
垂直抗力って、とりあえず重力と同じ大きさで上向きに描けばいいんですか?斜面やエレベーターになると式が変わって、どこから考えればいいのか分からなくなります。











垂直抗力は「N=mgという公式」ではなく、接触面が物体を面に垂直な向きへ押す力だと理解しよう。この記事では、自由体図から運動方程式を立てる共通手順を軸に、水平面・斜面・外力・エレベーター・重なった物体・摩擦まで整理する。最後の例題まで進めば、条件が変わっても暗記に頼らず垂直抗力を求められるようになるよ。
垂直抗力は高校物理の力学で何度も現れますが、問題ごとに大きさが変わるため、公式だけを覚えるとすぐに行き詰まります。本記事はOpenStaxの大学物理公開教科書で、垂直抗力の定義、自由体図、斜面、摩擦との関係を確認し、NISTが示す標準重力加速度も参照したうえで、高校物理の解法として使いやすい順序に組み直しています。式の前に「どの物体が、どの面から、どの向きに押されているか」を確認するところから始めましょう。
目次
垂直抗力とは何か|重力との違いを最初に整理
垂直抗力とは、物体が面に接しているとき、その面が物体に及ぼす「接触面に垂直な力」です。記号はNを使うことが多く、単位はほかの力と同じニュートン(N)です。ここで日本語の「垂直」は鉛直上向きを意味するのではなく、接触面に対して直角という意味です。水平な床なら上向きですが、斜面なら斜面に垂直、垂直な壁なら水平方向を向きます。











名前に「垂直」とあるから、いつでも真上に向く力だと思っていました。斜面では斜め向きなんですね。











そう。まず接触面を見つけ、その面から離れる向きへNを描くのが基本だ。重力mgは地球が物体を鉛直下向きに引く力で、垂直抗力とは発生源も向きの決まり方も違う。たまたま水平面で静止しているときに大きさが一致するだけで、同じ力でも作用反作用の組でもないんだ。
| 比較項目 | 垂直抗力N | 重力mg |
|---|---|---|
| 力を及ぼすもの | 接触している床・斜面・壁など | 地球 |
| 向き | 接触面に垂直で面から離れる向き | 鉛直下向き |
| 接触がなくなったとき | 0になる | 地球付近なら働き続ける |
| 大きさ | 運動方程式から決める | 質量mと重力加速度gの積 |
📚 用語解説
垂直抗力(normal force):接触している面が物体へ及ぼす、面に垂直な接触力です。英語のnormalには「標準」だけでなく「面に垂直」という意味があり、記号Nと力の単位N(ニュートン)は文脈で区別します。
水平な床の上で物体が鉛直方向に加速せず、ほかの鉛直成分を持つ力もない場合に限って、運動方程式N-mg=0からN=mgが得られます。条件が一つでも変われば、Nの値も変わり得ます。
垂直抗力の求め方|自由体図から4ステップで解く
垂直抗力を求める最も確実な方法は、対象物体を一つだけ取り出して自由体図を描き、接触面に垂直な方向の運動方程式を立てることです。OpenStaxの自由体図の手順でも、考えている物体に働く外力だけをベクトルとして描き、物体が周囲へ及ぼす力や「合力」という別の矢印を混ぜないことが基本とされています。図を正しく描ければ、Nの式はほぼ自動的に決まります。











問題の図に矢印が多いと、全部の力を一つの式に入れたくなります。どの方向から見ればいいですか?











