
UPGRADE英文法・語法問題を買ったのですが、問題数が多くて、どこから始めればいいか迷っています。自分のレベルに合っているのか、何周すれば入試で使えるようになるのかも知りたいです。











UPGRADEは、入試データをもとに英文法・語法を広く演習できる問題集だよ。ただし、最初から全問を完璧にしようとすると止まりやすい。この記事では、公式情報で本の特徴とレベルを確かめたうえで、1周目は理解、2周目は弱点回収、3周目は入試形式への接続という順番で使い切る方法を解説するよ。
「四訂版[データ分析]大学入試 アップグレード UPGRADE 英文法・語法問題」は、数研出版の大学入試向け問題集です。競合記事には旧版に基づく問題数や付属CDの説明も残っていますが、現行四訂版はQR教材を備えています。本記事では、価格・ページ数・問題数・デジタル教材などの固有情報を数研出版の公式ページで確認し、学習計画は公式の全1,289問という数を基準に組み立てます。
結論を先に言うと、UPGRADEは「英文法を初めて習う講義本」ではなく、基礎事項を学んだ後に、入試頻出の文法・語法・語い・熟語などを問題演習で整理する本として使うと力を発揮します。正解数だけを追わず、選択肢を選んだ根拠と誤答理由まで説明できるようにすることが、使い切る鍵です。
目次
UPGRADE英文法・語法問題とは|4訂版の特徴と正しい書誌情報
まず、教材選びを誤らないために公式情報を整理します。正式書名は「四訂版[データ分析]大学入試 アップグレード UPGRADE 英文法・語法問題」、編著者はPRODIGY英語研究所の霜康司・刀祢雅彦・麻生裕美子です。数研出版の公式商品ページでは、A5判・472ページ・ISBN 978-4-410-11184-6、税込定価1,474円と案内されています。価格は2026年10月5日に公式ページで確認したものです。
| 確認項目 | 公式情報 | 学習者が押さえる意味 |
|---|---|---|
| 出版社 | 数研出版 | 「旺文社」とする紹介表記と混同しない |
| 判型・ページ数 | A5判・472ページ | 短期で雑に終えるより分割学習が向く |
| 掲載問題 | 全設問1,289問 | 日割り計画を問題数で数値化できる |
| 公式レベル表示 | 入試上級 | 基礎事項を学んだ後の演習用と考える |
| デジタル教材 | 音声・ドリル・学習法動画 | 紙面だけでなく再テストに使える |
📚 用語解説
Data Research:数研出版が、入試で問われる項目をデータにもとづいて示すために使っている名称です。公式説明では、過去28年分、延べ14,000回分、4,500万語の国公立・私立大学入試の分析を反映したとされています。
公式商品ページによると、分析対象は過去28年分、延べ14,000回分、4,500万語の国公立・私立大学入試です。その分析をもとに頻出項目を精選し、各章のData Researchで頻度を確認できる設計です。したがって、本書の強みは単に問題数が多いことではなく、「何が入試で問われやすいか」を見ながら優先順位をつけられることにあります。
また、紙面のQRコードから、全設問1,289問と類問のドリル、書籍掲載英文の音声、著者の霜康司氏による学習法動画を利用できます。紙面で間違えた問題を同じ位置の記憶だけで解き直すのではなく、QRドリルの類問で知識を取り出し直せる点が、反復学習と相性のよい特徴です。
- 大学入試の英語知識: 文法・語法だけでなく、語い・熟語・会話・発音・アクセントを含む
- UPGRADEの収録範囲: 入試データを反映して頻出事項を整理した演習範囲
- 優先して直す誤答: 自分が根拠を説明できなかった問題に絞って反復する











