
東京農業大学とMARCHを比べた記事はよく見かけるのですが、そもそも東京農業大学がどんな大学なのかが分かりません。「農業を学ぶ大学」という理解で合っていますか?














その理解だけでは足りません。先に結論を出します。東京農業大学は世田谷・厚木・北海道オホーツクの3キャンパスに6学部23学科を置き、扱う領域は作物や動物だけでなく、醸造・食品・栄養、分子微生物、森林や造園、国際農業開発やアグリビジネスまで広がります。2026年度一般選抜の実質倍率も、生物産業学部の1.8倍から応用生物科学部の6.5倍まで学部で3倍以上開きました。この記事では公式データで6学部の中身と倍率の序列を整理し、そのうえでMARCHと並べたときの位置関係を確認します。
「東京農業大学」という名前だけを見ると、農作物の栽培や畜産を学ぶ単科大学のような印象を受けます。しかし実際の構成は、学部の数も、学科が扱う領域も、キャンパスの場所も、名前から想像するものとかなり違います。そして受験生にとって重要なのは、その6学部が同じ難しさではないという点です。2026年度の一般選抜では、最も競争率が高い学部と最も低い学部で実質倍率が3倍以上違いました。まず大学の構成を把握し、次に学部ごとの公式データを読み、最後にMARCHとの位置関係を確認する。この順番で見ていきます。
目次
東京農業大学は3キャンパス6学部|まず全体の構成を押さえる
| 学部 | キャンパス | 学科数 | 2026年度の実質倍率 |
|---|---|---|---|
| 農学部 | 厚木 | 4学科 | 4.7倍 |
| 応用生物科学部 | 世田谷 | 4学科 | 6.5倍 |
| 生命科学部 | 世田谷 | 3学科 | 6.1倍 |
| 地域環境科学部 | 世田谷 | 4学科 | 4.5倍 |
| 国際食料情報学部 | 世田谷 | 4学科 | 5.2倍 |
| 生物産業学部 | 北海道オホーツク | 4学科 | 1.8倍 |
東京農業大学の公式サイトによると、キャンパスは世田谷キャンパス(東京都世田谷区桜丘)、厚木キャンパス(神奈川県厚木市船子)、北海道オホーツクキャンパス(北海道網走市八坂)の3か所です。世田谷キャンパスには応用生物科学部・生命科学部・地域環境科学部・国際食料情報学部の4学部が置かれ、厚木キャンパスには農学部、北海道オホーツクキャンパスには生物産業学部が置かれています。つまり「農学部だけが厚木」「生物産業学部だけが北海道」という配置で、志望学部を決めることは同時に通学先を決めることになります。














