
小樽商科大学の商学部を受けたいのですが、「入試科目」で調べると共通テストの科目数も配点もサイトごとに違って書いてあります。結局、何をどれだけやればいいのでしょうか?














ばらつく理由は単純で、小樽商科大学の一般選抜が「1種類」ではないからです。2027年度は昼間コース前期日程・昼間コース後期日程・夜間主コース前期日程の3つがあり、必要な科目も満点も別物です。昼間前期は共通テスト900点+個別テスト500点の1400点満点、昼間後期は共通テスト900点だけ、夜間主前期は共通テスト600点+個別英語200点の800点満点。この記事では、この3パターンの科目・配点・試験時間・出題範囲・合格最低点を、公式の入学者選抜要項と入試結果だけで確定させます。
小樽商科大学は商学部だけの単科大学です。だから「学部を選ぶ」という発想は使えません。代わりに合否を分けるのは、昼間コースか夜間主コースか、前期日程か後期日程か、そして前期なら英語重視枠と数学重視枠のどちらの配点で拾われるか、という組み合わせです。同じ「小樽商科大学商学部志望」でも、この組み合わせが違えば、共通テストで受ける科目数も、2次試験で解く問題も、必要な得点率もすべて変わります。本稿は科目と配点に完全に絞って、その差を数字で並べます。
なお、偏差値・難易度・学科の人気といった大学全体の話や、昼間コースと夜間主コースの難易度差そのものは、小樽商科大学は難しい?偏差値・数学・学科人気と小樽商科大学の偏差値・倍率は?昼間と夜間主の難易度差で扱っています。ここでは重複を避け、「どの試験で何点分の何を課されるのか」だけを徹底的に整理します。
目次
- 小樽商科大学商学部の入試科目は3パターン|まずコースと日程を確定する
- 昼間コース前期日程の共通テスト900点|5教科以上7科目の内訳
- 昼間コース前期日程の個別テスト500点|英語・数学・国語の時間割と出題範囲
- 英語重視枠230人と数学重視枠50人|出願では選べず、判定は数学重視枠が先
- 昼間コース後期日程は共通テスト900点だけ|調査書50点は同点時のみ
- 夜間主コース前期日程は共通600点+個別英語200点|地歴公民と理科が要らない
- 小樽商科大学商学部の合格最低点|1400点中834点・900点中672点・800点中430点
- 日程別の倍率は志願倍率と実質倍率で逆転する|後期は半数以上が欠席
- どのコース・日程・科目の組み合わせが有利か|教科別の重みで決める
- 小樽商科大学商学部は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|小樽商科大学商学部は配点構造から準備を組み立てる
- よくある質問
小樽商科大学商学部の入試科目は3パターン|まずコースと日程を確定する
| 一般選抜の区分 | 募集人員 | 共通テスト | 個別テスト | 満点 |
|---|---|---|---|---|
| 昼間コース 前期日程 | 280人 | 900点(5教科以上7科目) | 英語・数学・国語=500点 | 1400点 |
| 昼間コース 後期日程 | 70人 | 900点(5教科以上7科目) | 教科・科目の個別テストなし | 900点 |
| 夜間主コース 前期日程 | 20人 | 600点(3教科又は4教科4科目) | 英語のみ=200点 | 800点 |
2027年度入学者選抜要項が示す一般選抜は、この3区分です。夜間主コースには後期日程がありません(要項に「夜間主コース後期日程は実施しません」と明記)。したがって「小樽商科大学の後期」と言えば昼間コースの1本だけを指します。この3つは同じ大学の同じ商学部に入るための試験ですが、共通テストで必要な科目数が7科目と4科目で違い、満点も1400点・900点・800点で違います。科目表を1枚だけ見て準備を始めると、受けもしない科目を仕上げたり、必須科目を落としたりします。














第一志望が同じでも、選ぶ日程によって共通テストで受ける科目数まで変わるということですか?














