
「学習院大学 偏差値」「学習院 学部 ランキング」で調べると、サイトごとに違う数字が並んでいて、結局どの学部が入りやすいのか分かりません。信じていい順位はどれですか?














先に結論を言います。学習院大学は「公式の偏差値」を公表していないので、偏差値で作られた学部ランキングはどれも各社の推定値です。一方で大学公式は、2026年度一般選抜の学部別の志願者数と合格者数を公表しています。その実数で6学部を並べると、志願者合格倍率は文学部3.99倍から国際文化交流学部9.77倍まで約2.4倍の開きがあり、しかも「志願者が多い学部ほど入りにくい」という常識が成立していません。この記事では公式実数だけで学部を序列化します。
学習院大学は法学部・経済学部・文学部・理学部・国際社会科学部・国際文化交流学部の6学部制です(国際文化交流学部は2026年4月開設)。検索結果に「16位まで」「学科別ランキング」といった長い順位表が出てくることがありますが、学部単位で見れば比較対象は6つしかありません。順位の数を増やすより、6学部を同じ年度・同じ選抜区分・同じ計算式で並べ直したほうが、出願判断に使える情報になります。本稿は2026年度一般選抜の公式データを使い、志願者数、合格者数、志願者合格倍率、合格者率という4つの指標で6学部を比較します。公式データに載っていない偏差値・合格最低点・配点は、推測で補わずに扱いません。
目次
- 学習院大学の学部ランキングを2026年度の公式実数で出すとこうなる
- 学習院大学に「公式の偏差値」は存在しない
- 2026年度一般選抜の全体像|志願28,558人・合格5,386人
- 志願者数が多い学部=入りにくい学部、ではない
- 倍率がいちばん低いのは文学部|合格1,603人という母数
- 倍率がいちばん高いのは国際文化交流学部|2026年4月開設の新学部
- 理学部と国際社会科学部|志願者13人差で倍率は4.14倍と6.98倍
- この数字を出願にどう使うか|学習院大学の学部選び手順
- 倍率を知ったあとにやること|1年の学習設計へ落とす
- 学習院大学は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|学習院大学の学部ランキングは公式実数で作り直す
- よくある質問
学習院大学の学部ランキングを2026年度の公式実数で出すとこうなる
| 倍率順位 | 学部 | 志願者数 | 合格者数 | 志願者合格倍率 | 合格者率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 国際文化交流学部 | 4,951人 | 507人 | 9.77倍 | 10.2% |
| 2位 | 国際社会科学部 | 2,400人 | 344人 | 6.98倍 | 14.3% |
| 3位 | 法学部 | 5,616人 | 1,019人 | 5.51倍 | 18.1% |
| 4位 | 経済学部 | 6,815人 | 1,337人 | 5.10倍 | 19.6% |
| 5位 | 理学部 | 2,387人 | 576人 | 4.14倍 | 24.1% |
| 6位 | 文学部 | 6,389人 | 1,603人 | 3.99倍 | 25.1% |
この表が、学習院大学の学部ランキングを公式データだけで作った結果です。もっとも倍率が高いのは国際文化交流学部の9.77倍、もっとも低いのは文学部の3.99倍でした。全学計は志願28,558人・合格5,386人で5.30倍ですから、国際文化交流学部と国際社会科学部の2つが全学平均を大きく上回り、文学部と理学部が下回っている構図です。学部名の系統(文系・理系、国際系)だけで難易度を推し量ると、この差は見えません。とくに「国際」がつく2学部が上位2つを占めている一方で、理学部が下から2番目という並びは、文系だから入りやすい・理系だから難しいといったざっくりした先入観とは逆の結果になっています。
📚 用語解説
志願者合格倍率:志願者数を合格者数で割った競争率。学習院大学の公式データには受験者数が掲載されていないため、本稿ではこの計算式で全学部を統一して比較する。出願したものの受験しなかった人も分母に含まれるので、実際に会場で競う人数はこれより少なくなる点に注意する。














ネットで見た偏差値のランキングとは、学部の順番がかなり違います。どちらを信じればいいですか?














