始めに:明治大学が定員割れしている理由は?
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
「明治大学が定員割れしている理由は?志願者減少の理由について徹底解説!」
というテーマで記事を書いていきます。
明治大学を志望するならかなり気になるテーマですよね。
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明治大学が定員割れしている?
明治大学の2020年入試に関して、全体の志願者数は約9000人減少しているのは確かです。そのため、志願者の減少は明らかになっています。
とはいえ、明治大学の公式サイトに掲載されている一般入試のデータを確認すると、最も競争率が低かったとされる理工学部の物理学科でさえ、競争率は2.2と記載されています。
これは、その学科が定員を下回ることなく募集していることを示しています。
明治大学への志願者数が減少してきている
2020年において、明治大学の志願者数は前年に比べて9000人程度減っており、この事実は大学の入試のデータからも明らかです。
この現象の背後には、入試の種類ごとの志願者数の違いがあります。
具体的には、2020年度の一般入試の受験者は55,637人となっており、これは前年度に比べて95.5%とわずかながらの減少です。しかし、大学入学共通テストを活用した全学部入試では、26,914人となり、前年度との比較で86.1%と大きく減少しています。
この差が生まれた理由の一つとして、大学入試センター試験が2021年度から廃止され、新たに大学入学共通テストが導入されたことが考えられます。
この変更により、受験生たちは未知のテスト形式に対して不安を感じ、合格確率が高いと感じる大学を選ぶ傾向が強まったのではないかと推測されます。
加えて、もう一つの要因として、受験生たちが高度な共通テストの難易度に対処するために、少しランクを下げた大学を選ぶ動きが見られることも影響しているかもしれません。
明治大学の志願者数の減少は、大学入学共通テストの導入や受験生の選考の変化など、複数の要因に起因していることが理解されます。
明治大学の政治経済学部にのみ志願者が増加
先に取り上げた通り、明治大学の全体の志願者数は減少傾向にあると指摘しましたが、例外的に政治経済学部の志願者数は順調に伸びている現象が確認されています。
具体的に、例えば国際日本学部や情報コミュニケーション学部では、それぞれの入試方法において受験生数が前年度と比較して減少していることがデータから読み取れます。
一方で、政治経済学部の経済学科や地域行政学科では、逆に昨年度との比較で大幅に受験生数が増加しているのです。
この特異な動きの背後には、最近のトップ私立大学の難易度の上昇を背景として、本来ならば早稲田大学や慶應義塾大学などの上位校を受験する層の学生たちが、より確実に合格を目指して明治大学の政治経済学部を選択している可能性が考えられます。
早稲田や慶応といった有名私立大学の入試が年々厳しさを増しているのは公然の事実であり、これを受けて受験生たちは明治大学の政治経済学部を「安全圏」として選び、それが志願者数の増加に繋がっていると分析することができます。
早稲田大学の政治経済学部の志願者がいるのか?
以前も少し触れた通り、明治大学の政治経済学部を受験する学生の数が最近急増しています。
この背景には、「もともと早稲田大学の政治経済学部を目指していた学生たちが、明治大学の同学部を受験する選択をしているのでは」という推測が存在します。
この推測の根底には、早稲田大学の政治経済学部における受験生数の顕著な減少が挙げられます。
具体的に言えば、経済学科の共通テスト利用入試で見ると、昨年は1790人が受験をしたのに対して、今年は1564人しか受験をしていません。この差はなんと226人です。
また、一般入試を見ても、今年の受験者は2975人で、昨年よりも173人少ない数字を示しています。
そして、このような受験生数の減少の傾向は、経済学科だけでなく、他の学科においても確認されています。
驚くべきことに、早稲田大学の他の学部での受験生数は、若干の減少はあれど、依然として多くの学生が受験しています。
しかし、政治経済学部の減少率はそれらと比べても明らかに大きいのです。
以上の事実を鑑みると、もともと早稲田大学の政治経済学部を目指していた学生たちが、安全志向で明治大学の政治経済学部を受験する選択をしたという仮説は、十分に考えられると思います。
明治大学の志願者減少の背景には、人気の低下が影響している?
