始めに:英検scbtは大学受験に有効?期限は?大学受験に使える英語資格を紹介!
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本日はどのような記事になりますか?
本日は英検scbtは大学受験に有効?期限は?大学受験に使える英語資格を紹介!
というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
大学受験に英検scbtは使えない?
高校生になったばかりの方やこれから大学受験の準備を始める学生に向けて、英検とその中でも特にS-CBT形式が大学入試での利用可能性について深く掘り下げて説明します。
英語の資格は数多く存在し、そのすべてが大学受験において有効とは限らないため、どの資格が入試に有利に作用するのか、また英検S-CBTをはじめとする英検の種類が具体的にどのような形で活用できるのかについて、詳細にわたって案内します。
大学受験における英語資格の選択に迷っている受験生は、この機会に英検の概要とその利用価値について理解を深めていただければと思います。
大学受験で使える英検とは
英検、正式には実用英語能力検定試験と称され、日本英語検定協会により運営されています。この検定は、五級から一級にわたり設けられており、中学校レベルの英語から大学レベルの英語に至るまで、幅広い英語能力を測ることを目的として長きにわたり実施されています。
長年にわたる開催歴を持つ英検は、多くの人々にとって英語能力の証明として、また、自己の英語力を客観的に評価する機会として利用されています。
従来型英検と英検scbtの違い
英検S-CBTでは、従来の紙ベースのテストと異なり、テストの形式自体に変更はありませんが、試験の進め方が異なります。
従来型英検と英検scbtでは試験の時間と形式が異なる
英検S-CBTではリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4技能を一日で測定する一体型のテストを採用しています。
これは、従来の英検のように、一次試験と二次試験が別々に設定されているわけではなく、すべてのセクションを同一日に完了させる形式です。
英検S-CBTでは、たとえ合格に至らなかった場合でもスピーキングのスコアを得る機会があります。これは、受験者にとって特にスピーキング能力の評価を得たい場合に有利な制度です。また、一部のレベルでは一次試験の免除制度も設けられています。
↓以下から英検s-cbtがどのようなものなのか体験できるので、ぜひチェックしてみてください。
英検S-CBT体験版
試験は全てパソコン上で行われ、ライティングセクションに関しては、パソコンまたは紙を選択して解答することが可能です。
ただし、英検S-CBTは自宅での受験は認められておらず、指定された試験会場のパソコンを使用して受験する形式となっています。
結論、英検scbtは大学受験に使える
結論、英検S-CBTは大学入試に活用可能です。
英語能力を測定する英検S-CBTは、その形式に関わらず、多くの大学入試で使用することができます。この試験形式は、特に柔軟な受験スケジュールを提供し、四技能を網羅的に評価します。
ただし、利用できる大学や学部、特定の期限については、それぞれの教育機関が異なる規定を設けていることがあります。これは、特に医学部入試など、特定の学部で明確な使用期限が設定されている場合があるため、志望する大学の公式ウェブサイトやオープンキャンパスでの説明会を通じて、最新かつ正確な情報を収集することが重要です。
もし期限内に試験を受け、所定のスコアを獲得していれば、英検S-CBTを含む英検の成績は大学入試において有効とされることが期待できます。
英検以外の大学受験に使えるその他の外国検定資格は?