Nを求めたいなら、まず面に垂直な軸を選ぼう。正の向きを面の外向きに決め、その方向の力を符号付きで足し、ΣF⊥=ma⊥と置く。面から離れずに動く物体は通常a⊥=0だから、平行方向の運動があっても、垂直方向だけを切り出せば落ち着いて解けるよ。
📚 用語解説
自由体図:一つの物体だけを周囲から切り離して考え、その物体に外部から働く力を矢印で表した図です。物体が相手へ及ぼす力は、その物体の自由体図には描きません。
この手順を定着させるには、式を書く前に矢印の根元と向きを声に出して確認すると効果的です。「床が物体を押すN」「地球が物体を引くmg」のように主語を付けると、別の物体に働く力を混ぜにくくなります。作用反作用との混同が残る場合は、既存記事の作用反作用の法則と力のつり合いの違いも先に確認してください。
水平面の垂直抗力|N=mgになる場合・ならない場合
水平面では面に垂直な方向が鉛直方向です。上向きを正にすると、一般形はN+F_y-mg=ma_yと書けます。F_yは外力の上向き成分を正にしたものです。静止中または水平方向にだけ動き、鉛直加速度が0ならN=mg-F_yとなります。この一つの式で、上向きに引く場合も下向きに押す場合も処理できます。











机の上の箱を斜め上に引くと、水平成分だけでなく上向き成分もあるからNが小さくなるんですか?











そのとおり。例えば質量2.0kgの箱を水平面上で静かに保ち、g=9.8m/s²とするとmg=19.6Nだ。真下へ6.0N押せばN=25.6N、斜め上の力の鉛直成分が5.0NならN=14.6Nになる。大切なのは外力そのものではなく、面に垂直な成分だけを式へ入れることだよ。
| 条件(鉛直加速度0) | 運動方程式 | 垂直抗力 |
|---|---|---|
| 外力なし | N-mg=0 | N=mg |
| 上向き成分F_yで引く | N+F_y-mg=0 | N=mg-F_y |
| 下向きにFで押す | N-mg-F=0 | N=mg+F |
| 角度αで斜め上にF | N+F sinα-mg=0 | N=mg-F sinα |
垂直抗力は面が物体を「引っ張る力」にはなれません。上向きの外力が十分大きく、式からN<0が出たなら、物体はすでに床から離れています。その後はN=0として、自由運動の問題に切り替えます。
📚 用語解説
接触条件:物体が面に接し続けるための条件です。通常の面が物体へ及ぼす垂直抗力はN≧0であり、N=0は離れる直前または接触を失った状態を表します。
斜面の垂直抗力|N=mg cosθを暗記せず導く
水平となす角がθの斜面では、座標軸を斜面に平行な方向と垂直な方向に取ります。重力mgを分解すると、斜面に平行な成分はmg sinθ、斜面に垂直で面へ押し付ける成分はmg cosθです。ほかに垂直成分を持つ力がなく、物体が斜面から離れないならa⊥=0なので、N-mg cosθ=0、したがってN=mg cosθとなります。











sinとcosをいつも逆にしてしまいます。斜面に垂直な成分がcosになる覚え方はありますか?











丸暗記せず、θ=0°の水平面で点検しよう。水平ならNはmgのはずだから、θ=0°で1になるcosが垂直成分だと分かる。一方、斜面下向き成分は水平面で0になるべきなのでsinだ。極端な角度へ戻して式を検算すれば、sinとcosの取り違えをかなり防げるよ。
斜面に垂直な外力がなく、物体が面から離れないとします。g=9.8m/s²、cos37°≒0.80なら、N=mg cosθ=5.0×9.8×0.80=39.2Nです。物体が斜面方向へ滑っていても、垂直方向の加速度が0なら同じ式を使えます。
ただし、N=mg cosθも万能公式ではありません。斜面へ垂直に力Pで押し付けるならN=mg cosθ+P、斜面から離す向きに引くならN=mg cosθ-Pです。斜めの張力がある場合は、張力を斜面に垂直な成分へ分解してから加えます。「斜面だからcos」ではなく、ΣF⊥=ma⊥の結果としてcosが現れると理解してください。
エレベーターの垂直抗力|体重計の値と加速度の関係
エレベーター内で人が体重計に乗る問題では、体重計が人を押す垂直抗力Nが、体重計の示す「見かけの重さ」に対応します。上向きを正にすると、人についての運動方程式はN-mg=ma、したがってN=m(g+a)です。ここでaは速度ではなく加速度です。上昇中でも減速していれば加速度は下向きになり、Nはmgより小さくなります。
- 上向き加速: m=50kg、a=+2.0m/s²ならN=590N
- 下向き加速: m=50kg、a=-2.0m/s²ならN=390N











