
菅澤さん、MARCHを目指したいんですけど、明治・青学・立教・中央・法政の5つって、偏差値も倍率も入試のやり方もバラバラなんですよね……? どの大学を狙えばいいのかも、どんな塾で対策すればいいのかも分からなくて、正直モヤモヤしています。

その迷いはMARCH志望者ほぼ全員が通る道だよ。実はMARCHは同じ大学群なのに、河合塾のボーダー偏差値で52.5〜67.5まで15ポイントも幅があるし、倍率の公表方法すら大学ごとに違う。この記事では ①5大学の全体像 → ②偏差値比較 → ③2026年度の倍率比較 → ④自分に合う大学の選び方 → ⑤合格までの年間戦略 の順で、公式データだけを使って整理していくね。
この記事は、MARCH各大学の対策を専門コースで指導する「鬼管理専門塾」が、明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学の公式入試データ(2026年度実績)と河合塾Kei-Netのボーダーライン偏差値(出典は各セクションに明記)をもとに、5大学の違いと合格戦略を1本で整理するガイドです。「MARCHに行きたいが、どの大学・学部を狙うべきか」「塾を探しているが、何を基準に選ぶべきか」という2つの疑問に、データで答えていきます。
目次
MARCH5大学の全体像【比較早見表】
| 大学 | 学部数 | 主なキャンパス | 偏差値(河合塾) | 2026年度実質倍率(主要方式) |
|---|---|---|---|---|
| 明治大学 | 10学部 | 駿河台・和泉・生田・中野 | 57.5〜67.5 | 4.6倍(学部別入学試験) |
| 青山学院大学 | 11学部 | 青山・相模原 | 55.0〜62.5 | 4.6倍(一般選抜全学科計) |
| 立教大学 | 12学部 | 池袋・新座 | 57.5〜65.0 | 5.0倍(一般入試主要日程計) |
| 中央大学 | 10学部 | 茗荷谷・多摩・後楽園・市ヶ谷田町 | 52.5〜62.5 | 4.3倍(学部別選抜一般方式) |
| 法政大学 | 15学部 | 市ケ谷・多摩・小金井 | 52.5〜62.5 | 学科×方式別に公表(本文参照) |
上の表がMARCH5大学の全体像です(偏差値の出典は河合塾Kei-Net「偏差値(ボーダーライン)」各大学ページ、倍率の出典は各大学公式サイトの2026年度入試結果データ。詳細は後述の各セクションに明記)。まず押さえてほしいのは、「MARCH」とひとくくりに呼ばれていても、学部数は10〜15、偏差値レンジは52.5〜67.5、キャンパスの立地も都心集中型から郊外併用型まで、大学ごとにまったく性格が違うという事実です。立教大学は2026年4月に環境学部を新設して12学部体制になり、中央大学は同じく2026年4月に理工学部を基幹理工・社会理工・先進理工の3学部に再編するなど、学部構成はここ数年で大きく動いています。古い情報のまま志望校を決めると、出願段階で「思っていた学部がない」「方式が変わっている」という事故が起きるため、必ず最新年度のデータで考える必要があります。
📚 用語解説
MARCH(マーチ):明治大学(M)・青山学院大学(A)・立教大学(R)・中央大学(C)・法政大学(H)の頭文字を取った首都圏難関私立大学5校の通称。これに学習院大学(G)を加えて「GMARCH」と呼ぶこともあります。早慶上理に次ぐ難関私大グループとして、併願戦略の中心になる大学群です。
- 早慶上理: 最難関私大群。MARCH上位学部と偏差値帯が重なる

MARCHって、早慶のワンランク下のグループだと思ってました。でも明治の上位学部は偏差値67.5って、ほとんど早慶レベルじゃないですか……?

