「化学の参考書、種類が多すぎてどれが自分に合っているか分からない」「理論・無機・有機でそれぞれ何を選べばいいのか迷う」——化学の参考書を探し始めると、必ずと言っていいほどこの壁にぶつかります。結論から言うと、化学の参考書は「今のレベル」と「分野(理論・無機・有機)」の2軸で選ぶことが基本です。この記事では、理論化学・無機化学・有機化学それぞれのおすすめ参考書をレベル別にランキング形式で整理し、どれを選ぶべきかの判断基準と、効果的な使い方まで鬼管理専門塾の学習管理視点で解説します。

先生、化学の参考書って本屋に行くとすごい数があって、どれを買えばいいか分からなくなります。有名な参考書だけでも10冊以上あって……

それはみんなが通る悩みだね。化学の参考書を正しく選ぶには、「今の自分がどのレベルか」と「理論・無機・有機のどこが弱いか」の2点を先に整理する必要がある。今日は分野別・レベル別に、実際に使える参考書だけを整理していこう。
目次
- 化学参考書の選び方のポイント|3軸で考える
- 理論化学のおすすめ参考書ランキング|入門から難関大まで
- 無機化学のおすすめ参考書ランキング|暗記と理解を両立させる
- 有機化学のおすすめ参考書ランキング|構造決定まで対応できる1冊を選ぶ
- 化学の演習問題集おすすめランキング|レベル別の選び方
- 化学参考書の効果的な使い方と学習スケジュール
- 化学参考書だけでは「普通の対策」でやりきれない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|化学参考書を正しく選んで最後まで使いきるために
- よくある質問
- Q. 化学の参考書は何冊必要ですか?
- Q. 理論・無機・有機はどの順番で勉強すればいいですか?
- Q. 有機化学だけが苦手な場合、どの参考書から始めればいいですか?
- Q. 宇宙一わかりやすい高校化学と鎌田・福間の講義シリーズ、どちらを選べばいいですか?
- Q. 有機化学演習(駿台文庫)はどういうレベルの受験生に向いていますか?
- Q. 化学の新研究は最初から通読すべきですか?
- Q. 参考書の内容は「分かった」のに模試の偏差値が上がりません。どうすればいいですか?
- Q. 独学で参考書を使うのが難しいと感じたらどうすればいいですか?
- Q. 化学の参考書は新課程に対応したものを使う必要がありますか?
- Q. 理科2科目(化学+物理など)を選択している場合、どう進めればいいですか?
化学参考書の選び方のポイント|3軸で考える
化学の参考書を選ぶときに失敗しやすいのは、「評判が良い」という理由だけで選んでしまうことです。化学の参考書選びには「レベル」「分野」「タイプ(理解本か演習本か)」の3軸があり、この3つを揃えて選ばないと、せっかく買った参考書が自分に合わず、消化不良になってしまいます。
大事なのは、理解本と演習本を「同じレベル」でペアにして使うことです。理解が曖昧なまま演習本だけを解き進めると、間違えた原因が分からず、解き直しても得点力に結びつきません。次のH2からは、理論・無機・有機の3分野それぞれでレベル別の参考書をランキング形式で整理します。
📚 用語解説
理解本(講義系参考書):教科書の内容を噛み砕いて解説し「なぜそうなるか」を教えることに特化した参考書。橋爪・宇宙一・鎌田・福間シリーズなどが代表例。問題数は少ないが、仕組みの理解に強い。
📚 用語解説
演習本(問題集):実際の入試問題や類題を大量に収録し「解けるか」を確認することに特化した問題集。基礎問題精講・重要問題集・標準問題精講・化学の新演習などが代表例。理解本でインプットしてから使うのが基本。

理解本と演習本、同時に進めた方が効率いいですか?

