MARCHと関関同立を徹底比較!9つの大学の序列もご紹介

始めに:MARCHと関関同立を徹底比較!

始めに:MARCHと関関同立を徹底比較!
菅澤

MARCHに特化した大学受験塾を運営しております
代表の菅澤です!

オニ坊

MARCH専門塾アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?

菅澤

本日は
「MARCHと関関同立を徹底比較!9つの大学の序列もご紹介」
というテーマで記事を書いていきます。

MARCHを志望するならかなり気になるテーマですよね。
MARCH第一志望は必ずチェック!最後までご覧ください!

そもそもMARCHと関関同立って何?

そもそもMARCHと関関同立って何?
菅澤

「MARCHや関関同立って具体的にどれを指すの?」と疑問を持たれる受験生がいるかもしれません。簡潔にお伝えします。

MARCHおよび関関同立は、日本の関東地方と関西地方の代表的な大学を表す略語です。具体的には、MARCHは明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、および法政大学を指し示し、関関同立の方は関西大学、関西学院大学、同志社大学、そして立命館大学の4つを意味します。

オニ坊

これらはそれぞれの地域で高い評価を受けている大学群であり、多くの学生や保護者からの注目を集めています。このような背景を踏まえて、これから具体的に各大学群の特徴や差異について探っていきます。

MARCHと関関同立の比較5選

MARCHと関関同立の比較5選
第1選:入試難易度からMARCHと関関同立を比較
オニ坊

多くの受験生が経験するように、私立大学の入試は大学や学部によって異なる試験方法を取っており、受験生の特性や得意分野によって合格の可能性が変わることがあります。そのため、一般的な偏差値だけで大学間の難易度を単純に比較するのは適切ではありません。そこで、より公平な基準として、センター試験の得点ボーダーを基に比較を試みます。

菅澤

特に注目すべきは、MARCHグループ内でボーダーが比較的低めとされる「法政大学の現代福祉学部」と、関関同立の中でもボーダーが低い「立命館大学の産業社会学部」の数字です。具体的なデータを見ると、法政大学では2018年度のボーダーが80.0%、2019年度が87.1%でした。一方、立命館大学のボーダーは、2018年度が78.2%、2019年度が80.3%となっています。これらのデータから、少なくともセンター試験のボーダーを基準にすると、MARCHの方が僅かに難易度が高いことが示唆されます。

オニ坊

もちろん、どちらの大学もボーダーは高いのは確かですが、この微差は実際の受験において大きな影響を及ぼすことがあります。具体的には、「立命館大学には合格できたけれど、法政大学は少し難しかった」と感じる受験生も少なくないでしょう。

第2選:偏差値からMARCHと関関同立を比較
MARCHの偏差値ランキング
菅澤

MARCHの学部における偏差値のランキングですが、考慮すべきポイントがいくつかあります。
様々な組織が独自の調査で偏差値を発表しており、これらの数値は一様ではありません。
また、試験方法や年度によっても、これらの数字は変動します。実際に大きな偏差が生じることは少ないですが、この背景情報を頭に入れて、情報を受け取る姿勢が求められます。

具体的な偏差値については、河合塾のリリースしたデータを基にしてみます。

1位:青山学院大学
国際政治経済学部 国際政治学科 67.5

2位:青山学院大学
文学部 英米文学科 67.5

3位:立教大学
異文化コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科 67.5

4位:青山学院大学
地球社会共生学部 地球社会共生学 65.0

5位:青山学院大学
文学部 日本文学科 65.0

6位:青山学院大学
法学部 法学科 65.0

7位:青山学院大学
経済学部 経済学科 65.0

8位:青山学院大学
総合文化政策学部 総合文化政策学科 65.0

9位:中央大学
法学部 法学科 65.0

10位:法政大学
グローバル教養学部 グローバル教養学科 65.0

菅澤

例えば、青山学院大学の国際政治経済学部・国際政治学科や文学部・英米文学科、立教大学の異文化コミュニケーション学部・異文化コミュニケーション学科など、いくつかの学部・学科では偏差値67.5を記録しています。

その次には、偏差値65.0のカテゴリが多数存在し、青山学院大学からは複数の学部・学科がこの数値を持っています。中央大学や法政大学からも同じ偏差値を持つ学部があります。

