
NEW ACTION LEGENDは解説が丁寧そうですが、かなり分厚いですよね。数学が苦手でも始めてよいのか、青チャートやFocus Goldと何が違うのか、買ってから終わらずに放置しないかが不安です。











判断の軸は「本の評判」ではなく、今の基礎、志望校、1週間に回せる例題数の3つだよ。NEW ACTION LEGENDは、解答だけでなく考え始めるまでの過程を学びたい受験生に強い一方、全範囲を無計画に埋めようとすると重さが弱点になる。この記事で、公式仕様、向く人・向かない人、他教材との違い、1問の復習法、終了基準まで順番に決めよう。
NEW ACTION LEGEND(ニューアクションレジェンド)は、東京書籍が発行する高校数学の総合参考書です。検索すると「難関大向け」「数学が苦手でも使える」「問題量が多い」など異なる評価が並びますが、これらを一言で信じると教材選びを誤ります。大切なのは、出版社が示す設計と自分の学習段階を分けて確認することです。本記事は東京書籍の現行公式情報を中心に、数研出版と啓林館の公式商品情報も照合し、競合記事の論点を事実ベースで再整理しました。価格・頁数・動画本数は版によって変わるため、購入時には必ず科目名と版を公式ページで再確認してください。
先に結論を言えば、本書が向くのは「教科書の定義と基本計算は追えるが、例題の最初の一手を自分で選べない人」です。逆に、公式の意味や教科書例題から止まる人は、より基礎寄りの教材を先に置いた方が進みます。また、すでに標準例題を短時間で解ける人は、網羅系を最初から全部やり直すより、弱点だけ参照し過去問や入試演習へ進む方が合理的です。以下では、まず現行版の仕様と、この本が何を学ばせる参考書なのかを確認します。
目次
- NEW ACTION LEGENDとは?現行版の特徴と基本情報
- NEW ACTION LEGENDの構成|「思考のプロセス」をどう学ぶか
- NEW ACTION LEGENDのレベル|向いている人・向かない人
- NEW ACTION LEGENDの使い方|例題を定着させる5段階
- 挫折しないための注意点|終わらない原因を先に潰す
- 青チャート・Focus Gold・FRONTIERとの違いを公式情報で比較
- いつから始めていつまでに終える?週単位の学習計画
- 1冊で十分?終えた後の参考書・過去問への進み方
- NEW ACTION LEGENDは「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|NEW ACTION LEGENDは「思考を再現する」参考書
- よくある質問
NEW ACTION LEGENDとは?現行版の特徴と基本情報
東京書籍は改訂版NEW ACTION LEGENDを「難関大学受験を目指す生徒向けの参考書」と位置づけています。改訂版数学I+Aは2026年2月28日発売、A5判、本体676頁と解答編608頁、税込定価2,350円です。ISBNは978-4-487-68696-4で、ニューアクション編集委員会著、東京書籍編集部編と公式ページに記載されています。競合ページや古いレビューには旧版の価格・構成が残るため、検索結果の数字をそのまま購入判断に使わないでください。
| 確認項目 | 改訂版 数学I+A | 学習上の意味 |
|---|---|---|
| 発行・発売 | 令和8年度改訂・2026年2月28日発売 | 旧版レビューと現行版を区別する |
| 判型・頁数 | A5判・本体676頁+解答編608頁 | 持ち運びより、机に置いて継続する設計が必要 |
| 税込定価 | 2,350円 | 購入時点の公式価格と科目名を確認する |
| 主な対象 | 医歯薬理工系を含む難関校を目指す人 | 基礎だけを短期間で終える本ではない |
| 学習支援 | デジタルコンテンツ・全例題の解説動画 | 読んで止まるのではなく再演習へ戻す |
📚 用語解説
網羅系参考書:高校数学の主要分野を広く収録し、基本事項、典型例題、類題、発展問題などを一つのシリーズで学べる参考書の総称です。「全ページを同じ濃さで仕上げる本」という意味ではありません。志望校と現在地に応じて、必須例題、苦手単元、発展問題の優先順位を変えることが重要です。











本体676頁に解答編608頁だと、数学I+Aだけでも全部終わる気がしません。最初から通読するんですか?











