「全統共通テスト模試は本番より難しいのか」「日程はいつで、どの回を受けるべきか」「得点・偏差値・判定のどれを信じればよいのか」——初めて受ける高校3年生や浪人生ほど、数字の多さに迷います。結論から言えば、この模試は単にA〜E判定を受け取るイベントではありません。河合塾が大学入学共通テストに準拠して実施し、得点、全国偏差値、順位、共通テスト換算得点、設問別成績を次の学習計画へ変えるための模試です。
この記事では、2026年度の河合塾公式資料を基に、公開会場・自宅受験の日程と料金、各科目の時間・配点・出題範囲、難易度の考え方、偏差値と判定の読み方、英語・数学・国語・理社・情報の対策、受験後の復習手順までを一つにつなげます。年度が変われば日程と料金は変わるため、申込時は必ず河合塾の最新実施要項を確認してください。

全統共通テスト模試を初めて受けます。難しいという話も聞きますが、偏差値と判定だけ見れば今の実力は分かりますか?











偏差値と判定だけでは不十分だよ。日程ごとの目的、得点率、換算得点、設問別の失点まで順番に見ると、次の模試までに何を直すべきかが具体的に分かる。そこまで一緒に整理しよう。
目次
全統共通テスト模試とは?難易度・特徴・受けるメリット











学校でも別の模試を受けています。全統共通テスト模試を追加で受ける意味は、全国偏差値を知ることだけですか?











全国での位置だけではない。共通テスト型の時間配分を試し、設問別の穴を見つけ、志望校の配点に合わせて次の学習を決めるところまでが価値なんだ。
全統共通テスト模試は、河合塾が高3生・高卒生を対象に実施するマーク式模試です。河合塾の公式案内は「大学入学共通テストに準拠した問題を出題する」と説明しており、公開会場受験と自宅受験(Web形式)が用意されています。英語リーディング・リスニング、数学、国語、理科、地理歴史・公民、情報Ⅰを、志望校で必要な科目に合わせて受験します。
📚 用語解説
全統共通テスト模試:河合塾が実施する高3生・高卒生向けのマーク式模試。大学入学共通テストに準拠した問題で、得点・偏差値・順位・志望校の合格可能性評価などを確認します。
難易度は「本番より難しい・簡単」と固定できない
難易度について最初に押さえたいのは、河合塾公式が「本番より何点分難しい」「第3回ほど必ず難しくなる」とは示していないことです。公式に確認できるのは、大学入学共通テストに準拠した出題であることと、各回で学習時期に応じた範囲が設定されていることです。平均点は問題だけでなく、その回を受けた集団、学習進度、科目選択にも左右されます。したがって、友人の感想だけで「難化」「易化」と決めるのではなく、公開後の平均点と自分の設問別成績を確認します。
①本番準拠の形式に対応できたか、②志望校で必要な得点率との差はいくつか、③同じ学力レベル層と比べてどの設問が弱いか、の3点で判断します。感想ではなく成績資料から難しさを分解します。
受けるメリットは「判定」よりも改善材料の多さ
河合塾の個人成績では、今回の得点、全国レベルでの偏差値・順位、現卒内順位、校内順位に加え、共通テスト換算得点、志望校の合格可能性評価、設問別の得点・平均点、学習アドバイス、過回成績の推移を確認できます。国公立大は最大第5志望まで、私立大と合わせて最大第9志望まで評価を提示することも公式ページに明記されています。
共通テスト本番そのものの科目別難易度や平均点の変化も併せて知りたい場合は、サイト内の2026共通テスト全科目の難易度と2027年度対策も参考になります。ただし、本番の平均点と模試の平均点は受験時期も母集団も異なるため、数字を直接引き算して優劣を決めないようにしましょう。
2026年度の日程・受験料・成績公開日