そこがMARCHの一番誤解されているポイントなんだ。明治の経営学部上限67.5と中央の文学部下限52.5では、同じMARCHでも要求される学力がまったく違う。「MARCHだからこのくらいの勉強でいい」というざっくりした基準で対策すると、上位学部には全然届かないし、逆に下位帯だけ見て油断すると倍率の高い人気学部で足をすくわれる。まず5大学の中の「幅」を知ることが出発点だよ。
最初のアクションとして、この早見表の5大学から「気になる2〜3校」に印を付けてください。なお、明治大学と青山学院大学については、学部別の偏差値・倍率・年間戦略まで掘り下げた個別ガイドを公開しています。5大学の比較で狙いが絞れてきたら、明治大学の学部・偏差値・倍率ガイド、青山学院大学の学部・偏差値・倍率ガイドもあわせて読むと、個別大学の解像度が一気に上がります。
MARCH5大学の偏差値比較【河合塾ボーダーライン】
| 大学 | ボーダー偏差値 | 上限の学部(例) | 下限の学部(例) |
|---|---|---|---|
| 明治大学 | 57.5〜67.5 | 経営学部 62.5〜67.5 | 文・理工・総合数理学部 57.5〜 |
| 青山学院大学 | 55.0〜62.5 | 経済学部 62.5 | コミュニティ人間科学部 55.0 |
| 立教大学 | 57.5〜65.0 | 異文化コミュニケーション学部 65.0 | 理・コミュニティ福祉学部など 57.5 |
| 中央大学 | 52.5〜62.5 | 法学部 57.5〜62.5 | 文学部 52.5〜60.0 |
| 法政大学 | 52.5〜62.5 | 文・社会・法・経営学部 上限62.5 | 理工・生命科学部など 52.5〜 |
上の表は、河合塾Kei-Netが公表するボーダーライン偏差値を5大学分整理したものです(出典: 河合塾Kei-Net「偏差値(ボーダーライン)」明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学の各ページ。立教・中央・法政は2026年7月19日に直接取得、明治は2026年7月18日・青学は2026年7月19日の取得値)。5大学を通した全体レンジは52.5〜67.5で、その差は15ポイント。偏差値15ポイントの差は、模試の判定でいえばE判定とA判定が入れ替わるほどの開きです。つまり「MARCH対策」という一枚岩の勉強法は存在せず、狙う大学×学部の帯に合わせて目標設定を変える必要がある、ということをこの表は意味しています。
📚 用語解説
ボーダーライン偏差値:河合塾が全統模試の結果と入試結果を突き合わせて算出する「合格可能性が50%に分かれる偏差値」のこと。大学の学部・学科・入試方式ごとに設定されます。同じ学部でも方式によって値が変わるため、志望校の判定は必ず「自分が受ける方式」のボーダーで確認するのが鉄則です。

5大学の中だと中央と法政の下限が52.5で一番入りやすそうに見えますけど、その考え方で志望校を決めていいんですか?

半分正解で半分危険、というのが答えだね。確かに偏差値の下限帯は挑戦しやすい入口だけど、偏差値が低め=受かりやすいとは限らない。次のセクションで見るように、倍率は偏差値と別の動きをするからね。それに下限帯の学部が自分の学びたい分野と一致しているとは限らない。「偏差値の入口」と「倍率の実態」と「学びたい内容」の3つを重ねて初めて、狙い目が決まるんだ。
このセクションのアクションは2つです。まず直近の全統模試の偏差値を確認し、上の軸のどこに自分がいるかを書き出すこと。次に、志望候補の学部のボーダーが自分の現在地から何ポイント先にあるかを数えることです。ギャップが5ポイント以内なら過去問対策で届く射程、10ポイント以上なら基礎からの学び直しを含めた長期戦略が必要、というのが目安になります。
MARCH5大学の倍率比較【2026年度・公式入試結果】
| 大学(集計方式) | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 明治大学(学部別入学試験) | 63,246 | 57,354 | 12,394 | 4.6倍 |