基本は「理解本で分野の仕組みを理解してから、対応する演習本に進む」の順番だよ。同時進行はある程度慣れてきてからの話で、最初から両方を平行させると「理解できていない問題を解いても解説を読んでいるだけ」になりやすい。
参考書を選ぶ前に、直近の模試や問題集の正答率で自分のレベルを確認しましょう。共通テストの過去問で6割以上解けるなら「共通テスト・MARCHレベル」以上の参考書が対象です。偏差値の目安は進研模試の偏差値はあてにならない?全統模試との差と偏差値の正しい見方も参考になります。
理論化学のおすすめ参考書ランキング|入門から難関大まで
理論化学は化学3分野の中で最も計算問題の比重が高く、無機化学・有機化学の土台にもなります。「公式を暗記して解く」だけでは通用せず、「なぜその計算式になるか」まで理解できる参考書を選ぶことが大切です。ここでは理論化学の理解本をレベル別にランキング形式で比較します。
- 橋爪の理論化学授業: 化学が苦手な人の入門書。理論化学の基本概念を身近な例えで説明。共通テスト基礎レベルまで。
- 宇宙一理論化学: 図解を多用し全3分野(理論・無機・有機)を並行して学べる。共通テスト〜MARCH入り口レベル。
- 鎌田の理論化学講義: 入試頻出の計算パターンと仕組みの解説が充実。MARCH〜早慶・国公立二次レベルへの標準テキスト。
- 化学の新研究: 早慶・旧帝大の難問レベルまでの仕組みを網羅した辞書型参考書。通読より辞書として使う。
理論化学の入門書として最初に選ぶ1冊は、化学に苦手意識があるかどうかで分岐します。苦手意識が強い場合は「橋爪のゼロから劇的にわかる理論化学の授業(旺文社・大学受験DoStart)」で理論化学の基本概念と計算の流れを掴むのが先決です。一方、苦手意識がそれほど強くない場合は「宇宙一わかりやすい高校化学(理論化学)(学研プラス)」から始めると、理論・無機・有機の3分野を同じシリーズで揃えられるため効率的です。
共通テスト・MARCHレベル以上を目指す場合は、「鎌田の理論化学の講義(旺文社・大学受験Doシリーズ)」が中心的な参考書になります。新課程(化学基礎・化学)に対応した三訂版が刊行されており、モル計算・酸塩基・酸化還元・化学平衡といった計算問題の核心部分を、仕組みから解説しています。入試頻出の計算パターンを体系的に整理しており、共通テストから早慶・国公立二次の前半までカバーできる設計です。
📚 用語解説
エンタルピー(現行課程):現行の高等学校学習指導要領から新たに導入された、化学反応に伴う熱の出入りを表す概念。旧課程の「反応熱」から表記・符号の扱いが変更されており、新課程対応の参考書で確認が必要な項目の一つ。

化学の新研究って名前をよく聞くんですが、どういうときに使うんですか?

化学の新研究(三省堂・著:卜部吉庸)は、入試に出るほぼ全ての現象・仕組みを載せた辞書型の参考書なんだ。通読するには分厚すぎるから、重要問題集や過去問を解いていて「なぜこうなるのか」と思ったとき、該当ページだけを調べる使い方が基本だよ。
無機化学のおすすめ参考書ランキング|暗記と理解を両立させる
無機化学は3分野の中で暗記量が最も多く、金属・非金属元素の性質・気体の発生方法・沈殿反応・工業的製法などを体系的に押さえる必要があります。丸暗記だけで終わらせると、初見の設定でイオン化傾向や反応条件から推測する問題に対応できなくなります。おすすめ参考書をレベル別に見ていきましょう。
無機化学の基礎固めには「宇宙一わかりやすい高校化学(無機化学)(学研プラス)」が向いています。元素ごとの性質・反応を図と吹き出しで整理しており、暗記事項の流れが掴みやすい構成です。理論化学の宇宙一と同じシリーズのため、理論で学んだ酸化還元・イオン化傾向の知識と自然につながる設計になっています。