英検の他に大学入試で役立つ外国語資格として、GTEC、TEAP、TOEICが挙げられます。これらの中で、特にTEAPは私立大学の受験を検討している受験生にとって魅力的な選択肢と言えます。
TEAPは比較的知名度が低いかもしれませんが、英検と併用することで、受験生の英語能力をより幅広く示すことが可能となり、私立大学入試におけるアドバンテージを得られる可能性があります。
GTEC
特定の進学指向の高校では、英語の能力を測る試験として導入されているテストです。学校内で実施され、大学入試には直接適用されない場合が多いですが、類似の形式の試験を公開テストとして受けることが可能です。これらの公開テストは、大学入試に活用できるため、多くの受験生に利用されています。
その試験の大きな特徴は、大学入学共通テストで見られるように、グラフや表などの図表を読み解き、それに基づいた考察を求める問題が含まれている点です。このテストは、読解力だけでなく、批判的思考能力や情報を解釈し分析する能力を評価するために設計されています。
そのため、学校での内部テストに加えて、これらの公開テストに挑戦し、大学入試に向けて自身の英語能力をさらに高めていくことが推奨されます。
TEAPは特に上智志望には使える英語資格
TEAPは、特に上智大学で活用される英語の能力評価試験です。この試験の独特な特徴は、受験生の能力を相対的に評価する採点方式にあり、これにより得点が一定しないことがあります。また、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つの技能を全て一日で受験する形式を採用しているため、受験者は試験の長丁場に対応する必要があります。
この試験のレベルは非常に高く、難易度の高い問題が出題される傾向にあるため、上智大学を目指す受験生にとっては、対策として受験が強く推奨されます。上智大学を志望する学生にとって、TEAPの受験は、その高い難易度を乗り越えることで、英語力の高さを証明する機会となります。
試験の形式に慣れ、相対評価の方式を理解し、四技能をバランス良く伸ばすことが合格に繋がる重要なポイントとなります。
TOEIC
TOEICは、世界中で認知されている英語能力の評価試験であり、特にビジネス英語の能力を測るために広く利用されています。近年では、大学生だけでなく高校生にも受験の門戸が広がっており、教育現場でもその重要性が認識され始めています。
TOEICのリスニングセクションは、ネイティブスピーカーの発音を使用するため、日本人受験生にとっては聞き取りが難しい部分もありますが、このセクションを得点源とすることが可能な受験生にとっては、大きなアドバンテージとなり得ます。TOEICは、その実用性と公平な評価基準により、英語力を証明する手段として幅広い年齢層から支持を受けています。
TOEICの試験は、ビジネスシーンでの英語使用能力を測るために開発されたため、リスニングやリーディング能力を実践的な形で評価します。この試験において高得点を獲得するには、日常生活での英語聞き取り能力を高めるとともに、ビジネス関連の単語や表現に慣れ親しむことが不可欠です。
特にリスニングセクションでは、さまざまなアクセントや話速で話される英語に慣れることが、スコアアップの鍵となります。そのため、TOEIC対策としては、リスニング能力を鍛える練習に重点を置き、実際の試験に近い形式でのトレーニングを積むことが推奨されます。
よく聞く英検SCBTとは?
ここでは英検SCBTについて、詳しく解説していきます!
英検SCBTとは
英検SCBTは、伝統的な紙ベースの英検と比較して、いくつかの顕著な利点があります。その一つが、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのセクション全てを1日で完結できる点です。これは、受験生にとって非常に便利であり、特に時間管理が難しい受験生にとっては大きなメリットとなります。
また、ほぼ毎週土曜日に試験が開催されるため、受験生は自身のスケジュールに合わせて試験日を選択しやすく、準備が整った時に迅速に試験を受けることができます。従来の年に3回の試験開催と比較して、受験機会が増えるため、学生が自身の英語能力を柔軟に証明する機会を提供します。
このシステムにより、特に大学入試や留学申請など、特定の期限までに英語の資格が必要な受験生にとって、計画的に試験を受けることが可能になります。さらに、全てのセクションを1日で終えることができるため、受験のための準備と復習の効率が高まり、英語学習における継続性が保たれやすくなります。
英検SCBTが使える主な大学は?
全部は掲載できませんが、受験生の希望が多そうな英検の使える大学をピックアップしました!
- 早稲田…国際教養、文、文化構想、商
- 上智…全学部(国際教養除く共通テスト併用型入試)
- 明治…経営、商、総合数理、国際日本、農
- 青山学院…国際政治経済(国際政治、国際コミュニケーション)、総合文化政策
- 立教…全学部
- 中央…経済、文(英語文学文化以外)、総合政策、国際情報、国際経営
- 法政…文(英文)、法(法律、政治、国際政治)、経済(国際経済)、人間環境、キャリアデザイン、スポーツ健康、現代福祉、グローバル教養、情報科学、理工(航空操縦学除く)、デザイン工、生命科学
これだけ有名な大学で英検が使えますので、英検は絶対に受けたほうがよいと言えます!
