
愛媛大学理学部の倍率を調べると、2倍くらいと書いてあるページと、後期は15倍以上と書いてあるページが出てきます。どちらが本当なのでしょうか。配点も学科ごとに違うのですか?














先に結論を出します。2026年度の一般選抜で、前期日程は志願421人・受験390人・合格192人、受験者を合格者で割った実質倍率は2.0倍でした。後期日程は志願357人・受験113人・合格37人で実質3.1倍です。「15.5倍」は後期の志願者357人を募集人員23人で割った志願倍率で、実際の競争率ではありません。配点は学科別ではなく受験区分別に変わり、2027年度は共通テスト750点+個別学力検査等400点の1150点満点です。
愛媛大学理学部は理学科の1学科制で、一般選抜はコース別ではなく理学科として募集されます。そのため「どのコースの倍率か」を探しても答えは見つかりません。代わりに確認すべきなのは、前期日程か後期日程かという日程の違いと、数学受験・物理受験・化学受験・生物受験・地学受験という受験区分の違いです。この2つで倍率も配点も変わります。本稿では愛媛大学が公表した2026年度の入試結果と2027年度入学者選抜要項だけを使い、倍率の読み方、1150点満点の内訳、受験区分の選び方の順に整理します。
目次
- 愛媛大学理学部の倍率と配点|2027年度入試の結論
- 愛媛大学理学部は理学科の一括募集|5コースと受験区分は別物
- 前期日程の倍率|2026年度は実質2.0倍、区分別では1.4〜2.6倍
- 後期日程の倍率|志願15.5倍でも実際に受験したのは3人に1人
- 前期と後期のどちらを軸にするか|倍率と試験内容から決める
- 愛媛大学理学部の配点|共通テスト750点+個別400点の1150点満点
- 受験区分で共通テストの配点が変わる|数学受験と理科受験の違い
- 愛媛大学の他学部と比べた理学部の位置
- 出願から合格発表までの流れと、学習計画への落とし込み
- 愛媛大学理学部は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|愛媛大学理学部は日程と受験区分で倍率も配点も変わる
- よくある質問
愛媛大学理学部の倍率と配点|2027年度入試の結論
| 知りたいこと | 公式データから言える結論 | 最初にとる行動 |
|---|---|---|
| 前期日程の倍率 | 2026年度は志願421人・受験390人・合格192人で実質2.0倍 | 志願倍率2.6倍と実質倍率2.0倍を分けて記録する |
| 後期日程の倍率 | 2026年度は志願357人・受験113人・合格37人で実質3.1倍 | 志願15.5倍という見出しの数字に反応しない |
| 配点 | 共通テスト750点+個別学力検査等400点=1150点満点 | 共通テストが総得点の約65%を占める前提で計画する |
| 募集の単位 | 理学科の一括募集。受験科目で区分が分かれる | どの科目で個別試験を受けるかを先に決める |
| 偏差値 | 愛媛大学が公表する公式偏差値は存在しない | 模試の数値ではなく配点と過去問で距離を測る |
検索でばらばらに出てくる数字が食い違って見えるのは、指している対象が違うからです。2.0倍は前期日程の実質倍率、3.1倍は後期日程の実質倍率、15.5倍は後期日程の志願倍率です。どれも愛媛大学が公表した2026年度の同じ表に載っている数字で、どれかが間違っているわけではありません。問題は、日程と倍率の定義を書かずに数字だけを並べた情報を読んでしまうことです。まず日程を決め、次に倍率の定義をそろえ、最後に配点へ視線を移すと、必要な準備が具体的になります。














同じ大学の同じ学部なのに、倍率が2.0倍にも15.5倍にもなるのは納得しづらいです。どちらを自分の判断材料にすればいいですか?