共通テスト・MARCHレベル以上の無機化学では「福間の無機化学の講義(旺文社・大学受験Doシリーズ)」が標準テキストとして広く使われています。「なぜその反応が起こるのか」を理論化学の知識と結びつけながら解説しており、気体発生・沈殿反応・工業的製法の各パターンを、丸暗記ではなく理由から理解できるように設計されています。五訂版(新課程対応)が刊行済みです。
「福間の無機化学の講義」を使う際は、沈殿反応の色や気体発生の条件を覚えるだけでなく、「なぜその色の沈殿ができるか」「なぜその条件で気体が発生するか」まで理解することが大切です。これが理論化学の知識と結びついたとき、初見の推測問題でも解けるようになります。
📚 用語解説
イオン化傾向:金属元素がイオンになりやすい順番を示した序列(K>Ca>Na>…>Cu>Hg>Ag>Pt>Au)。無機化学の沈殿反応・電池・電気分解の問題を解く上での基礎知識。「なぜ銅は希塩酸に溶けないか」のような問いに答えるには、イオン化傾向を理由から理解することが必要。

無機化学の量が多すぎて、何から覚えればいいか……

まず「頻出の反応パターン」から固めよう。気体の発生方法・沈殿反応・金属のイオン化傾向——この3テーマは共通テストから難関大まで必ず出る。宇宙一で全体像を掴んでから、福間で理由まで理解するという順番が効果的だよ。
有機化学のおすすめ参考書ランキング|構造決定まで対応できる1冊を選ぶ
有機化学は、炭素を骨格とする化合物の性質や反応を扱う分野で、3分野の中で最も独特の思考プロセスが求められます。特に大学入試では「構造決定問題」(与えられた情報から有機化合物の構造を決定する問題)が頻出で、官能基の性質や反応の型をパターンとして理解している必要があります。ここでは有機化学の参考書をレベル別ピラミッドで整理します。
- 化学の新演習(有機分野): 早慶・旧帝大レベル。構造決定の応用問題で高得点を狙う受験生向け。
- 有機化学演習: 難関大レベルの有機化学専門演習書(駿台文庫)。標準問題精講と並行して使う。
- 重要問題集B問題(有機): 早慶・国公立二次の標準演習。構造決定の典型パターンを反復する。
- 鎌田の有機化学講義+基礎問精講: MARCH〜早慶の基礎。有機化学の仕組みと演習を接続する最重要の組み合わせ。
- 宇宙一(有機化学): 有機化学の入門書。官能基・脂肪族・芳香族の基礎を図解中心で学ぶ。
有機化学の入門には「宇宙一わかりやすい高校化学(有機化学)(学研プラス)」が向いています。官能基の種類・脂肪族化合物・芳香族化合物・高分子化合物の構成を図解で整理しており、化学式と反応の流れを視覚的に掴みやすい設計です。
MARCHレベル以上では「鎌田の有機化学の講義(旺文社・大学受験Doシリーズ)」が中心的な参考書になります。五訂版(新課程対応)では、官能基の性質と反応パターンに加え、構造決定問題の解き方の型が体系的に整理されています。この1冊で有機化学の仕組みを理解してから、「実戦 化学重要問題集(有機化学分野)(数研出版)」の演習に進むのが標準的なルートです。
早慶・旧帝大レベルで有機化学を得点源にしたい場合は、「有機化学演習(駿台文庫・著:鎌田真彰)」への接続も選択肢になります。構造決定を中心とした応用問題が体系的に収録された専門演習書で、MARCHレベルの有機化学が安定してから使うことが前提になります。なお、化学全体の参考書ルートの詳細は化学の参考書ルート完全版|化学基礎から難関大レベルまででも詳しく解説しています。
📚 用語解説
構造決定問題:有機化学の入試頻出問題のひとつ。未知の有機化合物について、元素分析・官能基の検出反応・分子量などの情報が与えられ、化合物の構造式を決定する問題形式。脂肪族・芳香族・高分子の各分野の知識と、パターンを解く思考プロセスの両方が必要になる。

有機化学の構造決定って、パターン覚えればいいですか?

