
杏林大学の総合政策学部を調べると、偏差値のサイトごとに数字が違って、倍率の記事も学科名がバラバラでした。結局、この学部の難易度はどのくらいなのでしょうか?














先に結論を言います。杏林大学が公表した2026年度入試結果では、総合政策学部の実質倍率は学部計で2.1倍、学科別では法律政治学科1.9倍・経済経営学科2.2倍でした。医学部の13.0倍や保健学部の2.6倍と比べれば低い水準です。ただし方式別に見ると前期3科目型の1.5倍から後期日程の7.0倍まで開きがあり、「どの方式で受けるか」で難易度が大きく変わります。さらに杏林大学は合格最低点を学科×方式ごとに公表しているので、偏差値より確かな目安が使えます。
学科名がバラバラに出てくるのには理由があります。杏林大学総合政策学部は2026年4月に法律政治学科・経済経営学科の2学科を開設し、それ以前の総合政策学科・企業経営学科から名称が変わりました。ネット上の記事には旧学科名のまま更新されていないものが多く残っており、それが混乱のもとになっています。この記事では、公式の2026年度入試結果PDFと2027年度学生募集要項だけを根拠に、学科別・方式別の実質倍率、公表されている合格最低点、2027年度の試験科目と配点、そして医療系大学である杏林大学の中で総合政策学部がどこに位置するのかまでを順に整理します。
目次
- 杏林大学総合政策学部の難易度|2026年度の実質倍率は学部計2.1倍
- 【2026年4月改組】総合政策学部は法律政治学科・経済経営学科の2学科になった
- 学科別の実質倍率|法律政治学科1.9倍・経済経営学科2.2倍
- 方式別の倍率差が大きい|前期3科目型1.4倍に対し後期日程は7.0倍
- 杏林大学は合格最低点を公表している|偏差値より確かな目標得点率
- 2027年度の入試科目と配点|2科目型・3科目型と外部英語検定方式
- 募集人員230名のうち一般選抜系は57名|7割超が総合型・学校推薦型
- 医療系大学のなかの文系学部|医学部・保健学部とは別の入試を戦う
- 外国語学部と迷ったら|同じ井の頭キャンパスの文系学部をどう選ぶか
- 杏林大学総合政策学部は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|杏林大学総合政策学部は方式選びで難易度が変わる
- よくある質問
杏林大学総合政策学部の難易度|2026年度の実質倍率は学部計2.1倍
| 学部 | 志願者 | 受験者 | 正規合格者 | 実質倍率 |
|---|---|---|---|---|
| 外国語学部 | 609人 | 572人 | 498人 | 1.1倍 |
| 総合政策学部 | 462人 | 437人 | 212人 | 2.1倍 |
| 保健学部 | 3,600人 | 3,473人 | 1,359人 | 2.6倍 |
| 医学部 | 3,104人 | 2,954人 | 227人 | 13.0倍 |
杏林大学が公表した2026年度入試結果から、一般選抜と大学入学共通テスト利用選抜を学部単位で集計したのが上の表です。総合政策学部は志願462人、受験437人、正規合格212人で、実質倍率は2.1倍でした。杏林大学全体では志願7,775人・受験7,436人・正規合格2,296人・3.2倍ですから、総合政策学部は大学平均より通りやすい水準にあります。医学部の13.0倍とは同じ大学とは思えないほど差があり、「杏林大学=医療系で難しい」というイメージをそのまま総合政策学部に当てはめるのは正確ではありません。
📚 用語解説
実質倍率:実際に受験した人数を合格者数で割った競争率。出願だけして受験しなかった人を含む志願倍率とは意味が異なる。この記事の倍率は、杏林大学公式PDFが「受験者[B]÷正規合格者[C]」として掲載している値をそのまま使っている。














2.1倍なら、そこまで身構えなくても大丈夫ということでしょうか?