| 青山学院大学(一般選抜・全学科合計) | 54,444 | 50,180 | 10,958 | 4.6倍 |
| 立教大学(一般入試 2/6・8・9・12・13 総計) | 40,336 | 38,272 | 7,614 | 5.0倍 |
| 立教大学(文学部別日程 2/11) | 2,716 | 2,551 | 458 | 5.6倍 |
| 中央大学(学部別選抜・一般方式 総計) | 34,492 | 30,920 | 7,222 | 4.3倍 |
| 中央大学(5学部共通選抜 総計) | 7,707 | 7,263 | 1,596 | 4.6倍 |
| 法政大学(T日程・英語外部・A方式 確定志願) | 76,772 | 学科×方式別公表 | 学科×方式別公表 | 方式により大差(本文) |
上の表は2026年度入試の実績を各大学の公式データから整理したものです(出典: 明治大学公式サイト「入試データ」2026年度学部別入学試験結果、青山学院大学公式サイト「2026年度入学者選抜結果」、立教大学公式サイト「2026年度入試結果」PDF、中央大学公式サイト「2026年度入試データ」PDF、法政大学入試情報サイト「2026年度一般入学願書受付状況(確定)」PDF。いずれも2026年7月19日確認。実質倍率=受験者数÷合格者数)。立教は一般入試の志願者を全日程合算すると43,052名で、公式の志願者速報(1月26日確定)の合計と一致することを検算済みです。法政は志願者総数が最大級(共通テスト利用B・C方式も合算すると111,240名)ですが、倍率は学科×方式別のみの公表で、例えば法学部法律学科A方式12.0倍、法学部政治学科T日程12.4倍、経営学部経営学科A方式1日程6.5倍のように方式によって大きく変わります。一方、共通テスト利用C方式の経済学部国際経済学科は2.2倍と、同じ大学の中に2倍台から12倍台までが同居しています。
📚 用語解説
実質倍率:実際に試験を受けた受験者数÷合格者数で算出する、入試の実際の競争率です。出願段階の人気度を示す「志願倍率(志願者数÷募集人員)」とは定義も数値も異なります。この記事の倍率は、原則として各大学公式サイトが公表する実質倍率(またはそれに準ずる公表値)を使用しています。
上の表・グラフの倍率は、大学ごとに集計対象の入試方式が異なります(明治=学部別入学試験のみ、青学=一般選抜全体、立教=一般入試、中央=学部別選抜一般方式、など)。また倍率は年度・出題傾向・併願動向で毎年変動します。出願直前には必ず各大学公式サイトと河合塾Kei-Netの最新データを確認してください。

偏差値では中央と法政が入りやすそうに見えたのに、法政の法学部A方式は12.0倍……?偏差値と倍率って、ぜんぜん違う動きをするんですね。

そう、それがこのセクションで一番伝えたかったことだよ。倍率は「難易度」そのものではなく「募集人員と人気のバランス」を表す数字なんだ。だから偏差値が同じ帯でも、募集の少ない方式に志願者が集中すれば倍率は跳ね上がる。倍率5倍を超える入試は、実力があっても取りこぼしが起きる世界。だからMARCH受験は1学部1方式に賭けるのではなく、倍率の性質が違う方式を組み合わせて受けるのが定石なんだよ。
アクションとしては、志望候補に挙げた大学について「学部×方式ごとの倍率」を公式サイトの入試結果ページで確認してください。大学全体の平均倍率(4〜5倍)だけを見ていると、明治の商学部6.1倍・青学の経済学部7.3倍・立教の経営学部7.4倍のような高倍率学部と、明治の理工学部3.4倍・青学の理工学部3.5倍・立教の理学部3.8倍のような落ち着いた学部の差を見落とします。同じ大学の中でも学部で倍率が2倍近く違う——この粒度で見ることが、現実的な併願設計の第一歩です。
自分に合うMARCHの選び方【3つの軸で決める】
