
金沢辰巳丘高校を志望校として考えています。普通科の中に普通コースと芸術コースがあると聞いたのですが、この2つはどう違うのでしょうか。

金沢辰巳丘高校は石川県公立高校で唯一の芸術系コース設置校で、同じ普通科の中に、検査科目の異なる普通コースと芸術コースという2つの入試区分があるんだ。まずはこの記事で、令和8年度の確定実績を軸に、コースの違いから入試の仕組みまで一次資料で整理していこう。
石川県立金沢辰巳丘高等学校は、石川県金沢市末町ニ18番にある全日制普通科の公立高校です(郵便番号920-1397、電話076-229-2552)。学校公式サイトによると、昭和60年(1985年)10月1日に設置され、翌昭和61年(1986年)4月8日に第1回入学式を迎えました。本記事は旧ページ「金沢辰巳丘高校専門塾」を再構築したもので、学校と鬼管理専門塾に提携・推薦・監修の関係があることを示すものではありません。
金沢辰巳丘高校を検討するうえでまず押さえておきたいのは、普通科という1つの学科の中に「普通コース」と「芸術コース(音楽専攻・美術専攻)」という2つの入試区分があるという点です。学校公式サイトの高校入試情報ページは、一般入学について「5教科の学力検査のほか、個人面接を行う」とし、芸術コースはさらに適性検査を実施すると明記しています。この2コースの違いを理解しないまま「金沢辰巳丘高校の倍率」とひとくくりにすると、実際の難易度を見誤ります。
公立高校の入試は、全県共通の日程・手続きを石川県教育委員会の入学者募集要綱が定め、学校ごとの募集定員や検査科目の違いを学校別の別表が定めるという二層構造になっています。令和8年度石川県公立高等学校(全日制)の合格状況(3月18日発表)のNO.17個票によると、金沢辰巳丘高校の令和8年度(2026年4月入学)の実績は、普通コース(募集定員80名・一般入学受検倍率0.40倍)、芸術コース(募集定員40名・一般入学受検倍率0.84倍)、小計(募集定員120名・受検倍率0.52倍)です。この意味は本文で順を追って説明します。
本記事執筆時点(2026年8月12日確認)で、石川県教育委員会は令和9年度(2027年度)入学者選抜について、募集定員や検査科目を含む詳細な募集要綱を公表していません。そのため本記事では直近の確定実績である令和8年度のデータを「直近の確定実績」と明記して使用し、令和9年度の未公表事項を推測・断定しません。大学進学実績についても、学校側の一次資料で年度別の合格者数・大学名を確認できなかったため、具体的な数値は記載しません。
この記事は、直近の確定実績、全県40校の中での倍率の位置づけ、普通コースと芸術コースの制度の違い、一般入学の検査科目、出願から合格発表までの日程、書類提出の流れ、追検査の配点、沿革とコースの変遷、鬼管理専門塾の特徴、FAQの順に説明します。未公表の情報は「未公表」と明記し、学校・県教委の一次資料が更新された日を確認する習慣を作ることを目的にします。
目次
- 金沢辰巳丘高校の直近の確定実績をまず数字で押さえる
- 受検倍率を全県40校の中の位置づけで読む
- 普通コースと芸術コースの制度の違いを理解する
- 一般入学の検査科目と対策の考え方を確認する
- 出願から合格発表までの日程を押さえる
- 中学校を経由する書類提出の流れを取り違えない
- やむを得ない事由で受検できない場合の追検査を知っておく
- 沿革とコースの変遷、芸術コースの特色を確認する
- 鬼管理専門塾の特徴
- よくある質問
- Q. 金沢辰巳丘高校の令和8年度の募集定員は何名ですか?
- Q. 普通コースと芸術コースの受検倍率はどれくらいでしたか?
- Q. 芸術コースの一般入学では何が課されますか?
- Q. 推薦入学の募集人員は何名ですか?
- Q. 学力検査はいつ実施されますか?
- Q. 金沢辰巳丘高校は石川県内でどんな位置づけの高校ですか?
- Q. 昔は外国語コースがあったと聞きましたが、今もありますか?
- Q. 金沢辰巳丘高校は統合・改称された学校ですか?
- Q. 追検査ではどんな検査が行われますか?
- Q. 令和9年度(2027年度)の入試情報は公表されていますか?
- Q. 大学の進学実績は分かりますか?
- Q. 塾へ通えば金沢辰巳丘高校への合格は保証されますか?
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金沢辰巳丘高校の直近の確定実績をまず数字で押さえる
令和8年度石川県公立高等学校(全日制)の合格状況のNO.17個票によれば、金沢辰巳丘高校普通コースの募集定員は80名、内定者数(推薦等)は0名、一般入学枠は80名、一般入学受検者数は32名、一般入学受検倍率は0.40倍、合格者数は32名です。芸術コースは募集定員40名、内定者数9名、一般入学枠31名、一般入学受検者数26名、一般入学受検倍率0.84倍、一般入学合格者数26名、合格者数(内定者を含む計)35名です。両コースを合わせた小計は、募集定員120名、内定者数9名、一般入学枠111名、受検者数58名、受検倍率0.52倍、合格者数(計)67名です。
数字の意味を整理すると、普通コースは令和8年度の推薦等による内定者が0名で、募集定員80名がそのまま一般入学枠となり、32名が受検して32名全員が合格しています。受検倍率0.40倍は、募集定員に対して受検者数が下回る、いわゆる定員割れに近い水準です。一方の芸術コースは、推薦等の枠(内定者9名)が機能したうえで、残る一般入学枠31名を26名が受検し、受検倍率0.84倍という、普通コースより高い競争水準になっています。
学校公式サイトの高校入試情報ページによると、推薦入学の募集人員は普通コース8名・芸術コース(音楽または美術)12名です。しかし令和8年度の実績では、普通コースの内定者数は0名でした。つまり推薦入学の募集人員が用意されていても、必ずしもその人数分の内定者が出るとは限らず、募集人員(定員上の枠)と内定者数(実際の合格実績)は別の数字として扱う必要があります。
志願者数・受検者数・合格者数の違いも混同しやすい部分です。志願者数は出願を締め切った時点の人数、受検者数は実際に学力検査を受けた人数、合格者数は最終的に合格した人数です。金沢辰巳丘高校の場合、普通コースは受検者32名に対して合格者32名(全員合格)、芸術コースは受検者26名に対して一般入学合格者26名(推薦等の内定者9名を含めた合格者数計は35名)と、コースによって内定者の有無が結果に影響しています。
募集定員120名は、普通科という1つの学科の中の普通コース(80名)と芸術コース(40名)を合わせた数字です。金沢辰巳丘高校は総合学科や理数科のような複数学科を持つ学校ではありませんが、同じ普通科の中に検査科目の異なる2つのコースが並立している点が、他の多くの公立高校と異なる特徴です。
数字を使うときは、必ず「令和8年度(2026年4月入学)の確定実績」という年度と時点をセットで書き残します。令和9年度(2027年度)の入試で同じ定員・同じ内定者数・同じ倍率になる保証はありません。次章以降で令和8年度の数字を使う際も、この前提を崩さないでください。