出版社は数研出版なんですね。1,289問もあるなら、最初から全部を同じ濃さで覚えようとするのは大変そうです。











そうだね。Data Researchで頻度を見つつ、自分が説明できなかった問題を中心に復習するのが大切だ。全ページを眺めた回数より、誤答の原因をどれだけ減らせたかで進捗を測ろう。
UPGRADE英文法・語法問題のレベル|向いている人・早すぎる人
数研出版は本書を「入試上級」と表示しつつ、大学受験を考えるすべての人にすすめています。これは、扱う範囲が広く、入試頻出事項を一冊で確認できるという意味です。ただし、問題集は解説を読んで知識を確認する形式なので、中学英文法や高校英文法の基本用語がほとんど分からない段階では、演習より調べ物の時間が長くなりやすい点に注意が必要です。
- 文法理解の段階 100: 過去問やランダム問題で時間内に根拠を再現する段階
- 文法理解の段階 70: UPGRADEで頻出項目を横断的に整理する段階
- 文法理解の段階 40: 講義系教材や学校授業で仕組みを理解する段階
- 文法理解の段階 10: 品詞・時制・文型などの土台を復習する段階
- UPGRADEの使い方 100: 時間制限とランダム演習に接続する
- UPGRADEの使い方 70: 頻出知識の確認と弱点回収に使う
- UPGRADEの使い方 40: 分からない単元は講義系教材へ戻る
- UPGRADEの使い方 10: まず中学範囲を理解してから始める
UPGRADEが向いている人
向いているのは、学校の授業や講義系参考書で一度英文法を学び、知識の穴を問題演習で見つけたい人です。とくに、文法問題では正解できる単元とできない単元が混在している人、語法・熟語・会話表現まで一冊で確認したい人、志望校の過去問へ進む前に知識を整理したい人に合います。
また、紙面のQR教材を使って再テストしたい人にも向きます。同じページを見返すだけでは、問題の位置や選択肢の並びを覚えて正解することがあります。類問を挟めば、知識そのものを別の文脈で使えるかを確かめられます。
UPGRADEを始めるのが早い人
一方、主語・動詞・目的語の区別、主要時制、不定詞と動名詞などの基本が説明できない場合は、いきなり本書を主教材にするより、講義系教材や学校の教科書で仕組みを理解する方が先です。選択肢の訳だけを暗記すると、語順整序や英作文、長文中の文法判断へ知識を移せません。
公式のレベル表示は教材の位置づけを示すもので、この一冊を終えれば特定大学に合格できるという意味ではありません。必要な英語力は志望校の出題形式で異なるため、最後は必ず過去問で確認してください。
英文法の理解段階から整えたい場合は、既存記事の肘井学「読解のための英文法」のレベル・使い方も参考になります。UPGRADEのような網羅系問題集と、英文解釈につなげる講義・演習教材は役割が異なるため、自分の不足に合わせて選びましょう。











問題を解くたびに用語から調べているなら、まだUPGRADEを回す前の段階かもしれないんですね。











その可能性が高いね。正答率が低いこと自体より、解説を読んでも理由が分からない状態が目印だ。その単元だけ基礎教材へ戻り、理解できたらUPGRADEで再テストするといい。
UPGRADE英文法・語法問題の使い方|1周目・2周目・3周目
UPGRADEは、周回ごとに目的を変えると使いやすくなります。毎回1,289問を同じ方法で解き直す必要はありません。1周目は全体像と誤答原因の把握、2周目は誤答と迷った問題の再現、3周目は順番を崩した即答練習と過去問への接続に役割を分けます。
📚 用語解説
アクティブリコール:答えや解説を見直すだけでなく、いったん情報を隠し、自分の頭から答えや理由を取り出す学習です。UPGRADEでは、選択肢の根拠を声に出す、誤答理由を何も見ずに説明する、といった形で実践できます。
1周目:正答率より「根拠の有無」を記録する
1周目は全範囲に触れます。ただし、正解した問題をすべて「理解済み」にしないでください。記録をA=根拠まで説明できた、B=正解したが迷った、C=誤答または解説を読んでも不明、の3段階にします。Aは次回の優先度を下げ、BとCを復習対象にすれば、2周目の負担を減らせます。
解答後は、正解の理由だけでなく、他の選択肢がなぜ不適切かを確認します。語法なら一緒に使われる前置詞や目的語の形、熟語なら語のまとまり、文法なら時制・態・修飾関係など、判断に使った要素を一言で書きます。長いまとめノートを作るより、「なぜ間違えたか」を短く残す方が復習に使えます。
2周目:B・C問題だけを何も見ずに解き直す
2周目は、1周目でBまたはCにした問題から始めます。解説を先に読まず、答えと根拠を取り出せるかを試してください。正解しても根拠が曖昧ならBのまま、誤答理由まで説明できたらAへ移します。単に丸が付いた回数ではなく、説明できる問題が増えたかで進歩を測ります。
紙面の位置を覚えている感覚がある場合は、QRドリルの類問を使います。公式ページでは、全設問1,289問に加えて類問も利用できると案内されています。見た目が変わっても同じ知識を使えるなら、答えの暗記から抜け出せたと判断できます。
3周目:ランダム化・時間制限・過去問で仕上げる
3周目は章順を崩します。入試では「いま解いているのは仮定法」と章名を教えてくれません。複数単元を混ぜ、短い時間制限を設定し、どの知識を使うか自分で見抜く練習をします。全問一律ではなく、まだB・Cに残る問題と、忘れやすい語法・熟語を中心にしてください。
最後は志望校の過去問へ進みます。文法単独問題が多い大学なら速度と正確性を、長文中心なら構文把握や語法知識が読解を助けているかを確認します。UPGRADEを終えること自体をゴールにせず、入試問題で使える状態になったかを最終判定にします。











