
学習院大学の経済学部を志望しているのですが、倍率を調べても「学習院大学は◯倍」という大学全体の数字しか出てきません。経済学部そのものは、実際どれくらいの倍率なのでしょうか?














先に結論を出します。2026年度一般選抜の経済学部は、志願6,815人・合格1,337人で志願倍率5.10倍。学科で分けると経済学科4.57倍、経営学科6.13倍で、経営学科のほうが1.5ポイント以上高い数字です。ただしこの差の正体は「経営学科が人気だから」ではなく、経済学科だけが大学入学共通テスト利用を実施しており、その6科目型が1.96倍と極端に低いことにあります。この記事では、学科別・方式別に数字を分解し、どの方式で出願するかまで落とし込みます。
学習院大学経済学部の倍率を調べると、「学習院大学全体で◯倍」「経済学部は人気」といった大まかな話ばかりが出てきます。しかし実際に出願するとき決めるのは、経済学科か経営学科か、コア試験かプラス試験か共通テスト利用か、という具体的な組み合わせです。学習院大学の公式資料はこの組み合わせごとに志願者数と合格者数を公表しているので、「経済学部=◯倍」で止める必要はありません。本稿は2026年度入学者選抜結果と一般選抜募集要項の数値だけを使い、6通りの出願パターンを1つずつ分解します。学習院大学は偏差値も合格最低点も公表していないため、それらの数値は扱わず、公表されている志願者・合格者・募集人員・配点だけで判断材料を組み立てます。
目次
- 学習院大学経済学部の倍率は2026年度5.10倍|学科別の結論
- 経済学科と経営学科の違い|受けられる入試方式がそろっていない
- コア試験の倍率|経済学科5.71倍・経営学科6.05倍で差は小さい
- プラス試験の倍率|経済学科8.19倍・経営学科6.85倍で最も高い
- 学科差の正体は共通テスト利用|6科目型は1.96倍
- 2025年度からの変化|学部計4.74倍→5.10倍に上昇
- 学習院大学6学部の中で経済学部はどこに位置するか
- 配点から決める優先科目|コア試験390点・共テ6科目型800点
- 経済学部の出願方式をどう組み合わせるか
- 学習院大学経済学部は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|学習院大学経済学部は学科と方式で倍率が変わる
- よくある質問
学習院大学経済学部の倍率は2026年度5.10倍|学科別の結論
| 区分 | 志願者 | 合格者 | 志願倍率 |
|---|---|---|---|
| 経済学科(全方式合計) | 4,062人 | 888人 | 4.57倍 |
| 経営学科(全方式合計) | 2,753人 | 449人 | 6.13倍 |
| 経済学部 計 | 6,815人 | 1,337人 | 5.10倍 |
学習院大学が公表した2026年度入学者選抜結果によると、経済学部の一般選抜は志願6,815人に対して合格1,337人でした。ここから求めた志願倍率は5.10倍で、公式PDFの表記(小数第1位)では5.1倍と記載されています。学科別に見ると経済学科は志願4,062人・合格888人で4.57倍、経営学科は志願2,753人・合格449人で6.13倍です。数字だけを比べれば経営学科のほうが1.56ポイント高く、「経営学科のほうが難しい」と読みたくなります。しかしこの差は、両学科が同じ土俵に立っていないことから生まれています。
出願するときに実際に選ぶのは「経済学部」ではなく、学科と試験区分の組み合わせです。学習院大学の公式資料はこの組み合わせごとに数字を出しているので、まず6パターンすべてを並べておきます。最も低いのが共通テスト利用6科目型の1.96倍、最も高いのが経済学科プラス試験の8.19倍で、同じ学部の中に4倍以上の開きがあります。
| 学科 | 試験区分 | 募集人員 | 志願者 | 合格者 | 志願倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 経済学科 | コア試験 | 130名 | 2,820人 | 494人 | 5.71倍 |
| 経済学科 | プラス試験 | 20名 | 352人 | 43人 | 8.19倍 |
| 経済学科 | 共通テスト利用(4科目型) | 10名 | 283人 | 42人 | 6.74倍 |
| 経済学科 | 共通テスト利用(6科目型) | 10名 | 607人 | 309人 | 1.96倍 |
| 経営学科 | コア試験 | 130名 | 2,431人 | 402人 | 6.05倍 |
| 経営学科 | プラス試験 | 15名 | 322人 | 47人 | 6.85倍 |














同じ経済学部の中なのに、学科によって受けられる方式の数が違うのですか?














