【英検準2級】ライティングで減点されない2つの方法

始めに:【英検準2級】ライティングで減点されない2つの方法

菅澤

英検合格に特化した
鬼管理英語塾
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代表の菅澤です!

オニ坊

鬼管理英語塾アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?

菅澤

本日は
「【英検準2級】ライティングで減点されない2つの方法」というテーマで記事を書いていきます。

受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!

菅澤

ライティング試験において、意見論述問題と要約問題のの二つのタイプに挑戦します。このセクションで高得点を獲得するための鍵は、特定の要素に焦点を当てることです。

この記事では、その効果的な要素を二つ紹介します。

英検2級

英検2級の時間配分

菅澤

試験の所要時間が80分と設定されているため、次のような時間割り当てが最適だと考えられます。

リーディング 約45分
ライティング 約35分

英検2級の意見論述問題

菅澤

意見論述問題では、以下のステップに従います。

  1. 指定されたトピックに対する個人的な見解を展開する。
  2. その見解を裏付けるための2つの根拠を提供する。
  3. 上記の内容を約50から60文字で簡潔にまとめる。
オニ坊

高得点を獲得するライティング技術には、「2つの重要ポイント」があります。これらについて具体的に説明します。

ライティングで合格点をとるポイント①
3ステップのライティング手法の枠組みを活用する

3ステップのライティング手法の枠組みを活用する

菅澤

この方法では、下記の三つのステップに沿って文章を構成します。

具体的な例を用いてこのアプローチを詳しく説明します。

例)
TOPIC:Do you think learning English is necessary for Japanese people?

ライティング法ステップ①
TOPICに関する個人的見解の表明

TOPICに関する個人的見解の表明

菅澤

まず、自らの見解を明確に表明します。トピックに賛同する場合は、「I believe〜」と表現し、反対意見を持つ場合は、「I am not convinced that〜」と開始することが推奨されます。

自己の意見を示す際には、トピックの述語を直接引用することが効果的です。

オニ坊

この書き方を通じて、論理的に意見を展開する上で重要な基盤を築きます。自らの立場を明確にすることで、読者が論点をすぐに把握できるようになり、その後の議論の方向性が定まります。

たとえば、環境保護に関するトピックであれば、「I am firmly convinced that more aggressive environmental policies are necessary」という形で自己の立場を開始することができます。ここで、トピックのキーワードを利用することで、議論の対象が何であるかをはっきりとさせることができます。

菅澤

この手法を用いることで、意見の展開における明瞭さと説得力を高めることができます。具体的な立場からスタートすることにより、論点に対する深い理解と、それを支える具体的な根拠を提供するための準備が整います。

結果として、論理的かつ説得力のある意見文を作成することが可能になり、読者に対して自らの見解を効果的に伝えることができるようになります。

賛成の場合:I think (that) learning English is necessary for Japanese people.

反対の場合:I do not think (that) learning English is necessary for Japanese people.

ライティング法ステップ②
根拠の提示

根拠の提示

菅澤

自身の見解を裏付けるために、二つの具体的な根拠を提供します。

この二つの理由を挙げることは、提案がよりバランスが取れていて、一方的な見解にならないようにするためです。単一の理由では、議論が偏っていると見なされがちです。

I have two reasons. First, 〜. (For example 〜.) Second, 〜. (For instance〜.)

オニ坊

ここで具体的な例を用いることで、主張に説得力を持たせ、理解しやすくなります。

菅澤

このような構造を用いることで、意見が根拠に基づいていることを示し、読者に対する説得力を高めることができるのです。理由と具体例を組み合わせることにより、論点を明確にし、説得的な議論を展開することが可能になります。

【文字を稼ぎたい時に使えるフレーズ】

on the other hand=一方で
in addition=加えて
in fact=事実として
furthermore=さらに
However=しかしながら
(文頭におくとButの意味。Butは基本的には文頭には置かない。)

ライティング法ステップ③
意見の再確認

意見の再確認

菅澤

「これらの根拠から=Given these arguments」「そのため=Therefore」 もともと提出した見解を再度提示する際には、異なる言葉を用いて表現すると、より強い印象を与えます。

For these reasons=これらの理由で」「That is why=それが理由で

オニ坊

この段階では、提供した証拠や根拠を基に、再び自分の立場を確認することが求められます。提出した理由を繰り返し、それによって支持される自身の主張を強調することで、議論を強化し、読者に対する説得力を最大化します。

たとえば、環境保護の重要性について論じる場合、「これらの理由から、私は環境保護が現代社会において極めて重要であると確信しています。具体的な対策の実施が必要不可欠であるという私の見解は、前述の事例と根拠によって裏付けられています。」という形で結論を述べることができます。

菅澤

このように、意見を繰り返し提示することで、初めに提出した見解が具体的な理由と例によってどのように支持されているかを明示することが可能になります。

このアプローチを通じて、自身の主張を効果的に強調し、読者に対する理解と納得を促すことができるのです。

For these reasons,/That is why I (do not) believe learning English is necessary for Japanese people.

