使える人が、初見問題で方針を選び、記述答案へまとめる力を鍛える問題集だ。東大志望でも一冊を終えることが目的ではなく、過去問で必要な単元と答案力を補うために使う。開始基準、進め方、卒業基準を順番に決めよう。
この記事では、河合出版が案内する現行四訂版の公式情報を基準に、理系数学の良問プラチカのレベル、向いている人・向いていない人、始める時期、数学I・A・II・B・C版と数学III・C版の選び方、1対1対応の演習ややさしい理系数学との使い分け、東大を含む難関大対策への接続まで解説します。古い版の記事で見かける題数や偏差値を無条件に使わず、「いま持っている版」「自力で解ける段階」「志望校の過去問で不足している力」の三点から判断できるようにします。
結論を先にまとめると、開始の合図は高3という学年や模試偏差値ではありません。典型問題を見たときに、使う定理、最初の一手、場合分けの必要性を自分の言葉で説明できることが基準です。そこまで届いていなければ前教材へ戻り、届いているなら初見演習と解説分析を始めます。では、教材の正確な位置づけから確認しましょう。
目次
理系数学の良問プラチカのレベル【結論】
理系数学の良問プラチカは、教科書の例題や典型問題の次、志望校の過去問の前後で使う「入試標準〜発展」の演習書です。河合出版は現行の数学I・A・II・B・C四訂版と数学III・C四訂版を、いずれも高3向け、国公立大学の二次試験・私立大学試験向けと案内しています。内容紹介では、全国の大学入試問題の傾向と特徴を分析し、標準〜発展から頻出・典型・良問を選び、応用力と記述・論述への対応力を養う教材だと説明しています。













「標準」と書いてあるなら、教科書を終えた直後でも解けそうに見えます。標準なのに難しいのはなぜですか?













入試でいう標準は「誰でも簡単」という意味ではない。難関大の受験生なら身につけたい頻出の考え方を、問題文に解法名が書かれていない状態で選ぶレベルだ。公式を知っているだけでなく、条件から使う道具を判断し、途中式を答案に組み立てる必要があるから難しく感じる。
📚 用語解説
入試標準〜発展:教科書の定理や公式を知っているだけでなく、複数の知識から適切なものを選び、条件に合わせて組み合わせる段階です。大学入試で頻出だから「標準」と呼ばれても、初見で完答するには十分な訓練が必要です。
開始してよい学力の目安
このうち最初の二項目が不安なら、良問プラチカを急ぐより典型問題の完成を優先します。参考書の順番を科目全体で見直したい場合は、既存記事の大学受験数学の参考書ルート完全版で、教科書・網羅系・入試演習・過去問の役割を確認してください。難しい本を早く始めることより、現在地に合う本を自力で解き切ることのほうが、過去問へ到達する近道です。
模試の偏差値は母集団、実施時期、出題範囲で変わります。固定の偏差値を開始条件にするのではなく、典型問題の自力正解、方針説明、翌日の再現という行動基準で判断してください。
現行四訂版の種類・範囲・基本情報
現行の理系数学の良問プラチカは、一冊で高校数学の全範囲を扱う形ではなく、数学I・A・II・B・C版と数学III・C版に分かれています。河合出版公式によると、前者は2023年9月20日発売、A5判360ページ、ISBN 978-4-7772-2721-1、税込定価1,375円です。後者は2024年5月10日発売、A5判184ページ、ISBN 978-4-7772-2722-8、税込定価1,320円です。価格や在庫は変わり得るため、購入時には出版社の商品ページを再確認してください。













数学Cが両方の書名に入っています。どちらか一冊だけ買えば、数学Cは全部足りるのでしょうか?