違います。学習院大学の一般選抜はコア試験・プラス試験・大学入学共通テスト利用の3方式ですが、共通テスト利用を実施しているのは経済学部では経済学科だけです。経営学科にはコア試験とプラス試験しかありません。倍率を比べる前に、まず「その学科がどの方式を持っているか」をそろえる必要があります。
学科の構造を確認する → コア試験・プラス試験・共通テスト利用の倍率を1つずつ見る → 前年度からの動きを確認する → 学部内での位置づけを知る → 配点から優先科目を決める → 出願する方式の組み合わせを決める、の順に進めます。数字を眺めるだけで終わらせず、最後は「どの方式に出すか」まで決めきることが目的です。
経済学科と経営学科の違い|受けられる入試方式がそろっていない
学習院大学経済学部は、経済学科と経営学科の2学科で構成されています。入学定員はどちらも250名で、学部合計500名。人数の枠としては完全に同じ大きさです。ところが一般選抜の入口は同じではありません。コア試験とプラス試験は両学科が実施しますが、大学入学共通テスト利用入学者選抜を実施しているのは経済学科だけで、経営学科は実施しません。これは学習院大学公式の一般選抜案内でも、令和9(2027)年度の入学者選抜日程でも「経済学部(済のみ)」と明記されている点です。
| 項目 | 経済学科 | 経営学科 |
|---|---|---|
| 入学定員 | 250名 | 250名 |
| コア試験 | 実施(募集人員130名) | 実施(募集人員130名) |
| プラス試験 | 実施(募集人員20名) | 実施(募集人員15名) |
| 共通テスト利用 | 実施(4科目型10名・6科目型10名) | 実施しない |
| 一般選抜の募集人員合計 | 170名 | 145名 |
| 2026年度の志願倍率 | 4.57倍 | 6.13倍 |
📚 用語解説
コア試験:学習院大学が全学部・全学科で実施する一般選抜のメインの試験。試験科目は3科目で、募集人員も3方式のなかで最多になる。経済学部では2026年度に経済学科130名・経営学科130名をこの方式で募集した。
📚 用語解説
プラス試験:他学部のコア試験日に、同じ試験問題を使って行う一般選抜。学習院大学経済学部の場合は、同日に実施される国際社会科学部コア試験と共通の問題で実施される(配点が異なる科目は科目ごとに得点を換算)。実施しない学科もあり、同日のコア試験との併願はできない。
📚 用語解説
大学入学共通テスト利用入学者選抜:大学入学共通テストの成績だけで合否判定を行う選抜。学習院大学の独自試験はない。経済学部で実施するのは経済学科のみで、4科目型と6科目型の2種類がある。














定員が同じなのに、経営学科だけ一般選抜の募集人員が145名と少ないのはなぜですか?














共通テスト利用の20名分がないからです。経済学科は170名、経営学科は145名。入学定員250名との差は学校推薦型選抜や総合型選抜、内部進学で埋まります。ここで大事なのは「経営学科は一般選抜の枠が狭い」と早合点しないことです。合格者数で見ると経済学科888人・経営学科449人で、募集人員以上の合格者を出す点は両学科とも同じ。差がつくのは、共通テスト利用という入口があるかどうかです。
この章のアクションは、志望学科を決める前に「その学科に何本の入口があるか」を確認することです。経済学科を志望するなら、コア試験・プラス試験・共通テスト利用4科目型・共通テスト利用6科目型の4本すべてが候補になります。経営学科ならコア試験とプラス試験の2本です。受験できる本数が違えば、併願計画も学習計画も変わります。倍率の高低を比べるのは、この構造を押さえてからです。
コア試験の倍率|経済学科5.71倍・経営学科6.05倍で差は小さい
経済学部の主戦場はコア試験です。2026年度は経済学科が志願2,820人・合格494人で5.71倍、経営学科が志願2,431人・合格402人で6.05倍でした。学科合計で見た4.57倍対6.13倍という大きな差はここには表れておらず、コア試験だけを比べれば経済学科と経営学科の差は0.34ポイントしかありません。つまり「経営学科のほうが人気で難しい」という説明は、コア試験の実数では裏づけられません。経済学部の志願者6,815人のうち5,251人、実に77%がコア試験に集中しており、この方式の数字が学部の実像に最も近いといえます。
| 学科 | 募集人員 | 志願者 | 合格者 | 志願倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 経済学科 | 130名 | 2,820人 | 494人 | 5.71倍 |
| 経営学科 | 130名 | 2,431人 | 402人 | 6.05倍 |
| コア試験 合計 | 260名 | 5,251人 | 896人 | 5.86倍 |
📚 用語解説
第二志望学科:学習院大学の法学部・経済学部・文学部のコア試験では、出願時に第一志望学科のほか、同じ学部内の他学科を第二志望学科にできる制度(検定料は変わらない)。第一志望が補欠または不合格の場合に限り、第二志望学科でも合否判定を受けられる。経済学部コア試験では第一・第二志望とも補欠の対象になる。
- 経済コア: 2,820人