第1回から第3回まで全部受ける必要がありますか?部活や学校行事と重なるので、優先順位を決めたいです。











目的が違うから、できれば連続受験がよい。第1回は早期の型慣れ、第2回は夏までの成果確認、第3回は夏以降の総点検として使う。欠席する回があるなら、前後の模試や自宅受験で補おう。
河合塾の2026年度年間スケジュールと受付月別の実施詳細を整理すると、公開会場の全統共通テスト模試は5月3日、7月26日、10月18日の3回です。自宅受験は公開会場より後に設定され、Web上で問題を見てWeb上に解答を入力します。会場によっては実施日が異なる、または実施しない場合があるため、申込画面で最終確認が必要です。
| 回 | 公開会場実施日 | 自宅受験(Web) | 成績公開・提供日 | 主な役割 |
|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 2026年5月3日 | 5月16日・17日 | 会場5月29日/自宅6月8日 | 共通テスト型へ早期に慣れ、基礎の穴を発見 |
| 第2回 | 2026年7月26日 | 8月29日・30日 | 会場9月7日/自宅9月14日 | 夏までの学習成果を確認し、秋の優先課題を決定 |
| 第3回 | 2026年10月18日 | 11月7日・8日 | 会場11月16日/自宅11月24日 | 夏以降の総点検と志望校までの距離確認 |
2026年度の一般生向け受験料は、公開会場の全統共通テスト模試がリスニングあり8,800円、リスニングなし7,700円、自宅受験(Web形式)が7,100円です。料金や受付期間は年度・模試・申込経路で変わり得ます。学校や塾を通して申し込む場合は実施日や案内方法も異なるため、所属先の指示を優先してください。
「公開会場実施日」「学校実施日」「自宅実施日」を混同しないでください。また、成績公開日を待ってから復習を始めるのでは遅いため、試験当日に自己採点し、公式の個人成績が出たら分析を更新する二段階方式にします。
📚 用語解説
ドッキング総合評価:同じ回の全統共通テスト模試と全統記述模試の成績を組み合わせ、共通テストと二次・私大試験を合わせた形で総合的に評価する仕組み。第2回・第3回で公式に案内されています。
国公立大学志望者は、第2回・第3回の全統記述模試も受けると、共通テスト型だけでなく二次試験まで含めたドッキング総合評価を確認できます。マーク式で高得点でも記述力が不足する人、逆に記述は強いのに共通テストの処理速度で失点する人を分けられるため、出願戦略の精度が上がります。
出題科目・試験時間・配点・回ごとの範囲











共通テストで使う科目は全部受けた方がよいですか?苦手な理科を後回しにして、得意科目だけ受けることも考えています。











志望校で必要な科目は原則すべて受けよう。得意科目だけでは総合点の穴が見えない。特に国公立志望は、理社と情報を含めた一日の集中力や科目間の切り替えまで模試で確認する必要がある。
主要科目の時間と配点は、英語リーディング80分・100点、英語リスニング30分・100点、数学Ⅰ・Aまたは数学Ⅰが70分・100点、数学Ⅱ・B・Cが70分・100点、国語が90分・200点です。理科の基礎科目は2科目を60分で解き各50点、理科の専門科目は各60分・100点、地理歴史・公民は各60分・100点、情報Ⅰは60分・100点です。必要な科目と第1解答科目の扱いは志望大学の要項に合わせます。
| 教科・科目 | 時間 | 配点 | 2026年度公式範囲の要点 |
|---|---|---|---|
| 英語リーディング | 80分 | 100点 | 英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、論理・表現Ⅰ |
| 英語リスニング | 30分 | 100点 | 英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、論理・表現Ⅰ |
| 数学Ⅰ・A/数学Ⅰ | 70分 | 各100点 | 数学Ⅰ・Aは「数学と人間の活動」を除く |
| 数学Ⅱ・B・C | 70分 | 100点 | B・Cは選択問題。指定された一部分野を除く |
| 国語 | 90分 | 200点 | 現代文・古文・漢文 |
| 理科基礎 | 2科目60分 | 各50点 | 物理・化学・生物・地学基礎から2つ |
| 理科専門 | 各60分 | 各100点 | 回を追って未出範囲が縮小。科目別に要項確認 |
| 地理歴史・公民 | 各60分 | 各100点 | 第1・第2解答科目、選択不可の組合せに注意 |
| 情報Ⅰ | 60分 | 100点 | 全範囲 |
第1回から第3回へ、理社の範囲が広がる
英語、数学、国語、情報Ⅰは主要な枠組みが各回で共通します。一方、理科専門と歴史探究は、学校の進度を踏まえて回ごとに範囲が広がります。たとえば物理は第1回・第2回で磁気・原子分野を除き、第3回では原子分野を除く範囲です。化学は第1回で反応速度と化学平衡・無機・有機・高分子を除き、第2回では有機・高分子を除き、第3回では高分子を除く範囲まで広がります。
歴史総合,日本史探究は、第1回が原始・古代から中世(室町時代まで)、第2回が近世(天保の改革まで)、第3回が昭和戦後期以降を除く範囲です。歴史総合,世界史探究も、第1回の15世紀末前後までから、第2回の18世紀末まで、第3回の全範囲へ広がります。生物も第3回は全範囲です。「第1回で未出だったから後回し」にした単元を、そのまま第2回・第3回へ持ち越さないでください。
模試の3週間前に公式範囲表を開き、「学習済み」「授業では扱ったが演習不足」「未習」の3列に分けます。未習範囲を短期間で全部詰め込むより、学習済み範囲の取りこぼしを先に減らし、未習は学校進度と相談して最低限の導入まで進めます。
📚 用語解説
第1解答科目:理科や地理歴史・公民で複数科目を受ける際、最初に解答する科目。第1解答科目を指定する大学では、その成績が合格可能性評価に使われるため、志望校要項と受験順を事前に確認します。
偏差値・得点率・判定の見方|どの数字を優先する?