自分が受ける日程の実質倍率を軸にしてください。前期を受けるなら2.0倍、後期を受けるなら3.1倍が「実際に試験会場に来た人の中で何人に1人が合格したか」を表します。志願倍率は出願の集まり方を見る指標で、受験を回避した人も含みます。後期のように出願と受験の差が大きい日程では、志願倍率だけを見ると実態を大きく外します。
理学科の募集構造を知る → 前期の倍率を受験区分別に見る → 後期の出願と受験の差を知る → 前期と後期の使い分けを決める → 1150点満点の配点を確認する → 受験区分ごとの配点差を確認する、という順に読むと、断片的に集めた数字が1つの受験計画にまとまります。
愛媛大学理学部は理学科の一括募集|5コースと受験区分は別物
愛媛大学理学部の入学定員は225人で、学科は理学科の1つだけです。学びの単位としては数学・数理情報コース、物理学コース、化学コース、生物学コース、地学コースの5コースがありますが、一般選抜はコース別に募集されていません。2027年度入学者選抜要項の募集人員表では、理学科として前期日程160人、後期日程23人が示され、その内訳として受験区分ごとの合格予定者数がかっこ書きされています。同じ表の注記には、これらの区分が「受験科目を選択するためのもの」だと明記されています。つまり数学受験を選んでも、数学・数理情報コースに入ることが決まるわけではありません。
| 選抜区分 | 募集の単位 | 2027年度の募集人員 |
|---|---|---|
| 一般選抜 前期日程 | 理学科(数学・物理・化学・生物・地学の受験区分) | 160人 |
| 一般選抜 後期日程 | 理学科(A(数学)・B(面接)の受験区分) | 23人 |
| 学校推薦型選抜Ⅰ(共通テストを課さない) | コース別(生物学・地学) | 生物学7人・地学12人 |
| 学校推薦型選抜Ⅱ(共通テストを課す) | コース別(数学・数理情報・物理学・化学) | 数学・数理情報10人・物理学5人・化学8人 |
| 入学定員(合計) | 理学科 | 225人 |
📚 用語解説
受験区分:愛媛大学理学部の一般選抜で、個別学力検査でどの科目を受けるかを選ぶための区分。前期日程は数学受験・物理受験・化学受験・生物受験・地学受験、後期日程はA(数学)・B(面接)に分かれる。募集人員表のかっこ内は各区分の合格予定者数を示すもので、入学後のコースを決めるものではない。
📚 用語解説
学校推薦型選抜Ⅰ・Ⅱ:愛媛大学理学部が実施する推薦入試。Ⅰは大学入学共通テストを課さず生物学コース・地学コースで、Ⅱは共通テストを課し数学・数理情報コース、物理学コース、化学コースで実施される。一般選抜と違い、こちらはコース単位で募集される。














生物学に進みたいのですが、一般選抜で生物受験を選ばないと生物学コースに行けないのでしょうか?














要項は受験区分を「受験科目を選択するためのもの」と書いており、コース配属を決めるとは書いていません。志望コースがはっきりしていて条件が合うなら、コース単位で募集される学校推薦型選抜Ⅰ・Ⅱも並行して検討する価値があります。一般選抜では、コースへのこだわりよりも「どの科目なら個別試験で最も点を取れるか」で受験区分を選ぶのが合理的です。
この章のアクションは、志望を「愛媛大学理学部」で止めず、「一般選抜前期のどの受験区分か」まで下ろすことです。区分が決まれば、次章以降で見る倍率も配点も自分に関係する行だけに絞れます。逆に区分を決めないままだと、5つの数字を眺めるだけで学習計画に落ちません。
前期日程の倍率|2026年度は実質2.0倍、区分別では1.4〜2.6倍
愛媛大学が公表した2026年度一般選抜(前期日程)の実施状況では、理学部理学科は志願者421人、受験者390人、合格者192人でした。受験者を合格者で割った実質倍率は2.0倍です。志願者421人を募集人員160人で割った志願倍率は2.6倍で、この2つは別の数字です。注目したいのは受験区分別のばらつきで、実質倍率は物理受験の1.4倍から地学受験の2.6倍まで開きます。同じ理学科でも、どの科目で受けるかによって競争の厳しさが変わっているということです。
| 受験区分 | 合格予定者数 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 志願倍率 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 数学受験 | 42人 | 130人 | 123人 | 53人 | 3.1倍 | 2.3倍 |
| 物理受験 | 40人 | 71人 | 64人 | 45人 | 1.8倍 | 1.4倍 |
| 化学受験 | 40人 | 103人 | 92人 | 49人 | 2.6倍 | 1.9倍 |
| 生物受験 | 30人 | 90人 | 85人 | 35人 | 3.0倍 | 2.4倍 |
| 地学受験 | 8人 | 27人 | 26人 | 10人 | 3.4倍 | 2.6倍 |
| 理学科 計 | 160人 | 421人 | 390人 | 192人 | 2.6倍 | 2.0倍 |
📚 用語解説
実質倍率:実際に試験を受けた人数を合格者数で割った競争率。愛媛大学の実施状況では「合格者数」欄の倍率がこれにあたる。出願したまま受験しなかった人を含む志願倍率とは意味が異なるため、比較するときは必ず定義をそろえる。














物理受験が1.4倍なら、得意でなくても物理で出願した方が有利ということですか?