また、このデータでは取り上げられていませんが、明治大学や立教大学の他の学部でも、偏差値65.0の部門が存在します。

要するに、特定の学部や学科に偏差値が集中しているわけではなく、各大学には高い偏差値を持つ学部や学科がしっかりと存在していると言えるでしょう。それに、同じ偏差値を持つ学部や学科が複数存在することも珍しくないのです。

関関同立の偏差値ランキング
オニ坊

さて、次に焦点を当てるのは、関関同立と呼ばれる関西地区の代表的な大学群の偏差値です。関西地域における大学の偏差値を取り上げることで、その学問的な評価や学生の選好を一定の基準で把握することができます。

1位:関西学院大学
国際学部 国際学科 67.5

2位:立命館大学
国際関係学部 国際関係学科 65.0

3位:同志社大学
グローバルコミュニケーション学部 英語学科 65.0

4位:立命館大学
国際関係学部 グローバルスタディーズ学科 65.0

5位:関西大学
外国語学部 外国語学科 62.5

6位:同志社大学
法学部 政治学科 62.5

7位:立命館大学
文学部 日本史研究学科 62.5

8位:同志社大学
社会学部 社会学科 62.5

9位:同志社大学
商学部 商学科 62.5

10位:同志社大学
グローバル地域文化学部 ヨーロッパ学科 62.5

菅澤

まず、関西学院大学の国際学部・国際学科が偏差値67.5と高数値を記録しています。

その次には、立命館大学の国際関係学部や同志社大学のグローバルコミュニケーション学部など、いくつかの学部や学科が偏差値65.0という共通の数値を持っています。

更に探ると、関西大学や立命館大学、同志社大学からも偏差値62.5という数値を持つ学部や学科が複数確認できます。

特に同志社大学は、この範囲内で多くの学部や学科が偏差値を持っており、その学問的な幅の広さが伺えます。もちろん、これらの数値よりやや低く、偏差値60.0の関西学院大学の経済学部も存在しています。

総じて、関関同立の大学群には、様々な学部や学科があり、それぞれが高い学問的な評価を持っていることが偏差値からも明らかになりました。また、各大学が独自の強みや特色を持っていることも、偏差値の分布から確認できます。

MARCHと関関同立の偏差値比較のまとめ
菅澤

偏差値の統計を基にすると、MARCHの大学が一般的には高い評価を受けていることが読み取れます。これは、関関同立も含め、各大学や学部のレベルが高いことを示していますが、全体的な傾向としてMARCHがわずかに上を行くようですね。

具体的な例を挙げると、多くのランキングや学習塾が提供する偏差値のデータを確認すると、特定の学部や学科で関関同立がMARCHを上回る場合も確かにあります。しかし、大学全体としての偏差値を集計してみると、MARCHの方が平均的には高い数字を記録していることが多いのです。
したがって、総じてMARCHの大学群が関関同立よりも高い偏差値を持つ傾向にあると言えます。

第3選:人気度からMARCHと関関同立を比較
菅澤

人気の私立大学を並べると、東京のMARCHと関西の関関同立の名前がしばしば挙がります。一部のランキングによれば、特に青山学院大学の注目度は高く、トップに位置しているようです。全体のトップ30において、これらの大学がどのような順位を示しているかを見てみると興味深い事実が明らかになります。

  • 明治大学 4位
  • 青山学院大学 1位
  • 立教大学 18位
  • 中央大学 10位
  • 法政大学 24位
  • 関西大学 3位
  • 関西学院大学 15位
  • 同志社大学 7位
  • 立命館大学 8位

MARCHの大学の中では、青山学院大学が1位、明治大学が4位、中央大学が10位、立教大学が18位、そして法政大学が24位に位置しています。
一方、関関同立では、関西大学が3位、同志社大学が7位、立命館大学が8位、そして関西学院大学が15位となっています。

菅澤

これらの数字を基にすると、MARCHと関関同立の間での人気は接近しているものの、特に青山学院大学のような特定の大学が非常に高い評価を受けていることがわかります。さらに、ランキングには東京の慶應義塾大学や早稲田大学といった名門が多数含まれていることから、都市の影響も無視できない要因の一つ。東京の大学が多くを占めるこのランキングから、首都圏の大学が特に人気があると言えます。

都市部の大学は就職活動やインターンシップの機会が多い、多様な文化や活動が楽しめる、交通の利便性があるなどのメリットが考えられます。これに加えて、東京の大学が多くランクインしていることは、学生たちが都市の魅力や、大学の評価だけでなく、都市生活の利点を重視している可能性が高いのです。