書名だけで判断せず、自分の版の目次と志望校の募集要項・過去問を照合しよう。数学Cには複数の内容があり、二冊は対象範囲と役割が同じではない。学校の進度と過去問で必要な分野を確認し、必要な側を選ぶ。古い版を持っている場合も、現在の科目区分へ問題番号をそのまま移さないことが大切だ。
📚 用語解説
版(エディション):同じ書名でも、学習指導要領、入試傾向、誤植修正などに合わせて改訂された区分です。版が違えば、対象範囲、ページ、問題番号、解説の構成が変わり得るため、他人の計画を使う前に奥付と目次を確認します。
| 項目 | 数学I・A・II・B・C 四訂版 | 数学III・C 四訂版 |
|---|---|---|
| 出版社公式の対象 | 高3・二次・私大 | 高3・二次・私大 |
| 発売日 | 2023年9月20日 | 2024年5月10日 |
| 仕様 | A5判360ページ・1色 | A5判184ページ・1色 |
| ISBN | 978-4-7772-2721-1 | 978-4-7772-2722-8 |
| 税込定価 | 1,375円 | 1,320円 |
| 主な選び方 | 数III以外の入試演習を補う | 数III・Cの入試演習を補う |
競合記事には旧版を前提とした収録題数が掲載されていますが、版の違う数字を現行版へ当てはめると、一日の題数や終了日がずれます。本記事では出版社商品ページで現行版の総題数を確認できなかったため、不確かな数字を断定しません。計画を立てるときは、手元の本の目次と最終問題番号を自分で数え、初見演習だけでなく解き直しの件数も加えてください。ページ数は題数と同義ではなく、解説量も含みます。
検索上位の記事や学習記録が別の版を使っていると、同じ問題番号でも単元や内容が一致しない場合があります。計画は「第何問」だけで共有せず、版、単元名、ページをセットで記録してください。
良問プラチカが向いている人・向いていない人
良問プラチカが向いているのは、典型解法のインプットを終え、初見の入試問題で「どの解法を使うか」を選ぶ練習が必要な人です。正解した問題でも別解や記述を検討し、一題から一般化できる受験生ほど効果を引き出せます。反対に、公式を確認しながらでないと計算できない人、解説の最初の式が読めない人、短期間でページだけ進めたい人には早すぎます。













解説を読めば理解できるのですが、白紙からは解けません。それでも読み進めれば力になりますか?













読むだけでは「解説を理解する力」は伸びても、「問題から解法を取り出す力」は測れない。まず時間を決めて途中答案を残し、解説後に本を閉じて白紙再現する。それができない問題が大半なら、前教材で典型解法を増やすべきだ。数問で診断し、難しい一冊への執着で基礎時間を失わないようにしよう。
📚 用語解説
解法選択:問題文の条件を手掛かりに、使う定理、置換、場合分け、図示などの候補から適切な方針を決めることです。解説を見て納得する受け身の理解とは異なり、初見に近い状態で最初の一手を取り出せる必要があります。
向いている人
向いていない人・先に戻るべき人
計算の基本操作で頻繁に止まる人、問題を読んでも関連する単元名が出てこない人、解説の途中式を自分で補えない人は、教科書例題や典型問題集へ戻ります。また、志望校の数学が基礎〜標準中心で、過去問の形式演習を優先したほうが得点へ直結する場合は、良問プラチカを全題進めるとオーバーワークになり得ます。有名な教材だからではなく、過去問で見つかった不足を埋められるから使う、という順序を守ってください。
方針が出ない、計算で崩れる、答案の説明が書けない、時間が足りない、のどこで止まったかを記録します。三題すべてで方針以前に止まるなら前教材へ戻り、方針は出るが答案化できないなら本書で記述練習を続けます。
良問プラチカはいつから始める?学年・時期別の判断
開始時期は「高3の夏」と一律に決めるのではなく、前提学習の完成日と過去問演習の開始日から逆算します。同じ高3夏でも、典型問題を自力で解ける人と、数IIIの基本計算が未完成の人では行動が異なります。前者は良問プラチカを始められますが、後者は基本計算を優先し、完成した単元だけ選択的に取り組むほうが安全です。













高3の秋から見つけました。全部終わらないなら、始めないほうがよいでしょうか?