それは危険な発想です。倍率が低いのは、合格予定者40人に対して志願が71人しか集まらなかった年だからで、翌年も同じとは限りません。しかも個別試験の物理は300点あり、得意でない科目で受ければその300点を落とします。倍率は選ぶ順番の最後に見る材料で、最初に見るのは「どの科目なら個別試験で最も点が取れるか」です。
この章で記録すべきなのは、自分が受ける予定の区分について志願者・受験者・合格者・実質倍率の4つをセットで書き出すことです。たとえば数学受験なら「志願130人・受験123人・合格53人・実質2.3倍」と並べます。数字を1つだけ切り出すと、翌年に志願者が動いたときに解釈できなくなります。4つ並べておけば、志願が増えたのか受験率が変わったのかを自分で判断できます。
後期日程の倍率|志願15.5倍でも実際に受験したのは3人に1人
後期日程の理学科は、2026年度に志願者357人が集まりました。募集人員23人に対する志願倍率は15.5倍で、この数字だけを見ると極端に難しく感じます。しかし実際に受験したのは113人で、志願者の31.7%にとどまりました。合格者は37人なので、受験者を合格者で割った実質倍率は3.1倍です。前期日程は志願421人に対して390人が受験しており、受験率は92.6%でした。同じ理学科でも、前期と後期では出願後の行動がまったく違うということです。
| 受験区分 | 合格予定者数 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 志願倍率 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| A(数学) | 13人 | 250人 | 80人 | 23人 | 19.2倍 | 3.5倍 |
| B(面接) | 10人 | 107人 | 33人 | 14人 | 10.7倍 | 2.4倍 |
| 理学科 計 | 23人 | 357人 | 113人 | 37人 | 15.5倍 | 3.1倍 |
📚 用語解説
志願倍率:志願者数を募集人員で割った倍率。愛媛大学の実施状況では「志願者数」欄の倍率がこれにあたる。出願の集まり方を見るには有効だが、後期日程のように出願後に受験を回避する人が多い日程では、実際の競争率より大幅に高く見える。














後期の出願者が受験に来ないのは、なぜですか?














国公立大学の後期日程は、前期で合格した人が受験しないためです。出願は前期の合格発表前に済ませるので、志願者には前期で決まった人が多く含まれます。だから357人の志願をそのまま同じ会場で争う人数と考えるのは誤りです。ただし3.1倍という実質倍率は前期の2.0倍より高く、合格者が37人しかいない事実も変わりません。楽観も悲観もせず、数字の意味だけを正確に受け取ってください。
後期の合格者は理学科全体で37人。前期の192人と比べれば5分の1以下です。受験率が低いおかげで実質倍率は3.1倍に収まっていますが、募集の規模自体が小さいことは変わりません。後期を前提に計画を組むのではなく、前期を軸に据えたうえで後期を併願先として設計してください。
前期と後期のどちらを軸にするか|倍率と試験内容から決める
前期と後期の差は倍率だけではありません。前期は数学・物理・化学・生物・地学のうち1科目を個別学力検査で受けますが、後期はA(数学)が数学の学力検査、B(面接)が口頭試問を含む面接です。Bを選べば筆記の個別試験はありませんが、面接に300点が配点されます。区分別に見ると、後期Aは志願250人・受験80人・合格23人で実質3.5倍、後期Bは志願107人・受験33人・合格14人で実質2.4倍でした。後期の中でもAとBで1.1倍分の差があります。
| 判断軸 | 前期日程 | 後期日程 |
|---|---|---|
| 個別試験の形 | 数学・物理・化学・生物・地学から1科目 | Aは数学、Bは面接(口頭試問を含む) |
| 2026年度の実質倍率 | 2.0倍(区分別1.4〜2.6倍) | 3.1倍(A3.5倍・B2.4倍) |
| 2026年度の合格者数 | 192人 | 37人 |
| 個別試験の実施日 | 令和9年2月25日 | 令和9年3月12日 |
| 共通テストの扱い | 750点で必須 | 750点で必須(後期も同じ) |














後期Bは面接だけなら、筆記が苦手でも狙えるということでしょうか?