オニ坊

こうした背景を考慮すると、MARCHの方が全体的には関関同立よりもやや上位に位置していることが理解できます。従って、人気度や注目度を基にすると、MARCHが関関同立よりも上であると評価できます。

第4選:就職率からMARCHと関関同立を比較
菅澤

就職の観点から、大学の選択が大きく影響することは言うまでもありません。ただ、単に「就職できるか」だけではなく、その就職先がどれだけ注目の大企業であるかというのも重要な要素となります。特定の大学から発表された、注目される342社への就職データを元に、大学別の就職率を見てみると興味深い結果が見られます。

  • 同志社大学 35.5%
  • 青山学院大学、立教大学 31.9%
  • 明治大学  30.3%
  • 関西学院大学 30.1%
  • 立命館大学、中央大学 25.8%
  • 法政大学  24.0%
  • 関西大学  22.6%

例えば、同志社大学のデータによると、その卒業生の約35.5%がこのリスト内の企業に就職しています。それに対して、青山学院大学や立教大学は31.9%、明治大学は30.3%、関西学院大学は30.1%と続きます。立命館大学や中央大学は25.8%、法政大学は24.0%、そして関西大学は22.6%という結果になっています。

オニ坊

このデータから、大学ごとの就職率の違いをはっきりと感じることができます。特に、MARCHの大学は比較的高い就職率を誇っていることがわかります。これは、関東エリアでの就職活動が主流となる中、MARCHに所属する学生たちは情報収集や企業とのコネクションが豊富であるため、より良い就職先に恵まれる傾向にあるのかもしれません。

この情報を踏まえると、MARCHの学生が就職の面で有利であると考えるのは自然な結論と言えるでしょう。

第5選:看板学部の偏差値からMARCHと関関同立の9大学を比較
経済学部

文系の中でも特に人気が高い、経済学部の偏差値を見てみると、立教大学や青山学院大学、同志社大学は62.5と高い数値を示しています。また、中央大学や関西学院大学も60.0という結果で、法政大学や関西大学、立命館大学が57.5という順番になっています。これらのデータから見ても、経済学部に関してはMARCHと関関同立の学校がほぼ同じ範囲の偏差値を持っていることが明らかです。

法学部

法学部を見てみると、青山学院大学が65.0とトップを走っています。中央大学、立教大学、法政大学、明治大学も62.5で、その後を同志社大学や立命館大学が60.0、関西大学や関西学院大学が57.5と続いています。特に、MARCHの法学部は偏差値が昨年より上昇しており、関関同立に比べても明確な高さを誇っています。

国際系学部

さらに、国際系学部の偏差値を比較すると、同志社大学が67.5と頭ひとつ抜け出しています。その後、立教大学、法政大学、関西学院大学が65.0、青山学院大学や明治大学、立命館大学が62.5、関西大学が60.0という順になっています。これまで立教大学や法政大学が偏差値が高かった国際系学部でも、現在は同志社大学が注目を集めているようです。しかし、MARCHの学校も依然として強い位置を維持しています。

看板学部の偏差値まとめ
菅澤

これらの結果から、MARCHの学校は経済学部、法学部、国際系学部のすべてで偏差値が高く、関関同立の学校との競争も激しくなっていることが確認できます。

オニ坊

今回調査したMARCHと関関同立のデータからは、MARCHがある程度の利点を持っていることが見受けられます。この結論に至った理由は、さまざまな指標やデータにおいて、MARCHが微妙ながらも上回っている傾向があったからです。

具体的には、偏差値の比較、就職の成功率、学部別の人気度など、多岐にわたる情報を基にしてこの結論を導き出しました。しかしその差は微々たるものであり、どちらのグループにも独自の特色や魅力があります。そのため、皆さんにはこの情報を一つの参考として、大学を見つけるきっかけにしてほしいと思います。

最後に:MARCHに合格をするには?

最後に:MARCHに合格をするには?
菅澤

ここまでMARCHと関関同立を比較してきましたが…。

オニ坊

1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策がMARCHでは必要です。

菅澤

そんなMARCHに合格するためには?
と考える受験生のために現在、MARCH専門塾を運営中。
もし少しでも「MARCHに合格したい」と考える受験生は共にMARCHを目指しましょう。
現状のレベルが「偏差値30~40」でも大丈夫。

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オニ坊

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本記事監修者 菅澤 孝平

シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。

出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映

この記事を書いた人

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