そこが小樽商科大学の一番大きな分岐点です。昼間コースは前期も後期も「5教科以上7科目」で、地歴公民と理科をそれぞれ1科目以上受けなければ出願資格を満たしません。一方、夜間主コースは「3教科又は4教科4科目」で、地歴公民と理科がそもそも指定科目に入っていません。高2の段階でどちらを軸にするかを決めておくと、理科と社会の学習量が丸ごと変わります。
📚 用語解説
分離分割方式:入学定員を前期日程と後期日程に分け、前期の合格発表・入学手続を先に行い、その後に後期の試験と発表を行う方式。前期に合格して3月15日までに入学手続を完了した場合、後期に出願して受験しても後期の合格者にはならない。小樽商科大学は昼間コースのみこの方式で、夜間主コースの後期日程は実施しない。
① 昼間前期の共通テスト900点の内訳 → ② 昼間前期の個別テスト500点と当日の時間割 → ③ 英語重視枠・数学重視枠の判定順 → ④ 昼間後期 → ⑤ 夜間主コース → ⑥ 合格最低点 → ⑦ 日程別の倍率 → ⑧ どの組み合わせが有利か、の順に読むと、自分が用意すべき科目と点数が最後に1本の計画になります。
昼間コース前期日程の共通テスト900点|5教科以上7科目の内訳
| 教科 | 指定科目 | 配点 |
|---|---|---|
| 国語 | 『国語』 | 200点 |
| 数学 | 『数Ⅰ、数A』又は『数Ⅰ』から1+『数Ⅱ、数B、数C』 | 200点 |
| 外国語 | 『英語』『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』から1 | 200点 |
| 地歴公民・理科・情報 | 3教科の中から得点の高い3科目を採用 | 100点×3科目=300点 |
| 合計 | 5教科以上7科目 | 900点 |
昼間コースの共通テストは、国語200点・数学200点・外国語200点の3教科600点に、地歴公民・理科・情報から得点の高い3科目300点を足した900点満点です。ここで見落とされやすいのが「地歴公民及び理科はそれぞれ1科目以上受験必須、情報は選択可能」という条件です。つまり情報Ⅰだけで300点分を埋めることはできず、社会1科目と理科1科目は必ず受けたうえで、3科目目を地歴公民・理科・情報のどれで取るかを選ぶ形になります。
この配点構造から分かるのは、昼間コースでは「社会と理科の3科目枠300点」が、国語・数学・外国語のどの単独教科よりも重いということです。900点のうち3分の1がここに集中しています。国公立志望者は2次で使う教科に時間を寄せがちですが、小樽商科大学の昼間コースでは、共通テストの社会・理科・情報を捨て科目扱いにした瞬間に総合点が崩れます。3科目目を情報Ⅰで取るのか、理科基礎の組み合わせで取るのか、社会2科目目で取るのかは、高2のうちに決めておきたい選択です。
📚 用語解説
英語のリーディングとリスニングの配点比:小樽商科大学は、共通テストの外国語で英語を選んだ場合、リーディング100点満点とリスニング100点満点の合計200点満点をそのまま利用する。国立大学ではリスニングを4分の1などに圧縮する例もあるが、小樽商科大学は圧縮せず1対1で扱う。また英語を選ぶ場合はリーディングとリスニングの両方の受験が必須である。














リスニングが苦手なので、配点が小さければ後回しにしようと思っていました。














それは危険です。小樽商科大学はリスニングを圧縮しません。リーディング100点とリスニング100点を足した200点をそのまま使います。1対1ということは、リスニングを半分しか取れないと、共通テスト外国語200点のうち50点を最初から失う計算です。900点満点で50点は、地歴公民1科目の半分に相当します。英語は読解と聴解を同じ重さで仕上げてください。
地歴公民の『地理総合/歴史総合/公共』と理科の『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』を選ぶ場合は、出題範囲から2つを選択解答する必要があり、その2つの合計得点(100点満点)をもって1科目の得点とします。また『公共、倫理』と『公共、政治・経済』の組合せは選べません。選択の可否は必ず出願年度の要項で確認してください。
昼間コース前期日程の個別テスト500点|英語・数学・国語の時間割と出題範囲
| 時間 | 教科 | 出題範囲 |
|---|---|---|
| 09:50〜11:30 | 英語 | 英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲを総合して出題/聞き取り・書き取りなし |
| 13:00〜14:40 | 数学 | 第一群か第二群のいずれかを受験時に選択 |
| 15:50〜17:30 | 国語 | 現代の国語、言語文化、論理国語、文学国語、国語表現、古典探究 |
昼間コース前期日程の個別テストは2027年2月25日(木)に、小樽試験場(小樽商科大学)と仙台試験場(仙台大原簿記情報公務員専門学校)で実施されます。英語・数学・国語の3教科を1日で解き、いずれも100分です。朝9時50分に始まり、終了は17時30分。実質的に丸一日の試験で、最後の国語は集中力が最も落ちる時間帯に配置されています。過去問演習を「1科目ずつ別の日にやる」だけで終わらせると、この時間配分に体が慣れません。
📚 用語解説
個別テストの数学 第一群・第二群:第一群は、数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Aの全範囲と、数学Bの「数列」、数学Cの「ベクトル」を総合して出題する。第二群は、数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学Aの全範囲と、数学Bの「数列」、数学Cの「ベクトル」及び「平面上の曲線と複素数平面」を総合して出題する。どちらを受けるかは出願時ではなく受験時に選択する。
数学の第一群・第二群は、小樽商科大学の入試科目で最も見落とされやすい仕組みです。第一群は数学Ⅲを含みませんが、第二群は数学Ⅲと平面上の曲線・複素数平面まで入ります。文系科目で受験する人は第一群、理系範囲まで学習している人は第二群を選べます。重要なのは「受験時に選択する」という点で、出願書類で先に縛られるわけではありません。数学Ⅲまで手を広げるかどうかは、当日どちらの問題で点が取れるかを過去問で確かめてから決められます。














第二群のほうが範囲は広いですよね。それなら第一群を選んだほうが得ではないですか?














