始めに:【関西学院大学の難易度って…?】関西学院大学のプロが難易度を徹底解説【25年度入試】
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本日はどのような記事になりますか?
本日は
「【関西学院大学の難易度って…?】関西学院大学のプロが難易度を徹底解説【25年度入試】」というテーマで記事を書いていきます。
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関西学院大学の入試で問われる能力
関西学院大学の入試で求められる能力とは何でしょうか?ここでは、関西学院大学が求める学生像、入試の特徴、難易度から、必要とされる能力について探っていきます。
関西学院大学が求める人材とは?
関西学院大学は、1889年に宣教師の育成を目指して設立され、現在でもキリスト教の価値観に根ざした教育が行われています。
「奉仕のための練達」というスクールモットーを掲げ、社会貢献と国際的な視野を持つ人材育成に力を入れています。
関西学院大学が望む人材は、広い視野で物事を見られること、知識を積極的に深め、それを社会に生かす行動力があることが特に重要視されています。
また、個々の学部によって具体的な受け入れ方針が設定されており、志望する学部に応じた適性や能力も求められます。これらのポリシーは大学のウェブサイトに詳しく記載されているため、受験を考える学生は参考にすると良いでしょう。
関西学院大学入試の特徴
関西学院大学の入試方式は、多岐にわたりますが、主要なものは一般選抜と総合型選抜の二つです。一般選抜内で特に重要なのは、一般入学試験と大学入学共通テストを活用した入学試験です。
ここでは、一般入学試験に焦点を当てて説明します。関西学院大学の一般入学試験は、「全学部共通日程」「学部別個別日程」「共通テスト併用日程」の三つの方式が設けられています。各方式は異なる特色を持ち、受験生は自分の状況や得意分野に合わせて選択することが可能です。
全学部日程
関西学院大学の「全学部日程」入学試験は、一度の試験で多様な学部への出願が可能な形式で、全国各地で行われる点が最大の魅力です。この方式は、特に地方からの受験生にとってアクセスの面で大きな利点を提供します。
例えば、北海道や九州など、学院の本キャンパスから遠く離れた地域の受験生でも、近隣の都市で試験を受けることができます。
また、全学部日程では、さまざまな学部間で併願が許可されており、受験生は一回の試験で複数の選択肢を持つことが可能です。この柔軟性は、志望学部に自信が持てない場合や、関心が複数分野にわたる受験生にとっては特に有利です。
学部個別日程
関西学院大学の「学部個別日程」入学試験では、各学部に特化した試験が設けられています。これは、受験生がその学部特有の知識や技能を試されることを意味し、より専門性を高めた試験内容が特徴です。
全国10都市で実施されるため、多くの受験生が参加しやすい設定になっていますが、試験科目の難易度は全学部日程に比べて一般的に高い傾向があります。
具体的には、マークシート式の問題の他に、受験生の思考力や表現力を試す記述式の問題も含まれます。これにより、各学部が求める能力をより精確に測ることが可能になっています。
また、過去問に基づく試験傾向の分析が比較的容易なため、効果的な受験対策を行うことができる点も大きなメリットです。このように、学部個別日程は、特定の学部への志望動機が明確で、専門的な知識を有している受験生にとって非常に適した選択肢となっています。
共通テスト併用日程・英数日程
関西学院大学で提供される「共通テスト併用日程・英数日程」は、受験者にとって選択の幅が広がり、効率的な試験準備が可能な試験方式です。
この方式では、大学独自の試験と大学入学共通テストの成績を組み合わせて、受験生の合否を決定します。具体的には、関西学院大学が実施する英語と数学の試験と、共通テストの成績を利用することで、受験生は自分の得意な科目を活かすことができます。
