
「旧高商」という言葉で検索すると大学名がいろいろ出てきますが、結局何校あって、どこが有名なのでしょうか?














結論から言います。旧高商とは戦前の高等商業学校を前身とする大学のことで、国公立大学の経済学部・商学部系にあたるのは16校です。中でも一橋大学・神戸大学・大阪公立大学(旧大阪市立大学)は「三商大」と呼ばれ、大学受験パスナビ掲載の偏差値でも一橋65.0〜72.5、神戸60.0、大阪公立57.5と上位に位置します。残り13校は小樽商科大学のような単科の商科大学、横浜国立大学・横浜市立大学のように複数学部構成の大学、兵庫県立大学のような公立大学、そして富山・名古屋・滋賀・和歌山・山口・香川・長崎・大分・福島の地方国立大学に分かれます。この記事では16校を一覧にし、偏差値・共通テスト得点率・2026年度一般選抜の実質倍率で比較します。
「旧高商だから難しい」「旧高商だから就職に強い」というイメージだけで大学を選ぶのは危険です。重要なのは、16校のうちどこが自分の学力・志望地域・学びたい内容に合うかを、具体的な数値で確認することです。本稿は大学受験パスナビ(旺文社)掲載の河合塾データと各大学公式の入試結果だけを使い、確認できない数値は書きません。
目次
旧高商とは?国公立大学経済学部16校の一覧【結論】
| グループ | 大学 | 該当学部 |
|---|---|---|
| 三商大 | 一橋大学・神戸大学・大阪公立大学 | 経済学部 |
| 単科の商科大学 | 小樽商科大学 | 商学部 |
| 複数学部構成 | 横浜国立大学・横浜市立大学 | 経済学部/国際商学部 |
| 公立大学 | 兵庫県立大学 | 国際商経学部 |
| 地方国立大学 | 富山・名古屋・滋賀・和歌山・山口・香川・長崎・大分・福島 | 経済学部/政経学部 |
16校は、いずれも戦前に設立された高等商業学校(高商)を前身としています。商業実務家の養成を目的に設立された歴史から、経済学・商学・経営学の教育で長い伝統を持つ点が共通しています。一方で、現在の偏差値・倍率・学部構成は大学ごとに大きく異なります。「旧高商」という括りだけで難易度を判断せず、グループごとの数値を見比べることが最初の確認事項です。














16校もあると、どこから見ればいいのか迷います。














まず自分の学力帯に近いグループを選んでください。次の章から三商大、単科商科大学、複数学部の大学、公立大学、地方国立大学9校の順に、偏差値と倍率を具体的に見ていきます。
16校の一覧を確認する → グループ別の偏差値・倍率を見る → 全16校の偏差値ランキングを確認する → 旧高商とそれ以外の経済学部の違いを理解する、という順に読むと、自分の志望校を絞り込めます。
三商大|一橋大学・神戸大学・大阪公立大学の偏差値と倍率
三商大とは、一橋大学(旧東京高等商業学校)・神戸大学(旧神戸高等商業学校)・大阪公立大学(旧大阪市立大学、旧市立大阪高等商業学校)の3校を指す呼び方です。大学受験パスナビ掲載の偏差値では、一橋大学の経済学部が65.0〜72.5と16校中で最も高く、神戸大学の経済学部が60.0、大阪公立大学の経済学部が57.5と続きます。共通テスト得点率も一橋83%〜90%、神戸78%、大阪公立74%〜85%の順です。
| 大学 | 学部 | 偏差値(hensachi_range) | 共通テスト得点率(kyote_range) |
|---|---|---|---|
| 一橋大学 | 経済学部 | 65.0〜72.5 | 83%〜90% |
| 神戸大学 | 経済学部 | 60.0 | 78% |
| 大阪公立大学 | 経済学部 | 57.5 | 74%〜85% |
出典: 大学受験パスナビ(旺文社)掲載の河合塾データ(第2回全統共通テスト模試ベース、更新日2026-09-09) https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/0330/difficulty/ (神戸大学 https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/0620/difficulty/ 大阪公立大学 https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/1205/difficulty/ )
📚 用語解説
三商大:一橋大学・神戸大学・大阪公立大学(旧大阪市立大学)の3校を指す通称。いずれも戦前の高等商業学校を前身とし、旧高商16校の中でも特に歴史が長く偏差値・知名度が高い大学として扱われる。