そこは慎重に見てください。2.1倍は一般選抜と共通テスト利用を合算した学部全体の数字で、実際に受ける方式によっては7.0倍になる枠もあります。しかも杏林大学の総合政策学部は同じ人が複数の方式・複数の学科に出願できる仕組みなので、この志願者数と受験者数は「延べ人数」です。学部平均だけを見て安心するのではなく、自分が出す方式の数字まで降りていく必要があります。
学科の改組を確認する → 学科別の倍率を見る → 方式別の倍率差を知る → 公表されている合格最低点で目標得点率を決める → 2027年度の科目と配点に合わせる、という順に進めると、検索で集めたバラバラな情報が一つの受験計画にまとまります。
【2026年4月改組】総合政策学部は法律政治学科・経済経営学科の2学科になった
杏林大学総合政策学部を調べるうえで最初に押さえるべきなのが、学科構成が変わったという事実です。杏林大学の公式学部ページには「2026年4月 法律政治学科・経済経営学科 開設」と明記されており、あわせて「2025年度以前の入学者は総合政策学科・企業経営学科」と注記されています。つまり、いま受験する人が出願するのは法律政治学科と経済経営学科の2学科であり、総合政策学科・企業経営学科という名前で新入生を募集することはもうありません。
| 区分 | 2025年度以前 | 2026年度以降 |
|---|---|---|
| 学科名(1) | 総合政策学科 | 法律政治学科 |
| 学科名(2) | 企業経営学科 | 経済経営学科 |
| 新入生の募集 | 旧学科名で実施 | 新学科名で実施 |
| 旧学科名が残る場面 | — | 3年次編入学・転入学選抜の枠のみ |
| 学べる分野 | 学部として共通 | 軸足は変わるが他分野も履修可能 |
公式の2026年度入試結果PDFを開くと、この改組が数字の上でもはっきり確認できます。一般選抜・共通テスト利用選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜の行は、すべて法律政治学科と経済経営学科に付いています。一方で総合政策学科・企業経営学科の名前が残っているのは3年次の編入学・転入学選抜の行だけです。旧学科にはまだ在学生がいるため編入の受け皿として残っているだけで、高校生が受ける入試の枠ではありません。旧学科名で倍率を紹介している記事を見かけたら、その時点で情報が更新されていないと判断できます。














学科名が変わっただけで、学べる内容や難易度も変わったのでしょうか?














学部としての方向性は「複数分野を組み合わせて学ぶ」で一貫していますが、軸足の置き方が学科名に明示されました。法律政治学科は法律・政治・国際関係・福祉政策、経済経営学科は経済・経営・会計が軸で、どちらもそれ以外の分野を組み合わせて自分のカリキュラムを作れる設計です。そして数字の面では、この2学科で倍率が明確に違います。次の章で具体的に見ていきましょう。
「総合政策学科の倍率」「企業経営学科の偏差値」と書かれた情報は、2025年度以前のデータか、更新されていない記事の可能性が高いです。出願先の判断には、杏林大学公式の入試結果PDFと最新の学生募集要項に載っている法律政治学科・経済経営学科の数字を使ってください。
学科別の実質倍率|法律政治学科1.9倍・経済経営学科2.2倍
学部計2.1倍を学科に分けると差が見えてきます。2026年度の一般選抜と共通テスト利用選抜を合算すると、法律政治学科は志願197人・受験186人・正規合格100人で1.9倍、経済経営学科は志願265人・受験251人・正規合格112人で2.2倍でした。志願者数では経済経営学科が法律政治学科の1.3倍以上を集めており、その分だけ競争も厳しくなっています。募集人員も経済経営学科130名に対して法律政治学科100名と差があり、規模と人気の両方が数字に表れた形です。
| 学科 | 志願者 | 受験者 | 正規合格者 | 実質倍率 | 2027年度の募集人員 |
|---|---|---|---|---|---|
| 法律政治学科 | 197人 | 186人 | 100人 | 1.9倍 | 100名 |
| 経済経営学科 | 265人 | 251人 | 112人 | 2.2倍 | 130名 |
| 学部計 | 462人 | 437人 | 212人 | 2.1倍 | 230名 |














倍率が低い法律政治学科を選んだほうが得ということですか?














