
先行詞が場所ならwhere、物ならwhichと覚えたのに、同じthe placeの後ろへwhichが入る問題もあります。関係代名詞と関係副詞は、結局どこを見れば区別できるのでしょうか。












先行詞の意味だけでは決められないよ。先に関係詞の後ろを読み、主語・目的語・補語のどれかが欠ける「不完全な文」なら関係代名詞、必要な要素がそろう「完全な文」なら関係副詞、と判定するのが基本だ。
関係代名詞と関係副詞の違いは、単語の一覧を暗記するだけではつかめません。whereとwhich、whenとwhich、whyとthatは、同じ種類の先行詞を受けられるからです。選択を決めるのは、先行詞が関係詞節の中で名詞の役割をするのか、場所・時・理由を補う副詞の役割をするのかという構造です。
この記事では、完全な文・不完全な文の判定から始め、先行詞の確認、前置詞+関係代名詞への書き換え、where・when・why・howの使い方、入試で迷いやすい動詞の語法までを、すべて同じ手順で整理します。訳の雰囲気ではなく、英文の根拠を示して選べるようになることが目標です。
関係代名詞の後ろでは、関係代名詞が主語・目的語・所有などを担当します。関係副詞の後ろでは、主語・動詞・必要な目的語や補語がそろいます。先行詞は、完全・不完全を判定した後に確認します。
目次
関係代名詞と関係副詞の違いは「名詞の穴」と「副詞の情報」
関係代名詞と関係副詞は、どちらも先行詞を後ろから説明する関係詞です。ただし、関係代名詞は節内で名詞の代わりをし、関係副詞は場所・時・理由などの副詞情報をつなぎます。この役割の差が、後ろの節の形に表れます。関係代名詞が担当する名詞を空所に戻すと文が完成し、関係副詞が表す副詞情報はなくても文型の主要部分が成立します。
📚 用語解説
関係代名詞:先行詞を受けながら関係詞節を導き、その節の主語・目的語・所有などの役割を担う語。代表はwho、whom、whose、which、thatで、関係詞節の内部に名詞相当の不足が生じる。
📚 用語解説
関係副詞:先行詞を受けながら関係詞節を導き、場所・時・理由などの副詞の役割を担う語。代表はwhere、when、whyで、学校文法ではhowも関連項目として学ぶ。後ろには文型上の主要要素がそろう。
関係代名詞は関係詞節の中で名詞として働く
This is the studio which our club uses after school. を見ると、関係詞節は our club uses after school です。useは「何を使うか」という目的語を必要としますが、usesの後ろにその名詞がありません。whichがthe studioを受け、usesの目的語を担当することで文が成立します。したがってwhichは目的格の関係代名詞です。
主格でも考え方は同じです。I know a student who designs robots. では、designsの主語をwhoが担当します。関係代名詞を取り除いて designs robots だけにすると主語がなくなります。このように、関係代名詞は接続するだけでなく、節内の名詞の場所へ入る働きを持ちます。
関係副詞は場所・時・理由を副詞として補う
This is the studio where our club practices after school. の our club practices after school には、主語our clubと動詞practicesがそろっています。practiceはこの文脈では目的語を置かずに使えるため、文型上の不足はありません。whereは「そのスタジオで」という場所の情報を加えています。
whereを前置詞+関係代名詞へ直すと、in whichと考えられます。in the studioという副詞句の内容をwhereがまとめて受け持つからです。関係副詞の働きが分かりにくいときは、「前置詞+先行詞」に戻せるかを試すと、名詞の穴との違いが見えます。
| 比較 | 関係代名詞 | 関係副詞 |
|---|---|---|
| 節内の役割 | 主語・目的語・所有など | 場所・時・理由など |
| 後ろの節 | 名詞相当の要素が不足 | 主要要素がそろう |
| 代表語 | who / whom / whose / which / that | where / when / why |
| 書き換えの発想 | 先行詞の名詞を空所へ戻す | 前置詞+関係代名詞へ戻す |
短い文でも主語・動詞・必要な目的語や補語がそろえば完全です。場所や時の説明がなくて意味が寂しく感じても、それだけで不完全とは限りません。動詞が要求する要素を文法的に確認してください。