辞書のように読むのではなく、例題を軸に「解く→思考のプロセスを読む→閉じて再現する」と使う。頁数は情報量の目安であって、毎回すべて読む指示ではないよ。最初に診断問題を解き、既に説明できる単元は速く、止まる単元は丁寧に進める。版によって構成が違うから、学校配布本なら手元の目次と公式の対応情報も確認しよう。
NEW ACTION LEGENDには数学I+A、数学II+B系、数学III、数学C系などがあり、改訂時期も一様ではありません。中古本や通販では旧版が並ぶこともあるため、学ぶ課程・科目とISBNを照合してください。
高校数学全体で、どの種類の参考書をどの順に置くかから決めたい場合は、既存記事の高校数学の参考書おすすめ10選|大学受験のレベル別ルートと選び方も参照してください。本書だけを単独で評価するより、教科書理解用、網羅系、入試演習、過去問という役割の違いが見えます。
NEW ACTION LEGENDの構成|「思考のプロセス」をどう学ぶか
本書の中心は、すべての例題に示される「思考のプロセス」です。東京書籍は、解答に至る考え方を図解や対比で明示し、公式や解法パターンの暗記だけでなく数学的思考力で解けるように導く設計だと説明しています。ここで学ぶべきなのは完成した解答の文字列ではなく、「条件を見たとき何に注目し、どの既習事項と結びつけ、どの方針を捨てたか」という選択の順番です。
- 入試攻略・Let’s Try: 複数の知識を組み合わせる
- 特講・探究例題: 重要テーマと新傾向を深掘り
- 例題と思考のプロセス: 着眼点と方針選択を学ぶ
- 定義・公式・基本事項: 判断に使う土台を確認
例題では「答え」より先に着眼点を言葉にする
例題を開いてすぐ解答を写すと、紙面上は進んでも初見問題への転用ができません。問題文を読んだら、使えそうな定義、図示すべき対象、文字の置き方、場合分けの必要性を一行で書きます。その後で「思考のプロセス」と照合し、自分が見落とした条件を特定してください。解答を理解できたかではなく、同じ条件を見たときに方針を再現できるかが判定基準です。
「特講」は似て見える問題の違いを整理する
東京書籍の公式説明では、教科書での扱いが薄いが重要なテーマや、見た目は似ていても解法が異なる問題を「特講」としてまとめています。この部分は、公式を増やすためではなく、適用条件の境界を学ぶ場所です。「なぜ前の問題と同じ解き方では失敗するのか」を説明できるまで比較すると、暗記したパターンの誤用が減ります。
巻末の「思考の戦略編」で分野横断の考え方を結ぶ
公式ページは、分野を越えて効果的な思考法を整理した「思考の戦略編」を巻末に設けたと説明しています。二次関数と図形、確率と数列のように章名が違っても、固定する、動かす、場合を分ける、逆向きに考えるといった戦略は共通します。単元を一つずつ孤立して覚えるのではなく、「この考え方を以前どこで使ったか」をノートに戻すと、初見問題で選べる手段が増えます。
動画は理解の入口に使い、必ず紙の再現へ戻る
改訂版数学I+Aの公式商品ページは、旧版では頻出例題130本だった解説動画を、改訂版では全例題を対象とする約340本へ拡充したと案内しています。動画は、式変形の間や図の動きを追う助けになります。ただし視聴完了は演習完了ではありません。視聴後に画面と本を閉じ、白紙から方針と主要式を再現し、翌日もう一度同じ問題を解いて初めて学習単位が完了します。
📚 用語解説
思考のプロセス:正解の計算手順だけでなく、問題の条件から何に着目し、既習事項をどう呼び出し、解法を選ぶかを可視化した本書の中核要素です。読むだけでは身につかないため、自分の第一手との差を言語化し、本を閉じて再現するところまでを一つの学習単位にします。











解説を読むと納得できるのに、模試では最初の式が出ません。丁寧な解説を読めば自然に直りますか?











