
「名古屋大学医学部」って調べると、偏差値67.5という数字と50.0という数字が両方出てきて混乱します。結局どっちが正しいんですか。














両方正しいです。数字で先に答えます。「名古屋大学医学部」は医学科(一般枠・地域枠)と保健学科4学科(看護学・放射線技術科学・検査技術科学・理学療法学・作業療法学)をあわせた6区分の総称で、偏差値はこの中で50.0〜67.5まで開きます。医学科は67.5、保健学科は学科によって50.0から55.0。共通テスト得点率も65%から92%まで幅があります。倍率は前期・後期を合算した医学部全体で、志願605人・受験469人・合格232人の2.0倍。この記事では「医学部」という1つの言葉の中身を区分ごとに分解し、医学科と保健学科でどれだけ準備が違うかを公式データと河合塾データで整理します。
「名古屋大学医学部 偏差値」で検索すると、医学科の67.5だけが出てくるサイトと、保健学科を含めた50.0という数字が出てくるサイトが混在します。どちらも間違いではなく、見ている区分が違うだけです。本稿は大学受験パスナビ(旺文社)掲載の河合塾データ(更新日2026-09-09)と、名古屋大学の入試結果データの2つだけを使い、どの数字がどの区分のものかを毎回明示します。医学科と保健学科を混同したまま「医学部は倍率2.0倍だから入りやすい」と判断すると、医学科志望者は準備量を大きく見誤ります。
目次
- 「名古屋大学医学部」は何を指す?6区分で偏差値が最大17.5違う
- 医学科(一般枠・地域枠)は偏差値67.5・共通テスト86%で並ぶ
- 保健学科4学科は偏差値50.0〜55.0。学科ごとに5ポイント差がある
- 共通テスト得点率は65%〜92%。学科・方式で最大27ポイントの差
- 医学部全体の倍率は2.0倍。志願605人・受験469人・合格232人
- 前期は医学科+保健学科の545人、後期は医学科のみ60人
- 医(一般枠)後期は偏差値欄が空欄。分かるのは共通テスト92%だけ
- 医学科と保健学科、対策が変わる理由を偏差値階層で見る
- 偏差値と共通テスト得点率から逆算する準備の順番
- 名古屋大学医学部は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|名古屋大学医学部は「医学科」と「保健学科」で分けて考える
- よくある質問
「名古屋大学医学部」は何を指す?6区分で偏差値が最大17.5違う
| よく調べられていること | 公式・河合塾データの答え | 出典 |
|---|---|---|
| 「医学部」は何を指すか | 医学科(一般枠・地域枠)と保健学科4学科(看護学・放射線技術科学・検査技術科学・理学療法学・作業療法学)の計6区分 | 大学受験パスナビ掲載 河合塾データ |
| 偏差値はどれくらいか | 医学部全体で50.0〜67.5。医学科67.5、保健学科は学科により50.0〜55.0 | 同上(更新日2026-09-09) |
| 共通テスト得点率はどれくらいか | 医学部全体で65%〜92%。医学科86%、保健学科は学科により65〜71% | 同上 |
| 倍率はどれくらいか | 前期・後期合算の医学部全体で志願605人・受験469人・合格232人、倍率2.0倍 | 名古屋大学 入学者選抜状況 |
この4つの答えに共通するのは、「医学部」という1つの言葉の中に医学科と保健学科という性格の異なる2つの選抜区分が入っている、という事実です。医学科(一般枠・地域枠)は偏差値67.5・共通テスト得点率86%で並び、名古屋大学の全学部の中で最も高い水準にあります。一方の保健学科4学科は50.0〜55.0で、名大の標準的な学部(法学部・経済学部などの60.0)よりむしろ低い水準です。同じ「医学部」を受ける2人でも、医学科志望と保健学科志望では目指す得点水準がまったく違うということです。














