
北海道大学の法学部を調べると、「偏差値」「倍率」「難易度」がサイトごとにバラバラの数字で出てきます。しかも「総合入試」という言葉まで出てきて、何が本当なのか分かりません。














先に結論を出します。北海道大学は公式偏差値を公表していません。公表されているのは実数で、2026年度一般選抜の法学部は志願835人・受験607人・合格191人、実質倍率3.2倍でした。合格に必要な得点も公式に出ていて、前期日程は765点満点で最低570.95点(約74.6%)です。そして北大には「総合入試(文系)」と「学部別入試」という二つの入口があり、数学の扱いが変わります。この順で全部説明します。
北海道大学法学部の情報を探すと、偏差値だけを大きく載せたページ、古い年度の倍率をそのまま置いたページ、総合入試と学部別入試を区別しないまま「北大文系」とまとめたページが混在します。これらを並べて見比べても、自分が何点取ればいいのか、どちらの入口から出願すべきかは決まりません。この記事では、北海道大学が公表している令和9年度入学者選抜要項と令和8年度の入試結果だけを使い、倍率、合格最低点、科目、配点、そして総合入試と学部別入試の違いを、判断に使える形で並べます。公式に存在しない数値は補いません。代わりに、公式にある数値から何が言えるかを最後まで示します。
目次
- 北海道大学法学部の偏差値・倍率・難易度|公式データでの結論
- 北海道大学法学部の倍率|2026年度は志願835人・受験607人・合格191人
- 前期日程と後期日程は別物|募集140人と40人、日程も配点も違う
- 北大の他学部と比べた法学部の倍率の位置
- 総合入試(文系)から法学部へ進む道|移行枠は20人
- 北海道大学法学部の入試科目と配点【2027年度前期日程】
- 後期日程は小論文340点|北大文系4学部で最も重い個別試験
- 北海道大学法学部の難易度|公式の合格最低点と平均点で見る
- 北海道大学法学部に向けた学習計画の組み立て方
- 北海道大学法学部は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|北海道大学法学部は公式の倍率と得点で判断する
- よくある質問
北海道大学法学部の偏差値・倍率・難易度|公式データでの結論
| 知りたいこと | 公式情報から言える結論 | 最初の行動 |
|---|---|---|
| 偏差値 | 北海道大学は公式偏差値を公表していない。代わりに合格者の得点は公表されている | 偏差値の数字探しをやめ、合格最低点と得点率で目標を決める |
| 倍率 | 2026年度の法学部は志願835人・受験607人・合格191人で実質倍率3.2倍 | 志願者数と受験者数を混同せず、前期と後期を分けて確認する |
| 難易度 | 前期は765点満点で合格最低570.95点(約74.6%)、後期は695点満点で535.70点(約77.1%) | 自分の共通テスト予定得点を、同じ満点の物差しに載せ替える |
| 総合入試との違い | 法学部の学部別入試(前期)は数学が必須。総合入試(文系)は地歴と数学の選択制 | 数学の得意不得意で、どちらの入口から出願するかを先に決める |
四つの疑問は別々に見えますが、実際には一本の判断につながっています。偏差値は「今の自分の位置」、倍率は「何人の中から選ばれるか」、合格最低点は「何点取れば通るか」、そして入口の違いは「そもそもどの試験を受けるか」です。このうち最も行動に直結するのは合格最低点で、次が入口の選択です。偏差値は模試ごとに母集団が変わる相対値なので、単独では出願判断の根拠になりません。北海道大学の場合、合格者の総合点最低点まで公式に出ているのですから、そちらを軸にする方が確実です。














偏差値が公表されていないなら、模試の判定はどう扱えばいいのでしょうか。無視していいのですか?














