共通テスト英語(リーディング)の攻略法。最適な順番と時間配分を解説

始めに:共通テスト英語(リーディング)の攻略法

始めに:共通テスト英語(リーディング)の攻略法
菅澤

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本日はどのような記事になりますか?

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本日は
「共通テスト英語(リーディング)の攻略法。最適な順番と時間配分を解説」というテーマで記事を書いていきます。

受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
難関大学志望のみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!

共通テスト英語の解く順番は?

共通テスト英語の解く順番は?
菅澤

共通テストにおける英語試験では、効率的な問題の解き方と順番が大きな焦点となります。制限時間内にすべての問題を解くための戦略は、多くの受験生にとって重要な課題です。
そこで今回は、共通テストの英語試験でのアプローチ順に焦点を当て、3つのポイントを踏まえた上でその攻略法をお伝えします。

大問の難易度から考える

菅澤

共通テストにおける問題の取り組み方には、最初から順に解く方法が一般的に推奨されます。これは、多くの問題が易しいものから難しいものへと段階的に構成されているためです。

オニ坊

実際に、共通テストの構造を見ると、問題の難易度は最初の問題から徐々に高まる傾向にあります。これは、初めに易しい問題から始めることで受験生がテストに慣れ、徐々に困難な問題に対応できるように設計されているためです。そのため、初めの問題から順番に解答することで、受験生は段階的に自信をつけながら試験に取り組むことができます。

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具体例として、第1問が最も易しいとされ、第6問に向けて難易度が上がっていくというパターンが試行調査でも明らかにされています。この流れに沿って解いていくことで、最も得点を獲得しやすい戦略を立てることができると言えるでしょう。

オニ坊

しかしながら、全ての受験生にとってこの順番が最適とは限らず、試行調査や模試の結果を分析して、個々の強みを生かした解答順を見つけることも重要です。たとえば、ある受験生が長文問題の理解が早い場合、最初に長文から解答することで得点を早期に確保し、余裕を持って他の問題に臨むことが可能になります。

結論として、共通テストにおいては、全体の問題を初めから順に解くのが基本的なアプローチとなりますが、個人の得意分野に応じたカスタマイズされた解答順を探求することもまた、高得点への重要な戦略となります。常に自己分析を行いながら、最も効果的な問題の解き方を見つけるべきです。

大問の配点から考える

菅澤

共通テストでの英語試験の攻略法として、どの問題から解き始めるかは重要なポイントです。一般的には、試験の序盤の問題から取り組むことが推奨されていますが、試行テストの結果に基づく配点の重視という意見もあります。特に大問5が20点と高配点であるため、重要視する声も多いです。

オニ坊

しかしながら、新しく導入された共通テストでは、出題形式や問題の傾向がまだ完全には明らかになっていません。そのため、特定の大問から解き始めるという一律のアドバイスを提供することは難しいのが現状です。配点が高い問題から手を付けるべきかどうかは、明確な結論が出ていません。

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英語(リーディング)試験には80分の時間が与えられており、時間内に全ての問題を解き終えることは、多くの受験生にとって大きな挑戦です。特にMARCHや関関同立などの有名私立大学レベルを目指す受験生には、時間管理が鍵となります。さらに、文章を速読して情報を探し出すスキャニング技術が不得意な受験生には、限られた時間で全問正解を目指すことはより困難でしょう。

オニ坊

受験生が自身で解答順序を決める際には、確かに配点が高い問題に注目しがちです。試行テストのデータを見ると、大問1から3までは合計で40点、大問4から6では合計で60点が配されており、後半の大問は1問あたりの配点が高く設定されています。

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これに基づくと、初めに大問1から3でミスを最小限に抑えつつ安定した得点を獲得し、後半の大問4から6で得点を大きく伸ばす戦略が有効であると考えられます。したがって、配点の高い問題に着手する前に、確実に得点を積み重ねることが、共通テスト英語試験での成功への鍵となります。この戦略に従えば、全問を解き終えることが難しいと感じている受験生も、効率的に高得点を狙うことができるでしょう。

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共通テストの英語試験では、問題を解く順番が試験の結果に大きく影響する可能性があります。いきなり後半の配点の高い問題から始める戦略は、一見すると得点効率が良いように思えますが、実際にはそうとも限りません。試験の出だしで直面する難問は、脳がまだ英語モードに完全に切り替わっていない状態であるため、避けるべきです。

オニ坊

配点が高い問題は、その難易度も相応に高いことが多いです。試験が始まってすぐに最も困難な問題に取り組むと、不要なストレスを感じやすく、それが他の問題への集中力を低下させる原因にもなりかねません。たとえば、長文読解の問題は複雑な思考を必要とするため、試験開始後しばらくしてから、脳が英語の処理に適応した後に取り組む方が、効率的に点数を獲得できる可能性が高まります。

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実際に多くの受験生が、序盤に比較的解きやすい文法問題などから始めて、徐々に脳を英語モードへと切り替えていく方法を選んでいます。このようなアプローチは、自信を持って解答を進めることができるだけでなく、時間管理の面でも有利に働くことが経験則として知られています。

以上の点から、共通テストの英語試験では、まずは序盤の問題から着実に得点を積み重ねる戦略を取り、その後で難易度の高い問題へと進むのが賢明です。最初に困難な問題に直面することで混乱を避け、確実に得点を重ねていくことが、共通テストでの成功への鍵となるでしょう。

大問ごとの時間配分と正答率を解説

大問時間配分
第1問10分
第2問15分
第3問10分
第4問10分
第5問15分
第6問20分
大問正答率
第1問76.2%
第2問64.6%
第3問69.0%
第4問59.2%
第5問22.5%
第6問41.1%
菅澤

共通テストで良い成績を得るためには、自身の目標に合わせた問題の解き方を事前に計画することが肝心です。全問正解を狙う受験生は、初めの問題から順番に解くのが一般的な方法です。しかし、目標点が全体の60〜70%であれば、全問を解く必要はなく、自身が解答できる問題に焦点を当てるべきです。

オニ坊

実際に、時間管理も重要な要素です。それぞれの問題に割り当てるべき時間を事前に計画し、その計画に基づいて試験に臨むことで、確実に得点を重ねることができます。例えば、各問題に10分から20分の時間を配分し、その間に最大限の得点を目指します。

菅澤

さらに、過去の試行調査に基づく正答率を考慮に入れて、どの問題が得点源になりやすいかを把握することも有効です。一部の問題は正答率が高く、多くの受験生が得点を取りやすいことがわかっています。これらのデータに基づき、自分にとって有利な問題から解いていく戦略を立てることが推奨されます。

従って、受験生は自分の強みや目標点に応じて、問題を解く順番や時間配分の計画を練るべきです。特に初めての共通テストにおいては、各自の戦略が不安を軽減し、自信を持って試験に臨むためにも重要になります。総じて、問題を解く順番は、「第1問から順に解く」か「正答率が高い問題から解く」という2つのアプローチのどちらかがお勧めです。これにより、試験の不確実性を最小限に抑え、効率的なスコアリングを実現することができるでしょう。

最後に:志望大学に合格をするには?

最後に:志望大学に合格をするには?
菅澤

ここまで共通テスト英語の攻略法について見てきましたが…。

オニ坊

1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が必要です。

菅澤

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本記事監修者 菅澤 孝平

シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。

出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映

この記事を書いた人

Writer-kitamura