
青山学院大学の教育人間科学部を調べているのですが、出てくるのは「青学は難関」というざっくりした話ばかりです。教育人間科学部の倍率は結局どれくらいで、教育学科と心理学科ではどちらが入りにくいのでしょうか?















先に結論を出します。2026年度の一般選抜と共通テスト利用を合わせた教育人間科学部は、志願3,761人・受験3,549人・合格734人で倍率4.8倍でした。同じ学部でも入試方式で差があり、全学部日程5.6倍・個別学部日程4.7倍・共通テスト利用4.0倍です。学科でも違い、教育学科は一般選抜と共通テスト利用の合計で5.2倍、心理学科は4.1倍でした(学科合計の倍率は公式表に欄がないため、公式の定義である受験者÷合格者で本稿が算出しています)。この記事では、学科別・方式別の倍率、2027年度の科目と配点、合格最低点の得点率まで、公式資料だけで順に整理します。
教育人間科学部は「教育学科」と「心理学科」という性格の違う2学科で構成されています。そのため学部の平均倍率だけを見ても、自分が受ける入口の難しさは分かりません。実際に公式データを開くと、いちばん倍率が高い教育学科の全学部日程は5.9倍、いちばん低い教育学科の共通テスト利用5科目型は2.8倍で、同じ学部・同じ学科の中に2倍以上の開きがあります。倍率を「学部の難しさ」としてひとつの数字で覚えてしまうと、この差を取りこぼします。本稿は、青山学院大学が公表している数値だけを使い、どの入口から入るかという判断に直結する形で並べ直します。
目次
- 結論|教育人間科学部の倍率は4.8倍、方式で5.6倍〜4.0倍の差がある
- 教育人間科学部はどんな学部か|青山キャンパスに置かれた2学科
- 教育人間科学部の2026年度実績|志願3,761人・受験3,549人・合格734人
- 教育学科の倍率|全学部日程5.9倍・共通テスト利用5科目型2.8倍
- 心理学科の倍率|全学部日程5.1倍・共通テスト利用2.4倍
- 教育学科と心理学科、どちらが入りにくいか|同じ方式で比べる
- 2027年度の入試科目と配点|学科で違う3つの入口
- 合格最低点と得点率|どこまで取れば届いたのか
- どの方式で出願するか|3つの入口の選び方
- 教育人間科学部に向けた準備の進め方|配点から逆算する
- 青山学院大学教育人間科学部は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|教育人間科学部は学科と方式で難易度が変わる
- よくある質問
結論|教育人間科学部の倍率は4.8倍、方式で5.6倍〜4.0倍の差がある
| 知りたいこと | 2026年度公式データからの結論 | 次にすること |
|---|---|---|
| 学部全体の倍率 | 志願3,761人・受験3,549人・合格734人で4.8倍 | 学部平均で止めず、自分が受ける方式の倍率まで見る |
| 方式ごとの差 | 全学部日程5.6倍/個別学部日程4.7倍/共通テスト利用4.0倍 | 独自問題型か共通テスト型か、どちらで戦うかを決める |
| 学科ごとの差 | 教育学科5.2倍/心理学科4.1倍(受験者÷合格者で本稿が算出) | 学びたい学科を軸に、方式で受け方を調整する |
| 入試科目 | 2027年度も全学部日程・個別学部日程・共通テスト利用の3つの入口 | 学科ごとに違う配点と課される科目を公式資料で確認する |
| 所在キャンパス | 教育人間科学部は青山キャンパス(東京都渋谷区渋谷4-4-25) | 通学と学びの環境を、学科選びと切り離さずに考える |
まず押さえてほしいのは、教育人間科学部という単位で語られる「4.8倍」は、性格の異なる3つの入試方式を足し合わせた平均だということです。青山学院大学の一般選抜は、大学が作成した独自問題だけで判定する全学部日程と、共通テストと独自問題を組み合わせる個別学部日程に分かれます。さらに大学入学共通テスト利用入学者選抜があり、これは共通テストの得点だけで合否が決まります。求められる力も、準備にかかる時間も違う3つの入口が、ひとつの「4.8倍」に丸め込まれているのです。















同じ学部なのに、方式によって5.6倍と4.0倍という差が出るのはなぜですか。共通テスト利用のほうが簡単ということでしょうか?