第二志望学科を書いておけば、実質的に2回チャンスがあるということですか?














同じ1回の試験で2学科の判定を受けられる、という意味ではその通りです。ただし注意点が2つ。1つは第一志望が合格(繰上げ合格を含む)になった後は第二志望で判定を受けられないこと。もう1つは、公式PDFの注記どおりコア試験の志願者数が第一志望学科で集計されていることです。だからここに出ている5.71倍・6.05倍は、第二志望からの流入を含まない数字だと理解してください。
コア試験を軸に置く受験生がやるべきことは明確です。まず第一志望学科を決め、第二志望学科を書くかどうかを出願前に決めておくこと。学びたい分野が経済学寄りか経営学寄りかで先に絞り、倍率0.34ポイントの違いで志望を入れ替えないことです。そのうえで、5.86倍というコア試験全体の競争が「合格者896人の中に入る」という具体的な目標であることを確認します。
プラス試験の倍率|経済学科8.19倍・経営学科6.85倍で最も高い
経済学部の3方式で最も倍率が高いのはプラス試験です。2026年度は経済学科が志願352人・合格43人で8.19倍、経営学科が志願322人・合格47人で6.85倍でした。コア試験と違い、ここでは経済学科のほうが1.34ポイント高くなっています。学科合計では経済学科のほうが低いのに、方式ごとに見ると順序が入れ替わる。これが「学部で一つの倍率」を見ているだけでは分からない部分です。プラス試験の合格者は2学科合わせて90人しかなく、募集人員も経済学科20名・経営学科15名と少ないため、数字が振れやすい方式でもあります。
| 学科 | 募集人員 | 志願者 | 合格者 | 志願倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 経済学科 | 20名 | 352人 | 43人 | 8.19倍 |
| 経営学科 | 15名 | 322人 | 47人 | 6.85倍 |
| プラス試験 合計 | 35名 | 674人 | 90人 | 7.49倍 |
プラス試験には、経済学部固有の特徴が2つあります。1つは試験問題が独自ではないこと。経済学部のプラス試験は、同日に実施される国際社会科学部コア試験と共通の試験問題で行われます(配点が異なる科目は科目ごとに得点を換算)。もう1つは英語の出題形式で、国際社会科学部コア試験および経済学部プラス試験の英語は、問題の指示文が英語で表記されます。英語の中身そのものが難化するわけではありませんが、設問の読み取りに慣れていないと時間を削られます。
📚 用語解説
得点調整:選択科目による有利・不利をならすため、学習院大学が独自の計算式で行う調整。法学部・経済学部・文学部・国際社会科学部・国際文化交流学部で実施される。素点がそのまま合否に使われるわけではないため、選択科目は「調整で有利になりそうか」ではなく「自分が安定して得点できるか」で選ぶ。