whichはstudioそのものを目的語として補い、whereは「studioで」という場所の情報を足すのですね。












その理解でいい。次は「完全な文」を感覚で決めないために、主語・動詞・目的語・補語を点検する具体的な方法へ進もう。
完全な文・不完全な文の見分け方|動詞と前置詞まで確認する
完全な文とは、主語と述語動詞があり、その動詞が必要とする目的語や補語までそろった文です。不完全な文とは、そのどれかが欠けた文です。語数の多さや日本語訳の自然さではなく、動詞の使い方と文型で判定します。まず関係詞節の動詞を見つけ、その動詞が自動詞か他動詞か、補語を必要とするかを確認します。
📚 用語解説
完全な文:主語・述語動詞に加え、その動詞が要求する目的語や補語がそろった文。副詞や副詞句を取り除いても文型が成立する場合は、情報が短くても完全と判断する。
📚 用語解説
不完全な文:主語、目的語、補語、または前置詞の目的語など、文法上必要な要素が欠けた文。関係代名詞がその不足を受け持つ場合、表面上の空所が見えなくても節だけを取り出すと不足が分かる。
手順1|関係詞節の主語と動詞を囲む
最初に関係詞の後ろから節の終わりまでを区切り、主語と動詞へ印を付けます。たとえば the library which we visited on Saturday なら、weが主語、visitedが動詞です。関係詞節だけを抜き出すと we visited on Saturday となります。主語と動詞が見えても、ここで判定を終えてはいけません。visitedが必要とする目的語があるかを次に調べます。
手順2|動詞が必要とする目的語・補語を探す
visitは「〜を訪れる」という他動詞なので、通常は目的語を直接取ります。we visitedだけでは「何を」が欠け、その場所へwhichが入るため関係代名詞です。一方、the library where we studied のstudyはこの文脈で目的語なしに使えます。we studiedは主要部分が成立しており、whereが「そこで」を補うため関係副詞です。
📚 用語解説
自動詞・他動詞:自動詞は目的語を直接置かずに使え、場所などを加えるときは前置詞を伴うことが多い。他動詞は目的語を直接必要とする。関係詞の選択では、同じ日本語訳に見える動詞でも英語での語法を確認する。
手順3|文末の前置詞に目的語があるかを見る
動詞だけなら完全でも、文末に前置詞が残っていれば、その前置詞の目的語が必要です。the room which we met in のwe metは成立しますが、inの後ろの名詞がありません。whichがthe roomを受けてinの目的語になるため、節全体では関係代名詞を選びます。
前置詞をwhichの前へ移すと the room in which we met です。この形ではwhichの後ろだけを見ればwe metという完全な文になりますが、in which全体が場所を表しています。さらにwhereへ替えるとthe room where we met になります。「関係代名詞の後ろは常に不完全」という短い説明だけではなく、前置詞+関係代名詞を一まとまりで考えることが必要です。
I stayedだけなら完全でも、I stayed atで終わればatの目的語が不足します。関係詞節の最後まで読み、at・in・to・with・aboutなどが取り残されていないかを必ず確認してください。
| 関係詞節 | 点検 | 判定 |
|---|---|---|
| we visited ___ | visitの目的語がない | 不完全 |
| we stayed there | 主語・動詞・場所表現が成立 | 完全 |
| we stayed at ___ | atの目的語がない | 不完全 |
| she became a doctor | becomeの補語がある | 完全 |
| she became ___ | becomeの補語がない | 不完全 |