簡単という意味ではありません。倍率は「受けた人のうち何人に1人が受かったか」を示す結果であって、試験の難しさそのものではないからです。共通テスト利用は共通テストの得点だけで決まるので、自分の点数が届いていないと分かった時点で出願を見送る人がいます。結果として無理筋の出願が減り、倍率が下がりやすい。一方で全学部日程は独自問題1回で全学部に出願できるため、併願として受ける人が集まり倍率が上がりやすい。構造の違いが数字に出ていると考えてください。
学部の中身(学科とキャンパス)を知る → 学部全体の2026年度実績を見る → 教育学科の方式別倍率 → 心理学科の方式別倍率 → 2学科の比較 → 2027年度の科目と配点 → 合格最低点の得点率 → 出願方式の決め方、の順に読むと、ばらばらに検索していた情報が1つの出願判断にまとまります。
教育人間科学部はどんな学部か|青山キャンパスに置かれた2学科
青山学院大学の公式サイトによると、教育人間科学部は教育学科と心理学科の2学科で構成されています。教育学科では、乳幼児期から老年期に至るライフサイクルの中で人間がどのように発達・学習・社会化・成熟していくかを専門的に学びます。「人間形成探究」「臨床教育・生涯発達」「教育情報・メディア」「幼児教育学」「児童教育学」の5コースが置かれ、コースの決定は2年次、3年次からコースのカリキュラムに沿って進みます。心理学科は「認知」「発達」「社会」「臨床」の4領域を専門的に学ぶ学科で、一般心理コースと臨床心理コースの2コース制をとり、公認心理師・臨床心理士の資格取得に対応したカリキュラムが用意されています。
| 学科 | 学びの中心 | コース・領域 |
|---|---|---|
| 教育学科 | 人間の発達・学習・社会化・成熟をライフサイクルの中で捉える | 人間形成探究/臨床教育・生涯発達/教育情報・メディア/幼児教育学/児童教育学の5コース |
| 心理学科 | 認知・発達・社会・臨床の4領域から人の心を実証的に扱う | 一般心理コース/臨床心理コースの2コース。公認心理師・臨床心理士に対応 |
📚 用語解説
青山キャンパス:東京都渋谷区渋谷4-4-25にある青山学院大学のキャンパス。公式サイトのキャンパス紹介では、文学部・教育人間科学部・経済学部・法学部・経営学部・国際政治経済学部・総合文化政策学部がここに置かれている。理工学部・社会情報学部・地球社会共生学部・コミュニティ人間科学部は神奈川県相模原市の相模原キャンパスとなる。















教育学科と心理学科は「教育人間科学部」という同じ名前でくくられていますが、受験のときも一緒に考えていいのでしょうか?















出願は学科単位なので、一緒にはできません。しかも後で見るように、2027年度は共通テスト利用で課される科目が学科で違います。教育学科には文系3科目で受けられる3科目型がありますが、心理学科の共通テスト利用は理科まで含む構成です。学部名で括って「文系だから同じ」と考えると、必要な科目を取りこぼします。まず学科を決め、その学科の中で方式を比べるのが正しい順番です。
キャンパスについては、教育人間科学部は入学から卒業まで青山キャンパスです。青山学院大学には相模原キャンパスもあり、どの学部がどちらに置かれているかで通学環境が大きく変わります。2つのキャンパスの違いと学部配置、キャンパス間で倍率にどんな差があるかは青山学院大学の相模原キャンパスは何学部?青山キャンパスとの違いで扱っているので、キャンパスを比べたい場合はそちらを参照してください。本稿はここから先、教育人間科学部の入試そのものに集中します。
教育人間科学部の2026年度実績|志願3,761人・受験3,549人・合格734人
青山学院大学が公表した2026年度入学者選抜結果によると、教育人間科学部の一般選抜(全学部日程・個別学部日程)と大学入学共通テスト利用入学者選抜を合わせた学部合計は、募集人員約183名に対して志願3,761人、受験3,549人、合格734人、倍率4.8倍でした。このうち入学したのは195人で、これに学校推薦型選抜・総合型選抜での入学者91人を加えた286人が2026年度の入学者総数です。男女比は男子107名(37.4%)、女子179名(62.6%)で、女子の比率が高い学部だと分かります。
| 方式 | 募集人員(2026年度) | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 一般選抜(全学部日程) | 約123名 | 2,008人 | 1,936人 | 347人 | 5.6倍 |
| 一般選抜(個別学部日程) | 約35名 | 557人 | 473人 | 101人 | 4.7倍 |
| 共通テスト利用 | 約25名 | 1,196人 | 1,140人 | 286人 | 4.0倍 |
| 学部合計 | 約183名 | 3,761人 | 3,549人 | 734人 | 4.8倍 |
📚 用語解説
倍率(受験者/合格者):青山学院大学の入学者選抜結果では、表の右上に「倍率=受験者/合格者」と定義が明記されている。志願者数ではなく実際に受験した人数を合格者数で割った値なので、出願だけして受験しなかった人を含む志願倍率とは意味が異なる。他大学や他サイトの数字と比べるときは、必ず同じ定義かどうかを確認する。















志願3,761人に対して合格734人ということは、単純に割ると5.1倍です。公式が4.8倍としているのはなぜですか?