保健学科の偏差値が50.0〜55.0って、名大の中では低い方なんですか。医学部なのに意外です。














名大の標準的な学部が偏差値60.0前後なので、保健学科の一部はそれより低い水準にあります。「医学部」という名前の強さと、実際に必要な学力水準が学科によって一致していないのがこの学部の特徴です。だからこそ、医学科を目指すのか、保健学科のどの学科を目指すのかを最初に決めないと、対策の方向がまったく定まりません。
6区分の全体像をつかむ → 医学科(一般枠・地域枠)の水準を知る → 保健学科4学科の違いを知る → 共通テスト得点率の幅を知る → 医学部全体の倍率を知る → 前期と後期の内訳を知る → 医(一般枠)後期の非公表部分を知る → 医学科と保健学科の対策の違いを知る、という順に読むと、「医学部」という言葉の中身が区分ごとに整理できます。
医学科(一般枠・地域枠)は偏差値67.5・共通テスト86%で並ぶ
大学受験パスナビ掲載の河合塾データによると、名古屋大学医学部医学科は、一般枠・地域枠のどちらも前期日程で偏差値67.5、共通テスト得点率86%です。一般枠と地域枠は卒業後の勤務要件など出願条件が異なる選抜区分ですが、偏差値・共通テスト得点率の水準そのものは同じ数字で並んでいます。名古屋大学の他学部(法学部・文学部・教育学部・経済学部はいずれも60.0)と比べても、医学科の67.5は突出して高い水準です。
| 区分 | 方式 | 偏差値 | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|---|
| 医(一般枠) | 前期 | 67.5 | 86% |
| 医(地域枠) | 前期 | 67.5 | 86% |
| 法学部(参考) | 前期 | 60.0 | 78% |
| 経済学部(参考) | 前期 | 60.0 | 79% |
| 理学部(参考) | 前期 | 57.5 | 78% |
出典: 大学受験パスナビ(旺文社)掲載の河合塾データ(第2回全統共通テスト模試ベース、更新日2026-09-09)https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/0490/difficulty/
📚 用語解説
一般枠・地域枠:名古屋大学医学部医学科の前期日程に設けられた選抜区分。地域枠は卒業後に一定期間、地域医療に従事することなどを出願条件とする点で一般枠と異なるが、河合塾データ上の偏差値・共通テスト得点率はどちらも同じ67.5・86%として示されている。出願条件の違いであり、学力水準の違いではない。














医学科は名大の中でも別格の水準なんですね。同じ「名古屋大学」でも学部でこんなに差があるとは。














偏差値で7.5、共通テスト得点率で7〜8ポイントの差です。共通テストで言うと、法学部志望が78%で戦えるところを、医学科志望は86%まで積み上げる必要があります。950点満点で換算すれば76点分の差で、これは1教科分の失点が許されないほどの水準です。まず自分の今の得点率が86%にどれだけ近いかを、模試の結果で確認してください。
保健学科4学科は偏差値50.0〜55.0。学科ごとに5ポイント差がある
医学部保健学科は看護学・放射線技術科学・検査技術科学・理学療法学・作業療法学の4学科(5専攻)で構成されます。河合塾データでは、放射線技術科学・検査技術科学・理学療法学の3学科が偏差値55.0で並び、看護学が52.5、作業療法学が50.0です。同じ保健学科の中でも最も高い学科と最も低い学科で5.0ポイントの差があり、これは医学科67.5との差(12.5〜17.5)よりは小さいものの、決して無視できる幅ではありません。
| 学科 | 方式 | 偏差値 | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|---|
| 保健-放射線技術科学 | 前期 | 55.0 | 71% |
| 保健-検査技術科学 | 前期 | 55.0 | 70% |
| 保健-理学療法学 | 前期 | 55.0 | 70% |
| 保健-看護学 | 前期 | 52.5 | 65% |
| 保健-作業療法学 | 前期 | 50.0 | 65% |
📚 用語解説
保健学科(4学科):名古屋大学医学部のうち、医師ではなく看護師・診療放射線技師・臨床検査技師・理学療法士・作業療法士など医療専門職の養成を目的とする学科群。看護学科、放射線技術科学専攻、検査技術科学専攻、理学療法学専攻、作業療法学専攻の4学科5専攻からなり、医学科とは入試区分も養成する専門職もまったく異なる。