三商大の中でも一橋大学だけ偏差値が10ポイント以上高いのですね。














その通りです。一橋大学は経済学部・商学部・法学部・社会学部を持つ社会科学系の単科大学で、2026年度一般選抜の経済学部は志願1,845人・受験695人・合格269人・実質倍率2.6倍でした。神戸大学は経済学部576人が志願し535人が受験、合格234人・倍率2.3倍。大阪公立大学は志願1,031人・受験974人・合格262人・倍率3.7倍です。偏差値だけでなく、倍率の出方も3校で違います。
| 大学 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 一橋大学 | 経済学部 | 1,845人 | 695人 | 269人 | 2.6倍 |
| 神戸大学 | 経済学部 | 576人 | 535人 | 234人 | 2.3倍 |
| 大阪公立大学 | 経済学部 | 1,031人 | 974人 | 262人 | 3.7倍 |
一橋大学は経済学部の個別試験に後期日程があり、前期(65.0)と後期(72.5)で偏差値レンジに幅があります。神戸大学・大阪公立大学は前期中心のため、出願する日程を先に確定してから過去問を選んでください。
単科の商科大学|小樽商科大学の特徴
小樽商科大学は、旧小樽高等商業学校を前身とする商学部単科の国立大学です。16校のうち経済学部を持たず商学部のみで構成されるのは小樽商科大学だけで、学科別募集も行わず、学科所属は1年次終了時に決まります。大学受験パスナビ掲載の偏差値は47.5〜50.0、共通テスト得点率は61%〜75%です。2026年度一般選抜は昼間コース・夜間主コースを合算して志願1,097人・受験861人・合格431人・実質倍率2.0倍でした。
| 項目 | 小樽商科大学 商学部 |
|---|---|
| 偏差値(hensachi_range) | 47.5〜50.0 |
| 共通テスト得点率(kyote_range) | 61%〜75% |
| 2026年度志願者 | 1,097人 |
| 2026年度受験者 | 861人 |
| 2026年度合格者 | 431人 |
| 実質倍率 | 2.0倍 |














経済学部がなく商学部だけというのは珍しいですね。学科はいつ決まるのですか?














小樽商科大学は入学時に学科を決めず、1年次の成績や希望をもとに2年次から学科が分かれます。そのため学科別の倍率という数値はそもそも存在しません。商学部単科だからこそ、簿記・会計・商学の専門教育に厚みがある点が特徴です。
小樽商科大学は学科別募集を行わないため、他大学のように学科ごとの偏差値・倍率・合格最低点を比較することはできません。本稿では学部単位の数値のみを扱います。
複数学部構成|横浜国立大学・横浜市立大学の経済・経営・商学部
横浜国立大学は旧横浜高等商業学校を前身とし、経済学部と経営学部の両方を持ちます。大学受験パスナビ掲載の偏差値は経済学部62.5〜67.5、経営学部65.0〜67.5とほぼ同水準です。横浜市立大学は旧横浜市立横浜商業専門学校を前身とし、2014年の再編で経済学部は国際商学部に改組されました。国際商学部の偏差値は55.0〜62.5です。
| 大学 | 学部 | 偏差値(hensachi_range) | 共通テスト得点率(kyote_range) |
|---|---|---|---|
| 横浜国立大学 | 経済学部 | 62.5〜67.5 | 77%〜83% |
| 横浜市立大学 | 国際商学部 | 55.0〜62.5 | 71%〜84% |
📚 用語解説
国際商学部:横浜市立大学が2014年の学部再編で経済学部・経営科学科などを統合して設置した学部。旧高商由来の商業教育の系譜を引き継ぎつつ、国際ビジネスと経済・経営を横断的に学ぶ構成になっている。














横浜国立大学は経済学部と経営学部でどちらが受かりやすいのでしょうか?