性質が違う数字なので、どちらか一方を信じるのではなく役割を分けてください。偏差値は各予備校が自社の模試受験者から算出する推定値で、学習院大学が公表しているものではありません。一方この表の志願者数と合格者数は大学が公表した実数です。「今年どれだけ人が集まり、何人が合格したか」を確定的に示せるのは後者だけです。まず実数で全体像をつかみ、偏差値は自分の位置を測る補助線として使うのが安全です。
志願者数・合格者数はいずれも学習院大学公式「一般選抜入試データ」の2026年度の値です。志願者合格倍率は志願者数÷合格者数、合格者率は合格者数÷志願者数で統一して算出しています。受験者数が公表されていないため、実質倍率(受験者数÷合格者数)は本稿では扱いません。
学習院大学に「公式の偏差値」は存在しない
学習院大学の公式サイトや入試データには、「この学部の偏差値は◯◯」という数値は掲載されていません。これは学習院大学に限った話ではなく、偏差値はもともと大学が定める基準ではなく、模試を実施する事業者が自社の受験者集団の得点分布から算出する相対指標だからです。同じ学部でも、A社の模試とB社の模試では母集団も判定方法も違うため、値がずれます。さらに、同じ会社でも模試の実施時期が違えば受験者層が変わり、数字が動きます。したがって「学習院大学◯◯学部の偏差値は△△」と断定的に書かれた順位表は、どの模試の、いつの、どの方式の数値なのかを確認しないと比較に使えません。
📚 用語解説
偏差値:ある試験を受けた集団の中で、自分の得点がどの位置にあるかを示す相対指標。大学が公表する合格基準ではなく、模試ごとに母集団と算出方法が異なる。出典事業者名・実施時期・対象方式をセットにしないと、他大学や他学部との比較には使えない。
元の記事のように出典の明記なく偏差値で16位まで順位をつけると、二重の問題が起きます。第一に、学習院大学は6学部しかないため、16位までの順位表は学科や方式を細かく割った数字を混ぜている可能性が高く、学部間の比較としては読めません。第二に、方式によって科目数も配点も違うので、同じ「偏差値」という言葉で並べても中身が揃っていません。本稿がランキングの土台を公式の志願者数・合格者数に置き換えているのは、全学部が同じ年度・同じ一般選抜という条件で公表されており、比較の前提を揃えられるからです。














それでも模試では偏差値が返ってきます。学習院大学を目指すとき、どう使えばいいですか?














同じ模試の中での自分の推移を見る道具として使ってください。前回から科目別にどう動いたか、どの科目が足を引っ張っているかを見るには有効です。ただし「偏差値◯◯なら学習院大学は安全」といった断定には使えません。判定は模試ごとに基準が違いますし、実際に合否を決めるのは本番の得点です。偏差値で一喜一憂する時間を、公式データで競争規模を把握する時間と、過去問で失点原因を潰す時間に振り分けたほうが結果につながります。
偏差値ランキングを参考にする場合は、①どの事業者の模試か、②いつ実施された模試か、③一般選抜のどの方式を対象にしているか、の3点を必ず確認してください。この3点が書かれていない順位表は、他の順位表と比較することができません。
2026年度一般選抜の全体像|志願28,558人・合格5,386人
学部ごとの倍率を読む前に、学習院大学全体の規模を押さえておきます。2026年度の一般選抜では、6学部合計で志願者28,558人に対し合格者5,386人でした。全学の志願者合格倍率は5.30倍、合格者率は18.9%です。つまり出願者のおよそ5人に1人が合格者になっている計算になります。この5.30倍という全学の水準を基準線として覚えておくと、個別の学部の数字が「学習院大学の中で高いのか低いのか」をその場で判断できるようになります。
| 項目 | 2026年度の全学計 | 読み方 |
|---|---|---|
| 志願者数 | 28,558人 | 6学部に出願した延べ人数 |
| 合格者数 | 5,386人 | 大学が合格とした人数 |
| 志願者合格倍率 | 5.30倍 | 志願者数÷合格者数。学部比較の基準線 |
| 合格者率 | 18.9% | 合格者数÷志願者数。出願者のうち合格した割合 |
| 学部数 | 6学部 | 国際文化交流学部は2026年4月開設 |
📚 用語解説
一般選抜:学力試験を中心に合否を決める入試区分。総合型選抜や学校推薦型選抜とは選考方法も合格者の内訳も異なるため、倍率を比較するときは区分をそろえる必要がある。本稿の数値はすべて2026年度一般選抜のものである。