主語と動詞があるだけで完全とは限らず、visitの目的語や、文末のinの目的語まで見るのですね。












そうだよ。動詞の語法を確認すれば、場所だからwhereという思い込みを外せる。次は先行詞をいつ見るかを判定順に組み込もう。
先行詞からの見分け方|場所・時・理由だけで決めない
先行詞は重要ですが、最初に見ると誤答しやすくなります。場所を表す名詞の後ろにはwhereもwhichも置けます。時を表す名詞の後ろにはwhenもwhichも置けます。reasonの後ろにもwhyだけでなくthatやwhichが来ます。先に後ろの節を完全・不完全で分け、その後で先行詞の種類に合う語を選んでください。
📚 用語解説
先行詞:関係詞節によって説明される名詞。場所・時・理由などの意味は関係副詞を選ぶ手がかりになるが、関係詞節で先行詞がどの役割を担うかまで確認して初めて選択が決まる。
場所|whereとwhichは動詞の後ろの穴で分ける
This is the hall which the students cleaned. では、the students cleanedだけだとcleanedの目的語が不足します。hallが場所でも、目的語を受け持つwhichが必要です。This is the hall where the students gathered. では、the students gatheredが成立し、whereが「そのホールに」という場所を加えます。
同じ考え方で、city・school・station・situationなども判定できます。特にsituationやcaseは物理的な場所ではありませんが、「その状況で」という意味ならwhereが使われることがあります。先行詞の日本語だけでなく、節内で前置詞+名詞に直せる副詞情報かを確認します。
時|whenかwhichかはtimeを節へ戻して決める
I remember the afternoon which we spent by the river. では、spendが「時間を過ごす」という意味で目的語を必要とし、whichがthe afternoonを受けます。I remember the afternoon when we met our coach. では、we met our coachが完全で、whenが「その午後に」を表します。
day・year・moment・occasionなども同様です。「時を表す先行詞だからwhen」とは決めず、先行詞を節へそのまま戻したときに目的語になるのか、on that day・in that yearのような副詞句になるのかを比べます。前者なら関係代名詞、後者なら関係副詞が候補です。
理由|the reason whyとthe reason thatの役割を比べる
Tell me the reason why she changed the plan. では、she changed the planが完全で、whyは「その理由で」を表します。一方、The reason that she explained was convincing. では、she explainedだけだと「何を説明したか」が不足し、thatがexplainedの目的語になります。
the reasonの直後でも、関係詞節の中でreason自体を説明の対象にするなら関係代名詞です。whyを使う形ではreasonが原因・理由の副詞情報としてつながります。reasonという単語を見つけた瞬間にwhyを選ばず、explain・give・understandなどの動詞が目的語を必要としていないかを点検してください。
人・物|完全・不完全の後でwho・which・thatを選ぶ
後ろが不完全だと分かったら、先行詞が人ならwho・whom・that、物や動物ならwhich・thatを検討します。主語が欠ければ主格、目的語が欠ければ目的格、所有者が欠ければwhoseです。目的格は制限用法で省略されることもありますが、前置詞を関係代名詞の直前へ置いた形では省略できません。
| 先行詞 | 不完全な節を導く候補 | 完全な節を導く候補 |
|---|---|---|
| 人 | who / whom / that | 通常は関係副詞では判定しない |
| 場所 | which / that | where |
| 時 | which / that | when |
| 理由 | which / that | why |
| 所有関係 | whose+名詞 | whose以下の文型も確認 |
①後ろの節を完全・不完全で分ける、②不完全なら欠けた格を特定する、③先行詞が人・物・場所・時・理由のどれかを見る、④使える関係詞を選ぶ。この順なら先行詞による早合点を防げます。












同じhallでもcleanedの目的語ならwhich、gatheredに場所を足すならwhereになると整理できました。












いいね。時や理由でも同じだ。次はwhere・when・whyを前置詞+whichへ戻し、書き換えから理解を固めよう。
where・when・why・howの使い方|前置詞+関係代名詞で理解する
関係副詞は、前置詞+関係代名詞に近い働きをします。whereはin which・at whichなど、whenはon which・in whichなど、whyはfor whichに対応すると考えると、後ろが完全な文になる理由を説明できます。前置詞の目的語はwhichが担当し、whichの後ろには主語・動詞・必要な目的語が残るからです。
where|場所だけでなく状況・段階にも使われる
the laboratory where the team works は、the laboratory in which the team worksへ書き換えられます。the team worksは完全で、whereまたはin whichが「その研究室で」を表します。whereの先行詞は物理的な場所に限らず、situation・case・point・stageなど、状況や段階を場所になぞらえる名詞になることもあります。
ただし、whereの後ろに文末の前置詞を重ねないよう注意します。where自体が場所の副詞情報を含むため、the office where I work inのようにすると役割が重なります。the office where I work、またはthe office which I work inのどちらかにします。
when|時を表す先行詞と完全な節をつなぐ
the day when the results arrived は、the day on which the results arrivedと考えられます。the results arrivedは主語と動詞がそろう完全な文です。whenはday・time・year・momentなどを受け、その時に出来事が起きたことを示します。制限用法ではwhenや先行詞が省略される形もあります。
一方、timeが動詞の目的語になる文ではwhichを使います。the time which we savedなら、saveの目的語としてtimeが必要です。時を表す名詞を見つけたら、on that dayのような副詞句へ戻るか、動詞の直後へ名詞として戻るかを比べてください。
why|理由を表すthe reasonと完全な節をつなぐ
the reason why the machine stopped は、the reason for which the machine stoppedと対応させられます。the machine stoppedは完全で、whyが理由を補います。日常的な表現ではthe reason thatの形や関係詞を置かない形も見られるため、選択問題では前後の文法条件を確認します。
whyの前に置く典型的な先行詞はreasonです。ただし、関係詞節がreasonを目的語として必要とするならwhichやthatが必要です。単語の組み合わせを丸暗記するのではなく、for that reasonという副詞句へ戻せるときにwhyが働く、と理解してください。
how|the way howを重ねない
学校文法ではhowを関係副詞として扱い、「方法」を表すと学びます。大切なのは、先行詞the wayとhowを同時に置かないことです。This is how we solved the puzzle. または This is the way we solved the puzzle. とし、the way howという形は避けます。
the way in which we solved the puzzle、the way that we solved the puzzleという形も可能です。howは単独で「〜する方法」というまとまりを作るため、where・when・whyと同じ表だけで処理せず、先行詞との組み合わせを個別に覚えておく必要があります。
| 関係副詞 | 典型的な先行詞 | 書き換えの発想 | 後ろの節 |
|---|---|---|---|
| where | place / room / situation | in・at which | 完全 |
| when | day / time / year | on・in which | 完全 |
| why | reason | for which | 完全 |
| how | 外にthe wayを置かない | the way in which | 完全 |
whoseはwhose+名詞で所有を表し、そのまとまりが節内の主語や目的語になります。whoseの後ろに名詞が続く形を確認し、where・when・whyのような関係副詞とは役割が異なると整理してください。