ここまでのデータを踏まえて、5大学から「自分の本命」を決める3つの軸を紹介します。軸1は偏差値帯と自分の現在地(セクション2)、軸2は倍率と募集構造(セクション3)、そして軸3が入試方式との相性です。MARCHは5大学とも「複数学部を一度に狙える統一型の方式」と「学部ごとの個別方式」を併用していますが、名称も仕組みも大学ごとに異なります。
| 大学 | 統一型方式の名称 | 特徴(公式公表の仕組み) |
|---|---|---|
| 明治大学 | 全学部統一入学試験 | 1回の試験で複数学部に併願可能(2026年度実績: 志願者22,209名) |
| 青山学院大学 | 全学部日程 | 複数学部を同一日程で併願可能。個別学部日程と併用できる |
| 立教大学 | 一般入試(試験日自由選択) | 複数の試験日から選んで出願でき、同一学科への複数併願も可能 |
| 中央大学 | 5学部共通選抜 | 複数学部を一度に出願できる方式(2026年度実質倍率4.6倍) |
| 法政大学 | T日程(統一日程) | 2科目型の統一日程。A方式(個別日程)・英語外部試験利用と併用可能 |
出典はいずれも各大学公式サイトの入試情報・2026年度入試結果データ(2026年7月19日確認)です。統一型は「1回の試験で複数の合格チャンス」を作れる半面、募集人員が少なく倍率が上がりやすい傾向があります(例: 立教の文学部別日程5.6倍、中央の5学部共通選抜4.6倍は、いずれも同大学の主要方式の倍率を上回る)。だから統一型だけに賭けるのではなく、個別方式・共通テスト利用と組み合わせて、受験機会を面で設計するのが正解です。
📚 用語解説
統一型方式(全学部日程・全学部統一入学試験など):1回の試験で同じ大学の複数学部・学科に同時出願できる入試方式の総称。名称は大学ごとに異なり、明治は「全学部統一入学試験」、青学は「全学部日程」、中央は「5学部共通選抜」、法政は「T日程」と呼びます。試験日程・科目数・配点も大学ごとに違うため、募集要項での確認が必須です。

明治が本命なんですけど、この考え方だと立教や法政も一緒に受けたほうがいいってことですか?

いい質問だね。MARCHは5大学で入試日程が分散しているから、実は「MARCH内併願」がしやすい構造になっているんだ。本命が明治なら、同じ科目構成で受けられる他大学の学部を2〜3方式組み合わせるのが定石。ただし大学ごとに出題傾向は別物だから、「なんとなく全部受ける」は共倒れのもと。過去問との相性を確認したうえで、優先順位をつけて絞り込むこと。この設計こそ、独学だと一番難しいところで、私たちのような専門塾が最初に手を入れる部分でもあるんだよ。
本命大学の主要方式+同大学の統一型方式+他のMARCH2大学の相性が良い学部、の計3〜5方式が基本形。倍率5倍超の方式だけで固めない・科目負担が増えすぎる組み合わせを避ける、の2点を必ず守ること。
このセクションのアクションは、上のフローに沿って「出願候補リスト」を紙に書き出すことです。この段階では5大学×2〜3学部の広めのリストで構いません。次のセクションの年間戦略で、リストを絞り込みながら学習計画に落とし込んでいきます。
MARCH合格の年間戦略【時期別にやることを決める】
志望校の方向性が決まったら、合格から逆算した年間計画に落とし込みます。MARCHの一般入試は例年2月上旬〜中旬に集中しており(2026年度の立教は2月6日・8日・9日・11日・12日・13日に実施)、そこから逆算するとやるべきことの順番はほぼ一本道です。
この計画の軸になるのが英語です。MARCHは5大学とも英語の配点比重が高く、英語の仕上がりがそのまま合否に直結します。大学ごとの英語の配点・目標得点は個別記事で詳しく解説しているので、志望大学のものを必ず確認してください: 明治大学の英語配点・青山学院大学の英語配点・立教大学の英語配点・中央大学の英語配点・法政大学の英語配点。特に立教大学は一般入試で独自の英語試験を実施せず、英語資格・検定試験か共通テスト英語のスコアを利用する方式を採用しているため、英検などの外部試験対策を高2のうちから組み込んでおく必要があります。
📚 用語解説