たとえば、「英語・数学型」では、英語と数学の2科目の得点のみで合格が決まるため、これらの科目に特化した準備をすることが可能です。
また、「大学入学共通テスト併用型」では、共通テストの成績を活用できるため、他の大学の受験準備と並行して効率よく関西学院大学の入試対策を行うことが可能です。これにより、受験生は資源を集中させ、自身の強みを最大限に活かすことができます。
この試験方式は、特に共通テストで高得点を取得した受験生にとって、その成績を有効活用しながらさらに関西学院大学での受験科目を絞ることができるため、受験の負担を減らしつつ、合格を目指すことが可能です。
全国の多くの都市で試験が実施されることもあり、地理的な利便性を考慮した上で計画的に受験戦略を立てることができるのです。
【関西学院大学】各科目の試験問題の特徴
それでは、関西学院大学の各科目の試験問題の特徴を詳しく見ていきましょう。学部や学科によって試験時間や配点、難易度が大きく異なることがありますが、ここでは全学日程入試について解説します。
英語
関西学院大学の英語試験は、総試験時間90分で、全体を通じて6つの問題が出題されます。これには、3つの長文読解問題が含まれており、問題の量が多いため、迅速な読解力と解答スキルが求められます。
試験の形式はマークシート方式で、特に空欄補充や語句整序問題が頻出するため、効果的な対策として英単語や熟語、文法の徹底した暗記が推奨されます。
これらの試験特徴に対処するためには、まず、時間配分を計画的に行うことが必要です。例えば、長文読解問題には、設問ごとに割り当てる時間を予め決めておくとよいでしょう。
次に、空欄補充問題や語句整序問題を解く際は、英単語や熟語の意味だけでなく、文脈に基づいた使い方を理解しておくことが重要です。これには、実際の英文を用いた練習が効果的です。
また、実際に試験で高得点を取るためには、過去問に取り組むことが欠かせません。
過去問を解くことで、試験の傾向と対策を具体的に把握し、どのような問題がどれだけの頻度で出るのか、どの部分に時間を多く割くべきかという戦略を練ることができます。これにより、試験本番でのパフォーマンスが格段に向上するはずです。
国語
国語試験は75分間で、現代文と古文から各1つ、計2つの大問から構成されており、試験形式は一問一答方式で進行されます。
特に現代文は、評論やエッセイが主で、漢字の読みや言葉の意味を問う問題が頻出します。古文では、文法知識や古語の理解が求められるため、細部にわたる確認が必要です。
試験対策としては、まず、現代文における読解力を高めるために、幅広いジャンルの文章に触れ、様々なテーマやスタイルに慣れることが重要です。
具体的には、新聞の論説や文芸作品を定期的に読むことで、複雑な文の構造や議論の流れを追いやすくなります。さらに、漢字の練習を日常的に行い、曖昧な語句の意味をしっかりと把握しておくことが、語句問題での得点確保につながります。
古文に関しては、基本的な文法ルールや頻出の古語を網羅することが不可欠です。
ここでは、教科書や参考書に記載されている例文を中心に学習し、実際に古典文を読む際には、文法事項を適用しながら読解する訓練を行うことが効果的です。文法を固めた後は、古文常識に関する事項も確認し、時代背景や文学史的な知識も蓄積すると良いでしょう。
数学
数学試験においては、文系と理系で出題形式が異なります。文系数学では3つの大問が出題され、試験時間は60分と設定されています。
一方、理系数学は4つの大問で構成され、試験時間は90分です。それぞれのセクションでは少なくとも1問は記述式の問題が含まれており、解答には詳細な説明が必要になります。
文系数学と理系数学で共通しているのは、微積分が頻出する点ですが、全体としては幅広い数学の分野から問題が出題されます。
このように多岐にわたる出題範囲は、受験生にとって幅広い知識と理解が求められるため、試験の準備においては広範な対策が必要です。
具体的には、受験生は過去問題を解くことで、試験の形式や問題の傾向を把握しやすくなります。