公式が使っているのは志願者ではなく受験者だからです。3,549÷734で4.8倍になります。志願したのに受験しなかった人が212人いて、その分だけ志願で割った数字は大きく出ます。ネット上の記事では志願者で割った数値と受験者で割った数値が混在していて、同じ学部なのに倍率が違って見えることがあります。どちらの定義かを確かめずに比べないでください。
教育学科の倍率|全学部日程5.9倍・共通テスト利用5科目型2.8倍
教育学科は、2026年度に一般選抜と共通テスト利用を合わせて志願2,572人・受験2,481人・合格476人でした。公式表には学科合計の倍率欄がないため、公式の定義である受験者÷合格者で本稿が計算すると5.2倍になります。教育人間科学部の学部合計4.8倍より高く、学部の中では教育学科のほうが厳しい入口だったことになります。ただし方式ごとに開くと、その内側にもっと大きな差があります。
| 方式 | 募集人員(2026年度) | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 一般選抜(全学部日程) | 約65名 | 1,248人 | 1,200人 | 202人 | 5.9倍 |
| 一般選抜(個別学部日程) | 約20名 | 345人 | 302人 | 55人 | 5.5倍 |
| 共通テスト利用(3科目型) | 約15名 | 701人 | 701人 | 120人 | 5.8倍 |
| 共通テスト利用(5科目型) | (3科目型と合計) | 278人 | 278人 | 99人 | 2.8倍 |
最も高いのは全学部日程の5.9倍で、受験1,200人に対して合格202人でした。次いで共通テスト利用の3科目型が5.8倍、個別学部日程が5.5倍と続きます。ところが同じ共通テスト利用でも、5科目型は受験278人・合格99人の2.8倍です。3科目型と5科目型は同じ「共通テスト利用」という枠で募集人員も合計約15名(2026年度)ですが、倍率は2倍以上の開きがありました。科目数を増やすほど出願できる受験生が絞られ、競争率が下がるという関係がそのまま数字に出ています。















同じ教育学科なのに、共通テスト利用の3科目型が5.8倍で5科目型が2.8倍というのは不思議です。5科目型のほうが狙い目ということですか?















「共通テストで5科目分を仕上げられるなら」という条件つきで、狙い目になり得ます。3科目型は国語・地歴公民など・外国語の3つで出願できるので、文系3科目に絞ってきた受験生が大量に集まります。5科目型は理科や情報まで含めて3科目を追加で提出する必要があるため、そもそも出願できる人が限られる。倍率の差はその母集団の差です。5科目を捨てていた人が急に狙える枠ではありません。
公式表では、合格者数に※印がある場合「結果の表記に補欠を含んでいます」と注記されている。教育学科では全学部日程の202人と共通テスト利用5科目型の99人が該当する。正規合格だけの人数ではないため、この数字を「最初から受かった人数」と読み替えないこと。
心理学科の倍率|全学部日程5.1倍・共通テスト利用2.4倍
心理学科は、2026年度に一般選抜と共通テスト利用を合わせて志願1,189人・受験1,068人・合格258人でした。公式の定義で本稿が計算すると4.1倍で、学部合計4.8倍・教育学科5.2倍を下回ります。方式ごとに見ると、全学部日程5.1倍、個別学部日程3.7倍、共通テスト利用2.4倍と並び、いずれも同じ方式の教育学科より低い水準でした。「心理は人気だから難しいはず」というイメージとは逆の結果が出ています。
| 方式 | 募集人員(2026年度) | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 一般選抜(全学部日程) | 約58名 | 760人 | 736人 | 145人 | 5.1倍 |
| 一般選抜(個別学部日程) | 約15名 | 212人 | 171人 | 46人 | 3.7倍 |
| 共通テスト利用 | 約10名 | 217人 | 161人 | 67人 | 2.4倍 |
注意したいのは、倍率が低いことと入りやすいことが同じではない点です。心理学科の共通テスト利用は2.4倍と学部内で最も低い数字ですが、後で見るように2027年度は国語・地理歴史または公民・数学または情報・理科・外国語という5教科の構成で、合格最低点は700点満点中550.0点、得点率78.6%でした。倍率が低いのは、この科目構成で出願できる受験生が限られるからです。数字の低さだけを見て「心理は入りやすい」と結論づけると、必要な準備量を読み違えます。















心理学科のほうが倍率が低いなら、心理学を強く志望していなくても心理学科で出願したほうが得ではないですか?















