【必見】学習院大学専門塾/予備校が解説する学習院大学文学部国語の入試傾向と対策

菅澤孝平

学習院大学専門塾/予備校GAKU-PASSの代表菅澤です。

このページでは、学習院大学文学部の国語入試問題の傾向や特徴を解説しております。

学習院大学に合格するには学部別の対策と同時に、科目別の対策も必要になってきます。

学習院大学文学部に合格したい方は「国語」の特徴や傾向を理解したうえで勉強に励みましょう。

▼30秒で回答可能!▼
無料説明会・1ヶ月返金保証制度の

受講が可能です!
▼30秒で回答可能!▼
無料説明会・1ヶ月返金保証制度の参加が可能です!

学習院大学文学部とは

菅澤孝平

学習院大学文学部についての情報は別途コチラに記載しております。

学習院大学文学部を知りたい方はコチラより閲覧してください。

学習院大学文学部「国語」の前提情報

試験時間90分
大問数5題
解答形式マークシート・記述併用型
頻出単元現代文(論説文)
古文・漢文
菅澤孝平

学習院大学文学部は他の学部とは違い、古典が二題出題され、一題は漢文となっています。

本記事では漢文についても解説しているので、ぜひこの記事を読んで漢文対策の参考にしてみてください!

また、珍しく問題の中に入試の配点が掲載されています。2021年の問題で例を出すと、

大問①漢字(10点)

大問②論説文(45点)

大問③論説文(35点)

大問④古文(40点)

大問⑤漢文(20点)

となっており、論説文の配点が多くなっています。従って、現代文を中心に対策するという方法も考えられますね。

現代文は二題とも評論文となっています。従って、多くは論理的に考える問題です。キーワードを見つける問題から、小問では漢字や語句の意味を問う国語常識問題や、理由説明や記述問題など、多岐に渡る出題形式が見られます。

試験時間は90分と長めの設定ですが、設問数は多くなっているためスピードが求められます。

余裕を持って問題を解くためには、時間配分を意識して解答をする必要があるでしょう。

学習院大学文学部「国語」の傾向

菅澤孝平

それでは、学習院大学文学部「国語」の特徴・傾向を見ておきましょう。

■現代文の特徴

菅澤孝平

先述のように、学習院大学文学部の国語では2題の論説文と、古典が2題出題されます。

まずは、現代文の問題形式を確認していきましょう。

学習院大学文学部現代文の問題は、大きく分けて3つの問題が存在します

■漢字の書き取り問題
■キーワード抜き出し
穴埋め問題

■説明問題

以上の問題が存在します。

■漢字の書き取り問題

例:

漢字の書き取り問題とは、傍線が引かれている語句の漢字を書き取る問題のことです

菅澤孝平

さて、大学入試国語の最初といえば「漢字」です。共通テストでも、ほかの大学の入試でも必ずといっていいほど漢字は出題されます。


しかしながら、学習院大学の国語は一味違い、最初の大問ではすべての問題の漢字の書き取りがある上に、第二問目でも5題ほどの漢字の書き取りがあります。従って、漢字の問題を疎かにはしていけません。対策としては、二つのことを取り組めば十分です。


①参考書を一冊完璧にする。

1冊の参考書を準備して、その1冊を完璧に仕上げるようにしましょう。従って、漢字の参考書を何冊も用意する必要はありません。逆に多くのものに手を付けてしまうと、一冊一冊がおろそかになってしまい、おススメはできません。


②模試で間違えた問題を何度か練習をする。

模試で出題される書き取り問題は入試本番でも出題される可能性が高い傾向にあります。従って、問題の作成者が出題しやすい語句を選んでくれているわけなので模試において出題されたものは確実に書き取れるようにしましょう。

また、2021年の問題には四字熟語の問題が二題ほど出ました。2022年の問題にも四字熟語が出題されるかもしれません。受験に出題されやすい四字熟語は、漢字と意味をセットにして覚えておきましょう。

■キーワード抜き出し・穴埋め問題

例:

キーワード抜き出し・穴埋め問題とは、問題文中のキーワードを抜き出したり、空欄に当てはめたりする問題のことです。

菅澤孝平

学習院大学文学部の国語の問題は穴埋めや抜き出しの問題が多い傾向にあります。これらの問題が出題された際はとにかく「何度も本文中に出現する重要な言葉」を見つけましょう。

穴埋め問題は様々な単語を本文に当てはめていく問題です。ここで測られる力は語彙力と文脈判断できる力です。

従って、対策の方法としては、日頃から文章を読む際に、各文章の関係性を考えながら読むのをおススメします。

問題を解く際には脳内で、
「なんでこの文章の後にこれが来るのだろう?」

「この文が果たす役割って何だろう?」

と意識してみましょう。

■説明問題

例:

「説明問題」は文章で線が引いてある言葉の言いかえを正しく選択する問題のことです。

菅澤孝平

説明問題は本文の内容の言いかえを正しく解釈できるかを問われる問題です。

したがって本文のキーワードをしっかりと把握しておく必要があり、類義語やそれに似た意味について本文を読む際に慎重に見つけていきましょう。

【ポイント】言い換えに必要なのは豊富な語彙力

選択肢で使われるのは、知っていることが期待されている語句です。その意味がわからなければ、本文を言い換えているかどうか判断できません。選択肢に知らない語句が出てきたら、必ず意味を調べて覚えましょう。

この問題の正答率を上げるためには日々の問題を解く際に、わからない単語やよくわからない文章があった際には随時調べ、理解することがカギとなります。

■古文の特徴

菅澤孝平

学習院大学文学部の国語の問題には古典が二題出題され、片方は漢文となっています。従って、古文だけの対策だけではなく日頃から漢文の対策も行いましょう。

学習院大学文学部古典の問題は、大きく分けて3つの問題が存在します。

■知識問題
■穴埋め問題

■本文読解問題

以上の問題が存在します。

■知識問題

例:

知識問題は古文の単語を始めとする、文法、作品の知識など一問一答形式で出題される問題のことです

菅澤孝平

知識問題では単語や文法などにおいて基本的な部分を問う問題が出題されています。ここでの問題は基礎的なものが多く、多くの受験生が正解します。従って、ここで点数を落としてしまうとほかの受験生との差をつけられてしまいます。

特に、学習院大学文学部の知識問題では古文単語の現代語訳が多く出題されます。対策としては、単語を覚えるのみです。受験するうえで知っておくことがマストの事柄であるため、単語だからといい疎かにせず、しっかりと取り組みましょう。古文単語と文法は英単語の勉強のように何度も何度も繰り返し練習して完璧にしておくことが望ましいです。


また、これらの知識問題で問われるものは古文読解の上で基礎的なものとなります。逆に理解できないとスムーズに読み進めることはできません。対策としては日頃から英単語のように古文単語を覚えるほか、学校の授業や作品の作られた背景を理解する必要があります。


また、漢文では読み方が二題出題される傾向があります。入試問題における漢文の読みは頻出語句があり、それを覚えてしまえばスマートに解けることができます。従って、隙間時間などに漢文の読み問題の単語帳を作る、一問一答形式の問題に取り組むなど対策をしましょう。

■穴埋め問題

例:

穴埋め問題とは問題の本文中にある空欄に適切な言葉を入れる問題です。

菅澤孝平

2021年の学習院大学国語の問題では、古文、漢文ともに穴埋め方式の問題が多数出題されています。文章中に単語を入れるものから、文法で当てはめるもの、さらに短歌の穴埋め問題まで出題されます。

【対策方法】
基本的に対策方法は他の問題とあまり変わりません。単語を身につける、正しく文法を理解できる、読解をスムーズに進められるように古文常識を身につけていきましょう。

しかしながら、短歌の穴埋めは違った対策方法になります。短歌は上の句、下の句があります。以下に説明してある、掛詞・枕詞が存在していた場合、解答のヒントとなることがあります。

確実に合格したい人は余裕を持たせるためにそのような掛詞、枕詞を頭に入れておくといいかもしれません。

【掛詞・枕詞の役割について】

①掛詞

掛詞は同音異義語を使って1つの表現に2つの意味を含ませる技術のことです。

例えば、小野小町の

「花の色は うつりにけりな いたずらに わが身世にふる ながめせしまに」

の短歌には、「ふる」という表現に「(雨が)降る」と「(年が)経る」、「ながめ」という表現に「長雨」と「眺め」という2つの意味が込められています。

②枕詞

枕詞とは、和歌の初句に置かれ、その後に出現する決まった言葉を導くために使われる言葉です。

例えば、在原業平の

「ちはやふる 神代も聞かず 竜田川 から紅に 水くくるとは」

という歌では、「ちはやふる」が枕詞となって、「神」という言葉を導いています。

このような働きをする語句について様々な種類が存在します。従って入試に頻出なものは把握しておくとよいでしょう。

■本文読解問題

例:

本文読解問題は本文を一から理解して正しい選択肢を選択する問題のことです。

菅澤孝平

本文読解問題を解くときに必要なことは、単語を正確に覚えられる力、文法を正しく理解できる力古文常識の三つです。

まず、単語の力がなければ本文そのものを読み進めることができません。次に、文法を正しく理解できていないと正確に解釈することができません。最後に、古文常識がなければ背景が理解できないことによって本文を深く読むことができません。従って、この三つの力を伸ばす必要があります。

①古文単語力の伸ばし方。
先ほども軽く説明しましたが。古文単語は英単語のように単語集を使ってインプット、アウトプットを繰り返すのみです。何度も取り組み単語を確実なものにしていきましょう。


②文法力の付け方

文法とは、明らかな定義に基づいて、文の構造を決める法則のことをいいます。

従って、文法を勉強する際には、ただひたすら問題演習するのではなく、なぜ、「ナ変」と呼ぶのか、なぜ「四段」ではいけないのか、という用語の疑問を、明らかにする学習を意識して取り組むことが良いでしょう。