倍率が8.19倍と聞くと、プラス試験は避けたほうがいい気がします。














倍率だけで切らないでください。プラス試験は同日のコア試験と併願できませんが、別日程のコア試験とは併願できます。合格者43人という枠の小ささが倍率を押し上げているだけで、受験者の質が特別高いという公式データはありません。むしろ見るべきは、その日の問題が国際社会科学部コア試験と共通であること、英語の指示文が英語であることです。対策できる違いを対策するのが先です。
試験日が経済学部コア試験と別日であること、同日実施のコア試験とは併願できないこと、英語の問題指示文が英語で表記されること、地理歴史・公民・数学の選択肢がコア試験と完全には同じではないこと。この4点は募集要項で必ず自分の目で確認してください。
学科差の正体は共通テスト利用|6科目型は1.96倍
経済学科4.57倍・経営学科6.13倍という学科差がどこから生まれるのか。答えは共通テスト利用です。経済学科だけが実施するこの方式は、4科目型が志願283人・合格42人で6.74倍、6科目型が志願607人・合格309人で1.96倍でした。6科目型は志願者の半数以上が合格しており、経済学部の6パターンの中で突出して低い倍率です。この607人・合格309人が経済学科の合計に加わることで、経済学科全体の倍率が押し下げられています。逆にいえば、この方式を持たない経営学科の6.13倍のほうが、コア試験中心の実感に近い数字です。
| 方式 | 募集人員 | 志願者 | 合格者 | 志願倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 共通テスト利用(4科目型) | 10名 | 283人 | 42人 | 6.74倍 |
| 共通テスト利用(6科目型) | 10名 | 607人 | 309人 | 1.96倍 |
| 共通テスト利用 合計 | 20名 | 890人 | 351人 | 2.54倍 |
6科目型の倍率が低い理由は、課される科目数にあります。6科目型は国語200点、外国語200点、数学Ⅰ・数学A100点、数学Ⅱ・数学B・数学C100点、そして地理歴史・公民・理科から2科目200点の合計800点満点。国公立大学志望者が積み上げてきた学習をそのまま使える設計になっている一方、私立大学専願で3科目に絞ってきた受験生には出願そのものが難しい方式です。結果として母集団が国公立併願層に偏り、合格者数も309人と多く出ています。














1.96倍なら、6科目型がいちばん通りやすい入口ということですか?














倍率だけならその通りですが、出願条件を満たせるかが先です。6科目型は数学を2つ、地理歴史・公民・理科から2科目を課します。国公立大学を第一志望にしていて、すでに5教科を仕上げている受験生にとっては非常に相性がよい方式です。逆に私立3科目で進めてきたなら、この方式のために5教科を新たに積むのは現実的ではありません。倍率が低い方式ではなく、自分の学習範囲で戦える方式を選んでください。
共通テスト利用は学習院大学の独自試験がなく、共通テストの得点だけで決まります。6科目型は科目数が多いぶん受験できる人が限られており、倍率1.96倍は「合格しやすさ」ではなく「母集団の性質」を表しています。国公立志望者と同じ土俵に立てるかどうかで判断してください。
2025年度からの変化|学部計4.74倍→5.10倍に上昇
学習院大学の公式資料は前年度との比較も併記しています。経済学部の一般選抜は、2025年度が志願5,836人・合格1,232人で4.74倍、2026年度が志願6,815人・合格1,337人で5.10倍。志願者が979人増えたのに対し合格者の増加は105人にとどまり、倍率は0.36ポイント上がりました。学科別では経済学科が4.42倍→4.57倍、経営学科が5.29倍→6.13倍で、上げ幅は経営学科のほうが大きくなっています。2026年度は国際文化交流学部が新設された年でもあり、大学全体の志願者が増える中での動きだという点も押さえておくべきです。
| 区分 | 2025年度 | 2026年度 | 動き |
|---|---|---|---|
| 経済学部計 | 4.74倍(志願5,836人) | 5.10倍(志願6,815人) | 上昇 |
| 経済学科計 | 4.42倍 | 4.57倍 | 上昇 |
| 経営学科計 | 5.29倍 | 6.13倍 | 上昇 |
| 経済学科コア | 5.13倍 | 5.71倍 | 上昇 |
| 経営学科コア | 5.24倍 | 6.05倍 | 上昇 |
| 共テ利用6科目型 | 1.69倍 | 1.96倍 | 上昇 |
2027年度に向けては、経済学部に関する変更が公式に告知されています。従来は、第二志望学科のみ合格して入学手続を完了した後に第一志望学科へ繰上げ合格になった場合、経済学部に限り「本人からの願出により第二志望学科に入学することも可能」という扱いがありました。2027年度入学者選抜からはこの例外がなくなり、自動的に第一志望学科が入学先になります。第二志望学科を書くかどうかを考えるときは、この変更を前提にしてください。














倍率が上がり続けているなら、2027年度はもっと厳しくなるということですか?














