
共通テストの科目は、得意なものから選べばいいですか?国公立と私立で必要科目が違ううえ、地歴公民や理科は組合せも複雑で、出願後に受けられない大学が見つからないか不安です。











得意かどうかは最後の判断材料だ。最初に志望大学の利用教科・科目を集め、次に併願校を含む共通部分を残し、出願時に登録する教科と科目数、第1解答科目まで決めれば失敗を防げる。令和9年度の公式ルールに沿って、文系・理系それぞれの確認順を整理しよう。
2027年度(令和9年度)の大学入学共通テストは、国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語、情報の7教科で実施されます。ただし、受験生全員が同じ科目を受けるわけではありません。大学・学部・選抜方式が指定する教科、科目、科目数、配点、利用方法を満たして初めて、共通テストの得点を出願や合否判定に使えます。
本記事では、大学入試センターの令和9年度「受験案内」と公式Q&Aを基準に、科目選択の順番、出願時の事前登録、文系・理系の確認項目、地理歴史・公民と理科の組合せ、第1解答科目、数学・外国語・情報の注意まで解説します。制度全体の日程や配点も先に把握したい人は、大学入学共通テストの科目・配点・日程の完全ガイドも併せて確認してください。
目次
結論|共通テストの科目は4段階で決める











選択肢が多すぎて、どこから決めればいいか分かりません。最初に得意科目を並べるのではだめですか?











最初は大学側の条件だ。志望校の指定を満たさない科目は、どれだけ高得点でも使えない。志望校、併願校、事前登録、本番の解答順という4段階で絞れば、勉強のしやすさも正しく比較できる。
第1段階は、第一志望の大学・学部・学科・日程・方式ごとに、利用教科・科目を募集要項から書き出すことです。「大学名」だけでは足りません。同じ大学でも学部や方式が変わると、数学が必須か選択か、理科が1科目か2科目か、国語の古典まで使うか、英語のリーディングとリスニングをどう換算するかが変わる場合があります。
第2段階では、併願候補にも同じ作業を行い、複数校に共通して使える科目を残します。第一志望だけに合わせて早く科目を削りすぎると、秋以降に志望校を変更したとき、必要科目を学び直せないことがあります。候補校が固まるまでは、受験可能性を広く残す設計が安全です。
第3段階は、大学入試センターへ登録する受験教科と科目数の確認です。令和9年度は出願時に、受験教科、地理歴史・公民の受験科目数、理科の受験科目数、外国語の別冊子問題の配付希望を登録します。登録していない教科は当日に受験できず、地歴公民と理科の1科目・2科目も当日に変更できません。
第4段階で、得点力、学校での履修、個別試験との重なり、残り期間を比較して最終決定します。共通テストでは高校で履修していない科目も受験できますが、大学側が認めない場合があります。また、未履修科目をゼロから始める負担は大きいため、「受けられる」と「選ぶべき」は別です。
| 決定段階 | 確認する資料 | 決める内容 | 失敗例 |
|---|---|---|---|
| 1 第一志望 | 大学公式の募集要項 | 必須・選択・配点・範囲 | 得意でも利用不可 |
| 2 併願校 | 候補校の方式別要項 | 共通して使える科目 | 科目を削り選択肢減 |
| 3 共通テスト出願 | 令和9年度受験案内 | 教科・地歴公民数・理科数 | 当日に科目数変更不可 |
| 4 学習計画 | 模試・学校進度・個別試験 | 最終科目と解答順 | 学習量だけで決定 |
📚 用語解説
利用教科・科目:各大学が入学者選抜で共通テストの成績を利用する教科・科目のこと。共通テストで受験できる科目と、志望大学が合否判定に使える科目は一致するとは限らないため、大学・学部・方式別に確認する。
「得意だから選ぶ」の前に、「第一志望と現実的な併願校が利用するか」を確認します。候補校の列、方式の列、必須・選択の列、配点の列を1枚の表にまとめると、見落としを防げます。
2027年度の出題科目と出願時の事前登録











