
三角形の面積は「底辺×高さ÷2」なら分かります。でも、高さが書かれていない問題で、なぜsinを掛けるのか、どの2辺と角を選ぶのかが分かりません。正弦定理や余弦定理も出てくると混乱します。












三角比の面積公式は、高さを「辺×sin」で作り直しただけだよ。まず2辺とその間の角を探し、そろわなければ正弦定理や余弦定理で不足情報を補う。この順序を身につければ、公式の選択は迷わなくなる。
三角比を使う三角形の面積公式は、S=1/2 bc sinA、S=1/2 ca sinB、S=1/2 ab sinCです。暗記だけなら短い公式ですが、実際の問題では「辺aはどこか」「与えられた角は本当に2辺の間か」「角が鈍角でも使えるか」「3辺しかないときは何から始めるか」を判断しなければなりません。そこで本記事では、公式の意味と証明から始め、基本計算、3辺からの面積、正弦定理・余弦定理との関係、逆算問題、典型ミスまでを一つの解法地図にまとめます。文部科学省の資料でも、数学Iの図形と計量では、正弦定理・余弦定理・正弦を用いた面積公式を関連づけて扱う内容が示されています。
目次
三角比を使った三角形の面積公式と証明
△ABCで、角A・B・Cの向かい側にある辺の長さをそれぞれa・b・c、面積をSとします。このとき、面積は次の3通りで表せます。どれも「2辺×その2辺にはさまれた角のsin×1/2」という同じ形です。角Aを使うなら、Aをはさむ辺はAB=cとAC=bなのでS=1/2 bc sinAとなります。
| 使う角 | 角をはさむ2辺 | 面積公式 | 対応の確認 |
|---|---|---|---|
| A | bとc | S=1/2 bc sinA | Aの対辺aは掛けない |
| B | cとa | S=1/2 ca sinB | Bの対辺bは掛けない |
| C | aとb | S=1/2 ab sinC | Cの対辺cは掛けない |












S=1/2 bc sinAのbとcは、角Aの向かい側と隣の辺だと思っていました。文字の位置をどう覚えればよいですか?












「Aの対辺aは使わず、Aの両側にあるbとcを掛ける」と覚えよう。公式を文字だけで見るのでなく、使う角を指で押さえ、その角から伸びる2辺を選べば対応を間違えにくいよ。
底辺×高さ÷2からS=1/2 bc sinAを導く
辺AB=cを底辺にし、頂点Cから直線ABへ垂線を下ろして、その長さをhとします。角Aが鋭角なら、AC=bを斜辺とする直角三角形でsinA=h/bです。したがってh=b sinAとなり、S=1/2×底辺c×高さh=1/2×c×b sinA=1/2 bc sinAが得られます。つまり新しい面積公式を突然覚えるのではなく、分からない高さを三角比で表しただけです。
角Aが90°ならsinA=1なのでh=bです。角Aが鈍角なら垂線の足は辺ABの延長上に出ますが、高さはb sin(180°-A)であり、sin(180°-A)=sinAなので、同じh=b sinAが使えます。三角形の内角は0°より大きく180°より小さく、この範囲ではsinが正です。面積が負になる心配もありません。
📚 用語解説
対辺:ある角の正面にある辺です。△ABCでは角Aの対辺がa、角Bの対辺がb、角Cの対辺がcです。
📚 用語解説
はさむ角:選んだ2辺が共有する頂点の角です。辺bとcがはさむ角はAであり、面積公式ではsinAを使います。
「S=1/2×2辺×sin(その間の角)」だけを核にします。a・b・cの並びを丸暗記するより、図で角と2辺を選び、最後に文字へ置き換えるほうが安全です。
豊田工業高等専門学校の公開教材では、座標上の高さをb sinθとしてS=1/2 ab sinθを証明し、そこから正弦定理へつなげています。石川工業高等専門学校の数学活用大事典にも3通りの面積表示が掲載されています。
三角比の面積公式の使い方|2辺とその間の角を探す
面積を直接求められる条件は、2辺の長さと、その2辺にはさまれた角のsinが分かることです。問題文に角度が書かれていても、与えられた2辺の間の角でなければ、すぐ面積公式へ代入できません。最初に小さな図を描き、角の両側の辺へ印を付けるだけで、公式選択の大半は整理できます。












2辺の長さが6と8、間の角が30°なら、6×8×sin30°まで計算してから2で割ればよいですか?