おすすめしません。理由は2つあります。ひとつは倍率が年度で動くこと。2026年度の1年分だけで学科を決めるのは危険です。もうひとつは、入学後に学ぶ内容が別物であること。心理学科は認知・発達・社会・臨床の4領域を実証的に扱う学科で、データを読む場面が多くあります。倍率0.数倍の差より、4年間の学びが合っているかのほうが、はるかに大きな差になります。
学科は学びたい内容で決め、方式は自分の得点構造で決める。この順番を守ると、倍率の情報は「志望変更の理由」ではなく「同じ学科の中でどの入口から入るか」という使い方になり、判断を誤りにくくなる。
教育学科と心理学科、どちらが入りにくいか|同じ方式で比べる
2つの学科を比べるときは、必ず同じ方式どうしで並べます。2026年度は、全学部日程が教育5.9倍に対して心理5.1倍、個別学部日程が教育5.5倍に対して心理3.7倍、共通テスト利用が教育の3科目型5.8倍・5科目型2.8倍に対して心理2.4倍でした。全学部日程と個別学部日程はどちらも教育学科のほうが高く、共通テスト利用は教育学科の5科目型と心理学科がともに低い水準で並びます。
| 比較軸 | 教育学科 | 心理学科 |
|---|---|---|
| 一般選抜+共通テスト利用の合計 | 志願2,572人/受験2,481人/合格476人 | 志願1,189人/受験1,068人/合格258人 |
| 合計倍率(受験者÷合格者で本稿が算出) | 5.2倍 | 4.1倍 |
| 全学部日程 | 5.9倍(受験1,200人・合格202人) | 5.1倍(受験736人・合格145人) |
| 個別学部日程 | 5.5倍(受験302人・合格55人) | 3.7倍(受験171人・合格46人) |
| 共通テスト利用 | 3科目型5.8倍/5科目型2.8倍 | 2.4倍(受験161人・合格67人) |
| 2026年度の入学者 | 180名(男子79名43.9%/女子101名56.1%) | 106名(男子28名26.4%/女子78名73.6%) |
- 教育・全学部: 受験1,200人・5.9倍
- 心理・共テ: 受験161人・2.4倍
📚 用語解説
募集人員:大学が各方式で合格者を出す目安として公表する人数。合格者数とは一致しない。教育人間科学部の2026年度は学部合計で約183名の募集人員に対し合格734人だった。入学手続きをしない合格者を見込んで多めに合格を出すためで、募集人員をそのまま「合格できる人数」と読んではいけない。















倍率だけ見ると心理学科のほうがやさしそうですが、募集人員は心理学科のほうが少ないですよね。それでも心理学科のほうが入りやすいと言えますか?















「2026年度は心理学科のほうが倍率が低かった」までが事実です。規模が小さい入口は、出願者が数十人動くだけで倍率が大きく振れます。心理学科の個別学部日程は受験171人・合格46人という規模なので、翌年に同じ3.7倍になる保証はありません。規模の小さい方式ほど、単年度の倍率を根拠にしすぎないことが大切です。
なお、教育人間科学部が青山学院大学全体の中でどの位置にあるかを知りたい場合は、学部を横断した比較が必要になります。大学全体の一般選抜+共通テスト利用は志願54,444人・受験50,180人・合格10,958人で倍率4.6倍、教育人間科学部の4.8倍はこれをわずかに上回る水準です。学部ごとの倍率序列や、入りやすい学部・難しい学部の比較は青山学院大学の倍率|入りやすい学部・難しい学部と入試方式ごとの差にまとめてあります。本稿では学部内の話に戻ります。
2027年度の入試科目と配点|学科で違う3つの入口
2027年度入学者選抜概要によると、教育人間科学部の一般選抜は全学部日程と個別学部日程、これに大学入学共通テスト利用入学者選抜を加えた3つの入口があります。全学部日程は学科を問わず独自問題のみで、外国語80分150点、国語70分100点、地理歴史または公民または数学60分100点の合計350点満点です。国語の出題範囲は「現代の国語、言語文化(『古文、漢文』を除く)」と明記されており、古文・漢文は出題されません。募集人員は教育学科が約60名、心理学科が約55名です。
| 方式 | 教育学科(2027年度) | 心理学科(2027年度) |
|---|---|---|
| 一般選抜(全学部日程) | 約60名。独自問題のみ。外国語80分150点+国語70分100点+地歴公民または数学60分100点=350点 | 約55名。科目・配点は教育学科と同じ350点満点 |
| 一般選抜(個別学部日程) | 約18名。共通テスト『国語』100点+『英語』100点(各満点200点を100点に換算)+独自問題の小論文90分100点=300点 | 約15名。共通テスト『国語』100点+『英語』100点(同じく換算)+独自問題の小論文90分100点=300点 |
| 個別学部日程の判定方法 | 共通テストの『英語』と『国語』の合計点に基準点を設け、達した者のうち「小論文」の得点の上位者を合格とする | 共通テストの『英語』に基準点を設け、達した者のうち総合点の上位者を合格とする |
| 共通テスト利用 | 3科目型と5科目型の合計で約15名。3科目型は国語200点+地歴公民・数学・理科・情報から1科目100点+外国語200点=500点。5科目型は国語200点+指定4分野から3科目300点+外国語200点=700点 | 約10名。国語200点+地歴公民100点+数学または情報100点+理科100点+外国語200点=700点の5教科構成 |
学科の違いがはっきり出るのは個別学部日程と共通テスト利用です。個別学部日程はどちらの学科も共通テスト2科目と小論文90分という構成ですが、判定の仕方が違います。教育学科は共通テストの英語と国語の合計に基準点を置き、そこを越えた人の中で小論文の点数順に合格が決まります。つまり共通テストは通過条件であって、順位を決めるのは小論文です。一方の心理学科は共通テストの英語だけに基準点を置き、そこを越えた人を総合点の上位から取ります。心理学科では共通テストの得点も合否の順位に効く、という違いです。
📚 用語解説
個別学部日程:青山学院大学の一般選抜のうち、学部・学科ごとに実施される日程。教育人間科学部では2027年度、共通テストの『国語』『英語』と大学独自の小論文を組み合わせて300点満点で判定する。全学部日程が独自問題3科目だけで完結するのに対し、個別学部日程は共通テストの受験が前提になる。
📚 用語解説
小論文(個別学部日程):2027年度の教育学科は「文章・図表などに基づいて読解・論述する問題」、心理学科は「日本語の文章やデータを読み、物事を論理的に考察し、自分の考えを的確に表現できる力を総合的に問う論述等」と公式に説明されている。どちらも試験時間90分・配点100点で、資料を読み取ったうえで書く形式である。