無視はしません。ただし順番が逆です。まず公式の合格最低点から「何点必要か」を決め、その到達度を測る道具として模試を使います。模試の偏差値やA〜E判定は、母集団と時期によって意味が変わりますが、765点満点で570.95点という基準は年度をまたいでも定義がぶれません。目標は公式数値で、進捗確認は模試で。この役割分担にすると迷いが減ります。
倍率を実数で押さえる → 前期と後期を分ける → 北大内での位置を知る → 総合入試という別ルートを理解する → 科目と配点を確定する → 後期の小論文を知る → 合格最低点で難易度を測る → 学習計画へ落とす、の順に読むと、検索で集めた断片が一つの出願判断にまとまります。
北海道大学法学部の倍率|2026年度は志願835人・受験607人・合格191人
北海道大学が公表した令和8年度(2026年度)一般選抜の結果によると、法学部は志願者835人、受験者607人、合格者191人でした。受験者数を合格者数で割った実質倍率は3.2倍です。ここで注意したいのは、志願835人と受験607人の間に228人の差があることです。この差は、出願したものの実際には受験しなかった人によって生まれます。北海道大学の法学部は前期日程と後期日程の両方で募集しているため、前期で他大学を含む進路が決まり、後期を受けに来ないケースが相当数含まれます。したがって「835人と戦う」という捉え方は実態からずれています。
| 項目 | 2026年度 法学部 | 読み方 |
|---|---|---|
| 志願者数 | 835人 | 前期・後期を合わせて出願した延べ人数 |
| 受験者数 | 607人 | 実際に試験会場で受験した人数 |
| 合格者数 | 191人 | 前期141人と後期50人の合計 |
| 実質倍率 | 3.2倍 | 受験者607人÷合格者191人で算出した競争率 |
| 北大全体 | 志願9,299人・受験6,879人・合格2,558人・2.7倍 | 法学部は全学平均より高い |
📚 用語解説
実質倍率:実際に受験した人数を合格者数で割った競争率。出願だけして受験しなかった人を含む志願倍率とは意味が異なる。北海道大学法学部の2026年度は、受験607人・合格191人で3.2倍。一方、選抜要項に括弧書きで載る倍率は「志願者数÷募集人員」なので、同じ「倍率」でも別の数字になる。














3.2倍と聞くと、10人受けて3人しか受からない計算ですよね。かなり厳しく感じます。














数字としてはそのとおりです。ただし倍率は原因ではなく結果です。3.2倍という数字は、受験者607人の得点分布の中で191番目までに入れば合格だった、という事実の言い換えにすぎません。そして北海道大学はその「191番目の得点」まで公表しています。倍率で不安を測るより、公表された得点で目標を測るほうが、明日の勉強が変わります。
この章で持ち帰るべき行動は、倍率だけをメモするのをやめることです。志願者数、受験者数、合格者数の三つを同じ年度でセットにして記録してください。三つ並べておけば、他サイトが「北大法学部の倍率は◯倍」と書いていたときに、それが志願倍率なのか実質倍率なのか、学部計なのか日程別なのかを自分で判別できます。数字の定義を確認する習慣が、出願直前の誤判断を防ぎます。
前期日程と後期日程は別物|募集140人と40人、日程も配点も違う
法学部の学部別入試は、2027年度入学者選抜要項で募集人員180人と定められ、その内訳は前期日程140人、後期日程40人です。前期は個別学力検査で国語・数学・外国語の3教科を課し、後期は小論文1本で判定します。試験日も配点も違うため、両者を「北大法学部の倍率」として平均してしまうと実態を見失います。2026年度の実績を日程別に見ると、前期は志願431人に対して合格141人、後期は志願404人に対して合格50人でした。
| 項目 | 前期日程 | 後期日程 |
|---|---|---|
| 2027年度の募集人員 | 140人 | 40人 |
| 2026年度の志願者数 | 431人 | 404人 |
| 2026年度の合格者数 | 141人 | 50人 |
| 募集人員に対する志願倍率 | 3.1倍 | 10.1倍 |
| 個別学力検査 | 国語・数学・外国語 | 小論文のみ |
| 配点合計 | 765点(共通テスト315+個別450) | 695点(共通テスト355+小論文340) |
| 第1段階選抜 | 募集人員の4.0倍 | 募集人員の6.0倍 |
📚 用語解説
第1段階選抜:大学入学共通テストの成績で、個別学力検査を受けられる人数を先に絞る仕組み。北海道大学法学部は、志願者が募集人員の前期4.0倍・後期6.0倍を超えた場合に実施すると要項で定めている。つまり前期は約560人、後期は約240人を超えると、共通テストの点数だけで足切りが発生しうる。














後期の志願倍率が10.1倍もあります。後期は記念受験みたいなものと考えた方がいいですか?














