【理系の共通テストは7割でいいの⁉】共通テストで7割を目指せる勉強法3選

始めに:理系の共通テストは7割でいい?共通テストで7割を目指せる勉強法

始めに:理系の共通テストは7割でいい?共通テストで7割を目指せる勉強法
菅澤

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本日はどのような記事になりますか?

菅澤

本日は
「【理系の共通テストは7割でいいの⁉】共通テストで7割を目指せる勉強法3選」というテーマで記事を書いていきます。

受験生のみなさんは、かなり気になるテーマですよね。
難関大学志望のみなさんは必ずチェック!最後までご覧ください!

共通テストで7割って難しい?

共通テストで7割って難しい?

センター試験の場合

菅澤

大学入試センター試験は、長きに渡り日本の大学受験制度の中心として機能してきました。毎年、その問題の難易度が微調整され、平均得点が一定の範囲内に保たれるよう配慮がなされてきたのです。実際に、センター試験はその問題構成において緻密な配点計画が施され、学力の平均値を示すスコアが大きく変動することなく、約60%の得点率を維持しています。これは、過去のデータ分析と試験問題の精選に基づいた結果であり、試験制度の成熟度を反映しています。

オニ坊

たとえば、ある年度の数学試験において、特定の難問が受験生の間で話題となりましたが、全体の得点に与えた影響は限定的でした。その理由は、試験全体のバランスが考慮されて設計されていたからです。基本問題と応用問題の組み合わせ、そして分野ごとの配点が適切に行われており、1つの難問が全体の平均得点を大きく左右することはなかったのです。

したがって、センター試験の特徴は、長年の実施によって蓄積されたデータと経験を基に、受験生全体の能力を公平に測るための仕組みが確立されている点にあると言えるでしょう。これは、単に試験を行うという以上に、日本の教育制度の透明性と公正性を支える要素ともなっています。

共通テストの場合

菅澤

大学共通テストの目的は、高校での基本的な学習到達度を測り、大学での学びに必要な能力を判断することにあります。それに伴い、以前のセンター試験と比較して、共通テストはより高い学力レベルを求める傾向にあります。具体的には、平均得点を下げ、より厳しい基準で評価しようとしています。現状では平均得点が約55%とされているものの、今後はさらに難易度が上昇し、平均点が下がる可能性があります。

オニ坊

例えば、受験生が得意とする科目で試験が予想外に難しかった場合、その科目で高得点を取る計画が狂ってしまうかもしれません。過去にセンター試験で約25%の受験生が70%以上の得点を達成していたというデータがある一方で、共通テストが更に難しくなることを考えると、70%の得点を獲得することはより困難になりそうです。しかしこれは、7割を超える得点が高すぎる目標ではないことを意味しており、このスコアを達成できれば他の受験生に比べて競争優位に立つことができるでしょう。

このように考察すると、共通テストでの70%以上の得点は、過去のセンター試験に比べて達成が困難かもしれないが、決して不可能ではなく、成功すれば受験競争における大きなアドバンテージとなると言えます。

ボーダーラインが7割の大学一覧

菅澤

新しい大学入試共通テストにおいて、70%のスコアを獲得することは、受験生にとって一つの大きな目標となります。この目標を達成できた場合、受験生は様々な大学での合格可能性が広がります。