個別学部日程は共通テストが2科目だけなので、負担が軽そうに見えます。ここを本命にするのはありでしょうか?















科目数は少ないですが、判定の重心が小論文にあることを忘れないでください。教育学科は共通テストの英語と国語で基準点を越えたあと、小論文の得点順で合格が決まります。90分で資料を読み、論を立てて書き切る力を、独学で仕上げるのは簡単ではありません。2026年度の募集人員は教育学科約20名・心理学科約15名と枠も小さい。「科目が少ない=楽」ではなく「一点突破の準備が要る入口」と捉えてください。
合格最低点と得点率|どこまで取れば届いたのか
青山学院大学の入学者選抜結果には、方式ごとの満点と合格最低点、そして合格最低点が満点の何%にあたるか(合格最低%)が掲載されています。2026年度の教育人間科学部では、教育学科の全学部日程が350点満点で251.0点・71.7%、心理学科の全学部日程が350点満点で252.0点・72.0%でした。共通テスト利用は、教育学科3科目型が500点満点で415.0点・83.0%、教育学科5科目型が700点満点で551.0点・78.7%、心理学科が700点満点で550.0点・78.6%です。
| 学科・方式 | 満点 | 合格最低点 | 得点率 |
|---|---|---|---|
| 教育学科/全学部日程 | 350.0点 | 251.0点 | 71.7% |
| 心理学科/全学部日程 | 350.0点 | 252.0点 | 72.0% |
| 教育学科/共通テスト利用3科目型 | 500.0点 | 415.0点 | 83.0% |
| 教育学科/共通テスト利用5科目型 | 700.0点 | 551.0点 | 78.7% |
| 心理学科/共通テスト利用 | 700.0点 | 550.0点 | 78.6% |
| 両学科/個別学部日程 | 300.0点 | 基準点方式(下の注意書き参照) | 公表なし |
この表から読み取れるのは、独自問題で戦う全学部日程は7割台前半、共通テストの得点だけで決まる共通テスト利用は8割前後という、水準のはっきりした違いです。独自問題は難度が高く平均点が下がるため合格最低点の得点率も下がりますが、共通テスト利用は同じ問題を全国で解くため、ボーダーが高い位置に来ます。倍率が低い共通テスト利用を「入りやすい」と呼べないのは、この得点率を見れば明らかです。教育学科の3科目型は倍率5.8倍で得点率83.0%と、倍率も水準も高い入口でした。















全学部日程は7割ちょっとで届くなら、共通テスト利用より現実的に見えます。この見方で合っていますか?