大学入学共通テスト利用入試:大学独自の試験を受けずに、共通テストの得点だけ(または独自試験との併用)で合否判定される方式。MARCHでは5大学とも導入しており、国公立併願者が押さえで使うことが多い一方、ボーダー得点率は高くなりやすい(河合塾Kei-Netで各大学70%〜89%の帯)ため、「共テ利用なら楽」というわけではありません。
「基礎が全部終わってから過去問」では遅すぎます。夏に必ず1年分を解いて出題形式と現在地の差を数値化し、秋からは週単位で過去問演習を回すのがMARCH合格者の標準ペースです。第一志望は最低でも5〜10年分、併願校も2〜3年分は目を通しておきましょう。

計画の立て方は分かってきました。でも正直、この週次サイクルを1年間、自分ひとりで回しきれる自信がないです……。部活もあるし、来週になったら計画がズレてる気がします。

その不安は正しいよ。実際、多くの受験生が挫折するのは「計画の内容」ではなく「計画の実行」のほうなんだ。年間計画は誰でも立てられるけど、毎日のやるべき量に分解して、サボれない仕組みで回し続けるのは根性論では無理がある。だからこそ、毎日の学習指示と確認テストで実行を管理する仕組みを外部に持つ——つまり管理型の塾を使う受験生が増えているんだよ。次のセクションで、なぜ「普通の塾」ではMARCH対策として不十分なのかをデータから話すね。
アクションは、上の週次サイクルを今週から1週間だけ試してみることです。1週間回してみて、「決めた範囲の8割以上を実行できたか」を確認してください。できたなら独学でも回せる素質があります。できなかったなら、実行を管理する仕組みを整えるのが先決です。
MARCH合格は「普通の対策」では届かない
断言します。「MARCHレベルならなんとなく塾に通っていれば受かる」という認識のままでは、合格はまず届きません。
理由はここまでのデータが示しています。MARCHのボーダー偏差値は52.5〜67.5と同じ大学群の中で15ポイントも開き、2026年度の実質倍率は主要方式の総計でも4.3〜5.0倍、学部単位では明治商学部6.1倍・青学経済学部7.3倍・立教経営学部7.4倍、方式単位では法政法学部A方式12.0倍まで跳ね上がります。しかも統一型方式の名称・仕組み・英語の扱い(立教は独自英語試験なし)まで5大学バラバラ。つまりMARCH合格に必要なのは「漠然とした学力アップ」ではなく、大学×学部×方式ごとに目標偏差値と過去問対策を設計し、それを毎日の学習量に分解して実行しきる管理です。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書だけでは、方式の複雑さに対応できない
参考書学習そのものは有効ですが、MARCH5大学の方式差(統一型の名称も仕組みも大学ごとに違う)を独学で把握し、出願戦略まで自力で設計するのは至難です。さらに限界①③の通り、情報を集めても日々の行動が変わらなければ偏差値は動きません。「今日何をどこまでやるか」を毎日決めて実行を確認してくれる存在がいない独学は、計画倒れのリスクを常に抱えます。
映像授業・アプリだけでは、視聴が「実行」にすり替わる
映像授業は分かりやすい反面、「観た=やった」という錯覚が起きやすい形式です(限界①)。また配信カリキュラムは全受講生共通で、あなたが明治の経営(上限67.5)を狙うのか、中央の文学部(52.5〜60.0)を狙うのかという帯の違いに合わせて負荷を変えてはくれません(限界②)。倍率5倍超の学部を狙うのに、平均に合わせた教材消化で間に合うでしょうか。
集団授業の大手予備校でも、個別の出願設計まではしてくれない
大手予備校のMARCHコースは質の高い授業を提供しますが、全員同じカリキュラムという構造上、一人ひとりの現在地と志望学部のギャップに合わせた個別最適化は苦手です(限界②)。また授業がない日の学習は本人任せになりがちで(限界③)、セクション5で見た週次サイクルを回しきれるかは結局自分次第。「授業は受けているのに偏差値が動かない」の典型パターンです。
一般的な個別指導塾でも、週1〜2回では管理が穴だらけになる
