中期日程が存在する国公立大学をリストアップ!中期日程は受けたほうがいいの?

始めに:中期日程が存在する国公立大学をリストアップ

始めに:中期日程が存在する国公立大学をリストアップ
菅澤

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鬼管理専門塾アシスタントのオニ坊です!
本日はどのような記事になりますか?

菅澤

本日は
「中期日程が存在する国公立大学をリストアップ!中期日程は受けたほうがいいの?」というテーマで記事を書いていきます。

受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
難関大学志望のみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!

国公立大学の中期日程について解説

国公立大学の中期日程について解説

中期日程は公立だけ⁉

菅澤

中期選抜は、一般的な大学入試の前期と後期の間に設定されている特殊な試験日程です。たとえば、令和5年度のスケジュールを例にとると、前期日程が2月25日から開始され、中期日程は3月8日から、そして後期日程は3月12日から始まっています。

オニ坊

国公立のうち、特に公立大学でしか実施していないこの中期選抜は、その公立大学の中でも限られた数の学校でのみ行われています。この限定性から、中期選抜は本命の大学が実施していないケースが多く、多くの受験生にとってはセーフティネット、つまり滑り止めとして位置づけられている場合が多いです。

このように、中期選抜は志望校によっては選択肢に含まれず、その存在はあくまで補助的なものとなっていますが、一部の学生にとっては重要なチャンスを提供していると言えます。そのため、戦略的に利用することで、受験生は自身の大学進学計画において柔軟性を持たせることが可能です。

後期日程と併用して受験ができる

菅澤

日本の大学入試における前期日程は、合格後の進路選択において他の日程と比較して独特な制約が存在します。具体的には、前期日程で合格を勝ち取った場合、その大学への入学意思を確定する手続きを行った時点で、他の日程での合格機会は消滅するのです。これは、前期日程の入学手続き締め切りが中期や後期日程の合格発表日よりも前に来るために生じる現象です。したがって、前期日程で合格した大学への入学を決定した受験生は、その後の日程であっても、たとえ合格したとしてもその資格を利用することはできません。

オニ坊

一方で、中期と後期日程は合格発表のタイミングが同日であることが多く、ここに大きな違いがあります。もし受験生が中期と後期の日程でそれぞれ異なる大学に挑戦し、両方に合格した場合、比較検討の上でどちらか一方の大学に入学することが可能となります。このシステムは、前期日程での早期決定を迫られるのではなく、より多くの選択肢から最終的な決断を下せる柔軟性を受験生に提供しています。

結論としては、前期日程で合格してしまうとその後の選択肢は限られてしまうため、受験生は自らの進学計画を慎重に策定し、可能な限り自分にとって最善の道を選ぶ必要があります。

出願締め切りに注意すること

菅澤

大学入試において、中期及び後期日程の応募締切が、予想に反して前期日程と同様に設定されていることは、受験生にとって注意が必要です。初見では、これらの日程が前期に続くことから、締切が後ろにずれていると誤解するリスクがあります。実際には、これらの日程の申し込み期間が意外と早く終了するため、準備を先延ばしにしてしまうと、出願の機会を逃す可能性があるのです。

オニ坊

たとえば、多くの受験生が前期日程の準備に集中している間に、中期や後期日程の申込み締め切りが迫っていることに気付かないことがあります。このような状況では、出願準備のための時間が不足し、結果として希望する大学への応募が叶わなくなる事態も起こり得るのです。

したがって、受験戦略を立てる際は、各日程の締切日を正確に把握し、それに応じた準備を早めに開始することが賢明です。これは、受験シーズンが近づくと忙しさも増すため、前期日程の出願と並行して中期・後期日程にも目を配る必要があるということを意味します。結論として、入試の各日程に対しては、名称に惑わされず、確実な計画と準備を行うことが重要です。

中期日程が存在する公立大学をリストアップ

中期日程が存在する公立大学をリストアップ
菅澤

公立大学の入試では、中期日程を採用している学部や学科がある一方で、前期日程のみ、または後期日程のみを実施している大学もあります。中期日程を設けている学校の情報には特に注目しておくべきです。なぜなら、これらの大学では、中期日程における募集人数や募集学科が変動することがあり、入試戦略に大きく影響するからです。また、これらの学校では時に新しい学部や学科が設置される計画があることが示されており、これらの募集人数はしばしば未定であり、変更される可能性が指摘されています。