英検は何級以下は使えない?
英語検定試験(英検)は、幅広いレベルが設定されており、受験生は自分の能力に合った級に挑戦することができます。しかし、大学入試における英検の活用は、大学や学部によって要求される級が異なります。
この点について、どのレベルの英検が大学入試で有効とされているのか、そしてその理由や具体的な活用法について詳細をお伝えします。
英検は何級から大学受験に使えるの?
大学入試において英語検定試験の成績を活用する方法は、大学や学部によって異なります。中でも英検は、その利用方法に幅があり、受験生にとっては重要な英語力の証明となり得ます。具体的には、英検の特定の級が入試の出願資格となるケース、特定の級を持っていると追加の得点が与えられるケース、あるいは英語の試験が免除されるケースなど、その利用方法は多岐にわたります。
大学受験において特に推奨されるのは、英検2級のハイスコアの取得です。このレベルを持っていると、多くの大学で出願資格を満たすだけでなく、試験得点にプラスアルファの加点を受けることができる場合があります。実際、英検2級のハイスコアは、準一級とほぼ同等の扱いを受けることができるため、大学入試において有利な立場を確保するための鍵となり得ます。
英検準二級は受験の二年前には取るべき!
英検準二級を受験する理由としては、大学入試に求められる英語力の基礎を固めるためです。英検の各級にはそれぞれ対応する英語レベルが設定されており、準二級は中学から高校初級レベルの英語力を測る試験です。多くの受験生は、英検を段階的に受けていく中で自分の英語力を客観的に把握し、基礎を固めていきます。
英検準二級は、大学入試で必要とされる文法知識や基本的な英語スキルを網羅しており、この試験を通じて学生は自分の弱点を発見し、それを克服するための勉強を行うことができます。実際に、英検準二級を取得することは、二級やそれ以上の級に進むための重要なステップとなります。
英検は大学受験に使えるの?
英検の活用は近年、大学入試において急速に広がりを見せています。もともと大学入試における英検の利用は限定的でしたが、最近では驚くほど多くの大学が英検の成績を入試に活用する方針を取り入れています。この変化は、英検が単に英語能力を測るためのツールとしてではなく、学生の英語における実用的な能力を広く認めるための基準として受け入れられ始めていることを示しています。
英検が大学受験に使える理由
英検が多くの大学入試で広く受け入れられている背景には、その独特な評価システムが大きく関わっています。英検は、試験の正答率に基づいて個々の受験生の成績を点数評価する方式を採用しており、これが公平で目標設定しやすい評価方法として評価されています。点数評価の仕組みでは、一定の基準点以上を獲得することが合格条件となるため、受験生は具体的な学習目標を持って準備を進めることが可能です。
英検のこのシステムは、他の受験生との相対的な成績ではなく、一定の基準をクリアすることで評価される点において、受験生にとって非常に分かりやすく、合格への道筋を明確にします。さらに、英検は長い歴史を持ち、豊富な参考書や教材が利用可能であり、受験生は自分に合った方法で効率的に学習を進めることができます。
例えば、特定の大学が英検の成績を入試での英語力の指標として使用する場合、受験生は自分が目指すスコアを明確にし、それに向けて準備を進めることができます。具体的には、合格点や目標スコアに到達するために必要な単語や文法、読解技術などを重点的に学習することができます。
英検のほかに使える資格は?