学部ごとにキャンパスが違うのですね。志望校を決めるときに、学部名だけ見ていると見落としそうです。














そこが最初の落とし穴です。とくに生物産業学部は北海道網走市のキャンパスにあり、首都圏から通う選択肢はありません。逆に言えば、学びたい内容がそこにしかないなら移住を前提に検討する価値があります。学部名・学科名・キャンパスの三点を必ずセットで確認してください。
この章のアクションはシンプルです。志望候補の学部を挙げたら、その学部がどのキャンパスに置かれているかを公式サイトで確認し、通学あるいは下宿の前提を家族と共有しておくこと。倍率や科目を調べる前に、この確認を済ませておくと、後から志望を組み直す手戻りが起きにくくなります。
「農大=農業だけ」ではない|6学部23学科が扱う領域
| 学部 | 設置学科 | 扱う領域 |
|---|---|---|
| 農学部 | 農学科/動物科学科/生物資源開発学科/デザイン農学科 | 作物や動物、生物資源そのものを扱う |
| 応用生物科学部 | 農芸化学科/醸造科学科/食品安全健康学科/栄養科学科 | 化学・発酵・食品・栄養から「食べる」を扱う |
| 生命科学部 | バイオサイエンス学科/分子生命化学科/分子微生物学科 | 分子・細胞・微生物のレベルで生命を扱う |
| 地域環境科学部 | 森林総合科学科/生産環境工学科/造園科学科/地域創成科学科 | 森林・工学・造園・地域から環境と空間を扱う |
| 国際食料情報学部 | 国際農業開発学科/食料環境経済学科/アグリビジネス学科/国際食農科学科 | 経済・ビジネス・国際協力から食料を扱う |
| 生物産業学部 | 北方圏農学科/海洋水産学科/食香粧化学科/自然資源経営学科 | 北海道の農・海・香粧品・経営を扱う |
公式の学部・学科一覧を並べると、「農業」という一語では説明できない広がりが見えます。応用生物科学部には醸造科学科や栄養科学科があり、発酵・食品の安全・栄養という化学寄りの領域を扱います。生命科学部はバイオサイエンス学科・分子生命化学科・分子微生物学科の3学科で、分子や微生物のレベルまで降りていく学部です。地域環境科学部には森林総合科学科や造園科学科、生産環境工学科があり、森林・空間・土木寄りの内容を含みます。国際食料情報学部は食料環境経済学科やアグリビジネス学科を持ち、経済とビジネスの視点から食料を扱います。「農業を学ぶ大学」という一言でくくると、この幅が完全に抜け落ちます。
📚 用語解説
学部と学科:学部は大学の大きな区分、学科はその中の専門区分。東京農業大学では6学部の下に合計23の学科が置かれている。入試の合否は学科単位で決まる方式が中心のため、学部名だけでなく、自分が出願する学科が何を扱うのかまで確認する必要がある。
- 生命科学: 分子と微生物
- 国際食料: 経済とビジネス














国際食料情報学部やアグリビジネス学科は、理科が苦手でも大丈夫ということでしょうか?














「扱う領域が経済寄り」であることと「入試科目が軽い」ことは別問題です。学科ごとに課される科目は公式の入試情報で必ず確認してください。ただし、学びの内容が経済・国際協力・ビジネスに広がっているのは事実です。農大を「理科の得意な人だけの大学」と決めつけて候補から外すのは、情報として正確ではありません。
この章で持ち帰ってほしいのは、「東京農業大学が自分の興味に合うかどうかは、学部名ではなく学科の中身で判断する」という原則です。醸造に関心があるなら応用生物科学部、森林や造園なら地域環境科学部、食料をめぐる経済や国際協力なら国際食料情報学部、というように、興味の言葉から学科へたどり着けます。逆に、学科の内容を見ないまま「農大だから農業」で切り捨てると、自分に合う進路を見落とします。
東京農業大学の学部別倍率【2026年度は1.8〜6.5倍】
東京農業大学が公表した2026年度一般選抜(A日程・B日程)の結果を学部単位で合算すると、全学では志願18,494人・受験17,972人・合格3,648人、実質倍率4.9倍でした。ただしこの4.9倍は「平均」であって、どの学部を受けても同じ競争率という意味ではありません。学部別に見ると応用生物科学部の6.5倍が最も高く、生物産業学部の1.8倍が最も低い値です。同じ大学の同じ一般選抜でありながら、3倍以上の開きがあります。
| 学部 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 農学部 | 3,748人 | 3,633人 | 774人 | 4.7倍 |
| 応用生物科学部 | 4,406人 | 4,287人 | 664人 | 6.5倍 |
| 生命科学部 | 3,762人 | 3,632人 | 597人 | 6.1倍 |
| 地域環境科学部 | 2,828人 | 2,773人 | 612人 | 4.5倍 |
| 国際食料情報学部 | 2,880人 | 2,805人 | 540人 | 5.2倍 |
| 生物産業学部 | 870人 | 842人 | 461人 | 1.8倍 |
| 全学部合計 | 18,494人 | 17,972人 | 3,648人 | 4.9倍 |
📚 用語解説
実質倍率:実際に受験した人数を合格者数で割った競争率。出願したが受験しなかった人まで分母に含む志願倍率とは意味が異なる。この記事では東京農業大学・MARCHとも、各大学の公式資料に基づく実質倍率(受験者数÷合格者数)に統一して扱う。