志願者28,558人と聞くと、その全員と競争するように感じてしまいます。














実際にはそうなりません。この28,558人は6学部への延べの出願者数で、しかも一人が複数方式に出願していれば重複して数えられます。あなたが直接競うのは、出願した学部・方式の中の受験者です。全体の数字は「学習院大学がどれくらい人を集める大学か」を知るための背景情報として使い、自分の判断材料には学部別の数字を使ってください。
この章のアクションは単純です。倍率だけをメモするのではなく、志願者数・合格者数・倍率の3つを必ずセットで記録してください。倍率という1つの数字は、志願者数と合格者数という2つの数字の割り算にすぎません。分子と分母を一緒に持っておけば、翌年のデータが出たときに「志願者が増えたのか、合格者が絞られたのか」まで判断できます。倍率だけを覚えていると、この区別が永久にできません。
志願者数が多い学部=入りにくい学部、ではない
ここがこの記事のいちばん重要な部分です。学習院大学の6学部を志願者数の多い順に並べると、経済学部6,815人、文学部6,389人、法学部5,616人、国際文化交流学部4,951人、国際社会科学部2,400人、理学部2,387人となります。ところが志願者合格倍率の高い順は、国際文化交流学部、国際社会科学部、法学部、経済学部、理学部、文学部でした。両者の並びはまったく一致していません。志願者数がもっとも多い経済学部は倍率では4番目、志願者数2位の文学部にいたっては倍率で最下位です。つまり「人気があるから入りにくい」という直感は、学習院大学では成り立ちません。
| 学部 | 志願者数の順位 | 志願者合格倍率の順位 | ずれ |
|---|---|---|---|
| 経済学部 | 1位(6,815人) | 4位(5.10倍) | 3つ下がる |
| 文学部 | 2位(6,389人) | 6位(3.99倍) | 4つ下がる |
| 法学部 | 3位(5,616人) | 3位(5.51倍) | 変わらない |
| 国際文化交流学部 | 4位(4,951人) | 1位(9.77倍) | 3つ上がる |
| 国際社会科学部 | 5位(2,400人) | 2位(6.98倍) | 3つ上がる |
| 理学部 | 6位(2,387人) | 5位(4.14倍) | 1つ上がる |














なぜ人気の学部の倍率が低くなるのですか。人が集まれば厳しくなるはずでは……。














合格者数が違うからです。倍率は志願者数と合格者数の割り算なので、志願者が増えても合格者数がそれ以上に多ければ倍率は下がります。文学部は志願者6,389人に対して合格者を1,603人出しています。学部別で最多の合格者数です。逆に国際文化交流学部は志願者4,951人に対して合格者が507人しかいません。人気の大小ではなく、大学がその学部に何人の合格を出すかが倍率を決めています。
この構造を理解しておくと、学部ランキングの読み方が変わります。志願者数は「その学部にどれだけ注目が集まっているか」を示す人気の指標であり、倍率は「出願した人のうちどれだけが合格まで到達したか」を示す通過率の指標です。役割の違う2つを混ぜて「人気=難関」と要約すると、学習院大学のように学部ごとの合格者数の差が大きい大学では判断を誤ります。志望校を検討するときは、必ず志願者数と合格者数を並べて確認してください。
倍率がいちばん低いのは文学部|合格1,603人という母数
2026年度の一般選抜で、志願者合格倍率がもっとも低かったのは文学部の3.99倍でした。合格者率にすると25.1%で、出願者の4人に1人が合格者になっています。全学の18.9%と比べると6.2ポイント高い水準です。この数字を作っているのは、志願者6,389人という学部別2位の人気ではなく、1,603人という学部別最多の合格者数です。志願者が2番目に多いにもかかわらず倍率が最下位になるのは、合格者の出し方が他学部と大きく違うためです。
| 学部 | 志願者数 | 合格者数 | 合格者率 | 全学(18.9%)との差 |
|---|---|---|---|---|
| 文学部 | 6,389人 | 1,603人 | 25.1% | +6.2ポイント |
| 理学部 | 2,387人 | 576人 | 24.1% | +5.2ポイント |
| 経済学部 | 6,815人 | 1,337人 | 19.6% | +0.7ポイント |
| 法学部 | 5,616人 | 1,019人 | 18.1% | -0.8ポイント |
| 国際社会科学部 | 2,400人 | 344人 | 14.3% | -4.6ポイント |
| 国際文化交流学部 | 4,951人 | 507人 | 10.2% | -8.7ポイント |
📚 用語解説
実質倍率:実際に受験した人数を合格者数で割った競争率。出願だけして受験しなかった人を除くため、志願者ベースの倍率より低くなるのが一般的。学習院大学の公式データには受験者数の掲載がないため、本稿では実質倍率を算出せず、志願者合格倍率で全学部を統一している。