英検以外にも、英語の実力を証明できる試験は数多く存在します。ケンブリッジ英検、TOEIC、TOEFL、TEAP、GTECといった試験がその例です。これらの試験は、受験できる機会が限られており、多くの場合は公開試験として年に数回しか実施されないことが一般的です。
中でもTEAP試験は、特定の大学入試、例えば上智大学のような学校において出願資格として認められている場合があります。上智大学を志望する受験生にとって、TEAPはただの一つの選択肢ではなく、受験の必須条件となることもあるため、この試験について理解し、準備をしておくことが非常に重要です。
たとえば、上智大学を目指す学生は、TEAPの試験形式、出題範囲、対策方法などを事前にしっかりと把握し、適切な対策を行うことが受験成功への鍵となります。試験の特性を理解し、それに基づいた学習計画を立てることで、より効果的に試験に臨むことが可能になります。
英検には大学受験に使える期限がある!?
英検を利用する大学は増え続けており、早慶、MARCHや関関同立といった難関大にも英検で合格が可能になります。
英検を大学入試で利用する際、受験生が最も注意すべき点は、その有効期限が定められているという事実です。英検のスコアや級が大学入試においてどれだけの期間有効かは、受験生にとって重要な情報となります。
ここでは、英検の利用可能期限に関する詳細を明らかにしていきます。
英検取得〇カ月で大学受験には使えなくなる!?
英検のスコアを大学入試に活用する場合、その有効期限は一般的に2年間とされています。このことは、特に推薦入試や一般入試で英検の成果を利用しようと計画している受験生にとって、重要なポイントです。高校1年生やそれ以下の学年で英検に合格しても、大学入試時にはその成果が無効になってしまう可能性があるため、注意が必要です。
この背景を踏まえて、高校入学直後の時期は、英検準二級の取得を目標に、まずは自身の基礎英語力の向上に注力することが推奨されます。この段階で英語の基本をしっかりと身につけることで、後に英検2級以上の資格取得を目指す際にも、より効率的に対策を進めることが可能となります。
具体的には、高校1年生の間に基礎的な文法知識の習得、豊富な語彙の蓄積、そして基本的なリーディングやリスニングの技術を鍛えることが重要です。このように基礎からしっかりと力をつけることで、受験生は後に英検の上級級への挑戦や、大学入試での英語試験に向けて、より自信を持って臨むことができるでしょう。
英検はいつ取れば大学受験に使えるの?
英検の取得時期について考える際、最適なタイミングは個々の受験生の状況によって異なりますが、一般的には高校2年生の終わりごろに取り組むことが推奨されます。特に英検準一級などの高度なレベルに挑戦する場合は、複数回の受験が必要になることも少なくありません。
そのため、高校3年生の夏前に英検の資格を取得しておくと、受験準備の本格化に向けて余裕を持つことができます。
英検を受験する最適なタイミングは、高校3年生の夏前と考える理由は、この時期ならばまだ受験勉強のピーク期に入る前であり、英検に必要な対策を講じやすいからです。また、この時期に英検に合格することで、受験生は大学入試の英語試験に対する自信をつけることができます。
しかし、英検準一級などの上級レベルの試験は合格が困難であるため、万が一高校3年生の夏に受験して合格できなかった場合は、冬の受験シーズンに向けた準備に影響を及ぼす可能性があります。そのため、この時期に英検に落ちた場合は、受験生自身の精神的な負担を考慮し、別の対策に切り替えることも一つの選択肢です。
英検は理系の大学受験でも使えるの?
英検は、文系学部の受験に有利と広く認識されています。しかし、この先入観に反して、実際には理系学部を持つ大学でも英検のスコアを入試で活用している事例が少なくありません。
英検が理系の大学受験でも使える理由
英検の取得が、理系の受験生にとっても大きなメリットをもたらすことは明白です。理系学部の選抜では、英語の試験が他科目に比べて差をつけにくい傾向があります。これは、理系科目の問題が高度な専門知識を要求する一方で、英語は比較的平均化されやすいからです。
しかし、ここで英検を取得することの価値が顕著になります。英検を持っていることで、英語の成績が優遇され、その分他の理系科目に集中できる時間が増えます。例えば、英検の高い級を取得していれば、英語の試験を免除される場合もあるため、理系科目の勉強にさらに専念でき、結果として難関理系大学への道がひらけるのです。
英検が使えるのは文系の大学受験よりも理系の方が有利?