納得と再現は別だよ。解説を読む前の自分の方針を残し、公式解説との差を一つだけ言葉にする。そして当日、翌日、数日後に問題文だけで解き直す。思考のプロセスは「読む教材」ではなく、自分の判断を採点する基準として使うと効果が出る。
NEW ACTION LEGENDのレベル|向いている人・向かない人
レベルを大学名や偏差値だけで表すと、自分が使えるかを判断できません。東京書籍は難関校向けの総合参考書と明示していますが、それは「数学が苦手なら誰でも最初から使える」という意味でも、「この一冊でどの難関大学にも合格できる」という意味でもありません。開始条件は、教科書の定義を読めること、基本計算を自力で進められること、例題の復習時間を週内に確保できることです。
- 最適: 基礎はあるが第一手で止まる
- 基礎優先: 定義・計算から不安
- 弱点利用: 標準例題は解ける
- 教材再検討: 学習時間を確保できない
向いている人1|解答の1行目を自分で選べない
公式は知っていて計算もできるのに、初見問題では何を使うか決められない人は、本書の強みと悩みが一致します。例題の「思考のプロセス」を、自分の着眼点と照合できるからです。毎回、問題の特徴を一つ、選んだ方針を一つ、却下した方針を一つ記録すると、解法名の暗記から条件判断へ学習が変わります。
向いている人2|一冊を軸に教科書から入試へつなぎたい
単元ごとに別々の参考書を渡り歩くと、表記や難度の切り替えに時間がかかります。一冊を机上の軸にし、分からない定義は教科書へ戻り、仕上がった単元は過去問へ接続したい人には総合参考書が使いやすいです。ただし「一冊を軸にする」と「他教材を一切使わない」は別です。学校教材や過去問は役割が異なります。
向かない人1|教科書例題や基本計算で頻繁に止まる
文字式、方程式、不等式、関数の基本操作で止まる段階では、思考の戦略以前に計算の自動化が必要です。情報量の多い本を開くと、解説を読むだけで学習時間が終わりやすくなります。先に教科書、学校の基本問題、あるいは東京書籍が「教科書の内容理解に重きを置いた参考書」と説明するNEW ACTION FRONTIERなど、基礎寄りの選択肢を検討し、基本例題を自力で解ける状態を作ってください。
向かない人2|全問を同じ日に一周しようとする
網羅系参考書は、一周の速さだけを追うと復習が消えます。今日20題を眺めて翌週ほとんど再現できないより、5題の方針を翌日も言える方が入試では価値があります。学習時間が限られる人ほど、例題を必須・保留・発展に分け、週末に再テストする前提で日量を決める必要があります。
①教科書の章末基本問題を、定義を説明しながら解けるか。②標準例題で、5分以内に方針を一つ出せるか。③解説を読んだ翌日に、何も見ず解き直せるか。①で止まるなら基礎優先、②で止まるなら本書が候補、③で止まるなら教材より復習設計を直します。
📚 用語解説
開始レベル:参考書に載る最も易しい問題の難度ではなく、その本を使って学習サイクルを自力で回せる最低条件です。定義・計算・復習のどこで止まるかを分けて判断すると、「難しい本を買えば伸びる」という誤解を避けられます。











数学が苦手でも、丁寧な解説ならこの本から始めて大丈夫だと思っていました。











苦手の中身を分けよう。計算はできるけれど方針が出ないなら相性がよい。定義や基本計算から止まるなら、先に薄い基礎教材で成功体験を作る方が速い。難関校向けという公式の位置づけと、解説が丁寧という特徴は両立する。丁寧だから入門書、とは限らないんだ。
NEW ACTION LEGENDの使い方|例題を定着させる5段階
効果的な使い方は「何周するか」ではなく、同じ例題への接触目的を変えることです。一回目は現在地の診断、二回目は思考の順序の理解、三回目は白紙再現、四回目以降は時間内の選択と答案化に使います。単にページを最初へ戻る周回では、既に解ける問題にも同じ時間を使い、苦手問題の復習間隔が空きます。
- 初回 方針診断: 時間を決めて第一手を出す
- 当日 理解と再現: 解説との差を直し白紙で解く
- 翌日 短期再テスト: 問題文だけで方針を言う
- 週末 混合テスト: 単元名を隠して解法を選ぶ
写した量ではなく、翌日に問題文だけから第一手を出せるかを記録してください。解答を読んだ直後の「分かった」は短期記憶の可能性があります。時間を空けた再現を通過しない問題は未完了です。
📚 用語解説
白紙再現:解説を見た直後に内容を思い出すだけでなく、問題文以外を閉じ、方針、主要な式変形、必要な条件、結論まで自力で書き直す復習法です。完全な丸暗記ではなく、各行の理由を説明できることを確認します。