得点は上がったのに偏差値が下がることがあります。前回より実力が落ちたと考えるべきですか?











すぐにはそう言えない。問題の平均点や得点のばらつき、受験者集団が違えば偏差値は動く。得点率、偏差値、換算得点、設問別の中身を分けて見よう。
偏差値は、同じ模試を受けた母集団の中で、自分が平均からどれだけ離れた位置にいるかを示す数値です。河合塾Kei-Netは、平均点の偏差値は必ず50になり、母集団が異なる別の模試の偏差値とは単純比較できないと説明しています。一般的な計算式は「50+10×(自分の得点-平均点)÷標準偏差」です。自己採点だけでは平均点と標準偏差が確定しないため、正確な偏差値は成績公開を待ちます。
📚 用語解説
偏差値:同じ試験の受験者集団内での相対的な位置を表す数値。平均点が偏差値50となり、別の模試や別の回は母集団と問題が違うため、数字だけを単純比較しません。
📚 用語解説
母集団:偏差値を計算する対象となる受験者集団。同じ実力でも、受験者の構成や得点分布が変われば偏差値は変わるため、「何の模試の、どの回の偏差値か」を必ずセットで見ます。
優先順位1:志望校配点に直した得点率
最初に見るのは、志望校が課す科目と配点に合わせた得点率です。英語リスニングを圧縮する大学、情報Ⅰの配点が小さい大学、理科や地歴の第1解答科目を指定する大学など、同じ素点でも大学側の換算後の重みは違います。模試の総合点だけでなく、志望校の募集要項どおりに配点を置き換え、目標点との差を科目別に出してください。
優先順位2:共通テスト換算得点と合格可能性評価
河合塾の個人成績では、昨年度の全統共通テスト模試と今年度の大学入学共通テストとの相関を基に、各科目の「共通テスト換算得点」を表示します。これは今回の素点をそのまま本番点とみなす数字ではなく、模試と本試の関係から読み替えた評価用の値です。国公立大では評価別人数と基準点、私大・短大では学科内の評価別人数と基準偏差値も確認できます。
📚 用語解説
共通テスト換算得点:前年度の全統共通テスト模試と当年度の共通テストの相関を基に、模試の各科目得点を本試尺度へ換算した成績資料上の数値。今回の素点とは役割が異なります。
優先順位3:偏差値と順位は継続推移で見る
偏差値は全国での位置を知るのに有効ですが、1回分だけで実力を断定しません。河合塾の成績資料は共通テスト模試で最大5回分の過回成績を表示するため、科目ごとの推移を見ます。総合偏差値が横ばいでも、国語の弱点が改善し、英語リスニングの失点が増えたなら、次の行動は「全部を同じ量だけやる」ではなく、リスニングの音源処理へ時間を寄せることです。
判定は受験時点の成績と志望動向を基にした評価です。本番までの伸び、出願者の変化、当日の得点を保証するものではありません。判定の文字より、基準点との差と失点原因を学習計画へ落とします。
全統共通テスト模試で高得点を取る科目別対策











全部の科目を勉強し直そうとすると時間が足りません。科目ごとに何を優先すればよいでしょうか?