範囲の広さだけで決めないでください。判断材料は「どちらの問題で自分が点を取れるか」の一点です。第一群は範囲が狭い分、数列とベクトルの完成度が直接点差になります。第二群は範囲が広い代わりに、数学Ⅲの計算で確実に得点できるタイプなら有利に働きます。両方の過去問を実際に時間を計って解き、得点で比べてから決めるのが唯一の正解です。
個別テストの英語は「聞き取り・書き取りは行いません」と要項に明記されています。2次のリスニング対策は不要です。ただし共通テストの英語はリスニング100点をそのまま使うため、リスニングの練習そのものをやめてよいという意味ではありません。
英語重視枠230人と数学重視枠50人|出願では選べず、判定は数学重視枠が先
| 枠 | 募集人員 | 個別テスト500点の計算方法 |
|---|---|---|
| 英語重視枠 | 230人 | 英語を200点で固定。数学・国語のうち得点の低い教科を2分の1(100点満点)に換算 |
| 数学重視枠 | 50人 | 数学を200点で固定。英語・国語のうち得点の低い教科を2分の1(100点満点)に換算 |
昼間コース前期日程の募集人員280人は、英語重視枠230人と数学重視枠50人に分かれています。ただし要項には「枠を問わず一括して募集を行う」と書かれており、出願時にどちらの枠かを選ぶことはできません。受験者は全員、英語・数学・国語の3教科を200点満点ずつで受けます。そのうえで大学が2段階で判定します。まず数学重視枠の配点基準で上位50人の合格者を決め、次にその50人に含まれなかった受験者の中から、英語重視枠の配点基準で残りの合格者を決定します。














数学が得意なら、数学重視枠のほうにチャンスがあるということですか?














構造としてはそうです。数学重視枠の判定が先に走るので、数学で高得点を取れる受験生は2回チャンスがあることになります。数学重視枠で50人に入れなければ、そのまま英語重視枠の配点で改めて判定されるからです。逆に言えば、数学重視枠だけを狙って英語を捨てるのは危険です。数学重視枠でも、英語・国語のうち高い方は200点のまま使われます。
📚 用語解説
2分の1換算:配点表で*印が付いた教科について、得点の低い方の教科の得点を2分の1に換算する仕組み。英語重視枠なら数学と国語、数学重視枠なら英語と国語が対象で、高い方が200点満点、低い方が100点満点として合算される。その結果、個別テストの合計はどちらの枠でも500点満点になる。
この2分の1換算があるため、個別テストで「苦手1教科の失点」が半分に薄まります。英語重視枠なら、英語200点は必ずフル配点で効き、数学と国語は良かった方が優先されます。3教科すべてを均等に仕上げなくても総合点が作れる設計です。ただし固定される教科(英語重視枠なら英語、数学重視枠なら数学)だけは逃げ場がありません。英語重視枠が230人と大半を占める以上、多くの受験生にとって個別英語200点は減点も換算もされない、最も重い1科目になります。
昼間コース後期日程は共通テスト900点だけ|調査書50点は同点時のみ
| 項目 | 昼間コース後期日程の内容 |
|---|---|
| 募集人員 | 70人(帰国子女入試・私費外国人留学生入試の若干名を含む) |
| 共通テスト | 900点(前期日程と同じ5教科以上7科目) |
| 教科・科目の個別テスト | 課さない |
| 調査書・志願者本人が記載する資料 | 50点満点。合否ラインに同点で並んだ志願者のみ採点 |
| 合格発表 | 2027年3月20日(土) |
昼間コース後期日程には、教科・科目に係る個別テストがありません。合否は共通テストの900点満点で判定されます。調査書と志願者本人が記載する資料は50点満点で用意されていますが、要項には「合否ラインに同点で並んだ志願者のもののみを採点し評価します。よって、志願者全員の調査書及び志願者本人が記載する資料を採点するものではありません」と明記されています。つまり実質的には共通テスト一発勝負です。














2次試験がないなら、後期のほうが準備は楽ということになりませんか?