上へ動いているか下へ動いているかだけを見て、体重計が重くなるか軽くなるかを決めていました。











見るべきなのは加速度の向きだ。上昇しながら速くなるときと、下降しながら遅くなるときはどちらも上向き加速度でN>mgになる。反対に、上昇しながら遅くなるときと、下降しながら速くなるときは下向き加速度でN
| 運動の状態 | 加速度の向き | 垂直抗力 |
|---|---|---|
| 上昇して加速 | 上向き | N>mg |
| 上昇して減速 | 下向き | N |
| 下降して加速 | 下向き | N |
| 下降して減速 | 上向き | N>mg |
| 静止または等速 | 0 | N=mg |
📚 用語解説
見かけの重さ:人が床や体重計から受ける垂直抗力の大きさです。重力mgそのものが変わったのではなく、支持する力Nが加速度に応じて変わるため、重くまたは軽く感じます。
エレベーターと人がともに自由落下するとN=0となり、体重計は0を示します。しかし人には重力mgが働いており、その重力によって下向きに加速しています。0になるのは垂直抗力です。
物体が重なるときの垂直抗力|どの面が誰を押すか
物体が二段に重なっている問題では、垂直抗力が一つとは限りません。上の物体Aが下の物体Bから受ける垂直抗力N_BAと、Bが床から受ける垂直抗力N_floorは別の力です。AとBが静止し、ほかの鉛直外力がなければ、AについてN_BA=m_Ag、AとBを一つの系として見ればN_floor=(m_A+m_B)gとなります。床は下の物体だけでなく、上に載った物体の重さも支えます。











上の物体が下の物体を押す力と、下の物体が上の物体を押す力は同じ図に描くんですか?











その二つは作用反作用の組で、大きさが等しく向きが反対だが、別々の物体に働く。Aの自由体図には「BがAを押す力」だけ、Bの自由体図には「AがBを押す力」だけを描く。同じ物体に働くNとmgのつり合いとは区別しよう。主語と目的語を入れ替えて力の名前を書くと見分けやすいよ。
| 対象 | 上向きの力 | 下向きの力 | 静止時の結論 |
|---|---|---|---|
| 上の物体A | BがAを押すN_BA | m_Ag | N_BA=m_Ag |
| 下の物体B | 床がBを押すN_floor | m_BgとAがBを押すN_AB | N_floor=(m_A+m_B)g |
| A+B全体 | 床からのN_floor | (m_A+m_B)g | 内部のN_ABとN_BAは式に出ない |
g=9.8m/s²で静止しているなら、上下の箱の間の垂直抗力は2.0×9.8=19.6Nです。床が下の箱へ及ぼす垂直抗力は(2.0+3.0)×9.8=49.0Nです。「接触面ごとに別のNがある」と考えましょう。
📚 用語解説
作用反作用:AがBに及ぼす力と、BがAに及ぼす力の組です。大きさは等しく向きは反対ですが、別々の物体に働くため、一つの物体の運動方程式の中で打ち消し合う力ではありません。
摩擦力と垂直抗力の関係|f=μNの使い分け
乾いた面どうしを扱う高校物理の単純化されたモデルでは、最大静止摩擦力はμ_sN、動摩擦力はμ_kNで表されます。OpenStaxも、静止摩擦力についてf_s≦μ_sN、動摩擦力についてf_k=μ_kNを示しています。垂直抗力が大きくなれば摩擦力の上限や動摩擦力も大きくなるため、斜めに引く・押し付ける問題では、先にNを求めてから摩擦力を計算する順番が重要です。











