
「世界史AとB、何が違うの?」「大学入試ではどっちがおすすめ?」と調べているのですが、古い記事とサイトによって書いてあることが違う気がします。結局、今はどちらを選べばいいんでしょうか?














先に結論を言います。世界史Aは標準2単位で近現代史中心、世界史Bは標準4単位で原始・古代から現代までの通史でした。ただしこれは過去の話です。2022年度に高校へ入学した学年からは学習指導要領が変わり、必修の「歴史総合」と選択科目の「世界史探究」に再編されています。さらに大学入学共通テストでは、旧課程科目(世界史A・Bなど)を選べる経過措置が2025年1月実施の試験を最後に終わり、2026年1月実施分の出題科目には世界史A・Bが存在しません。つまり「AとBのどちらがおすすめか」を今から選ぶ場面は、実質的になくなっています。
「世界史AとBの違い」で検索する人が知りたいことは、①制度としてのAとBの違い、②今の大学入試でどちらを選べるのか、③結局どちらを勉強すればいいのか、の3つに整理できます。本稿はこの3つに、大学入試センター・文部科学省が公表した一次資料だけを根拠に順番で答えます。今の高校生・既卒生が本当に確認すべき科目名は「歴史総合」と「世界史探究」であり、古い情報のまま「世界史A」「世界史B」で対策を考えると、実際の出題科目とずれてしまいます。
目次
- 世界史AとBの違いと「今はもう選べない」という結論
- 世界史Aと世界史B、何が違ったのか【単位数・学習内容】
- なぜ世界史A・Bはなくなったのか【2022年度からの新課程】
- 世界史Bの後継「世界史探究」、世界史Aの居場所「歴史総合」
- 歴史総合と世界史探究、共通テストでの出題構成
- 経過措置は本当に終わったのか【2025年1月が最後】
- 世界史Aで受けられる大学は少なかったのか【旧課程時代の実態】
- 世界史A・B・歴史総合・世界史探究を一枚で比較する
- 今この検索にたどり着いた人が確認すべきこと
- 歴史総合・世界史探究の対策は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|世界史AとBは過去の制度。今は歴史総合・世界史探究で対策する
- よくある質問
世界史AとBの違いと「今はもう選べない」という結論
| 知りたいこと | 結論 | 最初に確認すること |
|---|---|---|
| AとBの違いは何か | 世界史Aは標準2単位で近現代史中心、世界史Bは標準4単位で通史 | 単位数と学習範囲の違いとして理解する(次章で詳説) |
| 今も選べるのか | 2022年度以降の学年は歴史総合(必修)と世界史探究(選択)に再編済み | 自分の教科書・時間割の科目名が「歴史総合」「世界史探究」かを確認する |
| 大学入試でどっちがおすすめか | 2026年1月実施の共通テストから世界史A・Bの出題はなくなり、比較対象として成立しない | 「A・Bのどちらか」ではなく「歴史総合+世界史探究」を前提に対策する |
3つの疑問は別々に見えて、実は1本の時間軸でつながっています。世界史A・Bという制度がどう違ったかを知ることと、その制度が今も生きているかどうかを確認することは別の作業です。検索結果には制度が変わる前の解説記事も残っているため、①違いの中身、②現在の扱い、③入試での使われ方の3段階を分けて確認しないと、今の入試とは無関係な情報のまま対策を組んでしまいます。