いいえ、逆です。後期の志願404人のうち、実際に合格しているのは50人。確かに前期より狭き門ですが、後期の合格者は共通テスト素点の平均が807.82点で、前期の777.09点より約31点高い。つまり後期は「共通テストで貯金を作れた人の枠」です。共通テストの手応え次第で価値が変わるので、記念受験ではなく、共通テスト自己採点の結果を見てから判断する枠として押さえてください。
「北大法学部の倍率」と書かれた数字を見つけたら、まず学部計か日程別かを確認してください。学部計の実質倍率は3.2倍、前期の志願倍率は3.1倍、後期の志願倍率は10.1倍。すべて同じ2026年度の公式数値ですが、意味はまったく違います。
北大の他学部と比べた法学部の倍率の位置
法学部の3.2倍が高いのか低いのかは、同じ年度・同じ一般選抜の他の募集単位と並べないと判断できません。2026年度の実質倍率を北大の文系で比べると、教育学部4.1倍、総合入試文系3.6倍、法学部3.2倍、文学部2.5倍、経済学部2.3倍の順でした。北大全体は2.7倍ですから、法学部はそれを上回ります。同じ社会科学系でも経済学部とは0.9ポイントの差があり、「文系だからどこも同じ」という感覚は当てはまりません。
| 募集単位 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 総合入試文系 | 391人 | 377人 | 104人 | 3.6倍 |
| 総合入試理系 | 2,801人 | 2,723人 | 1,064人 | 2.6倍 |
| 文学部 | 626人 | 422人 | 171人 | 2.5倍 |
| 教育学部 | 215人 | 126人 | 31人 | 4.1倍 |
| 法学部 | 835人 | 607人 | 191人 | 3.2倍 |
| 経済学部 | 549人 | 398人 | 172人 | 2.3倍 |
| 理学部 | 481人 | 208人 | 62人 | 3.4倍 |
| 医学部 | 614人 | 582人 | 254人 | 2.3倍 |
| 歯学部 | 124人 | 112人 | 40人 | 2.8倍 |
| 薬学部 | 263人 | 96人 | 32人 | 3.0倍 |
| 工学部 | 991人 | 395人 | 162人 | 2.4倍 |
| 農学部 | 471人 | 185人 | 62人 | 3.0倍 |
| 獣医学部 | 229人 | 178人 | 37人 | 4.8倍 |
| 水産学部 | 709人 | 470人 | 176人 | 2.7倍 |