「3周すればよい」と決めた方が簡単ではありませんか?回数なら進み具合も分かりやすいです。











回数は管理には便利だけど、定着の証明にはならない。最初から解けた問題の3周と、毎回方針を忘れる問題の3周は価値が違うよ。周回数を使うなら、各回の目的を診断・再現・混合演習に変え、合格条件を「翌週も方針と答案を再現できる」にしよう。
挫折しないための注意点|終わらない原因を先に潰す
NEW ACTION LEGENDの弱点は、内容が悪いことではなく、情報量の多さが計画の曖昧さを増幅することです。「一日何ページ」「夏までに一周」だけでは、難しい単元で予定が崩れ、遅れを取り戻すために解説を眺めるだけになります。挫折を防ぐには、原因を時間不足、開始レベルの不一致、復習不足、教材の重複の四つに分け、それぞれ別の修正を入れます。
注意点1|ページ数を進捗指標にしない
説明が多いページと演習中心のページでは負荷が違います。ページ数だけで予定を立てると、難しい章で崩れます。例題数を単位にし、さらに「初見正解」「解説後再現」「翌日再現」「保留」の状態を付けてください。進捗は読んだ範囲ではなく、翌週も再現できる例題の数で見ます。
注意点2|きれいなまとめノートを作りすぎない
紙面が丁寧なため、それを写し直すだけで達成感を得やすい教材です。しかし入試で必要なのは、問題文から使う考え方を選ぶ力です。ノートは、誤った第一手、見落とした条件、次回の確認質問だけに絞り、説明そのものは本へ戻れるようにページ番号を付けます。
注意点3|複数の網羅系を同時に全範囲進めない
NEW ACTION LEGEND、青チャート、Focus Goldのどれも総合参考書として広い範囲を扱います。比較のために三冊を買っても、同じ典型問題を別表現で繰り返し、過去問へ進む時間が減ることがあります。主教材は一冊にし、他教材は学校指定、説明の補助、特定単元の演習という限定した役割にします。
注意点4|動画視聴を学習時間の中心にしない
全例題動画は強力な補助ですが、受け身の視聴が増えると、答案を書く時間が減ります。動画を見る前に自分の第一手を残し、視聴後は同じ時間以上を白紙再現へ使ってください。倍速で本数を稼ぐより、一本見た後に手を動かして再現する方が、解法選択の記憶が残ります。
計画した例題数、当日再現できた数、翌日再現できた数、週末に混合して解けた数を記録します。翌日再現率が低ければ新規量を減らし、週末だけ落ちるなら復習間隔を短くします。
📚 用語解説
教材の完了基準:最終ページへ到達したことではなく、選んだ必須例題について、単元名や解法名のヒントなしで方針を立て、必要な条件を落とさず答案を作り、時間を空けても再現できる状態を指します。志望校の過去問で同じ知識を使えるかまで確認すると、教材内だけの暗記を防げます。











学校で青チャートも配られています。NEW ACTION LEGENDを買ったら、両方を毎日進めるべきですか?











二冊の役割を分けよう。例えば主教材を学校指定の青チャートにし、説明が分からない単元だけ別教材を参照する、またはNEW ACTION LEGENDを主教材にし、学校課題は提出範囲だけ行う。網羅系を二冊とも最初から完走する計画は、復習と過去問の時間を圧迫しやすいよ。
青チャート・Focus Gold・FRONTIERとの違いを公式情報で比較
比較では「どれが最強か」ではなく、出版社が何を前面に出しているかを見ます。改訂版数学I+Aの公式情報では、NEW ACTION LEGENDは本体676頁、青チャートは696頁、Focus Gold 6th Editionは752頁です。ただし、頁数は版面、解答の分冊、コラムの量で変わるため、問題数や難度の順位を直接示す数字ではありません。自分が理解しやすい例題ページを実物や公式サンプルで比べてください。
| 教材 | 公式が示す中心設計 | 数学I+Aの現行公式仕様 | 選ぶときの確認点 |
|---|---|---|---|
| NEW ACTION LEGEND | 思考のプロセス・特講・思考の戦略 | 本体676頁+解答608頁・2,350円 | 第一手の考え方を詳しく読みたいか |
| 青チャート 改訂版 | 必須問題を系統別に配列・全例題動画 | 696頁+解答448頁・2,310円 | 学校採用や既存の進度と合わせやすいか |
| Focus Gold 6th | マスター編+チャレンジ編+実戦編・全例題動画 | 752頁+解答496頁・2,310円 | 段階別の発展演習まで一冊で管理したいか |
| NEW ACTION FRONTIER | 教科書内容の理解を重視 | 本体576頁+解答533頁・2,250円 | LEGENDより基礎理解を優先すべきか |
NEW ACTION LEGENDと青チャートの違い
青チャートの公式ページは、教科書レベルの日常学習から大学入試対策まで必須問題を効果的に配列し、似た系統の同じタイプの例題がまとまるため探しやすい点を示しています。改訂版数学I+Aには全例題の解説動画907本が付属すると案内されています。一方、NEW ACTION LEGENDは解答へ至る思考の可視化と分野横断の戦略を前面に出します。学校の進度や問題タイプの検索性を重視するなら青チャート、第一手の選び方を読み解きたいならLEGEND、という比較軸が立ちます。
青チャートを既に持っている人は、買い替え前に既存記事の青チャートのレベルと挫折しない使い方で、今の問題が教材の説明不足なのか、復習設計の不足なのかを切り分けてください。教材を替えても、白紙再現と再テストがなければ同じ場所で止まります。
NEW ACTION LEGENDとFocus Goldの違い
啓林館はFocus Gold 6th Editionを「高校数学のすべてがつまった1冊」とし、教科書レベルから大学入試対策までの重要問題を網羅するマスター編、難関大学や医学部を目指す生徒向けのチャレンジ編・実戦編、全例題の動画を特徴として示しています。発展段階まで編の区分で管理したい人はFocus Gold、例題間の類比・対比や思考の過程を中心に学びたい人はLEGENDの紙面を比べると判断しやすくなります。
NEW ACTION LEGENDとNEW ACTION FRONTIERの違い
同じ東京書籍のFRONTIERは、公式に「教科書の内容理解に重きを置いた参考書」と説明されています。LEGENDの例題で定義や基本事項から読み直す時間が長い人は、ブランドの上位・下位という見方ではなく、現在の課題が基礎理解か入試思考かで選んでください。基礎を短期間で固めてからLEGENDの必要例題へ移る二段階も可能です。
解説の丁寧さを重視して別の総合参考書も検討する場合は、総合的研究数学の使い方|レベル・向いている人・挫折しない勉強法も比較材料になります。比較記事を読むときは、版、科目、価格、頁数の出典が現行公式情報かを確認してください。