違いを知りたかっただけなのに、「今は制度自体が変わっている」というところから確認しないといけないんですね。














その通りです。世界史A・Bの違いだけを覚えても、2026年時点の受験対策には直接つながりません。まず旧課程での違いを正しく理解し、そのうえで今の科目名である歴史総合・世界史探究にどうつながっているのかを見ていきましょう。
世界史AとBの違いを確認する → なぜ制度が変わったのかを知る → 歴史総合・世界史探究との対応関係を見る → 共通テストでの出題構成を確認する → 経過措置が本当に終わったかを確かめる → 今の受験生が取るべき行動を知る、という順に読むと、古い情報と今の入試制度を混同せずに整理できます。
世界史Aと世界史B、何が違ったのか【単位数・学習内容】
世界史A・Bは、2022年度に高校へ入学した学年より前の学習指導要領で設定されていた地理歴史科の科目です。世界史Aの標準単位数は2単位で、近現代史を中心に学習する科目でした。一方の世界史Bは標準単位数4単位で、原始・古代から現代までの通史を扱う科目でした。単位数がそのまま授業時間数の差になるため、世界史Bの方が学習範囲・授業時間ともに大きい科目だったことになります。
| 科目 | 標準単位数 | 学習内容 | 必修・選択 |
|---|---|---|---|
| 世界史A | 2単位 | 近現代史を中心とする世界の歴史 | 世界史A・Bのいずれかが必修 |
| 世界史B | 4単位 | 原始・古代から現代までの通史 | 世界史A・Bのいずれかが必修 |
ここで押さえるべきなのは、「Aが簡単でBが難しい」という単純な優劣ではなく、「どこまでの時代・地域を、どれだけの授業時間で扱うか」という設計の違いだという点です。世界史Aは近現代に絞る分、深く扱える一方で対象時代が狭く、世界史Bは古代から現代まで幅広く扱う分、扱う情報量そのものが多くなります。この設計思想は、後述する歴史総合・世界史探究にもほぼそのまま引き継がれています。
📚 用語解説
世界史A:2022年度より前の学習指導要領で設定されていた地理歴史科の科目。標準単位数は2単位で、近現代史を中心に学習する。2022年度以降に高校へ入学した学年には設定されていない。
📚 用語解説
世界史B:2022年度より前の学習指導要領で設定されていた地理歴史科の科目。標準単位数は4単位で、原始・古代から現代までの通史を学習する。2022年度以降に高校へ入学した学年には設定されていない。














つまり世界史Bの方が単位数が多くて、範囲も広かったんですね。なぜBの方が入試で有利と言われていたんですか?














扱う範囲が広い分、多くの大学の出題範囲をカバーしやすかったからです。この点は後の章で具体的に見ていきますが、まずは「A=近現代史・2単位」「B=通史・4単位」という制度上の違いを、単位数という数字とセットで覚えておいてください。
この章のアクションは、「AとBのどちらが難しいか」という感覚的な比較で止まらず、単位数という具体的な数字で学習範囲の広さを捉えることです。次の章では、この2つの科目がなぜ現在の学年には存在しないのかを、制度改正の時系列で確認します。
なぜ世界史A・Bはなくなったのか【2022年度からの新課程】
世界史A・Bがなくなった理由は、2018年3月に告示された新しい学習指導要領により、地理歴史科の科目構成そのものが見直されたためです。2022年度に高校へ入学した学年から、必修科目として「歴史総合」(標準2単位)が新設され、選択科目として「世界史探究」「日本史探究」(いずれも標準3単位)が置かれました。歴史総合は、旧課程の世界史Aと日本史Aが扱っていた近現代史の内容を、日本と世界を横断する形で統合した科目です。つまり世界史A・Bが「廃止されて消えた」というより、内容と単位数の設計を引き継ぎながら、歴史総合・世界史探究へ再編されたと理解するのが正確です。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2018年3月 | 新しい学習指導要領が告示され、地理歴史科の科目構成の見直しが決まる |
| 2022年度 | 高校に入学した学年から、歴史総合(必修)・世界史探究(選択)などの新課程が開始 |
| 2025年1月 | 共通テストが新課程科目へ本格的に切り替わる(旧課程科目は経過措置で選択可能) |
| 2026年1月 | 経過措置が終了し、旧課程科目(世界史A・Bなど)の出題がなくなる |
📚 用語解説
学習指導要領:文部科学省が定める、全国の学校で教える内容の基準。地理歴史科では2018年3月告示の改訂により、世界史A・B、日本史A・Bという科目区分が、歴史総合・世界史探究・日本史探究へ再編された。