その通り。S=1/2×6×8×1/2=12だ。最初の1/2とsin30°の1/2を別物として書けば、片方を落としにくい。面積だから答えが平方単位になることも最後に確認しよう。
例題1|2辺6・8、はさむ角30°の面積
2辺の長さが6と8、その間の角が30°なら、S=1/2×6×8×sin30°です。sin30°=1/2より、S=24×1/2=12となります。「底辺6、高さ8 sin30°」と考えても、「底辺8、高さ6 sin30°」と考えても答えは同じです。どちらを底辺にするかは自由ですが、角30°をはさむ2辺を使う点は変わりません。
例題2|鈍角135°でも公式はそのまま使える
2辺の長さが5と7、その間の角が135°なら、S=1/2×5×7×sin135°です。sin135°=sin45°=√2/2なので、S=35√2/4です。鈍角だから面積公式の符号を変えたり、sinをcosへ置き換えたりする必要はありません。補角のsinが等しいことを使えばそのまま計算できます。
代入前の4ステップ
📚 用語解説
三角比の相互関係:sin²A+cos²A=1など、sin・cos・tanを結ぶ関係です。cosだけが分かる場面でsinを求めるために使います。
辺aとbを掛けるなら使うのは角Cです。角Aが与えられていても、a・b・sinAをそのまま掛けることはできません。足りない辺や角を先に定理で求めます。
3辺だけが分かるときは余弦定理から面積を求める
3辺a・b・cが与えられ、角が一つも分からない場合も、三角比の面積公式を使えます。先に余弦定理でcosAを求め、sin²A+cos²A=1からsinAへ変換し、S=1/2 bc sinAへ代入します。三角形の内角AではsinA>0なので、平方根を取るときは正の値を選びます。












3辺が5、6、7の三角形には角度がありません。余弦定理で角そのものを逆三角関数から出す必要がありますか?












角度まで出さなくてよい。cosA=5/7まで求めたら、sinA=√(1-25/49)=2√6/7と変換できる。面積公式が必要としているのは角度の表示ではなくsinAの値だからだ。
例題|3辺5・6・7からS=6√6を求める
a=5、b=6、c=7とします。余弦定理a²=b²+c²-2bc cosAより、cosA=(b²+c²-a²)/(2bc)=(36+49-25)/(2×6×7)=5/7です。次にsin²A+cos²A=1を使うと、sinA=√(1-25/49)=2√6/7です。したがってS=1/2×6×7×2√6/7=6√6となります。
この流れは「余弦定理→相互関係→面積公式」の3段階です。途中で小数近似すると根号が崩れ、計算が長くなるため、5/7や2√6/7のまま進めます。余弦定理の公式・証明・使い方を先に復習すると、どの角のcosを作るかを判断しやすくなります。
ヘロンの公式との使い分け
| 方法 | 必要な情報 | 計算の流れ | 向いている目的 |
|---|---|---|---|
| 余弦定理+三角比 | 3辺 | cos→sin→S | 定理同士の関係も確認したい |
| ヘロンの公式 | 3辺 | 半周長s→平方根 | 面積だけを直接求めたい |
| 底辺×高さ÷2 | 底辺と高さ | そのまま代入 | 高さが既知または簡単に出る |
3辺が分かるなら、半周長s=(a+b+c)/2を使うヘロンの公式S=√{s(s-a)(s-b)(s-c)}でも求められます。5・6・7ではs=9なので、S=√(9×4×3×2)=6√6となり、上の答えと一致します。面積だけが目的ならヘロンの公式が短い場合がありますが、問題が「余弦定理と三角比を使え」と求める場合や、途中で角も必要になる場合は、余弦定理経由が自然です。ヘロンの公式の使い方と証明も合わせて確認できます。
📚 用語解説
余弦定理:a²=b²+c²-2bc cosAの関係です。3辺から角のcosを出したり、2辺とその間の角から残りの辺を出したりします。
正弦定理・余弦定理と面積公式の関係
正弦定理、余弦定理、三角比の面積公式は別々の暗記事項ではありません。面積公式は「2辺とその間の角」がそろったときの出口で、正弦定理と余弦定理は、その出口までに不足している辺や角を補う道具です。何が与えられ、何が足りないかを見れば、使う順番が決まります。












正弦定理は辺と角を求める公式だと思っていました。三角形の面積とは、どこでつながっていますか?