北海道・東北地方
北海道大学
学部・学科共通テストボーダー
医学部・保健-検査技術科学69%
医学部・保健-作業療法学66%
歯学部69%
水産学部66%
総合入試・総合科学70%
総合入試・生物70%
総合入試・数学70%
岩手大学
学部・学科共通テストボーダー
農学部・共同獣医70%
東北大学
学部・学科共通テストボーダー
医学部・保健-放射線技術科学69%
医学部・保健-検査技術科学65%
歯学部70%
弘前大学
学部・学科共通テストボーダー
医学部・保健-心理支援科学67%
関東地方
筑波大学
学部・学科共通テストボーダー
生命環境・地球69%
生命環境・生物68%
埼玉大学
学部・学科共通テストボーダー
理学部・物理66%
理学部・基礎科学66%
工学部・情報工69%
千葉大学
学部・学科共通テストボーダー
理学部・物理70%
理学部・科学70%
理学部・生物66%
工学部・都市工学69%
工学部・医工学69%
工学部・デザイン67%
工学部・機械69%
工学部・電気電子68%
工学部・物質科学69%
工学部・共生応用科学69%
園芸学部・応用生命科学66%
お茶の水女子大学
学部・学科共通テストボーダー
理学部・物理70%
理学部・数学67%
理学部・生物67%
電気通信大学
学部・学科共通テストボーダー
情報理工67%
東京医科歯科大学
学部・学科共通テストボーダー
医学部・保健-看護学70%
医学部・保健-検査技術学66%
東京海洋大学
学部・学科共通テストボーダー
海洋生命科学・海洋政策文化69%
海洋生命科学・海洋生物資源68%
海洋生命科学・食品生産科学68%
海洋資源環境・海洋環境科学66%
東京農工大学
学部・学科共通テストボーダー
農学部・生物生産68%
農学部・環境資源科学66%
農学部・地域生態システム67%
工学部・知能情報システム工67%
工学部・生体医用システム工67%
工学部・化学物理工69%
工学部・応用科学68%
工学部・生命工68%
工学部・機械システム工67%
中部地方
新潟大学
学部・学科共通テストボーダー
医学部・保健-放射線技術科学66%
歯学部70%
工学部・建築66%
富山大学
学部・学科共通テストボーダー
薬学部・創薬科学67%
金沢大学
学部・学科共通テストボーダー
医薬保険・保健-放射線技術科学68%
医薬保険・保健-検査技術科学67%
医薬保険・保健-理学療法学66%
信州大学
学部・学科共通テストボーダー
医学部・保健-検査技術科学66%
岐阜大学
学部・学科共通テストボーダー
応用生物科学・生産環境化学66%
名古屋大学
学部・学科共通テストボーダー
医学部・保健-看護学66%
医学部・保健-放射線技術科学70%
近畿地方
滋賀大学
学部・学科共通テストボーダー
データサイエンス・データサイエンス66%
京都工芸繊維大学
学部・学科共通テストボーダー
工芸科学・応用生物学67%
工芸科学・応用科学66%
工芸科学・電子システム工学67%
工芸科学・情報工学68%
工芸科学・機械工学67%
工芸科学・デザイン・建築学70%
神戸大学
学部・学科共通テストボーダー
医学部・保健-看護学69%
医学部・保健-作業療法学68%
海洋政策科学部・海洋政策科学理系70%
奈良女子大学
学部・学科共通テストボーダー
生活環境学部・心身健康67%
生活環境学部・住環境67%
生活環境学部・生活文化69%
中国・四国地方
岡山大学
学部・学科共通テストボーダー
医学部・保健-看護学66%
医学部・保健-検査技術科学70%
工学部情報・電気・数理データサイエンス系66%
広島大学
学部・学科共通テストボーダー
理学部・生物化学66%
医学部・保健-理学療法学理科系66%
工学部・第四類(建設・環境系)67%
情報科学・情報科学B型67%
山口大学
学部・学科共通テストボーダー
医学部・保健-検査技術科学66%
愛媛大学
学部・学科共通テストボーダー
社会共創地域-スポーツ健康マネジメント68%
九州地方
九州大学
学部・学科共通テストボーダー
理学部・地球惑星科学70%
理学部・数学70%
理学部・生物70%
医学部・保健-放射線技術科学67%
医学部・保健-検査技術科学67%
芸術工・芸術-環境設計70%
芸術工・未来構想デザイン70%
長崎大学
学部・学科共通テストボーダー
歯学部68%
熊本大学
学部・学科共通テストボーダー
薬学部・創薬・生命薬科学67%
鹿児島大学
学部・学科共通テストボーダー
歯学部69%

なぜ共通テストは7割でいいの?

なぜ共通テストは7割でいいの?
菅澤

共通テストで7割の得点を獲得することが、多くの大学や学部への扉を開く鍵となるのは明らかです。それは、理系科目における平均得点が低めに設定されている傾向があるため、特に数学や化学に強みを持っている受験生は、他の競争相手に比べて有利な立場に立ちやすいからです。

オニ坊

例えば、近年の共通テストでは、理系科目の一部では平均得点が約40~55%とされており、これは全体の平均よりも低い数字です。このため、これらの科目で高得点を取ることができれば、7割という大きな壁を越えやすくなります。実際に、理系科目を得点源として共通テストで7割以上を獲得した学生は、多くの場合、国公立大学や有名私立大学など、よりレベルの高い大学の入学資格を得ることができます。