静止している物体でも、摩擦力はいつも最大値のμNになると思って計算していました。











静止摩擦力は必要な分だけ働き、上限がμ_sNなんだ。水平面で右へ3N引いて静止しているなら、左向きの静止摩擦力は3Nであり、μ_sNそのものとは限らない。動き出す直前だけf_s=μ_sNと置ける。動摩擦ではモデル上f_k=μ_kNを使う。この不等号と等号の違いは必ず区別しよう。
| 摩擦の種類 | 式 | 意味 |
|---|---|---|
| 静止摩擦力 | 0≦f_s≦μ_sN | 物体を静止させるのに必要な大きさまで変化 |
| 最大静止摩擦力 | f_s,max=μ_sN | 滑り出す直前の上限 |
| 動摩擦力 | f_k=μ_kN | 滑っている間の単純化モデル |
g=9.8m/s²、鉛直方向の外力なし、動摩擦係数μ_k=0.40なら、まずN=mg=98Nを求めます。次にf_k=μ_kN=0.40×98=39.2Nです。斜め上に引く力が加わればNが小さくなるため、動摩擦力も39.2Nより小さくなります。
①面に垂直な運動方程式からNを求める、②Nを使って摩擦力を決める、③面に平行な運動方程式へ摩擦力を入れる、という順番にすると、未知数が整理されて計算ミスを減らせます。
垂直抗力でよくある7つの間違いと見分け方
垂直抗力の問題で失点する原因は、計算そのものより、力の向き・対象物体・成立条件の取り違えにあります。特に「N=mgを先に書く」「動いている向きでNを決める」「作用反作用とつり合いを混ぜる」の三つは、水平面の基本問題では正解に見えてしまうため、斜面や加速度のある問題で初めて誤りが表面化します。











答え合わせで式を見れば分かるのに、自分で解くとN=mgと書いてから考え始めてしまいます。











式の癖を直すには、Nの横に「誰が誰を押す力か」をメモしよう。その後で面に垂直な軸を描き、ΣF⊥=ma⊥を一度必ず書く。たとえ結果がN=mgでも、条件から導いた一行があれば、別条件にも対応できる。最後に単位・符号・極端な角度で検算すれば完成だ。
| よくある間違い | なぜ誤りか | 直し方 |
|---|---|---|
| 常にN=mgとする | 斜面・外力・鉛直加速度でNは変化する | ΣF⊥=ma⊥から毎回導く |
| Nをいつも上向きに描く | Nは接触面に垂直 | 面から離れる向きへ描く |
| Nとmgを作用反作用とする | 二力とも同じ物体に働く | 力の主語と目的語を書く |
| 斜面でmg自体を傾ける | 重力は常に鉛直下向き | 座標軸だけを斜面に合わせる |
| 上昇中ならN>mgとする | Nを決めるのは速度でなく加速度 | 速度と加速度を分けて描く |
| 静止摩擦を常にμNとする | μNは最大値 | 必要な摩擦力をつり合いから求める |
| 負のNをそのまま採用 | 面は物体を引けない | 接触が切れたとしてN=0にする |
📚 用語解説
力のつり合い:一つの物体に働く力の合力が0である状態です。加速度が0なら成立しますが、物体が静止している場合だけでなく、等速直線運動をしている場合にも成立します。
垂直抗力の例題4選|水平面・斜面・エレベーターを総仕上げ
仕上げでは、答えの式を覚え直すのではなく、どの問題でも同じ4ステップを再現できるかを確認します。以下の例題は、①対象物体、②働く力、③面に垂直な軸、④運動方程式の順に解いてください。数値が簡単でも自由体図を省略しないことが、初見問題に強くなる近道です。











解説を読むと納得できるのに、少し図が変わると解けません。何を基準に復習すればいいですか?