科目名より先に失点原因を分けるんだ。知識不足、読み取り不足、時間不足、計算・マークミスでは直し方が違う。同じ「10点不足」でも課題は別物だよ。
高得点を狙うときは、参考書を増やす前に「なぜ失点したか」を分けます。共通テスト型では、知識を覚えていても長い資料を読み切れない、条件を整理できない、時間が足りない、解答番号をずらすなど、知識以外の原因が得点を下げます。模試3週間前は基礎穴の補修、2週間前は時間を測った大問演習、1週間前は必要科目を通した実戦演習へ進みます。
英語リーディング:設問先読みより「目的と根拠」の対応を固定
英語リーディングは80分で大量の情報を処理します。最初に設問から「誰が、何のために、どの情報を探すか」を確認し、本文では根拠を見つけたら設問番号を余白へ記録します。語彙不足なら単語帳、構文不足なら英文解釈、時間不足なら大問別演習と、原因を一つに絞ります。全文を完璧に訳してから解く方法では間に合わないため、広告・メール・記事・図表など文章の役割を先に捉えます。
英語リスニング:音源・選択肢・メモの3点を同時処理
リスニングは30分です。復習ではスクリプトを読む前に、聞けなかった箇所を「音を知らない」「単語を知らない」「意味処理が追いつかない」「選択肢を見失った」に分けます。音読とオーバーラッピングで音と文字を一致させ、次に選択肢の差だけを短くメモする練習をします。漫然と英語音声を流すのではなく、1素材を聞く、答える、スクリプト確認、再聴の順で完結させます。
数学:70分を大問別に分け、止まる基準を決める
数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B・Cはいずれも70分です。誘導を読む力と計算の正確さが同時に求められます。演習前に大問ごとの上限時間を決め、2分考えて方針が立たない設問には印を付けて先へ進みます。復習では答えを写すのではなく、「どの条件を式へ変換できなかったか」「前の小問の結果をどう使うべきだったか」を言葉で残します。目標がまず60点なら、サイト内の共通テスト数学で6割を取る勉強法で数学ⅠA・ⅡBCの基礎から組み直せます。
国語:90分・200点を大問単位で管理する
国語は現代文・古文・漢文を90分で処理します。得意な順に解くか出題順に解くかは、演習で2通り試して総得点が安定する方を採用します。現代文は選択肢の誤り部分、古文は主語・敬語・助動詞、漢文は句法と返り点を根拠にします。感覚で選んだ正解は再現できないため、正解した問題も本文の根拠へ戻ります。大問構成と順番を詳しく決めたい人は共通テスト国語の勉強法と90分の時間配分も確認してください。
理科・地理歴史・公民・情報Ⅰ:資料を知識へ結び付ける
理社は用語暗記だけで終わらせず、グラフ・実験・史資料・統計と知識を結び付けます。誤答した資料は「何を比較する図か」「縦軸・横軸・単位は何か」「変化の理由を説明できるか」を確認します。情報Ⅰは全範囲なので、プログラミングだけに偏らず、情報社会、データ活用、ネットワーク、アルゴリズムを横断します。第1回から第3回へ理社の範囲が広がるため、範囲表を週計画へ反映します。
3週間前は未定着単元の補修、2週間前は大問別の時間演習、1週間前は必要科目を通した実戦演習、前日は新しい教材へ手を広げず、公式・語彙・ミス記録と持ち物を確認します。
受験後の復習法|自己採点から次回の学習計画まで











模試が終わると疲れて、成績表が返るまで問題冊子を開かないことがあります。返却後にまとめて復習しても間に合いますか?