パターンを覚えることは必要だけど、パターン暗記だけだと限界があるよ。大学入試の有機化学は、脂肪族・芳香族・高分子の各分野が複合した問題も出る。鎌田の有機化学の講義で「なぜそのパターンが成立するか」まで理解しておくと、初見の複合問題でも対応できるようになる。
化学の演習問題集おすすめランキング|レベル別の選び方
理解本で各分野の仕組みを把握したら、演習本(問題集)で実際に「解けるか」を確認します。化学の演習問題集は、到達レベルと現在の実力によって選ぶものが変わります。自分の状況に合った演習本の選び方を確認しましょう。
- 基礎が不安・共通テスト6割以下: 化学[化学基礎・化学]基礎問題精講(旺文社)で理論・無機・有機の典型問題を一通り固める
- 共通テスト6〜7割・MARCH志望: 実戦 化学重要問題集A問題(数研出版、受験年度版)でMARCHレベルの演習量を積む
- 共通テスト7割以上・早慶・国公立二次志望: 重要問題集B問題→化学標準問題精講(旺文社)と段階的に難度を上げる
- 難関国公立・早慶理系で化学を得点源にしたい: 標準問題精講が安定してから化学の新演習(三省堂)に接続し、過去問演習と並行して進める
| 演習本 | 対象レベル | 特徴 | 次に進む条件 |
|---|---|---|---|
| 化学基礎問題精講 | MARCH標準 | 理論・無機・有機の典型問題を網羅。精講→解説の2段階構成 | 全体の正答率が7割を超えたら重要問題集Aへ |
| 重要問題集A問題 | MARCH〜早慶入り口 | 数研出版の年度版。A問題はMARCH上位まで対応 | A問題が8割前後解けたら、B問題または標準問題精講へ |
| 重要問題集B問題 | 早慶・国公立二次 | A問題の上位。難関大二次の標準〜やや難レベル | 標準問題精講と並行して使いきったら過去問演習へ |
| 化学標準問題精講 | 早慶・国公立二次 | 入試標準〜応用まで網羅。有機化学の構造決定が充実 | 志望校の過去問で合格点相応の得点が安定したら仕上げ完了 |
| 化学の新演習 | 最難関 | 早慶・旧帝大の難問。通読より弱点分野の補強に使う | 過去問演習との並行で、最終調整に使う |
「実戦 化学重要問題集 化学基礎・化学」は数研出版から毎年改訂版が出ます。収録問題は年度によって一部入れ替わるため、受験する年度に対応した最新版を使ってください。同じく物理の問題集選びについては物理の参考書ルート完全版|物理基礎から難関大レベルまでの順番でも解説しています。

基礎問題精講と重要問題集A問題、両方やる必要がありますか?

どちらからスタートするかは今の実力次第だよ。共通テストで化学が5割以下なら基礎問題精講から始めた方が無難。5〜6割以上あるなら、重要問題集のA問題から始めて、基礎問題精講の問題は「辞書的に」参照する使い方でも間に合う。
化学参考書の効果的な使い方と学習スケジュール
参考書を選んだ後、もう一つ重要なのが「いつ・どの順番で進めるか」というスケジュールの設計です。化学は理論・無機・有機の3分野があり、それぞれの参考書を並行して進める必要があるため、全体のスケジュール管理が独学では難しくなりやすい科目です。
- 高1〜高2前半 基礎固め期: 橋爪または宇宙一で理論化学の土台を作る。学校の授業進度に合わせて無機・有機も並行して読む。
- 高2後半〜高3春 標準完成期: 鎌田・福間の講義シリーズで理論・無機・有機を体系化。基礎問題精講で演習を並行。
- 高3夏 演習強化期: 重要問題集A〜B問題で演習量を積む。理論・無機・有機の分野別の弱点を特定して補強。
- 高3秋〜入試直前 過去問接続期: 志望校の過去問演習を中心に。標準問題精講・新演習は弱点補強として並行使用。
化学の学習で特に意識したいのは、理論・無機・有機を「完全に順番に終わらせる」のではなく、「理論を先行させながら、無機・有機を並行して進める」ことです。無機化学の酸化還元や有機化学の基礎は、理論化学の知識が土台になるため、理論を全て終えてから無機・有機に進むより、理論を先行させながら並行する方が効率的です。