2年分の動きから翌年を断定はできません。学習院大学は2026年度に新学部を設けており、大学全体の志願構造が動いている最中です。予測に時間を使うより、公表済みの制度変更を取りこぼさないほうが確実です。第二志望学科の扱いのように、出願前に読めば対応できる変更が毎年出ます。倍率の予想より、募集要項と「入試制度の変更点」の確認を優先してください。
📚 用語解説
志願倍率:志願者数を合格者数で割った競争率。学習院大学は一般選抜の受験者数を公表していないため、公式が示す倍率もこの志願倍率である。実際に受験した人数で割る実質倍率とは定義が異なり、一般に志願倍率のほうが高く出る。学習院大学の数字を他大学と比べるときは定義をそろえること。
学習院大学6学部の中で経済学部はどこに位置するか
経済学部の5.10倍という数字が学内でどのあたりなのかも押さえておきます。2026年度の学部別志願倍率は、国際文化交流学部9.77倍、国際社会科学部6.98倍、法学部5.51倍、経済学部5.10倍、理学部4.14倍、文学部3.99倍で、全学計は5.30倍でした。経済学部は6学部中4番目で、全学計の5.30倍をやや下回ります。志願者数だけで見れば6,815人と6学部で最多ですが、合格者も1,337人と文学部1,603人に次ぐ規模で出ているため、倍率は中位に収まります。
| 学部 | 志願者 | 合格者 | 志願倍率 |
|---|---|---|---|
| 法学部 | 5,616人 | 1,019人 | 5.51倍 |
| 経済学部 | 6,815人 | 1,337人 | 5.10倍 |
| 文学部 | 6,389人 | 1,603人 | 3.99倍 |
| 理学部 | 2,387人 | 576人 | 4.14倍 |
| 国際社会科学部 | 2,400人 | 344人 | 6.98倍 |
| 国際文化交流学部 | 4,951人 | 507人 | 9.77倍 |
| 全学 計 | 28,558人 | 5,386人 | 5.30倍 |














文学部が3.99倍なら、そちらに変えたほうが入りやすいのでは、と思ってしまいます。














学部横断の「入りやすさ」は、この記事の役目ではありません。学部ごとの序列や穴場の考え方は学習院大学の学部ランキングは偏差値では出ないと学習院大学の穴場学部は文学部・理学部・経済学部で扱っています。ここで確認してほしいのは、経済学部を受けると決めた人が学内のどのあたりで戦うのかという一点です。経済学を学びたいなら、学部間のわずかな倍率差で志望を入れ替えるより、経済学部の6パターンをどう使うかを詰めるほうが効果的です。
学部間の比較でもう一つ見ておきたいのは、経済学部が志願者最多だという事実です。学習院大学の一般選抜志願者28,558人のうち、6,815人が経済学部に出願しています。約4人に1人です。母集団が大きいということは、コア試験の問題が特定層に偏った出題になりにくいということでもあります。奇問で差がつくのではなく、標準的な問題を確実に得点できるかで並び順が決まる。経済学部の対策は、その前提で組み立てます。
配点から決める優先科目|コア試験390点・共テ6科目型800点
方式を選んだら、次は配点です。2026年度の経済学部コア試験は、国語120点(60分)、外国語150点(90分)、地理歴史・公民・数学から1科目120点(60分)の390点満点でした。最も配点が高いのは外国語で、全体の38%を占めます。プラス試験も英語150点・国語120点・地理歴史/公民/数学120点の390点満点で構成は同じですが、英語が最初の時間に置かれ、問題の指示文が英語で表記される点が異なります。共通テスト利用は4科目型が550点満点、6科目型が800点満点で、方式ごとに満点そのものが変わります。
| 方式 | 科目構成 | 満点 |
|---|---|---|
| コア試験 | 国語120/外国語150/地歴・公民・数学から1科目120 | 390点 |
| プラス試験 | 英語150/国語120/地歴・公民・数学から1科目120 | 390点 |
| 共テ4科目型 | 国語150/外国語200/数学Ⅰ・A100/地歴公民数学から1科目100 | 550点 |
| 共テ6科目型 | 国語200/外国語200/数学Ⅰ・A100/数学Ⅱ・B・C100/地歴公民理科2科目200 | 800点 |
コア試験の外国語は英語のほかにドイツ語・フランス語も選択でき、フランス語のみディクテーション(書き取り)を含みます。地理歴史・公民・数学の選択肢はコア試験が日本史探究・世界史探究・地理探究・公共+政治経済・数学の5択、プラス試験は地理探究を除く4択で、同じ学部でも方式によって選択肢がそろっていません。地理で受けるつもりの受験生は、プラス試験を併願に組み込めるかどうかがここで決まります。
📚 用語解説
募集人員:各方式で募集する人数のこと。入学定員とは別で、経済学科は一般選抜170名(コア130・プラス20・共テ4科目型10・共テ6科目型10)、経営学科は145名(コア130・プラス15)。実際の合格者は補欠繰上げを含めて募集人員より多く出るのが通常で、2026年度は経済学科888人・経営学科449人が合格している。