オニ坊

例を挙げると、一部の学部や学科には「※」マークがつけられており、これは現在設置が計画されているものの、正確な募集人数が決定していないことを意味します。さらに、「◯」マークがつけられている学部や学科は、募集人数が未定であることを示しており、これらの情報は受験生にとって重要なデータとなります。中期日程と後期日程が同時に行われるケースは存在しないため、それぞれの日程で応募可能な学部や学科が異なることも理解しておく必要があります。

このように、公立大学の中期日程における募集人員や学科の情報を事前にしっかりと収集し、検討することは受験計画を立てる上で不可欠です。未定の情報に対しては、最新の公式発表を待ち、常にアップデートされた情報に基づいて入試戦略を調整することが求められます。最終的に、中期日程を採用している大学の選択は、その時点での最新情報を踏まえた慎重な判断が必要になるわけです。

大学学部学科前期中期
釧路公立大学経済学部経済学科4585
経営学科2040
公立千歳科学技術大学理工学部 12555
岩手県立大学ソフトウェア情報学部 7015
秋田公立美術大学美術学部美術学科4030
高崎経済大学経済学部 140240
前橋工科大学工学部建築・都市・環境工学群9012
情報・生命工学群9012
長岡造形大学造形学部デザイン学科※
美術・工芸学科
建築・環境デザイン学科
三条市立大学工学部技術・経営工学科
都留文科大学文学部国文学科2050
英文学科1530
比較文化学科2337
国際教育学科1011
教養学部学校教育学科2566
地域社会学科2548
長野県看護大学看護学部看護学科408
長野県立大学グローバルマネジメント学部グローバルマネジメント学科8525
健康発達学部食健康学科183
こども学科223
長野大学社会福祉学部社会福祉学科4530
環境ツーリズム学部環境ツーリズム学科3225
企業情報学部企業情報学科3225
公立諏訪東京理科大学工学部情報応用工学科A方式◯
B方式◯
機械電気工学科A方式◯
B方式◯
金沢美術工芸大学美術工芸学部※  
公立小松大学生産システム科学部生産システム科学科4020
保健医療学部看護学科308
臨床工学科175
国際文化交流学部国際文化交流学科3525
岐阜薬科大学薬学部薬学科 78
静岡県立大学薬学部薬科学科 26
薬学科 54
名古屋市立大学薬学部薬学科 44
生命薬科学科 38
大阪公立大学工学部航空宇宙工学科830
海洋システム工学科1019
機械工学科4976
建築学科216
都市学科3510
電子物理工学科3372
情報工学科2453
電気電子システム工学科2144
応用化学科1552
化学工学科830
マテリアル工学科1030
化学バイオ工学科3520
兵庫県立大学社会情報科学部社会情報科学科6020
理学部物質科学科 70
生命科学科 65
奈良県立大学地域創造学部 6550
岡山県立大学情報工学部情報通信工学科1423
情報システム工学科1423
人間情報工学科1215
新見公立大学健康科学部地域福祉学科275
下関市立大学経済学部経済学科A方式 2878
B方式 28
国際商学科A方式A方式 2878
B方式 28
公共マネジメント学科A方式 924
B方式 9
山陽小野田市立
東京理科大学
工学部機械工学科A方式 126
B方式 12
電気工学科A方式 126
B方式 12
応用化学科A方式 168
B方式 16
周南公立大学経済学部現代経済学科2020
ビジネス戦略学科3027
福祉情報学部人間コミュニケーション学科1010

中期日程は受験したほうが良い?

中期日程は受験したほうが良い?