全学の4.9倍だけを見ていたら、応用生物科学部の6.5倍も生物産業学部の1.8倍も見えませんでした。














そこが大学単位の数字の限界です。受験するのは大学ではなく学部・学科なので、判断材料も学部単位まで落とす必要があります。逆に、学部別まで見ると「農大は倍率が高いから無理」も「農大なら受かる」も、どちらも雑な結論だと分かります。自分が出願する学部の数字を基準にしてください。
ここで注意したいのは、倍率が高い学部ほど偉い、あるいは価値があるという話ではないことです。倍率は志願者数と合格者数の関係で決まる結果であり、学びの質を表す指標ではありません。応用生物科学部の6.5倍は「志願者が多く、合格者が絞られた」という事実を示すだけです。学部を選ぶ基準は学びたい内容に置き、倍率は準備量を見積もるための情報として使うのが正しい順番です。
倍率の序列はどこから生まれるか|最高6.5倍と最低1.8倍の差
学部別の数字を分解すると、倍率の差がどこから来ているかが見えます。最も高い応用生物科学部は志願4,406人・合格664人で、志願者数が6学部で最多である一方、合格者数は農学部の774人より少ない値です。最も低い生物産業学部は志願870人・合格461人で、志願者数は6学部で最も少ないのに、合格者数は540人の国際食料情報学部に迫る規模です。つまり倍率の序列は「人気の集まり方」と「合格者の出し方」の組み合わせで決まっており、学部の難しさそのものを直接表しているわけではありません。
| 比較の観点 | 応用生物科学部 | 生物産業学部 |
|---|---|---|
| 志願者数 | 4,406人(6学部で最多) | 870人(6学部で最少) |
| 合格者数 | 664人 | 461人 |
| 実質倍率 | 6.5倍(最も高い) | 1.8倍(最も低い) |
| キャンパス | 世田谷 | 北海道オホーツク |














生物産業学部の1.8倍は、志願者が少ないから低いということですか?














志願者870人に対して合格461人という関係が直接の理由です。ただし「倍率が低い=簡単」とは限りません。北海道網走市のキャンパスへ進学する前提があるぶん、そもそも出願する層が絞られている可能性があります。倍率は母集団の性質とセットで読むものです。数字だけを見て志望を決めないでください。
①その学部の志願者数と合格者数を一緒に記録する ②キャンパスの場所を確認する ③学科ごとの学ぶ内容と入試科目を公式情報で照合する。この三つを揃えて初めて、倍率の数字が自分の出願判断に使える情報になります。
志願者・受験者・合格者を混同しない読み方
この記事で使っている東京農業大学のデータは、一般選抜のA日程とB日程を学部単位で合算したものです。全学の志願18,494人は、A日程とB日程それぞれの出願を足し合わせた延べの人数であり、18,494人の異なる受験生がいたという意味ではありません。同じ受験生が複数の日程・複数の学科へ出願していれば、その回数分だけ志願者数は増えます。ネット上の記事で「志願者数」と「受験者数」を取り違えたまま倍率が計算されている例は珍しくないので、必ず三つの数字を並べて確認してください。
| 項目 | 2026年度 全学 | 読み方 |
|---|---|---|
| 志願者数 | 18,494人 | A日程・B日程を合算した延べの出願数 |
| 受験者数 | 17,972人 | 実際に試験を受けた延べ人数 |
| 合格者数 | 3,648人 | 大学が合格とした人数 |
| 実質倍率 | 4.9倍 | 受験者数÷合格者数で表した競争率 |
📚 用語解説
一般選抜のA日程・B日程:東京農業大学の一般選抜に設けられた試験日程の区分。この記事の数値は、公式資料のA日程合計とB日程合計を学部単位で足し合わせた値である。大学入学共通テスト利用選抜は公式ページ上で別区分として扱われているため、この記事の集計には含めていない。