共通テストの出願では、受ける科目名を全部確定させるんですか?あとから訂正できる期間も知りたいです。











受験教科に加え、地歴公民と理科は1科目か2科目かを登録する。実際に解く科目は当日選べる部分もあるが、登録教科と科目数の枠は守らなければならない。訂正できる期限も先に予定表へ入れよう。
令和9年度の出題教科は7教科です。国語は『国語』、数学①は『数学Ⅰ,数学A』『数学Ⅰ』から1科目、数学②は『数学Ⅱ,数学B,数学C』です。外国語は『英語』『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』から1科目で、『英語』は原則としてリーディングとリスニングの双方を受験します。情報は『情報Ⅰ』です。
地理歴史・公民は、『地理総合,地理探究』『歴史総合,日本史探究』『歴史総合,世界史探究』『公共,倫理』『公共,政治・経済』『地理総合/歴史総合/公共』の6科目から最大2科目を選びます。理科は、『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』『物理』『化学』『生物』『地学』の5科目から最大2科目を選びます。
| 教科・グループ | 令和9年度の選択 | 出願・受験上の核心 |
|---|---|---|
| 国語 | 国語 | 大学が古典・分野別成績をどう使うか確認 |
| 地理歴史・公民 | 6科目から最大2科目 | 出願時に1科目か2科目か登録 |
| 数学① | 数学Ⅰ,A/数学Ⅰから1科目 | 数学登録後は①のみ受験も可能 |
| 数学② | 数学Ⅱ,B,C | 大学側の必須・選択と配点を確認 |
| 理科 | 5科目から最大2科目 | 出願時に1科目か2科目か登録 |
| 外国語 | 英語ほか5科目から1科目 | 英語以外は別冊子希望を登録 |
| 情報 | 情報Ⅰ | 志望大学の利用・換算配点を確認 |
出願内容の登録期間は2026年9月15日(火)10時から10月2日(金)17時まで、検定料等の支払いは同日から10月2日(金)23時59分までです。登録後の確認・訂正期間は10月9日(金)10時から10月16日(金)17時までで、この期間内なら登録教科等をマイページで訂正できます。期間経過後は、受験教科や地歴公民・理科の科目数を訂正できません。
令和9年度はWeb出願です。出願内容を登録しただけでは完了せず、期限までの検定料等の支払いも必要です。学校任せにせず、自分のマイページで「第一志望の必要教科」「併願校に必要な教科」「地歴公民と理科の登録数」が一致するかを確認し、訂正期間の最終日より前に保護者や学校の先生と二重確認してください。
大学入試センターの受験案内では、試験当日に登録していない教科を受験しても採点されないと明記されています。地歴公民・理科も、1科目登録から2科目受験へ、または2科目登録から1科目受験へ当日変更することはできません。
📚 用語解説
受験教科の事前登録:出願時に、受験教科、地理歴史・公民の受験科目数、理科の受験科目数、外国語の別冊子問題の配付希望を登録する手続。大学の出願科目とは別に、共通テスト自体の受験枠を確定する。
文系・理系、国公立・私立で確認項目はどう変わる?











国公立文系、国公立理系、私立文系、私立理系で、確認する科目はどのように変わりますか?











