
徳島大学の歯学部を調べているのですが、「偏差値」と「倍率」で出てくる数字がサイトごとにバラバラです。歯学部って結局どれくらい難しいのでしょうか?














先に結論を言います。まず、徳島大学が公表している「公式の偏差値」は存在しません。そして倍率は、歯学部をひとまとめにすると見誤ります。2026年度の一般選抜は、歯学科が受験214人・合格39人で実質倍率5.5倍、口腔保健学科が受験37人・合格12人で3.1倍。同じ歯学部でも競争の厳しさが違います。この記事では、公式の入試結果と合格最低点、そして2027年度の配点表だけを使って、学科別・日程別に難易度を整理します。
「歯学部=とにかく難関」というイメージだけで対策を始めると、準備の方向がずれます。徳島大学の歯学部には歯学科と口腔保健学科という性格の異なる二つの学科があり、募集人員も、個別テストで課される科目も、合格に必要な得点率も別物です。2027年度入試で言えば、前期日程の配点合計は歯学科が1,075点、口腔保健学科が675点。個別テストの中身も、歯学科が数学・理科・英語の三教科である一方、口腔保健学科は英語だけです。この記事では、徳島大学が公表している一次資料に載っている数字だけを使い、「どちらの学科の、どの日程を、どの得点率で通過する必要があるのか」を具体的にします。
目次
- 徳島大学歯学部の偏差値・倍率は?先に結論を整理する
- 徳島大学歯学部の倍率【2026年度は歯学科5.5倍・口腔保健学科3.1倍】
- 歯学部4.9倍は徳島大学で最も高い|他学部との比較で位置づける
- 徳島大学歯学部の偏差値は公表なし|代わりに使う公式の合格最低点
- 前期と後期で何が変わる?志願倍率33.3倍と2段階選抜の基準
- 2027年度の入試科目と配点【歯学科1,075点・口腔保健学科675点】
- 歯学科と口腔保健学科、どちらに出願するかを決める
- 徳島大学歯学部の科目別対策をどう組み立てるか
- 面接と小論文はどう準備するか|点数化されない面接の重み
- 徳島大学歯学部は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|徳島大学歯学部は学科・日程別の公式数値から対策する
- よくある質問
徳島大学歯学部の偏差値・倍率は?先に結論を整理する
| 知りたいこと | 公式情報から言える結論 | 最初にとる行動 |
|---|---|---|
| 偏差値 | 徳島大学が公表する公式偏差値はない。代わりに合格者の最低点・平均点が公表されている | 模試の数字ではなく、公式の合格最低点と配点合計で「必要な得点率」を置く |
| 倍率 | 2026年度一般選抜の実質倍率は歯学科5.5倍、口腔保健学科3.1倍、歯学部計4.9倍 | 学部単位の数字で止めず、志望する学科と日程の倍率まで下ろす |
| 学科の違い | 2027年度前期の配点合計は歯学科1,075点、口腔保健学科675点。個別テストの科目も違う | 出願する学科を決めてから、その学科の配点表で科目の重みを確認する |
| 前期と後期 | 歯学科は後期の志願倍率が33.3倍。2段階選抜の対象学科でもある | 後期を「保険」と考えず、実施基準と個別試験の中身を先に確認する |
検索でよく並ぶ「偏差値」と「倍率」は、本来まったく別の情報です。偏差値は模試を運営する事業者が受験者集団の中での相対位置を示すために出す指標で、大学が定めるものではありません。一方の倍率は、実際に出願・受験・合格した人数から計算される事実の記録です。徳島大学は前者を公表していませんが、後者は学科別・日程別のPDFで公開しています。さらに、合格者の最高点・最低点・平均点まで配点合計つきで公表しているため、「何点取れば合格ラインに届くのか」は公式資料だけで確認できます。つまり、偏差値の数字を探し回るより、公式の最低点を得点率に直したほうが、そのまま学習計画の目標値になります。














偏差値の数字が出ていないと、自分の位置が分からなくて不安になります。それでも大丈夫でしょうか?