全題完了を目標にすると遅いが、過去問で頻出の単元を選んで補修する使い方はできる。最初に過去問を見て、方針が出ない問題の単元を特定し、その範囲を良問プラチカで演習する。直前期は新しい難問を広げるより、一度扱った問題の再現と本番時間の答案練習を優先しよう。
📚 用語解説
逆算計画:今日から順に予定を埋めるのではなく、過去問演習を本格化する日、出願校ごとの演習日、復習日を先に置き、残った日数へ初見問題を割り当てる方法です。教材の全題完了より入試本番の準備を優先できます。
| 状況 | 始め方 | 優先すること |
|---|---|---|
| 高1〜高2で典型が未完成 | 本書を急がず前教材 | 公式・典型解法・計算の再現 |
| 高2後半〜高3前半で基礎完成 | 単元ごとに初見演習 | 途中答案と誤答原因の記録 |
| 高3夏で過去問前 | 復習日込みで計画 | 記述・論述と単元横断 |
| 高3秋以降で時間が少ない | 過去問頻出だけ選択 | 弱点補修と過去問への再接続 |
| 直前期 | 新規範囲を広げない | 再現性・時間配分・答案完成 |
一日の題数より、一週間の復習込み件数を決める
一日二題と決めても、前日の誤答を再テストすれば実際の処理件数は増えます。初見二題、当日再現二題、翌日再試、一週間後再試を同時に回すと、学習時間の多くは復習に使われます。したがって、手元の版の題数を残り日数で割るだけでは計画になりません。一週間あたりの初見数と再テスト数を別々に見積もり、未定着が増えた週は新規問題を減らしてください。
志望校の過去問を本番時間で解き始める日を先に置き、その二〜三週間前までに新規問題を減らします。残り期間は誤答の再現、頻出単元の補修、過去問での転用確認に使います。
理系数学の良問プラチカの効果的な使い方7ステップ
効果を決めるのは周回数ではなく、一題ごとに「初見でどこまで進んだか」「なぜ止まったか」「時間を空けても再現できたか」を残すことです。正解・不正解の二択だけでは、偶然合った問題と、方針は正しかったが計算で崩れた問題を区別できません。以下の七段階で、答案を診断データとして使います。













難しい問題は一時間以上考えるべきですか?すぐ解説を見ると考える力がつかない気がします。













制限時間を決め、その間に条件の書き出し、図示、簡単な場合の実験、使えそうな定理の列挙まで行う。進展がなければ解説へ移り、「最初の一手を思いつく条件」を探す。長く座った時間ではなく、解説後に本を閉じて自分で方針から答案まで再構成できたかで学習の質を測ろう。
📚 用語解説
誤答分類:不正解を、知識不足、方針選択、条件の読み落とし、計算、記述、時間不足などに分けることです。原因ごとに次の課題を変えるため、同じ問題を何度も写すだけの復習を防げます。
印は正解・不正解ではなく再現度で付ける
| 印 | 状態 | 次の行動 |
|---|---|---|
| A | 初見で方針から答案まで完成 | 期間後に一度だけ再テスト |
| B | 方針は正しいが計算・記述で失点 | 該当箇所を補修して翌日再試 |
| C | ヒント後に方針が出た | 最初の一手を言語化して白紙再現 |
| D | 解説を読んでも再現できない | 前教材・教科書へ戻って基礎補修 |
Aの問題を何度も回す一方、Dの問題を解説の丸写しで済ませると、周回数は増えても弱点は残ります。Bは計算だけ、Cは着眼点、Dは前提知識というように、必要な復習を狭く特定してください。二回連続で白紙から完答でき、過去問でも同じ考え方を使えた問題は卒業候補です。
解説の写経は、理解した感覚を得やすい一方、初見で方針を選ぶ練習になりません。要点を読んだら本を閉じ、不完全でも自分の順序で答案を作り、元の解説と比較してください。
1対1対応の演習・やさしい理系数学との比較
どの教材が上かを一列の難易度だけで決めると、学習目的を見失います。1対1対応の演習は東京出版が科目・分野ごとに展開するシリーズで、公式見本では例題、演習題、ミニ講座などを確認できます。良問プラチカは河合出版が標準〜発展の頻出・典型・良問を厳選した入試演習書です。やさしい理系数学三訂版は、河合出版公式によれば50のテーマ・例題と150題の演習問題を収録し、標準的解法に加えて多くの別解を示す教材です。













三冊とも評判がよいので、1対1対応→良問プラチカ→やさしい理系数学と全部やれば安心ですか?