記憶が残る当日と48時間以内が勝負だ。自己採点で原因を仮分類し、成績公開後に全国データで修正する。復習を一度で終わらせず、1週間後と1か月後に初見状態で再確認しよう。
模試の価値は、受験中より受験後に決まります。判定を眺めて終わると、次回も同じ理由で失点します。復習は「当日」「48時間以内」「1週間後」「成績公開後」「1か月後」の5段階に分けます。特に当日は、問題冊子の自分の印と解答を使い、正解・誤答だけでなく、迷った正解を抽出してください。
📚 用語解説
設問別成績:設問ごとの配点・得点・平均点と学習アドバイスを確認できる成績資料。同じ学力レベル層との比較や得点率の偏りから、優先して補強する分野を判断します。
復習ノートは「問題の写経」ではなく原因と次の行動を書く
復習ノートへ問題文と解説を丸写しすると、作業時間の割に再発防止へつながりません。記録するのは「失点した設問」「原因」「正しい判断の根拠」「次に行う教材・ページ・期限」「再テスト日」の5項目だけです。たとえば「数学の確率を間違えた」ではなく、「条件付き確率で分母となる事象を限定できなかった。教科書例題12と問題集45〜50を木曜まで、日曜に類題を15分で再テスト」と書きます。
成績資料は「▲が付いた設問」から優先順位を決める
河合塾の公式説明では、設問別成績で同じ学力レベル層と比較し、良かった設問に○、悪かった設問に▲を表示します。総合点が同じでも、基礎設問の▲が多い人と、難問で失点した人では対策が違います。基礎設問の▲は最優先で戻り、難問だけの失点は志望校の必要得点と残り期間を見て後回しにします。
ここまで実行して初めて、模試の結果が次の得点へ変わります。分析は詳しいのに行動が曖昧な人は、「英語を頑張る」ではなく「火曜19時から英語リーディング第4問を15分で1題、根拠箇所へ線を引く」まで具体化してください。自分だけで日別課題へ変えにくい場合は、本文後半で紹介する学習管理の仕組みを利用するのも選択肢です。
共通テスト本番は「普通の模試対策」では受からない











模試を毎回受け、解説授業も見ています。それなら普通の予備校やアプリを続けるだけでも、共通テスト本番の点は自然に上がりますか?











受ける回数や視聴時間だけでは上がらない。設問別の失点を、今日の教材・問題数・期限へ変え、実行と定着を毎日確認できるかが分かれ目だ。
断言します。模試を受けて判定を確認し、解説を読むだけの「普通の模試対策」では、共通テスト本番で志望校の必要得点へ届くのは厳しいです。模試の成績資料は、偏差値、共通テスト換算得点、志望校評価、設問別成績、過回推移まで多くの材料を提示します。しかし、材料を受け取ることと、毎日の行動が変わることは別だからです。
この記事で確認したように、英語リーディング80分、数学各70分、国語90分、理社・情報各60分と、科目ごとに異なる時間制約があります。さらに第1回から第3回へ理社の範囲が広がり、成績公開後は得点・偏差値・換算得点・設問別の弱点を整理しなければなりません。必要なのは「良い授業を一度受けること」ではなく、複数科目の弱点を日別課題へ分解し、実行と再テストを続ける仕組みです。
①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1回の指導では変化が遅い、という3点です。出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは。
独学・参考書だけでは、分析から実行への変換が止まりやすい
独学でも正しい計画を毎日実行できる人はいます。しかし、自己採点、原因分類、教材選定、日別の分量決定、再テストを一人で回す必要があります。限界①のとおり、偏差値や判定という情報を得ても「英語を頑張る」で止まれば行動は変わりません。市販の同じ参考書を同じ順番で進めるだけでは、本人の設問別成績を反映できず、限界②にも当たります。
映像授業・アプリだけでは、視聴が得点へ直結しない
映像授業と学習アプリは、理解の補助や演習量の確保には有効です。ただし、視聴完了や連続学習日数を増やしても、初見問題を時間内に解ける保証はありません。これは「情報を得ても行動は変わらない」という限界①の典型です。配信カリキュラムが全員共通なら、国語90分の配分に悩む人と、数学の条件整理で止まる人へ同じ課題が出され、限界②も残ります。
集団授業の大手予備校では、個人の失点原因まで毎日追えない
大手予備校の授業や共通テスト講座は、体系的に学ぶには役立ちます。一方、同じ教室・同じ時間割・同じ教材で進む構造では、設問別の▲や志望校配点に合わせて全員の課題量を毎日変えるのは困難です。全員同じ指導が平均へ寄る限界②と、授業のない日に何をしたか確認できない限界③が、模試後の復習を止めます。
一般的な個別指導塾でも、週1〜2回だけでは修正が遅い
一般的な個別指導塾は、その場の質問へ個別に答えられます。しかし週1〜2コマだけなら、残りの日の英数国理社情報の学習は本人任せです。限界③のとおり、次の指導日まで未達を放置すると、模試で見つけた弱点が1週間単位で残ります。担当科目だけを見る形式なら、志望校の総合点から逆算した科目間配分も作れず、限界②を解消できません。
独学・参考書、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を一つずつ検証すると、どれにも「情報から行動へ変える」「本人専用にする」「毎日修正する」のどこかが欠けます。だから、全統共通テスト模試の結果を志望校合格へつなげるには、日別の個別計画と毎日の実行管理を一体で行う鬼管理専門塾しかないのです。
鬼管理専門塾の特徴