大丈夫です。むしろ精度は上がります。徳島大学は2026年度の合格者について、歯学科前期なら1,050点満点で最低703.9点という数字まで出しています。ここから逆算した必要得点率は、模試の偏差値よりはるかに具体的な目標になります。偏差値は「他人との比較」ですが、得点率は「今日の自分の答案」で確認できる指標です。
倍率を学科別に見る → 学内での位置を他学部と比べる → 偏差値の代わりに合格最低点を使う → 前期と後期の違いを知る → 2027年度の配点で科目の重みを決める、という順に読むと、検索で集めた断片が一つの受験計画にまとまります。
徳島大学歯学部の倍率【2026年度は歯学科5.5倍・口腔保健学科3.1倍】
徳島大学が公表した2026年度(令和8年度)一般選抜の入試結果を、歯学部の学科別・日程別に並べると次のようになります。歯学部全体では志願477人・受験251人・合格51人・実質倍率4.9倍。その内訳を見ると、歯学科は受験214人に対して合格39人で5.5倍、口腔保健学科は受験37人に対して合格12人で3.1倍でした。同じ学部でも、実質倍率には約1.8倍の開きがあります。「歯学部の倍率」という一つの数字だけを覚えても、自分が受ける試験の競争率にはなりません。
| 学科 | 日程 | 募集人員 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 歯学科 | 前期日程 | 24人 | 186人 | 161人 | 30人 | 5.4倍 |
| 歯学科 | 後期日程 | 6人 | 200人 | 53人 | 9人 | 5.9倍 |
| 歯学科 | 前期+後期 | 30人 | 386人 | 214人 | 39人 | 5.5倍 |
| 口腔保健学科 | 前期日程 | 5人 | 20人 | 14人 | 5人 | 2.8倍 |
| 口腔保健学科 | 後期日程 | 5人 | 71人 | 23人 | 7人 | 3.3倍 |
| 口腔保健学科 | 前期+後期 | 10人 | 91人 | 37人 | 12人 | 3.1倍 |
| 歯学部計 | 前期+後期 | 40人 | 477人 | 251人 | 51人 | 4.9倍 |
📚 用語解説
実質倍率:実際に受験した人数を合格者数で割った競争率。出願だけして受験しなかった人を含む志願倍率とは意味が異なる。この記事では徳島大学公式の志願状況・受験状況・合格状況のPDFから、学科別・日程別の受験者数と合格者数を取り出して算出している。














歯学科は前期5.4倍で後期5.9倍と、どちらも似た倍率なんですね。後期のほうが入りやすいと思っていました。














そこが誤解されやすいところです。歯学科の後期は募集6人に対して志願200人、志願倍率で言えば33.3倍でした。実際に受験したのは53人まで減りますが、それでも合格は9人だけ。受験者ベースで見ても5.9倍で、前期より緩くはありません。後期は「人数が減るから楽」ではなく、「残った受験者の中で9人に入る」試験だと考えてください。
この章で持ち帰ってほしいのは、倍率をメモするときに必ず四つの数字をセットで書き留める、という習慣です。志願者、受験者、合格者、そして実質倍率。この四つが揃っていれば、「人気の大きさ」と「実際の競争」を取り違えずに済みます。たとえば歯学科の後期は志願200人と受験53人の差が非常に大きく、志願者数だけを見ると実態より厳しく感じられます。逆に口腔保健学科の前期は受験14人・合格5人と規模が小さく、1人の増減が倍率を大きく動かします。母集団が小さい区分ほど年度によるブレが大きいので、単年度の倍率だけで判断しないことも重要です。
歯学部4.9倍は徳島大学で最も高い|他学部との比較で位置づける
徳島大学の中で歯学部がどの位置にあるのかは、同じ年度・同じ一般選抜のデータを並べればすぐに分かります。2026年度の実質倍率は、理工学部2.2倍、総合科学部2.4倍、医学部2.5倍、生物資源産業学部2.5倍、薬学部3.0倍、そして歯学部4.9倍。全学部合計は2.5倍ですから、歯学部は学内でおよそ2倍の競争率ということになります。医学部医学科のある大学では「医学部が一番厳しい」と考えられがちですが、実質倍率という指標で見る限り、徳島大学で最も高いのは歯学部です。
| 学部 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 総合科学部 | 543人 | 309人 | 127人 | 2.4倍 |
| 医学部 | 795人 | 492人 | 194人 | 2.5倍 |
| 歯学部 | 477人 | 251人 | 51人 | 4.9倍 |
| 薬学部 | 588人 | 260人 | 88人 | 3.0倍 |
| 理工学部 | 2,144人 | 1,247人 | 580人 | 2.2倍 |
| 生物資源産業学部 | 451人 | 221人 | 88人 | 2.5倍 |
| 全学部合計 | 4,998人 | 2,780人 | 1,128人 | 2.5倍 |
ただし、この数字の読み方には注意が必要です。実質倍率が高い理由は「志願者が殺到しているから」だけではありません。歯学部は募集人員そのものが小さく、一般選抜での合格者は歯学科39人・口腔保健学科12人の計51人です。分母である合格者数が小さければ、志願者が少し増えるだけで倍率は跳ね上がります。実際、受験者数で見れば歯学部は251人で、理工学部の1,247人や医学部の492人よりずっと小規模です。つまり歯学部は「規模が小さく、競争率が高い」という性格の学部だと理解するのが正確です。
- 歯学部: 4.9倍・251人
- 生物資源: 2.5倍














歯学部が学内で一番の高倍率なら、医学部より難しいということですか?