普通コースは倍率0.40倍で受検者全員が合格しているんですね。芸術コースの方が倍率が高いのは意外でした。

そうなんだ。普通コースは募集定員に対して受検者数が少ない年度もあるけれど、芸術コースは専門的な適性が求められる分、志望者が集中しやすい。この令和8年度の実績を、まずそのまま事実として受け止めておこう。
📚 用語解説
内定者数:推薦入学など、一般入学より前の選考で合格が内定した人数のことです。金沢辰巳丘高校の令和8年度は、普通コース0名・芸術コース9名でした。
受検倍率を全県40校の中の位置づけで読む
令和8年度の合格状況の全県集計欄によると、入学者選抜を実施した公立高校(全日制)は40校65学科9コース、全県の募集定員合計は7,280名、一般入学受検者数合計は6,050名、一般入学受検倍率は0.92倍、合格者数合計は6,016名です。金沢辰巳丘高校の芸術コース0.84倍・小計0.52倍・普通コース0.40倍は、いずれもこの全県平均0.92倍を下回る水準です。
同じ資料の学校別個票を確認すると、令和8年度の一般入学受検倍率は、高い学校では金沢錦丘高校1.47倍・金沢桜丘高校1.45倍のように募集定員を大きく上回る学校がある一方、低い学校では志賀高校(普通科・ビジネス福祉コース)0.26倍のように定員割れに近い学校もあります。金沢辰巳丘高校の普通コース0.40倍は、この全県の分布の中でも低めのグループに位置し、芸術コース0.84倍は全県平均の0.92倍にやや届かない中位の水準です。
倍率を比較するときに注意したいのは、倍率が高いほど「良い学校」、低いほど「入りやすい学校」と単純に序列化しないことです。倍率は募集定員・志願動向・近隣校との組み合わせで年度ごとに変動する相対的な指標であり、教育内容の優劣を直接示すものではありません。ただし普通コース0.40倍という水準は、令和8年度に限れば、学力検査そのもので大きく失点しない限り不合格になりにくい状況だったことを示しています。
一方で芸術コースは、専門的な適性検査が別途課されるコースです。倍率0.84倍という数字だけを見ると「まだ1倍未満だから入りやすい」と考えがちですが、適性検査という別の評価軸があるため、学力検査の得点だけでは測れない準備が必要になる点は普通コースと異なります。
前年度以前の金沢辰巳丘高校固有の倍率推移は、本記事執筆時点で参照した令和8年度の合格状況資料には含まれていません。年度によって受検者数・倍率が変動する可能性があるため、志望を具体化する段階では、最新年度の合格状況資料を石川県教育委員会の発表資料で必ず確認してください。
令和9年度(2027年度)の募集定員・倍率は、本記事執筆時点で未公表です。令和8年度の数字をそのまま令和9年度の予測値として使わず、募集要綱が公表された段階で最新の募集定員と志願状況を確認してください。