どの方式でも外国語の配点が一番大きいなら、英語を最優先にすればいいのでしょうか。














優先度としては正しいです。ただし合否判定は3科目の総合点で、1科目でも欠席すれば不合格になります。英語に寄せすぎて国語と選択科目が崩れると、総合点では届きません。加えて経済学部では得点調整が行われるため、選択科目の素点をそのまま伸ばした分がそのまま合否に効くとも限りません。英語を柱にしつつ、3科目を390点の総合で設計してください。
ここでの行動は、志望方式の満点と時間割を紙に書き出すことです。コア試験なら国語60分・外国語90分・選択60分。プラス試験なら英語90分が先頭に来ます。過去問を解くときも、この時間配分のまま通しで解かないと本番の感覚はつかめません。配点表を眺めるだけで終わらせず、演習の設計にまで落とし込んでください。
経済学部の出願方式をどう組み合わせるか
最後に、6パターンをどう組み合わせるかを決めます。経済学部を志望する受験生は大きく3つに分かれます。第一に、私立3科目で仕上げてきた層。この場合はコア試験を軸に、別日程のプラス試験を上乗せするのが基本形です。第二に、国公立大学を第一志望にしている層。ここは共通テスト利用6科目型が最も相性がよく、コア試験を併願として足す形になります。第三に、経済学科と経営学科のどちらでもよい層。ここは第二志望学科の制度が効きます。
| 受験生のタイプ | 主軸にする方式 | 上乗せの候補 |
|---|---|---|
| 私立3科目で仕上げてきた | コア試験(経済または経営) | 別日程のプラス試験 |
| 国公立を第一志望にしている | 共通テスト利用6科目型 | コア試験 |
| 学科はどちらでもよい | コア試験+第二志望学科 | プラス試験 |
| 地理で受験したい | コア試験 | プラス試験は選択肢に地理がない |
| 英語が最大の武器 | コア試験(外国語150点) | 共通テスト利用4科目型 |














受験できるものは全部出しておく、という考え方ではだめですか?














全部は出せません。同日に実施されるコア試験とプラス試験は併願できないという制約がまずあります。そのうえで、方式ごとに満点も選択科目も違うため、増やすほど準備が薄まります。主軸を1つ決め、準備が重複する方式だけを足す。これが現実的です。出願本数を増やすことと、合格可能性を上げることは同じではありません。
学習院大学経済学部は「普通の対策」では受からない
結論から言います。学習院大学経済学部を狙うなら、授業を受けて分かった気になるだけの「普通の対策」では届きません。2026年度の経済学部は志願6,815人・合格1,337人で志願倍率5.10倍。コア試験に絞れば5,251人が受け、合格は896人です。しかも経済学科と経営学科では受けられる方式が違い、コア試験390点・共通テスト利用6科目型800点というように満点すら方式ごとに変わります。必要なのは情報を集めることではなく、選んだ方式の配点に合わせて毎日の勉強を決め、それを続ける仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、方式ごとの優先順位が崩れやすい
独学でも募集要項は手に入りますし、この記事の数字も自分で確認できます。しかし、コア試験の外国語150点をどこまで伸ばすか、選択科目の120点を今週どこまで戻すか、共通テスト利用を残すなら理科をいつ触るかまで決め、遅れを自分だけで修正し続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動に変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に出ます。
映像授業・アプリだけでは、答案の弱点が残りやすい
映像授業は理解の助けになりますが、視聴した後に国語の記述、英語の誤読、選択科目の取りこぼしを毎回点検する仕組みではありません。学習院大学経済学部は3科目の総合点で判定され、得点調整も入ります。万人向けの講義を見るだけでは、390点の中で自分がどこを落としているかを突き止める工程が抜け落ちます。
集団授業の大手予備校では、平均的な計画になりやすい
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱うため、コア試験だけで勝負する受験生と、共通テスト利用6科目型まで抱える受験生に同じ密度で対応するのは困難です。経済学部の志願者は6,815人で学内最多。その中で合格1,337人に入るには、平均的な進度とは別に、自分の方式に合わせた個別の計画が必要になります。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行まで追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、外国語150点・国語120点・選択120点を毎日どう回したかまでは追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、同じ失点が本番まで残ります。プラス試験のように合格43人・47人という枠を狙う場合、この差は決定的です。