いいえ、倍率の高さと合格に必要な得点水準は別の話です。2026年度の合格最低点を見ると、前期の医学科は1,300点満点で986.0点、歯学科は1,050点満点で703.9点でした。得点率にすると医学科が約75.8%、歯学科が約67.0%です。倍率だけを見れば歯学部が上ですが、必要な得点率では医学科のほうが高い。指標が違えば順位も変わるので、どちらか一方だけで「どっちが難しい」と決めないでください。
他学部との比較から得るべき結論は、「倍率の低い学部へ逃げる」ことではありません。徳島大学の歯学部は、募集人員が小さいために倍率が高く出やすい構造を持っている。その構造を理解したうえで、合格者51人の側に入るために必要な得点率を公式データから確定させる。これが正しい使い方です。次の章では、その得点率を実際の公式数値から出していきます。
徳島大学歯学部の偏差値は公表なし|代わりに使う公式の合格最低点
徳島大学の入学者選抜要項にも入試結果のPDFにも、「歯学部の偏差値」という数値は掲載されていません。偏差値は模試を実施する事業者が、その模試を受けた集団の中での相対位置を表すために算出する指標です。母集団も判定方法も事業者ごとに違うため、大学が定める合格基準そのものではありません。この記事では出典を確認できない偏差値を転記せず、徳島大学が実際に公表している「一般選抜合格者の最高点・最低点・平均点」を使います。こちらは配点合計つきで公開されているため、そのまま必要得点率に変換できます。
| 学科・日程 | 配点合計 | 合格最低点 | 合格平均点 | 最低点の得点率 |
|---|---|---|---|---|
| 歯学科 前期日程 | 1,050点 | 703.9点 | 732.9点 | 約67.0% |
| 歯学科 後期日程 | 650点 | 478.9点 | 494.1点 | 約73.7% |
| 口腔保健学科 前期日程 | 650点 | 344.0点 | 379.5点 | 約52.9% |
| 口腔保健学科 後期日程 | 600点 | 364.9点 | 393.7点 | 約60.8% |
表の得点率は、公式に公表された合格最低点を同じく公式の配点合計で割って本記事が算出した値です。ここで一気に見えてくるのが、歯学科と口腔保健学科の難易度差です。前期日程で比べると、歯学科は約67.0%を確保しないと合格ラインに届かないのに対し、口腔保健学科は約52.9%。およそ14ポイントの差があります。「歯学部の偏差値」という一つの数字で語ると、この差は完全に消えてしまいます。学科を決めずに対策を始めるのが危険なのは、目標得点率がこれだけ違うからです。
📚 用語解説
偏差値:ある試験を受けた集団の中で、自分の得点がどの位置にあるかを示す相対指標。模試ごとに母集団や算出方法が異なるため、出典名と受験時期を切り離して使うことはできない。徳島大学は公式には公表しておらず、本記事では数値を掲載していない。
📚 用語解説
合格者の最低点:大学が公表する、その年度に合格した受験者のうち最も総合点が低かった人の得点。徳島大学は一般選抜について学科・日程別に最高点・最低点・平均点を配点合計つきで公開している。ただし合格者が10人に満たない区分は総合点のみの掲載で、共通テストと個別テストの内訳は出ない。














歯学科の前期が67.0%で後期が73.7%なら、後期のほうが高い点を求められるということですか?