共通テスト750点は後期Bでも必須なので、筆記を避けられるわけではありません。違うのは残り400点の中身で、Bは面接300点と出願書類100点です。口頭試問を含む面接なので、理科や数学の内容を口頭で説明できる状態が求められます。合格者も14人と少ないため、「筆記が苦手だから逃げる」ではなく「口頭で説明する形式の方が力を出せる」という積極的な理由がある人向けの区分だと考えてください。
愛媛大学理学部の配点|共通テスト750点+個別400点の1150点満点
2027年度入学者選抜要項によると、理学部の一般選抜は前期・後期ともに共通テスト750点、個別学力検査等400点、合計1150点満点です。個別学力検査等400点の内訳は、学科試験(または面接)が300点、出願書類(調査書)が100点で、要項には「出願書類は点数化する」と明記されています。総得点に占める共通テストの割合は約65%で、個別試験の学科試験は約26%にとどまります。理系学部というと二次試験勝負のイメージがありますが、愛媛大学理学部は共通テストの比重が明確に大きい設計です。
| 区分 | 配点 | 総得点1150点に占める割合 |
|---|---|---|
| 大学入学共通テスト | 750点 | 約65% |
| 個別学力検査等(学科試験または面接) | 300点 | 約26% |
| 個別学力検査等(出願書類・調査書) | 100点 | 約9% |
| 合計 | 1150点 | 100% |
📚 用語解説
個別学力検査:大学が独自に実施する試験。愛媛大学理学部の前期日程は数学・物理・化学・生物・地学から1科目、後期日程はAが数学、Bが面接(口頭試問を含む)で、いずれも300点。共通テストとは別に対策時間を確保する必要がある。
📚 用語解説
出願書類の点数化:愛媛大学理学部では、一般選抜の出願書類(調査書)を100点として得点に加える。共通テスト750点・学科試験300点と並ぶ配点要素であり、要項にも点数化する旨が明記されている。高校での学習記録が総得点1150点のうち100点分を占める点は、計画段階で押さえておきたい。














共通テストが65%なら、個別試験の対策は後回しでもいいのでしょうか?














後回しにするのではなく、比率どおりに配分してください。共通テストは6教科8科目で範囲が広く、積み上げに時間がかかります。一方の個別試験は1科目300点なので、範囲は狭いぶん深さが必要です。「共通テストを軸に置きつつ、個別試験の1科目は早い段階から過去問で形式に慣れる」という二本立てが、この配点に合った進め方です。
受験区分で共通テストの配点が変わる|数学受験と理科受験の違い
愛媛大学理学部の配点でとくに見落とされやすいのが、受験区分によって共通テストの内訳が入れ替わる点です。前期の数学受験は共通テストの数学が①②合わせて150点、理科が200点。一方、物理・化学・生物・地学受験は数学が200点、理科が150点です。ここに個別学力検査の300点が加わるため、総得点で見ると数学受験は数学450点・理科200点、理科系の受験区分は数学200点・理科450点となります。つまり同じ1150点でも、重みの置かれる教科が正反対になります。
| 受験区分 | 共通テストの数学 | 共通テストの理科 | 個別試験300点 | 総得点での数学/理科 |
|---|---|---|---|---|
| 数学受験(前期) | 150点(①75+②75) | 200点 | 数学 | 数学450点/理科200点 |
| 物理・化学・生物・地学受験(前期) | 200点(①100+②100) | 150点 | 選んだ理科1科目 | 数学200点/理科450点 |
| A(数学)(後期) | 200点(①100+②100) | 200点 | 数学 | 数学500点/理科200点 |
| B(面接)(後期) | 200点(①100+②100) | 200点 | 面接 | 数学200点/理科200点 |