準備する科目は減りますが、要求水準は上がります。2026年度の後期日程の合格最低点は900点満点で672点、得点率にして74.7%でした。前期日程は1400点満点で834点、59.6%です。後期は個別テストで挽回する手段がないので、共通テストの素点で約75%を作れる人でなければ届きません。「科目が少ない=易しい」ではありません。
📚 用語解説
調査書及び志願者本人が記載する資料:高校が作成する調査書と、志願者自身が活動実績などを記載して提出する書類のこと。小樽商科大学の後期日程では50点満点の評価枠が用意されているが、採点されるのは合否ラインに同点で並んだ志願者の分だけで、出願者全員の書類が点数化されるわけではない。
後期日程でもう一つ重要なのが、共通テストの科目が前期と同じ「5教科以上7科目」だという点です。地歴公民・理科・情報の3科目枠300点も前期と同じで、後期では満点900点に対する割合が3分の1に上がります。前期なら1400点中300点で21%ですが、後期は900点中300点で33%です。同じ3科目でも、後期を受けるかどうかで重みが1.5倍以上変わります。前期で不合格になってから後期対策を始めるのでは間に合わないのは、この配点比のためです。
夜間主コース前期日程は共通600点+個別英語200点|地歴公民と理科が要らない
| 区分 | 夜間主コース前期日程 | 昼間コース前期日程 |
|---|---|---|
| 募集人員 | 20人 | 280人 |
| 共通テスト | 600点(3教科又は4教科4科目) | 900点(5教科以上7科目) |
| 共通の国語 | 『国語』200点 | 『国語』200点 |
| 共通の数学 | 『数Ⅰ、数A』等+『数Ⅱ、数B、数C』又は『情Ⅰ』で200点 | 『数Ⅰ、数A』等+『数Ⅱ、数B、数C』で200点 |
| 共通の地歴公民・理科 | 指定なし(不要) | 3科目枠として300点 |
| 個別テスト | 英語のみ200点(09:50〜11:30) | 英語・数学・国語で500点 |
| 満点 | 800点 | 1400点 |
夜間主コース前期日程は、科目構成が昼間コースとまったく違います。共通テストは「3教科又は4教科4科目」で、国語200点・数学200点・外国語200点の600点満点。地歴公民と理科は指定科目に入っていません。さらに数学の2科目目は『数Ⅱ、数B、数C』と『情報Ⅰ』のどちらでもよく、両方受験した場合は得点の高い方が採用されます。個別テストは英語1科目200点だけで、試験時間は昼間コースと同じ09:50〜11:30の100分です。
📚 用語解説
夜間主コース:夜間を主とした昼夜開講制の授業を履修するコース。小樽商科大学商学部の入学定員50人のうち一般選抜前期日程が20人、学校推薦型選抜が20人、社会人入試が10人で、後期日程は実施しない。昼間コースと同じ商学部だが、募集人員・共通テストの指定科目・配点・卒業までの履修の組み立てが別で、入試データも別に公表される。














理科と社会が要らないなら、夜間主コースを本命にしたほうが合格しやすいのでは?














科目負担は確かに最も軽いです。ただし募集人員が20人しかないため、年によって競争が大きく振れます。2025年度は受験146人に対して合格26人で実質倍率5.6倍、2026年度は受験57人に対して合格27人で2.1倍でした。同じ試験で倍率が2.6倍以上変わっています。「科目が少ないから楽」という理由だけで本命にするのは、この振れ幅を無視した判断です。
もう一つ押さえておきたいのが、夜間主コースにおける英語の比重です。共通テストの外国語200点と個別テストの英語200点を合わせると、満点800点のうち400点、ちょうど半分が英語で決まります。昼間コース前期の英語重視枠でも英語は1400点中400点、29%です。夜間主コースは科目数こそ少ないものの、英語が弱いと逃げ場がまったくありません。「科目が減る」ことと「負担が減る」ことは同じではない、という典型例です。
小樽商科大学商学部の合格最低点|1400点中834点・900点中672点・800点中430点
| 選抜区分 | 配点合計 | 最高点 | 最低点 | 平均点 | 最低点の得点率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 昼間コース前期日程(2026年度) | 1400点 | 1039.0 | 834.0 | 887.8 | 59.6% |
| 昼間コース後期日程(2026年度) | 900点 | 799.0 | 672.0 | 697.9 | 74.7% |
| 夜間主コース前期日程(2026年度) | 800点 | 551.0 | 430.0 | 469.4 | 53.8% |
| 昼間コース前期日程(2025年度) | 1400点 | 1018.5 | 824.0 | 881.0 | 58.9% |
| 昼間コース後期日程(2025年度) | 900点 | 776.0 | 695.0 | 719.8 | 77.2% |
| 夜間主コース前期日程(2025年度) | 800点 | 574.0 | 498.0 | 517.3 | 62.3% |
小樽商科大学は合格者の成績情報を公表しています。日程・コース別に配点合計、最高点、最低点、平均点が出ており、前期日程については共通テストと個別テストの合計点です。2026年度の最低点を得点率に直すと、昼間前期59.6%、昼間後期74.7%、夜間主前期53.8%。この並びが、3つの区分の性格の違いをそのまま示しています。