英検の受験が、理系の学生にとって特に有益とされる理由は、その試験内容の性質と受験生の特性に起因します。まず、英検では自然科学に関連するトピックが頻出するため、これらの分野に慣れ親しんでいる理系学生は自然と有利な立場に立てることが多いです。この科学的トピックへの親和性が、理系学生にとって大きなプラスポイントとなります。
加えて、理系学生は一般に論理的な思考や問題解決スキルが高い傾向にあり、この能力が英検での論述や長文読解問題を解く際に生かされます。理系の学習過程で培われるこれらのスキルが、英検での高得点獲得に直結します。
英検2級以上が使える大学
英検2級を取得することで、地方の名門大学の入試において英語の成績が満点とみなされる場合があります。これは英検2級が示す英語力が、多くの大学にとって必要とされる基準を満たすか、あるいは超えていると評価されるためです。英検2級は、日常生活や学業で使われる英語の知識及びコミュニケーション能力を問われる試験であり、この資格を持つことで学生は一定の英語運用能力があると認められます。
英検2級以上が使える関東の大学
慶応義塾大学以外の早慶上智、MARCH、日東駒専の大学のすべて
英検準一級は、特に関東地方の多くの大学入試で高く評価される傾向にあります。この資格を持つことによって、受験生は顕著な加点を受けることができる場合が多く、場合によっては英語の成績が満点とみなされることすらあります。この傾向は、国公立大学をはじめとする多数の学校で見られ、英検準一級が受験生にとって重要なアドバンテージとなっていることが確認できます。
例えば、秋田大学や金沢大学、そして福井大学や茨城大学、千葉大学など、多くの名門とされる国公立大学では、英検準一級の持つ価値を認識し、入試においてそれを積極的に考慮しています。これらの大学においては、英検準一級を持つ受験生は、英語において高いレベルの達成度を示しているとみなされ、その他の受験生と比較して顕著な優位性を享受できます。
英検2級以上が使える関西の大学
英検の利用可能性に関しては、関西地区の大学では、関西学院大学や同志社大学を含む関関同立や産近甲龍などの名門校での活用が見られます。ただし、関西学院大学や同志社大学では、英検のスコアによる直接の加点制度は設けられていない点には留意が必要です。
さらに国公立大学では、医学部を含む一部の学部で英検準一級が求められるケースがあります。具体的には、広島大学や鹿児島大学の医学部では準一級の取得が有利に働くことがあり、また九州工業大学、山口大学、佐賀大学、長崎大学、宮崎大学といった大学も英検の成績を入試において考慮する傾向にあります。特に九州大学のような旧帝大では、英検のスコアが受験生の選抜に一定の影響を及ぼすこともあります。
早慶上智MARCHで英検が使える大学
早慶MARCHにおいては、慶應義塾大学以外は英検は使えると考えておいて良いでしょう。
上智大学
上智大学での英検利用については、特定の学部で英検2級が活用可能ですが、外国語学部の場合はより高いレベルである英検準一級の取得が求められる場合があります。この差異は、外国語学部がより高度な英語能力を学生に要求しているためです。
したがって、上智大学の外国語学部を目指す学生は、英検準一級の取得を目標に勉強計画を立てる必要があるでしょう。
上智大学のように特定の学部でより高い英語能力を要求される場合、受験生は英語力向上のための追加的な勉強や、準一級取得に向けた具体的な対策を講じる必要があります。
英語力の証明として英検のスコアを活用する場合、特に外国語学部を目指す学生は、入念な準備と計画が求められることになるでしょう。
1.法学部
2.文学部
3.総合人間科学部
4.外国語学部のドイツ語学科およびフランス語学科(2級A)・ロシア語学科・ポルトガル語学科・イスパニア語学科(2級A)
5.総合グローバル学部(総合グローバル学科(2級A)
6.理工学部
7.経済学部
慶應義塾大学は英検が使えない
慶應義塾大学では、英検2級や準一級のスコアを入試に利用することができないため、一般入試における英語科目の対策に専念する必要があります。これは、慶應義塾大学が一般入試において独自の英語試験を実施し、その内容とレベルに特化した準備が求められるからです。