固定の全国共通パターンはないが、見落としやすい場所は整理できる。国公立は共通テストと個別試験を一緒に見て、私立は方式別の必須・選択と換算配点を比べよう。
国立大学協会は、国立大学の入試について、共通テストを第1次試験として課し、各大学の個別試験を第2次試験として実施する基本構造を案内しています。そのため国公立志望では、共通テストで使う科目だけでなく、個別試験で使う科目まで同じ表に入れる必要があります。共通テストでしか使わない科目へ時間をかけすぎても、個別試験の主要科目が遅れれば合格全体では不利になります。
私立大学は、共通テストの成績だけで判定する方式、大学独自試験と組み合わせる方式、複数の科目型を用意する方式などがあり、名称も大学ごとに異なります。「私立文系は英語・国語・社会の3科目」「私立理系は英語・数学・理科の3科目」と決めつけず、方式ごとの必須、選択範囲、換算配点、個別試験の有無、出願時期を確認してください。
| 志望タイプ | 最初に確認する項目 | 見落としやすい項目 | 科目決定の考え方 |
|---|---|---|---|
| 国公立文系 | 共テ全教科と個別試験 | 地歴公民2科目・理科・情報 | 個別の主要科目と両立 |
| 国公立理系 | 数学①②・理科・個別試験 | 国語・地歴公民・情報 | 理科の指定と2科目順 |
| 私立文系 | 方式別の英語・国語・選択 | 古典範囲・数学選択・情報 | 併願校に共通する型を残す |
| 私立理系 | 数学範囲・理科指定・英語 | 理科2科目・情報・換算 | 学部の指定科目を優先 |
国公立文系では、地歴公民を2科目使うか、理科で基礎科目をどう扱うか、情報Ⅰの配点を確認します。国公立理系では、理科が1科目か2科目か、科目指定があるか、地歴公民の選択範囲を確認します。いずれも共通テストだけでなく、個別試験の科目・配点と学習時間を一体で設計することが重要です。
私立文系では、国語の利用範囲が近代以降の文章だけか、古文・漢文まで含むか、地歴公民と数学のどちらを選べるかを見ます。私立理系では、数学ⅠA・ⅡBCの範囲、理科の指定、1科目・2科目、情報Ⅰを選択に使えるかを見ます。英語はリーディングとリスニングの換算比率も大学ごとに変わり得るため、共通テストの素点配点だけで判断しません。
縦に候補校、横に国語・地歴公民・数学・理科・外国語・情報・個別試験を置き、必須は「必」、選択は「選」、利用不可は「―」と記入します。配点と第1解答科目の条件も同じ行へ書きます。
📚 用語解説
共通テスト利用方式:共通テストの成績を入学者選抜に利用する方式の総称。共通テストだけで判定する方式と、大学独自の試験等を組み合わせる方式があるため、方式名だけでなく大学公式の選考方法を確認する。
地理歴史・公民の組合せと第1解答科目に注意











地歴公民を2科目受けるとき、好きな2科目を自由に組み合わせて、高い方を大学に使えますか?











自由ではない。共通テスト自体に選べない組合せがあり、大学が第1解答科目だけを利用する場合もある。科目名だけでなく、組合せと前半・後半の順序まで募集要項で確認しよう。
令和9年度の地理歴史・公民では、探究科目を含む5科目と、必履修科目を組み合わせた『地理総合/歴史総合/公共』の計6科目から最大2科目を選びます。2科目受験は130分で、前半60分が第1解答科目、後半60分が第2解答科目です。間の10分は答案回収等の時間で、一時退室はできません。
探究科目を含む5科目から2科目選ぶ場合、『公共,倫理』と『公共,政治・経済』は組み合わせられません。また、『地理総合/歴史総合/公共』と探究科目を組み合わせる場合、その中で選んだ出題範囲と同一名称を含む科目は選べません。たとえば「地理総合」と「公共」を選択解答するなら、『地理総合,地理探究』『公共,倫理』『公共,政治・経済』との組合せは不可です。
| 選び方 | 共通テスト上の扱い | 確認すべきこと |
|---|---|---|
| 探究等5科目から2科目 | 公共,倫理+公共,政治・経済は不可 | 大学が認める2科目か |
| 地理総合/歴史総合/公共 | 3範囲から2範囲、計1科目 | 選択範囲と同名科目の重複 |
| 2科目登録 | 前半が第1、後半が第2 | 大学が第1のみ使うか |
| 1科目登録 | 試験当日に2科目へ変更不可 | 併願校が2科目を要求しないか |
第1解答科目は単なる解く順番ではありません。大学が地歴公民の1科目だけを合否判定に使う場合、高得点の方ではなく第1解答科目を採用することがあります。2027年度の横浜市立大学の選抜要項にも、学部・方式によって第1解答科目を採用する旨の記載があります。扱いは大学ごとに違うため、「高い方が自動採用」と思い込まないでください。
決め方は、まず志望校が認める科目を残し、次に高校の授業進度と個別試験との重なりを比べ、最後に模試の得点と残り学習量を見ます。暗記量が少なそう、周囲が選んでいる、といった印象だけで決めると、併願校で利用できない、授業の演習量を活かせない、個別試験との二重学習になる危険があります。
『地理総合/歴史総合/公共』を選ぶ人は、共通テスト地理総合/歴史総合/公共の参考書ルートも確認し、2つの出題範囲をどの順で仕上げるかまで学習計画へ落とし込んでください。
地理歴史・公民を2科目受験すると登録した場合、当日に1科目だけへ減らすことはできません。1科目登録から2科目を受けることもできません。併願候補まで確認してから登録数を決めます。
📚 用語解説
第1解答科目:地理歴史・公民または理科を2科目受験するとき、前半60分で解答する科目。大学によっては第1解答科目の成績だけを利用するため、科目の順序も出願資格と合否に関わり得る。
理科・数学・外国語・情報の選び方と落とし穴