3周するというより、周回ごとに対象を絞って、解き方を変えていくんですね。全部を毎回やり直すより続けられそうです。











その理解で合っているよ。正解でも迷った問題を残すこと、誤答だけでなく根拠を再現すること、最後に順番を崩すこと。この3点が、回数だけを重ねる勉強との違いになる。
UPGRADE英文法・語法問題の学習計画|4週間・8週間・12週間
学習期間は、公式に確認できる全1,289問から逆算します。以下は週6日を新規演習、残る1日を復習と調整に使う場合の「1周目」の目安です。1日18問を12週間で1,296問、27問を8週間で1,296問、54問を4週間で1,296問となり、いずれも全1,289問を一通り扱える計算です。
| 1周目の期間 | 週6日での1日量 | 向いている状況 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 4週間 | 54問 | 文法基礎が固く、短期で総点検したい | 解説確認まで含めると負荷が高い |
| 8週間 | 27問 | 学校・他科目と両立して標準的に進めたい | 週1日の復習日を崩さない |
| 12週間 | 18問 | 基礎へ戻りながら丁寧に進めたい | 前半内容を忘れない再テストが必要 |
標準は8週間、基礎に不安があれば12週間
最も組みやすいのは8週間案です。1日27問なら、解答根拠と誤答理由を確認する時間を確保しやすく、他科目の学習も圧迫しにくくなります。解説中の用語で止まることが多い場合は12週間に延ばし、必要な単元だけ基礎教材へ戻る時間を計画に含めます。
4週間案は「解き終える」より復習時間を優先する
4週間案は1日54問なので、初学者にはすすめません。すでに英文法を学習済みで、弱点発見のために総点検する人向けです。予定より遅れたときは、解説を飛ばして問題数だけ守るのではなく、A判定の問題を翌日に回さず、B・Cの確認時間を優先してください。
週1日の復習日で遅れと忘却を回収する
週7日すべてを新規問題にすると、遅れた日の分が積み上がり、復習も後回しになります。週6日で新規範囲を進め、1日はその週のB・C問題の再テスト、未消化分の調整、次週の問題数設定に使います。復習日に正解した問題も、根拠が説明できなければ次週の対象に残します。
ページごとに問題数が違うと、ページ基準の計画は日々の負担がぶれます。全1,289問という公式情報を使い、1日あたりの問題数、B・C問題数、週末までにAへ移せた数を記録すると修正しやすくなります。
📚 用語解説
復習日:新しい問題へ進む量を抑え、直近で間違えた問題の再テスト、未消化分の調整、翌週計画の修正に使う日です。休息も確保しつつ、遅れを翌週へ持ち越さないための調整枠として設定します。
英語全体の教材順まで組みたい場合は、英語の参考書ルート完全版で、単語・文法・解釈・長文・英作文をどう並べるかも確認してください。UPGRADEだけに時間を集中しすぎず、志望校が求める技能へつなぐ視点が必要です。