「なくなった」というより「名前と単位数を変えて引き継がれた」というイメージなんですね。














その理解が近いです。特に歴史総合は世界史A・日本史Aの近現代史部分を統合した科目、世界史探究は世界史Bの内容をベースにした科目という位置づけです。次の章で、この旧課程・新課程の対応関係をもう少し具体的に見ていきましょう。
2022年度より前に高校へ入学した学年は世界史A・Bで学習していましたが、その学年はすでに卒業しています。2026年時点で高校に在籍する学年、およびこれから受験する既卒生は、歴史総合・世界史探究を前提に進路を考える必要があります。
世界史Bの後継「世界史探究」、世界史Aの居場所「歴史総合」
旧課程と新課程の対応関係を単位数で見ると、世界史B(4単位)と世界史探究(3単位)、世界史A(2単位)と歴史総合(2単位)が、それぞれ近い位置づけにあることが分かります。世界史探究は、世界史Bが扱っていた原始・古代から現代までの通史を、主題や問いを中心に学び直す選択科目です。一方の歴史総合は、世界史Aが担っていた近現代史の内容を、日本史Aの近現代史部分と統合し、必修科目として再構成したものです。「世界史Aがそのまま歴史総合になった」のではなく、「日本史と世界史の近現代史を合体させて必修化した」という点が、Aの時代との最大の違いです。
| 旧課程科目 | 標準単位数 | 新課程での位置づけ |
|---|---|---|
| 世界史B | 4単位 | 通史を扱う内容を引き継いだ選択科目「世界史探究」(3単位) |
| 世界史A | 2単位 | 日本史Aと近現代史部分を統合し必修化した「歴史総合」(2単位) |
📚 用語解説
歴史総合:2022年度から始まった新課程の必修科目(標準2単位)。旧課程の世界史A・日本史Aが扱っていた近現代史の内容を、日本と世界を横断する形で統合して学習する。
📚 用語解説
世界史探究:2022年度から始まった新課程の選択科目(標準3単位)。世界史Bの内容をベースに、原始・古代から現代までの通史を、主題や問いを中心に学び直す。














世界史Bを勉強していた先輩に聞くのと、今の世界史探究の話を聞くのとでは、単位数も違うし、内容の組み立て方も変わっているということですね。














その通りです。単位数が近いからといって内容が同一というわけではありません。世界史探究は暗記中心ではなく、主題や問いを立てて考える構成に変わっています。先輩世代の学習法をそのまま真似るのではなく、今の教科書・共通テストの出題形式を基準に対策を組む必要があります。
この章の要点は、「世界史Bの後継が世界史探究」「世界史Aの居場所が歴史総合」という大枠の対応関係を知ることです。ただし内容の組み立て方まで同じではないため、次の章では実際に共通テストがこの2科目をどう組み合わせて出題しているかを確認します。
歴史総合と世界史探究、共通テストでの出題構成
2026年1月実施の令和8年度共通テストの出題科目一覧では、地理歴史・公民は『地理総合,地理探究』『歴史総合,日本史探究』『歴史総合,世界史探究』『公共,倫理』『公共,政治・経済』『地理総合/歴史総合/公共』の6科目のうちから最大2科目を選択する形式です。世界史を選ぶ場合は『歴史総合,世界史探究』という1つの出題科目として実施され、単独の「世界史のみ」という科目設計ではありません。1科目選択なら60分100点、2科目選択なら130分200点(うち解答時間120分)です。
| 区分 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 出題科目名 | 『歴史総合,世界史探究』(地理歴史の6科目のうちの1つ) | 文部科学省「令和8年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」別紙(2025年8月28日付) |
| 配点構成 | 第1問が歴史総合25点、第2〜5問が世界史探究75点で計100点 | 文部科学省「令和8年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」別紙(2025年8月28日付) |
| 試験時間 | 1科目選択60分(100点)、2科目選択130分(200点、うち解答時間120分) | 文部科学省「令和8年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」別紙(2025年8月28日付) |
出典: 文部科学省「令和8年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」別紙(2025年8月28日付) https://www.mext.go.jp/content/20250828-mxt_daigakuc02-000044252_07.pdf














「世界史を選ぶ」といっても、実際には歴史総合とセットになった1つの科目を受けるということなんですね。














そうです。歴史総合は日本史探究を選ぶ受験者も世界史探究を選ぶ受験者も共通で解答する部分です。世界史探究の対策だけに絞ると、配点の4分の1を占める歴史総合を後回しにしてしまうので、両方をセットで準備する必要があります。
『歴史総合,世界史探究』は歴史総合25点・世界史探究75点の計100点です。世界史探究の対策に偏りすぎず、歴史総合が扱う近現代の日本史・世界史も並行して復習する配分を意識してください。
経過措置は本当に終わったのか【2025年1月が最後】
大学入試センター「令和7年度大学入学共通テストにおける新教育課程への対応について」(2021年10月14日付資料)によると、2025年1月実施の令和7年度共通テストでは、旧教育課程履修者のみが選択できる経過措置として、地理歴史の『世界史A』『世界史B』『日本史A』『日本史B』『地理A』『地理B』が出題科目に含まれていました。新教育課程履修者はこの経過措置科目を選ぶことはできず、あくまで旧課程を履修した既卒者などのための特例です。そして、次の実施年度である2026年1月の令和8年度共通テストの出題科目一覧(文部科学省「令和8年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」別紙(2025年8月28日付))には、世界史A・Bを含む旧課程科目の記載がありません。つまり2025年1月が、世界史A・Bが共通テストに出題された最後の機会だったことになります。
| 実施年 | 地理歴史の出題科目 | 世界史A・Bの扱い |
|---|---|---|
| 2025年1月(令和7年度) | 新課程科目に加え、経過措置として世界史A・Bなど旧課程科目も出題 | 旧教育課程履修者のみ選択可能な最後の実施 |
| 2026年1月(令和8年度・既実施) | 新課程科目6科目のみ(地理総合・地理探究、歴史総合・日本史探究、歴史総合・世界史探究など) | 出題科目一覧に記載なし |
- 2025年1月: 新課程が本格実施。経過措置で世界史Bなども選択可能
📚 用語解説
経過措置:学習指導要領の改訂に伴い、旧課程を履修した既卒者などが不利益を受けないよう、一定期間だけ旧課程の出題科目を選択できるようにする特例措置。世界史A・Bなどの地理歴史科目は、2025年1月実施の共通テストを最後にこの経過措置が終了した。