2026年度一般選抜は経済学部が志願2,016人・受験1,213人・合格302人・倍率4.0倍、経営学部が志願1,602人・受験1,055人・合格305人・倍率3.5倍でした。横浜市立大学国際商学部は志願731人・受験611人・合格226人・倍率2.7倍です。偏差値がほぼ同じでも倍率は経済学部の方が高いので、学びたい内容と合わせて倍率も確認してください。
| 大学・学部 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 横浜国立大学 経済学部 | 2,016人 | 1,213人 | 302人 | 4.0倍 |
| 横浜国立大学 経営学部 | 1,602人 | 1,055人 | 305人 | 3.5倍 |
| 横浜市立大学 国際商学部 | 731人 | 611人 | 226人 | 2.7倍 |
公立大学の旧高商|兵庫県立大学 国際商経学部
兵庫県立大学は旧兵庫県立神戸高等商業学校を前身とし、国際商経学部を設置しています。大学受験パスナビ掲載の偏差値は50.0〜57.5、共通テスト得点率は61%〜78%です。2026年度一般選抜は志願792人・受験541人・合格264人・実質倍率2.0倍でした。公立大学として、同じ地域の私立大学に比べて学費を抑えつつ国際的な商業・経済教育を受けられる点が特徴です。
| 項目 | 兵庫県立大学 国際商経学部 |
|---|---|
| 偏差値(hensachi_range) | 50.0〜57.5 |
| 共通テスト得点率(kyote_range) | 61%〜78% |
| 2026年度志願者 | 792人 |
| 2026年度受験者 | 541人 |
| 2026年度合格者 | 264人 |
| 実質倍率 | 2.0倍 |














公立大学の旧高商は兵庫県立大学だけなのでしょうか?














この記事の16校の中では兵庫県立大学が唯一の公立大学です。横浜市立大学も公立大学ですが、旧横浜市立横浜商業専門学校を前身とする点で系譜がやや異なるため、前の章では複数学部構成のグループに分けて紹介しました。公立大学は国立大学より入試科目や配点が独自に設定されていることが多いので、募集要項を必ず確認してください。
兵庫県立大学国際商経学部は、共通テストと個別試験の配点比率が国立大学の経済学部と異なる場合があります。出願前に最新の学生募集要項で配点と科目を確認してください。
地方国立大学の旧高商9校|偏差値順に比較
残る9校は、富山大学(旧高岡高等商業学校)、名古屋大学(旧名古屋高等商業学校)、滋賀大学(旧彦根高等商業学校)、和歌山大学(旧和歌山高等商業学校)、山口大学(旧山口高等商業学校)、香川大学(旧高松高等商業学校)、長崎大学(旧長崎高等商業学校)、大分大学(旧大分高等商業学校)、福島大学(旧福島高等商業学校)です。福島大学は学部再編により経済学部という名称ではなく政経学部にあたります。大学受験パスナビ掲載の偏差値は名古屋大学の60.0が最も高く、大分大学の45.0が最も低い数値です。
| 大学 | 学部 | 偏差値(hensachi_range) | 共通テスト得点率(kyote_range) |
|---|---|---|---|
| 名古屋大学 | 経済学部 | 60.0 | 79% |
| 滋賀大学 | 経済学部 | 52.5〜57.5 | 69%〜78% |
| 富山大学 | 経済学部 | 50.0 | 58%〜71% |
| 山口大学 | 経済学部 | 50.0 | 59%〜69% |
| 福島大学 | 政経学部 | 40.0〜47.5 | 58%〜68% |
| 和歌山大学 | 経済学部 | 47.5 | 61%〜75% |
| 香川大学 | 経済学部 | 47.5 | 63%〜73% |
| 長崎大学 | 経済学部 | 47.5 | 60%〜72% |
| 大分大学 | 経済学部 | 45.0 | 55%〜66% |














同じ「地方国立大学」でも名古屋大学だけ偏差値が高いのはなぜですか?