そのとおりです。後期は配点合計650点のうち共通テストが450点を占め、個別テストは小論文の200点だけでした。共通テストの比重が高い分、共通テストで大きく崩れると挽回する手段が限られます。前期は個別テストが500点あるので、二次試験での逆転余地が残る。「後期は科目が少ないから楽」ではなく、「共通テストの完成度がそのまま出る日程」だと理解してください。
もう一段深く見られるのが、歯学科の前期日程です。この区分は合格者が30人と多いため、徳島大学は共通テストと個別テストの内訳まで公表しています。共通テストは550点満点で最低376.2点・平均402.4点、個別テストは500点満点で最低292.0点・平均330.5点でした。得点率に直すと、共通テストは最低で約68.4%・平均で約73.2%、個別テストは最低で約58.4%・平均で約66.1%です。つまり合格者は、共通テストで7割前後を確保しつつ、個別テストでは6割前後を取っていた計算になります。個別テストで満点近くを求められているわけではない、というのは対策方針を立てるうえで重要な事実です。
合格最低点は「その年に合格した中で一番低かった人の点」であり、安全圏ではありません。歯学科前期なら平均732.9点(約69.8%)を基準に置き、最低点はあくまで下限として扱ってください。また配点は年度で変わるため、2027年度は新しい配点合計で目標を計算し直す必要があります。
前期と後期で何が変わる?志願倍率33.3倍と2段階選抜の基準
徳島大学歯学部を受けるうえで、前期日程と後期日程は別の試験として設計を分ける必要があります。2026年度の実績で言うと、歯学科は募集24人の前期に志願186人(志願倍率7.8倍)、募集6人の後期に志願200人(同33.3倍)が集まりました。口腔保健学科は前期が募集5人に志願20人(4.0倍)、後期が募集5人に志願71人(14.2倍)です。どちらの学科も、後期のほうが志願倍率は大幅に高くなっています。国公立大学の後期は募集枠が小さく出願が集中しやすい、という一般的な構造がそのまま表れた形です。
| 項目 | 歯学科 前期 | 歯学科 後期 | 口腔保健学科 前期 | 口腔保健学科 後期 |
|---|---|---|---|---|
| 募集人員(2026年度) | 24人 | 6人 | 5人 | 5人 |
| 志願者数 | 186人 | 200人 | 20人 | 71人 |
| 志願倍率 | 7.8倍 | 33.3倍 | 4.0倍 | 14.2倍 |
| 受験者数 | 161人 | 53人 | 14人 | 23人 |
| 合格者数 | 30人 | 9人 | 5人 | 7人 |
| 実質倍率 | 5.4倍 | 5.9倍 | 2.8倍 | 3.3倍 |
📚 用語解説
志願倍率:志願者数を募集人員で割った倍率。出願段階の人気を表す数字で、実際に受験した人数は含まない。後期日程は前期で合格した受験生が受験を取りやめるため、志願倍率と実質倍率の差が前期より大きく開きやすい。














後期は志願者が受験までに大きく減るなら、出願しておくだけでも得ではないですか?














出願しておく価値は否定しませんが、「準備なしで枠が回ってくる」試験ではありません。歯学科の後期は個別テストが小論文200点で、日本語と英語の両方で書かれた文章や図表をもとに現代社会の問題を論じる形式です。口腔保健学科の後期は個別テストが面接150点のみで、こちらは面接が点数化されます。どちらも前期とは求められる力がまったく違うので、出願するなら後期用の準備を別に用意する必要があります。
2027年度入学者選抜要項によると、歯学部歯学科は志願者数が募集人員を大幅に上回り、前期日程で8倍、後期日程で25倍を超えた場合に2段階選抜を実施することがあると公表されています(医学部医学科・薬学部も対象)。参考として2026年度の志願倍率は前期7.8倍・後期33.3倍でした。実施の有無は令和9年2月10日に大学ホームページで発表される予定です。
2027年度の入試科目と配点【歯学科1,075点・口腔保健学科675点】
2027年度(令和9年度)の入学者選抜要項に載っている配点表を見ると、歯学科と口腔保健学科の設計思想の違いがはっきりします。歯学科の前期日程は配点合計1,075点。内訳は共通テスト575点(国語100・地理歴史/公民50・数学100・理科200・外国語100・情報25)と、個別テスト500点(数学200・理科100・外国語200、および点数化しない面接)です。共通テストの理科が200点と重く、個別テストでも数学と英語がそれぞれ200点。理系科目の負荷が高い設計になっています。
| 学科・日程 | 共通テスト | 個別テスト等 | 配点合計 |
|---|---|---|---|
| 歯学科 前期日程 | 575点(国100・地公50・数100・理200・外100・情報25) | 500点(数学200・理科100・外国語200+面接は点数化せず) | 1,075点 |
| 歯学科 後期日程 | 475点(国100・地公50・数100・理100・外100・情報25) | 200点(小論文200+面接は点数化せず) | 675点 |
| 口腔保健学科 前期日程 | 475点(国100・地公50・数100・理100・外100・情報25) | 200点(外国語200+面接は点数化せず) | 675点 |
| 口腔保健学科 後期日程 | 475点(国100・地公50・数100・理100・外100・情報25) | 150点(面接150) | 625点 |
一方の口腔保健学科は、前期日程の配点合計が675点です。共通テストは475点で歯学科の後期と同じ構成ですが、個別テストは外国語200点のみ。教科ごとの合計で見ると、外国語は共通テスト100点と個別200点を合わせて300点になり、配点全体の約44%を英語が占めます。数学と理科はそれぞれ100点ずつです。歯学科前期が数学300点・理科300点・外国語300点とバランスよく重いのに対して、口腔保健学科の前期は明確に英語中心。同じ「徳島大学歯学部志望」でも、毎日どの教科に時間を割くべきかが変わってきます。
📚 用語解説
個別テスト:大学が独自に実施する試験。徳島大学の要項では「個別テスト等」と表記され、学力検査のほか小論文・面接なども含む。歯学部では歯学科前期が数学・理科・外国語、歯学科後期が小論文、口腔保健学科前期が外国語、口腔保健学科後期が面接と、日程ごとに構成がまったく異なる。
📚 用語解説
2段階選抜:志願者数が一定の倍率を超えた場合などに、共通テストの成績で受験者を一次的に絞り込む仕組み。第1段階選抜とも呼ばれる。徳島大学では医学部医学科・歯学部歯学科・薬学部が対象で、歯学科は志願倍率が前期8倍・後期25倍を超えた場合に実施することがあると公表されている。














2026年度の合格最低点と2027年度の配点は、そのまま比べていいのでしょうか?