whereをin whichへ戻すと、whichの後ろが完全になる形も説明できます。単純な暗記より納得できます。












そう。書き換えは正解を増やすためでなく、節内の役割を確かめる道具だ。最後に入試問題で再現できる練習手順へ落とし込もう。
関係代名詞・関係副詞の問題を解く5ステップとよくある間違い
本番で迷わないためには、毎回同じ順序で空所を調べることが重要です。問題ごとに「場所だからwhere」「人だからwho」と別々の合言葉を使うと、似た先行詞を持つ問題で基準がぶれます。次の5ステップを選択問題、空所補充、並べ替え、英作文のすべてで共通して使ってください。
ステップ1|関係詞節の範囲を区切る
先行詞の直後から、どこまでがその名詞を説明しているかを括ります。関係詞節の途中に副詞句や挿入句があっても、まず述語動詞を探します。長文では節の終わりを見失うと、主節の動詞と関係詞節の動詞を取り違えるため、先に構造を区切ってから訳します。
ステップ2|主語・動詞・目的語・補語を並べる
関係詞節だけを取り出し、S・V・O・Cを並べます。主語がなければ主格の関係代名詞、他動詞の目的語がなければ目的格の関係代名詞です。主語と動詞があるだけで終わらず、動詞が目的語や補語を要求するかを辞書や学習した語法で確かめます。
ステップ3|文末の前置詞と先行詞の戻り先を確認する
文末に前置詞があれば、その目的語が抜けていないかを確認します。そのうえで先行詞を空所へ戻し、名詞として入るなら関係代名詞、in that place・on that day・for that reasonのような副詞句になるなら関係副詞を選びます。ここまで終えてから、先行詞が場所・時・理由のどれかを見ます。
ステップ4|前置詞+whichへ書き換えて照合する
where・when・whyを選んだら、in which・on which・for whichなどへ直して意味と構造が通るかを確かめます。逆に、whichの後ろに前置詞が残る文は、その前置詞をwhichの前へ移せるかを試します。書き換えができれば、関係代名詞と関係副詞の役割を表面の語順に左右されず確認できます。
ステップ5|誤答を動詞の語法まで記録する
誤答ノートには正解の関係詞だけでなく、「visitは目的語を直接取る」「stayは場所の前に前置詞を使う」「explainは説明する対象を目的語に取る」のように、判断を分けた動詞の語法を書きます。翌日は先行詞を変えた自作例文で、同じ判定手順をもう一度使います。
| よくある間違い | 原因 | 直し方 |
|---|---|---|
| 場所を見て必ずwhere | 先行詞だけを見た | 動詞の目的語を確認 |
| whichの後ろは常に不完全 | 前置詞+whichを見落とした | 前置詞ごと役割を確認 |
| whereの後ろにinを残す | 場所情報を重ねた | whereかwhich+inを選ぶ |
| the way howと書く | 先行詞とhowを重ねた | howかthe wayを選ぶ |
| reasonを見て必ずwhy | explainなどの目的語を無視 | 節の不足を先に調べる |
英文法の土台から見直したい人は、大岩のいちばんはじめの英文法の使い方で品詞・文型の学び方を確認できます。問題演習へ進む段階なら、Vintage英文法・語法の使い方とレベルも参考になります。収録文を覚えるのではなく、誤答の原因を動詞の語法と節の不足へ戻して復習してください。
関係詞を含む英文法を集中して覚え、テストで不足を確かめたい人は、1Day鬼管理英文法合宿とはで全体像を確認できます。コースや参加方法のくわしい説明は、1Day鬼管理英文法合宿の公式ページで確認してください。