方向としては合っていますが、350点満点の中身を見てください。外国語が150点で、国語100点・地歴公民または数学100点です。英語だけで配点の約43%を占めるので、英語が伸びていない状態で7割を取るのは相当に厳しい。得点率は「どの科目で取るか」まで決めて初めて目標になります。合計の7割を漠然と目指すのではなく、英語150点で何点を取るのかから逆算してください。
2026年度の個別学部日程は、教育学科が「共通テストの『英語』『国語』をそれぞれ50%に圧縮した合計点が135.0点以上の者のうち、『小論文』62.0点以上の者」、心理学科が「共通テストの『英語』を50%に圧縮したものが70.0点以上の者のうち、総合点208.0点以上の者」という基準点の形で公表されている。単一の合格最低点ではないため、得点率での比較はできない。
どの方式で出願するか|3つの入口の選び方
ここまでの数字をそろえると、方式選びの判断軸が見えてきます。全学部日程は独自問題3科目だけで完結し、共通テストの結果を待たずに準備できます。そのかわり2026年度は教育学科5.9倍・心理学科5.1倍と学部内で最も高い倍率でした。個別学部日程は共通テスト2科目と小論文の300点満点で、教育学科は小論文の得点順という一点突破型の判定です。共通テスト利用は共通テストの得点だけで決まり、得点率は8割前後が必要でした。
| 方式 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| 全学部日程 | 英語で得点を作れる。独自問題の形式に合わせた演習を積める | 2026年度の倍率は学部内で最も高い。350点中150点が英語に集中する |
| 個別学部日程 | 90分の論述で資料を読み解ける。共通テストの英語・国語が安定している | 募集人員が小さく、教育学科は小論文の得点順で決まる |
| 共通テスト利用(3科目型) | 文系3科目を共通テストで高水準に仕上げられる(教育学科のみ) | 2026年度は得点率83.0%。倍率5.8倍で水準・競争ともに高い |
| 共通テスト利用(5科目型・心理学科の共テ利用) | 理科や情報を含む5教科を共通テストで運用できる | 2026年度の得点率は78%台。科目数が多く、準備が広く必要 |















複数の方式に出願して受験回数を増やせば、合格の確率は上がりますか?















準備が分散しなければ、という条件つきです。全学部日程と共通テスト利用は併願しやすい組み合わせですが、個別学部日程を足すと小論文の練習時間が必要になります。2026年度に個別学部日程で合格したのは教育学科55人・心理学科46人という規模です。受験回数を増やすことより、どの方式で合格最低点を越えるかを決め、そこに時間を寄せるほうが確度は上がります。
教育人間科学部に向けた準備の進め方|配点から逆算する
方式が決まったら、次は配点から準備を逆算します。全学部日程を軸にするなら、外国語150点・国語100点・地歴公民または数学100点という配点に対して、どの科目で何点を積むかを先に決めます。国語は「現代の国語、言語文化(『古文、漢文』を除く)」の範囲なので、古文・漢文に時間を割くより、現代文の読解と設問処理の精度を上げるほうが配点に直結します。地理歴史・公民か数学かの選択も、得意不得意ではなく「本番で100点満点中何点を安定して取れるか」で判断します。
個別学部日程を使うなら、90分の小論文に向けた練習を早い段階で始めます。教育学科は文章・図表に基づく読解と論述、心理学科は文章やデータを読んで論理的に考察し自分の考えを表現する形式だと公式に説明されています。どちらも「読み取ったことを根拠にして書く」点は共通なので、書きっぱなしにせず、資料のどこを根拠にしたかを毎回確認する形で積み上げます。共通テスト利用を使うなら、2026年度の得点率78.6%〜83.0%という実績が目安になります。この水準は模試の判定記号ではなく、素点で測るものです。















志望理由や教育・心理の専門知識を先に勉強しておいたほうが有利になりますか?