面積Sを3通りに書けばつながりが見える。S=1/2 bc sinAからsinA=2S/(bc)だから、a/sinA=abc/(2S)になる。BやCでも同じ値になり、これが正弦定理の比につながるんだ。
面積公式から正弦定理の比が見える
S=1/2 bc sinA、S=1/2 ca sinB、S=1/2 ab sinCより、sinA=2S/(bc)、sinB=2S/(ca)、sinC=2S/(ab)です。それぞれ対辺で割る形を作ると、a/sinA=b/sinB=c/sinC=abc/(2S)となります。正弦定理ではこの共通値が外接円の直径2Rに等しいため、S=abc/(4R)という面積公式も得られます。
したがって、1辺と2角が分かる問題では、正弦定理で別の辺を求めてから三角比の面積公式へ進めます。また3辺と外接円半径の関係を扱うときはS=abc/(4R)が有効です。三角形の外接円の半径と正弦定理では、この関係を例題つきで詳しく整理しています。
正弦定理と余弦定理の使い分け
| 分かっている情報 | 先に使う道具 | 面積までの流れ |
|---|---|---|
| 2辺とその間の角 | 面積公式 | 直接Sを求める |
| 3辺 | 余弦定理 | cos→sin→面積 |
| 1辺と2角 | 正弦定理 | 別の辺→面積 |
| 2辺と対角の組 | 正弦定理 | 角や辺の候補を確認→面積 |
| 3辺と外接円半径 | S=abc/(4R) | 直接Sを求める |
面積から角や辺を逆算する
面積Sと2辺b・cが分かるなら、sinA=2S/(bc)と逆算できます。たとえばS=12、b=6、c=8なら、sinA=24/48=1/2です。このときAは30°だけでなく150°の可能性もあります。sinθ=sin(180°-θ)だからです。残りの条件、図の形、別の辺の長さなどを使って候補を絞ります。
一方、角Cと面積S、辺aが分かっていて辺bを求めるなら、b=2S/(a sinC)です。公式を移項するだけですが、sinC=0になる角は三角形の内角として現れません。また計算でsinA>1が出たなら、その条件を満たす三角形は作れないため、代入や対応を見直します。
📚 用語解説
正弦定理:a/sinA=b/sinB=c/sinC=2Rという関係です。対辺と角の組を使い、辺や角、外接円半径を結びます。
三角比で面積を求めるときのよくあるミスと練習法
三角比の面積問題で失点しやすいのは、難しい計算よりも、辺と角の対応、最初の1/2、鈍角のsin、平方根の符号、条件に合う定理の選択です。答えが合わなかったときは「計算ミス」とまとめず、どの判断で止まったかを分類すると、次に解くべき問題が明確になります。












公式は書けるのに、答えが2倍になったり、鈍角でsinを負にしたりします。どの順番で見直せばよいですか?












「対応→1/2→sinの値→符号→単位」の順で点検しよう。特に0°<A<180°ではsinAは正だ。固定した2辺の積の半分より面積が大きければ、必ずどこかに誤りがあるよ。
典型ミス5つの診断表
| ミス | 誤りの兆候 | 修正方法 |
|---|---|---|
| 角の対辺を掛ける | a・b・sinAのように対応がずれる | 角の両側の2辺へ印を付ける |
| 1/2を落とす | 答えが正答の2倍になる | 公式の最初に1/2を独立して書く |
| 鈍角のsinを負にする | 面積が負になる | 0°<A<180°ではsinA>0を確認 |
| cosからsinで±を残す | 面積が2通りになる | 三角形の内角なので正の平方根を選ぶ |
| 3辺を直接代入する | 使う角が決まらない | 余弦定理またはヘロンの公式へ切り替える |
固定した2辺では直角のとき面積が最大
2辺a・bを固定すると、S=1/2 ab sinCです。三角形の内角Cでは0<sinC≦1なので、S≦1/2 abとなります。等号はsinC=1、つまりC=90°のときです。たとえば2辺が8と11なら、面積の最大値は1/2×8×11=44です。具体的な角を全て試す必要はなく、sinの範囲だけで最大値を説明できます。
オリジナル練習問題5題
練習は、同じ数値の解答を見直すだけでなく、翌日に数値だけを変えた問題を解きます。その後、3辺から始まる問題や面積から角を戻す問題を混ぜ、入口の異なる問題を見分けます。公式を言えるかではなく、図を描くところから根拠を再現できるかを到達基準にしてください。
三角比の面積公式は「普通の対策」では受からない
結論から言います。公式を一度覚え、解説を読んで分かったつもりになる「普通の対策」だけでは、三角比の面積問題を入試で取り切って志望校へ受かるのは厳しいです。この記事だけでも、2辺とはさむ角の対応、鋭角と鈍角、3辺からの余弦定理、正弦定理との接続、面積からの逆算、最大値という複数の入口があります。問題文が変わるたびに入口を選び、途中式を紙に再現できなければ、知っている公式を得点へ変えられません。