間違えた関係詞だけでなく、visitやstayの使い方まで残せば、次の問題でも同じ根拠を使えますね。












その通り。関係詞は動詞と前置詞の理解が答案へ表れる単元だ。判定手順を知るだけでなく、実際の英文で繰り返して迷う箇所を減らそう。
関係詞は「普通の対策」だけでは入試で使い切れない
結論から言うと、関係代名詞と関係副詞の説明を読んだだけの「普通の対策」では、入試の空所補充や長文読解で使い切るのは厳しいです。場所・時・理由の3分類だけでなく、主格・目的格・所有格、動詞の自他、前置詞の目的語、前置詞+関係代名詞、howの語法までを、英文ごとに組み合わせて判断する必要があるからです。
鬼管理専門塾が示す従来塾の3つの限界は、①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1回の指導では変化が遅い、というものです。関係詞でも、解説を理解したことと、初見の動詞を見て完全・不完全を判定できることの間には、反復と確認が必要です。選択肢を順に見ます。
独学・参考書のみでは理解後の演習量を管理しにくい
参考書は関係詞の表や書き換えを整理するのに役立ちます。しかし、今日どの動詞の語法を調べ、何文を完全・不完全に分け、どの誤答を翌日に解き直すかは自分で決めます。読む行動だけで終われば、限界①の「情報を得ても行動は変わらない」が残ります。
映像授業・学習アプリだけでは視聴と再現確認が離れやすい
映像授業やアプリは、whichとwhereの違いを短時間で理解する助けになります。一方、動画を見終えたことと、前置詞が残る別の英文を自力で判定できることは同じではありません。視聴後の復元練習と再テストが利用者任せなら、ここでも限界①を越えられません。
集団授業の大手予備校では誤答原因の違いを追いにくい
同じ空所を間違えても、ある人は他動詞の目的語を見落とし、別の人は文末の前置詞を見落とします。集団授業は全体へ同じ説明を届けるため、一人ずつ異なる誤答原因に合わせて反復課題を組むのが難しく、限界②の「全員同じ指導」に当たりやすい方法です。
一般的な個別指導塾では授業外の反復が途切れやすい
個別に質問できても、次の指導まで関係詞節を分解する練習が止まれば、判定手順は定着しません。週ごとの授業だけに頼り、授業のない日に語法確認と解き直しを進めない形では、限界③の「週1回の指導では変化が遅い」が残ります。












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塾に入るなら|鬼管理専門塾の特徴
合宿の日だけでなく、毎日の勉強まで見てもらうなら、塾は鬼管理専門塾です。
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❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
関係詞では、節を区切る、動詞の語法を調べる、完全・不完全を判定する、解き直すという作業を日ごとの課題へ落とし込む必要があります。数値化した指示なら、解説を読むだけで止まらず演習を進められます。
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日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
関係詞は、一度正解しても動詞や語順が替わると迷いやすい単元です。毎日の進捗と毎週の確認テストで、別の英文でも同じ手順を再現できるか確かめれば、理解と答案のずれを早く修正できます。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
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まとめ|後ろの節を見てから先行詞を確認する
関係代名詞と関係副詞の違いは、先行詞の意味だけでは決まりません。関係代名詞は関係詞節の中で主語・目的語・所有などの名詞の役割を担い、関係副詞は場所・時・理由などの副詞情報を担います。そのため、まず後ろの節に必要な名詞が欠けているかを確認し、その後で先行詞を照合します。
完全・不完全を調べるときは、主語と動詞だけで終えず、動詞の目的語・補語と文末の前置詞まで見ます。where・when・whyに迷ったら、in which・on which・for whichなどへ戻すと、副詞としてつながる理由を確認できます。最後に要点を一覧で振り返りましょう。