数学が得意なら、共通テストの数学の配点も高い区分を選んだ方がよさそうですが、数学受験は逆に150点に下がるのですね。














そこが理解しどころです。個別試験で数学を300点分受けるので、共通テストの数学の重みが下げられている、という設計です。ただし合計では数学450点なので、数学が武器であることに変わりはありません。後期Aならさらに数学500点まで上がります。判断の順番は、まず総得点での教科別の重みを見て、次に自分の得点源と一致する区分を選ぶ、です。
理学部の共通テストは国語100点、地理歴史・公民50点、数学①②、理科2科目、外国語、情報Ⅰ50点の6教科8科目です。前期は外国語200点・後期は外国語150点で、日程によって英語の重みも変わります。地理歴史・公民が50点と軽い一方、情報Ⅰにも50点が配点されている点は計画時に見落とさないでください。
愛媛大学の他学部と比べた理学部の位置
理学部の難易度を判断するには、同じ年度・同じ一般選抜の学部データと並べる必要があります。2026年度の前期・後期を合算した学部単位の実質倍率を見ると、理学部は2.2倍で、全学合計の2.3倍をわずかに下回ります。最も高いのは医学部の3.9倍、最も低いのは農学部の1.8倍で、理学部はその中間です。学部名から受ける印象と実際の競争率は必ずしも一致しません。
| 学部 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 法文学部 | 1,218人 | 672人 | 319人 | 2.1倍 |
| 教育学部 | 418人 | 260人 | 122人 | 2.1倍 |
| 社会共創学部 | 391人 | 341人 | 116人 | 2.9倍 |
| 理学部 | 778人 | 503人 | 229人 | 2.2倍 |
| 医学部 | 594人 | 349人 | 89人 | 3.9倍 |
| 工学部 | 1,675人 | 980人 | 475人 | 2.1倍 |
| 農学部 | 379人 | 244人 | 138人 | 1.8倍 |
| 全学合計 | 5,453人 | 3,349人 | 1,488人 | 2.3倍 |














理学部が2.2倍なら、愛媛大学の中では入りやすい方だと考えていいのでしょうか?














学部間の比較は、志望を変える理由ではなく現在地を知るための材料です。理学部の2.2倍は前期と後期を合算した学部全体の数字で、前期だけなら2.0倍、後期だけなら3.1倍でした。自分が受ける日程まで下ろすと見え方が変わります。学部名の並びより、自分の日程と受験区分の行を読む方が判断に直結します。
なお、同じ愛媛大学でも法文学部は人文社会学科の昼間主コースと夜間主コースで倍率が分かれており、理学部とは募集の構造がまったく違います。文系との比較を確認したい場合は愛媛大学法文学部の倍率・偏差値をまとめた記事を参照してください。学部をまたいで比較するときは、必ず同じ年度・同じ選抜区分・同じ倍率の定義でそろえることが前提です。
出願から合格発表までの流れと、学習計画への落とし込み
2027年度(令和9年度)の日程は要項で確定しています。共通テストは令和9年1月16日・17日、出願は1月18日から2月3日まで、前期の個別学力検査は2月25日、合格発表は3月6日10時です。後期の個別学力検査は3月12日、合格発表は3月20日16時です。あわせて要項の冒頭には、令和9年度入学者選抜で法文学部・理学部・農学部は「令和8年度入学者選抜方法からの変更はありません」と記載されています。2026年度の実績データをそのまま参考にできるということです。
| 時期 | 確認すること | 学習計画への反映 |
|---|---|---|
| 要項公表後(令和8年6月〜) | 受験区分ごとの配点と共通テスト科目 | 受験区分を1つに決め、個別試験の科目を固定する |
| 令和9年1月16日・17日 | 共通テスト本番(750点) | 6教科8科目を均等ではなく配点比で仕上げる |
| 令和9年1月18日〜2月3日 | 出願(前期・後期を同時に判断) | 前期の区分と後期のA/Bを事前に決めておく |
| 令和9年2月25日 | 前期の個別学力検査(300点) | 選んだ1科目の過去問を時間内で再現できる状態にする |
| 令和9年3月12日 | 後期の個別学力検査(300点) | 前期発表前の期間に手を止めない計画を用意する |