経済学部が2.3倍なら、そちらに変えた方が受かりやすいということですよね。














倍率だけを見ればそうなります。でも法学部と経済学部では、前期の個別試験は同じ国語・数学・英語でも、後期の小論文の配点が340点と160点で倍以上違います。学ぶ内容も、卒業後の進路の想定も違う。倍率は年度で動きますが、学部の中身は動きません。0.9ポイントの差で志望を変えるのは、4年間の判断としては軽すぎます。
他学部比較から得るべき結論は「低倍率の学部へ逃げる」ではありません。「法学部は北大の中でも競争が平均より厳しい側にあり、合格者191人の中に入る準備が要る」という現実的な認識です。そのうえで、倍率が高い理由を科目と配点から具体化していきます。次章では、多くの受験生が見落としている「もう一つの入口」を先に整理します。
総合入試(文系)から法学部へ進む道|移行枠は20人
北海道大学には、学部を決めずに入学する「総合入試」という制度があります。大学公式の説明では、学部ごとではなく文系・理系の大きな括りで入学し、1年間教養科目や基礎科目を学んだ後、本人の志望と成績に基づいて学部・学科へ移行する仕組みです。2027年度の総合入試文系の募集人員は100人(一般選抜前期95人、国際総合入試5人)。そして選抜要項によると、総合入試の入学者から法学部へ移行する人数は20人と定められています。つまり法学部には、学部別入試180人と総合入試からの移行20人という二つの入口があり、法学課程の定員200人はこの合計です。
| 比較項目 | 学部別入試(法学部) | 総合入試(文系) |
|---|---|---|
| 2027年度の募集人員 | 180人(前期140・後期40) | 100人(前期95・国際総合入試5) |
| 1年次の所属 | 入学時から法学部 | 総合教育部(学部未定) |
| 法学部に入れる人数 | 募集人員がそのまま定員 | 文系全体からの移行枠20人 |
| 前期の個別試験 | 国語・数学・外国語 | 国語・外国語+地歴か数学の選択 |
| 2026年度の実質倍率 | 3.2倍 | 3.6倍 |
| 学部が確定する時期 | 出願時 | 第1年次終了時 |
📚 用語解説
総合入試:北海道大学が実施する、学部を決めずに文系・理系の括りで入学する一般選抜。1年次は総合教育部に所属し、本人の志望と成績に基づいて第1年次終了時に学部が決まる。文系入学者の移行先は文学部・教育学部・法学部・経済学部で、一定の人数制限のもと理系学部への移行も可能と要項に記載されている。
📚 用語解説
移行人数:総合入試の入学者が各学部へ進むときの人数枠。2027年度の要項では文学部30人、教育学部20人、法学部20人、経済学部30人と定められ、文系4学部の合計は100人。ただし要項の注記により、医学部医学科・歯学部・薬学部薬学科・獣医学部を除く学部の移行人数は変動する場合があるとされている。














総合入試なら数学を選ばなくていいんですよね。それなら総合入試の方が楽に見えます。














前期の個別試験だけを見ればそのとおりです。総合入試文系と文学部だけが、個別試験で地理歴史か数学のどちらか1教科を選べます。法学部の学部別入試は数学が必須です。ただし総合入試文系の実質倍率は3.6倍で法学部より高く、入学後も1年間の成績で移行を争い、法学部の枠は20人。入試で数学を避けた分の勝負が、入学後に持ち越されると考えてください。
総合入試の学部決定は第1年次終了時で、本人の志望と成績に基づきます。法学部の移行人数は20人と定められており、しかも要項では変動しうると明記されています。「北大に入りさえすれば後で法学部に行ける」という前提で総合入試を選ぶのは危険です。
北海道大学法学部の入試科目と配点【2027年度前期日程】
2027年度入学者選抜要項によると、法学部の前期日程は共通テスト315点と個別学力検査450点の合計765点で判定します。共通テストは国語・地理歴史公民・数学・理科・外国語・情報を利用し、素点をそのまま使うのではなく傾斜配点で圧縮します。個別学力検査は数学90分、外国語90分、国語120分の3教科で、それぞれ150点ずつの均等配点です。教科ごとに共通テストと個別を合算すると、国語210点、数学210点、外国語210点、地理歴史公民80点、理科40点、情報15点となり、合計765点になります。
| 教科 | 共通テスト(傾斜後) | 個別学力検査 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 60点(素点200×0.3) | 150点(120分) | 210点 |
| 数学 | 60点(素点200×0.3) | 150点(90分) | 210点 |
| 外国語 | 60点(素点200×0.3) | 150点(90分) | 210点 |
| 地理歴史・公民 | 80点(素点200×0.4) | — | 80点 |
| 理科 | 40点(素点100×0.4) | — | 40点 |
| 情報 | 15点(素点100×0.15) | — | 15点 |
| 合計 | 315点 | 450点 | 765点 |
📚 用語解説
傾斜配点:大学入学共通テストの素点に、大学が定めた倍率を掛けて使う方式。北海道大学法学部の前期日程では国語200点を0.3倍して60点、地理歴史・公民200点を0.4倍して80点、情報100点を0.15倍して15点として扱う。素点で1点の差が、そのまま1点として合否に効くわけではない点に注意する。