倍率だけで学科を決めるのは危険です。1.9倍と2.2倍の差は、受験者186人と251人という母集団の違いから生まれたもので、年度によって簡単に入れ替わります。それに杏林大学は学科併願ができるので、片方だけを選ぶ必要すらありません。優先すべきは「法律・政治を軸にしたいのか、経済・経営を軸にしたいのか」です。数字は志望の順位づけを補強する材料として使ってください。
📚 用語解説
正規合格者:合格発表の時点で合格が確定した人。杏林大学の入試結果PDFの合格者欄はこの正規合格者を指しており、補欠からの繰上合格は含まれない。2027年度学生募集要項には補欠順位の確認方法と繰上合格の通知方法が明記されているため、最終的な合格者は公表値より多くなる年度がある。
この点はとても重要です。公表されている実質倍率は「正規合格者だけで割った値」なので、繰上合格まで含めた実際の競争率はこれより低くなる可能性があります。つまり2.1倍という数字は、受験生にとって最も厳しく見積もった上限値だと理解しておけば十分です。倍率を必要以上に恐れるより、次の章で見る「方式ごとの差」に注目したほうが、出願戦略に直結します。
方式別の倍率差が大きい|前期3科目型1.4倍に対し後期日程は7.0倍
総合政策学部で最も注目すべきなのが、方式による倍率の開きです。2026年度の実績を学科×方式まで分解すると、最も低いのは法律政治学科の共通テスト利用前期3科目型で1.4倍、最も高いのは経済経営学科の一般選抜後期日程で7.0倍でした。同じ学部・同じ学科でも、どの枠に出すかで競争率が5倍近く変わるということです。学部平均の2.1倍だけを見て出願先を決めると、この差を見落とします。
法律政治学科の方式別データ(2026年度)
| 方式 | 募集人員 | 志願者 | 受験者 | 正規合格者 | 実質倍率 | 合格最低点/配点 | 得点率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 一般・前期2科目型 | 20名 | 43人 | 42人 | 25人 | 1.7倍 | 165.0/300点 | 55.0% |
| 一般・前期3科目型 | 15名 | 21人 | 21人 | 14人 | 1.5倍 | 150.0/300点 | 50.0% |
| 一般・後期日程 | 4名 | 33人 | 23人 | 6人 | 3.8倍 | 116.0/200点 | 58.0% |
| 共テ・前期2科目型 | 7名 | 39人 | 39人 | 22人 | 1.8倍 | 120.5/200点 | 60.2% |
| 共テ・前期3科目型 | 3名 | 36人 | 36人 | 25人 | 1.4倍 | 168.9/300点 | 56.3% |
| 共テ・後期日程 | 4名 | 25人 | 25人 | 8人 | 3.1倍 | 145.0/200点 | 72.5% |
経済経営学科の方式別データ(2026年度)
| 方式 | 募集人員 | 志願者 | 受験者 | 正規合格者 | 実質倍率 | 合格最低点/配点 | 得点率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 一般・前期2科目型 | 17名 | 67人 | 63人 | 28人 | 2.3倍 | 168.0/300点 | 56.0% |
| 一般・前期3科目型 | 11名 | 31人 | 30人 | 20人 | 1.5倍 | 166.0/300点 | 55.3% |
| 一般・後期日程 | 3名 | 37人 | 28人 | 4人 | 7.0倍 | 136.0/200点 | 68.0% |
| 共テ・前期2科目型 | 5名 | 45人 | 45人 | 24人 | 1.9倍 | 119.4/200点 | 59.7% |
| 共テ・前期3科目型 | 3名 | 56人 | 56人 | 29人 | 1.9倍 | 169.8/300点 | 56.6% |
| 共テ・後期日程 | 3名 | 29人 | 29人 | 7人 | 4.1倍 | 147.5/200点 | 73.8% |
表を並べると傾向がはっきりします。両学科とも前期日程は1.4〜2.3倍に収まっているのに対し、後期日程は3.1〜7.0倍まで跳ね上がります。理由は募集人員です。後期日程の枠は法律政治学科で一般4名・共通テスト利用4名、経済経営学科で一般3名・共通テスト利用3名しかありません。他大学の結果が出そろった時期に少ない枠へ受験者が集中するため、数字だけが高く出るのです。したがって「後期は難しい大学だ」ではなく、「後期は枠が小さいので倍率が上がる方式だ」と理解するのが正確です。倍率と募集人員を二軸で並べると、枠の大きい前期日程が低倍率のまま残り、枠の小さい後期日程だけが右へ張り出す形がはっきり見えます。
- 前期2科目: 1.7〜2.3倍・37名
- 共テ後期: 3.1〜4.1倍・7名
- 一般後期: 3.8〜7.0倍・7名














前期3科目型が一番倍率が低いのは意外です。科目が多いほうが不利ではないのですか?














科目数が増えると出願者が減るので、結果として倍率は下がりやすいのです。法律政治学科の一般前期は2科目型が1.7倍・3科目型が1.5倍、共通テスト利用前期は2科目型1.8倍・3科目型1.4倍でした。3科目を安定して仕上げられるなら、3科目型のほうが数字の上では有利です。ただし1科目でも大きく崩れると合計点が落ちるので、「3科目を作れる時間が残っているか」が判断の分かれ目になります。
主戦場は募集人員の多い前期日程に置き、共通テスト利用の前期も併せて出す。後期日程は枠が数名なので、前期の結果を待ちながらの上乗せと位置づける。これが2026年度の募集人員と倍率から導ける、無理のない組み立て方です。
杏林大学は合格最低点を公表している|偏差値より確かな目標得点率
杏林大学は「公式偏差値」を公表していません。ネット上に並ぶ偏差値は模試を実施する事業者が受験者集団から算出した相対指標で、母集団や算出方法が違えば値も変わります。その一方で杏林大学は、入試結果PDFのなかで学科×方式ごとの合格最低点と配点を公表しています。これは受験生にとって偏差値よりはるかに実用的な情報です。何点満点で何点取れば合格ラインに届いたのかが、そのまま分かるからです。
| 方式 | 法律政治学科の得点率 | 経済経営学科の得点率 | 目安の読み方 |
|---|---|---|---|
| 一般・前期2科目型 | 55.0%(165.0/300) | 56.0%(168.0/300) | 2科目とも6割弱で合格圏に届いた |
| 一般・前期3科目型 | 50.0%(150.0/300) | 55.3%(166.0/300) | 3科目型は求められる得点率が下がる |
| 一般・後期日程 | 58.0%(116.0/200) | 68.0%(136.0/200) | 枠が小さく最低点も上がる |
| 共テ・前期2科目型 | 60.3%(120.5/200) | 59.7%(119.4/200) | 共通テストは6割が一つの目安 |
| 共テ・前期3科目型 | 56.3%(168.9/300) | 56.6%(169.8/300) | 3科目型は2科目型より低め |
| 共テ・後期日程 | 72.5%(145.0/200) | 73.8%(147.5/200) | 後期の共テ利用は7割超が必要 |
得点率にそろえると全体像がつかめます。一般選抜の前期日程は50〜56%、共通テスト利用の前期日程は56〜60%で合格最低点に達していました。つまり満点近くを取る必要はなく、「6割前後を確実に積む」ことが現実的な目標になります。一方、後期日程は一般で58〜68%、共通テスト利用で72〜74%と一段高くなります。枠が小さいぶん、合格ラインそのものが上がっているのです。前期で決めたいという判断が、この数字からも裏づけられます。
📚 用語解説
合格最低点:合格者のなかで最も低かった総得点。杏林大学は入試結果PDFで学科×方式ごとに配点(満点)とあわせて公表している。ただし総合型選抜・学校推薦型選抜は「非公開」と明記されており、すべての方式で分かるわけではない点に注意する。