志願18,494人と受験17,972人の差は500人ほどですね。ここはあまり気にしなくてよいのでしょうか。














差の大きさそのものより、「別の数字である」と認識することが大切です。差が小さい年もあれば大きい年もあります。重要なのは、記事や口コミで見た倍率がどの定義で計算されているかを毎回確かめる習慣です。定義が違う倍率同士を比べても、意味のある結論は出ません。
東京農業大学とMARCHを並べるとどこに位置するか
ここまで確認した東京農業大学の全学実質倍率4.9倍を、MARCH各大学の2026年度一般選抜データと並べてみます。明治大学は志願115,012人・受験107,670人・合格26,272人で4.1倍、青山学院大学は54,444人・50,180人・10,958人で4.6倍、立教大学は43,052人・40,823人・8,072人で5.1倍、法政大学は111,240人・106,013人・18,654人で5.7倍でした。中央大学は公式表に受験者数欄がない方式を含むため、志願73,363人・合格16,813人までは分かるものの、実質倍率は算出できません。
| 大学 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 明治大学 | 115,012人 | 107,670人 | 26,272人 | 4.1倍 |
| 青山学院大学 | 54,444人 | 50,180人 | 10,958人 | 4.6倍 |
| 立教大学 | 43,052人 | 40,823人 | 8,072人 | 5.1倍 |
| 中央大学 | 73,363人 | 公式表に欄なし | 16,813人 | 算出せず |
| 法政大学 | 111,240人 | 106,013人 | 18,654人 | 5.7倍 |
| 東京農業大学 | 18,494人 | 17,972人 | 3,648人 | 4.9倍 |














東京農業大学の4.9倍は、青山学院大学と立教大学の間に入るのですね。それなら難易度も同じくらいということですか?














そこは切り分けてください。倍率が近いことと、難易度が同じことはイコールではありません。倍率は「その大学に出願した人の中での競争」を表す数字で、出願する層が違えば意味も変わります。この記事で言えるのは「実質倍率という一つの指標で並べると近い位置に来る」というところまでです。次の章で、なぜそれ以上言えないのかを説明します。
なお、農学部同士の比較、つまり明治大学農学部と東京農業大学農学部のどちらが難しいかについては、別記事で2026年度の学部別データをもとに詳しく扱っています。農学部を第一志望に考えていて併願先を検討している場合は、明治大学農学部と東京農業大学はどっちが難しい?を参照してください。本稿では東京農業大学の全体像に焦点を戻します。
倍率だけでMARCHとの難易度を比べられない理由
大学をまたいで倍率を比べるときに最初に確認すべきなのは、「その倍率が何を合算した数字か」です。この記事の東京農業大学の数値は、一般選抜のA日程とB日程を合算したもので、大学入学共通テスト利用選抜は含んでいません。一方、MARCH各大学の数値は各大学の公式資料が「一般選抜」としてまとめている区分の合算で、大学によっては共通テスト利用の方式まで含まれます。同じ「一般選抜の倍率」という言葉でも、中身に入っている入試方式が大学ごとに違うということです。
| 確認する項目 | この記事での扱い |
|---|---|
| 年度 | 東京農業大学・MARCHとも2026年度で統一 |
| 倍率の定義 | 実質倍率(受験者数÷合格者数)で統一 |
| 集計単位 | 東京農業大学は学部別と全学、MARCHは大学全体 |
| 含まれる方式 | 大学ごとに異なる(東京農業大学は共通テスト利用を含まない) |
| 比べられること | 各大学の内部での競争の大きさ |
| 比べられないこと | 倍率の数値だけを根拠にした難易度の順位づけ |
📚 用語解説
大学入学共通テスト利用選抜:大学が独自に実施する試験ではなく、大学入学共通テストの成績を用いて合否を判定する入試方式。多くの私立大学が一般選抜と並行して実施しており、この方式を集計に含むか含まないかで、大学全体の志願者数・倍率は大きく変わる。














つまり、東京農業大学の4.9倍とMARCHの4.1〜5.7倍は、同じ物差しで測った数字ではないということですか?