後期の得点率が74.7%と飛び抜けて高いのはなぜですか。倍率は後期のほうが低いと聞きました。














満点の作り方が違うからです。後期は共通テストの素点だけで900点満点。共通テストは平均点が6割前後に設計されるので、合格ラインが7割台半ばに来ます。一方、前期の1400点には個別テスト500点が入ります。記述式の個別テストは共通テストほど点が伸びないので、合計の得点率は下がって見えます。得点率だけを横並びで比べても、難しさの比較にはなりません。
📚 用語解説
合格者の成績情報(合格最低点):小樽商科大学が毎年公表している、合格者の得点分布に関する公式資料。選抜区分ごとに配点合計・最高点・最低点・平均点を示す。ただし前期日程については共通テストと個別テストの合計点であり、「共通テストのみの得点は公表しておりません」と大学が明記している。共通テストだけのボーダーを断定的に語る情報は公式の裏付けがない。
大学が共通テスト単独の得点を公表していない以上、「共通テストで何点取れば前期に受かる」とは言い切れません。言えるのは、合計834点をどう作るかという組み合わせだけです。下の表は、2026年度の昼間コース前期の合格最低点834点を、共通テストの得点率別に逆算した組み合わせです。公表された合計点からの単純な引き算であり、大学が示したボーダーではない点に注意してください。
| 共通テスト得点率 | 共通テスト(900点満点) | 個別テストで必要な点(500点満点) | 個別テストの必要得点率 |
|---|---|---|---|
| 80% | 720点 | 114点 | 22.8% |
| 75% | 675点 | 159点 | 31.8% |
| 70% | 630点 | 204点 | 40.8% |
| 65% | 585点 | 249点 | 49.8% |
| 60% | 540点 | 294点 | 58.8% |
この表が示すのは、昼間コース前期では共通テストが5ポイント動くたびに、個別テストで必要な得点率が9ポイント前後動くという関係です。共通テストで75%を作れれば個別は3割強で足りますが、60%だと個別で6割近くが必要になります。同じ「合格最低点834点」でも、到達ルートはまったく違うということです。共通テスト後に出願先を決めるとき、この換算表があるかどうかで判断の精度が変わります。
日程別の倍率は志願倍率と実質倍率で逆転する|後期は半数以上が欠席
| 2026年度 一般選抜 | 募集人員 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 | 欠席率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 昼間コース前期日程 | 280人 | 725人 | 657人 | 305人 | 2.2倍 | 9.4% |
| 昼間コース後期日程 | 70人 | 307人 | 147人 | 99人 | 1.5倍 | 52.1% |
| 夜間主コース前期日程 | 20人 | 65人 | 57人 | 27人 | 2.1倍 | 12.3% |
| 一般選抜 合計 | 370人 | 1,097人 | 861人 | 431人 | 2.0倍 | 21.5% |
2026年度の公式選抜状況から実質倍率(受験者÷合格者)を出すと、昼間前期2.2倍、昼間後期1.5倍、夜間主前期2.1倍でした。一般選抜の合計は861人が受験して431人が合格し、2.0倍です。ここで目を引くのが後期日程です。志願者307人を募集人員70人で割った志願倍率は4.4倍ですが、実際に受験したのは147人で、実質倍率は1.5倍まで下がります。志願者の半数以上が、前期で進学先が決まって受験に来ていません。