そこは慎重に扱ってください。2026年度の歯学科前期は配点合計1,050点でしたが、2027年度は1,075点です。後期も650点から675点に変わっています。ですから「703.9点を取ればいい」と点数のまま覚えるのではなく、得点率で約67.0%と覚えて、2027年度の配点合計にかけ直すのが正しいやり方です。数字は必ず出願する年度の要項で計算し直してください。
なお、面接の扱いも学科・日程で異なります。歯学科は前期・後期とも面接を実施しますが点数化されず、総合判定に含める形です。口腔保健学科の後期日程だけは面接が150点として点数化されます。そして要項には、面接の評価によって共通テストおよび個別テストの成績にかかわらず不合格になることがある、と明記されています。点数化されていないから軽い、ということではありません。
歯学科と口腔保健学科、どちらに出願するかを決める
ここまでの公式データを並べると、二つの学科は「同じ歯学部の中の選択肢」というより、別の試験だと考えたほうが実態に合います。歯学科は実質倍率5.5倍・前期の合格最低点の得点率が約67.0%・個別テストで数学と理科と英語を課す学科。口腔保健学科は実質倍率3.1倍・前期の得点率が約52.9%・個別テストは英語のみという学科です。もちろん、学ぶ内容も将来の進路も異なるため、数字だけで選ぶものではありません。ただ、志望が固まっている人ほど「その学科の配点で自分の得点がどう積み上がるか」を早く確認しておく価値があります。
| 判断軸 | 歯学科 | 口腔保健学科 |
|---|---|---|
| 2026年度の実質倍率 | 5.5倍(前期5.4倍・後期5.9倍) | 3.1倍(前期2.8倍・後期3.3倍) |
| 2026年度の合格者数 | 39人(前期30人・後期9人) | 12人(前期5人・後期7人) |
| 前期の合格最低点 | 1,050点満点で703.9点(約67.0%) | 650点満点で344.0点(約52.9%) |
| 2027年度前期の個別テスト | 数学200・理科100・外国語200=500点 | 外国語200=200点 |
| 2027年度後期の個別テスト | 小論文200点(日本語と英語の資料) | 面接150点(点数化される) |
| 2段階選抜 | 対象(前期8倍・後期25倍が基準) | 対象外 |














倍率も得点率も低いなら、口腔保健学科のほうが受かりやすいということですか?














数字の上ではそう見えますが、二つ注意があります。ひとつは母集団の小ささです。口腔保健学科の前期は2026年度に受験14人・合格5人でした。数人の増減で倍率が大きく動くので、単年度の数字を固定値として扱えません。もうひとつは、英語の比重が高いこと。前期は配点675点のうち英語が300点を占めます。英語が苦手なままだと、倍率が低くても届かない設計になっています。
まず「歯科医師を目指すのか、口腔保健の専門職を目指すのか」という進路の軸で決めます。そのうえで、選んだ学科の配点表を開き、自分の得点源がその配点でどれだけ効くかを計算します。倍率の低さを理由に学科を入れ替えると、必要な科目構成ごと変わってしまう点に注意してください。
徳島大学歯学部の科目別対策をどう組み立てるか
徳島大学歯学部の対策は、「歯学の知識を先取りすること」ではありません。2027年度の要項が歯学科の個別テストで求めているのは、数学(数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの全範囲、数学Aの「図形の性質」と「場合の数と確率」、数学Bの「数列」、数学Cの「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」)、理科(物理基礎・物理/化学基礎・化学/生物基礎・生物から選択、いずれも全範囲)、そして英語(英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲと論理・表現Ⅰ・Ⅱの範囲で「読むこと」「書くこと」を出題)です。範囲は数学Ⅲまで含み、理科も基礎を含む全範囲。文系的な負担ではなく、理系科目を高い完成度まで持っていく必要があります。
| 教科 | 2027年度歯学科前期の合計配点 | 確認したい状態 |
|---|---|---|
| 数学 | 300点(共通テスト100+個別200) | 数学Ⅲまで含む範囲を、途中の論理まで説明できる状態で解ける |
| 理科 | 300点(共通テスト200+個別100) | 共通テストで2科目、個別で選択した1科目を全範囲で仕上げる |
| 外国語 | 300点(共通テスト100+個別200) | 長文の主張を追えるうえに、英語で書く問題に対応できる |
| 国語 | 100点(共通テストのみ) | 共通テストの形式で安定して得点できる |
| 地理歴史・公民 | 50点(共通テストのみ) | 配点は軽いが、失点をそのまま総合点の差にしない |
| 情報 | 25点(共通テストのみ) | 配点は小さいので、時間配分を過大にしない |
この配点表を見ると、優先順位は自動的に決まります。歯学科前期では数学・理科・外国語がそれぞれ300点で、合計900点。配点合計1,075点の約84%をこの三教科が占めます。一方で国語100点、地理歴史・公民50点、情報25点は合わせても175点です。「全教科を均等に頑張る」という方針は、この配点に対しては効率が悪い。ただし共通テストは1点の失点も総合点に効くので、配点の軽い科目を捨てるという意味ではありません。三教科に厚く時間を配分しつつ、軽い科目は取りこぼしを減らす、という二段構えの運用が必要です。