共通テストが終わってから、前期の個別試験まで約5週間しかないのですね。














だからこそ、個別試験の1科目は共通テスト前から手をつけておく必要があります。愛媛大学理学部の個別試験は数学なら数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・C、理科なら選んだ科目の基礎を含む全範囲が出題範囲です。5週間で一から仕上げる分量ではありません。共通テスト対策と並行して、週に決まった時間だけでも個別試験の演習を入れてください。
愛媛大学理学部は「普通の対策」では受からない
結論から言います。愛媛大学理学部を目指すなら、授業を受けて分かった気になるだけの「普通の対策」では厳しいです。2026年度の前期日程は受験390人に対して合格192人で実質2.0倍、後期日程は受験113人に対して合格37人で実質3.1倍でした。そして2027年度の配点は共通テスト750点+個別400点の1150点満点で、共通テストは6教科8科目。しかも受験区分によって数学450点・理科200点か、数学200点・理科450点かが入れ替わります。必要なのは情報を集めることではなく、自分の区分の配点を毎日の学習量に翻訳し、実行を続ける仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、6教科8科目の優先順位が崩れやすい
独学でも要項と参考書は手に入ります。しかし共通テスト750点の中で情報Ⅰ50点と地理歴史・公民50点をどう扱うか、外国語200点にどれだけ割くか、個別試験の1科目300点をいつ始めるかまで決め、遅れを自分だけで修正し続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に表れます。
映像授業・アプリだけでは、個別試験の答案が仕上がらない
映像授業は理解の助けになりますが、視聴後に数学の途中式や理科の記述をどこまで書けたかを毎回確認する仕組みではありません。愛媛大学理学部の個別試験は1科目300点で、数学なら数学Ⅲ・Cを含む全範囲が出題されます。万人向けの講義を受けるだけでは、自分の失点原因と次の演習を結ぶ計画が弱いままになります。
集団授業の大手予備校では、受験区分ごとの配点差に対応しきれない
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱うため、数学450点・理科200点で戦う生徒と、数学200点・理科450点で戦う生徒に、同じ密度で対応することは困難です。前期の実質倍率2.0倍という選抜の中で、自分の区分にだけ必要な配分を実現するには、平均的な進度とは別の個別計画が必要です。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行まで追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、共通テスト6教科8科目と個別試験1科目を毎日どう回したかまで追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、失点は同じ場所に残り続けます。














教材の種類より、自分の受験区分の配点どおりに毎日を回せる仕組みが要るということですね。














そのとおりです。配点も倍率も要項と公式データで分かります。差がつくのは、その情報を今日の問題数、復習、記述の修正に変え、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾はそこを1日単位で設計し、毎週の確認へつなげます。
だからこそ、愛媛大学理学部を本気で狙うなら、配点情報を毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、愛媛大学理学部の公式要項と現在の答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは、学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口という固定の6つの特徴を、理学部対策へどう接続するかを整理します。














管理されるといっても、愛媛大学理学部向けには具体的に何が変わるのでしょうか?














受験区分を決め、その区分の配点どおりに時間を割り振るところから変わります。数学受験なら数学450点・理科200点、理科受験なら数学200点・理科450点です。そのうえで「今日はどの単元を何問、どこまで直すか」を数値化し、確認テストと答案で定着を確かめます。大学名だけの一般論ではなく、選んだ区分と失点に合わせて行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
愛媛大学理学部の共通テスト6教科8科目と個別試験1科目を、配点比に沿って一日ごとの実行量へ落とします。何をするか迷う時間を減らし、演習と復習に使う時間を確保します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ理学部志望でも、数学受験と理科受験では総得点での重みが正反対になります。要項の配点と現在の答案を結び、生徒ごとに優先順位を変えた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
情報Ⅰ50点や地理歴史・公民50点のような配点の軽い科目を後回しにしすぎないよう、日々の進捗と毎週の確認で調整します。計画の遅れや同じ誤答の繰り返しを早めに修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
個別試験は数学Ⅲ・Cや理科の全範囲から出題されるため、指導側にも国公立理系の出題への理解が必要です。専属科目に強い講師が、改善点を具体的な行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、愛媛大学理学部の前期の受験区分、後期のA・B、共通テストを一つの計画へまとめられます。総合型選抜や英語資格とは混同せず、一般選抜の要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
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まとめ|愛媛大学理学部は日程と受験区分で倍率も配点も変わる
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 前期日程の倍率 | 2026年度は志願421人・受験390人・合格192人で実質2.0倍 |
| 後期日程の倍率 | 2026年度は志願357人・受験113人・合格37人で実質3.1倍 |
| 志願15.5倍の正体 | 後期の志願357人を募集23人で割った志願倍率。受験率は31.7% |
| 区分別の実質倍率 | 前期は物理1.4倍〜地学2.6倍。後期はA3.5倍・B2.4倍 |
| 配点 | 共通テスト750点+個別300点+出願書類100点=1150点満点 |
| 配点の入れ替わり | 数学受験は数学450点・理科200点、理科受験は数学200点・理科450点 |
| 募集の単位 | 一般選抜は理学科の一括募集。推薦のみコース別 |
| 最初の行動 | 日程と受験区分を1つに決め、その区分の配点で計画を組む |