全県平均が0.92倍なのに対して、辰巳丘は普通コースも芸術コースも下回っているんですね。

そうだね。ただし倍率が低い=対策しなくていい、ではない。特に芸術コースは適性検査という別の評価軸があるから、倍率の数字だけを見て安心しないことが大切だよ。
📚 用語解説
受検倍率:一般入学受検者数を一般入学枠(募集定員から内定者数を引いた数)で割った値です。石川県教育委員会の発表資料では小数第2位まで示されます。
普通コースと芸術コースの制度の違いを理解する
学校公式サイトの高校入試情報ページによると、金沢辰巳丘高校の入学者選抜は推薦入学と一般入学の2つの方式で行われます。推薦入学の募集人員は普通コース8名、芸術コース(音楽または美術)12名です。一般入学では、5教科の学力検査のほか、個人面接が行われ、芸術コースについてはさらに適性検査が実施されます。
石川県教育委員会の令和8年度石川県公立高等学校第1学年募集定員等の別表でも、金沢辰巳丘高校(普通科・芸術コース)の行に、面接・適性検査の実施を示す○印が付いていることが確認できます。同じ別表で、面接・適性検査のいずれも実施しない学校(たとえば金沢錦丘高校の普通科)と比較すると、金沢辰巳丘高校は学力検査に加えて人物面・適性面を重視する選考を行う学校に分類されます。
普通コースと芸術コースの最大の違いは、検査科目に適性検査が加わるかどうかです。普通コースは5教科の学力検査と面接で選考されるのに対し、芸術コースはこれに加えて、音楽専攻または美術専攻の適性検査が課されます。学校公式サイトの普通コースページによると、普通コースは2年次以降、興味・関心や適性に応じた科目選択に分かれ、文系・理系の国公私立大学・短大への進学を中心に、各種専門学校・公務員・一般企業就職等を目指した柔軟なカリキュラムを組みます。選択によって英語や中国語の授業時数を増やし、外国語に特化した学習をすることもできます。
芸術コースは音楽専攻(声楽・ピアノ・弦楽器など)と美術専攻(日本画・油絵・デザイン・彫刻)に分かれる、石川県公立高校で唯一の芸術系コースです。実技を伴う専攻であるため、一般教科の対策に加えて、専攻分野の適性検査への準備が必要になります。中学生の段階で「普通コースの柔軟な進路対応」と「芸術コースの専門性」のどちらに近いかを、早めに整理しておくことが志望校選びの起点になります。
推薦入学の選考方法について、学校公式サイトは「別途の選考が行われる」とのみ記載しており、具体的な選考基準・配点は公開情報として確認できませんでした。推薦入学を検討する場合は、学校説明会や中学校の進路指導を通じて、最新の選考基準を直接確認する必要があります。
この段階で押さえておきたいのは、金沢辰巳丘高校の「倍率」は普通コースと芸術コースで別々に算出されるということです。次章では、この2つのコースに共通・相違する一般入学の検査科目を、より具体的に確認していきます。
- 音楽・美術を専門的に学びたい: 芸術コースを検討。5教科の学力検査+面接+適性検査で選考(募集定員40名)