菅澤

加えて、このような高得点があれば、一部の旧帝大学をはじめとする上位校への門が開かれるだけでなく、自分の興味や将来設計に合った様々な学部や学科を持つ大学から選ぶ自由も手に入ります。7割を超える得点を共通テストで達成することは、受験生にとって選択肢の幅を広げ、将来に対する余裕をもたらす一助となるのです。

したがって、共通テストで7割の得点を目標にすることは、高等教育を受けるための幅広い機会を提供し、受験生が自らの将来をより自由に設計できるようにするという点で非常に価値のある努力であると結論付けることができます。

共通テストで7割を目指せる勉強法3選

共通テストで7割を目指せる勉強法3選
勉強法①:基礎を徹底する
菅澤

共通テストで70%のスコアを獲得するには、基礎知識の完全な習得が必要不可欠です。学びの過程で重要なのは、難解な問題に挑戦するよりも、むしろ基本から標準レベルに至る範囲の問題を網羅し、それらを繰り返し学習することにあります。

オニ坊

具体的には、各科目において推奨される基本的な参考書や問題集を使い、理解と定着を深めるために何度も演習を重ねることが効果的です。高度な問題を追い求めるよりも、基本的な概念や手法を完璧にマスターすることに焦点を当てるべきです。このように基礎に忠実な学習姿勢を保つことで、共通テストで良好な成績を収め、理想的なスコアを目指すことができるでしょう。

したがって、共通テストで7割というハイスコアを目指す際は、基本事項を確実にマスターすることが成功の鍵であるというのが結論です。

勉強法②:同じ参考書を何周もする
菅澤

共通テストの対策では、さまざまな問題集や参考書を何度も反復して学習することが重要です。この方法によって、習得した知識が長期記憶に定着しやすくなります。

オニ坊

最初に取り組むべきは、手持ちの参考書や問題集に繰り返し取り組むことで、その中の内容を深く理解し、自分のものにすることです。その後、さらなる理解を深めるために新しい問題集への挑戦も良いでしょう。この際、自己分析を欠かさず行い、学習計画を立てることで、自分の弱点や癖を把握し、それを改善することが可能です。

菅澤

たとえば、数学における基本公式を反復練習することで、複雑な問題を解く際にも応用が利くようになります。また、英語であれば、基本的な文法を固めた後に、さまざまな読解練習を繰り返すことで、読解力を高めることができます。

このように、基礎を固めてから徐々にレベルアップしていく学習法は、共通テストで高得点を目指すうえで非常に効果的です。基礎を確実にマスターした上での挑戦は、共通テストでの成功に繋がるというのが結論となります。

勉強法③:ケアレスミスをなくす
菅澤

共通テストでは、多くの情報を迅速に処理し、問題を解く能力が求められます。試験時間内に精度良く解答を終えるには、練習を通じてケアレスミスを減らすことが不可欠です。

オニ坊

普段の勉強では、時間を管理しながらケアレスミスに対する対策を織り交ぜて行う必要があります。たとえば、数学では計算ミスを防ぐために解答のパターンを覚え、物理では単位の間違いに注意を払いながら練習問題を解くことで、実際のテストでの凡ミスを避けられるようになります。

菅澤

ケアレスミスはしばしば、問題文の読み違いやマークシートの誤りなど様々な形で発生します。これらを避けるには、繰り返し練習し、解法を身体に染みつかせることが重要です。さらに、試験中に違和感を感じたらその場で修正を行い、もし時間が許すならば、見直しをすることでミスを修正することが可能です。

結果として、テストでのケアレスミスを減らすためには、日頃からの練習で問題を解くスピードと正確さを高めること、そして時間管理を意識することが不可欠であると言えます。

最後に:志望大学に合格をするには?

最後に:志望大学に合格をするには?
菅澤

ここまで共通テストについて見てきましたが…。

オニ坊

1人で勉強するのが苦手、何から始めたら良いかわからないという受験生もいますよね。自分自身の希望する学部に合格するために、それ相応の対策が必要です。

菅澤

そんな志望大学に合格するためには?
と考える受験生のために現在、鬼管理専門塾という塾を運営中。
もし少しでも「志望大学に合格したい」と考える受験生は共に志望大学を目指しましょう。
現状のレベルが「偏差値30~40」でも大丈夫。

「受かりたいという気持ち」が少しでもあるなら
アナタの合格を鬼管理専門塾が応援します。

本記事監修者 菅澤 孝平

シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。
大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。

出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映

この記事を書いた人

Writer-kitamura