定義(実質倍率)は揃えていますが、集計に入っている入試方式が揃っていません。だから「東京農業大学はMARCHと同じ難易度」とも「MARCHのほうが上」とも、この数字だけでは言えないのです。倍率は、志望校の内部で自分がどれくらいの競争に入るのかを見るための材料。大学間の序列を作る道具ではありません。
①年度が同じか ②倍率の定義(志願倍率か実質倍率か)が同じか ③集計に含まれる入試方式が同じか。この三つが揃っていない比較は、数字が並んでいても比較になっていません。ネット記事の「〇〇大学はMARCH並み」という表現を見たら、この三点を自分で確認してください。
東京農業大学の学部はどう選ぶ?キャンパスと学びから決める
倍率の情報が揃ったら、次は志望学部の決め方です。東京農業大学の場合、判断材料は大きく三つあります。第一に、学科が扱う領域。第二に、キャンパスの場所。第三に、その学部の競争率です。順番が重要で、倍率から入ると「1.8倍の生物産業学部にしよう」という結論になりがちですが、その学部は北海道網走市にあり、学ぶ内容も北方圏の農業や海洋水産、食香粧化学が中心です。学びたい内容と生活の前提が合っていなければ、入学後に苦しくなります。
| 判断軸 | 確認すること | 確認先 |
|---|---|---|
| 学びの内容 | 学科名ではなく、扱うテーマと科目 | 公式の学部・学科ページ |
| キャンパス | 通学か下宿か、家族と合意できるか | 公式のキャンパス案内 |
| 入試方式と科目 | 出願する学科で課される科目 | 公式の入試情報 |
| 競争率 | 学部別の実質倍率(1.8〜6.5倍) | 公式の入試結果 |
| 併願の組み立て | 同系統の他大学と日程が重ならないか | 各大学の公式入試日程 |
📚 用語解説
併願:第一志望以外の大学・学部にも出願すること。東京農業大学の一般選抜はA日程・B日程があり、この記事の志願者数はその合算値である。併願を検討する場合は、各大学の公式入試日程で試験日が重なっていないか、出願期間に間に合うかを自分で照合する。














倍率の低い学部を選べば合格しやすいと考えていましたが、それだと入学後に困るかもしれないということですね。














大学受験の目的は合格することだけではありません。東京農業大学は6学部で扱う領域がはっきり違うので、興味と合っていない学部を倍率だけで選ぶと、4年間の学びが苦痛になります。まず学科の内容で2〜3学部に絞り、そのうえで倍率と科目を見て出願プランを組む。この順番を崩さないでください。
東京農業大学の受験準備をどう進めるか
志望学部が決まったら、準備の進め方は「情報を確定させる作業」と「答案を改善する作業」の二本立てになります。情報の側では、出願する学科の入試方式と科目を公式の入試情報で確定させ、A日程とB日程のどちらを軸にするかを決めます。答案の側では、過去問を使って得点できていない原因を科目別に洗い出し、次の演習内容へ反映させます。倍率6.5倍の応用生物科学部を狙うなら、この二本立てを早い時期から回す必要があります。