法学部なのに数学が210点もあるんですか。地歴の方が重いと思っていました。














ここが北大法学部の最大の特徴です。地理歴史・公民は共通テストの80点だけ。一方、数学は共通テスト60点に加えて個別で150点あり、合計210点。国語・外国語と完全に同格です。765点のうち国語・数学・外国語の3教科で630点、つまり82%を占めます。「法学部=暗記科目中心」という思い込みのまま数学を後回しにすると、配点の8割を占める勝負どころで差をつけられます。
もう一点、見落とされやすいのが情報の15点です。配点としては小さく見えますが、理科の40点と合わせて55点あり、これは地理歴史・公民の80点に迫ります。前期の合格最低点と平均点の差は約28点ですから、55点は合否を動かす規模です。主要3教科を優先するのは正しい判断ですが、共通テストでしか使わない科目を「捨てる」判断にまで進めると、配点表と合わない戦略になります。
後期日程は小論文340点|北大文系4学部で最も重い個別試験
法学部の後期日程は、個別学力検査が小論文1科目だけです。ただし配点は340点で、共通テストの355点とほぼ同等の重さがあります。北大の文系4学部の後期を比べると、文学部の小論文は200点、教育学部は300点、経済学部は160点。法学部の340点が最も重く、配点合計695点も4学部で最大です。「後期は科目が少ないから楽」という理解は、法学部については当てはまりません。
| 学部 | 共通テスト | 小論文 | 配点合計 | 第1段階選抜 |
|---|---|---|---|---|
| 文学部 | 315点 | 200点 | 515点 | 6.0倍 |
| 教育学部 | 315点 | 300点 | 615点 | 10.0倍 |
| 法学部 | 355点 | 340点 | 695点 | 6.0倍 |
| 経済学部 | 355点 | 160点 | 515点 | 10.0倍 |
要項には、法学部の後期小論文について「大学において社会科学の教育を受けるにふさわしい適性をもつか否かをみる」と趣旨が示されています。知識量を問う試験ではなく、与えられた資料から論点を取り出し、根拠を示して自分の主張を構成できるかを見る設計です。試験時間は180分。3時間かけて1本の答案を仕上げるので、書き出す前の設計にどれだけ時間を使えるかが結果を左右します。
- 法学部: 695点で最大














小論文って対策のしようがない気がします。何をどこまでやれば340点分の準備になりますか?














「適性をみる」と書いてある以上、狙うのはひらめきではなく手順の再現性です。資料の要約、論点の切り出し、反対意見の想定、根拠の提示、結論。この5工程を毎回同じ順で踏めるようにします。180分あるなら、設計に40分、執筆に110分、見直しに30分といった時間配分まで決めて練習する。手順が固定できれば、340点は運任せの配点ではなくなります。
北海道大学法学部の難易度|公式の合格最低点と平均点で見る
北海道大学は入学者選抜要項の中で、令和8年度一般選抜の合格者の得点を公表しています。法学部の前期日程は、配点合計765点に対して総合点の最高658.35点、最低570.95点、平均598.97点。得点率に直すと最高86.1%、最低74.6%、平均78.3%です。後期日程は配点合計695点に対して最高616.05点、最低535.70点、平均559.02点で、得点率は最高88.6%、最低77.1%、平均80.4%となります。偏差値のように母集団で変動する指標ではなく、満点が確定した実数なので、自分の現在地をそのまま重ねられます。
| 項目 | 前期日程 | 後期日程 |
|---|---|---|
| 配点合計 | 765点 | 695点 |
| 合格者の総合点 最高 | 658.35点(86.1%) | 616.05点(88.6%) |
| 合格者の総合点 最低 | 570.95点(74.6%) | 535.70点(77.1%) |
| 合格者の総合点 平均 | 598.97点(78.3%) | 559.02点(80.4%) |
| 合格者の共通テスト素点 平均 | 777.09点(約77.7%) | 807.82点(約80.8%) |
| 最低点と平均点の差 | 約28点 | 約23点 |
📚 用語解説
個別学力検査:大学が独自に実施する2次試験。北海道大学法学部では、前期日程が国語・数学・外国語の3教科で450点、後期日程が小論文1科目で340点。共通テストの成績と合算して合否が決まるため、どちらか一方だけで判断はできない。