中期日程を受験するメリット3選

メリット①:受験できる回数が増える
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国公立大学の受験システムには、それぞれの日程で一つの大学のみに出願できるというルールがあります。これにより、前期日程と後期日程を合わせても、応募できるのは合計二つの大学までとなってしまいます。しかし、中期日程を利用することで、合計で三つの大学に応募するチャンスが生まれるのです。

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具体的には、もし受験生が前期日程でA大学に応募し、中期日程で別のB大学に応募し、さらに後期日程でC大学に応募した場合、三つの異なる学校を選ぶ機会を得ることができます。この選択肢の増加は、志望校への合格可能性を高めると同時に、自分に最適な大学を見つけるための幅を広げます。

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なお、前期日程で出願した大学を中期日程でも選ぶことは規則上問題がないため、例えばA大学が第一志望である場合、前期日程で不合格だったとしても、中期日程を利用して再度チャレンジすることが可能です。

このように、中期日程を含む国公立大学の受験システムは、受験生にとっては選択肢を増やし、第一志望校への入学の可能性を広げるメリットをもたらします。そして、この選択肢の増加は受験戦略において極めて重要であり、それを適切に利用することが受験成功に繋がると言えるでしょう。

メリット②:後期日程と併用して受験ができる
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中期と後期の選考を一緒に受けることには、大きな利点があります。これは、どちらの日程も合格者を同時に発表するため、受験生はその結果を比較し、どちらの大学に進むべきかを慎重に選択することができるからです。

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例えば、ある学生が中期日程でA大学に申し込み、同時に後期日程でB大学にもチャレンジしたとします。結果発表の日に、A大学からは残念ながら不合格の知らせがありましたが、B大学からは合格の通知が届きました。この場合、学生は確実にB大学の入学手続きを進めることができ、合格したB大学への入学を決定することができるのです。

このような受験戦略は、受験生が自分の進路についてより良い決定を下すための余地を与えます。落ち着いて最終的な決断をすることができるため、最終的に後悔の少ない選択をすることが可能になります。この点を利用すれば、受験生は自身の未来にとって最善の道を選ぶことができるでしょう。

メリット③:前期日程よりも合格しやすい可能性がある
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中期日程の選考は、受験生にとって思わぬチャンスとなることがあります。これは、実施する大学が限られているため、一見すると競争率が高いように見えるが、実際の状況は異なるからです。

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実際には、多くの受験生が中期日程を滑り止めとして位置づけており、第一志望の前期日程で合格すれば中期日程の試験を受けることなく、さらに合格したとしても他の選択肢を取ることが少なくありません。その結果、中期日程の受験生の中には実際にはその大学に進学しない者も多く、結果的に倍率や入学難易度は表面上の数字よりも低下する傾向にあります。

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たとえば、ある学生が中期日程で挑んだ大学に合格し、その後もう一校、後期日程で念願の大学に合格した場合、学生は後期日程で合格した大学を選ぶ可能性が高いでしょう。このような決断は、中期日程で合格した大学の受験生が実際に入学する割合を下げることになります。

この状況は、中期日程の選考を過小評価しがちな受験生にとって、予想外の進学の道を開く可能性があることを示しています。したがって、「中期日程は競争が激しい」と一般に考えられがちですが、実際にはそれほど単純な話ではなく、状況に応じては入学の機会が増すこともあり得るのです。このため、「中期日程では合格が難しい」と早合点せずに、機会として捉えることが重要です。

中期日程のデメリット

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中期日程の受験においては、受験生が考慮すべき追加的な労力が必要になります。これは、単に受験料を支払うという経済的な負担だけでなく、出願プロセス、遠方の試験地への移動準備、そして追加の試験に向けた勉強といった複数の面での手間が生じるためです。

オニ坊

例えば、ある受験生が中期日程の受験を決意した場合、この学生は出願書類の準備から始め、試験地までの交通手段を調整し、更には追加の試験科目に対応するために普段の勉強スケジュールを見直し、追加勉強時間を取り入れる必要があるでしょう。これらの過程は、受験生の時間を相当量消費します。

しかしながら、これらの労力が必ずしも無駄に終わるわけではありません。追加の受験機会が、より多くの選択肢と将来の可能性を受験生にもたらす可能性を秘めています。よって、中期日程の受験を決断する際には、その手間と可能性を天秤にかけ、慎重に判断することが肝要です。このように、中期日程の受験は手間がかかるというデメリットがある一方で、それを上回る価値を見出すことも十分に可能なのです。