明治大学の志願者数が一部で減少していることは確かです。
とはいえ、これが同大学の魅力が低下している証拠だと断定するのは急ぎすぎる結論ではないでしょうか。
一つの根拠として、「明治大学の志願者減少の背景」で触れた通り、一般入試における志願者の減少はそれほど顕著ではありません。
さらに、政治経済学部のように、実際に志願者数が増加している学部も存在しています。
これらの事実を考慮すると、単純に志願者数の減少をもって、明治大学全体の魅力が低下していると判断するのは、やや飛躍が大きいのではないかと思います。
実際のところ、志願者数の減少には様々な背後にある要因や事情が考えられるでしょう。
そして、これから、それらの要因や背景について、詳しく探求していくつもりです。
明治大学の志願者減少の真の要因3選
明治大学の志願者数が少なくなっている背後には、どのような要因が存在するのでしょうか?いくつかの可能性を詳しく探ることにしましょう。
明治大学の難易度が上がった
明治大学への志願者数の減少は、明治大学の入試の難易度の向上が主な要因であると推測されます。
考えられるのは、明治大学の入試内容が以前よりも難しくなってきていること。
この変化により、かつてなら明治大学を目指していた受験生たちが、他の大学へと目を向けるようになった可能性があるのです。
実際、多くの受験生は、自分の学力や得意分野を考慮しながら最も合理的な大学選びをします。
もし、彼らが明治大学の入試に自信を失った場合、自然と他の大学を選択する動きが出てくるでしょう。
明治大学の入試の難易度が高まったことが、志願者数の減少に直接的に関係しているという結論は、十分に理解できるのではないでしょうか。
共通テストの難易度が上がった
近い時代に、受験生の中で合格確率が高いとされる学校を選ぶ動きが増えてきたことは否定できません。
その結果、共通テストの全体的な難易度が高まったという観点も、その背景にあると言えるでしょう。
これにより、受験生はかつての目標大学を見直し、少し易しいとされる大学を受験する傾向になったかもしれません。
具体的には、例えば明治大学において、かつては7割程度の得点で合格が見込めたものが、現在では8割を超える高得点が求められるような状況に変わってきていることも想定されます。
このような変化により、共通テストでの得点に自信が持てない受験生は、明治大学を受験することを避ける選択をするようになったのかもしれません。
明治大学が単なる滑り止め大学でなくなった
加えて、最初に触れた入試の難易度の上昇に関連して、過去には早稲田大学や慶応大学を第一志望として、明治大学を滑り止めとして選んでいた受験生が、明治大学を避ける傾向にあるのも見受けられます。
多くの受験生が、より確実な合格を目指して日東駒専のような大学群を選ぶようにシフトしてきたのではないでしょうか。
こうした背景を考慮すると、明治大学の入試の難易度が高まったことが原因として、以前は明治大学をバックアップの選択肢としていた受験生たちが、他の大学を選ぶようになった可能性が高いです。
例として、早稲田大学や慶応大学を最初の選択として考えていた学生たちが、安全策として日東駒専を選ぶようになったという動きが見られます。
この現象からも、明治大学の受験の難易度が高まったことが、受験生の選択の変化に影響を与えていると断言できるでしょう。
明治大学が依然として人気を保っている背後にある理由2選
これまでの議論を振り返ると、明治大学が受験生の間で人気を失っているわけではないことが明らかです。続いて、その背景や理由について深堀りしていきましょう。
一流の企業でキャリアを築くことができる
明治大学の魅力の根源は、卒業生がトップクラスの企業や公共部門への就職が可能である点にあると言われています。
なぜなら、明治大学を卒業すると、業界をリードする大手企業や公共機関への扉が広がるからです。
具体的な例として、多くの卒業生が日本郵政グループや富士通、NECなどの業界トップの企業や、国家公務員や東京都庁といった公的機関に就職しているのを見ることができます。
これらの実績を鑑みると、明治大学が学生たちにとって魅力的な選択肢であり続ける理由は明白だと感じます。
新たなキャンパスに変わり、洗練された印象
最近の明治大学のキャンパスリニューアルによって、モダンな雰囲気が増してきました。この変化が、女性の間での人気を高め、志願する学生の数が増えてきているのが実感できます。
1990年代後半には、女子学生の割合が20%程度だったのが、今ではほぼ30%に達しています。その背景には、新しいキャンパスが流行の先端を捉えたデザインとなっており、それが特に女性たちに受け入れられているからと言えます。
そう考えると、キャンパスのデザインや環境が大学選びにおける大きな要因となっているのは明らかです。私たちの視覚的な感受性や価値観に直接影響を与えるからです。
例えば、近代的な建物や施設が整っているキャンパスは、学びの場としての魅力だけでなく、日常の生活空間としても魅力的に映るでしょう。
それが、1990年代後半の20%から現在の30%へと、特に女性の学生の割合が増加している要因の一つとなっているのです。
だからといって、これが明治大学のキャンパスの魅力の全てではありませんが、デザインが現代のトレンドに合っていることは、特に新しい世代の学生たちにとって大きな引き寄せとなっていることは間違いないでしょう。
最後に:明治大学に合格をするには?
ここまで明治大学の志願者減少について見てきましたが…。
明治大学にどうしても行きたくなってきましたね。
でも願っていれば明治大学に合格できるわけではありません。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が明治大学では必要です。
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もし少しでも「明治大学に合格したい」と考える受験生は共に明治大学を目指しましょう。
現状のレベルが「偏差値30~40」でも大丈夫。
「受かりたいという気持ち」が少しでもあるなら
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本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映