名古屋大学は旧帝国大学の一つで、経済学部もその難易度水準に位置づけられます。一方、滋賀大学経済学部は52.5〜57.5と、旧帝大に次ぐ位置にあります。同じ旧高商グループでも母体となった大学全体の規模・難易度が経済学部の偏差値に反映されるため、旧高商という共通点だけで一律に難易度を推測しないでください。
📚 用語解説
政経学部:福島大学が経済学部の系譜を再編して設置した学部。経済経営学類などを含み、大学受験パスナビでは政経学部として偏差値・共通テスト得点率が掲載されている。
旧高商16校の倍率比較【2026年度一般選抜】
2026年度一般選抜の実質倍率は、最も高い横浜国立大学経済学部の4.0倍から、最も低い福島大学経済経営学類の1.5倍まで幅があります。実質倍率は受験者数を合格者数で割った競争率で、志願者数とは別の指標です。志願者が多くても、受験者と合格者の関係が緩やかな大学もあれば、志願者数がそれほど多くなくても倍率が高くなる大学もあります。
| 大学 | 学部 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 一橋大学 | 経済学部 | 1,845人 | 695人 | 269人 | 2.6倍 |
| 神戸大学 | 経済学部 | 576人 | 535人 | 234人 | 2.3倍 |
| 大阪公立大学 | 経済学部 | 1,031人 | 974人 | 262人 | 3.7倍 |
| 小樽商科大学 | 商学部 | 1,097人 | 861人 | 431人 | 2.0倍 |
| 福島大学 | 政経学部 | 465人 | 292人 | 200人 | 1.5倍 |
| 横浜国立大学 | 経済学部 | 2,016人 | 1,213人 | 302人 | 4.0倍 |
| 富山大学 | 経済学部 | 1,093人 | 691人 | 301人 | 2.3倍 |
| 名古屋大学 | 経済学部 | 449人 | 417人 | 173人 | 2.4倍 |
| 滋賀大学 | 経済学部 | 2,139人 | 1,113人 | 394人 | 2.8倍 |
| 和歌山大学 | 経済学部 | 1,396人 | 875人 | 295人 | 3.0倍 |
| 山口大学 | 経済学部 | 735人 | 495人 | 260人 | 1.9倍 |
| 香川大学 | 経済学部 | 608人 | 337人 | 178人 | 1.9倍 |
| 長崎大学 | 経済学部 | 748人 | 540人 | 261人 | 2.1倍 |
| 大分大学 | 経済学部 | 791人 | 454人 | 225人 | 2.0倍 |
| 横浜市立大学 | 国際商学部 | 731人 | 611人 | 226人 | 2.7倍 |
| 兵庫県立大学 | 国際商経学部 | 792人 | 541人 | 264人 | 2.0倍 |
📚 用語解説
実質倍率:実際に受験した人数を合格者数で割った競争率。出願後に受験しなかった人を含む志願倍率とは意味が異なる。本稿では各大学公式の2026年度入試結果に掲載された学部単位の実質倍率を使う。
- 横浜国立: 4.0倍
- 滋賀大学: 受験多数
- 横浜市立: 2.7倍
- 福島大学: 1.5倍














倍率が高い大学ほど、偏差値も高いということでしょうか?