保健学科の中でも放射線・検査・理学療法の3学科がそろって55.0なのは、何か理由があるんですか。














河合塾データ上、この3専攻は共通テスト得点率も70〜71%とほぼ同じ水準で並んでいます。一方で看護学と作業療法学は65%まで下がる。同じ保健学科でも、志望する専攻によって必要な共通テストの得点率が5〜6ポイント変わるということです。「保健学科だから医学科より楽」と一括りにせず、志望専攻ごとの数字をそのまま目標にしてください。
共通テスト得点率は65%〜92%。学科・方式で最大27ポイントの差
医学部全体で見ると、共通テスト得点率は最も低い保健学科(看護学・作業療法学の65%)から最も高い医(一般枠)後期の92%まで、27ポイントの開きがあります。前期日程の医学科は86%、保健学科3専攻は70〜71%、看護学・作業療法学は65%。同じ「医学部」の枠の中に、共通テストで9割近くを求められる区分と、7割弱で足りる区分が並んで存在しているということです。
| 区分 | 方式 | 共通テスト得点率 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 医(一般枠) | 前期 | 86% | 67.5 |
| 医(地域枠) | 前期 | 86% | 67.5 |
| 保健-放射線技術科学 | 前期 | 71% | 55.0 |
| 保健-検査技術科学 | 前期 | 70% | 55.0 |
| 保健-理学療法学 | 前期 | 70% | 55.0 |
| 保健-看護学 | 前期 | 65% | 52.5 |
| 保健-作業療法学 | 前期 | 65% | 50.0 |
| 医(一般枠) | 後期 | 92% | 掲載なし |
出典: 大学受験パスナビ(旺文社)掲載の河合塾データ(第2回全統共通テスト模試ベース、更新日2026-09-09)https://passnavi.obunsha.co.jp/univ/0490/difficulty/
📚 用語解説
共通テスト得点率:大学入学共通テストで獲得した点数を満点で割った割合。河合塾データでは学部・学科・方式ごとの目安の得点率として示されており、医学部医学科のように得点率86%が目安の区分では、6教科8科目でほぼ失点が許されない計算になる。














医(一般枠)後期だけ92%なんですね。前期の86%よりさらに高いのは、なぜですか。














後期日程は募集人員が5人と極めて少なく、より少数の枠を高得点層で争う入試になるため、共通テストの得点率がさらに高くなる傾向があります。ただしこの区分は偏差値欄が河合塾データ上で空欄になっており、偏差値そのものは分かりません。分かっているのは共通テスト得点率92%という一点だけだと理解してください。
医学部全体の倍率は2.0倍。志願605人・受験469人・合格232人
名古屋大学の入試結果データによると、医学部(医学科+保健学科、前期+後期の合算)の志願者数は605人、受験者数は469人、合格者数は232人でした。実質倍率は受験者469人を合格者232人で割った2.0倍です。これは前期日程の医学科(一般枠・地域枠)と保健学科4学科を合算した数字と、後期日程の医学科の数字を足し合わせたもので、医学科だけの倍率、保健学科だけの倍率という粒度には分解できません。
| 項目 | 医学部全体(前期+後期) | 読み方 |
|---|---|---|
| 志願者数 | 605人 | 医学科(一般枠・地域枠)+保健学科4学科の合計 |
| 受験者数 | 469人 | 志願者のうち実際に受験した人数 |
| 合格者数 | 232人 | 受験者のうち合格した人数 |
| 実質倍率 | 2.0倍 | 受験者469人÷合格者232人 |
📚 用語解説
実質倍率:実際に受験した人数を合格者数で割った競争率。名古屋大学医学部は前期日程(医学科+保健学科)と後期日程(医学科のみ)を合算した全体で2.0倍。ただし前期・後期で母集団の性格が異なるため、この2.0倍は「医学部全体の平均像」であり、医学科単独・保健学科単独の倍率ではない点に注意が必要。