理科基礎は2分野で1科目と数えるんですよね。数学や英語、情報も、当日に自由に変えられますか?











教科ごとに自由度が違う。理科は登録科目数、数学は①と②、外国語は別冊子希望、英語はリスニング、情報は大学の利用方法が要点だ。大学側の指定と共通テスト側の登録を分けて見よう。
理科は「基礎2分野で1科目」と登録数を区別する
『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』は、4つの出題範囲から2つを選択して60分で解答し、配点は各50点、合計100点です。ただし共通テスト上の科目数は「1科目」です。たとえば化学基礎と生物基礎だけを受験する場合、理科は1科目受験として登録します。1つの出題範囲だけ解答する受け方はできません。
理科を2科目登録した場合、基礎科目と物理・化学・生物・地学を組み合わせることは共通テスト上可能で、同一名称を含む出題範囲との組合せもセンターは制限していません。ただし大学側が認めない場合があります。また、基礎科目を前半と後半で2回選び、異なる4分野を解くことはできません。理科も大学の科目指定と第1解答科目の扱いを確認します。
文系で理科基礎を選ぶ場合も、「短期間で点を取りやすそう」だけで決めません。学校での履修、共通テスト模試の得点、資料・計算問題への相性、併願校の利用可否を比較します。科目別の特徴と学習手順は、共通テスト理科基礎の選び方と勉強法で詳しく確認できます。
数学は①と②を分け、大学側の指定範囲を見る
数学①は『数学Ⅰ,数学A』『数学Ⅰ』から1科目、数学②は『数学Ⅱ,数学B,数学C』です。数学を受験教科として登録した場合、①と②の両方、またはいずれか一方だけを受験できます。一方で志望大学が数学①②の両方を指定していれば、片方を欠くと大学の条件を満たせません。
数学Aは図形の性質、場合の数と確率の2項目に対応し、全て解答します。数学B・Cは数列、統計的な推測、ベクトル、平面上の曲線と複素数平面の4項目に対応し、3項目分を選択解答します。受験科目名だけでなく、高校で学ぶ単元と大学が求める個別試験の範囲まで照合してください。
外国語は英語のリスニングと別冊子希望を確認する
外国語で『英語』を選ぶ場合は、原則としてリーディングとリスニングの双方を受験します。共通テスト上は各100点ですが、大学がそのまま1対1で利用するとは限りません。換算比率、リスニング免除者の扱い、英語資格との併用は大学公式の募集要項で確認します。
ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語の問題冊子を希望する場合は、出願時に別冊子の配付希望を登録します。希望した場合でも英語リーディングの問題冊子も配付され、英語を選択解答できます。ただし英語以外の外国語を受験した場合、リスニングは受験できません。
情報Ⅰは「受けるか」より大学の利用・換算を見る
『情報Ⅰ』は60分100点です。大学入試センターは、学習指導要領で情報Ⅰが共通必履修科目となったことなどを踏まえ、令和7年度から出題教科へ追加したと説明しています。2027年度も出題されるため、国公立志望では特に、大学が必須とするか、配点を何点へ換算するかを確認します。
配点が小さいから後回し、情報が得意だから他教科より優先、と一律に判断するのは危険です。大学の換算後配点と現在得点から、1時間の学習で合計点をどれだけ改善できるかを比較します。情報Ⅰを利用しない方式が併願先にあっても、第一志望が必須なら学習計画から外せません。
| 教科 | 共通テスト側の要点 | 大学側で見る要点 |
|---|---|---|
| 理科 | 1・2科目を出願時登録 | 指定科目・第1解答・基礎可否 |
| 数学 | ①と②は別時間 | 両方必須か・個別試験範囲 |
| 外国語 | 英語は原則R・L双方 | 換算比率・資格併用 |
| 情報 | 情報Ⅰ60分100点 | 必須・選択・換算配点 |
📚 用語解説
換算配点:共通テストの素点を、大学が独自の比率や満点へ置き換えて合否判定に使う配点。素点100点の教科でも、大学では50点や200点相当として扱われることがあるため、学習優先度は換算後の配点で判断する。
失敗しない科目選択の手順と年間チェックリスト