1日何ページではなく、問題数で計画すれば負担が見えやすいですね。僕はまず8週間案で始めてみます。











いい選択だね。ただし、27問を解いた事実だけで終わらせず、B・Cが何問残ったかも記録しよう。翌週の計画は、残った弱点の数を見て調整するのが大切だ。
UPGRADEの効果を高める復習法|正解の根拠まで説明する
文法問題集で最も起こりやすい失敗は、答えの番号を覚えた状態を「文法を理解した」と誤認することです。入試本番では問題文も選択肢も変わります。復習では、正解を再現するだけでなく、使ったルール、語の形、不正解選択肢の問題点を説明し、別の例文でも同じ判断ができるかを確かめます。
📚 用語解説
誤答原因:間違えた直接の理由です。「知識不足」「似た語法との混同」「文構造の読み違い」「時間不足」などに分けます。原因が違えば、解説を読み直す、例文を作る、時間を測るなど、必要な復習も変わります。
誤答ノートは1問1行で十分
誤答ノートを丁寧に作りすぎると、書くことが目的になります。残すのは、問題番号、誤答原因、正しい判断根拠、次回確認日の4点で十分です。たとえば「前置詞を意味だけで選んだ/動詞との組み合わせで判断/3日後」と短く書けば、見返す行動につながります。
翌日・3日後・1週間後に取り出す
一度理解した直後は答えを思い出しやすいため、その場の解き直しだけでは定着を判定できません。翌日、3日後、1週間後のように間隔を空け、何も見ずに根拠を説明します。3回とも説明できた問題は優先度を下げ、どこかで詰まった問題は次の復習日に残します。
音声・類問・自作例文で入口を変える
公式QR教材の英文音声は、目で見て分かる知識を音からも認識する練習に使えます。類問は紙面の位置記憶を外す再テストに使い、語法や熟語は自分の経験に置き換えた短い例文を作ります。複数の入口から同じ知識を取り出せるほど、長文・リスニング・英作文への転用がしやすくなります。
二択で迷って偶然当たった問題は、誤答と同じように復習対象です。「正解か不正解か」だけでなく、根拠をすぐ説明できたかを記録すると、見かけの正答率に惑わされません。
大学受験英語の問題集をレベル別に比較したい場合は、大学受験英語のおすすめ参考書・問題集18選もあわせて確認すると、UPGRADEの前後に置く教材を判断しやすくなります。