参考書や動画で公式は理解できます。それでも、入試で使えるところまで仕上がらないのはなぜですか?












情報を受け取ることと、毎回自力で解法を選び、紙に解き、間違いを直すことは別だからだ。三角比は関連公式が多い分、どの型を落としたかをその場で見つけ、解き直す量が必要になる。
鬼管理専門塾の公式ページが示す従来塾の3つの限界は、①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1指導では変化が遅い、というものです。三角比の面積公式でも、理解した後の演習行動、弱点に合う問題選択、間違いを直す速さが欠ければ、同じ誤答を繰り返します。代表的な学び方を一つずつ検討します。
選択肢①:独学・参考書だけでは行動の抜けを見逃す
独学や参考書から公式と解法を得ることはできますが、①情報を得ても行動は変わらない限界に当たりやすくなります。S=1/2 bc sinAを読んだだけで、3辺問題、逆算問題、最大値問題まで自分で分類して解くとは限りません。また②の観点でも、辺角対応が弱い人と計算が弱い人が同じ順番で進めると、必要な反復量がずれます。
選択肢②:映像授業・アプリでは視聴と答案作成が分かれる
映像授業やアプリは高さがb sinAになる図を理解する助けになりますが、視聴後に何も見ず途中式を書く行動は別です。これは①の限界です。さらに一斉に同じ動画や問題を進めるだけでは、鈍角で止まる人、余弦定理で止まる人、正弦定理の2解で止まる人を分けられず、②全員同じ指導の限界も残ります。
選択肢③:集団授業の大手予備校では個別の誤答が残る
集団授業の大手予備校では体系的な説明を受けられますが、②全員同じ指導の限界があります。授業が余弦定理の応用へ進んでも、ある受験生は角の両側の2辺を選べず、別の受験生はsinの根号計算で止まります。一斉の進度では、誤答原因ごとに翌日の問題と解き直し回数を変えるところまで届きにくくなります。
選択肢④:一般的な個別指導塾では週1の修正が遅い
一般的な個別指導塾は質問しやすくても、③週1指導では変化が遅い限界が残ります。授業日に面積公式を直しても、翌日の自力演習で角と辺を取り違え、その確認が次の授業まで先送りになれば、誤った手順を反復します。関連する正弦定理・余弦定理へ進む前に、短い間隔での発見と修正が必要です。
そこで、三角形の面積を含む図形と計量の単元を1日でやり切りたい人には、鬼管理専門塾が開く1Day鬼管理数学合宿をおすすめします。
1Day鬼管理数学合宿の特徴