慶應義塾大学を目指す学生は、大学が定める英語試験の形式や出題傾向に合わせた勉強を行うことが重要となります。そのため、過去問題を解析し、読解力、語彙力、文法知識、そしてライティングやリスニング能力など、幅広い英語力をバランスよく鍛えることが成功の鍵となります。
具体的な勉強方法としては、まず過去の入試問題を繰り返し解くことで、出題傾向や問題の難易度に慣れることが大切です。また、新聞や雑誌、学術論文など、多様な英語の読み物に触れることで、実践的な読解力を高めることが推奨されます。さらに、英語のニュースやポッドキャストを聴くことでリスニング能力を強化し、英語日記を書くなどしてライティングスキルの向上にも努めると良いでしょう。
早稲田大学は1学部のみ英検が使える
早稲田大学の国際教養学部を受験する際には、英語能力の証明として英検のスコアを利用することが可能です。この学部では、英検2級を持っていることで特定の加点が得られますが、さらに高いレベルの資格を取得することでその加点は増えます。具体的には、英検準一級を取得すれば10点の加点が、英検一級を取得すれば15点の加点がそれぞれ入学試験の評価に加算されます。
このような加点制度は、英語を重視する学部の特性上、受験生にとって大きなメリットとなります。したがって、早稲田大学国際教養学部を目指す学生は、英検に早期から取り組むことが推奨されます。
勉強方法としては、まず英検準一級や一級の過去問題に取り組み、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの各セクションをバランス良く対策することが重要です。特に、加点が見込める準一級以上のレベルを目指す場合は、実践的な英語能力が求められるため、日常的に英語を使う習慣を身につけることも有効です。
具体例としては、英語のニュースサイトやポッドキャストを活用してリスニング力を鍛える、英語で日記を書くことでライティングの練習をする、英会話サークルに参加してスピーキング能力を高めるなどがあります。これらの取り組みを通じて、英検で高いスコアを獲得し、国際教養学部入試での加点を目指しましょう。早稲田大学国際教養学部を志望する受験生にとって、英検の準備は入試成功への重要なステップとなります。
青山学院大学
青山学院大学の地球社会共生学部を目指す学生にとって、英語検定試験の利用は大きなチャンスです。この学部では、一般入試、推薦入試、そして自己推薦入試を含む複数の入試方式で、英検2級の成績を有効に活用することが可能です。英検2級を取得していることは、入試における英語力の証明として、受験生にとって有利に作用します。
このように英検2級が評価される背景には、地球社会共生学部が国際性や社会貢献を重視する教育方針を持つことがあります。英語のコミュニケーション能力は、グローバルな視点から社会問題に取り組む上で不可欠です。そのため、英検2級以上の資格を持つ受験生は、その英語力を教育方針に合致する能力としてアピールできるのです。
具体的な対策としては、まず英検2級の試験内容に精通することが重要です。過去問を解いて試験の傾向と対策を練り、リーディングやリスニング、ライティング、スピーキングの各セクションに対する総合的な対策を立てることが必要です。また、実際の入試形式に合わせた模擬試験を定期的に行うことで、試験当日のパフォーマンスを最大限に高めることも大切です。
1.地球社会共生学部/地球社会共生学科の一般入試
2.地球社会共生学部/地球社会共生学科の推薦(全国高等学校キリスト者)
3.地球社会共生学部/地球社会共生学科の自己推薦の出願
4.総合文化政策学部/総合文化政策学科の一般入試・推薦(全国高等学校キリスト者)の出願
5.コミュニティ人間科学部/コミュニティ人間科学科のの一般入試の出願
最後に:英検に合格をするには?
ここまで英検scbtは大学受験に有効?期限は?大学受験に使える英語資格を紹介!について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映