ルールは分かりました。実際には、いつ、何を、誰と確認すれば科目選択のミスを防げますか?











高2から候補を広く持ち、高3春に仮決定、夏に模試で検証し、出願前に大学公式要項と照合する。最後は自分一人で閉じず、学校や保護者と同じ一覧表を見て確認しよう。
高2まで:文理選択と履修科目を進路候補につなげる
高校の文理選択や履修登録は、共通テスト出願より早く行われます。この段階では志望大学を1校に固定せず、関心のある学部群が要求する数学、理科、地歴公民を幅広く確認します。学校で開講されない科目を必要とする大学があるなら、独学や外部講座の負担を早期に把握できます。
履修していない科目も共通テストでは受験できますが、大学側の制限と学習負担は残ります。「あとで変更できる」と考えず、候補学部の多くで共通する科目を軸に履修を決めます。
高3春:第一志望と併願校の科目表を作る
大学公式サイトの選抜要項・予告・募集要項を集め、大学、学部、学科、日程、方式を1行ずつ分けます。教科ごとに必須・選択、利用範囲、配点、第1解答科目、個別試験を記入し、前年要項を使う場合は「参考」と明示します。新年度の要項が出たら必ず差し替えます。
この時点で科目を仮決定し、学校の授業、参考書、模試の受験科目をそろえます。第一志望にしか使えない科目と、複数の併願校へ使える科目を区別すると、志望変更時のリスクが見えます。
夏まで:模試で得点と学習量を検証する
選んだ科目は、好き嫌いではなく模試の得点、単元別正答率、学習時間で検証します。得点が低い場合も、未習範囲が原因か、知識不足か、時間配分かで必要な対策は違います。1回の模試だけで科目変更せず、改善に必要な週数と他科目への影響を見積もります。
共通テストだけで使う科目も放置はできませんが、個別試験の主要科目を圧迫しない配分が必要です。換算後配点、現在得点、目標点との差を並べ、伸ばす1点の価値と必要時間を比較します。
出願前:最新版要項とWeb登録を三者で照合する
出願前には、第一志望だけでなく現実的な併願校について、最新版の大学公式募集要項を再確認します。共通テストの受験教科、地歴公民・理科の登録数、外国語の別冊子希望を、作成した科目表とマイページの入力内容で照合します。
本人、学校の先生、保護者など複数人で、画面ではなくチェック項目を読み上げて確認します。訂正期間の最終日を締切にせず、数日前に一度確定し、控えを保存します。募集要項に解釈が難しい箇所がある場合は、推測せず大学の入試担当窓口へ問い合わせます。
確認日、資料URL、年度、該当ページを科目表へ記録します。検索結果の要約や前年の記事だけで決めず、最終判断の根拠を大学公式資料まで戻れる形にしてください。
共通テストの科目選択は「普通の対策」では受からない