一般選抜の合否を決めるのは、公式に課される科目の得点です。全学部日程なら英語・国語・地歴公民または数学、個別学部日程なら共通テスト2科目と小論文、共通テスト利用なら共通テストの点数。教育学や心理学の専門知識を問う試験ではありません。入学後の関心として本を読むのは良いことですが、対策の時間配分は配点に合わせてください。
全学部日程350点で7割台前半なら、必要なのはおおよそ250点前後である。これを英語150点・国語100点・選択100点にどう割り振るかまで決めると、模試や過去問の結果を「合格最低点まであと何点か」という形で読めるようになる。
📚 用語解説
大学入学共通テスト利用入学者選抜:青山学院大学が共通テストの得点で合否を判定する方式。大学独自の試験は課されない。2027年度の教育人間科学部では、教育学科が3科目型(500点)と5科目型(700点)、心理学科が5教科構成(700点)として設定されている。倍率が低めに出やすい一方、2026年度の合格最低点は得点率78.6%〜83.0%と高い水準にあった。
青山学院大学教育人間科学部は「普通の対策」では受からない
結論から言います。青山学院大学教育人間科学部を狙うなら、授業を受けて分かった気になるだけの「普通の対策」では届きません。2026年度は学部合計で受験3,549人に対して合格734人、倍率4.8倍。全学部日程は教育学科5.9倍・心理学科5.1倍で、合格最低点は350点満点の71.7%・72.0%でした。共通テスト利用に回っても、得点率は78.6%〜83.0%が必要です。必要なのは情報を集めることではなく、この水準までの距離を科目別の行動に変え、毎日実行し続ける仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、方式ごとの配点に合わせきれない
公式の選抜概要も入学者選抜結果も、誰でも無料で読めます。しかし、全学部日程の英語150点で何点を取るのか、共通テスト利用なら8割前後まであと何点なのかを毎週測り直し、遅れを自力で修正し続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動に変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に出ます。
映像授業・アプリだけでは、答案の弱点が残り続ける
映像授業は理解の助けにはなりますが、視聴後に英語の誤読、現代文の設問処理、小論文の根拠の弱さまで毎回点検する仕組みではありません。万人向けの講義を受けるだけでは、教育人間科学部の配点と自分の失点原因を結ぶ個別の行動計画は生まれません。
集団授業の大手予備校では、平均的な進度に合わせられてしまう
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱います。全学部日程の英語が課題の受験生と、個別学部日程の小論文が課題の受験生に同じ密度で対応することは困難です。5.9倍という競争の中で、自分の答案にだけ残る弱点を埋めるには、平均的な進度とは別の個別計画が必要になります。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行までは追い切れない
個別指導でも授業が週1回なら、共通テストの科目と独自問題の演習を毎日どう回したかまでは追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、失点は同じ場所に残り続けます。















教材や授業の種類より、配点に合わせた実行が続く仕組みを選ぶことが大事なのですね。















そのとおりです。教育人間科学部の倍率も配点も合格最低点も、公式資料を読めば分かります。差がつくのは、その情報を今日解く問題数、復習の範囲、小論文の書き直しに変え、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾はそこを1日単位で設計し、毎週の確認までつなげます。
だからこそ、青山学院大学教育人間科学部を本気で狙うなら、公式データを毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、志望する学科と方式の配点、そして現在の答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは、学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口という6つの固定の特徴を、教育人間科学部の対策にどう接続するかを整理します。















管理されるといっても、教育人間科学部の対策では具体的に何が変わるのでしょうか?















全学部日程なら英語150点・国語100点・選択100点の配分に合わせて今日の演習量を決め、個別学部日程なら90分の小論文をいつ誰に確認してもらうかまで決めます。共通テスト利用を併願するなら、78%〜83%という2026年度の水準まであと何点かを毎週測ります。大学名だけの一般論ではなく、選ぶ方式と失点の場所に合わせて行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
教育人間科学部の全学部日程・個別学部日程・共通テスト利用は必要科目も配点も違います。選んだ方式の配点に合わせ、今日解く問題数と復習範囲まで数値化して指示します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ教育学科志望でも、英語150点が課題の人と小論文の根拠づけが課題の人ではやるべきことが違います。公式の配点と現在の答案を結び、生徒ごとに優先順位を変えます。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
共通テスト利用の得点率78%〜83%という水準は、直前だけの詰め込みでは届きません。日々の進捗と毎週の確認テストで、計画の遅れや同じ誤答の繰り返しを早い段階で修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
独自問題の英語や90分の小論文を答案から評価するには、指導者側にも難関私大への理解が必要です。専属の講師陣が、改善点を次に何をするかという具体的な行動に変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、教育人間科学部の全学部日程・個別学部日程・共通テスト利用を1つの計画にまとめられます。総合型選抜や英語資格とは混同せず、一般選抜の要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、教育学科と心理学科のどちらを考えているか、どの方式を軸にするかという段階から相談できます。入会前に管理の方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、教育学科と心理学科のどちらを軸にするか、全学部日程・個別学部日程・共通テスト利用のどれで合格最低点を越えにいくかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
教育人間科学部の方式選びと学習計画を無料説明会で相談できます
まとめ|教育人間科学部は学科と方式で難易度が変わる
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 学部全体の倍率 | 2026年度は志願3,761人・受験3,549人・合格734人で4.8倍 |
| 方式別の倍率 | 全学部日程5.6倍/個別学部日程4.7倍/共通テスト利用4.0倍 |
| 学科別の倍率 | 教育学科5.2倍/心理学科4.1倍(受験者÷合格者で本稿が算出) |
| 最も高い入口 | 教育学科の全学部日程5.9倍(受験1,200人・合格202人) |
| 最も低い入口 | 心理学科の共通テスト利用2.4倍(受験161人・合格67人) |
| 合格最低点の水準 | 全学部日程は350点満点の71.7%・72.0%、共通テスト利用は78.6%〜83.0% |
| 2027年度の科目 | 全学部日程は独自3科目350点、個別学部日程は共テ2科目+小論文300点 |
| 所在キャンパス | 青山キャンパス(東京都渋谷区渋谷4-4-25) |
- 全学部日程: 独自3科目のみ・350点