医学部の倍率2.0倍って、他の名大の学部と比べてどうなんですか。低く感じます。














数字だけ見ると法学部の2.1倍や経済学部の2.4倍と大差ありません。ただし医学部は共通テスト得点率が86%(医学科)という高い水準の受験者が競い合った上での2.0倍です。倍率が低いから入りやすいのではなく、そもそも高得点層しか出願してこない結果として倍率が抑えられている、と読むのが正確です。倍率だけで難易度を判断しないでください。
なお、名古屋大学の9学部を横並びにした倍率の比較は名古屋大学の学部ランキング(9学部の倍率)で扱っています。本稿は医学部(医学科+保健学科)単体の区分ごとの違いに絞っているため、学部間の順位づけはそちらを参照してください。
前期は医学科+保健学科の545人、後期は医学科のみ60人
医学部全体605人という志願者数は、前期日程545人と後期日程60人に分かれます。前期日程の545人は、医学科(一般枠・地域枠)と保健学科4学科をあわせた合算値で、学科単位にはこれ以上分解できません。一方の後期日程60人は、医学科(一般枠)のみの募集です。つまり、後期日程で医学部を受けられるのは医学科志望者だけで、保健学科は前期日程でしか募集していません。
| 項目 | 前期日程 | 後期日程 |
|---|---|---|
| 対象区分 | 医学科(一般枠・地域枠)+保健学科4学科 | 医学科(一般枠)のみ |
| 志願者数 | 545人 | 60人 |
| 受験者数 | 450人 | 19人 |
| 合格者数 | 227人 | 5人 |
| 実質倍率 | 約2.0倍 | 3.8倍 |
- 前期: 2.0倍・合格227人
- 後期: 3.8倍・合格5人














後期の倍率、3.8倍もあるんですね。前期の約2.0倍よりずっと高い。














後期日程は募集人員がもともと少なく、しかも共通テスト得点率92%という高い水準の受験者が19人しかいない枠を争います。5人の合格枠に19人が挑む3.8倍という数字は、前期日程で不合格になった医学科志望の一部が最後の可能性として挑む構図でもあります。保健学科志望者にとって後期日程は選択肢に入らないので、前期日程に集中する計画で間違いありません。
医(一般枠)後期は偏差値欄が空欄。分かるのは共通テスト92%だけ
河合塾データでは、医学部医学科(一般枠)の後期日程について、共通テスト得点率は92%と示されていますが、偏差値の欄は空欄になっています。前期日程の医学科(一般枠・地域枠)が偏差値67.5と共通テスト得点率86%の両方が示されているのとは対照的です。本稿はここを「非公表」として正直に扱い、偏差値を推測で補うことはしません。
| 区分 | 方式 | 募集人員 | 共通テスト得点率 | 偏差値 |
|---|---|---|---|---|
| 医(一般枠) | 前期 | (前期545人に含む) | 86% | 67.5 |
| 医(一般枠) | 後期 | 60人(志願者数) | 92% | 掲載なし |
- 医学科: 67.5(一般・地域枠)
- 作業療法: 50.0
📚 用語解説
偏差値の掲載なし(河合塾データ):大学受験パスナビ(旺文社)掲載の河合塾データは、模試の志望者データが少ない区分について偏差値を算出せず空欄で示すことがある。名古屋大学医学部医学科(一般枠)後期はこの扱いにあたり、共通テスト得点率92%だけが示され、偏差値は掲載されていない。掲載がない以上、他の区分の数字から推測して書くことはできない。














後期の偏差値が分からないと、対策の目安が立てにくくないですか。














その通りです。だからこそ、後期日程を主軸に計画するのはおすすめしません。分かっている数字は、共通テスト得点率92%と、受験19人に対して合格5人という3.8倍の競争率だけです。前期日程で偏差値67.5・共通テスト86%という明確な目標に向けて準備し、後期日程は「前期で届かなかった場合の追加の挑戦機会」と位置づけるのが現実的な計画です。
医学科と保健学科、対策が変わる理由を偏差値階層で見る
ここまでの数字を階層として積み上げると、医学部の中に3つの水準があることが分かります。最も高いのが医学科(一般枠・地域枠)の67.5、次が保健学科の放射線技術科学・検査技術科学・理学療法学の55.0、最も裾野が広いのが看護学52.5と作業療法学50.0です。この階層の差は、共通テストで必要な得点率の差(86%・70〜71%・65%)にそのまま対応します。
| 階層 | 区分 | 偏差値 | 共通テスト得点率 |
|---|---|---|---|
| 最上位 | 医(一般枠・地域枠) | 67.5 | 86% |
| 中位 | 放射線・検査・理学療法 | 55.0 | 70〜71% |
| 裾野 | 看護学・作業療法学 | 50.0〜52.5 | 65% |
📚 用語解説
偏差値階層:同じ学部の中でも学科・専攻によって偏差値が段階的に異なる構造のこと。名古屋大学医学部は医学科・保健3専攻・看護+作業療法学の3層構造で、層が変わるごとに共通テストで求められる得点率が15〜20ポイント単位で変わる。志望する層を先に決めないと、模試の目標得点率がぶれる。