「化学の勉強をする」ではなく「理論化学の鎌田第3章を読み基礎問の15〜20番を解く」のように、週ごとの目標を分野別・問題数別の数値で立てることが、参考書を最後まで使いきる鍵になります。
化学参考書だけでは「普通の対策」でやりきれない
結論から言います。ここまで紹介した参考書の選び方・ランキングを知っているだけで、理論・無機・有機の3分野にわたる参考書ルートを独学で最後までやりきり、MARCH以上・早慶・難関国公立で通用する化学の実力に変えていくのは、正直厳しいです。
理由は、この記事で確認してきた通りです。化学の参考書選びには「レベル」「分野(理論・無機・有機)」「タイプ(理解本か演習本か)」の3軸があり、選び終わった後も「理論先行→無機・有機を並行」という分野別の進め方の管理、週ごとの数値目標の設定、模試結果の分野別の分析と次週の計画修正——これらを一人でこなし続けるには、学習管理だけで相当な負荷がかかります。さらに、有機化学の構造決定演習など、理解本を読んだだけでは身につかない思考プロセスの習得が必要な分野では、独学の限界がより明確になります。
化学参考書の対策を最後までやりきり、入試本番で得点に変えるために検討される選択肢を、鬼管理専門塾が指摘する「成績が上がらない塾・予備校の3つの限界」——①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1指導では変化が遅い(出典:https://onikanri.singeki.com/onikanri/)——に照らして1つずつ検証します。
選択肢①:独学/参考書のみ→①②の限界に当てはまる
独学で参考書ルートを組む場合、理論・無機・有機それぞれの進捗管理・弱点分析・次の参考書への移行タイミングの判断を全て自己流で行うことになります。情報を得て「理解した」と感じても、毎日の演習量を増やすという行動に変えられなければ、①の限界(情報を得ても行動は変わらない)がそのまま当てはまります。加えて、市販の参考書を使う受験生は同じような選択肢を取るため、②の限界にも当てはまります。
選択肢②:映像授業/アプリ→①の限界に当てはまる
映像授業は「鎌田の理論化学の解説動画」を視聴してもらうことで理解を促せますが、視聴した分だけ演習問題を解く量が増えるわけではありません。有機化学の構造決定を「分かった」と感じても、実際に手を動かして演習しなければ、本番で解けるようにはならない——これが①の限界(情報を得ても行動は変わらない)が映像授業に当てはまる理由です。
選択肢③:集団授業の大手予備校→②の限界に当てはまる
集団授業では、教室の全員が同じカリキュラム・ペースで化学の授業を受けることになります。「理論化学は得意だが有機化学の構造決定が苦手」という生徒固有の弱点は、授業ペースの中では個別に対処されません。②の限界(全員同じ指導は偏差値50に収束する)が直接的に当てはまります。
選択肢④:一般的な個別指導塾→③の限界に当てはまる
個別指導塾は生徒ごとに教え方を変えられますが、通常は週1〜2コマの授業時間しか管理の対象になりません。有機化学の演習を「今週は何問解くか」を毎日管理する仕組みがなければ、化学参考書ルートの進み方は本人任せになり、③の限界(週1指導では変化が遅い)に当てはまります。
化学参考書の対策を最後まで実行し、理論・無機・有機3分野の実力を入試本番に間に合わせるとき、独学/映像授業/大手予備校/一般的な個別指導塾の4択はいずれも①②③の限界のいずれかに当てはまります。消去法で選択肢を外していくと、最後に残る現実的な選択肢は鬼管理専門塾だけになります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾では、上記で確認した①②③の限界を、次の6つの特徴で解消しています。化学参考書の学習管理に直接つながる形で、各特徴を確認してください。
- 1日単位の管理で①を解消: 毎日「今日やるべきこと」を数値で指示。視聴・読書で終わらず演習量を積み上げる。
- 個別プランで②を解消: 生徒ごとに分野別の弱点を分析し、理論・無機・有機の進め方を個別に設計。