結局、一番難しい本や一番分厚い本を選べば、到達レベルも高くなるのでしょうか?











本の最大到達点より、自分が再現できる例題の割合が重要だよ。頁数は設計の違いも含むから、単純な難度ランキングにはできない。公式サンプルの同じ単元を見て、第一手を理解できるか、翌日再現できるか、学校課題と両立できるかで選ぼう。
いつから始めていつまでに終える?週単位の学習計画
開始時期は学年だけで決めず、志望校の過去問へ移る時期から逆算します。網羅系参考書は、入試直前まで全範囲を埋め続けるための本ではありません。主要単元の必須例題を仕上げ、過去問で不足が見えたら該当章へ戻る往復型にします。受験学年なら、毎週の新規例題と復習例題を分け、過去問開始日を先にカレンダーへ置いてください。
| 期間 | 新規学習 | 復習 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 第1週 | 診断して必須例題を選ぶ | 当日・翌日再現 | 開始レベルが合うか |
| 第2〜4週 | 単元ごとに例題を進める | 週末に混合テスト | 新規量が多すぎないか |
| 第5〜8週 | 弱点単元と標準例題 | 失敗原因別に戻る | 別単元でも方針を選べるか |
| 以後 | 過去問で判明した不足のみ | 時間内答案を再現 | 志望校形式で使えるか |
一日の単位は「新規例題」と「復習例題」を分ける
一日の予定に新規だけを並べると、遅れた日に復習が消えます。最初から学習時間を新規、当日再現、翌日再テストに分けてください。例えば60分なら、最初の10分で前日の再テスト、次の35分で新規例題、最後の15分で白紙再現というように、復習枠を先に固定します。例題数は難度と可処分時間に応じて毎週調整し、万能な日量を作らないことが大切です。
週末は単元名を隠した確認テストにする
章の直後は使う公式が予測できるため、実力を高く見積もりがちです。週末は今週と先週の例題を混ぜ、単元名や解法名を見ずに方針を選びます。正解でも、偶然式が合っただけなら未完了です。なぜその方針を選んだか、別解を使わなかった理由まで短く説明できれば、思考の定着を確認できます。
過去問へ移った後も、辞書として戻る
本書を終えてから過去問へ行くのではなく、主要単元が整った段階で志望校の問題を試します。そこで図形と方程式の処理、確率の数え上げ、数列の漸化式など具体的な不足が見えたら、その章の例題へ戻ります。過去問が診断、本書が修復という関係にすると、入試に出ない範囲へ時間を使いすぎません。
睡眠や復習を削らず、①既に解ける例題を飛ばす、②発展問題を保留する、③新規量を減らす、④志望校で優先度の低い単元を後ろへ送る、の順で調整します。











予定より遅れたら、解説を読んで理解できた問題は「完了」にして先へ進んでもよいですか?