同じ「医学部」でも、目指す層によって共通テストの目標が全然違うんですね。














その通りです。医学科志望なら共通テスト86%、つまり950点満点なら817点が目安。保健学科の放射線・検査・理学療法なら70〜71%で665〜675点。看護・作業療法なら65%で618点です。同じ模試を受けていても、目指す層によって「あと何点必要か」が150〜200点単位で変わります。まず自分がどの層を目指すのかを最初に決めてください。
一般選抜と学校推薦型選抜のどちらで受けるか、名古屋大学全体での推薦の比重は名古屋大学の穴場学部は?で整理しているので、選抜方式そのものを検討している段階ならそちらも参照してください。本稿は一般選抜(前期・後期)で医学部を受ける前提で数字を整理しています。
偏差値と共通テスト得点率から逆算する準備の順番
ここまでの数字を1本の計画にまとめます。最初にやるべきは、医学科・保健3専攻・看護+作業療法学のどの層を目指すかを決めることです。層が決まれば、共通テストの目標得点率(86%・70〜71%・65%のいずれか)が決まり、そこから模試の得点との差を数値で出せます。医学部は層による得点差が大きいため、志望変更をするなら早いほど軌道修正がしやすくなります。
| 時期 | やること | 医学部で確認する数字 |
|---|---|---|
| 高3春 | 目指す層を決める | 医学科67.5/保健3専攻55.0/看護・作業療法50.0〜52.5 |
| 夏 | 共通テストの目標得点率を確認する | 86%/70〜71%/65%のいずれか |
| 秋 | 模試の得点率と目標の差を出す | 950点満点換算での不足点数 |
| 1月 | 共通テスト本番 | 目標得点率に届いたかを確認 |
| 前期2月 | 前期日程の個別試験 | 医学科・保健学科とも前期で受験可能 |
| 後期3月 | 後期日程(医学科のみ) | 共テ92%が目安。保健学科は募集なし |
📚 用語解説
前期日程・後期日程:名古屋大学医学部医学科の一般選抜には前期日程と後期日程がある。前期日程は医学科(一般枠・地域枠)と保健学科4学科がともに募集するのに対し、後期日程は医学科(一般枠)のみが5人程度を募集する。保健学科志望者にとって後期日程は選択肢にならない。