芸術コースだけ適性検査があるんですね。普通コースと同じ対策では足りないということですか。

その通り。5教科の学力検査と面接は共通だけど、芸術コースを目指すなら、専攻分野の実技・適性検査への準備を早くから始める必要があるよ。
📚 用語解説
芸術コース(音楽専攻・美術専攻):金沢辰巳丘高校に設置された、石川県公立高校で唯一の芸術系コースです。音楽専攻(声楽・ピアノ・弦楽器等)と美術専攻(日本画・油絵・デザイン・彫刻)に分かれ、一般入学では5教科の学力検査・面接に加えて適性検査が課されます。
一般入学の検査科目と対策の考え方を確認する
学校公式サイトの高校入試情報ページと石川県教育委員会の募集要綱を合わせて確認すると、金沢辰巳丘高校の一般入学は、普通コース・芸術コースともに国語・理科・英語・社会・数学の5教科の学力検査と、個人面接が課されます。学力検査の教科は、募集要綱の日程表によると1日目(3月10日)に国語・理科・英語、2日目(3月11日)に社会・数学を実施します。
芸術コースはこれに加えて、音楽専攻または美術専攻の適性検査が実施されます。適性検査の具体的な内容(実技課題等)は、学校公式サイトの高校入試情報ページには詳細が明記されていなかったため、最新の募集要項や学校説明会で内容を直接確認する必要があります。
面接・適性検査を課さない学校(たとえば金沢錦丘高校の普通科)と比べると、金沢辰巳丘高校は学力検査以外の評価軸を持つ学校に分類されます。面接では、志望動機や中学校での活動、コースへの適性を伝える準備が必要になり、特に芸術コースでは、専攻分野への熱意や具体的な取り組みを言語化できるかどうかも重要になります。
学力検査については、面接や適性検査という別の評価軸があるからといって軽視してよいわけではありません。令和8年度の合格状況を見る限り、普通コースは受検者32名全員が合格していますが、これは令和8年度固有の実績であり、5教科の対策を疎かにしてよい根拠にはなりません。
芸術コースを目指す場合、5教科の学力検査・面接・適性検査という3つの評価軸すべてに対応する必要があります。限られた時間の中で、5教科の演習時間と、専攻分野の実技・適性検査の準備時間をどう配分するかが、芸術コース志望者にとって最初の壁になります。
令和9年度の検査科目が令和8年度と同じ構成になるかどうかは、最新の募集要綱の別表で必ず確認してください。学校によっては年度により検査内容が見直されることもあるため、「金沢辰巳丘高校は5教科+面接(芸術コースはさらに適性検査)」という令和8年度の実績を、令和9年度も自動的に当てはまるものとして扱わないようにします。

芸術コースは学力検査・面接・適性検査の3つに対応しないといけないんですね。時間配分が大変そうです。

そうなんだ。だからこそ早い段階で、5教科の演習時間と専攻分野の準備時間を分けて計画することが大切になるよ。
📚 用語解説
適性検査:学力検査に加えて、志望する学科・コースへの適性を見るために一部の学校で実施される検査です。金沢辰巳丘高校では芸術コースの一般入学で実施されます。
出願から合格発表までの日程を押さえる
石川県教育委員会の令和8年度募集要綱によると、一般入学に関する日程は全県の全日制高校で共通です。金沢辰巳丘高校も、この全県共通日程に沿って選考が行われます。入学願書等の配付は1月5日以降、中学校長から県教委への成績一覧表提出は1月13日から19日、入学願書受付は2月18日から24日午後3時までです。
入学願書受付が締め切られた2月24日午後3時30分には志願者数が公表されます。その後、2月27日から3月3日午後3時までが志願変更期間(入学願書の取下げおよび変更出願)にあたり、3月3日午後3時30分に確定志願者数が公表されます。
学力検査等は3月10日と3月11日の2日間で実施されます。金沢辰巳丘高校の場合、この2日間で5教科の学力検査に加えて面接が行われ、芸術コースはさらに適性検査が実施されます。合格者の発表は3月18日正午です。
中学校側の手続きとしては、3月3日から5日にかけて中学校長から高校長へ成績一覧表・調査書・自己申告書(希望者)が提出されます。入学検定手数料は2,200円で、石川県立高校の場合は所定額の石川県証紙を使用料納入票に貼り、消印せずに提出する方式です。
推薦入学の日程は、一般入学とは別に定められています。学校公式サイトの高校入試情報ページには、推薦入学の具体的な出願・選考日程までは明記されていなかったため、推薦入学を検討する場合は、最新の募集要項または中学校の進路指導を通じて日程を直接確認する必要があります。
この日程はすべて令和8年度(2026年4月入学)向けのものです。令和9年度(2027年度)入学者選抜の詳細な日程は、本記事執筆時点で未公表の募集要綱に定められます。令和8年度の日付をそのまま令和9年度の予定として手帳に書き込まず、公表された時点で最新の日付を確認してください。