読んだ直後の理解だけでは完了にしない。遅れたときは問題を減らし、残した問題の白紙再現を守る。発展問題を保留するのはよいけれど、必須例題の復習を削ると土台が空洞になる。翌日再現と週末の混合テストを通った問題だけを完了にしよう。
1冊で十分?終えた後の参考書・過去問への進み方
「この一冊で十分か」は、大学名だけで一律に答えられません。入試では大学・学部・方式によって範囲、問題形式、記述量、制限時間が異なるからです。出版社が難関校向けと説明していても、特定大学の合格点を一冊で保証するものではありません。本書の必須例題が仕上がったら、志望校の過去問を解き、知識不足、方針選択、計算速度、答案表現のどこが不足するかを測って次の一冊を決めます。
終了判定1|必須例題を時間を空けて再現できる
解説を閉じた直後だけでなく、翌週に問題文だけを見て方針と答案を再現できることが第一条件です。すべての別解や発展問題を暗記する必要はありません。自分が選んだ必須例題について、条件、方針、主要式、結論を説明できるかを確認します。
終了判定2|単元を混ぜても解法を選べる
章ごとの演習では、二次関数の章なら平方完成、確率の章なら数え上げという予測が働きます。複数章を混ぜたテストで、使う定義と方針を選べるかを確認してください。ここで失敗するなら、新しい難問集へ進むより、例題の着眼点を比較し直す方が効果的です。
終了判定3|過去問の失点理由を分類できる
過去問を解き、知らない定理だったのか、知っていたが選べなかったのか、計算が遅かったのか、記述が不足したのかを分類します。知識不足なら本書の該当章へ戻り、演習量不足なら同レベルの類題、形式対応が不足するなら過去問演習を増やします。「難しかった」だけでは次の教材を選べません。
- 過去問・答案練習: 時間・記述で失点する段階
- 不足単元の補強: 過去問で知識不足が見えた段階
- 例題の着眼点を比較: 混合問題で方針を選べない段階
- 本書の必須例題を復習: 時間を空けると再現できない段階
難関校向け参考書を終えたことと、志望校の出題形式で合格点を取れることは同じではありません。年度別の過去問で時間配分と答案を確認し、必要なら大学別・分野別の演習を追加してください。











本書を最後まで終えたら、すぐにもっと難しい問題集へ進むのが正解ですか?











先に過去問で診断しよう。足りないのが知識なら本書へ戻り、初見問題の演習量なら類題を足し、時間配分や記述なら過去問を続ける。次の本を買うこと自体は成長ではない。志望校の問題で失点原因が分かってから、必要な役割だけ追加するんだ。
NEW ACTION LEGENDは「普通の対策」では受からない
断言します。NEW ACTION LEGENDを買い、学校の授業や映像を受けながら「空いた日に進める」という普通の対策だけでは、志望校に受かるのは厳しいです。本書が悪いのではありません。改訂版数学I+Aだけで本体676頁・解答編608頁あり、例題では答えだけでなく思考のプロセスを読み、当日、翌日、週末に再現する必要があります。どの例題を選び、いつ復習し、いつ過去問へ移るかまで決めなければ、丁寧な解説を「読んだ」だけで受験日を迎えるからです。
本記事で整理したように、成果へつながる条件は、開始レベルの診断、第一手の言語化、白紙再現、単元を混ぜた週末テスト、過去問からの戻り学習です。単元ごとに負荷が違うため、全員同じ日量では進みません。さらに、翌日再現できなければ新規量を減らすなど、毎週の結果に応じた修正が必要です。教材を渡すだけ、授業を見せるだけでは、この実行と修正の連鎖までは保証されません。
①授業で情報を得ても行動は変わらない ②全員同じ指導は偏差値50に収束する ③週1指導では変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書だけでは、完了判定が自分に甘くなる
独学では、解説を読んで納得した瞬間にその例題を完了へ移しやすく、翌日再現や週末の混合テストが後回しになります。これは限界①「情報を得ても行動は変わらない」が当てはまる状態です。豊富な情報を持つ本ほど、読むことと解けることの差を毎日測る仕組みがなければ、進捗だけが先へ進みます。
映像授業・アプリだけでは、視聴が演習の代わりになる
映像は理解を助けますが、再生完了は白紙再現の完了ではありません。全員共通の配信順やおすすめ問題は、教科書計算で止まる人、第一手で止まる人、過去問の時間配分で止まる人を同じ負荷で扱いがちです。限界①と②が重なり、見た本数は増えても、自分の失点原因に合う行動へ変わらないことがあります。
集団授業の大手予備校でも、個別の復習量までは決められない
質の高い授業でも、同じ講座を受ける生徒に同じ速度で内容を提供する構造は変わりません。NEW ACTION LEGENDのどの単元を飛ばし、どの例題を翌日も解き、いつ過去問へ接続するかは生徒ごとに違います。限界②のため、授業内容が分かっても、自分の基礎完成度に合わせた日々の配分は別に設計する必要があります。
一般的な個別指導塾でも、週1回では学習記録の修正が遅い
週1回の授業日に進捗を確認するだけでは、月曜日に再現できなかった例題の修正が次の面談まで遅れます。その間も新規範囲を進めれば、未定着が積み上がります。これは限界③です。参考書学習は毎日発生するため、日々の達成度と週ごとの確認テストをつなぎ、遅れた瞬間に新規量を変える管理が必要です。
だから鬼管理専門塾しかない——これが消去法から導かれる結論です。教材の説明を増やすだけでなく、現在地と志望校から例題を選び、日量を数値化し、毎日の達成度と毎週の確認テストで計画を修正する。NEW ACTION LEGENDの「思考のプロセス」を実際の得点へ変えるには、この実行管理まで一体にする必要があります。