必要科目を正しく選べたら、あとは参考書を買って自分で進めれば合格まで届きますか?











科目選択は入口にすぎない。令和9年度は7教科があり、志望校の換算配点と現在地に合わせて複数科目を毎日進める必要がある。普通の対策が日々の実行まで変えるかを検証しよう。
結論から言います。志望校の必要科目を確認し、参考書をそろえるだけの「普通の対策」では、共通テストで志望校に受かるのは厳しいと断言します。令和9年度の共通テストは7教科で構成され、大学・学部・方式ごとに利用科目と換算配点が異なります。科目を正しく登録しても、必要な合計点を作る学習を毎日実行できなければ合格条件は満たせません。
鬼管理専門塾が公式に示す従来塾の3つの限界は、①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1指導では変化が遅い、というものです。科目選択後の学習手段を、この3つの限界と「複数科目を配点どおり毎日進められるか」で一つずつ検証します。
独学・参考書のみでは①②の限界が残る
独学と参考書だけでも、科目ごとの知識は得られます。しかし、募集要項を読んだだけで科目表が完成しないのと同じで、参考書を買っただけでは今日の教材、範囲、問題数、復習時刻まで決まりません。情報を得ても行動が変わらない①の限界が残ります。
人気参考書の標準ルートを全員が同じ順で進めると、志望校の換算配点、個別試験、現在の弱点を反映できません。地歴公民に時間を使いすぎて英語を落とす人と、理科が未完成の人へ同じ課題を出しても改善点は違い、②の限界にも当たります。
映像授業・アプリでは①の限界が残る
映像授業やアプリは、分かりやすい講義や多くの演習を提供できます。一方、動画を見たこと、連続学習日数を伸ばしたこと、解説を読んだことと、本番で時間内に正解できることは別です。復習と再テストまで行動が変わらなければ①の限界が残ります。
教科別アプリの履歴が増えても、志望校の換算後配点から今週どの教科を何点伸ばすかを決めなければ、便利な機能は合格計画につながりません。特に共通テストだけで使う科目は、視聴した満足感で確認テストが後回しになりやすい点に注意が必要です。
集団授業の大手予備校では②の限界が残る
大手予備校の集団授業は、質の高い講義と豊富な入試情報を提供できます。しかし同じ講座では、同じ教材を同じ進度で進めます。国公立文系、国公立理系、私立共通テスト利用では必要科目と配点が違うため、全員同じ時間割では②の限界が残ります。
講義以外の時間に、数学、理科、地歴公民、情報を何分ずつ進めるかが個別化されなければ、自分の科目表より予備校のカリキュラムが優先されます。使わない範囲に時間を費やし、配点の大きい弱点科目が遅れる危険があります。
一般的な個別指導塾では③の限界が残る
一般的な個別指導塾は、授業中の説明を生徒に合わせられます。ただし週1回の授業だけが管理対象なら、残り6日間の実行、複数科目の配分、前週の誤答が再発していないかをすぐ確認できません。未達の発見が翌週になる③の限界が残ります。
共通テスト出願や本番が近づくほど、一週間後の修正では改善回数が不足します。独学・参考書、映像授業・アプリ、集団授業、一般的な個別指導を3つの限界で消去すると、志望校の必要科目と配点から1日単位の課題を作り、毎日・毎週検証する鬼管理専門塾しかない、という結論になります。
鬼管理専門塾の特徴











鬼管理専門塾では、選んだ共通テスト科目をどのように毎日の勉強へ落とし込むんですか?