正解した問題でも、たまたま当たっただけなら復習に残すんですね。正答率だけを見ていたので盲点でした。











入試で必要なのは、初見の文でも同じ根拠を使えることだからね。答えの番号ではなく、判断の手順を思い出せるかを確認しよう。
UPGRADEで伸びない原因と前後の教材選び
教材の情報量が多いほど、「全部やらなければ」と考えて学習が止まりやすくなります。伸びないときは、能力不足と決めつける前に、使い方が目的に合っているかを確認してください。ここでは、UPGRADEで起きやすい失敗を、原因とすぐに変えられる行動に分けます。
- 伸びないという悩み: 正答率が上がらない、周回が終わらない、過去問で使えない
- 学習方法の問題: 全問均等、答えの暗記、復習間隔なし、記録なし
- 今日変える行動: B・Cへ絞り、根拠を一言で説明して次回日を決める
📚 用語解説
ランダム演習:時制だけ、関係詞だけのように単元別で並んだ問題ではなく、複数単元を混ぜて解く練習です。どの知識を使うか自分で判断する必要があるため、入試形式への橋渡しになります。
失敗1:1周目から全問を完璧にしようとする
1問ごとに長いノートを作り、すべて暗記してから次へ進もうとすると、全体像が見える前に止まります。1周目はA・B・C分類と誤答原因の一言記録にとどめ、深掘りはB・Cへ集中してください。頻出範囲と自分の弱点が重なる場所から直す方が、得点への効果が高くなります。
失敗2:問題番号や選択肢の位置を覚える
同じ順番で繰り返すと、英文を読む前に答えを思い出すことがあります。これを防ぐには、紙面を隠して根拠だけ説明する、QR類問を使う、章をまたいで問題番号を抽出する、友人や講師にランダムで出してもらうなど、問題の提示順を変えます。
失敗3:解説を読んで「分かった」で終える
解説を読んだ直後の納得は、まだ再現できる知識とは限りません。解説を閉じ、なぜその選択肢になるか、他がなぜ違うかを30秒で説明します。言葉に詰まる部分が、次に戻るべき知識です。必要なら講義系教材の該当単元へ戻り、再び同じ問題か類問で確認します。
失敗4:UPGRADEだけで英語対策を完結させる
本書は広い英語知識を扱いますが、志望校の長文量、英作文、要約、リスニングなどを一冊で完全に代替するものではありません。単語帳、英文解釈、長文演習、英作文、過去問のうち、志望校に必要なものを並行し、UPGRADEで得た知識が実際の英文処理に使えているかを確認してください。
UPGRADEの前・同レベル・次に使う教材をどう選ぶか
UPGRADEの前に置く教材は、英文法の仕組みを講義形式で説明する基礎教材です。時制・準動詞・関係詞などの用語を説明できず、4択問題の解説を読んでも理由が分からないなら、問題数を増やす前に理解へ戻ります。基礎からの戻り方は、大岩のいちばんはじめの英文法の使い方も参考にしてください。
| 位置づけ | 選ぶ教材の条件 | UPGRADEとの使い分け |
|---|---|---|
| UPGRADEの前 | 講義形式で文法用語と基本原則を説明する | 解説が理解できない単元だけ戻る |
| 同レベルの問題集 | 文法・語法を網羅し、解説と反復機能がある | 二冊並行せず、学校指定を含む一冊に絞る |
| UPGRADEの次 | 単元名を伏せたランダム問題・長文・英作文・過去問 | 初見文脈で根拠を選べるか検証する |
似たレベルの網羅系問題集は、収録範囲やレイアウトが違っても役割が重なります。学校でUPGRADE以外を指定されているなら、二冊を最初から最後まで並行する必要はありません。主教材を一冊に決め、別冊は主教材にない説明や類問を確認するときだけ使います。教材名より、毎週の再テストを続けられるかを優先します。
次に使う教材は、志望校の出題形式から決めます。独立した文法・語法問題が出るならランダム形式、長文中で知識を問うなら英文解釈・長文、英作文があるなら和文英訳・自由英作文へ進みます。UPGRADEの終了後も、過去問で誤った項目は問題番号へ戻し、知識と入試形式を往復してください。











周回数を増やしているのに伸びないときは、答えを覚えていないか、過去問へつなげているかを見直せばいいんですね。











そうだよ。「3周した」は作業量の記録であって、完成の証明ではない。初見の類問で根拠を説明できるか、過去問で必要な判断ができるかを、終了条件にしよう。
UPGRADEだけの「普通の対策」では大学受験に受からない
結論から言うと、UPGRADEを買って自分のペースで解くだけの「普通の対策」で、大学受験に合格するのは厳しいです。問題集の質が低いからではありません。公式に全1,289問と案内される広い範囲を、理解・弱点回収・ランダム演習の3段階で進め、さらに単語・解釈・長文・過去問と両立する毎日の行動が必要だからです。
この記事で示した8週間案だけでも、週6日で1日27問を進め、週1日はB・C問題を復習します。予定が崩れた翌日に量を調整し、誤答が多い単元は基礎へ戻り、志望校の出題形式に合わせて他教材へ時間を振り分ける必要があります。教材情報を知るだけでは、この日々の修正までは自動的に起こりません。











UPGRADEの使い方は分かりました。でも、毎日の問題数や復習日を自分だけで管理し続けられるかは正直不安です。普通の塾や映像授業を使えば解決しますか?