正解・不正解だけでなく、自由体図、軸、成分分解、運動方程式のどこで止まったかを記録しよう。同じ原因のミスを翌日と1週間後に解き直すと、自分の弱点が見える。物理全体の計画へつなげるなら、力学を土台にした学習順序まで決めて進めることが大切だよ。
例題1:水平面で斜め上に引く
質量4.0kgの箱を、水平から30°上向きに大きさ20Nの力で引き、箱は床から離れず鉛直方向には加速しないとします。上向き成分は20sin30°=10Nです。上向きを正にしてN+10-4.0×9.8=0より、N=29.2Nです。水平成分20cos30°は水平方向の運動には関係しますが、Nを求める式には入りません。
例題2:30°の斜面に置かれた物体
質量3.0kgの物体が30°の斜面に接し、面に垂直な外力はないとします。斜面に垂直な重力成分はmg cos30°なので、N=3.0×9.8×cos30°≒25.5Nです。摩擦があるか、斜面方向へ加速しているかは、面に垂直な運動がなくほかの垂直成分もなければ、このNの計算を変えません。
例題3:下降しながら減速するエレベーター
質量60kgの人を乗せたエレベーターが下降中に、上向き1.5m/s²で減速しているとします。上向きを正にするとa=+1.5m/s²です。N-mg=maよりN=60×(9.8+1.5)=678Nです。下降中という速度情報だけでN 質量2.0kg、角度37°、動摩擦係数0.25で、物体が斜面を滑るとします。cos37°≒0.80なら、先にN=2.0×9.8×0.80=15.68Nを求め、次にf_k=0.25×15.68=3.92Nとします。その後で斜面方向のmg sin37°と動摩擦力を使って加速度を求めます。順番を固定すると、Nへ摩擦力を誤って足す事故を防げます。 力学から先の波動・電磁気まで含めて学習順序を設計したい人は、大学受験物理の勉強法完全ガイドを参照してください。教材の難易度と取り組む順番を決めたい場合は、物理基礎・物理の参考書ルート完全版へ進むと、本記事の例題をどの段階で反復すべきかを整理できます。 結論から言います。公式を覚え、授業を聞き、問題集の解説を読んで終える「普通の対策」だけでは、垂直抗力を含む力学を入試の得点源にして志望大学へ受かるのは厳しいです。垂直抗力一つでも、水平面ではN=mg、斜面ではN=mg cosθ、上向き外力があればN=mg-F_y、エレベーターではN=m(g+a)と、条件に応じて式が変わります。必要なのは公式の数ではなく、自由体図から毎回ΣF=maを再現する行動です。 この記事で扱った7つの典型ミスが示すように、理解したつもりでも、対象物体・力の向き・成分分解・加速度のどこか一つが曖昧なら答えは崩れます。しかも入試では、斜面・ばね・円運動・複数物体などが組み合わさり、同じ図は出ません。弱点を特定し、翌日の課題へ落とし込み、解き直しで修正されたか確認する日々の管理まで必要です。そこで、代表的な学習手段を「従来塾の3つの限界」に照らして一つずつ検討します。 独学や参考書だけでも知識は得られますが、①授業や教材から情報を得ても行動は変わらないという限界に当たりやすくなります。解説を読んで分かった状態と、何も見ず自由体図を描ける状態は別です。さらに自分の誤答原因を自分だけで正確に分類できなければ、得意な問題ばかり反復し、必要な修正を先送りすることになります。 映像授業やアプリは見やすい解説を得られる一方、視聴時間が増えても、自分の手で図を描く回数が増えるとは限りません。これは①の限界に加え、②全員同じ指導は偏差値50に収束するという限界にもつながります。同じ動画を同じ順で見るだけでは、sinとcosを誤る人と、作用反作用を混同する人の翌日の課題を分けられません。 集団授業の大手予備校は体系的に学べますが、②全員同じ指導の限界があります。講義が斜面の応用へ進んでも、ある生徒は水平面のN=mgの成立条件で止まり、別の生徒は加速度の符号で止まります。一斉の進度では、この差を毎日の演習量や解き直し時期へ細かく反映しきれません。 一般的な個別指導塾は質問しやすくても、③週1指導では変化が遅いという限界が残ります。