合格最低点は年度で動きますよね。この数字をそのまま目標にしてよいのでしょうか?














そのまま合格ラインだと決めつけるのは避けてください。合格最低点は「その年の受験者の中で最後に合格した人の点数」なので、問題の難易度と受験者層で毎年動きます。使い方は2つです。1つは目標設定の下限として、もう1つは過去問を解いたあとの自己採点の物差しとして。前期2科目型で6割を安定して超えられているなら、方向性は間違っていないと判断できます。
この章の得点率は、杏林大学が公表した合格最低点を同じく公表されている配点で割って算出したものです(例:165.0÷300=55.0%)。原数値そのものは大学公表のとおりで、加工しているのは割り算だけです。年度や方式が違う数字を混ぜて比較しないでください。
2027年度の入試科目と配点|2科目型・3科目型と外部英語検定方式
2027年度学生募集要項によると、総合政策学部の一般選抜前期日程は「受験型」と「受験方式」を出願時に組み合わせて選びます。受験型は2科目型か3科目型、受験方式は独自英語方式か外部英語検定方式です。選択科目として使えるのは英語・国語・数学・世界史・日本史・政治経済の6科目で、いずれもマークシート形式。選択科目をどれで解答するかは問題配付後に決められる仕組みになっています。試験日は2月1日と2日で、出願時に選択し、両日とも受験することも可能です。
| 受験型・方式 | 英語の扱い | 選択科目数 | 配点 |
|---|---|---|---|
| 2科目型・独自英語方式 | 選択科目の一つ | 2科目 | 300点満点(1科目100点、高得点科目を2倍換算) |
| 2科目型・外部英語検定方式 | 検定スコアを換算して必須 | 1科目 | 300点満点(換算点と選択科目のうち高得点を2倍換算) |
| 3科目型・独自英語方式 | 必須100点 | 2科目 | 必須100点+選択200点=300点満点 |
| 3科目型・外部英語検定方式 | 換算表で必須100点 | 2科目 | 必須100点+選択200点=300点満点 |
| 後期日程 | 英語・国語がともに必須 | — | 200点満点(1科目100点) |
出題範囲も要項に明記されています。国語は「現代の国語」「言語文化」の内容から近代以降の文章のみが出題され、古文・漢文は範囲外です。数学は「数学Ⅰ」「数学A」まで、世界史は「世界史探究」の中世以降が中心、日本史は「日本史探究」の中世以降が中心、政治・経済は「政治・経済」です。英語は英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲと論理・表現Ⅰ〜Ⅲ。つまり文系科目を中心に、範囲を絞って仕上げれば戦える設計になっています。数学が数学Ⅰ・Aまでという点も、文系志望者にとっては現実的な負担です。
📚 用語解説
みなし得点換算:外部の英語検定スコアを、大学の試験の得点に読み替える仕組み。杏林大学総合政策学部の一般選抜前期日程では、指定された検定のスコアに応じて英語の得点として扱う。対象は2024年4月1日以降に取得した1種類・1回のスコアに限られ、出願締切日までに実施団体の証明書を提出できることが条件と要項に明記されている。














英検を持っていれば、必ず外部英語検定方式のほうが得ということですか?