学習院大学文学部の国語には文法のみの問題も存在します。さらに、漢文にも文法を利用してどのように問題の白文に「レ点」「一二点」をつけるか問われるものもありますので、基本的なものは押さえておきましょう。


③古文常識の付け方

古文常識を身につけることは本文の背景をしっかりと想像できて読むことができることに繋がってきます。従って本文を解釈しやすくできます。


勉強方法としては、単語帳の中にある豆知識などに目を向け、古文の漫画を読んで古文の雰囲気を掴むことが挙げられます。古文を読み進めるうえで理解しがたいことが減るので、勉強の合間に読んでおくと良いです。

この三つの力を身につけたうえで本文読解に取り組むとスラスラと読めるようになっていきます。一つだけの力をつけるのではなく、三つのことをバランスよく取り組むことをおススメします。

学習院大学文学部「国語」の攻略法

菅澤孝平

続いて、学習院大学文学部の国語攻略法を記します。

ここに該当してない場合、合格は厳しいです。

しかし、これらに該当している場合は合格の可能性が高いと言っていいでしょう。

現代文と古文のやり方は共通することが多いため攻略法は同じ記述をいたします。

❶1文を徹底的に読み理解すること→漢字・現代文単語・助詞・助動詞の理解

菅澤孝平

学習院大学文学部国語攻略法1つ目、「1文を徹底的に読み理解すること」です。

菅澤孝平

「1文を徹底的に読み、理解すること」は国語の問題を解くにあたって一番大切なこととなります。なぜなら、文章というものは一つの文がいくつもあって成り立っているものです。一文を理解できなければ正しく読解することができません。

ここで大切になってくることが細かい語句の理解です。文章は様々な要素に分解することができます。従って、文中の漢字や単語の意味の理解と合わせて、助詞や助動詞が文章の中でどのような働きをしているのか理解する必要があります。

では、どのようにすれば一文一文を理解できるようになるのでしょうか?

【対策法】

一度解いた文章をもう一度解いてみましょう。もう一度同じ問題を解くことは無意味だと思っていませんか?そんなことありません、一度読んだ文章をもう一度読むことは先ほど説明した細かい語句を理解するための近道となります。従って、良い精読のトレーニングとなります。是非取り組んでみてください。

以上をもって、一文を理解することが出来ると現代文・古文の世界は広がります。

❷1文と1文との関係性を把握すること

菅澤孝平

学習院大学文学部国語攻略法2つ目、「1文と1文との関係性を把握すること」です。

菅澤孝平

先ほども説明した通り、文章は一つの文章が集まってできているものです。それなので一つ一つの関係性をしっかりと掴む必要があります。

なぜなら、文章の因果関係、全体の読解には一つ一つの文章がどのような役割を果たしているかで理解が深まるからです。



【文の関係性をつかむポイント】

関係性を把握するためには接続詞に注目することが大事です。

逆接なのか、順接なのか、それとも具体例を述べようとしているのかなどが接続詞を見れば理解できると思います。

例えば、理由問題の際には「○○だから」や「なぜなら○○」の部分を探せば、文章の関係性が容易に把握できます。

対策方法としては先ほどの本文に印をつけることになります。具体的に説明すると、

順接(だから、それで、そのため、このため、そこで、するとしたがって、ゆえに、それゆえに など)には波線、

逆説(しかし、しかしながら、が だけど、けれども でも、それでも ものの、とはいうものの など)には二重線などと形を変えることによって文章が立体的になり読み進めやすくなるでしょう

従って、接続詞をないがしろにせず注意深くチェックしながら読み進めていきましょう。

❸本文全体が要約できること

菅澤孝平

学習院大学文学部国語攻略法3つ目、「本文全体を要約できること」です。

菅澤孝平

最後の攻略法は「本文全体を要約できること」になります。

なぜ本文の要約が大切であるのか説明すると、本文要約が的確にできるようになれば、文章を矛盾なく理解したり、筆者の主張についてポイントを絞って考えたりできるようになるからです。

本文要約をするためには、以下の三つのことをすべて意識する必要があります。

一文をしっかりと理解することができている。

②対比関係が見つけられている

③抽象的な表現に対する適切な具体例を挙げること

文章を読む際には以上の三つを意識しましょう。

しかし、気を付けてほしいことして、最後の攻略方法の順番を間違えないでください。あくまでも、

・一文が理解できる

→文同士の関係性をつかめる

→文章の要約ができるようになる。

という流れとなります。

従って、文が理解できないにもかかわらず要約をしようとしても全くできません。この順序を意識して勉強に取り組んでみてください。

本文要約こそが国語の勉強において一番重要となってきます。国語は成果が出るのに時間がかかる教科です。成績が伸びなくてつらい時もあると思いますが、あきらめずに頑張ってください!

菅澤孝平

以上で学習院大学文学部の国語の解説を終わりますが、他の学校・学部の国語の記事も掲載してありますのでぜひご覧ください!

この記事を書いた人

Goda Shinnosuke