理科は共通テストで2科目、個別で1科目ということは、結局どの科目を選べばいいのでしょうか?














選択は早めに固定してください。個別テストの出題範囲は物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物のいずれも全範囲です。共通テストで使う2科目と個別で使う1科目を別々に広げると、負担が一気に増えます。共通テストの2科目のうち1科目を個別でも使う形にして、深く仕上げる科目を絞るのが現実的です。この判断は高2の終わりから高3の春までに済ませておきたいところです。
もうひとつ、口腔保健学科を志望する場合の組み立ても書いておきます。前期日程は配点675点のうち外国語が300点。共通テストの英語100点と個別テストの英語200点を合わせて、全体の約44%です。数学と理科はそれぞれ100点なので、歯学科ほど理系科目に時間を割く必要はありません。逆に言えば、英語の完成度がそのまま合否に直結します。合格最低点の得点率が約52.9%と歯学科より低いのは事実ですが、その52.9%の中身は英語の比重が非常に高い、という点を見落とさないでください。
面接と小論文はどう準備するか|点数化されない面接の重み
徳島大学歯学部では、すべての学科・日程で面接が実施されます。歯学科は前期・後期とも面接を点数化せず総合判定に含める形、口腔保健学科の後期日程だけが面接150点として点数化されます。ここで見落としてはいけないのが、要項に書かれた一文です。面接は複数の面接担当者による個別面接または集団面接で実施され、その評価によって大学入学共通テストおよび個別テストの成績にかかわらず不合格になることがある、と明記されています。学力試験の点数が足りていても通らない可能性がある、という意味です。
| 区分 | 面接の扱い | 学力以外で問われるもの |
|---|---|---|
| 歯学科 前期日程 | 実施するが点数化せず総合判定に含める | 医療者としての姿勢や志望動機を口頭で説明できるか |
| 歯学科 後期日程 | 実施するが点数化せず総合判定に含める | 小論文200点と合わせて、考えを言葉にする力 |
| 口腔保健学科 前期日程 | 実施するが点数化せず総合判定に含める | 英語中心の学力に加え、対人職としての適性 |
| 口腔保健学科 後期日程 | 150点として点数化される | 個別テストが面接だけなので、準備の差がそのまま得点差になる |
歯学科の後期日程で課される小論文についても、要項に出題の方針が書かれています。日本語および英語で書かれた文章や図表等をもとに、現代の社会における諸問題について考察し、自らの考えを表現する出題を行う、という形式です。ここで重要なのは「英語で書かれた文章」が資料に含まれる点です。後期の共通テストで英語は100点ですが、個別テストの小論文200点でも英文読解が前提になります。英語を切り離して小論文だけを練習しても、資料を読む段階で止まってしまいます。
📚 用語解説
総合判定:点数化した得点だけでなく、点数化していない評価も含めて合否を決める方式。徳島大学の配点表では点数化しない項目に●印が付けられており、歯学部歯学科の面接は前期・後期ともこの扱いになる。配点欄に数字がないことと、評価されないことは同じではない。














面接は点数化されないなら、直前に少し練習すれば十分でしょうか?