実質倍率1.5倍なら、後期はかなり入りやすいということですよね。














倍率だけを見ればそう見えますが、同じ年の後期の合格最低点は900点満点で672点、74.7%でした。前期の59.6%より15ポイント高い水準です。欠席する半数は前期で他大学に受かった層で、残るのは共通テストの得点が高い層です。「倍率が下がる」ことと「合格ラインが下がる」ことは別の現象だと理解してください。
📚 用語解説
実質倍率:受験者数を合格者数で割った倍率。志願者数を募集人員で割る「志願倍率」と違い、出願したが受験しなかった人を除いて計算する。分離分割方式の後期日程では、前期で進学先が決まった志願者が受験を辞退するため、志願倍率と実質倍率が大きく離れる。小樽商科大学の2026年度後期日程は志願倍率4.4倍に対し実質倍率1.5倍だった。
年による振れ幅も確認しておきます。2025年度は、昼間前期が受験560人・合格305人で1.8倍、昼間後期が受験193人・合格98人で2.0倍、夜間主前期が受験146人・合格26人で5.6倍でした。2026年度と並べると、昼間前期は1.8倍から2.2倍、昼間後期は2.0倍から1.5倍、夜間主前期は5.6倍から2.1倍へ動いています。募集人員20人の夜間主コースが最も激しく動くのは、母数が小さいためです。倍率は年度で入れ替わる指標なので、「去年の倍率が低かったから」という理由で出願先を決めないでください。
小樽商科大学は経済学科・商学科・企業法学科・社会情報学科の4学科を持ちますが、入試は商学部として一括で行い、学科所属は1年次終了時に本人の希望と1年次の成績で決まります(昼間コースの内訳は経済137人、商学148人、企業法106人、社会情報74人)。そのため学科別の倍率や合格最低点という数値そのものが公表されておらず、存在しません。学科別データを掲げるサイトの数字は公式の裏付けがありません。
どのコース・日程・科目の組み合わせが有利か|教科別の重みで決める
| 教科 | 昼間前期・英語重視枠 | 昼間前期・数学重視枠 | 昼間後期 | 夜間主前期 |
|---|---|---|---|---|
| 英語 | 400点/29% | 300〜400点/21〜29% | 200点/22% | 400点/50% |
| 数学 | 300〜400点/21〜29% | 400点/29% | 200点/22% | 200点/25% |
| 国語 | 300〜400点/21〜29% | 300〜400点/21〜29% | 200点/22% | 200点/25% |
| 地歴公民・理科・情報 | 300点/21% | 300点/21% | 300点/33% | 0点/0% |
| 満点 | 1400点 | 1400点 | 900点 | 800点 |
共通テストと個別テストの配点を教科ごとに合算すると、どの試験がどの教科で決まるのかが一目で分かります。夜間主コースは英語だけで満点の50%、昼間後期は地歴公民・理科・情報の3科目枠が33%を占めます。昼間前期は最も分散していて、どの教科も21〜29%の範囲に収まります。つまり昼間前期は総合力型、昼間後期は共通テストの社会・理科まで含めた広範囲型、夜間主は英語特化型という性格です。
- 昼間後期: 900点中672点
- 昼間前期: 1400点中834点














結局、自分はどの組み合わせを軸に決めればいいのでしょうか。














判断材料は2つだけです。1つ目は「地歴公民と理科を仕上げられるか」。仕上げられないなら昼間コースは出願資格から外れるので、夜間主一択になります。2つ目は「共通テストで75%を作れる見込みがあるか」。作れるなら昼間後期という選択肢が生きますし、届かないなら個別テスト500点で挽回できる昼間前期を軸にする。この2問に答えるだけで、進む道はほぼ決まります。
昼間コース前期を軸にする場合、次に決めるのは個別テストの3教科で誰を主役にするかです。英語重視枠が230人と大多数を占めるため、標準的な戦略は個別英語200点を落とさないこと。そのうえで数学と国語は、良かった方が200点、悪かった方が100点に換算されるので、「両方を70%」より「片方を85%」に寄せた方が総合点は伸びます。数学に自信があるなら、先に判定される数学重視枠50人を狙って個別数学を主役にし、第二群まで含めて解き比べておく価値があります。
小樽商科大学商学部は「普通の対策」では受からない
結論から言います。小樽商科大学商学部を狙うなら、授業を受けて分かった気になるだけの「普通の対策」では届きません。昼間コース前期は共通テスト900点と個別テスト500点の1400点満点で、2026年度の合格最低点は834点。共通テストで70%なら個別テストで204点、40.8%を積む必要があります。しかも個別テストは英語・数学・国語をそれぞれ100分、1日で解き切る試験です。必要なのは情報を集めることではなく、この配点構造に合わせて毎日の学習量を決め、実行し続ける仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、7科目と3教科の優先順位が崩れやすい
独学でも要項と参考書は手に入ります。しかし昼間コースは共通テストで5教科以上7科目、そこに個別テストの英数国が乗ります。地歴公民・理科・情報の3科目枠300点を今週どこまで進めるか、個別英語の演習を何題やるかを毎日決め直し、遅れを自分だけで修正し続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動に変わらない限界と、授業がない日の勉強が本人任せになる限界が同時に出ます。
映像授業・アプリだけでは、個別テストの答案が仕上がらない
映像授業は理解の助けになりますが、視聴後に個別テストの英語100分をどう配分したか、数学第一群の数列で途中式のどこを落としたか、国語の古典探究で根拠をどう取ったかまで毎回確認する仕組みではありません。万人向けの講義を見るだけでは、小樽商科大学の500点分の答案に固有の失点が残り続けます。
集団授業の大手予備校では、枠ごとの戦略まで届きにくい
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱います。個別数学を主役にして数学重視枠50人を狙う受験生と、英語重視枠で個別英語を固定配点として守る受験生では、毎日やるべきことが違います。さらに数学の第一群と第二群のどちらを選ぶかも人によって変わります。平均的な進度に合わせる指導では、この分岐に対応しきれません。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行まで追い切れない
個別指導でも授業が週1回なら、共通テスト7科目と個別3教科を毎日どの順で回したかまでは追い切れません。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、合格最低点834点に届く総合点は積み上がりません。