三角比を使った面積の問題を、1日でまとめて解き切りたいです。












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1Day鬼管理数学合宿は、鬼管理専門塾が開くオンラインの合宿です。数学の1つの単元や志望校の範囲を、1日でやり切ります。授業を聞く日ではなく、紙に解いて答えを確かめる日です。塾生でなくても参加できます。合宿の全体像は、1Day鬼管理数学合宿とはで確かめられます。
学校で習っている単元や苦手な単元を選び、その日のうちに解き切る
例題は答えの数字を入れると、すぐに○×と解き方が出る
例題と数字を変えた問題を選択肢なしで解き、すぐに点数と解き方が出る
カメラで手元を映し、監督官がGoogle Meetで見守る
宿題編(答えと解き方つき)を解き、同じ型で数字を変えた問題で確かめる
三角形の面積に近いコース
数学Ⅰ「図形と計量」
三角比・正弦定理・余弦定理・面積・空間図形への応用を、1日でやり切る単元のコースです。
塾に入るなら|鬼管理専門塾の特徴
合宿の日だけでなく、毎日の勉強まで見てもらうなら、塾は鬼管理専門塾です。
鬼管理専門塾は、授業を増やすだけでなく、受験生が毎日何を実行し、結果をどう確認し、次の行動をどう直すかを管理するオンライン塾です。ここでは公式ページで確認できる確定6項目を、大学受験数学の学習にどう関係するかと合わせて説明します。












数学は単元が多く、今日何をどこまで解くかを決めるだけでも迷います。鬼管理専門塾は何を管理するのですか?












志望校と現在地から個別行動プランを作り、課題を1日単位で数値化する。実行状況を毎日確認し、毎週の確認テストで定着まで見るから、計画を立てて終わりにしないのが特徴だ。
教材・範囲・問題数など、今日実行する学習を具体的な数値で示す
現在地と志望校に合わせ、専属講師が個別の行動プランを設計する
日々の進捗と毎週の確認テストで定着を検証し、計画を修正する
厳格な選考を通過した専属講師が担当し、満足度アンケート1,524件も公開する
大学受験・総合型選抜/推薦・英語資格・高校受験の専門コースを展開する
LINEの質問窓口、Zoomの無料説明会、資料請求の窓口を用意する
❶ 1日単位で数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、「数学を頑張る」のような曖昧な予定でなく、教材、範囲、問題数などを1日単位で数値化し、いつ・どこで・何を・なぜ・どのように進めるかまで具体的な学習指示へ落とします。
大学受験数学でも、三角比の公式を読む日、基本問題を解く日、3辺問題を解き直す日を行動へ分けられます。「理解した」という感覚を、何題を自力で再現したかという確認可能な学習へ変えられます。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
専属講師は全員へ同じ課題を配るのでなく、生徒の現在地、得意不得意、志望校、残り期間に合わせて、生徒ごとの個別行動プランを設計し、その実行状況まで確認します。
数学では、計算力が足りない人と、公式選択で止まる人では優先課題が違います。個別行動プランなら、三角比の前提へ戻るか、正弦定理・余弦定理との複合問題へ進むかを現在地に合わせて決められます。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
学習の進捗は毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を測ります。結果が合格ラインへ届かなければ追加課題を出し、計画のずれを分析して修正する仕組みです。
面積公式を一度使えただけでは、数値や条件が変わった入試問題で再現できるとは限りません。日次の演習と週次の確認を組み合わせ、2辺と角、3辺、逆算という異なる入口でも解法を選べるかを継続して確かめられます。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は独自の基準で選考され、公式ページが示す採用率は0.6%です。採用後も研修時点で不採用になる場合がある厳格な体制で、入会生を対象とする講師満足度アンケート1,524件の結果も公開されています。
大学受験数学の答案では、数値が合っていても、辺と角の対応や平方根の符号に根拠がなければ失点につながります。専属講師へ途中式を示して確認することで、丸付けだけでは残りやすい論理の抜けを見つけやすくなります。
❺ 大学受験から英語資格までの専門コース
専門コースは、大学受験の大学特化・学部特化、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで展開され、目標に応じた計画設計に対応しています。
大学受験コースで数学を使う生徒は、志望校の科目と出題範囲を基準に、数学Iの図形と計量をいつ仕上げ、数学II・B・Cの学習や過去問演習へいつ移るかを逆算できます。
❻ LINE質問対応・無料説明会・資料請求
学習中の質問はLINEで受け付けています。入会前の案内にはZoomでの無料説明会があり、保護者の同席にも対応しています。指導内容を確認するための資料請求窓口も設けられています。
数学の質問では、答えだけでなく、自分が書いた図や途中式のどこから分からなくなったかを整理することが重要です。質問窓口があることで、疑問を放置せず、次の学習行動へ戻るための確認ができます。
鬼管理専門塾の指導方針は「鬼管理」とは?成績が上がらない塾・予備校の3つの限界で確認できます。これまでの大学受験の結果は鬼管理専門塾の合格実績に掲載されています。
まとめ|三角比の面積は「2辺とその間の角」から考える
三角比を使った三角形の面積公式は、S=1/2 bc sinA=1/2 ca sinB=1/2 ab sinCです。本質は「1/2×2辺×その間の角のsin」であり、底辺×高さ÷2の高さを辺×sinで表したものです。鋭角・直角・鈍角のどの場合も使えます。文字を丸暗記するより、使う角を決め、その角から伸びる2辺を選びます。