倍率の数字を集めるより、日程と受験区分を決めて配点を見る方が、次にやることが明確になりますね。














それがこの記事の結論です。愛媛大学理学部は前期で192人、後期で37人が合格した選抜でしたが、数字を眺めるだけでは答案は変わりません。前期か後期かを決め、受験区分を1つに絞り、その区分の1150点の内訳どおりに時間を割り振る。公式情報を行動へ変えれば、「倍率が高そう」という漠然とした不安は、今日やることのリストになります。
愛媛大学理学部を目指すときは、第三者サイトの倍率を1つだけ見て結論を出さないでください。倍率は愛媛大学公式の入学試験実施状況を、配点と科目は同じ年度の入学者選抜要項を確認し、自分の答案と照合します。令和9年度は理学部の選抜方法に変更がないと要項で明記されているため、2026年度の実績はそのまま計画の土台に使えます。そのうえで毎日の学習量と確認方法まで決めることが、合格可能性を高める最も再現性のある進め方です。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 前期の倍率 | 前期日程の倍率(区分別1.4〜2.6倍) |
| 後期の倍率 | 後期日程の倍率と受験率31.7% |
| 配点 | 共通テスト750点+個別400点の内訳 |
| 受験区分の選び方 | 数学受験と理科受験の配点差 |
| 学部間の比較 | 愛媛大学の他学部と比べた位置 |
Q. 愛媛大学理学部の2026年度の倍率はどれくらいですか?
A. 前期日程は志願421人・受験390人・合格192人で、受験者を合格者で割った実質倍率は2.0倍です。後期日程は志願357人・受験113人・合格37人で実質3.1倍でした。前期・後期を合算した学部単位では志願778人・受験503人・合格229人・実質2.2倍です。
Q. 愛媛大学理学部の後期が15倍以上と書かれているのはなぜですか?
A. 後期日程の志願者357人を募集人員23人で割った志願倍率が15.5倍だからです。ただし実際に受験したのは113人で、志願者の31.7%にとどまりました。受験者113人に対して合格者は37人なので、実質倍率は3.1倍です。
Q. 愛媛大学理学部の配点はどうなっていますか?
A. 2027年度は共通テスト750点、個別学力検査等400点(学科試験または面接300点+出願書類100点)の合計1150点満点です。総得点に占める共通テストの割合は約65%で、出願書類(調査書)も点数化されます。
Q. 受験区分によって配点は変わりますか?
A. 変わります。前期の数学受験は共通テストの数学150点・理科200点に個別試験の数学300点が加わり、総得点では数学450点・理科200点です。物理・化学・生物・地学受験は数学200点・理科150点に個別試験の理科300点が加わり、数学200点・理科450点となります。
Q. 愛媛大学理学部はコース別に募集されますか?
A. 一般選抜は理学科の一括募集で、コース別ではありません。募集人員表のかっこ内は各受験区分の合格予定者数で、要項には受験科目を選択するための区分だと記載されています。学校推薦型選抜Ⅰ・Ⅱのみ、生物学・地学・数学・数理情報・物理学・化学のコース単位で募集されます。
Q. 愛媛大学理学部の偏差値はいくつですか?
A. 愛媛大学が公表する公式偏差値はありません。偏差値は模試事業者が受験者集団から算出する相対指標なので、出典と受験時期を確認したうえで、1150点満点の配点や過去問の答案とセットで使ってください。
Q. 2027年度は入試方法が変わりますか?
A. 令和9年度入学者選抜要項には、法文学部・理学部・農学部について「令和8年度入学者選抜方法からの変更はありません」と記載されています。ただし要項は令和8年6月時点の内容なので、出願前に最新の学生募集要項で再確認してください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映
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