確かに、本を買うたび最初の一週間は進むのに、復習が増えると予定が崩れていました。











教材選びだけでなく、毎日何題を新規にし、何題を再テストし、未定着なら翌日をどう変えるかまで決める必要がある。意志の強さに任せず、結果を見て計画を修正する仕組みを持つことが、分厚い網羅系を得点へ変える条件なんだ。
鬼管理専門塾の特徴
例題番号、新規と復習の題数、白紙再現の期限まで数値で示し、今日の行動を明確にします。
基礎完成度、志望校、学校課題、使っている版を確認し、取り組む単元と保留する問題を個別に設計します。
毎日の達成度を確認し、毎週の確認テストで思考と答案の再現を測り、翌週の新規量を修正します。
採用率0.6%の専属講師が伴走し、講師満足度アンケート1,524件の実績を公開しています。
大学受験(学部特化を含む)、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開しています。
LINEで質問でき、無料説明会(Zoom・保護者同席可)と資料請求で指導内容を事前に確認できます。
❶1日単位の数値化した学習指示——今日の例題と復習期限を決める
鬼管理専門塾では、「数学を勉強する」ではなく、例題番号、新規題数、翌日再テストの対象など、その日に行う学習を1日単位で数値化して指示します。いつ・何を・どこまで行うかを曖昧にしません。
NEW ACTION LEGENDは情報量が多いため、日量の曖昧さがそのまま挫折につながります。新規例題と白紙再現を別枠にし、今日の終了条件まで決めることで、解説を読んだだけの進捗を防ぎます。
❷生徒ごとの個別行動プラン——使う版と志望校から範囲を絞る
生徒ごとの現在地、志望校、学校課題、手元の教材と版を確認し、取り組む単元、先に戻る基礎、後回しにする発展問題を分けた個別行動プランを作成します。全員に同じ一周計画は渡しません。
教科書計算で止まる人と、標準例題の第一手で止まる人では、同じ本でも使う場所が違います。開始レベルと過去問の失点原因を計画へ反映し、本の最大範囲ではなく本人に必要な範囲へ絞ります。
❸毎日・毎週の管理と確認テスト——「分かった」を再現で測る
毎日の実行状況を確認し、毎週の確認テストで定着度を測ります。合格ラインに届かなければ追加課題を出し、翌週の計画を分析・修正するため、未定着のまま新しい章へ進み続けません。
本書の思考のプロセスは、翌週も問題文だけから方針を出せて初めて使える知識になります。読了ページではなく、混合テストでの再現を基準にすることで、周回数だけ増える学習を防ぎます。
❹採用率0.6%の専属講師——教材の質問で終わらない伴走
講師は採用率0.6%の選考を通過した専属講師陣で、公式には講師満足度アンケート1,524件の実績が公開されています。指導日だけ答えを教えるのではなく、行動プランと実行管理を担当します。
例題で止まった原因が定義、方針、計算、復習のどれかを切り分け、教材変更が必要なのか、同じ例題の再現が必要なのかを判断します。新しい参考書を増やす前に、今の一冊の使い方を修正できます。
❺大学受験・英語資格の専門コース——志望方式から逆算する
大学受験は学部特化を含むコースに加え、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。目標に応じて必要な行動計画を設計します。
数学参考書の学習も、一般選抜の記述数学、共通テスト利用、総合型選抜との科目配分では使える時間が異なります。受験方式全体から数学に割く日量を決めることで、一冊だけに時間を使いすぎるのを防ぎます。
❻LINE質問対応・無料説明会・資料請求——始める前に計画を確認する
授業がない日もLINEで質問でき、学習中の疑問を次の週まで放置しません。無料説明会はZoomで行え、保護者同席も可能です。資料請求とあわせ、指導内容を確認してから判断できます。
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まとめ|NEW ACTION LEGENDは「思考を再現する」参考書
| 判断項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 本書の役割 | 教科書の定義・典型例題から入試問題へ、思考の順序をつなぐ総合参考書 |
| 向いている人 | 基本計算はできるが、初見問題の第一手や解法選択で止まる人 |