「青学の教育人間科学部は何倍か」を1つの数字で覚えようとしていましたが、学科と方式まで見ないと意味がないのですね。















それがこの記事の結論です。学部合計の4.8倍という数字の内側に、教育学科の全学部日程5.9倍から心理学科の共通テスト利用2.4倍まで幅があります。そして倍率が低い入口ほど合格最低点の得点率は高い。まず学びたい学科を決め、次に自分の得点構造に合う方式を選び、その配点で合格最低点を越えるまでの距離を測る。この順番で進めれば、漠然とした不安は具体的な目標点に変わります。
最後に一点だけ注意を添えます。本稿の数値はすべて青山学院大学が公表した2026年度入学者選抜結果と2027年度入学者選抜概要に基づくもので、偏差値は掲載していません。青山学院大学は公式の偏差値を公表しておらず、模試の偏差値は実施事業者や母集団によって値が変わるためです。出願を判断するときは、第三者サイトの数値をひとつ見て決めるのではなく、受験年度の公式資料で募集人員と科目を確認し、過去問と模試の素点で合格最低点までの距離を測ってください。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 学部全体の倍率 | 2026年度実績の章 |
| 教育学科と心理学科の差 | 学科比較の章 |
| 入試科目と配点 | 2027年度の科目と配点の章 |
| 合格に必要な得点 | 合格最低点と得点率の章 |
| 方式の選び方 | 3つの入口の選び方の章 |
Q. 青山学院大学教育人間科学部の倍率は何倍ですか?
A. 2026年度の一般選抜(全学部日程・個別学部日程)と大学入学共通テスト利用入学者選抜を合わせた学部合計は、志願3,761人・受験3,549人・合格734人で4.8倍でした。公式表の定義は「倍率=受験者/合格者」です。方式別では全学部日程5.6倍、個別学部日程4.7倍、共通テスト利用4.0倍となっています。
Q. 教育学科と心理学科ではどちらが入りにくいですか?
A. 2026年度は同じ方式で比べると、いずれも教育学科のほうが高い倍率でした。全学部日程は教育5.9倍に対して心理5.1倍、個別学部日程は教育5.5倍に対して心理3.7倍、共通テスト利用は教育の3科目型5.8倍・5科目型2.8倍に対して心理2.4倍です。一般選抜と共通テスト利用の合計倍率は、公式の定義で計算すると教育学科5.2倍・心理学科4.1倍になります。
Q. 2027年度の入試科目と配点を教えてください。
A. 全学部日程は独自問題のみで、外国語80分150点・国語70分100点・地理歴史または公民または数学60分100点の350点満点です。個別学部日程は共通テストの『国語』『英語』が各100点(満点200点を100点に換算)と独自問題の小論文90分100点で300点満点。共通テスト利用は教育学科が3科目型500点と5科目型700点、心理学科が5教科700点の構成です。
Q. 合格するには何点くらい必要ですか?
A. 2026年度の合格最低点は、全学部日程が教育学科350点満点中251.0点(71.7%)、心理学科350点満点中252.0点(72.0%)でした。共通テスト利用は教育学科3科目型が500点満点中415.0点(83.0%)、5科目型が700点満点中551.0点(78.7%)、心理学科が700点満点中550.0点(78.6%)です。個別学部日程は基準点方式のため、単一の合格最低点は公表されていません。
Q. 教育人間科学部はどのキャンパスですか?
A. 青山キャンパス(東京都渋谷区渋谷4-4-25)です。公式サイトのキャンパス紹介では、文学部・教育人間科学部・経済学部・法学部・経営学部・国際政治経済学部・総合文化政策学部が青山キャンパスに置かれています。
Q. 倍率が低い共通テスト利用を狙うのは有効ですか?
A. 倍率の低さだけを理由にするのは危険です。心理学科の共通テスト利用は2026年度に2.4倍と学部内で最も低い倍率でしたが、合格最低点は700点満点中550.0点で得点率78.6%でした。倍率が低いのは、5教科の科目構成で出願できる受験生が限られるためです。必要な科目をそろえられるかを先に確認してください。
Q. 教育人間科学部の偏差値はいくつですか?
A. 青山学院大学は公式の偏差値を公表していないため、本記事では偏差値を掲載していません。偏差値は模試を実施する事業者が受験者集団から算出する相対指標で、母集団や算出方法が違えば値も変わります。出願判断では、公式の合格最低点と自分の過去問・模試の素点を突き合わせるほうが確実です。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