前期は74.6%取れば受かるということですか。8割必要だと聞いていたので少し安心しました。














安心するのは早いです。74.6%は「合格者の中で最も低かった1人」の点数で、平均は78.3%。しかも共通テスト素点の平均は777.09点、つまり約77.7%です。狙うべきは最低点ではなく平均点、共通テストなら8割弱の水準です。最低点は「これを下回れば確実に不合格」という下限として使い、目標には平均点を置いてください。
公式偏差値が存在しないことを不便に感じる必要はありません。むしろ、合格最低点と平均点が満点付きで公表されている大学のほうが、目標設定は正確にできます。模試の偏差値は母集団が変われば同じ実力でも数字が動きますが、「765点満点で598.97点」という基準は動きません。模試を受けたら、判定記号よりも先に、各科目の得点を北大法学部の配点に置き換えて765点満点に換算してください。それが自分の現在地です。
北海道大学法学部に向けた学習計画の組み立て方
配点と得点水準が確定すると、やるべきことの優先順位は自動的に決まります。前期を軸にするなら、国語・数学・外国語の3教科で630点を取りにいく設計が本筋です。共通テスト素点の平均が777.09点であることから、共通テスト対策も同時に走らせる必要があります。地理歴史・公民80点、理科40点、情報15点は個別試験に出ませんが、共通テストでは確実に必要です。「個別に出ないから後回し」ではなく、「共通テストで取り切って個別3教科に時間を回す」と考える方が、765点の設計と合います。
| 領域 | 法学部受験で確認したい状態 | 確認方法 |
|---|---|---|
| 国語(210点) | 論旨と根拠を区別し、120分で記述をまとめ切れる | 過去問で時間内に書き切れたかを毎回記録 |
| 数学(210点) | 文系範囲の解法を途中式まで再現できる | 正解の有無ではなく論理の抜けを点検 |
| 外国語(210点) | 長文の主張と対立関係を90分で追える | 設問別の失点理由を言語化する |
| 地歴公民(80点) | 共通テストの範囲を継続的に維持できる | 週単位で復習範囲を固定する |
| 理科・情報(55点) | 共通テストの基礎事項で落とさない | 失点を出題分野ごとに記録する |
| 小論文(後期340点) | 資料から論点を立て、根拠で支えられる | 要約・論点・根拠・結論の順で自己採点 |














模試のたびに765点満点へ換算するのは手間がかかりそうです。判定を見るだけではだめですか?














判定は母集団と模試の種類で変わりますが、換算した点数は変わりません。換算すると「英語であと20点、数学であと15点」のように、不足が科目と点数で見えます。判定を見ただけでは、明日どの教科に何時間使うかは決まりません。手間に見えて、実は最短距離です。1回15分の作業で、次の1週間の中身が決まります。
前期を軸にするなら、数学を文系科目より後ろに置かないこと。配点上、数学は国語・外国語と同格の210点です。地理歴史・公民は共通テスト80点のみなので、個別試験の演習時間を割く相手ではありません。
北海道大学法学部は「普通の対策」では受からない
結論から言います。北海道大学法学部を本気で狙うなら、授業を受けて分かった気になるだけの「普通の対策」では届きません。2026年度は受験607人に対して合格191人、実質倍率3.2倍。前期の合格者は765点満点で平均598.97点、共通テスト素点でも平均777.09点を取っています。つまり、個別3教科で630点分を仕上げながら、共通テスト6教科も8割弱まで積み上げる、という二正面の作業を1年間続けた人たちの集団です。必要なのは情報ではなく、この二正面を毎日の行動に落として実行し続ける仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、6教科と3教科の配分が崩れやすい
独学でも要項は読めますし、配点表も手に入ります。しかし、共通テストの地理歴史・公民や情報をいつ回すか、個別の数学210点分にどれだけ時間を割くかを毎週調整し、遅れを自分だけで取り戻し続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が、そのまま配点の偏りとして現れます。
映像授業・アプリだけでは、答案の弱点が残りやすい
映像授業は理解の助けになりますが、視聴後に国語の記述、数学の途中式、英語の誤読、後期の小論文の根拠不足まで毎回確認する仕組みではありません。万人向けの講義を受けるだけでは、765点の配点と自分の失点原因を結ぶ個別の行動計画が作られないまま時間が過ぎます。
集団授業の大手予備校でも、平均的な計画になりやすい
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱うため、数学が課題の受験生と、共通テストの地理歴史・公民が課題の受験生に同じ密度で対応するのは困難です。実質倍率3.2倍の選抜で、平均598.97点という水準を超えるには、自分の答案だけに残る弱点へ届く個別の計画が必要になります。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行まで追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、共通テスト6教科と個別3教科を毎日どう回したかまでは追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、失点は同じ場所に残り続けます。