個別指導は柔軟に見えますが、週1〜2コマの指導時間以外の週残り160時間超が管理されないなら、独学と大差ありません(限界③)。さらに講師が大学受験のデータ(学部別倍率・方式差)まで踏まえて出願戦略を設計できるとは限らず、結局「教科の質問対応」で終わってしまうケースが多いのです(限界②)。
だからこそ、MARCHを本気で狙うなら「大学×学部×方式のデータに基づいた戦略設計」と「毎日の実行管理」の両方を仕組みで提供する専門塾——鬼管理専門塾が最適解だと私たちは考えています。
鬼管理専門塾の特徴
「今日は英単語を何個、長文を何題」まで数値で指示。やることが毎日明確なので迷いなく進められます。
現在の偏差値と志望校のギャップから逆算し、一人ひとり別の行動計画を作成します。
実行したかを毎日確認し、毎週の確認テストで定着率を測定。やりっぱなしを許しません。
厳選された講師が専属で伴走。講師満足度アンケートは1,524件の実績があります。
大学受験(学部特化を含む)、総合型選抜/推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを用意。
授業がない日もLINEでいつでも質問可能。無料説明会・資料請求で指導内容を確認してから始められます。
❶1日単位の数値化した学習指示——「MARCH対策の迷い」を消す
鬼管理専門塾では、年間計画を月次・週次・日次まで分解し、毎日「何をどこまでやるか」を数値で指示します。
セクション5の年間戦略で見た通り、MARCH合格の分かれ目は計画の実行です。偏差値52.5〜67.5のどの帯を狙うかで毎日の学習量は変わります。その分解を本人の意志力に頼らず、仕組みとして毎日提供するのがこの塾の中核機能です。
❷生徒ごとの個別行動プラン——5大学のどこを狙うかで計画は別物になる
入塾時に現在地(模試の偏差値・科目バランス)と志望(大学×学部×方式)を特定し、そのギャップから逆算した専用の行動プランを作ります。
明治の経営(上限67.5)を狙う受験生と、中央の文学部(52.5〜60.0)を狙う受験生では、同じ「MARCH志望」でも必要な到達点が15ポイント違います。全員共通のカリキュラムではこの差を埋められない——だから個別プランなのです。
❸毎日・毎週の徹底管理と確認テスト——倍率5倍超の学部で問われる完成度
毎日の実行確認に加えて、毎週の確認テストで「本当に定着したか」を測定し、定着していなければ先に進まず戻します。
立教経営7.4倍・青学経済7.3倍のような高倍率学部では、合格ライン付近に受験生が密集し、1問の取りこぼしが合否を分けます。「やったつもり」を毎週データで潰していく管理は、この密集地帯を抜け出すための装備です。
❹採用率0.6%の専属講師陣——質問対応で終わらない伴走
講師は採用率0.6%の選考を通過した専属陣で、講師満足度アンケート1,524件の実績があります。
MARCH5大学の方式差(立教の英語外部利用、法政のT日程など)を踏まえて学習の優先順位を調整できる講師が伴走することで、「がんばる方向」を間違えずに済みます。
❺専門コース展開——MARCH対策も英語資格もコースで対応
大学受験コース(学部特化を含む)から、総合型選抜/推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPの英語資格対策、高校受験まで専門コースを展開しています。
特に立教志望者は英語外部試験のスコアがそのまま合否材料になるため、大学受験コースと英語資格対策を一体で設計できるのは大きなアドバンテージです。
❻LINE質問対応+無料説明会・資料請求——始める前に中身を確認できる
授業がない日でも公式LINEで質問でき、疑問をその日のうちに解消できます。
「自分の場合、どの大学・方式を狙うべきか」という個別の相談は、無料説明会でデータを見ながら直接聞くのが最短です。資料請求だけでも指導の全体像がつかめます。
大学受験コースには1カ月返金保証があり(対象は大学受験コースのみ)、無料説明会で納得してからスタートできます。指導理論の詳細は鬼管理専門塾「鬼管理」とはを、実際の合格者は合格実績をご覧ください。