日程は全県共通なんですね。辰巳丘だけ特別な日程があるわけじゃないんだ。

そうだね。ただし検査当日にやることは、普通コースと芸術コースで違う。芸術コースは適性検査の準備も含めて、当日の流れを事前にイメージしておこう。
📚 用語解説
志願変更:入学願書の受付締切後、2月27日から3月3日の期間に限り、出願した志望校を取り下げて別の学校に変更できる制度です。確定志願者数は3月3日に公表されます。
中学校を経由する書類提出の流れを取り違えない
募集要綱の「入学願書等の配付について」「出願手続について」によると、一般入学の入学志願者は入学願書に入学検定手数料2,200円を添えて中学校長に提出し、中学校長がそれを取りまとめて高等学校長に提出します。受検生本人が高校へ直接書類を送るのではなく、必ず中学校を経由する点が公立高校入試の特徴です。
推薦入学を希望する場合も、出願手続きは中学校を経由します。金沢辰巳丘高校の推薦入学募集人員(普通コース8名・芸術コース12名)に対して、どの生徒が出願するかは、中学校の推薦基準・校内選考を経て決まるのが一般的です。具体的な校内選考の基準は中学校ごとに異なるため、進路指導の先生に早めに相談する必要があります。
出願後の書類の流れは、3月3日から5日にかけて、中学校長から志望する高等学校長へ成績一覧表・調査書・自己申告書(希望者が提出)が送られます。学力検査当日までにこれらの書類が高校側に揃っている必要があるため、中学校内部の提出期限は県教委が示す期日よりも早く設定されるのが通例です。
芸術コースを志望する場合、自己申告書や調査書に、専攻分野(音楽・美術)での活動実績を具体的に記載できるかどうかが、面接・適性検査の準備とあわせて重要になります。中学校での部活動・コンクール実績・作品制作の記録などを、早い段階から整理しておくことをおすすめします。
志願変更を行う場合も、生徒本人が県教委や高校に直接連絡するのではなく、中学校長を通じて入学願書の取下げ・変更出願の手続きを行います。石川県立高校における入学検定手数料に関わる消印は、変更出願期間の最終日に押されると定められており、志願変更のタイミングによって手続きの扱いが変わることも中学校の先生に確認しておく必要があります。
中学校・高校・県教委という3つの主体が段階的に書類を取り扱う仕組みであるため、「自分(保護者)が直接やるべきこと」と「中学校に任せる手続き」を混同しないことが大切です。分からない点は、県教委や高校に直接問い合わせる前に、まず在籍中学校の進路指導担当へ確認するのが基本の順序です。
- 志願者・保護者: 入学願書の記入・検定手数料の準備、芸術コースは活動実績の整理