倍率が低いなら、文学部を狙えば学習院大学に入りやすいということですか?














「6学部の中では通過率が高い」というのは事実ですが、そこで話を終わらせないでください。文学部でも合格者率は25.1%、つまり4人に3人は不合格です。それに文学部は日本語日本文学や史学など専攻ごとに学ぶ内容がはっきり違います。倍率が低いという理由だけで専攻を選ぶと、入学後に興味と合わずに苦しみます。倍率は「同じくらい学びたい学部が複数ある時の最後の判断材料」として使うのが適切です。
倍率が相対的に低い学部を選ぶ判断が有効なのは、学びたい内容がもともと候補に入っている場合だけです。志望理由が「倍率が低いから」しかない出願は、面接や志望理由書を伴う入試区分では不利になり、一般選抜でも学習のモチベーションが続きません。
倍率がいちばん高いのは国際文化交流学部|2026年4月開設の新学部
反対に、志願者合格倍率がもっとも高かったのは国際文化交流学部の9.77倍でした。志願者4,951人に対し合格者は507人で、合格者率は10.2%。出願者のおよそ10人に1人しか合格者になっていない計算です。全学の18.9%と比べると8.7ポイント低く、文学部の25.1%とは2倍以上の差があります。学習院大学の中では、ここが数字の上でもっとも通過が難しい学部でした。
国際文化交流学部は、学習院大学が2026年4月に開設した新しい学部です。志願者数だけを見れば4,951人で6学部中4番目にとどまりますが、合格者が507人と絞られているため倍率が跳ね上がりました。新設学部は前年度の入試結果が存在せず、受験生も予備校も難易度を測る材料を持たないまま出願年を迎えます。そのため志願者数も倍率も年度によって大きく動く可能性があり、2026年度の9.77倍という数字を「今後も続く固定値」として扱うのは危険です。
📚 用語解説
合格者数:大学が合格を出した人数。募集人員とは別の数字で、入学手続きの状況を見込んで募集人員より多く出されるのが一般的。倍率は志願者数と合格者数の関係で決まるため、志願者数が同程度でも合格者数が違えば倍率は大きく変わる。














新設の学部は、翌年になると倍率が下がることが多いと聞いたことがあります。本当ですか?














一般論としてそう語られることはありますが、学習院大学国際文化交流学部についてそう断定できる公式データはまだ1年分しかありません。ですから予測ではなく前提の置き方で対応してください。新設学部を志望するなら、倍率が今年と同程度か、さらに上がっても届く学力を準備するのが安全です。倍率が下がることを期待して準備量を減らすのは、検証できない前提に賭ける行為になります。
なお、国際社会科学部も6.98倍・合格者率14.3%と全学平均を大きく上回っています。志願者は2,400人と6学部中5番目ですが、合格者が344人と学部別で最少のため倍率が高くなりました。「国際」を冠する2学部がそろって上位に来ているのは、いずれも合格者数が少なく設計されているためであり、志願者の多さが理由ではありません。
理学部と国際社会科学部|志願者13人差で倍率は4.14倍と6.98倍
6学部の中で、もっともはっきりと「志願者数では難易度が測れない」ことを示すのが、理学部と国際社会科学部の比較です。理学部の志願者は2,387人、国際社会科学部は2,400人で、その差はわずか13人。ほぼ同じ人数が集まっています。それにもかかわらず、志願者合格倍率は理学部が4.14倍、国際社会科学部が6.98倍で、2.84ポイントもの差がつきました。合格者率でも理学部24.1%に対して国際社会科学部14.3%と、9.8ポイント離れています。
| 項目 | 理学部 | 国際社会科学部 | 差 |
|---|---|---|---|
| 志願者数 | 2,387人 | 2,400人 | わずか13人 |
| 合格者数 | 576人 | 344人 | 232人 |
| 志願者合格倍率 | 4.14倍 | 6.98倍 | 2.84ポイント |
| 合格者率 | 24.1% | 14.3% | 9.8ポイント |
| 全学平均との関係 | 下回る(入りやすい側) | 上回る(厳しい側) | 逆方向 |
- 国際文化交流: 倍率が最高














同じくらい人が集まっているのに、これほど差が出るのは意外です。何を見れば見抜けますか?