特に記述式問題においては、答えを導く過程を明確に示すことが求められるため、実際の試験で用いる定理や公式をしっかりと理解し、適切に適用できるようにすることが大切です。
関西学院大学入試の難易度
関西学院大学の偏差値は55~75となっています。
文学部の偏差値は62~72
神学部の偏差値は57~60
法学部の偏差値は63~71
総合政策学部の偏差値は59~68
経済学部の偏差値は64~71
商学部の偏差値は65~70
社会学部の偏差値は65~71
人間福祉学部の偏差値は60~66
教育学部の偏差値は57~67
国際学部の偏差値は71~75
生命環境学部の偏差値は55~62
理学部の偏差値は55~62
工学部の偏差値は55~63
建築学部の偏差値は56~62
関西学院大学の入試概要
ここでは、受験資格や試験科目と合格要件、出願者数や合格者数のデータなど、関西学院大学の入試概要について見ていきましょう。
【関西学院大学】受験資格について
出願資格については、関西学院大学では以下の条件を満たすことが必要です。詳細は大学の公式ホームページを参照してください。
- 高等学校や中等教育学校を卒業、または卒業見込みの者。
- 12年間の正規の教育課程を修了、または修了見込みの者。これには、非通常課程を修了した者も含まれます。
- 高等学校卒業と同等以上の学力が認められる者、またはその見込みがある者。
さらに、特定の英語検定試験で一定のスコアを持つことで出願資格が与えられる場合があります。この点も大学の指定する基準を確認し、適切な準備を行うことが重要です。
これらの資格要件を通して、関西学院大学は多様なバックグラウンドを持つ学生の受け入れを目指しています。入学希望者は自身が条件を満たしているか確認し、必要に応じて追加の資格を取得することが望ましいです。このようにして、学院は広範な教育機会を提供し、多様な学生のニーズに対応しています。
【関西学院大学】試験科目・配点
全学部日程(3科目型)
教科 | 科目 | 出題範囲など | 配点 | |
外国語 | 英語 | コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ | 200 | |
国語 | 国語 | 国語総合、現代文B、古典B(いずれも漢文を除く) | 200 | |
地理歴史 | 世界史 | 世界史B | いずれか1科目を選択 | 150 |
日本史 | 日本史B | |||
地理 | 地理B | |||
数学 | 数学 | 数Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列とベクトル) | ||
合計点数 | 550 |
出願者数や合格者数
学部 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 |
神 | 45 | 43 | 20 | 2.2 |
文 | 1,944 | 1,886 | 746 | 2.6 |
社会 | 958 | 945 | 520 | 1.8 |
法 | 1,265 | 1,225 | 600 | 2.1 |
経済 | 1,267 | 1,240 | 688 | 1.8 |
商 | 1,572 | 1,536 | 560 | 2.7 |
人間福祉 | 666 | 653 | 258 | 2.5 |
国際 | 483 | 467 | 65 | 7.6 |
教育 | 877 | 855 | 310 | 2.2 |
総合政策 | 1,031 | 1,013 | 483 | 2.1 |
理 | 1,842 | 1,799 | 793 | 2.3 |
工 | 2,477 | 2,408 | 1,024 | 2.3 |
生命環境 | 1,627 | 1,574 | 808 | 2.0 |
建築 | 1,155 | 1,106 | 556 | 2.0 |
関西学院大学の3つの攻略法
ここまで関西学院大学についてさまざまな情報を解説してきましたが、受験生にとって最も気になるのは「どのように勉強したら合格できるのか」という点ではないでしょうか?