それは危険です。点数化しないというのは「合否に関係しない」という意味ではなく、「点数の高低ではなく、総合判定の中で見る」という意味です。要項には成績にかかわらず不合格になることがあると書かれています。とくに口腔保健学科の後期は面接が150点で、個別テストがそれしかありません。志望理由と将来像を、自分の言葉で一貫して説明できる状態まで持っていってください。
徳島大学歯学部は「普通の対策」では受からない
結論から言います。徳島大学歯学部を目指すなら、授業を受けて分かった気になるだけの「普通の対策」では厳しいです。2026年度の一般選抜で、歯学科は受験214人に対して合格39人、実質倍率5.5倍。徳島大学の学部の中で最も高い競争率でした。そして2027年度の歯学科前期は配点合計1,075点のうち、数学・理科・外国語だけで900点を占めます。合格最低点の得点率は約67.0%。必要なのは情報を集めることではなく、この配点の中で三教科を毎日削り込み、実行を止めない仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、科目の配分が配点とずれていく
独学でも選抜要項と参考書は手に入ります。しかし、共通テストの理科200点と個別テストの数学200点・英語200点をどの比率で回すか、国語100点や情報25点にどこまで時間を使うかを毎週調整し続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に出ます。気づいたときには、配点の軽い科目に時間を使いすぎている、という状態になりがちです。
映像授業・アプリだけでは、答案の弱点が残りやすい
映像授業は理解の助けになりますが、視聴後に数学Ⅲの途中式、理科の記述、英作文の文法ミスまで毎回確認する仕組みではありません。徳島大学歯学部の個別テストは「読むこと」「書くこと」を問う英語と、全範囲の数学・理科です。万人向けの講義を受けるだけでは、自分の失点原因と学部の配点を結びつける個別の行動計画が作れません。
集団授業の大手予備校でも、平均的な計画になりやすい
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱うため、数学Ⅲが崩れている受験生と、英作文で減点され続けている受験生に同じ密度で対応することは困難です。歯学科の実質倍率5.5倍という競争の中では、自分の答案だけに残る弱点を埋めきれるかどうかが分かれ目になります。平均的な進度とは別に、自分専用の優先順位が必要です。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行まで追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、共通テスト6教科と個別3教科を毎日どう回したかまでは追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、失点は同じ場所に残り続けます。得点率を67.0%まで積み上げるには、授業と授業の間で何が起きているかを見る仕組みが要ります。














教材や授業の種類より、配点に合わせた実行が毎日続く仕組みを選ぶことが大事なんですね。














そのとおりです。徳島大学歯学部の配点も倍率も、公式資料を見れば誰でも分かります。差がつくのは、その情報を今日の問題数、復習、記述の直しへ変え、明日も続けられるかどうか。鬼管理専門塾は、そこを一日単位で設計し、毎週の確認へつなげます。
だからこそ、徳島大学歯学部を本気で狙うなら、公式の配点情報を毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、徳島大学歯学部の配点表と現在の答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは、学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口という固定の六つの特徴を、歯学科・口腔保健学科の対策へどう接続するかを整理します。














管理されるといっても、徳島大学歯学部向けには何が変わるのでしょうか?














歯学科前期なら数学・理科・外国語で900点、口腔保健学科前期なら英語300点、というように配点の重心が違います。そこから逆算して、今日は何をどこまで直すかを数値で決めます。大学名だけの一般論ではなく、選ぶ学科と日程、そして今の失点に合わせて行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
徳島大学歯学部の配点表から必要な得点率を出し、共通テスト6教科と個別テストの科目を一日ごとの実行量へ落とします。何をするか迷う時間を減らし、答案を直す時間を確保します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ歯学部志望でも、歯学科で数学Ⅲが課題の人と、口腔保健学科で英作文が課題の人では行動が違います。選抜要項と現在の答案を結び、生徒ごとに優先順位を変えた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
配点の軽い国語や情報を後回しにしすぎないよう、重い三教科と並行して進めます。日々の進捗と毎週の確認で、計画の遅れや同じ誤答の繰り返しを早めに修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
数学Ⅲまで含む個別テストや、英語の資料を使う後期小論文を答案から確認するには、指導者側にも難関大学受験への理解が必要です。専属の講師が改善点を具体的な行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、歯学科の前期科目、後期小論文、口腔保健学科の英語重視型を一つの計画へまとめられます。総合型選抜や英語資格とは混同せず、一般選抜の要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、歯学科と口腔保健学科のどちらを軸にするか、どの科目の答案に不安があるかから相談できます。入会前に管理方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、徳島大学歯学部のどの学科・どの日程を軸にするか、配点の重い科目からどう整えるかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
徳島大学歯学部の配点分析と学習計画を無料説明会で相談できます
まとめ|徳島大学歯学部は学科・日程別の公式数値から対策する
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 偏差値 | 徳島大学が公表する公式偏差値はない。合格最低点と配点合計から得点率で見る |
| 歯学科の倍率 | 2026年度は志願386人・受験214人・合格39人・実質倍率5.5倍 |
| 口腔保健学科の倍率 | 2026年度は志願91人・受験37人・合格12人・実質倍率3.1倍 |
| 学内での位置 | 歯学部4.9倍は全学部合計2.5倍の約2倍で、学内で最も高い |
| 必要な得点率 | 前期は歯学科が約67.0%、口腔保健学科が約52.9% |
| 2027年度の配点 | 歯学科前期1,075点・後期675点、口腔保健学科前期675点・後期625点 |
| 最初の行動 | 学科と日程を決め、その配点表で教科ごとの目標得点率を置く |