合格者数です。理学部は576人、国際社会科学部は344人。232人の差が、そのまま倍率の差になっています。志望校を比べるときは、志願者数の隣に必ず合格者数を書いてください。2つを並べた瞬間に、どちらが通過しやすい設計になっているかが見えます。志願者数だけの一覧表を眺めていても、この差には一生気づけません。
この比較から得られる実務的な結論は、「併願先を人気の大きさで決めない」ということです。志願者数の少ない学部は競争が緩いように見えますが、国際社会科学部のように合格者数がそれ以上に絞られていれば、通過率は下がります。逆に文学部のように志願者が多くても合格者数が最多なら、通過率は上がります。学部を比べるときは、志願者数・合格者数・倍率・合格者率の4点セットで並べる習慣をつけてください。
この数字を出願にどう使うか|学習院大学の学部選び手順
ここまでの公式データを、実際の出願判断へ落とし込みます。手順は3段階です。第一に、学びたい分野で候補となる学部を先に絞ります。第二に、候補学部の志願者数・合格者数・倍率・合格者率を並べて、通過率の水準を確認します。第三に、同程度に学びたい学部が複数残った場合にかぎり、倍率の低いほうを軸にします。順序を逆にして倍率から入ると、興味のない学部に出願して入学後に行き詰まる可能性が高くなります。数字は選択肢を絞る道具であって、志望を決める理由にはしないでください。














第一志望と併願を、この公式データでどう組み合わせればいいですか?














通過率の水準が違う学部を組み合わせてください。たとえば国際文化交流学部のように合格者率10.2%の学部を第一志望に置くなら、併願側には合格者率が20%を超える学部を入れておくと、全体としての合格可能性が安定します。全部を高倍率の学部でそろえると、一つ崩れたときに立て直せません。学部の中身を優先しつつ、通過率の分散を意識するのが現実的な設計です。
倍率を知ったあとにやること|1年の学習設計へ落とす
公式データで学部の序列が分かっても、それだけでは合格に近づきません。倍率は自分では動かせない数字だからです。動かせるのは、本番までに積み上げる学習量と、答案の精度だけです。そこで最後に、ここまでの数字を年間の学習設計へ変換します。ポイントは、「志望学部を決める時期」「募集要項で科目を確定する時期」「過去問で通過ラインを体感する時期」を分けて置くことです。この3つを同時にやろうとすると、どれも中途半端になります。














倍率を調べる作業と、実際の勉強は、どう結びつけるのが正しいですか?