選択肢ごとに強みはあるけれど、毎日の行動管理という課題が残るかを見なければいけない。独学、映像授業・アプリ、大手予備校、一般的な個別指導塾の順に、UPGRADE学習との相性を確かめよう。
一般的な学習手段には、①授業や教材で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束しやすい、③週1回程度の指導では変化が遅い、という「従来塾の3つの限界」があります。出典は鬼管理専門塾公式の「鬼管理」とはページです。
独学・参考書だけではなぜ不十分か
独学は自分の弱点に合わせやすい一方、1日27問という予定が止まっても、その日のうちに気づき修正する人がいません。教材から情報を得ても毎日の行動は変わらないという限界①と、停滞の発見が遅れる限界③が、1,289問を最後まで進める場面で表れます。
映像授業・学習アプリだけではなぜ不十分か
映像授業やアプリは理解を助け、QRドリルと組み合わせることもできます。しかし、視聴や連続ログインが増えても、B・C問題を何問Aへ変えたかは別です。情報を受け取るだけでは演習行動が変わらない限界①と、個別の遅れを人が即時修正しにくい限界③が残ります。
集団授業の大手予備校ではなぜ不十分か
大手予備校の集団授業は体系的ですが、授業の進度は受講生に共通です。UPGRADEで時制に誤答が集中する人と、語法だけ弱い人が同じ予定で進めば、全員同じ指導が平均的な結果へ寄りやすい限界②が生じます。授業外の毎日の問題数と復習間隔まで管理されなければ、限界①と③も残ります。
一般的な個別指導塾ではなぜ不十分か
一般的な個別指導は授業中の疑問を解消しやすいものの、週1回の面談や授業だけでは、翌日の再テスト、3日後の復習、週末の計画修正まで追い切れないことがあります。授業のない日の行動が変わらない限界①と、次の指導まで遅れが残る限界③が、周回計画を崩します。
- 一般的な対策 100: 教材や授業で正しい知識を得る
- 一般的な対策 65: 週1回程度で進み具合を確認する
- 一般的な対策 30: 授業外の問題数と復習日は本人が管理する
- 必要な管理 100: 志望校と弱点から毎日の課題を決める
- 必要な管理 65: 遅れと誤答を当日単位で修正する
- 必要な管理 30: 確認テストで翌週の計画を作り直す
つまり、独学、映像授業・アプリ、大手予備校、一般的な個別指導塾のどれを選んでも、UPGRADEの問題数、誤答数、復習間隔を毎日確認し、その日のうちに計画を直す役割が空白になり得ます。だから、参考書の使い方を毎日の行動まで落とし込むには、鬼管理専門塾しかない、というのが結論です。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、参考書を紹介するだけでなく、生徒ごとの行動プラン、日々の進捗、毎週の定着確認までを管理します。ここでは公式サイトで確認できる6つの特徴を、UPGRADEの1,289問を入試得点へ変える場面につなげて説明します。











僕の場合は、最初の計画より、数日後に遅れて復習も崩れるところが問題です。そこまで見てもらえるんでしょうか?











毎日の進捗と毎週の確認テストを組み合わせ、遅れや未定着を計画へ戻すのが特徴だよ。6項目を順に見て、自分の止まり方に合うか判断しよう。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
UPGRADEでは、8週間案なら1日27問の新規演習に加え、B・C問題の再テストまで数値で決めることで、「今日は何をするか」に迷わず着手できます。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
英文法の基礎度、UPGRADEの誤答分野、志望校の長文・文法・英作文の配点に合わせれば、同じ1,289問でも優先して直す範囲を生徒ごとに変えられます。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
毎日の問題数だけでなく、毎週の確認テストで根拠を説明できるかまで確かめることで、答えの位置を覚えただけの周回を見抜き、次週の復習へ戻せます。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
UPGRADEの語法や文法で説明できない箇所が出たとき、厳格な基準で採用された専属講師へ質問できれば、誤った自己解釈を残さず類問へ進めます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
UPGRADEは大学受験英語の一部なので、大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験まである専門コースから、現在の受験方式に合う計画へ接続できます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
計画や指導が自分に合うかは、LINEで質問し、Zoomの無料説明会や資料請求で確認できます。UPGRADEの現在の進捗と志望校を伝えれば、入会前の判断材料を具体化できます。
大学受験コースには1カ月返金保証制度があります。適用条件は公式案内の確認が必要なので、無料説明会で対象と手続きを確かめてください。指導の考え方は「鬼管理」とは?特徴・指導方針で、実際の成果は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。
UPGRADEを始めたばかりでも、何周もして伸び悩んでいても、相談時には正答率だけでなく、1日の問題数、B・C問題の残数、過去問で困っている形式を伝えると、必要な管理を具体的に話し合えます。まずは教材を変える前に、いまの進め方と復習の仕組みを整理しましょう。
UPGRADEの1,289問を志望校対策へつなぐ学習計画を、無料説明会で相談できます
まとめ|UPGRADE英文法・語法問題を使い切る次の一手
UPGRADE英文法・語法問題は、数研出版が入試データを反映して作った全1,289問の問題集です。出版社、ページ数、価格、QR教材などは公式情報を確認し、学習では正解数より「根拠を説明できる問題が増えたか」を基準にしてください。
今日やることは簡単です。まず基礎事項が説明できるかを確認し、問題集を始められるなら、期間を4週間・8週間・12週間から選びます。次に最初の範囲を解き、A・B・Cを記録してください。学習は一冊を買った瞬間ではなく、最初の問題数を具体的に決めた瞬間から動き始めます。
「3周したら終わり」ではなく、「B・C問題で根拠を説明できる」「QR類問でも正解できる」「志望校の過去問で文法知識を使える」の3条件を満たしたら次へ進む、と決めておきましょう。