教材や授業の種類より、方式ごとの実行と答案確認が続く仕組みを選ぶことが大事なのですね。














その通りです。学習院大学経済学部の倍率も配点も、公式資料を読めば誰でも分かります。差がつくのは、その情報を今日の問題数、復習、記述の直しへ変えて、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾は、そこを一日単位で設計し、毎週の確認につなげます。
だからこそ、学習院大学経済学部を本気で狙うなら、方式と配点の情報を毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、学習院大学経済学部の公式要項と現在の答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは、学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口という固定の六つの特徴を、経済学部対策へどう接続するかを整理します。














管理されるといっても、学習院大学経済学部向けには何が変わるのでしょうか?














コア試験を軸にするのか、共通テスト利用6科目型まで抱えるのかで、今日やることが変わります。外国語150点をどこまで伸ばすか、選択科目120点のどの単元が崩れているかを今の答案から数値化し、確認テストで定着を確かめます。大学名だけの一般論ではなく、選ぶ方式と失点に合わせて行動が変わるということです。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
学習院大学経済学部のコア試験390点、プラス試験390点、共通テスト利用550点/800点という方式ごとの違いを整理し、外国語・国語・選択科目の学習を一日ごとの実行量へ落とします。何をするか迷う時間を減らし、答案の改善に使う時間を確保します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ経済学部志望でも、経済学科と経営学科では受けられる方式が違い、必要な準備も変わります。公式の募集要項と現在の答案を突き合わせ、生徒ごとに優先順位を変えた行動計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
外国語150点の伸びと、選択科目120点の取りこぼしを別々に追いかけます。日々の進捗と毎週の確認テストで、計画の遅れや同じ誤答の繰り返しを早い段階で修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
3科目の総合点と得点調整で決まる学習院大学経済学部では、答案のどこを直せば総合点が動くかを見極める必要があります。専属の講師陣が、改善点を具体的な行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、経済学部のコア試験・プラス試験・共通テスト利用をひとつの計画にまとめられます。総合型選抜や英語資格の対策とは混同せず、一般選抜の要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、経済学科と経営学科のどちらを狙うか、どの方式を主軸にするかという段階から相談できます。入会前に管理の方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、学習院大学経済学部のどの方式を主軸にするか、外国語・国語・選択科目のどこから整えるかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
学習院大学経済学部の方式選びと学習計画を無料説明会で相談できます
まとめ|学習院大学経済学部は学科と方式で倍率が変わる
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 経済学部の倍率 | 2026年度は志願6,815人・合格1,337人で志願倍率5.10倍 |
| 学科別 | 経済学科4.57倍・経営学科6.13倍。差の主因は共通テスト利用の有無 |
| コア試験 | 経済学科5.71倍・経営学科6.05倍。志願者の77%が集中する主戦場 |
| プラス試験 | 経済学科8.19倍・経営学科6.85倍で最も高い。合格は2学科で90人 |
| 共通テスト利用 | 経済学科のみ。4科目型6.74倍・6科目型1.96倍 |
| 前年度比 | 学部計は4.74倍から5.10倍へ上昇 |
| 最初の行動 | 学科と主軸の方式を決め、募集要項で選択科目と日程を照合する |