必ずではありません。判断はスコア次第です。換算表では英検CSE2.0で1728が70点、2304で100点になります。自分の英語の実力を独自試験で何点取れそうか見積もり、換算点のほうが高ければ外部英語検定方式が有利です。さらに2科目型の外部英語検定方式なら当日は選択科目1つだけになるので、得意科目に集中できます。ただし要項には受験型・受験方式の併願はできないと明記されているので、出願前に必ず比べてから決めてください。
📚 用語解説
併願制度:一つの入試で複数の枠に出願できるかどうかのルール。2027年度の総合政策学部一般選抜前期日程は、科目型・受験方式の併願は不可だが、試験日併願・学科併願・他大学併願はいずれも可能と要項に記載されている。共通テスト利用選抜の前期日程では科目型併願も可能とされている。
この併願制度は、倍率の読み方にも直結します。試験日併願ができるということは、同じ受験生が2月1日と2日の両方を受けられるということ。学科併願ができるということは、法律政治学科と経済経営学科の両方に出願できるということです。つまり公式PDFの志願者462人・受験437人は延べ人数であり、実際に受験した「人」の数はこれより少ない可能性があります。倍率を絶対視せず、あくまで規模感の目安として扱ってください。
募集人員230名のうち一般選抜系は57名|7割超が総合型・学校推薦型
倍率や科目より先に知っておくべき事実があります。2027年度学生募集要項に記載された総合政策学部の募集人員は、法律政治学科100名・経済経営学科130名の計230名です。その内訳を見ると、一般選抜と共通テスト利用選抜を合わせた枠は57名しかありません。残りの171名は総合型選抜と学校推薦型選抜で、募集人員全体の約74%を占めます。一般選抜だけを見て「杏林大学の総合政策学部を狙う」と決めると、実は定員の4分の1をめぐる勝負に飛び込むことになります。
| 選抜区分 | 法律政治学科 | 経済経営学科 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 総合型選抜(10月試験) | 29名 | 35名 | 64名 |
| 総合型選抜(11月試験) | 13名 | 18名 | 31名 |
| 総合型選抜(12月試験) | 4名 | 5名 | 9名 |
| 学校推薦型選抜(公募制) | 27名 | 40名 | 67名 |
| 一般選抜(前期・後期) | 19名 | 23名 | 42名 |
| 共通テスト利用選抜(前期・後期) | 5名 | 6名 | 11名 |
| 外国人留学生選抜 | 1名 | 1名 | 2名 |
| 合計 | 100名 | 130名 | 230名 |
📚 用語解説
総合型選抜・学校推薦型選抜:学力試験だけで判定しない選抜区分。杏林大学総合政策学部では総合型選抜を10月・11月・12月の3回、学校推薦型選抜(公募制)を11月に実施する。学校推薦型選抜は出身学校長の推薦と本学への専願が出願条件と要項に明記されており、合格したら必ず入学する意思が必要になる。














一般選抜の枠がそんなに小さいなら、総合型選抜を狙ったほうがよいのでしょうか?














選択肢として真剣に検討する価値があります。ただし学校推薦型選抜は専願、つまり合格したら必ず入学する条件があるので、他大学と比べたい人には向きません。総合型選抜は10月・11月・12月と3回あるので、早い時期から準備できるなら現実的な入口になります。一般選抜を主軸にするにしても、募集人員の構造を知ったうえで「前期日程36名の枠を取りにいく」と自覚して対策するのとしないのとでは、日々の詰め方が変わります。
医療系大学のなかの文系学部|医学部・保健学部とは別の入試を戦う
杏林大学は医学部と保健学部を看板に持つ医療系の大学です。そのなかで総合政策学部と外国語学部は文系の学部として置かれています。この構造を知らずに「杏林大学は医学部が有名だから難しい」と考えると、総合政策学部の実像を見誤ります。2026年度の実質倍率は医学部13.0倍、保健学部2.6倍、総合政策学部2.1倍、外国語学部1.1倍。医学部の一般選抜だけを見れば9.6倍、共通テスト利用選抜に至っては31.5倍で、まったく別の競争が行われています。
| 観点 | 医学部 | 保健学部 | 総合政策学部 |
|---|---|---|---|
| 2026年度の実質倍率 | 13.0倍 | 2.6倍 | 2.1倍 |
| 受験者数 | 2,954人 | 3,473人 | 437人 |
| 正規合格者数 | 227人 | 1,359人 | 212人 |
| 主なキャンパス | 三鷹 | 井の頭(一部は三鷹) | 井の頭 |
| 入試の中心 | 学力試験+二次選考 | 学科ごとの専門志向 | 文系科目中心 |
キャンパスも分かれています。杏林大学公式のアクセスページによると、井の頭キャンパスには保健学部・総合政策学部・外国語学部が置かれ、三鷹キャンパスには医学部と保健学部の看護学科看護学専攻・臨床心理学科が置かれています。井の頭キャンパスは東京都三鷹市下連雀、三鷹キャンパスは同じ三鷹市の新川で、両キャンパスの距離は約1km・徒歩約15分です。同じ市内にありながら別の敷地なので、2027年度学生募集要項でも試験会場の取り違えに注意するよう明記されています。総合政策学部の一般選抜の試験会場は井の頭キャンパスです。
- 外国語: 1.1倍・572人
- 保健: 2.6倍・3473人
- 医: 13.0倍・2954人