倍率が高い学部を狙う場合、勉強量を増やす以外に何を変えればいいのでしょうか。














量より先に「何を直すか」の精度です。同じ3時間でも、失点の原因が特定できていれば改善につながりますが、原因が分からないまま解き続けても同じ間違いが残ります。過去問を解いたら必ず、知識不足・読み違い・時間不足・処理ミスのどれなのかまで分類してください。そこから次の演習が決まります。
①出願予定の学科と日程 ②その学科で課される科目 ③科目別の失点原因 ④学部別の実質倍率と志願者・合格者数。この4点をノート1ページにまとめておくと、出願直前に情報を探し直す時間がなくなり、演習に集中できます。
東京農業大学は「普通の対策」では受からない
結論から言います。東京農業大学を目指すなら、授業を受けて分かった気になるだけの「普通の対策」では厳しいです。2026年度の一般選抜は、全学で受験17,972人に対して合格3,648人、実質倍率4.9倍でした。応用生物科学部は6.5倍、生命科学部は6.1倍で、学部を選べば楽になるという構造でもありません。必要なのは情報を集めることではなく、出願する学科の科目を毎日の答案改善へ落とし、実行を続ける仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、学部選びと科目対策が同時に崩れやすい
独学でも公式サイトの学部・学科情報や入試結果は入手できます。しかし、6学部23学科のどこへ出願するかを決めながら、同時に科目別の弱点を毎日直し続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が、同時に表れます。
映像授業・アプリだけでは、答案の失点原因が残りやすい
映像授業は理解の助けになりますが、視聴後にどの問題でなぜ失点したのかを毎回確認する仕組みではありません。万人向けの講義を受けるだけでは、東京農業大学で出願する学科の科目と、自分の失点原因を結びつけた個別の行動計画が作られません。
集団授業の大手予備校では、平均的な計画になりやすい
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱うため、応用生物科学部の6.5倍を狙う受験生と、別学部を志望する受験生へ同じ密度で対応することは困難です。志望学部によって必要な準備が変わるのに、進度が平均に合わせて決まると、自分の答案だけに残る弱点が埋まりません。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行まで追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、出願学科の科目を毎日どこまで回したかまでは追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、失点は同じ場所に残り続けます。
- 鬼管理専門塾: 情報を行動へ














教材や授業の種類より、学部を決めてから毎日の実行が続く仕組みを選ぶことが重要なのですね。














そのとおりです。東京農業大学の学部構成も学部別倍率も、公式サイトを見れば分かります。差がつくのは、その情報を今日の問題数、復習、答案の修正へ変え、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾は、そこを1日単位で設計し、毎週の確認へつなげます。
だからこそ、東京農業大学を本気で狙うなら、学部選びと科目情報を毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、東京農業大学のどの学部・学科へ出願するのかと、現在の答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは、学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口という固定の六つの特徴を、東京農業大学の対策へどう接続するかを整理します。














管理されるといっても、東京農業大学向けには具体的に何が変わるのでしょうか?














まず出願する学部・学科を確定し、そこで課される科目に対して今の答案から優先順位を決めます。そして「今日は何をどこまで直すか」を数値で指示し、確認テストと答案で定着を確かめます。大学名だけの一般論ではなく、選ぶ学部と失点に合わせて毎日の行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
東京農業大学のどの学部・学科へ出願するかを確定させ、そこで必要な科目の学習を1日ごとの実行量へ落とします。何をするか迷う時間を減らし、答案の改善に使う時間を確保します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ東京農業大学志望でも、応用生物科学部を狙う人と生物産業学部を狙う人では必要な準備が違います。公式の入試情報と現在の答案を結び、生徒ごとに優先順位を変えた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
学部別の実質倍率が1.8倍から6.5倍まで開く大学だからこそ、狙う学部に合わせた進捗管理が要ります。日々の進捗と毎週の確認テストで、計画の遅れや同じ誤答の繰り返しを早めに修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
東京農業大学の学科は扱う領域が理科寄りから経済寄りまで幅広く、科目の組み合わせも学科で変わります。専属の講師陣が、答案から見えた課題を具体的な行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、東京農業大学の志望学部に合わせた計画を組めます。総合型選抜や英語資格の対策とは混同せず、一般選抜の公式情報に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、東京農業大学のどの学部に関心があるか、どの科目の答案に不安があるかから相談できます。入会前に管理方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、東京農業大学のどの学部を軸にするか、どの科目から整えるかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
東京農業大学の学部選びと学習計画を無料説明会で相談できます
まとめ|東京農業大学は学部単位で見ると姿が変わる
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 大学の構成 | 世田谷・厚木・北海道オホーツクの3キャンパスに6学部23学科 |
| 扱う領域 | 作物や動物だけでなく、醸造・栄養・分子微生物・森林・造園・経済まで |
| 2026年度の全学 | 志願18,494人・受験17,972人・合格3,648人・実質倍率4.9倍 |
| 学部別の倍率 | 応用生物科学部6.5倍が最も高く、生物産業学部1.8倍が最も低い |
| MARCHとの関係 | 実質倍率を並べると4.9倍は青山学院4.6倍と立教5.1倍の間に入る |
| 注意点 | 集計に含む入試方式が大学で違うため、倍率だけで難易度は比べられない |
| 最初の行動 | 興味のある領域から学科を絞り、キャンパスと科目を公式情報で確認する |