次からは、空所の前の名詞へ飛びつかず、後ろの節を最後まで読んで不足を探します。












その順番なら、先行詞が同じでもwhichとwhereを根拠つきで選べる。短い英文を自分で作り、名詞の穴と副詞の情報を声に出して説明してみよう。
関係詞は、一覧を一度覚えるより、別の動詞を使った英文で同じ手順を再現できるかが大切です。まずこの記事の例文を関係詞節だけに分け、目的語や前置詞の不足を説明してください。まとまった時間で英文法を進めたい人は、下の案内から1Day鬼管理英文法合宿の内容を確認できます。
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公式LINEで合宿の案内を受け取る 1Day鬼管理英文法合宿のくわしい説明を見るよくある質問
| 質問のテーマ | 最初に確認する点 |
|---|---|
| whichとwhere | 動詞の目的語と場所の副詞句 |
| whichとwhen | 時の名詞が目的語か副詞か |
| thatとwhy | reasonが節内で担う役割 |
| 前置詞+which | 前置詞の目的語と書き換え |












最後に、完全な文の判断や、whichとwhereを両方使える理由を短く確認したいです。












どの疑問も、動詞が必要とする要素と先行詞の戻り先を確認すれば説明できる。要点を答えと一緒に整理しよう。
Q. 関係代名詞と関係副詞の違いを一言でいうと何ですか?
A. 関係代名詞は関係詞節の中で主語・目的語・所有などの名詞の役割を担い、関係副詞は場所・時・理由などの副詞の役割を担います。そのため、前者の後ろには名詞相当の不足があり、後者の後ろには主語・動詞・必要な目的語や補語がそろいます。
Q. 関係詞の後ろが完全な文か不完全な文かはどう見分けますか?
A. 関係詞節の主語と動詞を見つけ、その動詞が必要とする目的語・補語があるかを確認します。さらに文末の前置詞に目的語があるかも見てください。必要な要素が欠ければ不完全、そろえば完全です。
Q. 先行詞が場所なら必ずwhereを使いますか?
A. 必ずではありません。後ろの動詞が先行詞を目的語として必要とするならwhichまたはthatを使います。後ろの節が完全で、先行詞が「その場所で・へ」の副詞情報になるならwhereを使います。
Q. whichとwhereを最も簡単に見分ける方法は?
A. 関係詞節へ先行詞を戻してください。動詞や前置詞の目的語として名詞の位置へ入るならwhich、in that placeやat that placeのような副詞句として入るならwhereです。
Q. 前置詞+whichの後ろが完全な文になるのはなぜですか?
A. whichが前置詞の目的語を担当し、前置詞+which全体で副詞句の働きをするからです。in whichの後ろには、主語・動詞・必要な目的語や補語が残り、whereへ書き換えられる場合があります。
Q. whenとwhichはどう見分けますか?
A. 時を表す先行詞が動詞の目的語ならwhich、on that dayやat that timeのような副詞句になるならwhenです。先行詞がdayやtimeというだけでwhenを選ばず、後ろの節の不足を先に確認します。
Q. the reasonの後ろはwhyとthatのどちらですか?
A. 後ろの節が完全で「その理由で」を補うならwhyが基本です。後ろの動詞がreasonを目的語として必要とするならthatまたはwhichを使います。reasonだけで決めず、節内の役割を確認してください。
Q. the way howは正しい表現ですか?
A. 標準的な学習ではthe wayとhowを同時に置きません。howだけを使う形、the wayだけを使う形、またはthe way in which・the way thatの形を使います。
Q. 関係副詞は省略できますか?
A. 制限用法ではwhenやwhy、whereが省略される場合があります。ただし、いつでも省略できると決めず、先行詞と文脈、書き言葉か会話かを確認してください。入試では指定された書き換え条件を優先します。
Q. 関係代名詞と関係副詞を効率よく覚える方法は?
A. 短い英文を関係詞節へ分け、S・V・O・Cと前置詞を確認し、先行詞を名詞または副詞句として戻します。誤答は使った関係詞だけでなく、判断を分けた動詞の語法まで記録し、別の英文で解き直してください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映