必ずしも一致しません。横浜国立大学経済学部は偏差値62.5〜67.5で倍率4.0倍と、偏差値・倍率とも高めです。一方、大阪公立大学は偏差値57.5でも倍率3.7倍と横浜国立大学に迫ります。逆に一橋大学は偏差値が最も高い分、受験者の学力がそろっていて倍率自体は2.6倍に落ち着いています。倍率だけ、偏差値だけで判断せず、両方を合わせて競争の実態を見てください。
旧高商16校の偏差値ランキング
大学受験パスナビ掲載の偏差値(hensachi_range上限)で16校を並べると、一橋大学の72.5が最上位で、以下、横浜国立大学67.5、横浜市立大学62.5、神戸大学・名古屋大学の60.0、大阪公立大学・兵庫県立大学・滋賀大学の57.5、小樽商科大学・富山大学・山口大学の50.0、福島大学・和歌山大学・香川大学・長崎大学の47.5、大分大学45.0の順になります。
| 順位帯 | 大学 | 偏差値上限(hensachi_range) |
|---|---|---|
| 1位 | 一橋大学 | 72.5 |
| 2位 | 横浜国立大学(経済/経営) | 67.5 |
| 3位 | 横浜市立大学(国際商) | 62.5 |
| 4位タイ | 神戸大学・名古屋大学 | 60.0 |
| 6位タイ | 大阪公立大学・兵庫県立大学・滋賀大学 | 57.5 |
| 9位タイ | 小樽商科大学・富山大学・山口大学 | 50.0 |
| 12位タイ | 福島大学・和歌山大学・香川大学・長崎大学 | 47.5 |
| 16位 | 大分大学 | 45.0 |














同じ偏差値でも複数校が並ぶ場合、何を見て志望校を決めればいいですか?














偏差値が同じ大学同士は、実質倍率・学部構成・立地・学びたい分野の近さで比較してください。たとえば大阪公立大学と兵庫県立大学はどちらも偏差値57.5ですが、大阪公立大学は経済学部単独で倍率3.7倍、兵庫県立大学は国際商経学部で倍率2.0倍と競争の実態が異なります。偏差値だけで並べた順位表を最終結論にしないでください。
本稿の偏差値は大学受験パスナビ(旺文社)掲載の河合塾データで、大学が公式に発表する数値ではありません。模試ごとに母集団や算出方法が異なるため、自分が受けた模試の偏差値と直接比較する際は、母集団の違いを踏まえてください。
旧高商とそれ以外の国公立大学経済学部との違い・選び方
旧高商16校は、いずれも戦前の高等商業学校を前身とし、商業実務家の養成を目的に設立された歴史を持ちます。この歴史から、簿記・会計・統計など実学的な科目の蓄積があり、金融機関や大手企業への就職実績が長く積み重ねられてきた大学が多いという共通点があります。一方、旧高商を前身としない国公立大学の経済学部(たとえば総合大学の中に後から設置された経済学部)は、経済学の理論研究や他学部との学際教育に強みを持つ場合があります。どちらが優れているかではなく、実学寄りか理論寄りかという教育の重心が違う点を理解してください。
📚 用語解説
高等商業学校(高商):明治後期から戦前にかけて設立された、商業実務家の養成を目的とする旧制の専門学校。戦後の学制改革で多くが国公立大学の経済学部・商学部の前身となった。一橋大学・神戸大学・大阪公立大学など旧高商16校はこの系譜にある。














旧高商にこだわらず、旧高商以外の経済学部も候補にした方がいいのでしょうか?