全部を直列に置く必要はない。1対1対応で典型の整理が必要なのか、良問プラチカで方針選択を増やすのか、やさしい理系数学で別解比較や発展演習を深めるのかを、過去問の失点から選ぶ。教材を増やすほど復習も増える。一冊を自力再現できないまま次へ進むより、過去問との往復を早く始めよう。
| 教材 | 主な役割 | 選びやすい状況 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 1対1対応の演習 | 科目・分野別に典型から演習へ接続 | 網羅系の次を細かく補強したい | 複数冊を進める総量を見積もる |
| 理系数学の良問プラチカ | 標準〜発展の入試問題で方針選択 | 過去問前後に横断演習したい | 基礎不足だと解説依存になりやすい |
| やさしい理系数学 | テーマ別例題・演習と別解の比較 | 一題を複数視点で深めたい | 書名の「やさしい」を難易度と誤解しない |
| 志望校過去問 | 形式・時間・採点される答案を確認 | 受験校が決まったら早期に観察 | 最後まで後回しにしない |
迷ったときの選択順
まず志望校の過去問を一年度分、解けなくてもよいので観察します。単元名は分かるが典型解法が出ないなら、1対1対応の演習など単元別教材へ戻ります。典型は分かるが初見条件に応じて選べないなら良問プラチカ、解法は出るが一つの方法に固まり計算が長くなるなら別解の豊富な教材を検討します。時間内に答案を完成できないなら、新しい本ではなく過去問の時間配分と答案作成を優先します。
教材全体の難易度をランキングにするより、「自分が止まる地点」と「その教材が練習させる行動」を対応させると、重複購入を避けられます。既存記事の数学の参考書ルート完全版も併用し、基礎、典型、入試演習、過去問のどこに空白があるかを確認してください。
良問プラチカは東大数学に使える?役割と限界
東大志望でも良問プラチカは使えますが、「この一冊だけで東大数学が完成する」とは考えません。本書の公式な用途は国公立二次・私大対策で、標準〜発展の入試問題によって応用力と記述・論述への対応力を養うことです。これは東大対策の土台と重なります。一方、実際の入試では年度ごとの出題範囲、試験時間、科類別の科目・配点、問題の組み合わせに合わせる必要があり、その確認は東京大学公式の選抜要項と過去問で行います。













良問プラチカを完璧にしてから東大の過去問へ進むべきですか?過去問が解けないまま見るのは怖いです。













完璧になるまで待たず、早い段階で過去問を「観察」しよう。最初は得点を競わず、頻出単元、要求される記述、大問の重さを確認する。その結果から本書の優先単元を決め、数週間後に同系統の過去問へ戻る。教材→過去問の一方通行ではなく、過去問→教材→過去問と往復するのが効率的だ。
📚 用語解説
過去問への転用:参考書で覚えた答案をそのまま当てはめることではありません。過去問の異なる条件を読み、参考書で学んだ着眼点や定理を選び直して使うことです。転用できて初めて、解法が問題番号の記憶から実戦的な知識へ変わります。
東大志望の使い方
過去問で「典型なのに方針が出ない」なら本書か前教材へ戻り、「方針は出るが時間切れ」なら大問の取捨選択と計算速度を練習します。「答案の論理が飛ぶ」なら解説と自分の答案を一行ずつ対応させます。失点原因によって戻る場所は異なります。さらに高度な解法体系へ進む前に、既存記事の入試数学の掌握のレベルと東大数学への使い方も参考にし、追加教材が本当に必要かを過去問から判断してください。
東大の選抜内容は年度の公式資料で確認し、過去問から自分に必要な単元を決めます。難しい問題集を多く終えたことは、本番で制限時間内に合格答案を作れることと同じではありません。
難関大の理系数学は「普通の対策」では受からない
結論から言います。良問プラチカを買い、予定表に「毎日二題」と書き、分からなければ解説を読むだけの「普通の対策」では、東大を含む難関大学の理系数学で合格答案を安定して作るのは厳しいです。ここまで見たとおり、本書は入試標準〜発展の方針選択と記述を鍛える教材であり、初見答案、誤答分類、白紙再現、期間後の再テスト、過去問への転用まで管理して初めて力になります。













参考書の使い方は分かりましたが、学校や他科目が忙しいと復習日が崩れます。普通の塾へ行けば解決しますか?