医療系の大学で文系学部に進むと、なんとなく肩身が狭そうな気もします。














入試の観点で言えば、総合政策学部は医学部とは完全に別の試験を受ける独立した学部です。井の頭キャンパスには保健学部・外国語学部も同居していて、文系の学生が少数派という環境ではありません。むしろ受験生にとって大切なのは、医学部の倍率イメージに引きずられて「杏林大学は無理だ」と早々にあきらめないことです。数字を分けて見れば、総合政策学部は大学平均より通りやすい水準にあります。
同じ井の頭キャンパスの保健学部は、看護・臨床検査・診療放射線・リハビリテーションなど医療専門職を目指す学部で、入試の設計も学科ごとに大きく異なります。医療系の学部と迷っている人は、杏林大学保健学部の学科別入試科目と2026年度倍率もあわせて確認すると、同じ大学のなかでどの学部が自分に合うかを比較しやすくなります。
外国語学部と迷ったら|同じ井の頭キャンパスの文系学部をどう選ぶか
総合政策学部と最も比較されやすいのが外国語学部です。どちらも井の頭キャンパスにある文系学部で、学べる分野が一部重なるように見えるためです。2027年度学生募集要項では、外国語学部は英語学科・日中韓言語文化学科・観光交流文化学科の3学科で募集人員は計250名。総合政策学部は法律政治学科・経済経営学科の2学科で計230名です。なお日中韓言語文化学科は杏林大学公式サイトで2027年4月開設予定(設置構想中)と案内されており、中国語学科は2026年4月以前の入学者が対象と記載されています。
| 比較軸 | 総合政策学部 | 外国語学部 |
|---|---|---|
| 学科 | 法律政治学科/経済経営学科 | 英語/日中韓言語文化/観光交流文化 |
| 2027年度の募集人員 | 計230名 | 計250名 |
| 学びの軸 | 法律・政治・経済・経営・会計 | 言語と文化、観光・交流 |
| 2026年度の実質倍率 | 2.1倍 | 1.1倍 |
| 2026年度の受験者数 | 437人 | 572人 |
| キャンパス | 井の頭 | 井の頭 |
数字だけを見れば外国語学部のほうが通りやすい水準です。2026年度は志願609人・受験572人に対し正規合格498人で1.1倍。受験者の大半が合格している計算になります。ただしここでも、倍率で学部を決めるのはおすすめしません。外国語学部で学ぶのは言語と文化であり、総合政策学部で学ぶのは法律・政治・経済・経営です。4年間の学びの内容がまったく違います。「入りやすいほう」で選んだ結果、学びたいことと違う学部に進んでしまうほうが損失は大きいはずです。














総合政策学部と外国語学部を両方受けることはできるのでしょうか?














別の学部なので出願自体は可能ですし、どちらも文系科目中心の試験なので対策は重なります。ただし総合政策学部の要項に書かれている「学科併願○」は、あくまで法律政治学科と経済経営学科の併願を指します。学部をまたぐ場合は、それぞれの学部の要項で日程・科目・手続きを個別に確認してください。併願を増やすほど当日の負担も検定料も増えるので、本命を決めたうえで組み立てるのが基本です。
学びたい分野をまず1つに絞る。次に2027年度学生募集要項で両学部の試験日と科目を並べ、同じ日程で重ならないか確認する。最後に2026年度の合格最低点で、自分の得点力がどちらの合格ラインに近いかを見る。この順番なら、倍率に振り回されずに決められます。
杏林大学総合政策学部は「普通の対策」では受からない
結論から言います。杏林大学総合政策学部を目指すなら、授業を受けて分かった気になるだけの「普通の対策」では厳しいです。理由は倍率が高いからではありません。むしろ2026年度の実質倍率は学部計2.1倍と、決して手が届かない水準ではないからこそ、詰めの甘さがそのまま結果に出ます。
本文で見たとおり、この学部は方式ごとに難易度がまったく違います。前期3科目型は1.4〜1.5倍、一方で後期日程は3.8〜7.0倍。合格最低点も、前期3科目型の50.0%から共通テスト利用後期の73.8%まで20ポイント以上開いています。さらに募集人員230名のうち一般選抜と共通テスト利用の枠は57名だけ。つまり「どの方式に、どの得点率で、いつまでに間に合わせるか」を設計し、そこへ毎日の勉強を接続できるかどうかで勝負が決まります。情報を集めることではなく、設計した内容を実行し続ける仕組みが必要です。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、方式ごとの目標得点率に落とし込めない
独学でも要項と入試結果PDFは手に入ります。しかし前期2科目型なら6割弱、共通テスト利用後期なら7割超という方式ごとの合格最低点を、今日の英語と国語の学習量へ翻訳し、遅れが出たときに自分だけで軌道修正し続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動が変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に表れます。
映像授業・アプリだけでは、選択科目の失点原因が残り続ける
映像授業は理解の助けになりますが、視聴後に「政治・経済のどの分野で落としたか」「国語の近代以降の文章でどう読み違えたか」を毎回確認する仕組みではありません。万人向けの講義を受けるだけでは、杏林大学が実際に出題する範囲と、自分の答案に残る失点原因を結ぶ個別の行動計画が弱くなります。
集団授業の大手予備校では、平均的な進度に合わせるしかない
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱うため、2科目型で高得点科目を2倍に伸ばしたい受験生と、3科目型で穴のない得点を狙う受験生に、同じ密度で対応することは困難です。全員同じ指導は平均へ収束するという限界が、方式選択で差がつくこの学部ではそのまま不利に働きます。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行までは追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、前期日程までに英語・国語・選択科目をどう回したかまで追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、失点は同じ場所に残り続けます。