| 向かない人 | 定義・基本計算から止まる人、復習時間を取れず全問を急いで眺める人 |
| 使い方 | 自力で試す→思考の差を特定→白紙再現→翌日・週末に混合テスト |
| 他教材との比較 | 頁数や評判ではなく、公式サンプル、学校課題、説明の相性で選ぶ |
| 終了基準 | 必須例題を時間を空けて再現し、過去問の失点原因を分類できる状態 |
NEW ACTION LEGENDの価値は、分厚さや難関校向けというラベルではなく、解答の背後にある思考を自分の判断と比べられる点にあります。購入前に科目と版を確認し、教科書の基本問題で開始レベルを診断してください。始めた後は、読んだ頁数ではなく、翌日と週末に再現できた例題数を記録します。
青チャートやFocus Goldなど別の網羅系を同時に全範囲進める必要はありません。主教材を一冊にし、学校課題、補助説明、過去問という役割を分けます。主要例題が仕上がったら早めに志望校の過去問へ進み、知識、方針、計算、記述のどこで失点したかを分類し、不足単元だけ本書へ戻ってください。
よくある質問
Q. NEW ACTION LEGENDは数学が苦手でも使えますか?
A. 苦手の原因によります。教科書の定義と基本計算は追えるものの、例題の第一手や解法選択で止まる人には、思考のプロセスが役立ちます。定義、公式の意味、基本計算から頻繁に止まる場合は、教科書や基礎寄りの教材を先に置き、基本例題を自力で解ける状態を作ってから使う方が進みます。
Q. NEW ACTION LEGENDは何周すればよいですか?
A. 一律の周回数ではなく、接触ごとの目的を変えてください。初回は診断、当日は解説との差を特定して白紙再現、翌日は短期再テスト、週末は複数単元を混ぜた確認にします。翌週も方針と答案を再現できた問題は間隔を空け、失敗した問題だけ原因別に戻します。
Q. 解説動画を見るだけでも効果はありますか?
A. 理解の入口には有効ですが、視聴だけでは自力で解法を選ぶ練習になりません。見る前に自分の第一手を残し、見た後は本と画面を閉じて答案を再現し、翌日もう一度問題文だけで解いてください。視聴本数ではなく、時間を空けても再現できた例題数を記録します。
Q. 青チャートとNEW ACTION LEGENDはどちらがおすすめですか?
A. 学校で指定されている教材、説明の相性、学習目的で決めます。青チャートは公式に、教科書レベルから大学入試対策までの必須問題を系統別に配列する点を示しています。LEGENDは思考のプロセスや分野横断の戦略を前面に出します。公式サンプルの同じ単元を比べ、翌日再現しやすい方を主教材にしてください。
Q. Focus Goldとの違いは何ですか?
A. Focus Gold 6th Editionは、教科書から入試までのマスター編に加え、難関大学・医学部向けのチャレンジ編・実戦編を公式の特徴としています。LEGENDは例題の思考過程、特講、思考の戦略編が中心です。頁数の多さで優劣を決めず、段階構成と説明の相性、学校課題との両立で選びます。
Q. NEW ACTION LEGEND一冊で難関大学に合格できますか?
A. 一冊の完了だけで合格を断定することはできません。大学・学部・方式ごとに出題範囲、形式、時間、記述量が異なるためです。必須例題を時間を空けても再現できたら過去問を解き、知識、方針、計算、記述の不足を分類し、必要に応じて分野別演習や大学別対策を追加してください。
Q. 別の問題集も同時に買う必要がありますか?
A. 最初から複数の網羅系を並行する必要はありません。主教材を一冊にし、まず選んだ必須例題を再現できる状態にします。その後、過去問で演習量不足や特定分野の弱点が見えたときに、役割が重ならない問題集を追加します。学校課題がある場合は、その範囲と重複する例題を調整してください。
Q. 旧版を持っています。改訂版へ買い替えるべきですか?
A. 学ぶ課程、学校の進度、手元の版で不足する内容を確認して決めます。改訂版数学I+Aは、全例題動画、Let’s Tryや入試攻略の思考のプロセス、よりよい答案などの更新を公式に示しています。ただし、旧版で既に学習が進み、学校教材や過去問と対応できているなら、買い替えによる中断コストも考慮してください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