授業で解法を教わるだけでは、残りの日の初見演習、白紙再現、一週間後の再テストまでは自動で進まない。必要なのは情報を増やすことだけでなく、毎日の行動を数値化し、答案の結果から翌日の課題を変える仕組みだ。従来の選択肢を、その基準で一つずつ検討しよう。
鬼管理専門塾が示す「従来塾の3つの限界」は、①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1指導では変化が遅い、の三点です。良問プラチカで起こりやすい「解説は分かったが翌日に解けない」「得意単元も苦手単元も同じ題数を進める」「一週間後も同じ方針で止まる」という問題へ当てはめ、ほかの選択肢を消去法で確認します。
独学・参考書だけでは行動の誤りに気づきにくい
独学は自由度が高い一方、解説を読んだ納得を自力再現と取り違えても、第三者から修正されません。これは①の「情報を得ても行動は変わらない」に当たります。また、人気の周回法を自分の誤答原因に関係なくなぞれば、②の「全員同じ指導」に近づき、必要な単元へ時間を集中できません。
映像授業・アプリだけでは答案作成を保証できない
映像授業やアプリは着眼点を理解する助けになりますが、動画を最後まで見たことと、翌日に白紙答案を完成できることは別です。視聴履歴が増えても当日再現と期間後の再テストが抜ければ、①の限界を越えられません。おすすめ順に同じ講座を進めるだけでは、誤答原因に合わせた日次課題にも変わりません。
集団授業の大手予備校では個別の停止地点へ毎日対応しにくい
集団授業は体系的な講義を受けられますが、同じ時間割と進度で進むため、②の限界が残ります。確率で場合分けが作れない生徒と、数IIIの積分計算だけ遅い生徒では翌日の課題が違います。一人ひとりの良問プラチカの答案を分類し、毎日の問題配分まで変える管理は集団授業だけでは補いにくい部分です。
一般的な個別指導塾でも週1回では修正が遅い
一般的な個別指導塾は授業中に質問できますが、管理が週一〜二回の授業に限られると、③の「週1指導では変化が遅い」に当たります。月曜日に方針を誤った問題を翌週まで放置すれば、その間の類題も誤った理解で進みます。一題が重い教材ほど、小さな誤りをその日のうちに修正できるかが一週間の学習量を左右します。
独学・参考書、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を順に検討すると、いずれも毎日の実行、個別の課題設計、週内の即時修正のどれかが不足します。だから、難関大理系数学の対策を「分かった」から「初見でも書ける」へ変えるには、一日単位で個別行動を管理する鬼管理専門塾しかありません。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、授業を増やすことより、今日解く題数、白紙再現の結果、確認テストの達成度を数値で把握し、次の行動へ反映することを重視します。良問プラチカのように、同じ一冊でも生徒ごとに開始単元、復習間隔、前教材へ戻る範囲、過去問へ移る日が変わる教材では、次の六つの仕組みが役立ちます。













良問プラチカの進捗も、何ページ進んだかではなく、方針を再現できたかまで見てもらえるのですか?













そうだ。初見で方針が出たか、解説後に白紙再現できたか、期間後の確認テストに合格したかを分ければ、次の日の課題を変えられる。得意単元は進め、基礎不足なら前教材へ戻り、東大など志望校の過去問で必要な範囲を優先する。進んだページではなく、合格に必要な行動を管理する。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
良問プラチカでは、初見を何題、当日再現を何題、翌日の再テストを何題と数値化し、解説を読むだけの一日を防げます。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
基礎不足、方針選択、計算、記述のどこで止まるかを生徒別に見極め、二冊の優先単元と前教材へ戻る範囲を変えられます。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
毎日の途中答案と毎週の確認テストを組み合わせれば、解説直後だけ解ける状態を見抜き、忘れた問題をその週の計画へ戻せます。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
標準〜発展の解法や記述答案を扱う本書では、講師が途中答案から誤答原因を読み、方針・計算・表現を分けて指摘できることが重要です。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
東大など大学・学部・方式に合わせた大学受験コースで過去問の要求を確認し、本書を全題進めるか、頻出単元を優先するか判断できます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
学習中の疑問をLINEで早めに解消し、無料説明会では現在の基礎完成度、持っている版、志望校の過去問から進行計画を相談できます。
鬼管理専門塾の大学受験コースには1カ月返金保証制度があります。適用条件は公式案内を確認したうえで、まずは無料説明会で指導内容、学習量、現在の参考書からの接続を相談してください。指導方針の詳細は「鬼管理」とは?成績が上がらない塾・予備校の3つの限界、実際の結果は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。
良問プラチカを合格までどう使うか、無料説明会で相談できます
まとめ|良問プラチカは過去問へつながる再現力で完成を判断する
理系数学の良問プラチカは、難しい問題を眺めるための本でも、周回数を競う本でもありません。典型解法を土台に、問題の条件から使う方針を選び、採点者が追える答案へまとめ、時間を空けても再現するための入試演習書です。現行版は数学I・A・II・B・Cと数学III・Cの二冊に分かれているため、志望校の出題範囲と手元の版を確認して選びます。