まず8週間で1日27問、正解でも迷ったらBにして、週末に再テストします。やることが具体的になりました。











その計画なら始められるね。毎週B・Cの残数を見て量を直し、3周目は必ず類問と過去問へ移ろう。UPGRADEを終えることではなく、初見問題で使えることが本当のゴールだ。
よくある質問
| 質問のテーマ | この記事で確認する場所 |
|---|---|
| 出版社・価格・問題数 | 特徴と正しい書誌情報 |
| 自分に合うレベルか | 向いている人・早すぎる人 |
| 何周・どう復習するか | 1周目・2周目・3周目 |
| 何日で終えるか | 4週間・8週間・12週間 |
Q. UPGRADE英文法・語法問題の出版社は旺文社ですか?
A. いいえ。数研出版の公式書誌で確認できる出版社は数研出版です。正式書名は「四訂版[データ分析]大学入試 アップグレード UPGRADE 英文法・語法問題」です。
Q. UPGRADE英文法・語法問題は何問ありますか?
A. 数研出版の公式商品ページでは、紙面QRコードから利用できるドリルについて「全設問1,289+類問」と案内されています。本記事の4・8・12週間計画も、この1,289問から逆算しています。
Q. UPGRADE英文法・語法問題はどのレベルですか?
A. 数研出版の公式表示は「入試上級」です。ただし大学名による一律の対応表ではありません。中学英文法と高校英文法の基本を一度学び、入試頻出知識を問題演習で整理したい段階に向きます。
Q. UPGRADEは何周すればよいですか?
A. 回数だけなら3周が目安ですが、1周目は弱点発見、2周目は誤答と迷いの回収、3周目は類問・ランダム演習というように目的を変えてください。初見問題で根拠を説明できることを終了条件にします。
Q. UPGRADEに直接書き込んでもよいですか?
A. 繰り返し解くなら、答えはノートや別紙に書き、本にはA・B・Cの分類や最小限の印だけを残す方法が便利です。答えが見えることで再テストの妨げになる書き込みは避けましょう。
Q. UPGRADEを1カ月で終えられますか?
A. 1周目だけなら、週6日・4週間で1日54問を進めれば全1,289問を扱える計算です。ただし基礎が固い人向けの高負荷な計画です。解説確認や復習を省くなら、期間を延ばす方が効果的です。
Q. UPGRADEだけで大学受験英語は十分ですか?
A. 十分とは限りません。文法・語法・語い・熟語・会話・発音・アクセントを広く扱いますが、志望校の長文、英作文、要約、リスニングなどは別の演習や過去問が必要です。
Q. 正解した問題も復習する必要がありますか?
A. 迷って偶然正解した問題は復習が必要です。本記事では、根拠まで説明できたA、正解したが迷ったB、誤答または理解不足のCに分け、BとCを優先して再テストする方法をすすめています。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