旧高商かどうかは大学選びの一つの軸に過ぎません。実学寄りの教育を受けたいなら旧高商16校、理論研究や他分野との融合に関心があるなら旧高商以外の経済学部も候補になります。まず自分の偏差値帯に合うグループを本稿の一覧・ランキングで確認し、次にオープンキャンパスやシラバスでカリキュラムの実学度を確認する順で進めてください。
偏差値・倍率だけでなく、学部のカリキュラム(実学寄りか理論寄りか)、立地、学費(国立か公立か)、卒業後の主な進路を、大学公式サイトのシラバスと進路実績ページで確認してから最終候補を絞ってください。
旧高商の経済学部は「普通の対策」では受からない
結論から言います。旧高商16校の経済学部は、偏差値45.0の大学から72.5の一橋大学まで幅がありますが、どの水準でも「授業を受けて分かった気になるだけの普通の対策」では届きません。横浜国立大学経済学部は倍率4.0倍、大阪公立大学は倍率3.7倍と、旧高商の中でも高倍率の大学が複数あります。必要なのは大学名や偏差値を眺めることではなく、志望校の科目と倍率を踏まえて、毎日の答案改善を積み上げる仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、16校の情報量に振り回されやすい
独学でも各大学の募集要項や過去問は入手できます。しかし、16校それぞれで偏差値も倍率も学部構成も違う中、自分の志望校に必要な対策だけを毎日の学習へ落とし、遅れを自分だけで修正し続けるのは容易ではありません。情報を集めても行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に表れます。
映像授業・アプリだけでは、志望校固有の答案対策が残りにくい
映像授業は理解の助けになりますが、視聴後に自分の答案の弱点を志望校の出題傾向に合わせて確認する仕組みではありません。旧高商16校は偏差値も倍率も異なるため、万人向けの講義だけでは志望校固有の失点原因を埋める個別の行動計画が弱くなります。
集団授業の大手予備校では、平均的な計画になりやすい
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱うため、偏差値72.5の一橋大学を目指す受験生と、偏差値45.0台の地方国立大学を目指す受験生へ同じ密度で対応することは困難です。16校それぞれの倍率・競争の実態が違う中で、自分の答案だけに残る弱点を埋めるには、平均的な進度とは別の個別計画が必要です。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行まで追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、志望校ごとに異なる科目配点や出題傾向を毎日どう反映したか追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、失点は同じ場所に残ります。
- 鬼管理専門塾: 志望校の偏差値・倍率に合わせ日々の行動と答案を継続管理














16校それぞれ偏差値も倍率も違うからこそ、志望校に合わせた個別の管理が必要なのですね。














その通りです。旧高商のどの大学を目指すにしても、偏差値と倍率という公式情報は本稿で分かります。差がつくのは、その情報を今日の問題数、復習、答案の修正へ変え、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾は、そこを一日単位で設計し、毎週の確認へつなげます。
だからこそ、旧高商16校のどの大学を本気で狙うにしても、大学ごとの数値を毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、旧高商16校それぞれの公式データと現在の答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは、学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口まで、固定の六つの特徴を旧高商対策へどう接続するかを整理します。














管理されるといっても、旧高商志望者には何が変わるのでしょうか?














志望する大学の偏差値帯・倍率・学部再編の有無(福島大学の政経学部など)を踏まえ、今の答案から優先順位を決めます。そして「今日は何をどこまで直すか」を数値化し、確認テストと答案で定着を確かめます。大学名だけの一般論ではなく、志望校の数値に合わせて行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
旧高商16校のうちどこを志望しても、偏差値・倍率から逆算した学習を一日ごとの実行量へ落とします。何をするか迷う時間を減らし、答案改善に使う時間を確保します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ経済学部志望でも、一橋大学レベルの基礎固めが課題の人と、地方国立大学の倍率対策が課題の人では行動が違います。志望校の公式データと現在の答案を結び、生徒ごとに優先順位を変えた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
偏差値45.0〜72.5まで幅がある旧高商16校のどこを目指しても、日々の進捗と毎週の確認で計画の遅れや同じ誤答の繰り返しを早めに修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
旧高商の経済学部・商学部で求められる読解・論理・数的処理を答案から確認するには、指導者側にも難関大学受験への理解が必要です。専属科目に強い講師が、改善点を具体的な行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、旧高商16校それぞれの入試科目と偏差値・倍率を踏まえた計画をまとめられます。総合型選抜や英語資格とは混同せず、一般選抜の要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、旧高商16校のどこを目指しているか、どの科目の答案に不安があるかから相談できます。入会前に管理方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、旧高商16校のうちどこを志望校にするか、偏差値・倍率を踏まえてどの科目から整えるかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
旧高商16校の志望校選びと学習計画を無料説明会で相談できます
まとめ|旧高商16校は偏差値・倍率のグループ別比較で選ぶ
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 旧高商とは | 戦前の高等商業学校を前身とする国公立大学経済学部系16校 |
| 三商大 | 一橋大学(65.0〜72.5)・神戸大学(60.0)・大阪公立大学(57.5) |
| 最も偏差値が高い大学 | 一橋大学 経済学部 65.0〜72.5 |
| 最も倍率が高い大学 | 横浜国立大学 経済学部 4.0倍(2026年度) |
| 最初の行動 | 偏差値帯の近いグループを選び、倍率とあわせて志望校を絞る |