- 毎日・毎週の管理で③を解消: 週1授業だけでなく毎日の達成状況を確認。週次テストで定着を機械的に検証。
❶ 1日単位の数値化した学習指示
「化学をやる」ではなく「鎌田の理論化学の講義 第3章を読み、基礎問題精講の10〜15番を解く」のように、その日にやるべき参考書・章・問題番号・問題数を数値で指示します。化学の参考書が多く「どれをどこまで進めたか」が管理しにくい科目だからこそ、1日単位の数値指示が参考書ルートを完走するための核心になります。(出典: https://onikanri.singeki.com/onikanri/)
❷ 生徒ごとの個別行動プラン設計
化学が得意な生徒には早慶向けの演習書を早期に組み込み、理論化学に不安がある生徒には橋爪の理論化学から再スタートを提案する——このように、専属講師が生徒ごとの「化学の分野別の実力」を確認したうえで、参考書の選定から進め方まで個別の行動プランを設計します。(出典: https://onikanri.singeki.com/onikanri/)
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
有機化学の構造決定を「今週どれだけ解いたか」を毎日確認し、週末に確認テストで定着度を検証します。基準に達していなければ追加課題を出し、参考書ルートの進め方ごと修正します。週1授業だけでは管理できない「授業がない日の演習量」まで管理するのが鬼管理専門塾の特徴です。(出典: https://onikanri.singeki.com/onikanri/)
❹ 採用率0.6%の専属講師陣・講師満足度アンケート1,524件
厳格な採用基準(採用率0.6%)で選ばれた専属講師が、化学の参考書選定から学習管理まで担当します。入会生徒からの講師満足度アンケート1,524件を公式サイトで公開しており、指導の質を継続的に検証しています。(出典: https://onikanri.singeki.com/tutors/ / https://onikanri.singeki.com/koushi-anke/)
❺ 大学受験・英語資格・高校受験の専門コース
大学受験(最難関・難関の国立・私立大学)、医学部・歯学部・薬学部の学部特化コース、総合型選抜・推薦入試対策、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPの英語資格、高校受験と、志望校・目標に合わせた専門コースを用意しています。化学が受験科目になる理系コースでも、分野別の進め方を個別に設計します。(出典: https://onikanri.singeki.com/course/)
❻ LINE質問対応・無料説明会(Zoom・保護者同席可)・資料請求
授業がない日でも公式LINEで質問できる環境を提供しています。入会前の無料説明会(Zoom・保護者同席可)では、化学の参考書ルートの組み方から、あなたの学習状況に合わせた具体的な学習管理の進め方まで相談できます。まずは無料説明会でご確認ください。(出典: https://onikanri.singeki.com/yokuarufa/)
鬼管理専門塾の大学受験コースには1カ月返金保証制度があります(対象・詳細な条件は無料説明会でご案内しています。出典:鬼管理専門塾公式サイト「1カ月返金保証制度」ページ、2026年7月19日閲覧)。鬼管理専門塾の指導方針は「鬼管理」とは?成績が上がらない塾・予備校の3つの限界で、実際の合格実績は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。
消去法で見えた鬼管理専門塾を無料説明会で確かめてみませんか?
まとめ|化学参考書を正しく選んで最後まで使いきるために
ここまで、化学のおすすめ参考書をレベル別・分野別に整理してきました。改めて要点を確認します。
参考書ルートを選ぶことと、それを最後までやりきることは別の話です。今の自分のレベルを正確に把握し、理論・無機・有機の分野別の進捗を週単位で管理しながら演習量を積み重ねることが、化学で入試本番に通用する実力を作る最短の道です。