教材の種類よりも、方式を決めて毎日の勉強に落とし込む仕組みのほうが大事なのですね。














そのとおりです。杏林大学総合政策学部の科目も配点も合格最低点も、公式資料を読めば分かります。差がつくのは、その情報を今日解く問題数、復習の範囲、模試後の修正へ変え、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾は、そこを1日単位で設計し、毎週の確認へつなげます。
だからこそ、杏林大学総合政策学部を本気で狙うなら、方式選択と目標得点率を毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、杏林大学総合政策学部の公式要項と入試結果、そして現在の答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは、学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口という固定の六つの特徴を、この学部の対策へどう接続するかを整理します。














管理されるといっても、杏林大学総合政策学部向けには具体的に何が変わるのでしょうか?














まず2科目型か3科目型か、独自英語方式か外部英語検定方式かを、今の得点力から決めます。そのうえで前期2科目型なら6割弱という合格最低点を目標に据え、英語・国語・選択科目のどこを何点上げるかを数値化します。あとは「今日は何をどこまでやるか」を毎日示し、確認テストで定着を確かめる。大学名だけの一般論ではなく、選ぶ方式と失点に合わせて行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
杏林大学総合政策学部で必要な英語・国語・選択科目を、前期日程までの残り日数から逆算して1日ごとの実行量へ落とします。迷う時間を減らし、得点を上げる作業に時間を使えます。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ総合政策学部志望でも、2科目型で得意科目を伸ばす人と3科目型で穴をなくす人では行動が違います。公式の配点と現在の答案を結び、生徒ごとに優先順位を変えた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
共通テスト利用を併願する場合は6割前後、後期日程まで見るなら7割超という目標が変わります。日々の進捗と毎週の確認で、計画の遅れや同じ誤答の繰り返しを早めに修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
近代以降の文章に絞られた国語や、中世以降が中心の世界史・日本史など、杏林大学固有の出題範囲を答案から確認するには指導者側の理解が要ります。専属講師が改善点を行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、総合政策学部の一般選抜・共通テスト利用を一つの計画へまとめられます。英語外部検定を使う場合も、英語資格コースの知見をそのまま活かせます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、どの受験型・受験方式を選ぶべきか、いまの得点率が合格最低点までどれだけ離れているかから相談できます。入会前に管理方法と計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、杏林大学総合政策学部のどの方式を軸にするか、法律政治学科と経済経営学科のどちらを第一志望にするかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
杏林大学総合政策学部の方式選びと学習計画を無料説明会で相談できます
まとめ|杏林大学総合政策学部は方式選びで難易度が変わる
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 学科構成 | 2026年4月から法律政治学科・経済経営学科の2学科。旧学科名の情報は古い |
| 2026年度の実質倍率 | 学部計2.1倍。法律政治学科1.9倍、経済経営学科2.2倍 |
| 方式別の差 | 前期3科目型1.4〜1.5倍に対し、後期日程は3.8〜7.0倍 |
| 偏差値 | 杏林大学は公式偏差値を公表していない。合格最低点で判断する |
| 目標得点率 | 一般前期で50〜56%、共通テスト利用前期で56〜60%が2026年度の実績 |
| 2027年度の科目 | 2科目型・3科目型と、独自英語方式・外部英語検定方式の組み合わせ |
| 募集人員 | 計230名のうち一般選抜系は57名。約74%は総合型・学校推薦型 |
| キャンパス | 井の頭キャンパス。医学部の三鷹キャンパスとは別敷地 |