調べる作業には期限を切ってください。学部別の志願者数と合格者数を記録するのは、一度やれば数十分で終わる作業です。それを何日もかけて別サイトの偏差値と見比べ続けるのは、勉強していない時間です。数字は一度きちんと押さえて表に落とし、あとは過去問と答案の改善に時間を使ってください。データは判断のためにあり、不安を紛らわせるためにあるのではありません。
| やること | 所要の目安 | 目的 |
|---|---|---|
| 学部別の公式データを表にする | 一度きり | 学部の通過率を比較できる状態にする |
| 募集要項で科目と方式を確認 | 出願年度に一度 | 必要な学習範囲を確定する |
| 過去問で時間内の再現性を測る | 演習期に繰り返し | 本番の得点力を上げる |
| 模試の結果を科目別に分解する | 模試ごと | 失点原因を特定して次の学習に回す |
📚 用語解説
学部単位のデータ:学科・専攻・方式をまとめて学部でくくった集計値。学習院大学の公式一般選抜データもこの単位で公表されている。学科別・方式別の数字とは母数が異なるため、別の資料の数値と比べるときは、必ず同じ集計単位かどうかを確認する必要がある。
学習院大学は「普通の対策」では受からない
結論から言います。学習院大学を目指すなら、授業を受けて分かった気になるだけの「普通の対策」では厳しいです。2026年度一般選抜は、全学で志願28,558人に対し合格5,386人、合格者率18.9%でした。もっとも通過率の高い文学部でも25.1%、国際文化交流学部にいたっては10.2%です。しかも学部ごとに合格者数の設計が違い、志願者数の順位と倍率の順位が一致しません。必要なのは情報を集めることではなく、志望学部を決めたうえで、毎日の学習量と答案の精度を上げ続ける仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、学部ごとの差を行動に落とせない
独学でも公式の入試データや募集要項は入手できます。しかし、国際文化交流学部の合格者率10.2%と文学部の25.1%という差を見たうえで、自分の第一志望と併願をどう組み替え、今日どの科目を何問解くかまで決め、遅れを自力で修正し続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に表れます。
映像授業・アプリだけでは、答案の弱点が残りやすい
映像授業は理解の助けになりますが、視聴後に自分の答案のどこが崩れたのかを毎回確認する仕組みではありません。万人向けの講義を受けるだけでは、志望学部の出題形式と自分の失点原因を結びつけた個別の行動計画が作れず、全員同じ指導で平均に収束する限界がそのまま残ります。
集団授業の大手予備校では、平均的な計画になりやすい
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱うため、合格者率10.2%の学部を狙う受験生と、25.1%の学部を軸にする受験生へ同じ密度で対応することは困難です。学習院大学の学部間で通過率が2倍以上開いている以上、志望に合わせて準備量と優先順位を変える個別計画が必要になります。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行まで追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、次の授業までの7日間に何をどれだけ実行したかまでは追い切れないことがあります。授業中に理解しても、実行量と定着が確認されなければ、失点は同じ場所に残り続けます。倍率という結果の数字を変えることはできませんが、毎日の実行量は変えられます。














教材や授業の種類より、学部を決めたあとに毎日の行動が続く仕組みが大事なのですね。














その通りです。学習院大学の公式データは誰でも見られます。差がつくのは、その情報を今日の問題数、復習、答案の修正へ変え、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾は、そこを1日単位で設計し、毎週の確認へつなげます。
だからこそ、学習院大学を本気で狙うなら、学部別の公式データを毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、学習院大学の志望学部と現在の答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは、学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口という固定の6つの特徴を、学習院大学対策へどう接続するかを整理します。














管理されるといっても、学習院大学向けには具体的に何が変わるのでしょうか?














志望学部が決まれば、必要な科目と到達点が決まります。合格者率10.2%の学部を狙うのか、25.1%の学部を軸にするのかで、確保すべき得点も演習量も変わります。それを「今日は何をどこまでやるか」まで数値化し、確認テストと答案で定着を確かめます。大学名だけの一般論ではなく、学部と失点に合わせて行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
学習院大学の志望学部で必要な科目を整理し、日々の学習を英単語○語・問題○題という実行量へ落とします。何をするか迷う時間を減らし、答案の改善に使う時間を確保します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ学習院大学志望でも、合格者率10.2%の国際文化交流学部を狙う人と、25.1%の文学部を軸にする人では必要な準備量が違います。現状の得点と志望学部から個別に計画を設計します。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
公式データを見て安心して終わる受験生は少なくありません。毎日の進捗確認と毎週の確認テストで、計画の遅れや同じ誤答の繰り返しをその週のうちに修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
学習院大学の入試で問われる読解力や記述力を答案から評価するには、指導側にも難関私大受験への理解が必要です。専属講師が、答案の崩れ方を具体的な行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学・学部特化の大学受験コースの中で、学習院大学の志望学部に合わせた計画を組めます。総合型選抜や英語資格の対策とは混同せず、一般選抜の条件に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、学習院大学のどの学部を第一志望に置くか、併願をどう組むかという段階から相談できます。入会前に管理方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、学習院大学のどの学部を軸にするか、公式データをどう出願設計に使うかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
学習院大学の学部選びと学習計画を無料説明会で相談できます
まとめ|学習院大学の学部ランキングは公式実数で作り直す
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 公式の偏差値 | 学習院大学は公表していない。偏差値の順位表は各社の推定値 |
| 学部数 | 6学部。国際文化交流学部は2026年4月開設 |
| もっとも倍率が低い学部 | 文学部3.99倍・合格者率25.1%(合格者1,603人は学部別最多) |
| もっとも倍率が高い学部 | 国際文化交流学部9.77倍・合格者率10.2%(合格者507人) |
| 志願者数との関係 | 志願者数の順位と倍率の順位は一致しない |
| 最初の行動 | 学びたい分野で候補を絞り、志願者数と合格者数を並べて比較する |