「東京農業大学とMARCH、どちらが上か」を探していましたが、まず農大の学部を調べるほうが先だと分かりました。














それがこの記事の結論です。東京農業大学は6学部で扱う領域もキャンパスも倍率も違います。全学の4.9倍だけを見て判断すると、6.5倍の学部も1.8倍の学部も見えません。学科の中身で候補を絞り、公式の入試情報で科目を確定し、そのうえで毎日の答案を直していく。順番を守れば、曖昧な不安は具体的な計画になります。
東京農業大学を検討するときは、第三者サイトのランキングや古い倍率を一つだけ見て結論を出さないでください。学部・学科の構成とキャンパスは東京農業大学の公式サイト、入試結果は同じ年度・同じ選抜区分の公式資料で確認し、自分の答案と照らし合わせます。そのうえで、毎日の学習量と確認方法まで決めることが、合格可能性を高める最も再現性のある進め方です。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 学部・キャンパス構成 | 3キャンパス6学部の全体像 |
| 学部で何を学ぶか | 6学部23学科が扱う領域 |
| 倍率 | 学部別倍率と序列の読み方 |
| MARCHとの関係 | 倍率を並べたときの位置関係 |
Q. 東京農業大学にはいくつ学部がありますか?
A. 農学部、応用生物科学部、生命科学部、地域環境科学部、国際食料情報学部、生物産業学部の6学部で、その下に合計23学科が置かれています。キャンパスは世田谷・厚木・北海道オホーツクの3か所です。
Q. 東京農業大学は農業だけを学ぶ大学ですか?
A. いいえ。公式の学科一覧を見ると、醸造科学科や栄養科学科のような食品・化学の学科、分子微生物学科のような生命科学の学科、造園科学科や生産環境工学科のような環境・工学の学科、アグリビジネス学科や食料環境経済学科のような経済・ビジネスの学科まで置かれています。
Q. 東京農業大学で倍率が最も高い学部はどこですか?
A. 2026年度一般選抜(A日程・B日程合算)では応用生物科学部の6.5倍が最も高く、志願4,406人・受験4,287人・合格664人でした。次いで生命科学部が6.1倍です。最も低いのは生物産業学部の1.8倍で、志願870人・受験842人・合格461人でした。
Q. 東京農業大学全体の倍率はどれくらいですか?
A. 2026年度一般選抜の全学部合計は、志願18,494人・受験17,972人・合格3,648人で、実質倍率は4.9倍でした。ただし学部別では1.8倍から6.5倍まで開きがあるため、出願する学部の数字を基準にしてください。
Q. 東京農業大学はMARCHと比べてどうですか?
A. 2026年度の実質倍率だけを並べると、東京農業大学の4.9倍は青山学院大学4.6倍と立教大学5.1倍の間に入ります。ただし集計に含まれる入試方式が大学ごとに違うため、この数字だけで難易度の上下を決めることはできません。
Q. 生物産業学部の倍率が低いのはなぜですか?
A. 2026年度は志願870人に対し合格461人で、志願者数が6学部で最も少なく、合格者数はその半分以上でした。北海道オホーツクキャンパスに置かれた学部であることも含めて、出願する層が他学部と異なる点を踏まえて読む必要があります。
Q. 東京農業大学の学部はどう選べばよいですか?
A. 学科が扱う内容、キャンパスの場所、入試科目、学部別の実質倍率の順に確認してください。倍率から入ると学びたい内容と合わない学部を選びかねません。興味のある領域から2〜3学部に絞り、そのうえで公式の入試情報を照合します。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