結局、最初に見るべきなのは公式の文字ではなく、2辺とその間の角がそろっているかどうかですね。












そうだ。そろえば直接面積公式、3辺なら余弦定理、1辺と2角なら正弦定理で情報を補う。最後に面積が2辺の積の半分を超えていないかを見れば、計算ミスにも気づきやすいよ。
| 条件 | 最初の一手 | 面積への到達 |
|---|---|---|
| 2辺とその間の角 | 面積公式 | S=1/2×2辺×sin |
| 3辺 | 余弦定理またはヘロン | cos→sin→S、または半周長→S |
| 1辺と2角 | 正弦定理 | 別の辺を求めて面積公式 |
| 面積と2辺 | 公式を逆算 | sinを求め、角の候補を確認 |
| 2辺固定の最大面積 | sin≦1 | 間の角90°で最大 |
公式を使えるようにするには、基本例だけで終わらず、鈍角、3辺、逆算、最大値を混ぜて練習します。間違えたら、対応、1/2、sinの値、符号、単位のどこで崩れたかを記録し、数字を変えて解き直してください。この手順を自力で再現できれば、正弦定理・余弦定理を含む図形と計量の問題でも、必要な道具を順序立てて選べます。
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最後に、公式の覚え方、鈍角、3辺、定理の使い分けを短く確認したいです。












答えだけでなく、なぜその式になるかを一緒に確認しよう。迷ったら「2辺とその間の角があるか」へ戻れば、次に使う道具を選び直せるよ。
Q. 三角比を使う三角形の面積公式は何ですか?
A. △ABCの面積をSとすると、S=1/2 bc sinA=1/2 ca sinB=1/2 ab sinCです。「1/2×2辺×その2辺にはさまれた角のsin」と覚えると対応を間違えにくくなります。
Q. なぜ三角形の面積にsinを使うのですか?
A. 底辺に対する高さを、斜めの辺×sinで表せるからです。たとえば底辺cに対する高さはb sinAなので、底辺×高さ÷2へ代入するとS=1/2 bc sinAになります。
Q. 角が鈍角でもS=1/2 ab sinCを使えますか?
A. 使えます。鈍角Cの高さには補角180°-Cが現れますが、sin(180°-C)=sinCです。三角形の内角ではsinは正なので、面積も正になります。
Q. 3辺しか分からないとき、三角比で面積を求められますか?
A. 求められます。余弦定理で一つの角のcosを求め、sin²A+cos²A=1から正のsinを出し、面積公式へ代入します。面積だけならヘロンの公式も選べます。
Q. 正弦定理と面積公式はどう関係しますか?
A. 面積を3通りに表すと、a/sinA=b/sinB=c/sinC=abc/(2S)が得られます。この共通値は2Rなので、S=abc/(4R)という外接円半径を使う面積公式にもつながります。
Q. 余弦定理と面積公式はどう使い分けますか?
A. 2辺とその間の角が分かれば面積公式を直接使います。3辺が分かり角がないなら、余弦定理でcosを出し、相互関係でsinへ変換してから面積公式を使います。
Q. 三角形の面積から角度を求められますか?
A. 面積Sと2辺b・cからsinA=2S/(bc)を求められます。ただしsinA=sin(180°-A)なので、鋭角と鈍角の2候補が出る場合があります。ほかの辺や図の条件で絞ります。
Q. 2辺の長さが決まっているとき、面積が最大になる角は何度ですか?
A. 2辺をa・b、間の角をCとするとS=1/2 ab sinCです。sinC≦1なので、C=90°のとき最大となり、最大面積はab/2です。
Q. 1Day鬼管理数学合宿の数学コースはどこで確認できますか?
A. 1Day鬼管理数学合宿の公式ページで確認できます。開催日と申込画面は公式LINEに届きます。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映