ライティングで合格点をとるポイント②
点数を落とさない英文作成

点数を落とさない英文作成

菅澤

高得点を目指す上で、点数を落とす要素を排除した英文を作成することが重要です。点数を落とさないための主要な3つの秘訣を解説します。

点数を落とさないための秘訣①
省略形の回避

省略形の回避

菅澤

英語の作文試験では、正式な表現を用いることが求められ、短縮形を使用することは避けるべきです。

日常会話での習慣で短縮形を頻繁に使ってしまう人も多いですが、「I’m」や「don’t」のような形式ではなく、「I am」や「do not」の完全形を書くことが推奨されます。

オニ坊

この指導原則は、ライティングの正確性とフォーマルさを保つために重要です。例えば、公式の書類や学術的な文書では、一般的に完全形が用いられるため、この習慣を英語の試験での作文にも適用することで、より適切で正確な英語使用の能力を示すことができます。

実際に、短縮形を避けることは、評価者に対して学術的な文脈や公式な場面での適切な英語の使用に習熟していることを印象付ける効果があります。

英語の作文では短縮形を避け、完全形を用いることにより、文章の正式さと精密さを向上させることができます。結果的に、試験での作文の質を高め、減点のリスクを減らすことに貢献するでしょう。この対策は、試験だけでなく、公式文書や学術論文を書く際にも役立ちます。

点数を落とさないための秘訣②
言葉の繰り返しを避ける

言葉の繰り返しを避ける

菅澤

ライティングにおいて、特定の単語やフレーズを繰り返し使用すると、文章が単調で未熟に映る恐れがあります。

このような状況を避けるために、言葉の多様性に注意を払うことが重要です。

オニ坊

しかし、知識が曖昧な単語や表現を無理に使うことは避けるべきです。

不正確な用法は点数を下げる原因となり得ます。試験で多彩な表現を自信を持って使えるようになるためには、日頃から同義語や類義語の学習に力を入れることが望ましいです。

菅澤

例えば、”good”という単語の代わりに”excellent”、”wonderful”、”superb”などの言葉を適切に使い分けることで、同じ意味を持つ表現でも文の質を向上させることが可能です。

このような練習を通じて、試験のライティングセクションでより効果的な文章を書く能力を養うことができます。このアプローチは、ライティングの質を向上させるだけでなく、言語能力全般の発展にも寄与するでしょう。

言葉の繰り返しを避けることにより、文章はより成熟した印象を与え、読者に対して豊かな語彙力を示すことができます。

【言い換えができる例】

would like to = want to 〜がしたい
For example = For instance 例えば
can = be able to 〜ができる/〜が可能である
similar = alike 似ている
hard = difficult 難しい

点数を落とさないための秘訣③
文法のミスしないようにする

文法のミスしないようにする

菅澤

自明の理由で、文法上の誤りは評価を下げる要因となります。中でも、冠詞の誤用や時制の不一致は特に一般的な過ちです。

オニ坊

冠詞、すなわち「a」「an」「the」は英語で広く使用されるが、冠詞のない日本語話者にとってはこれらの使用が難しい場合があります。英語ではほとんどの場合、名詞の前に冠詞が必要になります。

したがって、日頃のライティング練習では、「冠詞+名詞」の形を基本とし、適切な冠詞の選択に意識を向けるべきです。

菅澤

時制の誤りも同様に一般的な問題です。文章を書く際には、文全体を通して時制が一致していることを保証する必要があります。特に、英検®️の作文では現在時制の使用が基本とされています。

オニ坊

このような文法上の注意点を守ることで、文法ミスによる減点を避け、より高い評価を得ることが可能です。例えば、”The cat sat on a mat.”のように簡単な文でも、適切な冠詞を使用することで、文法的正確さを示すことができます。

また、”She goes to school every day.”と一貫して現在時制を使用することで、時制の一致に注意を払っていることがわかります。

文法の正確さに注意を払うことは、英語の評価において非常に重要であり、特に冠詞の適切な使用と時制の一貫性には、特に注意を払う必要があります。これらの点に留意することで、文法ミスのリスクを減らし、試験でのパフォーマンスを向上させることができるでしょう。

最後に:英検に合格するには?

英検に合格するには?
菅澤

ここまで英検準2級のライティングで減点されない方法について見てきましたが…。

オニ坊

1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。

菅澤

そんな英検に合格するためには?
と考える受験生のために現在、鬼管理英語塾という塾を運営中。
もし少しでも「英検に合格したい」と考える受験生は共に英検合格を目指しましょう。

「受かりたいという気持ち」が少しでもあるなら
アナタの合格を鬼管理英語塾が応援します。

本記事監修者 菅澤 孝平

シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。

出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映

この記事を書いた人