明治大学国際日本学部の入試と入学後のリアルを現役大学生が語ります。

世界と日本両方を学べる学部です。学部のテーマに「世界の中の日本」というのがありまして、正しくそういう学部です。
特に英語学習には力を入れています。

世界方面で言うと、各地方や国ごとの授業や、国際関係の授業が豊富です。

日本方面では、舞台芸術や刀剣などの伝統文化から、アニメや漫画についての授業もまで幅広くあります。

割と静かで落ち着いています。真面目な人が多いですね。

特に男子は真面目な人が多くて、女子はオシャレでキラキラした人が多い印象があります。

■良かったこと
英語力が上がったのと、日本の文化についても色々と学べたことです。特に後者に関してですが、国日では漫画やアニメ、ゲーム、特撮などのオタクの人にとっては嬉しい授業がいくつもあります。

■悪かったこと
特に男子は真面目な人が多いゆえに、少し刺激が足りないなと感じた点です。大学生的なノリに憧れがある人には物足りなく感じるかもしれません。

大学単位では特にありませんが、学部単位で言うと、キャンパスが文系で１つだけ中野なのが残念です。
僕は和泉や駿河台のリバティタワーに通えると思っていたので…。
ただ、これに関しては、同時にそれはキャンパスの人口が少なく、キャンパスに行けば大体どこかしらで知り合いに会えるということでもあるので一長一短ですね。
あとキャンパスにある図書館がとても小さいので、文献を探しても他のキャンパスの図書館にしかないということがよくあります。

それと、これは仕方ないことなのですが、先ほど言ったように、国際日本学部は国際関係や日本文化についてなど、学べる分野が広いのがウリの学部です。
ただそうは言っても、やはりマーケティングであるとか経営などの分野は少ないです（無いわけではありませんが）

国際的な分野や日本について以外の分野に途中で関心を持ち始めても、そちらの授業が少なく、残念に思う人もいるかもしれません。僕が正しくそういうタイプでした。

いくつかあるんですが、実はそれらは大体今は先生が変わってしまったり、先生が研究休暇を取られて今は開講していないものが多いです…。

さらに言うと、１年生の時は必修が多く、自由に取れる授業は少ないです。
僕個人としては２年生の以降に履修した授業の方が面白いものは多かったです。
自分の好きな授業をどんどん取るのは2年生以降となることは事前に想定しておいた方がいいと思います。

大変だったことは、必修に付いていくことですね。

国際日本学部では、１年生は必修で週６で英語の授業があります。
僕は英語嫌いではありませんし、そもそも国日に入ってくる人に英語嫌いな人はあまりいませんが、それでもかなり大変でした。
ちなみに英語は２年生でも週５で必修であります。
必修英語の難易度は担当する先生によって全く異なります。
同じレベルのクラスでも、先生が違えば課題の量も内容も全然違うので、運が悪いと相当大変になるだろうと思います。

先ほどオタク系の授業があると言いましたが、それでも意外とオタクが少ないと感じたことです。

国際日本学部は英語や国際関係が好きな人と日本文化が好きな人で２分されるといわれていますが、前者の方が圧倒的に多いと感じています。

英語、国際関係、多様性、オタク系の文化に関心がある人に向いていると思います。

また、これら以外にも学べる分野がかなり幅広いのもこの学部の魅力です。
特にこれを学びたい！というのがない人にもむしろ向いているとも言えます。

旅行関係や航空業界が多いイメージがあります。
数年前には志望する企業のNO.1がANAだった時もあると聞きました。
今はコロナ渦で航空業界は少ないかもしれないですが、やはり旅行やレジャー系を志望する人は多いみたいです。

特にありません。

ゼミで自分で制作したグッズを同人即売会で売り出したのですが、そこで大赤字になったことです笑

基礎を徹底的に固めたことが勝因だと思っています。
国日の受験はどの科目も問題はそこまで難しくなく、高得点勝負です。

どの科目においても、基礎を徹底的に磨いてください。
難しい問題はほとんど出ません。

あと、英語は速読を極めるようにしましょう。
英文も問題も難しくはないのですが、とにかく英文が長いですし、完全に時間との勝負になります。

国語も同じような感じです。論述問題もありますし、とにかく時間内に解き終わることを最優先しましょう。

ちなみに配点は英語が圧倒的に高いです。なので、最優先で勉強するべきは英語になります。ただ、苦手科目を作らないように。