志望大学の必要科目、換算配点、個別試験、現在得点から行動プランを作り、教材・範囲・問題数まで1日単位で数値化する。公式に確認できる6つの特徴を、科目選択後の対策へつなげて説明しよう。
教材名・範囲・問題数・時間・確認方法まで数値で示す
必要科目・換算配点・現在得点から個別計画を設計する
毎日の進捗を確認し、毎週のテストで定着と計画を修正する
講師満足度アンケート1,524件も公開し、専属で進捗を追う
総合型・推薦、英語資格、高校受験まで専門コースで対応する
LINEで質問でき、Zoom無料説明会と資料請求で内容を確認できる
❶ 1日単位で数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、「今日は共通テスト対策をする」という曖昧な予定ではなく、教材名、ページ、問題数、制限時間、復習方法まで1日単位で数値化して学習指示を出します。終わったかどうかを、生徒と講師が同じ基準で判断できる形にします。
科目選択後の対策では、英語リーディングの大問演習、数学の基礎再テスト、地歴公民の用語確認、理科の計算問題、情報Ⅰの資料問題などを日別に配置します。必要科目を一覧にしただけで終わらず、今日の行動へ変えられます。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
専属講師は、生徒ごとの志望大学が指定する教科・科目、換算配点、個別試験との比率、現在得点、失点原因をもとに、個別の行動プランを設計します。全員へ同じ教材と順番を機械的に当てはめません。
国公立文系、国公立理系、私立共通テスト利用では優先科目が異なります。第1解答科目に置く社会を重点化する人、理科2科目を並行する人、情報Ⅰの換算後配点が小さい人など、科目表に合わせて学習時間を配分します。
❸ 毎日・毎週の管理と確認テスト
鬼管理専門塾は毎日の進捗を確認し、毎週の確認テストで、教材を読んだかではなく自力で解けるかを検証します。基準に届かなければ追加課題を出し、その週のうちに学習計画を分析・修正します。
共通テストは複数科目の合計点で考えるため、一つの得意科目だけ伸びても不足科目が残れば合格条件を満たせません。日次で未達を見つけ、週次で科目ごとの伸びを確認し、配分の偏りを早い段階で修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師
講師は採用率0.6%の厳格な選考を通過した人材です。公式ページでは、入会生徒による講師満足度アンケート1,524件も公開されており、専属講師が継続して学習計画と実行状況を確認します。
科目選択後も、模試の結果や志望校変更で優先順位は動きます。同じ専属講師が必要科目と進捗を継続して追うことで、社会だけ、理科だけを見るのではなく、合計点と個別試験を含む全体設計を保ったまま修正できます。
❺ 大学受験・英語資格の専門コース
専門コースは、大学受験の大学特化・学部特化、総合型選抜・推薦入試、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAP等の英語資格、高校受験まで対応しています。目標と選抜方式に合わせて専門的な行動計画を組みます。
共通テストに加えて大学独自の個別試験、総合型選抜・学校推薦型選抜、英語資格を使う方式を並行する場合も、締切と学習量を一つの計画へまとめられます。方式ごとに対策を分断せず、その週に優先する科目と課題を明確にします。
❻ LINE質問・無料説明会・資料請求
学習中の質問はLINEで受け付けています。入会前にはZoomで行う無料説明会を利用でき、保護者の同席も可能です。資料請求で指導内容を確認し、疑問点を整理してから相談できます。
共通テストの科目表を作ったものの、理科を1科目か2科目か、社会の第1解答科目をどうするか、個別試験と学習時間をどう分けるか迷う場合は、模試結果と志望大学を共有して個別行動プランを相談できます。
鬼管理専門塾の大学受験コースには1カ月返金保証制度があります。対象条件と手続の詳細は無料説明会で確認してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは?で、公開している結果は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。
必要科目と現在地から、共通テストの毎日の対策計画を無料説明会で相談できます
まとめ|科目選択は大学公式要項から逆算する