よくある質問
| よくある質問テーマ | 参照する節 |
|---|---|
| 参考書の選び方の基準 | 化学参考書の選び方のポイント(sec-01) |
| 理論化学の参考書 | 理論化学のおすすめ参考書ランキング(sec-02) |
| 無機化学の参考書 | 無機化学のおすすめ参考書ランキング(sec-03) |
| 有機化学の参考書 | 有機化学のおすすめ参考書ランキング(sec-04) |
| 演習本の選び方 | 化学の演習問題集おすすめランキング(sec-05) |
| 学習スケジュール | 化学参考書の効果的な使い方と学習スケジュール(sec-06) |
Q. 化学の参考書は何冊必要ですか?
A. レベルによって異なりますが、共通テスト・MARCHレベルまでなら理論・無機・有機の理解本3冊+演習本1〜2冊、早慶・国公立二次まで含めると6〜8冊が目安です。全部を通読するのではなく、演習本を軸に理解本を「辞書的に」参照する段階も多くあります。
Q. 理論・無機・有機はどの順番で勉強すればいいですか?
A. 理論化学は無機・有機の土台になるため、最初に一定の理解を作ることが優先です。そのうえで、無機化学と有機化学は並行して進めても問題ありません。理論を全て終えてから無機・有機に進むより、理論を先行させながら並行する方が効率的です。
Q. 有機化学だけが苦手な場合、どの参考書から始めればいいですか?
A. まず「宇宙一わかりやすい高校化学(有機化学)(学研プラス)」で全体像を掴んでから、「鎌田の有機化学の講義(旺文社)」で官能基の性質と構造決定のパターンを体系化します。この2冊を終えてから「実戦 化学重要問題集」の有機化学分野の演習に入るのが標準的な流れです。
Q. 宇宙一わかりやすい高校化学と鎌田・福間の講義シリーズ、どちらを選べばいいですか?
A. 苦手意識が強い・化学が初めての方は宇宙一から始めるのが合っています。ある程度化学に慣れていてMARCH以上を目指す場合は、鎌田・福間の講義シリーズを中心に据えて、分からない部分だけ宇宙一に戻る使い方でも構いません。
Q. 有機化学演習(駿台文庫)はどういうレベルの受験生に向いていますか?
A. 早慶・旧帝大レベルで有機化学を得点源にしたい受験生向けの専門演習書です。鎌田の有機化学の講義と重要問題集B問題が安定して解けるようになってから使うのが前提で、全員に必要な参考書ではありません。
Q. 化学の新研究は最初から通読すべきですか?
A. 通読は推奨しません。ページ数が非常に多い辞書型参考書のため、標準問題精講や過去問演習で「なぜこうなるのか」と疑問が出たときに該当ページを調べる使い方が基本です。
Q. 参考書の内容は「分かった」のに模試の偏差値が上がりません。どうすればいいですか?
A. 「理解できた」と「解けるようになった」は別物です。理解本を読んだら必ず対応する演習本で問題を解いて確認してください。また、模試の結果は理論・無機・有機の分野別に得点率を確認し、特定の分野だけが弱い場合は、その分野の演習本の問題数を増やすことを優先してください。
Q. 独学で参考書を使うのが難しいと感じたらどうすればいいですか?
A. 参考書を選ぶことより、分野別の進捗管理と週ごとの演習量の確保を続けることの方が難しいと感じる受験生は多くいます。1日単位の学習管理と分野別の弱点補強を伴走してくれる専門塾を活用することが、参考書ルートを最後まで使いきる現実的な選択肢の一つです。
Q. 化学の参考書は新課程に対応したものを使う必要がありますか?
A. はい。現行の高等学校学習指導要領(化学基礎・化学)では、エンタルピーの表記など旧課程から変更された内容があります。鎌田の理論化学の講義(三訂版)・福間の無機化学の講義(五訂版)・鎌田の有機化学の講義(五訂版)等、新課程対応版を使ってください。
Q. 理科2科目(化学+物理など)を選択している場合、どう進めればいいですか?
A. 2科目を並行する場合は、科目間で優先度を決め、高3夏までに苦手な方を標準レベルにもっていくことを優先しましょう。物理の参考書ルートについては物理の参考書ルート完全版|物理基礎から難関大レベルまでの順番で別途解説しています。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映