MARCH5大学のどこをどう狙うか、あなた専用の戦略設計を無料説明会で相談できます
まとめ: MARCHは「データで選び、毎日で受かる」
| 項目 | この記事の要点 |
|---|---|
| 5大学の全体像 | 学部数10〜15・キャンパスも性格も別物。まず2〜3校に絞る |
| 偏差値(河合塾) | 5大学全体で52.5〜67.5。上限は明治経営67.5、下限は中央文・法政理工系52.5 |
| 倍率(2026年度公式) | 主要方式総計で4.3〜5.0倍。学部単位は3.4〜7.4倍、法政の方式単位では12倍台も |
| 大学の選び方 | 偏差値帯×倍率×方式の3軸。統一型+個別+共テ利用で3〜5方式を面で設計 |
| 年間戦略 | 英語を軸に夏までに基礎完成→夏に過去問分析→秋から学部別演習 |
MARCHは「まとめて対策する大学群」ではなく、「データで比べて選び分ける5つの別の大学」です。河合塾のボーダー偏差値で自分の現在地とのギャップを測り、公式の倍率データで激戦区を見極め、方式を組み合わせて出願を設計する。そして決めた計画を、毎日の学習量に分解して実行しきる。この記事で紹介したデータと手順を使えば、その第一歩は今日から踏み出せます。独りで回しきる自信がなければ、鬼管理専門塾の無料説明会で、あなたの現在地からMARCH合格までの戦略を一緒に設計しましょう。
よくある質問
| よくある質問 | 答えの詳細がある章 |
|---|---|
| MARCHとGMARCHの違いは? | セクション1(全体像) |
| 偏差値はどのくらい必要? | セクション2(偏差値比較) |
| どの大学が入りやすい? | セクション2〜3(偏差値×倍率) |
| 塾なしの独学でも受かる? | セクション5(年間戦略)と宣伝セクション |
| いつから対策を始めるべき? | セクション5(年間戦略) |
Q. MARCHとGMARCHは何が違うのですか?
A. MARCHは明治・青山学院・立教・中央・法政の5大学、GMARCHはそこに学習院大学を加えた6大学の通称です。この記事は5大学(MARCH)のデータを扱っています。難易度帯はおおむね重なりますが、入試方式は大学ごとに異なるため、併願する場合は各大学の要項確認が必須です。
Q. MARCHに合格するには偏差値はどのくらい必要ですか?
A. 河合塾のボーダーライン偏差値で52.5〜67.5です(2026年7月時点)。下限帯は中央大学文学部や法政大学の理工系学部の52.5、上限は明治大学経営学部の67.5。同じMARCHでも15ポイントの幅があるため、「MARCHに必要な偏差値」ではなく「狙う学部のボーダー」で目標設定してください。
Q. MARCHで一番入りやすい大学はどこですか?
A. 一概には言えません。偏差値の下限帯では中央・法政に52.5の学部がありますが、2026年度の実質倍率は法政法学部A方式12.0倍のように方式によって跳ね上がります。逆に明治理工3.4倍・青学理工3.5倍・立教理3.8倍のように、上位大学でも落ち着いた学部はあります。偏差値×倍率×方式の3点セットで判断するのが正解です。
Q. 塾なしの独学でもMARCHに受かりますか?
A. 不可能ではありませんが、5大学で入試方式・英語の扱い(立教は独自英語試験なし)・倍率構造がすべて異なるため、情報収集と出願設計と毎日の実行管理をすべて独力で回す必要があります。週次サイクルを1週間試して8割実行できないなら、管理型の塾など実行を支える仕組みを検討することをおすすめします。
Q. MARCH対策はいつから始めるべきですか?
A. 理想は高2の冬までに英語・国語(理系は数学)の基礎を固め始めることです。夏に過去問を1年分分析し、秋から学部別演習に入るのが標準ペース。高3からのスタートでも、現在地と志望学部のギャップを測って計画を最短経路に絞れば十分勝負できます。まず模試の偏差値とボーダーの差を確認するところから始めてください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映