ここでは、関西学院大学に合格するために何をすれば良いのか、受験期の過ごし方や勉強ポイントをご紹介します。
関西学院大学に合格するためには何をすべきか
関西学院大学に合格するためには、確かな基礎学力を持つことが求められます。学院が設定する入試問題は、過度な難問や奇問を避ける方針で作成されているため、基本的な知識と応用力が問われます。これは、学生が安定した学力基盤を持っていることを確認するためです。
このため、受験生は問題集や過去問に取り組むだけでなく、教科書の内容を繰り返し学習し、単語や熟語などの暗記も怠らないことが重要です。
しっかりとした準備を行うことで、試験時のミスを減らし、合格への道を切り開くことができます。このような一連の対策が、関西学院大学への入学を目指す上での鍵となるでしょう。
受験期の過ごし方
高校3年生の受験生活は計画的な学習が必要です。最終的な目標である大学合格を達成するためには、全体のスケジュール管理が重要となります。ここでは、効果的な1年間の勉強スケジュールについて紹介します。
春(4〜6月):基礎固めの時期
春から夏にかけては、全科目の基礎固めに重点を置きます。この期間、教科書や参考書の内容を網羅し、基本的な事項を確実に理解することが重要です。
具体的には、4月から6月までは新しい学年のスタートとともに、基礎知識の再確認や弱点の洗い出しを行い、夏休みに入る前に苦手意識を持っている分野を重点的に学習します。
夏(7〜9月):知識の定着と弱点克服
夏は知識の定着と弱点克服のための集中学習期間です。7月から9月の間に、これまでの復習を徹底し、特に苦手としていた分野を中心に反復練習を行います。
この時期に苦手を克服できれば、秋以降の学習に余裕を持って取り組むことができます。
秋(10〜12月):応用力を高める
秋は応用力を高めるための学習にシフトします。10月から12月にかけては、入試で出題される高度な問題に挑戦し、基礎知識をどのように使うかを学びます。
ここでは、実践的な問題集を用いて、実際の試験形式に慣れることも重要です。
冬(1〜3月):過去問演習と入試対策の時期
冬は入試本番に向けての最終調整期間となります。1月以降は、過去問題を中心に演習を行い、試験での時間配分や問題へのアプローチ方法を確認します。
この期間には、実際の試験時間に合わせて問題を解く訓練を行い、本番でのパフォーマンスを最大限に引き出すことが目標です。
受験期を効果的に過ごすためには、1年間の計画を立て、各時期ごとの目標を明確にすることが重要です。春は基礎固め、夏は総復習と苦手克服、秋は実践訓練、冬は過去問演習と、それぞれの時期に合った勉強方法で取り組むことで、合格への道が開けます。自分のスケジュールをしっかり管理し、無理のない計画で着実に進めていきましょう。
関西学院大学合格に向けた科目別勉強のポイント
高校3年生が関西学院大学の入試に臨む際、各試験科目の効果的な勉強方法を把握しておくことは、成功へのカギとなります。
関西学院大学の入試では、全体的に基礎力を問う問題が多く出題されます。特に英語、国語、数学の3科目では、それぞれ異なるアプローチが必要です。
英語
まず英語に関しては、文法問題が多く出題されるため、基礎的な文法ルールを繰り返し学習することが重要です。英語の文法書や過去問題を用いて、文法の理解を深め、多様な文型に対応できるようにしましょう。
国語
国語では、基本的な読解力と漢字、慣用句の知識が求められます。日頃から新聞や雑誌、小説などを読み、様々なテキストに触れることで読解力を養います。
また、常用漢字表を利用して漢字の練習を行い、文章中で頻出する単語や慣用句に慣れ親しむことも大切です。
数学
数学においては、文系でも理系でも微積分の出題が多いため、この分野の準備が欠かせません。
基本的な微分と積分の問題を解きながら、応用問題にもチャレンジしてみてください。数学の教科書や参考書、過去問を使って、幅広い分野からの出題に対応できるよう勉強しましょう。
関西大学の試験では基礎知識が問われるため、各科目で基本的な内容をしっかりと押さえておくことが大切です。英語では単語・文法を正確に覚え、国語では現代文と古文の読解力を鍛えましょう。数学では基礎力を強化し、記述式の練習をしながら応用問題にも取り組むことが重要です。各科目のポイントを意識し、確実に合格への道を進みましょう。
最後に:関西学院大学に合格をするには?
ここまで関西学院大学の難易度について見てきましたが…。
1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が必要です。
第一志望校に合格するためには?
と考える受験生のために現在、関西学院専門塾/予備校KWAN-PASSという塾を運営中。
もし少しでも「志望大学に合格したい」と考える受験生は共に第一志望大学を目指しましょう。
現状のレベルが「偏差値30~40」でも大丈夫。
「受かりたいという気持ち」が少しでもあるなら
アナタの合格を関西学院専門塾/予備校KWAN-PASSが応援します。
本記事監修者 菅澤 孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映