層を先に決めるのが最初なんですね。偏差値の数字だけ見て焦っていました。














そうです。医学科の67.5を見て「自分には無理だ」と決めつけたり、保健学科の50.0を見て「余裕がある」と油断したりする前に、自分がどの層を目指すのかを決めることが先です。層が決まれば、あとは共通テストの目標得点率との差を埋める作業に集中できます。
名古屋大学医学部は「普通の対策」では受からない
結論から言います。名古屋大学医学部を目指すなら、授業を受けて分かった気になるだけの「普通の対策」では厳しいです。理由は層による得点差にあります。医学科は共通テスト得点率86%、保健学科でも低い層で65%が目安で、どの層でも失点が許される幅が限られています。しかも医学科・保健学科・後期日程という複数の選択肢の中から、自分に合う層を早期に決め、そこへ向けて共通テスト6教科8科目を毎日どの順番でどれだけ進めるかを、点数で管理し続ける必要があります。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、目指す層の判断がつかない
独学でも参考書は手に入ります。しかし医学科67.5・保健3専攻55.0・看護+作業療法学50.0〜52.5という層の違いを踏まえて、今の自分の得点率がどの層に届いているかを毎回自己判断し、遅れを自分だけで修正し続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に表れます。
映像授業・アプリだけでは、共通テスト86%への詰めが甘くなる
映像授業は理解の助けになりますが、視聴後に共通テストの得点率が目標(86%や70%)にどれだけ近づいたかを毎回確認する仕組みではありません。医学科志望なら950点満点で817点という高い基準が必要ですが、自分の答案のどこで失点しているかは、講義を見るだけでは分かりません。
集団授業の大手予備校では、層ごとの目標得点率に合わせにくい
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱います。しかし共通テスト得点率86%を目指す医学科志望と、65%を目指す保健学科志望では、そもそも詰めるべき得点の精度が違います。全員に同じ密度の授業をする設計では、層ごとに異なる「あと何点必要か」という個別の課題に届きません。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行量まで追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、共通テスト6教科8科目を1週間でどれだけ回したかまでは追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、失点は同じ場所に残ります。医学部の層による得点差を埋めるには、その残り方が致命的になります。














教材の種類よりも、自分がどの層を目指しているかを踏まえて今日何をやるかを決め続けられるかが差になるということですね。














そのとおりです。偏差値も共通テスト得点率も河合塾データと公式の入試結果で公表されています。差がつくのは、その数字を今日の問題数と復習量に変え、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾は、医学科・保健学科それぞれの目標得点率への配分を1日単位で設計し、毎週の確認テストで実際に積み上がったかを見ます。
だからこそ、名古屋大学医学部を本気で狙うなら、公式データと河合塾データを毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、名古屋大学医学部の層別データ(医学科67.5・保健学科50.0〜55.0)と現在の得点を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口という固定の6つの特徴を、医学部対策へどう接続するかを整理します。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
名古屋大学医学部で目指す層(医学科86%・保健学科65〜71%)への共通テスト配分を、1日ごとの問題数と復習量へ落とします。何をするか迷う時間を減らし、目標得点率との差を埋める作業に時間を使えます。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ医学部志望でも、医学科志望と保健学科志望では目標得点率が15〜20ポイント違います。河合塾データと現在の得点を結び、生徒ごとに層に合わせた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
共通テストは6教科8科目あり、放置した科目から崩れます。日々の進捗と毎週の確認テストで、8科目の遅れと目標得点率との差を早めに修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
医学部志望者の答案でどこが失点かを見抜くには、層ごとの基準を理解した指導者側の目線が要ります。専属講師が答案の改善点を具体的な行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、医学部の医学科・保健学科どちらの対策も1つの計画にまとめられます。学校推薦型とは要件が違うため、一般選抜前期・後期の要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、共通テストの現在の得点率と、目指す層で必要になる得点率の差から相談できます。入会前に管理方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、共通テストの現在地から目指す層で必要な得点率を逆算し、どの科目から手を付けるかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。














管理されると言っても、名古屋大学医学部向けには具体的に何が変わるんですか。














共通テストのどの教科でどれだけ落としているかを科目別に出し、目指す層(86%・70〜71%・65%)との差を毎週更新します。「今日はどの教科を何問、どこまで復習するか」を数値で決め、確認テストで定着を確かめる。医学部という大学名だけの一般論ではなく、層ごとの目標得点率に沿って行動が変わります。
名古屋大学医学部の目標得点率から必要点を逆算し、無料説明会で相談できます
まとめ|名古屋大学医学部は「医学科」と「保健学科」で分けて考える
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 「医学部」の中身 | 医学科(一般枠・地域枠)と保健学科4学科の計6区分の総称 |
| 医学科の水準 | 偏差値67.5・共通テスト得点率86% |
| 保健学科の水準 | 偏差値50.0〜55.0・共通テスト得点率65〜71%(学科で幅あり) |
| 医(一般枠)後期 | 共通テスト得点率92%。偏差値は掲載なし(非公表) |
| 倍率 | 前期+後期合算の医学部全体で志願605人・受験469人・合格232人、2.0倍 |
| 前期と後期 | 前期は医学科+保健学科、後期は医学科のみ(保健学科は募集なし) |
| 最初の行動 | 目指す層(医学科・保健3専攻・看護+作業療法学)を先に決める |