最後に、科目選択を確定する前の確認順を短くまとめてください。











第一志望と併願校の公式要項、必須・選択・配点、地歴公民と理科の登録数、第1解答科目、Web出願の入力内容の順だ。最後に最新版かを確認し、複数人で照合しよう。
共通テストの科目は、得意・苦手だけで決めません。第一志望と併願校が指定する利用教科・科目、必須・選択、利用範囲、換算配点、個別試験、第1解答科目の扱いを先に確認し、その条件を満たす候補の中から学校の履修、模試得点、残り学習量を比べます。
令和9年度は出願時に、受験教科、地理歴史・公民の受験科目数、理科の受験科目数、外国語の別冊子問題の配付希望を登録します。地歴公民と理科の1科目・2科目は当日に変更できず、登録していない教科を受験しても採点されません。訂正期間は2026年10月9日10時から10月16日17時までです。
| 最終確認 | 見る場所 | 判断 |
|---|---|---|
| 大学条件 | 大学公式募集要項 | 必須・選択・範囲・配点 |
| 地歴公民 | 要項+受験案内 | 組合せ・登録数・第1解答 |
| 理科 | 要項+受験案内 | 基礎2分野・指定・登録数 |
| 数学・外国語・情報 | 方式別科目表 | ①②・換算・必須選択 |
| Web出願 | 共通テスト出願サイト | 入力と科目表が一致 |
検索結果や前年記事は候補を知る入口にはなりますが、最終判断には使いません。年度、大学、学部、方式が一致する公式資料へ戻り、判断に使ったページと確認日を記録してください。科目を確定したら、換算後配点と現在得点から毎日の学習量へ落とし込み、本番の解答順まで模試で固定することが合格への次の一歩です。
よくある質問
Q. 共通テストの科目はいつまでに決めればよいですか?
A. 学習計画のため、高3春までに第一志望と併願候補から仮決定するのが安全です。令和9年度は出願内容を2026年9月15日10時から10月2日17時までに登録し、10月9日10時から10月16日17時まで確認・訂正できます。期限後は受験教科や科目数を訂正できません。
Q. 履修していない科目を共通テストで受験できますか?
A. 大学入試センターの令和9年度Q&Aでは受験できるとされています。ただし大学が利用を認めない場合があるため、志望大学の募集要項を確認してください。未履修科目を選ぶ学習負担も含めて判断する必要があります。
Q. 地理歴史・公民と理科は、出願後に1科目から2科目へ変えられますか?
A. 確認・訂正期間内ならマイページで訂正できますが、期間経過後や試験当日は変更できません。2科目登録して当日に1科目だけ受験することも、1科目登録して2科目受験することもできません。
Q. 第1解答科目は、得意科目を置けばよいですか?
A. まず大学の利用方法を確認します。大学によっては2科目のうち第1解答科目だけを採用し、指定外の科目だと条件を満たさない場合があります。認められる科目の中で、得点の安定性や併願校の条件を比べて前半の科目を決めてください。
Q. 理科基礎を2分野受けると、理科2科目として登録しますか?
A. いいえ。『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』は4分野から2つを選びますが、共通テスト上は1科目です。基礎2分野だけを受ける場合、理科は1科目受験として登録します。
Q. 私立大学なら共通テストは3教科だけでよいですか?
A. 一律ではありません。大学・学部・方式により2教科型、3教科型、4教科以上の型、大学独自試験との併用などがあり、必須・選択科目も異なります。方式別の公式募集要項で利用科目、換算配点、出願時期を確認してください。
Q. 共通テストの科目選択で一番多い失敗は何ですか?
A. 得意科目だけで決め、志望校の必須科目、利用範囲、登録数、第1解答科目を見落とすことです。大学×学部×方式の一覧表を作り、最新版の公式要項とWeb出願の入力内容を複数人で照合してください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