垂直抗力のミスを授業日に直しても、翌日から自力演習が止まり、次の確認が一週間後なら、誤った作図の癖をそのまま繰り返す可能性があります。力学は前の単元を使って次へ進むため、修正の遅れが運動方程式・摩擦・円運動へ連鎖します。 独学・参考書のみ、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を順に検討すると、いずれも「情報を行動へ変える」「生徒ごとに課題を変える」「毎日すぐ修正する」のどこかが不足します。だから、垂直抗力を含む力学を入試で使える力へ変え、志望大学合格までつなげるなら、消去法で残るのは1日単位の個別行動まで管理する鬼管理専門塾しかありません。 鬼管理専門塾は、教材や授業を増やすだけでなく、受験生が毎日何を実行し、その結果をどう修正するかを管理する仕組みを持っています。ここでは公式ページで確認できる確定6項目だけを、垂直抗力を含む大学受験物理の対策へどうつながるかと合わせて説明します。 教材名・問題数・復習範囲まで、今日の学習を具体的な数値で示す 現在地・志望校・誤答原因に合わせ、個別の行動プランを設計する 日々の進捗と毎週の確認テストで、理解と定着を検証する 厳格な選考を通過した講師が伴走し、満足度アンケート1,524件も公開する 大学受験・総合型選抜/推薦・英語資格・高校受験に対応する LINEの質問窓口とZoomの無料説明会、資料請求を用意する 鬼管理専門塾では、「物理を勉強する」のような曖昧な予定ではなく、教材・範囲・問題数・復習までを1日単位で数値化して指示します。何を、いつ、どこまで実行するかを5W1Hで具体化するのが特徴です。 垂直抗力の対策なら、「解説を読む」で終わらず、水平面・斜面・エレベーターを何題解き、自由体図を何枚描き、誤答をいつ解き直すかまで行動に変えられます。公式暗記から作図中心の学習へ移す助けになります。 専属講師は、全員へ同じ課題を配るのではなく、生徒の現在地、志望校、科目ごとの得意不得意に合わせ、生徒ごとの個別行動プランを設計し、実行状況まで確認します。 物理でも、計算はできるが作図が弱い生徒と、三角比の成分分解で止まる生徒では必要な課題が違います。個別プランなら、垂直抗力のどの段階を重点的に直すかを分け、入試までの残り時間を配分できます。 学習の実行状況は毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を測ります。合格ラインへ届かなければ追加課題を出し、学習計画をその週のうちに分析・修正する仕組みです。 垂直抗力の式を一度正しく書けても、図が変わった翌週に再現できなければ入試では使えません。日次の進捗と週次テストを組み合わせることで、理解した直後と時間が経った後の両方で再現性を確認できます。 講師は厳格な基準で選考され、公式ページが示す採用率は0.6%です。指導品質は、入会生を対象にした講師満足度アンケート1,524件の公開結果でも継続的に確認されています。 力学の答案では、最終数値だけでなく自由体図や立式の途中に誤りが現れます。専属講師へ途中式まで示して確認することで、答え合わせだけでは見逃す符号、力の向き、対象物体の混同を早い段階で直せます。 専門コースは、大学受験の大学特化・学部特化、総合型選抜/推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで用意され、目標に合わせた計画設計に対応しています。 本記事の読者が大学受験コースで物理を使う場合も、志望大学の出題範囲や配点、残り期間を前提に、垂直抗力を含む力学へどれだけ時間を使い、波動・電磁気へいつ移るかを逆算できます。 学習中の質問はLINEで受け付けています。入会前にはZoomでの無料説明会を利用でき、保護者の同席も可能です。指導内容を落ち着いて確認したい人向けに資料請求の窓口も用意されています。 垂直抗力のどこで止まるのか、物理を入試までにどう仕上げるのかを一人で判断しにくい場合は、まず無料説明会で現在の教材・模試・志望校を共有し、必要な管理の範囲を確認できます。 