偏差値の順位表を探し続けるより、公式の志願者数と合格者数を並べたほうが早いですね。














それがこの記事の結論です。学習院大学は2026年度一般選抜で志願28,558人・合格5,386人。学部別に見れば文学部3.99倍から国際文化交流学部9.77倍まで開いています。この差を作っているのは人気ではなく合格者数です。学びたい分野で候補を絞り、公式データで通過率を比べ、あとは毎日の学習量と答案の精度を上げる。この順番を守れば、曖昧な不安は具体的な計画に変わります。
学習院大学を目指すときは、出典の書かれていない偏差値ランキングを1つだけ見て結論を出さないでください。学部の序列は、大学が公表している同じ年度・同じ選抜区分の志願者数と合格者数から自分で作れます。そのうえで募集要項に戻って科目と出願条件を確定し、過去問で現在地を測る。この流れをつくることが、遠回りに見えてもっとも再現性の高い進め方です。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 偏差値 | 公式の偏差値は存在しない章 |
| 学部ランキング | 公式実数で作ったランキングの章 |
| 入りやすい学部 | 文学部と合格者数の章 |
| 難しい学部 | 国際文化交流学部の章 |
| 出願の決め方 | 学部選び手順の章 |
Q. 学習院大学の学部の偏差値ランキングはどこで見られますか?
A. 学習院大学は公式の偏差値を公表していないため、大学が定めた偏差値ランキングは存在しません。各サイトに掲載されている数値は模試を実施する事業者の推定値です。学部の序列を知りたい場合は、大学公式の一般選抜データにある志願者数と合格者数から倍率を算出するのが確実です。
Q. 学習院大学で入りやすい学部はどこですか?
A. 2026年度一般選抜の公式データで見ると、志願者合格倍率がもっとも低いのは文学部の3.99倍(合格者率25.1%)でした。次いで理学部が4.14倍(24.1%)です。ただし文学部でも4人に3人は不合格になっており、学びたい内容を無視して倍率だけで選ぶことは勧められません。
Q. 学習院大学でいちばん倍率が高い学部はどこですか?
A. 国際文化交流学部で、志願者4,951人に対し合格者507人、志願者合格倍率9.77倍・合格者率10.2%でした。次に高いのが国際社会科学部の6.98倍(14.3%)です。いずれも志願者数が特別多いわけではなく、合格者数が絞られていることが倍率を押し上げています。
Q. 学習院大学の学部は全部でいくつありますか?
A. 法学部・経済学部・文学部・理学部・国際社会科学部・国際文化交流学部の6学部です。国際文化交流学部は2026年4月に開設されました。学部単位で比較する場合、対象は6つなので、10位・16位まで続く順位表は学科や方式を分けて数えたものと考えられます。
Q. 志願者が多い学部ほど入りにくいのではないですか?
A. 学習院大学では一致しません。志願者数1位の経済学部は倍率では4位、2位の文学部は倍率で最下位です。倍率は志願者数と合格者数の割り算なので、志願者が多くても合格者数が多ければ倍率は下がります。必ず両方の数字を確認してください。
Q. 学習院大学の実質倍率は分かりますか?
A. 本稿の時点で参照した公式データには受験者数の掲載がないため、実質倍率(受験者数÷合格者数)は算出できません。そのため記事内の倍率はすべて志願者数÷合格者数で統一しています。他サイトの倍率と比べる際は計算式を必ず確認してください。
Q. 新設の国際文化交流学部は来年度も倍率が高いままですか?
A. 公式に判断できる材料はまだ2026年度の1年分しかありません。新設学部は年度による変動が大きい可能性があるため、倍率が下がることを期待して準備量を減らすのではなく、今年度と同等以上の水準でも届く学力を目標にするのが安全です。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映
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