教材や授業の種類より、配点どおりに毎日実行できるかどうかが分かれ目なんですね。














そのとおりです。北大法学部の配点も合格最低点も、要項を開けば誰でも同じ情報が手に入ります。差がつくのは、その情報を今日の問題数、復習範囲、記述の修正へ変え、翌日も続けられるかです。鬼管理専門塾は、そこを一日単位で設計し、毎週の確認までつなげます。
だからこそ、北海道大学法学部を本気で狙うなら、科目情報を毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、北海道大学法学部の公式要項と現在の答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは、学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口という固定の六つの特徴を、法学部対策へどう接続するかを整理します。














管理されるといっても、北大法学部向けには具体的に何が変わるのでしょうか?














前期なら国語・数学・外国語の630点分と共通テスト6教科、後期なら小論文340点と共通テスト355点。この配点に自分の現在の得点を重ねて、今日どこを何時間直すかを数値で決めます。「北大は難しい」で終わらせず、「数学の大問2で毎回15点落ちている」まで分解する。そこまで来ると、やることは自動的に決まります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
北大法学部の前期765点・後期695点という配点を分解し、共通テスト6教科と個別3教科を一日ごとの実行量へ落とします。何をするか迷う時間を減らし、答案改善に時間を回せます。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ法学部志望でも、数学210点が課題の生徒と、小論文340点の論拠が課題の生徒では行動が違います。公式配点と現在の答案を結び、生徒ごとに優先順位を変えた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
共通テストの地理歴史・公民80点や情報15点を後回しにせず、個別3教科と並行して進めます。毎日の進捗と毎週の確認で、計画の遅れや同じ誤答の繰り返しを早い段階で修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
合格者平均598.97点という水準の答案を見抜くには、指導側にも難関国立大学への理解が必要です。専属の講師が、記述や小論文の改善点を具体的な行動へ変えて指示します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、北大法学部の前期3教科、後期小論文、共通テスト6教科を一つの計画にまとめられます。総合入試を選ぶ場合の準備も一般選抜の要項に沿って設計します。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、学部別入試と総合入試のどちらを軸にするか、共通テストで何点必要かから相談できます。入会前に管理方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、北海道大学法学部を学部別入試と総合入試のどちらから狙うか、765点満点の中でどの教科から整えるかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
北大法学部の配点分析と学習計画を無料説明会で相談できます
まとめ|北海道大学法学部は公式の倍率と得点で判断する
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 偏差値 | 北海道大学は公式偏差値を公表していない。合格最低点と平均点で代替する |
| 倍率 | 2026年度は志願835人・受験607人・合格191人で実質倍率3.2倍。北大全体2.7倍より高い |
| 前期の難易度 | 765点満点で合格最低570.95点(74.6%)、平均598.97点(78.3%) |
| 後期の難易度 | 695点満点で合格最低535.70点(77.1%)、平均559.02点(80.4%) |
| 入試科目 | 前期は国語・数学・外国語で450点。数学は必須で、地歴は共通テストの80点のみ |
| 総合入試との違い | 総合入試文系は地歴か数学の選択制。ただし法学部への移行人数は20人 |
| 最初の行動 | 模試の得点を765点満点に換算し、平均598.97点との差を科目別に出す |