偏差値の数字を探し回るより、公表されている合格最低点と方式別の倍率を見たほうが、次にやることがはっきりしますね。














それがこの記事の結論です。杏林大学は合格最低点を学科×方式ごとに公表しているので、「何点満点で何点必要か」が分かる珍しい大学です。2026年度は前期3科目型で50.0%、共通テスト利用後期で73.8%。まずは受ける方式を決め、その方式の得点率を目標に据えて、英語・国語・選択科目のどこを上げるかを1つずつ決めていってください。
杏林大学総合政策学部を目指すときは、第三者サイトの偏差値や旧学科名の倍率を一つだけ見て結論を出さないでください。学科構成と入試方式は2027年度学生募集要項、倍率と合格最低点は同じ年度・同じ方式の入試結果PDFで確認し、自分の得点力と照合します。そのうえで、毎日の学習量と確認方法まで決めることが、合格可能性を高める最も再現性のある進め方です。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 難易度・倍率 | 学科別と方式別の実質倍率 |
| 偏差値 | 公表されている合格最低点の章 |
| 学科名 | 2026年4月の改組を扱う章 |
| 入試科目 | 2027年度の科目と配点の章 |
| 他学部との比較 | 医学部・保健学部と外国語学部の章 |
Q. 杏林大学総合政策学部の難易度はどのくらいですか?
A. 2026年度の一般選抜と大学入学共通テスト利用選抜を合わせた実質倍率は、学部計で2.1倍でした。志願462人、受験437人、正規合格212人です。学科別では法律政治学科1.9倍、経済経営学科2.2倍。杏林大学全体の3.2倍より低く、医学部の13.0倍とは大きく異なります。
Q. 杏林大学総合政策学部の偏差値はいくつですか?
A. 杏林大学が公表している公式偏差値はありません。偏差値は模試を実施する事業者が受験者集団から算出する相対指標です。ただし杏林大学は学科×方式ごとの合格最低点と配点を公表しているので、そちらを使うほうが確実です。2026年度は一般選抜の前期日程で得点率50.0〜56.0%、共通テスト利用の前期日程で56.3〜60.3%が合格最低ラインでした。
Q. 総合政策学科・企業経営学科という学科はもうないのですか?
A. 新入生の募集はありません。杏林大学の公式学部ページには2026年4月に法律政治学科・経済経営学科を開設したと記載され、総合政策学科・企業経営学科は2025年度以前の入学者が対象と注記されています。公式の入試結果PDFでも、旧学科名が残っているのは3年次の編入学・転入学選抜の行だけです。
Q. どの入試方式が一番通りやすいですか?
A. 2026年度の実績では、法律政治学科の共通テスト利用前期3科目型が1.4倍で最も低く、次いで一般選抜前期3科目型が1.5倍でした。逆に最も高いのは経済経営学科の一般選抜後期日程で7.0倍です。後期日程は募集人員が3〜4名と少ないため倍率が上がります。主戦場は募集人員の多い前期日程に置くのが現実的です。
Q. 2027年度の一般選抜ではどの科目を使いますか?
A. 前期日程は英語・国語・数学・世界史・日本史・政治経済から選び、2科目型または3科目型を選択します。さらに独自英語方式か外部英語検定方式のいずれかを選びます。国語は近代以降の文章のみ、数学は「数学Ⅰ」「数学A」までが範囲です。後期日程は英語と国語がともに必須で200点満点です。最終確認は杏林大学公式の2027年度学生募集要項で行ってください。
Q. 英検やGTEC、TEAPのスコアは使えますか?
A. 一般選抜の前期日程で「外部英語検定方式」を選べば、みなし得点として利用できます。要項の換算表では、英検CSE2.0スコア2304・GTEC(4技能)1180・TEAP(4技能)309で100点、英検1728・GTEC680・TEAP135で70点に換算されます。2024年4月1日以降に取得した1種類・1回のスコアに限られます。
Q. 総合政策学部はどのキャンパスに通いますか?
A. 井の頭キャンパス(東京都三鷹市下連雀)です。同じキャンパスには保健学部と外国語学部も置かれています。医学部がある三鷹キャンパス(東京都三鷹市新川)とは別の敷地で、両キャンパスの距離は約1km・徒歩約15分です。一般選抜の試験会場も井の頭キャンパスなので、試験当日は会場を取り違えないよう注意してください。
Q. 一般選抜と総合型選抜、どちらを狙うべきですか?
A. 2027年度の募集人員は計230名で、そのうち一般選抜と共通テスト利用選抜は合わせて57名です。残る約74%は総合型選抜と学校推薦型選抜の枠になります。ただし学校推薦型選抜は本学への専願が条件です。他大学と比較したい人は一般選抜、早期から準備できて進学先を確定させたい人は総合型選抜という整理が現実的です。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映
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