芸術コースは調査書や自己申告書に活動実績を書けるかどうかも大事なんですね。

その通り。中学校での作品制作やコンクールの記録は、早めに整理しておくと、自己申告書の準備がスムーズになるよ。
📚 用語解説
調査書:中学校での学習・活動の記録をまとめ、中学校長が高校長へ提出する書類です。一般入学の選考資料の一つとして扱われます。
やむを得ない事由で受検できない場合の追検査を知っておく
募集要綱は、病気等やむを得ない事由により3月10日・11日の学力検査等を受検できなかった志願者のために、追検査の制度を定めています。令和8年度の追検査は3月19日に各志願先高等学校で実施されます。通常の学力検査を受けられなかった場合に自動的に不合格となるわけではなく、この追検査によって選考の機会が確保されています。
追検査の科目構成は、通常の学力検査(5教科)とは異なります。検査Ⅰは国語・外国語(英語)で構成され、「聞くことの検査」は行われません。検査Ⅱは理科・社会・数学で構成されます。時間割は検査Ⅰが9時から9時40分、検査Ⅱが10時から11時と定められています。
配点は、検査Ⅰが国語40点・英語40点の合計80点満点、検査Ⅱが理科40点・社会40点・数学40点の合計120点満点です。通常の学力検査とは科目構成も満点も異なるため、追検査の対象になった場合は、この配点に沿って準備範囲を組み直す必要があります。
募集要綱は、追検査においては面接および適性検査を実施しないことも明記しています。金沢辰巳丘高校は普通コース・芸術コースともに一般入学で面接が課され、芸術コースはさらに適性検査が課される学校ですが、追検査の対象になった場合はこれらが実施されない点に注意が必要です。つまり追検査は、通常の選考とは異なる評価軸(学力検査のみ)で行われることになります。
選抜結果の通知については、高等学校長が選抜結果通知書を作成し、3月19日に中学校長に送付します。合格者には合格通知書が中学校長を通じて交付され、受検番号の掲示による合格発表は行われません。通常の学力検査と発表方法が異なることも押さえておきます。
追検査はあくまで「やむを得ない事由」がある場合の救済措置であり、体調管理を怠った結果の遅刻・欠席を正当化するものではありません。特に芸術コースは、通常の選考であれば適性検査という専攻分野の実技が評価対象になりますが、追検査ではそれが行われないため、できる限り通常の学力検査を予定どおり受けられるよう、前日までの体調管理・持ち物確認・会場までの経路確認を徹底することが基本になります。
- 検査Ⅱ: 理科40点+社会40点+数学40点=120点満点・3科目

追検査では面接も適性検査もないんですね。芸術コースを目指す場合は特に気をつけないと。

その通り。芸術コースの適性検査は追検査では行われない。だからこそ、通常の学力検査を万全の体調で受けられるよう、体調管理を優先しよう。
📚 用語解説
追検査:病気等やむを得ない事由で通常の学力検査等を受検できなかった志願者向けの検査です。科目構成・配点・実施日が通常の学力検査と異なり、面接・適性検査は実施されません。
沿革とコースの変遷、芸術コースの特色を確認する
学校公式サイトの沿革ページによると、石川県立金沢辰巳丘高等学校は、石川県立学校条例及び石川県高等学校規則の一部改正により、昭和60年(1985年)10月1日に設置されました。翌昭和61年(1986年)4月8日に第1回新入生の入学式が挙行されています。設置から本記事執筆時点(2026年8月12日確認)まで、統合・改称・閉校の記録は確認できませんでした。
コース制度は開校以来、複数回見直されています。昭和61年の開校時は普通コース・英語コース・芸術コースの3コース制でした。平成3年(1991年)には理数コース・人文コース・英語コース・芸術コースの4コース制に変更され、デザイン専科が開講されました。平成7年(1995年)には普通コース・外国語コース・芸術コースの3コース制に再編され、彫刻専科が開講、芸術コース美術専攻の4専科(日本画・油絵・デザイン・彫刻)が確立されました。
その後、平成25年(2013年)に外国語コースが募集停止となり、平成27年(2015年)に外国語コース最後の卒業生19名が卒業しました。これにより、現在の普通コース・芸術コースの2コース制に移行しています。募集定員は昭和63年(1988年)のピーク時450名から段階的に削減され、令和8年度は120名(普通コース80名・芸術コース40名)です。
芸術コースは、音楽専攻(声楽・ピアノ・弦楽器など)と美術専攻(日本画・油絵・デザイン・彫刻)に分かれます。学校公式サイトは、金沢辰巳丘高校が石川県内の公立高校で唯一の芸術系コース設置校であると位置づけています。実技を伴う専門的な学びを、公立高校の学費で受けられる点が、芸術コースの大きな特徴です。
普通コースは、2年次以降に興味・関心や適性に応じた科目選択に分かれ、文系・理系の国公私立大学・短大への進学を中心に、各種専門学校・公務員・一般企業就職等を目指した柔軟なカリキュラムを組みます。学校公式サイトの普通コースページによると、選択によって英語や中国語の授業時数を増やし、外国語に特化した学習をすることもできます。
沿革やコースの変遷は、入試の得点には直接反映されない情報です。しかし、平成25年の外国語コース募集停止のように、公立高校のコース編成は年度によって見直される可能性があることを示しています。志望を具体的に検討する段階では、最新の学校案内・学校説明会で、現在のコース構成が本記事の内容から変わっていないかを確認してください。
- 昭和60年(1985年)10月 金沢辰巳丘高校 設置: 普通コース・英語コース・芸術コースの3コース制でスタート
- 平成3年(1991年) 4コース制に改編: 理数・人文・英語・芸術コース、デザイン専科開講
- 平成7年(1995年) 3コース制に再編: 普通・外国語・芸術コース、彫刻専科開講で美術4専科確立