大学受験コースには1カ月返金保証制度があります。適用条件は公式案内で確認してください。無料説明会では、サービスの仕組みだけでなく、現在の学習状況に合うかどうかも相談できます。鬼管理専門塾の指導方針は「鬼管理」とは?成績が上がらない塾・予備校の3つの限界で、これまでの結果は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。 大学受験物理の学習計画を無料説明会で相談してみませんか? 垂直抗力は、面が物体へ及ぼす面に垂直な接触力です。重力とは別の力であり、その大きさは最初からmgと決まっていません。水平面・斜面・エレベーター・複数物体のどの問題でも、対象物体を一つにし、接触面に垂直な軸を取り、ΣF⊥=ma⊥からNを解くという共通手順を使えます。 復習では、最終式だけでなく自由体図と成立条件まで再現してください。Nが負になったら接触が切れていないか、斜面角を0°にしたら水平面の結果へ戻るか、加速度0ならN=mgになるかを検算すると理解が安定します。一問ごとのミス原因を翌日の課題へつなげれば、垂直抗力は暗記単元ではなく、力学全体を解くための土台になります。 自由体図から解ける物理の学習計画を相談できます A. 接触している床・斜面・壁などが、物体へ接触面に垂直な向きに及ぼす力です。水平面では上向きですが、斜面では斜め、壁では水平方向になります。 A. いつもではありません。水平面で鉛直加速度が0、かつ重力以外に鉛直成分を持つ力がない場合に、N-mg=0からN=mgとなります。斜面・外力・エレベーターでは値が変わります。 A. 重力mgを斜面に平行・垂直な方向へ分解すると、面へ押し付ける垂直成分がmg cosθになるからです。ほかの垂直外力がなく、面から離れないならN-mg cosθ=0より求まります。 A. 違います。どちらも同じ物体に働くため、条件によってつり合う二力です。重力の反作用は物体が地球を引く力、垂直抗力の反作用は物体が接触面を押す力で、それぞれ別の物体に働きます。 A. 上昇しているという速度だけでは決まりません。上向きに加速していればN>mg、上昇しながら減速して加速度が下向きならN A. 物体が面から離れて接触を失ったときです。自由落下中の体重計と人の間、上向き外力で床から持ち上がる瞬間などが例です。計算でN<0になった場合も、接触が切れてN=0になる条件を見直します。 本記事監修者 菅澤孝平 シンゲキ株式会社 代表取締役社長 出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz例題4:斜面上の動摩擦力まで求める
垂直抗力を含む力学は「普通の対策」では受からない
選択肢①:独学・参考書のみでは行動修正が続かない
選択肢②:映像授業・アプリでは理解が演習行動へ変わりにくい
選択肢③:集団授業の大手予備校では個別の誤答原因が残る
選択肢④:一般的な個別指導塾では週1指導の修正が遅い
鬼管理専門塾の特徴
❶ 1日単位で数値化した学習指示
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まとめ|垂直抗力は公式ではなく運動方程式から求める
場面 垂直方向の式 結果(代表条件) 水平面・外力なし N-mg=0 N=mg 水平面・上向き外力F_y N+F_y-mg=0 N=mg-F_y 角度θの斜面 N-mg cosθ=0 N=mg cosθ 上向き加速度a N-mg=ma N=m(g+a) 自由落下 mg=mg N=0 よくある質問
Q. 垂直抗力とは簡単にいうと何ですか?
Q. 垂直抗力はいつもN=mgですか?
Q. 斜面の垂直抗力がmg cosθになるのはなぜですか?
Q. 垂直抗力と重力は作用反作用ですか?
Q. エレベーターが上昇中なら垂直抗力は大きくなりますか?
Q. 垂直抗力が0になるのはどんなときですか?

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