教材の種類よりも、配点に合わせて毎日の行動が決まり続ける仕組みが要るということですね。














そのとおりです。小樽商科大学の科目と配点は公式要項を読めば全員が同じ情報を得られます。差がつくのは、その1400点なり800点なりの内訳を、今日の演習量と答案の直しに変え、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾は、そこを1日単位で設計して毎週の確認までつなげます。
だからこそ、小樽商科大学商学部を本気で狙うなら、科目情報を毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、小樽商科大学商学部の公式要項の配点と、現在の答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口という固定の6つの特徴を、この記事で整理した配点構造にどう接続するかを示します。














管理されると言っても、小樽商科大学向けには具体的に何が変わるのでしょうか?














昼間前期なら共通テスト7科目と個別英数国、昼間後期なら共通テスト900点、夜間主なら共通4科目と個別英語というように、受ける試験ごとに配分を分けます。そのうえで「今日は何をどこまで進めるか」を数値化し、確認テストと答案で定着を確かめます。大学名だけの一般論ではなく、選んだ日程と失点に合わせて行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
小樽商科大学は昼間前期が1400点、昼間後期が900点、夜間主前期が800点と満点が違います。受ける試験の配点を先に確定させ、共通テストと個別テストの学習量を1日ごとの実行量へ落とします。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ商学部志望でも、個別数学で数学重視枠を狙う人と、地歴公民・理科まで含めて共通テスト75%を目指す人では毎日の中身が違います。公式配点と現在の答案を結び、生徒ごとに優先順位を変えた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
共通テストの地歴公民・理科・情報の3科目枠300点は後回しにされがちです。個別テストの英数国と並行して進め、日々の進捗と毎週の確認で、遅れや同じ失点の繰り返しを早めに修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
個別テストの英語100分、数学の第一群・第二群、国語の古典探究まで答案から改善点を指摘するには、指導者側にも難関国公立への理解が必要です。専属の講師陣が具体的な行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、小樽商科大学商学部の共通テスト科目、個別テスト、日程選択を一つの計画にまとめられます。総合型選抜や英語資格とは混同せず、一般選抜の要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、昼間コースと夜間主コースのどちらを軸にするか、地歴公民と理科を仕上げられるかといった前提から相談できます。入会前に管理の方法と計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、小樽商科大学商学部のどの日程を軸にするか、共通テストと個別テストのどちらに時間を寄せるかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
小樽商科大学商学部の日程選びと学習配分を無料説明会で相談できます
まとめ|小樽商科大学商学部は配点構造から準備を組み立てる
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 一般選抜の区分 | 昼間前期・昼間後期・夜間主前期の3つ。夜間主に後期日程はない |
| 昼間前期の配点 | 共通テスト900点+個別テスト500点=1400点。個別は英数国を各100分 |
| 枠の仕組み | 英語重視枠230人と数学重視枠50人。出願では選べず、数学重視枠が先に判定 |
| 昼間後期の配点 | 共通テスト900点のみ。調査書等50点は同点者だけを採点 |
| 夜間主前期の配点 | 共通テスト600点+個別英語200点=800点。地歴公民と理科は不要 |
| 2026年度の合格最低点 | 昼間前期834点/昼間後期672点/夜間主前期430点 |
| 最初の行動 | 地歴公民と理科を仕上げられるかを決め、受ける日程を確定する |