偏差値の数字を探し回るより、765点満点で何点必要かを見た方が、やることがはっきりしますね。














それがこの記事の結論です。北海道大学法学部は2026年度に受験607人・合格191人という選抜でしたが、恐れるだけでは答案は変わりません。前期か後期か、学部別入試か総合入試かを決め、765点または695点の中で自分がどこを落としているかを科目別に出す。公式情報を行動に変えれば、曖昧な不安は具体的な計画になります。
北海道大学法学部を目指すときは、第三者サイトの偏差値や年度不明の倍率を一つだけ見て結論を出さないでください。募集人員・科目・配点は受験年度の入学者選抜要項、入試結果は同じ年度・同じ選抜区分で確認し、自分の得点と照合します。そのうえで、毎日の学習量と確認方法まで決めることが、合格可能性を高める最も再現性のある進め方です。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 偏差値 | 公式の合格最低点と平均点で見る章 |
| 倍率 | 2026年度の志願・受験・合格の章 |
| 入試科目・配点 | 2027年度前期日程の章 |
| 総合入試 | 移行枠20人の章 |
| 後期日程 | 小論文340点の章 |
Q. 北海道大学法学部の偏差値はいくつですか?
A. 北海道大学が公表する公式偏差値はありません。公表されているのは合格者の得点で、令和8年度の前期日程は765点満点に対し最高658.35点、最低570.95点、平均598.97点でした。得点率では最低74.6%、平均78.3%です。偏差値は模試ごとに母集団が変わる相対指標なので、目標設定にはこの公式実数を使う方が確実です。
Q. 北海道大学法学部の倍率はどれくらいですか?
A. 2026年度一般選抜の法学部は、志願835人・受験607人・合格191人で、受験者数を合格者数で割った実質倍率は3.2倍でした。北大全体の2.7倍より高い水準です。日程別に見ると、前期は志願431人・合格141人、後期は志願404人・合格50人です。
Q. 北海道大学法学部の難易度はどのくらいですか?
A. 前期日程は765点満点で合格最低570.95点(約74.6%)、平均598.97点(約78.3%)。後期日程は695点満点で合格最低535.70点(約77.1%)、平均559.02点(約80.4%)です。合格者の共通テスト素点の平均は前期777.09点、後期807.82点でした。
Q. 北海道大学法学部の入試科目を教えてください。
A. 2027年度の前期日程は、共通テストで国語・地理歴史公民・数学・理科・外国語・情報を利用し、個別学力検査は国語(120分)・数学(90分)・外国語(90分)の各150点です。後期日程の個別学力検査は小論文(180分)340点のみです。
Q. 北海道大学法学部の入試に数学は必要ですか?
A. 学部別入試の前期日程では必須です。個別学力検査は国語・数学・外国語の3教科で、数学は150点。共通テストの60点と合わせて210点あり、国語・外国語と同じ配点です。個別で地理歴史と数学を選択できるのは総合入試(文系)と文学部だけで、法学部にはこの選択肢がありません。
Q. 総合入試から法学部へ進むことはできますか?
A. できます。総合入試の入学者は第1年次終了時に学部が決まり、文系の移行先は文学部・教育学部・法学部・経済学部です。ただし2027年度の要項に示された法学部の移行人数は20人で、移行は本人の志望と成績に基づきます。要項では移行人数が変動する場合があるとも記載されています。
Q. 後期日程は前期より受かりやすいですか?
A. 一概には言えません。2026年度の募集人員に対する志願倍率は、前期3.1倍に対して後期10.1倍でした。ただし後期の合格者は共通テスト素点の平均が807.82点で、前期の777.09点より高い水準です。共通テストで得点できた場合に有力な選択肢になる枠と考えるのが実態に近い読み方です。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映
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