中期日程を受けないほうが良い場合がある

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中期日程の受験が提供する利点は魅力的ですが、それに伴う手間は決して見過ごすことができません。中期日程の選択は、手間への対処と希望の進路を考える上で、重要な判断を迫られることになります。

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たとえば、ある学生が特定の私立大学に進学を望んでいる場合、または中期日程で受験を考えている大学に対する志望度がそれほど高くない場合には、中期日程を受験することのデメリットは、その手間と労力に見合わないかもしれません。出願準備、複数の大学へのアクセス、そして試験対策のための時間は、これらの学生にとっては別の有益な活動に割り当てられる可能性があるためです。

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例を挙げれば、志望校が明確で、その大学に合格する自信がある学生は、中期日程の受験を避け、その時間とエネルギーを入学後の準備や他の個人的な目標に充てることを選ぶかもしれません。また、中期日程の受験を考慮しているが、志望度が低い大学に多くの時間を費やすことは、最終的にはその学生の学業や精神的な負担に繋がるかもしれません。

結局のところ、中期日程の受験はそれ自体がメリットを多く持っているものの、それにかかる手間を検討した上で、受験を行うかどうかを決定する必要があります。志望度が低い大学や他の選択肢がある場合、中期日程の受験を見送ることも合理的な選択と言えるでしょう。このように、中期日程の受験はメリットが多い一方で、その手間とコストをじっくり考え抜き、自分にとって最適な道を選ぶべきです。

前期・中期・後期日程以外の大学も存在する

前期・中期・後期日程以外の大学も存在する
大学名学部
国際教養大学国際教養学部
新潟県立大学国際地域学部
人間生活学部
国際経済学部
芸術文化観光専門職大学芸術文化・観光学部
叡啓大学ソーシャルシステムデザイン学部
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上記の大学4校では、伝統的な入試日程とは異なる独自の選考期間を設けています。これにより、応募者はこれらの大学の特別な選考に加えて、通常の入試期間中に他の大学にも申し込むことが可能です。

オニ坊

例えば、これら4校の一つにエントリーした場合、通常の入試とは衝突せず、さらに前期、中期、後期の各入試日程に別の大学への申し込みが可能になります。確かに、複数の大学への申し込みは手間と時間を要しますが、これは滑り止め校を広げる上で役立つ情報です。

したがって、これらの情報は多くの手間を要するかもしれませんが、特に複数の大学を考慮に入れている受験生にとっては、戦略的な申し込みにより合格の可能性を高めるために知っておく価値があるのです。

情報収集を忘れずに

情報収集を忘れずに
菅澤

受験生が注意を払うべきは、勉強だけでなく、中期日程や独自の入試日程を含む多様な選択肢に関する情報の収集です。大学入試のプロセスは、単に教科書を暗記すること以上のものを要求し、適切な情報を集め、それを自己の利益に活かす戦略的な計画が必要です。

オニ坊

たとえば、多くの学生が気付かないかもしれないのは、独自日程のある大学が既定の入試期間外に別の試験を行っていることです。このような独自日程を活用すれば、他の多くの受験生とは異なるルートで大学入試に臨むことができ、さらに他の大学への応募と併せて行うことで合格のチャンスを広げることが可能です。例えば、特定の独自日程を利用して、主要な入試期間前に試験を受けることで、その結果をもとに他の大学の出願戦略を練ることができます。

結論として、中期日程や独自日程といった情報に精通していることは、受験戦略を拡張し、最適な出願プランを立てる上で大きな利点となります。そのためには、教室での勉強に加えて、入試情報に関するリサーチと戦略的な活用が求められるのです。

最後に:志望大学に合格をするには?

最後に:志望大学に合格をするには?
菅澤

ここまで中期日程がある国公立大学について見てきましたが…。

オニ坊

1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が必要です。

菅澤

そんな志望大学に合格するためには?
と考える受験生のために現在、鬼管理専門塾という塾を運営中。
もし少しでも「志望大学に合格したい」と考える受験生は共に志望大学を目指しましょう。
現状のレベルが「偏差値30~40」でも大丈夫。

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本記事監修者 菅澤 孝平

シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。

出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映

この記事を書いた人

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