毎日管理してもらうと、全統模試の結果は実際にどのような課題へ変わるのですか?全科目を同じ量だけ進めるのでしょうか?











同じ量にはしない。志望校配点、換算得点、設問別の▲、次回範囲を照合し、教材名・ページ・問題数・期限まで生徒ごとに変える。週の確認テストで定着しなければ翌週を修正する。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
全統模試の設問別成績と次回範囲を使い、英語リーディング何題、数学の問題集何ページ、理社の確認問題何問という形で、必要科目の課題を1日単位へ落とします。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ偏差値でも、志望校配点、共通テスト換算得点、失点原因、部活動や学校進度は異なります。本人の成績資料から優先科目と期限を決め、全員一律にしない個別行動プランを作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
毎日の実行状況を確認し、週の確認テストでは解説を覚えただけでなく初見問題を時間内に解けるか測ります。未達なら追加課題と翌週計画をその場で修正し、弱点の放置を防ぎます。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
採用率0.6%の専属講師が、成績表の数字だけでなく問題冊子と途中式、本文の根拠、マーク手順まで確認し、模試で起きた失点を本人が再現できる言葉へ変えて指導します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の専門コースで、共通テストと国公立二次・私大一般をまとめて設計し、必要に応じて総合型・推薦や英語資格対策も組み合わせ、志望方式に合う一週間の科目配分を作ります。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
LINE質問では模試復習中の疑問を持ち越さず、Zoom無料説明会では成績資料と志望校を基に学習管理の方法を確認できます。資料請求も使い、本人と保護者が内容を理解してから判断できます。
鬼管理専門塾の大学受験コースには1カ月返金保証があります。対象は大学受験コースのみで、詳細条件は無料説明会で確認してください。指導の考え方は「鬼管理」とは?成績が上がらない塾・予備校の3つの限界で、実際の進学結果は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。
全統模試の成績表を日別の学習計画へ変える方法を、無料説明会で相談できます
まとめ|全統共通テスト模試を次の得点へ変える











結局、模試の後は偏差値を上げることより、設問別の失点を直すことから始めればよいですか?