「旧高商だから」で一括りにせず、16校それぞれの数値を見て決める方がいいですね。














それがこの記事の結論です。三商大、単科の商科大学、複数学部の大学、公立大学、地方国立大学9校それぞれで偏差値も倍率も違います。大学受験パスナビの偏差値と各大学公式の2026年度入試結果を照合し、自分の学力帯と志望地域に合う大学を1〜2校に絞ることが、合格可能性を高める最も再現性のある進め方です。
旧高商を目指すときは、古い偏差値や出典不明の倍率を一つだけ見て結論を出さないでください。偏差値は大学受験パスナビの最新更新分、倍率は各大学の最新年度の公式入試結果を確認し、自分の答案と照合します。そのうえで、毎日の学習量と確認方法まで決めることが重要です。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 旧高商とは | 16校の一覧【結論】 |
| 三商大 | 一橋・神戸・大阪公立大学の偏差値と倍率 |
| 偏差値ランキング | 16校の偏差値ランキング |
| 倍率 | 16校の倍率比較【2026年度一般選抜】 |
Q. 旧高商とは何ですか?何校ありますか?
A. 戦前に設立された高等商業学校を前身とする大学のことで、国公立大学の経済学部・商学部系にあたるのは16校です。一橋大学・神戸大学・大阪公立大学(旧大阪市立大学)・小樽商科大学・福島大学・横浜国立大学・富山大学・名古屋大学・滋賀大学・和歌山大学・山口大学・香川大学・長崎大学・大分大学・横浜市立大学・兵庫県立大学が該当します。
Q. 三商大とはどこを指しますか?
A. 一橋大学・神戸大学・大阪公立大学(旧大阪市立大学)の3校です。旧高商16校の中でも特に歴史が長く、大学受験パスナビ掲載の偏差値でも一橋65.0〜72.5、神戸60.0、大阪公立57.5と上位に位置します。
Q. 旧高商16校で偏差値が最も高いのはどこですか?
A. 大学受験パスナビ掲載の偏差値(hensachi_range上限)では一橋大学経済学部の72.5が最も高く、横浜国立大学経済学部・経営学部の67.5、横浜市立大学国際商学部の62.5が続きます。
Q. 旧高商16校で倍率が最も高いのはどこですか?
A. 2026年度一般選抜の実質倍率では横浜国立大学経済学部の4.0倍が最も高く、大阪公立大学経済学部の3.7倍が続きます。最も低いのは福島大学経済経営学類(政経学部)の1.5倍です。
Q. 福島大学や横浜市立大学には経済学部がないのですか?
A. 学部再編により名称が変わっています。福島大学は政経学部(経済経営学類等)、横浜市立大学は国際商学部が、それぞれ旧高商由来の経済学部系の学部にあたります。本稿ではこれらの学部の偏差値・倍率を使っています。
Q. 旧高商とそれ以外の国公立大学経済学部はどちらがいいですか?
A. 優劣ではなく教育の重心の違いです。旧高商16校は簿記・会計など実学寄りの教育の蓄積が長く、旧高商以外の経済学部は理論研究や学際教育に強みを持つ場合があります。自分の偏差値帯と学びたい内容の両方で判断してください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