コース編成が何度も見直されてきたんですね。昔は外国語コースもあったとは知りませんでした。

そうなんだ。平成25年に募集停止になって、今は普通コースと芸術コースの2つに絞られている。こうした変遷も、学校の特色を理解するヒントになるよ。
📚 用語解説
芸術系コース設置校:音楽・美術など芸術分野の専門的な学びを提供するコースを設置した高校のことです。金沢辰巳丘高校は、石川県内の公立高校で唯一の芸術系コース設置校とされています。
鬼管理専門塾の特徴
金沢辰巳丘高校の対策では、普通コース(5教科の学力検査+面接)と芸術コース(5教科の学力検査+面接+適性検査)という異なる評価軸への対応、令和8年度の受検倍率(普通0.40倍・芸術0.84倍)という直近の実態の理解、そして日々の得点力・専攻分野の準備を同時に進める必要があります。情報を集めるだけでは、締切と毎日の学習行動がつながりません。確定実績・未公表事項・全県共通ルールを分け、答案と生活時間から一日の課題へ変える仕組みが必要です。
以下は鬼管理専門塾が案内する六つの特徴で、金沢辰巳丘高校への合格を保証するものではなく、学校や石川県教育委員会の制度でもありません。公式の募集要綱と中学校の案内を正本にし、本人の答案、5教科の学習状況、芸術コースの場合は専攻分野の準備状況、健康、通学、家庭方針へ合う支援かを確認します。料金、担当、コース、連絡方法は最新案内で確かめてください。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
金沢辰巳丘高校対策では、国語の読解、数学の途中式、理科・社会の資料問題、英語の語彙・文法を1日単位の数値課題へ分け、5教科すべての未着手を防ぎます。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
普通コース(受検倍率0.40倍)・芸術コース(受検倍率0.84倍・適性検査あり)という金沢辰巳丘高校の入試特性を踏まえ、生徒ごとの個別行動プランへ具体化します。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
毎日・毎週の実行確認と確認テストで、5教科の再現、誤答原因、芸術コースの適性検査対策や出願書類の期限管理までを点検し、未達原因だけを次週へ戻します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
金沢辰巳丘高校の芸術コース・普通コースへの理解を深めつつ、専属講師陣の採用率0.6%と講師満足度アンケート1,524件も確認して、本人との相性を判断します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
金沢辰巳丘高校の高校受験を軸に、大学受験、総合型選抜、推薦入試、英語資格の専門コースを将来像と照合し、入学後へ続く基礎を整えます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
一般入学の日程、志願変更、追検査といった制度の疑問をLINEで質問し、無料説明会と資料請求で内容を確認してから利用を判断できます。
鬼管理の仕組みは鬼管理専門塾について、これまでの事例は合格実績で確認できます。過去の実績は金沢辰巳丘高校への合格を保証しません。無料説明会では、5教科の答案、芸術コースの場合は専攻分野の準備状況、中学校での提出物、平日の生活、志望理由、出願・志願変更の予定を共有し、最初の七日間と再テスト条件を具体化してください。
金沢辰巳丘高校の普通コース・芸術コースに向けた5教科と専攻分野の学習計画を今日から整理する