「医学部だから難しい」で終わらせず、自分が目指す層の数字で考えることが大事なんですね。














それがこの記事の結論です。名古屋大学医学部は医学科67.5から保健学科50.0まで、1つの学部の中に複数の水準が同居しています。倍率2.0倍という数字だけを見ても、どの層を争っているかは分かりません。まず自分が目指す層を決め、その層の共通テスト得点率との差を点数で出す。それが、曖昧な不安を具体的な計画に変える最初の一歩です。
名古屋大学医学部を目指すときは、「医学部」という名前だけで難易度を判断せず、医学科と保健学科、さらに保健学科の中の学科ごとの数字を必ず分けて確認してください。偏差値・共通テスト得点率は大学受験パスナビ掲載の河合塾データ、志願者数・倍率は名古屋大学の入学者選抜状況で、それぞれ同じ年度・同じ区分の数字を確認します。そのうえで自分の得点との差を点数で出し、毎日の学習量まで決めることが、最も再現性のある進め方です。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 「医学部」の中身 | 6区分で偏差値が最大17.5違う章 |
| 医学科の偏差値 | 医学科67.5・共テ86%の章 |
| 保健学科の偏差値 | 保健学科4学科50.0〜55.0の章 |
| 倍率 | 医学部全体の倍率2.0倍の章 |
| 後期日程 | 医(一般枠)後期の非公表部分の章 |
Q. 名古屋大学医学部の偏差値はいくつですか?
A. 大学受験パスナビ掲載の河合塾データでは、医学部全体で偏差値50.0〜67.5です。内訳は医学科(一般枠・地域枠)が67.5、保健学科4学科は放射線技術科学・検査技術科学・理学療法学が55.0、看護学が52.5、作業療法学が50.0です。「医学部」とだけ調べると幅のある数字が出てくるのはこのためです。
Q. 名古屋大学医学部医学科の偏差値・共通テスト得点率はどれくらいですか?
A. 一般枠・地域枠のどちらも前期日程で偏差値67.5、共通テスト得点率86%です(大学受験パスナビ掲載の河合塾データ、更新日2026-09-09)。名古屋大学の他学部(法学部・経済学部などの60.0)と比べても高い水準です。
Q. 名古屋大学医学部保健学科の偏差値はどれくらいですか?
A. 学科によって50.0〜55.0の幅があります。放射線技術科学・検査技術科学・理学療法学は偏差値55.0(共通テスト得点率70〜71%)、看護学は52.5(65%)、作業療法学は50.0(65%)です。同じ保健学科でも志望専攻によって水準が異なります。
Q. 名古屋大学医学部の倍率はどれくらいですか?
A. 前期日程と後期日程を合算した医学部全体で、志願者605人・受験者469人・合格者232人、実質倍率2.0倍でした。ただしこれは医学科と保健学科を合算した数字で、区分ごとの倍率には分解できません。
Q. 名古屋大学医学部医学科(一般枠)後期の偏差値は公表されていますか?
A. 河合塾データでは偏差値欄が空欄で、掲載されていません。分かっているのは共通テスト得点率92%という数字だけです。前期日程の医学科は偏差値67.5・共通テスト得点率86%の両方が示されており、後期日程とは扱いが異なります。
Q. 名古屋大学医学部の後期日程は誰でも受けられますか?
A. 後期日程を実施しているのは医学科(一般枠)のみです。保健学科4学科は前期日程でしか募集していないため、保健学科志望者にとって後期日程は選択肢になりません。後期日程の志願者数は60人、受験者19人、合格者5人で倍率は3.8倍でした。
Q. 医学科と保健学科では対策の違いはありますか?
A. 目標とする共通テスト得点率が大きく異なります。医学科は86%が目安なのに対し、保健学科は学科によって65〜71%です。950点満点で換算すると150〜200点近い差になり、目指す層を早い段階で決めて、その層の目標得点率に向けて計画を立てる必要があります。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映
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