その順番でよい。日程と範囲を確認して受け、得点率・換算得点・偏差値・判定を読み、失点原因を日別課題へ変える。次の初見問題で解けて初めて復習完了だ。
全統共通テスト模試は、本番準拠の形式で現在地を測るだけでなく、志望校までの差と次の行動を具体化するための模試です。2026年度の公開会場は5月3日、7月26日、10月18日に実施され、自宅受験(Web形式)も設定されました。年度が変われば日程・料金・範囲は変わるため、申込前に必ず河合塾公式の最新実施要項を確認します。
| 確認項目 | この記事の結論 | 次にすること |
|---|---|---|
| 難易度 | 本番準拠。回ごとの難易度を固定せず平均点と設問別成績で判断 | 感想ではなく失点原因を4分類する |
| 日程 | 2026年度公開会場は5月3日・7月26日・10月18日 | 申込経路と会場別日程を公式で再確認 |
| 範囲 | 英数国情報の枠組みに加え、理社は回を追って範囲が拡大 | 3週間前に学習済み・演習不足・未習へ分類 |
| 偏差値 | 受験者集団内の相対的位置。別模試と単純比較しない | 得点率・換算得点・設問別成績も併読 |
| 対策 | 知識・読解・時間・処理ミスで直し方を変える | 原因に合う教材と大問演習を日別に設定 |
| 復習 | 当日、48時間、1週間、成績公開後、1か月後の5段階 | 初見類題を時間内に解けるまで再テスト |
模試は受けた回数ではなく、見つけた弱点を何個つぶしたかで価値が決まります。まず直近の成績表と問題冊子を並べ、▲が付いた基礎設問を一つ選び、今日の30〜60分で解き直してください。その後、一週間後の再テスト日まで予定表へ入れます。この小さな一周を全科目へ広げれば、判定に一喜一憂する状態から、得点を自分で動かす状態へ変わります。
よくある質問
Q. 全統共通テスト模試は本番より難しいですか?
A. 河合塾は大学入学共通テストに準拠した問題と案内していますが、「常に本番より難しい」とは公式に示していません。回ごとの範囲、受験者集団、平均点が違うため、感想ではなく平均点、共通テスト換算得点、設問別成績から自分にとっての難しさを判断してください。
Q. 2026年度の全統共通テスト模試の日程はいつですか?
A. 一般生の公開会場実施日は、第1回が5月3日、第2回が7月26日、第3回が10月18日でした。自宅受験(Web形式)は第1回5月16日・17日、第2回8月29日・30日、第3回11月7日・8日です。会場や申込経路で異なる場合があるため、河合塾公式の最新案内を確認してください。
Q. 全統共通テスト模試の受験料はいくらですか?
A. 2026年度の一般生向けは、公開会場がリスニングあり8,800円、リスニングなし7,700円、自宅受験(Web形式)が7,100円です。年度や申込経路で変わり得るため、申込画面の金額を最終確認してください。
Q. 全統共通テスト模試の偏差値はどのように見ればよいですか?
A. 偏差値は同じ回の受験者集団内での相対的位置です。平均点が偏差値50となり、別の模試や別の回とは単純比較できません。得点率、共通テスト換算得点、志望校基準点、設問別成績と一緒に見て、継続受験の推移から判断します。
Q. A判定なら合格は安全ですか?
A. 安全を保証するものではありません。判定は受験時点の成績と志望動向を基にした評価です。基準点との差、科目別配点、設問別の弱点を確認し、A判定でも未定着単元と時間配分を修正してください。
Q. E判定でも志望校を変えなくてよいですか?
A. 判定だけで即座に変更する必要はありませんが、本番までの残り期間と基準点との差を数字で確認する必要があります。科目別に伸ばせる点、二次試験との配点、併願校まで整理し、次回模試や過去問の達成基準を置いて判断してください。
Q. 第1回・第2回・第3回は全部受けるべきですか?
A. 継続受験すると過回成績の推移を確認しやすいため、原則は3回を計画に入れるのがおすすめです。ただし学校行事や他模試と重なる場合は、各回の目的を確認し、自宅受験や別の本番型演習で不足する時期のデータを補ってください。
Q. 模試の復習はいつまでに終えるべきですか?
A. 当日に自己採点し、48時間以内に失点原因を分類します。1週間後に類題で再テストし、成績公開後に全国データで優先順位を更新し、1か月後に時間を測って再確認します。「解説を読んだ日」ではなく「初見類題を時間内に解けた日」を復習完了日にしてください。
Q. 自己採点と公式成績がずれたらどうすればよいですか?
A. 問題冊子への転記漏れ、解答番号のずれ、マークの読み取りを確認します。河合塾の個人成績には正答・誤答マーク読み取り状況と自己採点結果の比較もあるため、知識の誤答だけでなくマーク手順の再発防止まで決めてください。
Q. 全統共通テスト模試と全統記述模試は両方必要ですか?
A. 国公立大や記述・論述を課す私立大を志望するなら、両方受ける価値があります。第2回・第3回はドッキング総合評価が案内されており、共通テスト型の処理力と二次・私大型の記述力を合わせて志望校までの距離を確認できます。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