開始月や三周という数字より、典型解法、白紙再現、過去問での転用を確認することが大切だと分かりました。













その理解でいい。現行版と範囲を確認し、過去問を先に観察し、途中答案から止まった場所を分類する。翌日と期間後に再テストし、過去問で同じ着眼点を使えたら学習がつながった証拠だ。難しい教材ほど、進んだ量ではなく昨日できなかった行動が今日できたかで管理しよう。
| 判断項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| レベル | 典型解法の習得後、過去問前後の標準〜発展演習 |
| 種類 | 数学I・A・II・B・C版と数学III・C版を出題範囲で選ぶ |
| 開始時期 | 学年ではなく前提完成日と過去問開始日から逆算 |
| 一周目 | 時間を測り、途中答案と停止地点を残す |
| 復習 | 解説後の白紙再現と、間隔を空けた再テスト |
| 他教材 | 難易度順位ではなく過去問の失点原因で使い分ける |
| 東大対策 | 中間演習として使い、公式要項と過去問で仕上げる |
| 完成基準 | 初見に近い状態で時間内に答案を作り、過去問へ転用できる |
計画が崩れたときは教材を追加せず、初見問題を減らして未定着の再テストを優先します。基礎不足なら前教材へ戻り、方針は出るが時間切れなら過去問の時間配分へ移ります。良問プラチカを終えることは中間目標であり、最終目標は志望校の問題に対して、自分で方針を選び、制限時間内に合格答案を作ることです。
よくある質問













最後に、偏差値の目安、始める時期、周回数、東大対策との関係を短く確認したいです。













固定の数字だけで決めず、手元の版、典型問題の自力再現、復習を含む残り日数、志望校過去問という四つの基準で判断しよう。よくある質問も、その順序で答えを整理する。
Q. 理系数学の良問プラチカは偏差値いくつから使えますか?
A. 模試偏差値は母集団や時期で変わるため、固定値だけでは決めません。教科書例題と典型問題を自力で解き、初見問題でも使う定理と最初の一手を説明できることを開始基準にしてください。解説の一行目から理解できない場合は前教材へ戻ります。
Q. 理系数学の良問プラチカはいつから始めるべきですか?
A. 典型問題の完成後、志望校過去問を本格化する前後に始めます。高3夏などの暦だけで決めず、過去問開始日から初見演習・翌日再試・一週間後再試に必要な期間を逆算してください。時間が少なければ頻出単元を選びます。
Q. 数学I・A・II・B・C版と数学III・C版はどちらを先にやりますか?
A. 学校の履修状況と志望校の出題範囲で決めます。完成している単元から始めても構いませんが、一冊の終了を待ってもう一冊へ進む必要はありません。過去問で優先度の高い単元と、前提が完成した単元を選んで並行できます。
Q. 良問プラチカは何周すれば完成ですか?
A. 一律の周回数では決まりません。一周目は初見診断、二周目は誤答の白紙再現、その後は間隔を空けた保持テストにします。二回連続で方針から答案まで自力完答でき、過去問でも着眼点を転用できた問題は卒業候補です。
Q. 一問にどのくらい時間をかければよいですか?
A. 志望校の本番で大問一題に使える時間を参考に区切ります。時間内は条件整理、図示、簡単な場合の実験まで行い、進まなければ解説へ移ります。長く悩むことより、解説後に最初の一手を説明して白紙再現することが重要です。
Q. 1対1対応の演習と良問プラチカは両方必要ですか?
A. 必ず両方必要ではありません。典型解法が単元別に不足しているなら1対1対応の演習などで補い、典型は使えるが初見条件から方針を選べないなら良問プラチカを選びます。過去問の失点原因から必要な教材だけを使ってください。
Q. 良問プラチカだけで東大数学対策は完了しますか?
A. 完了しません。本書は標準〜発展の応用力と記述力を鍛える中間演習として使えますが、東大固有の形式、時間配分、年度ごとの選抜内容は東京大学公式資料と過去問で確認し、最後は本番時間で答案を作る練習が必要です。
Q. 解けない問題が多いときも続けるべきですか?
A. 三題ほどの停止地点を分類してください。公式や典型解法で止まるなら教科書・網羅系へ戻り、方針は正しいが答案にならないなら記述分析を増やします。原因を分けず全題を続けると、解説を写すだけになりやすいため注意が必要です。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