偏差値の数字を探し続けるより、学科ごとの配点と合格最低点を見たほうが、次に何をすればいいかがはっきりしますね。














それがこの記事の結論です。歯学科は5.5倍・約67.0%、口腔保健学科は3.1倍・約52.9%。同じ歯学部でも通るべきラインが違います。まず学科と日程を決め、2027年度の配点合計で目標点を計算し直し、配点の重い科目から答案を直していく。公式情報を行動へ変えれば、曖昧な不安は具体的な計画になります。
徳島大学歯学部を目指すときは、第三者サイトの偏差値や、学部単位でまとめられた倍率だけを見て結論を出さないでください。選抜要項は受験する年度の徳島大学公式ページ、入試結果と合格最低点は同じ年度・同じ選抜区分のPDFで確認し、自分の答案と照合します。そのうえで、毎日の学習量と確認方法まで決めることが、合格可能性を高める最も再現性のある進め方です。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 偏差値 | 公式の合格最低点で代替する章 |
| 倍率 | 学科別・日程別の実質倍率の章 |
| 学内での位置 | 他学部との比較の章 |
| 科目と配点 | 2027年度の入試科目と配点の章 |
| 学科の選び方 | 歯学科と口腔保健学科を比べる章 |
Q. 徳島大学歯学部の偏差値はいくつですか?
A. 徳島大学が公表している公式偏差値はありません。偏差値は模試を実施する事業者が受験者集団から算出する相対指標です。難易度の目安としては、大学が公表している2026年度一般選抜の合格最低点が使えます。歯学科の前期日程は1,050点満点で703.9点(得点率で約67.0%)、口腔保健学科の前期日程は650点満点で344.0点(同約52.9%)でした。
Q. 徳島大学歯学部の倍率はどれくらいですか?
A. 2026年度一般選抜の実質倍率は、歯学部全体で4.9倍(志願477人・受験251人・合格51人)です。学科別では歯学科が5.5倍(受験214人・合格39人)、口腔保健学科が3.1倍(受験37人・合格12人)。日程別では歯学科が前期5.4倍・後期5.9倍、口腔保健学科が前期2.8倍・後期3.3倍でした。
Q. 徳島大学の中で歯学部は難しいほうですか?
A. 実質倍率で見ると学内で最も高い学部です。2026年度は理工学部2.2倍、総合科学部2.4倍、医学部2.5倍、生物資源産業学部2.5倍、薬学部3.0倍に対し、歯学部は4.9倍でした。ただし歯学部は募集人員が小さく、合格者数も一般選抜で51人と少ないため、倍率が高く出やすい構造がある点は考慮してください。
Q. 歯学科と口腔保健学科では入試はどう違いますか?
A. 2027年度の配点合計は、歯学科が前期1,075点・後期675点、口腔保健学科が前期675点・後期625点です。個別テストは、歯学科の前期が数学200点・理科100点・外国語200点、後期が小論文200点。口腔保健学科は前期が外国語200点のみ、後期が面接150点です。同じ歯学部でも準備すべき科目がまったく異なります。
Q. 後期日程は前期より入りやすいですか?
A. 入りやすいとは言えません。2026年度の歯学科後期は募集6人に志願200人で志願倍率33.3倍、受験53人・合格9人で実質倍率5.9倍でした。合格最低点の得点率も前期の約67.0%に対し後期は約73.7%と高くなっています。後期は共通テストの比重が大きく、個別テストは小論文200点のみである点にも注意が必要です。
Q. 徳島大学歯学部で2段階選抜は実施されますか?
A. 2027年度入学者選抜要項では、歯学部歯学科が2段階選抜の対象学科とされています。志願者数が募集人員を大幅に上回り、前期日程で8倍、後期日程で25倍を超えた場合に実施することがある、と公表されています。実施の有無は令和9年2月10日に大学ホームページで発表される予定です。口腔保健学科は対象外です。
Q. 面接は点数化されないなら、対策しなくてもよいですか?
A. 対策は必要です。歯学科は前期・後期とも面接を点数化しませんが、点数化していない評価も含めて総合判定を行うと要項に書かれています。さらに、面接の評価により共通テストおよび個別テストの成績にかかわらず不合格になることがある、とも明記されています。口腔保健学科の後期日程では面接が150点として点数化されます。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映
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