「入試科目」と一言でまとめられていた情報が、3つの試験の別々の設計図に分かれて見えました。














それがこの記事の目的です。小樽商科大学は商学部だけの単科大学なので、学部選びで悩む余地がありません。その代わり、コースと日程の選択がそのまま科目と満点を決めます。昼間前期の1400点、昼間後期の900点、夜間主前期の800点。どれを自分の設計図にするかを先に決めれば、明日から何をやるかは自動的に決まります。
最後に注意点です。入試科目・配点・試験時間は年度ごとに変わり得ます。本稿は2027年度入学者選抜要項と2027年度入学試験科目に基づいていますが、選択条件を含む最終確認は、出願前に小樽商科大学の受験生サイトで公表される学生募集要項で行ってください。倍率と合格最低点も、同じ年度・同じ選抜区分のものを見比べることが前提です。第三者サイトの学科別データや古い年度の数字を根拠に出願先を決めないでください。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 共通テストの科目数 | 昼間前期の共通テスト900点の章 |
| 個別テストの時間割 | 個別テスト500点の章 |
| 英語重視枠と数学重視枠 | 枠と判定順の章 |
| 合格最低点 | 合格最低点と得点率の章 |
| 夜間主コース | 夜間主コース前期日程の章 |
Q. 小樽商科大学商学部の2027年度の入試科目は何ですか?
A. 一般選抜は3区分あります。昼間コース前期日程は共通テストが5教科以上7科目で900点、個別テストが英語・数学・国語で500点、合計1400点です。昼間コース後期日程は共通テスト900点のみで、教科・科目に係る個別テストはありません。夜間主コース前期日程は共通テストが3教科又は4教科4科目で600点、個別テストが英語のみ200点、合計800点です。
Q. 個別テストの試験時間と出題範囲を教えてください。
A. 2027年2月25日(木)に、英語が09:50〜11:30、数学が13:00〜14:40、国語が15:50〜17:30の各100分で実施されます。英語は英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲと論理・表現Ⅰ〜Ⅲを総合して出題し、聞き取り・書き取りは行いません。数学は第一群(数Ⅰ・数Ⅱ・数A全範囲と数B「数列」・数C「ベクトル」)か第二群(第一群に数Ⅲと数C「平面上の曲線と複素数平面」を加えた範囲)を受験時に選択します。国語は現代の国語、言語文化、論理国語、文学国語、国語表現、古典探究です。夜間主コースの個別テストは英語のみで、時間は09:50〜11:30です。
Q. 英語重視枠と数学重視枠は出願時に選ぶのですか?
A. 選べません。募集は枠を問わず一括で行われ、受験者は全員が英語・数学・国語を各200点満点で受けます。判定は、まず数学重視枠の配点基準で上位50人の合格者を決め、次にそこに含まれなかった受験者の中から英語重視枠の配点基準で残りの合格者を決めるという順序です。英語重視枠は英語を200点で固定し、数学・国語のうち得点の低い教科を2分の1に換算します。数学重視枠は数学を200点で固定し、英語・国語のうち得点の低い教科を2分の1に換算します。
Q. 小樽商科大学商学部の合格最低点はいくつですか?
A. 2026年度は、昼間コース前期日程が1400点満点で834.0点(平均887.8点、最高1039.0点)、昼間コース後期日程が900点満点で672.0点(平均697.9点、最高799.0点)、夜間主コース前期日程が800点満点で430.0点(平均469.4点、最高551.0点)でした。前期日程の点数は共通テストと個別テストの合計点です。大学は「共通テストのみの得点は公表しておりません」と明記しているため、共通テスト単独のボーダーを断定する情報には公式の裏付けがありません。
Q. 共通テストで英語のリスニングはどのくらい重要ですか?
A. 重要です。小樽商科大学は共通テストの英語について、リーディング100点満点とリスニング100点満点の合計200点満点をそのまま利用します。リスニングを圧縮しないため、リーディングとリスニングが1対1の重みになります。また英語を選ぶ場合はリーディングとリスニングの両方の受験が必須です。
Q. 夜間主コースは地歴公民や理科を受けなくてよいのですか?
A. 夜間主コース前期日程の共通テスト指定科目は、国語200点、数学(『数Ⅰ、数A』等と『数Ⅱ、数B、数C』又は『情報Ⅰ』)200点、外国語200点の600点満点で、地歴公民と理科は含まれません。ただし募集人員が20人と少なく、実質倍率は2025年度5.6倍、2026年度2.1倍と大きく振れます。科目が少ないことと合格しやすいことは別です。
Q. 後期日程は倍率が低いので狙い目ですか?
A. 2026年度の昼間コース後期日程は志願307人・受験147人・合格99人で、実質倍率は1.5倍でした。ただし志願者の52.1%が受験していません。同じ年の合格最低点は900点満点で672点、得点率74.7%と、前期の59.6%より高い水準です。個別テストがないため共通テストで挽回する手段がなく、「倍率が低い=合格しやすい」とは言えません。
Q. 学科別の倍率や合格最低点を知りたいのですが。
A. 公表されていません。小樽商科大学は入試を商学部として一括で行い、経済学科・商学科・企業法学科・社会情報学科への所属は1年次終了時に本人の希望と1年次の成績で決まります。したがって学科別の入試データという数値がそもそも存在しません。学科ごとの定員(昼間コースは経済137人、商学148人、企業法106人、社会情報74人)は要項に示されていますが、これは入学後の配属数です。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





