始めに:【英検®︎準2級】 合格するためのリスニング勉強法を3つの軸で解説
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鬼管理英語塾アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?
本日は【英検®︎準2級】 合格するためのリスニング勉強法を3つの軸で解説
というテーマで記事を書いていきます。
受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
英検に受かりたいみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!
リスニング対策
英検準2級のリスニング試験に対する問題形式、解き方のコツ、および対策法について説明します。
問題形式 | 詳細 | 文の種類 | 問題数 | |
第一部 | 会話の応答文選択 | 会話の最後の発話に対する応答として 最も適切なものを選ぶ | 会話 | 10 |
第二部 | 会話の内容一致検索 | 会話の内容に関する質問に答える | 会話 | 10 |
第三部 | 文の内容一致検索 | 短いパッセージの内容に関する質問に答える | 説明文 物語文 | 10 |
リスニング第1部
Aの発言とBの応答から、会話の主題や流れをつかみます。
次にAがどのように応答するかに注目し、会話全体の脈絡を理解することが重要です。
解答のコツ① 会話の場面をイメージする
リスニングスキルを高めるためには、会話が繰り広げられている状況を頭の中で描くことが極めて重要です。AとBの初期の会話から、彼らがどのような場所にいて、どのような状況で話しているのかを想像することで、会話の背景を理解することができます。この方法を用いることで、単に言葉を追うのではなく、その会話がどのような文脈で行われているのかを捉えることが可能になります。これは、リスニングにおいて深い理解を得るための鍵となります。
リスニングにおいて、会話の背景やシチュエーションを理解することは、単純に文言を記憶する以上の重要性を持ちます。AとBが交わす初めの言葉を聞くことで、彼らがどのような状況で会話しているのか把握することが可能です。ここで大切なのは、具体的な文脈を文字情報としてではなく、視覚的なシーンとして脳内に描くことです。この場面を明確に想像することで、会話の流れをより自然に理解し、結果として、最も適切な反応を選ぶことが容易になります。
リスニング試験における選択肢の聞き取りは確かに挑戦的な部分であり、会話の「場面」を忘れずに正確な選択をするためには特別な対策が必要です。
リスニング第2部
二往復の対話に注目し、その後に提示される質問に対して、問題用紙に記載された選択肢から最も適切な答えを選ぶ必要があります。この試験形式では、「聞く力」と「読む力」が同時に試されることになります。
まずAとBの間で交わされる2往復の会話を注意深く聴きます。この会話を通じて、参加者は会話の内容やその背景、登場人物の感情や意図など、様々な情報を把握することが求められます。次に、この会話に基づいて英語で質問が放送されます。質問の内容を正確に理解するためには、先に聞いた会話の詳細を記憶しておく必要があります。
その後、参加者は問題用紙に記載された選択肢を読み、聞いた会話内容に最も合致する解答を選びます。ポイントは、会話の内容を正確に覚えておくことと、質問の意図を正しく理解し、複数ある選択肢の中から最適なものを選ぶ能力が試される点にあります。
この形式のテストを成功させるためには、リスニングとリーディングのスキルを同時に鍛えることが不可欠です。具体的な対策としては、リスニング練習を重ねることで会話の流れをつかむ力を養い、読解力を高めることで選択肢を迅速かつ正確に評価する能力を向上させることが挙げられます。このようにして、リスニングテストの要求する「聞くこと」と「読むこと」の双方の能力を磨くことが、試験で高い成績を収める鍵となります。
解答のコツ②選択肢をリスニング前にチェック
リスニング試験を受ける際には、実際の音声を聴く前に、提供された選択肢に目を通すことが非常に効果的な戦略です。これにより、聞くべき内容に関する事前の理解が深まり、会話の中で特に注意すべきポイントを事前に把握することができます。
例えば選択肢が以下のような場合、どのようなヒントが隠されているでしょうか。
1)She will go to the museum.
2)She will play soccer.
3)She will make lunch.
4)She will study at library.
選択肢がすべて「She」で始まる場合、これは会話の中心人物が女性であること、そして質問がその女性の行動、感情、意見、または状況に関連していることを示唆しています。このようなヒントは、リスニングにおいて特定の情報に焦点を当てるのに役立ちます。この場合、特に「彼女」がどのような行動を取るのか、どのような状況にいるのか、または「彼女」の感情や意見に注意を払うことが重要です。
結果的に、このアプローチは、リスニングテストにおける成功の確率を高める効果的な戦略となります。
リスニングテストでは、登場人物の名前が後に「He」や「She」のような代名詞に置き換えられることが一般的です。会話や選択肢で名前が代名詞に置き換えられている状況に慣れることは、リスニングスキルを向上させる上で重要です。
リスニング第3部
ここでは短い説明文や物語文を聴いた後に、それに関する質問に答える形式となります。ポイントは、限られた時間内で提示される情報を効率的に処理し、理解する能力です。15秒から20秒の短いリスニングでは、主要な情報が凝縮されて提示されるため、細部にわたる注意が必要です。
短い説明文や物語文に基づく質問に効果的に答えるためには、リスニングスキルだけでなく、迅速な情報処理能力と内容の理解が求められます。
解答のコツ③キーワードをメモ
リスニングテストの第3部分における効果的な戦略として、全てを詳細に記憶しようとするのではなく、重要なキーワードのメモ取りに注力する方法が推奨されます。特に準2級のリスニングでは、情報量が増える傾向にあり、これが試験の難易度を若干引き上げる要因となっています。
このセクションでは、具体的な人物、場所、行動、時間、理由、方法を示すキーワードが中心となりますが、形容詞も同様に重要な役割を果たします。これらのキーワードに注意を払うことで、リスニング中に提供される豊富な情報を効率的に整理し、理解することが可能になります。
ただし、この部分の問題には、聞き手を惑わせる「ひっかけ問題」が含まれている場合があります。これらの問題では、キーワードを手がかりにして解答を導くことも重要ですが、それだけに依存するのではなく、質問の意図を正確に把握し、実際に「聞かれていること」に対する適切な回答を選ぶことが求められます。
このように、リスニングテストの第3部では、メモ取りを活用してキーワードに基づく情報を追跡することが重要です。しかし、最終的には質問の意図を深く理解し、それに対する適切な回答を選択する能力が、成功への鍵となります。このアプローチにより、試験の難易度を克服し、より高い成績を目指すことができるでしょう。
第3部の内容は他のセクションと比較して複雑さが増すため、まずはリスニングテストの初期段階である第1部と第2部に焦点を当て、基礎から確実にスキルアップしていくことが、全セクションを通じた成功への鍵となります。
最後に:英検に合格をするには?
ここまで【英検®︎準2級】 合格するためのリスニング勉強法を3つの軸で解説について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。英検に合格するために、それ相応の対策が必要です。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映