「学習院大学経済学部は何倍」ではなく、「どの学科のどの方式が何倍」で見るべきだと分かりました。














それがこの記事の結論です。経済学部という単位で見れば5.10倍ですが、実際に出願するのは6パターンのどれかです。1.96倍の共通テスト6科目型と8.19倍の経済学科プラス試験が同じ学部の中に同居している。自分がどの数字の前に立っているのかを確定させ、その方式の配点に合わせて毎日の勉強を決めてください。
学習院大学経済学部を目指すときは、第三者サイトの偏差値や古い倍率をひとつ見て結論を出さないでください。学習院大学は偏差値も合格最低点も公表していません。公表されているのは志願者数、合格者数、募集人員、試験科目、配点、そして制度の変更点です。これらを受験年度の公式資料で確認し、自分の答案と照らし合わせる。そのうえで毎日の学習量と確認方法まで決めることが、合格可能性を高める最も再現性のある進め方です。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 学部全体の倍率 | 2026年度5.10倍の結論 |
| 学科の違い | 経済学科と経営学科の方式差 |
| 方式別の倍率 | コア・プラス・共通テスト利用の各章 |
| 前年度からの変化 | 4.74倍から5.10倍への動き |
| 配点と科目 | コア390点・共テ800点の章 |
Q. 学習院大学経済学部の倍率は何倍ですか?
A. 2026年度一般選抜は志願6,815人・合格1,337人で、志願倍率5.10倍でした(公式PDFの表記は5.1倍)。学習院大学は受験者数を公表していないため、公表されている倍率は志願者数を合格者数で割った志願倍率です。実際に受験した人数で割る実質倍率とは定義が異なります。
Q. 経済学科と経営学科ではどちらが倍率が高いですか?
A. 2026年度は経済学科4.57倍、経営学科6.13倍で経営学科のほうが高くなっています。ただしコア試験だけで比べると経済学科5.71倍・経営学科6.05倍で差は0.34ポイントです。学科合計で差がつくのは、経済学科だけが実施する共通テスト利用6科目型が1.96倍と低いためです。
Q. 経営学科は共通テスト利用で受けられますか?
A. 受けられません。学習院大学の大学入学共通テスト利用入学者選抜を経済学部で実施しているのは経済学科のみで、経営学科は実施しません。経営学科の一般選抜はコア試験とプラス試験の2方式です。
Q. コア試験とプラス試験はどう違いますか?
A. コア試験は全学部・全学科で実施するメインの試験で、募集人員も最多です。プラス試験は他学部のコア試験日に同じ試験問題で実施される試験で、経済学部の場合は同日の国際社会科学部コア試験と共通問題です(配点が異なる科目は換算)。英語の問題指示文が英語で表記される点も異なります。同日に実施されるコア試験とプラス試験を併願することはできません。
Q. 共通テスト利用の6科目型が1.96倍と低いのはなぜですか?
A. 6科目型は国語、外国語、数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B・C、地理歴史・公民・理科から2科目の800点満点で、事実上5教科の準備が必要です。出願できる受験生が国公立大学併願層に限られるため志願者に対する合格者が多く、2026年度は志願607人に対し合格309人でした。倍率の低さは合格しやすさではなく母集団の性質を表しています。
Q. 経済学部のコア試験で第二志望学科を書くとどうなりますか?
A. 第一志望学科が補欠または不合格の場合に限り、第二志望学科でも合否判定を受けられます(検定料は変わりません)。経済学部コア試験では第一・第二志望とも補欠の対象です。なお2027年度入学者選抜からは、第二志望学科のみ合格して入学手続を完了した後に第一志望学科へ繰上げ合格となった場合、自動的に第一志望学科が入学先となります。
Q. 2025年度と比べて倍率は上がっていますか?
A. 上がっています。経済学部計は2025年度が志願5,836人・合格1,232人で4.74倍、2026年度が志願6,815人・合格1,337人で5.10倍でした。学科別では経済学科が4.42倍から4.57倍、経営学科が5.29倍から6.13倍へ動いています。
Q. 学習院大学経済学部の偏差値や合格最低点は?
A. 学習院大学は偏差値も合格最低点も公表していないため、本稿では扱いません。公表されているのは志願者数、合格者数、募集人員、試験科目、配点、制度の変更点です。判断はこれらの公式データと自分の答案で行ってください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映
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