六つの特徴を金沢辰巳丘高校対策へつなぐと、5教科の学習と芸術コースの準備を同時に進められそうです。

管理量の多さではなく、未達原因を見つけて次週を変える仕組みを見てください。今日の行動が明確になる支援か確かめましょう。
📚 用語解説
確認テスト:学習内容を答えを見ず、時間を空けて再現できるか測るテストです。正答だけでなく根拠・時間・表記を確認し、未定着を次週へ戻します。
よくある質問
Q. 金沢辰巳丘高校の令和8年度の募集定員は何名ですか?
A. 普通科全体で120名です。内訳は普通コース80名、芸術コース(音楽専攻・美術専攻)40名です。令和8年度石川県公立高等学校(全日制)の合格状況(3月18日発表)個票に基づく確定実績です。
Q. 普通コースと芸術コースの受検倍率はどれくらいでしたか?
A. 令和8年度は、普通コースが0.40倍(受検者32名/一般入学枠80名)、芸術コースが0.84倍(受検者26名/一般入学枠31名)でした。両コースを合わせた小計は0.52倍です。
Q. 芸術コースの一般入学では何が課されますか?
A. 5教科(国語・理科・英語・社会・数学)の学力検査と個人面接に加えて、音楽専攻または美術専攻の適性検査が実施されます。普通コースは学力検査と面接のみです。
Q. 推薦入学の募集人員は何名ですか?
A. 学校公式サイトによると、普通コース8名、芸術コース(音楽または美術)12名です。ただし令和8年度の実績では、内定者数は普通コース0名、芸術コース9名でした。
Q. 学力検査はいつ実施されますか?
A. 令和8年度は3月10日(国語・理科・英語)と3月11日(社会・数学)の2日間です。合格発表は3月18日正午です。
Q. 金沢辰巳丘高校は石川県内でどんな位置づけの高校ですか?
A. 石川県内の公立高校で唯一の芸術系コース設置校です。普通コースは文系・理系の大学進学から公務員・一般企業就職まで幅広く対応する柔軟なカリキュラムを組んでいます。
Q. 昔は外国語コースがあったと聞きましたが、今もありますか?
A. ありません。外国語コースは平成25年(2013年)に募集停止となり、平成27年(2015年)に最後の卒業生19名が卒業しました。現在は普通コース・芸術コースの2コース制です。
Q. 金沢辰巳丘高校は統合・改称された学校ですか?
A. いいえ。学校公式サイトの沿革によると、昭和60年(1985年)10月1日に設置されて以来、統合・改称・閉校の記録はありません。コース編成の見直しのみ複数回行われています。
Q. 追検査ではどんな検査が行われますか?
A. 検査Ⅰ(国語・英語、80点満点)と検査Ⅱ(理科・社会・数学、120点満点)です。面接・適性検査は実施されません。3月19日に実施されます。
Q. 令和9年度(2027年度)の入試情報は公表されていますか?
A. 2026年8月12日時点で、石川県教育委員会は募集定員や検査科目を含む詳細な募集要綱を公表していません。公表され次第、最新情報を確認してください。
Q. 大学の進学実績は分かりますか?
A. 学校側の一次資料で年度別の合格者数・大学名を確認できなかったため、本記事では具体的な数値を記載していません。最新の学校案内や説明会で確認してください。
Q. 塾へ通えば金沢辰巳丘高校への合格は保証されますか?
A. 保証されません。学校・県教委の公式資料を基準に、答案、5教科の学習状況、芸術コースの場合は専攻分野の準備状況、健康、通学、家庭方針へ合う支援かを確認してください。
金沢辰巳丘高校への準備で最初に押さえるべきは、普通コース(募集定員80名・受検倍率0.40倍)と芸術コース(募集定員40名・受検倍率0.84倍)は、検査科目も倍率も異なる別の入試だということです。令和8年度の確定実績では、普通コースは受検者全員が合格し、芸術コースは推薦等の内定者9名を含めた合格者数計35名でした。
次に、検査科目の違いを理解します。普通コースは5教科の学力検査と面接、芸術コースはこれに加えて音楽専攻または美術専攻の適性検査が課されます。出願から合格発表までの日程は全県共通で、中学校長を経由した書類提出が基本です。志願変更期間や追検査といった救済措置も用意されていますが、いずれも「やむを得ない事由」がある場合の制度であり、通常の学力検査を予定どおり受けられる準備を最優先にします。
昭和60年(1985年)の開校から、コース編成は複数回見直されてきました。平成25年の外国語コース募集停止を経て、現在は普通コース・芸術コースの2コース制です。石川県内の公立高校で唯一の芸術系コース設置校という特色は、得点には直結しませんが、入学後の学び方を大きく左右します。倍率や検査科目の数字と合わせて、学校説明会や公式サイトで本人の希望と照らし合わせてください。
最初の一週間は、5教科を時間内で解き、誤答を原因別に分類し、翌日と一週間後に再テストすることから始めます。芸術コースを志望する場合は、専攻分野の実技・適性検査の準備時間も並行して確保してください。同時に、出願手続きの担当(本人・保護者・中学校)を整理し、県教委の発表資料が更新されたら募集定員・一般入学枠・検査科目・日程を確認する習慣をつけてください。
公式情報の確認には、URL、資料名、対象年度、公表・更新日、確認日を残す習慣が有効です。令和9年度の募集要綱が公表されたら、募集定員、一般入学枠、検査科目、日程、追検査の扱いを一項目ずつ令和8年度の内容と比較し、変更点だけを更新してください。
金沢辰巳丘高校の直近実績と5教科・専攻分野の学習計画を今日から整理する

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映