経過措置があった2025年1月の時点でも、新しく高校に入る学年はもう歴史総合・世界史探究で学んでいたということですよね。














そうです。経過措置はあくまで旧課程を履修していた既卒者向けの特例で、現役の高校生には関係ありません。そしてその特例も2025年1月で終わったので、2026年時点で「世界史Bで受験する」という選択肢は、現役・既卒を問わず存在しません。
過去の記事やネット上の情報には、経過措置がまだ続いているかのような古い記述も残っています。出願を検討する年度の大学入試センターの発表を必ず確認し、「以前はあった」という情報をそのまま今年に当てはめないでください。
世界史Aで受けられる大学は少なかったのか【旧課程時代の実態】
世界史A・Bが使われていた旧課程の時代、多くの受験指導では「世界史Bを選ぶべき」と案内されていました。理由は、世界史Bの方が対応する大学・学部の選択肢が世界史Aより多かったためです。世界史Aは近現代史に絞った2単位の科目という設計上、出題範囲を近現代史に限定した入試でなければ使いにくく、結果として世界史Aだけで受験できる大学は世界史Bに比べて限られていました。
| 科目 | 旧課程時代の一般的な扱い |
|---|---|
| 世界史A | 近現代史に絞った2単位科目。対応する大学・学部の選択肢は世界史Bより少ない |
| 世界史B | 通史を扱う4単位科目。多くの大学・学部の一般選抜で指定科目として使われた |














「世界史Aの方が範囲が狭くて楽そう」と思っても、実際に受けられる大学が少ないなら本末転倒になりますね。














その通りです。科目そのものの負担の軽さと、その科目で受験できる大学の広さは別の基準です。旧課程時代に世界史Bが推奨されていたのも、この「選択肢の広さ」が理由でした。そしてこの構図は、新課程の歴史総合・世界史探究にもある程度当てはまります。
この章から得るべき教訓は、「科目の負担の軽さ」だけで選ぶと、志望校の選択肢を自分で狭めてしまう可能性があるということです。次の章では、旧課程・新課程の4つの科目を1枚の図にまとめ、今どの科目が「現役」で、どの科目がすでに役目を終えているのかを整理します。
世界史A・B・歴史総合・世界史探究を一枚で比較する
ここまでの内容を、学習範囲の広さと「2026年時点で入試に使われるかどうか」の2軸で整理します。世界史Aと歴史総合は近現代史中心で範囲が狭く、世界史Bと世界史探究は原始・古代から現代までの通史で範囲が広いという点は共通しています。違うのは、世界史A・Bがすでに出題科目としての役目を終えているのに対し、歴史総合・世界史探究は現在の共通テスト・大学入試で実際に使われているという点です。
| 科目 | 学習範囲 | 2026年時点の入試での扱い |
|---|---|---|
| 世界史A | 近現代史中心(狭い) | 出題科目としては存在しない |
| 世界史B | 古代〜現代の通史(広い) | 出題科目としては存在しない |
| 歴史総合 | 近現代史中心(狭い) | 『歴史総合,世界史探究』等の一部として出題される |
| 世界史探究 | 古代〜現代の通史(広い) | 『歴史総合,世界史探究』の中心科目として出題される |
- 世界史B: 通史。すでに出題科目ではない
- 歴史総合: 近現代史中心。現在の必修出題科目
- 世界史探究: 通史。現在の選択出題科目














横の広さ(範囲)はA・歴史総合、B・世界史探究でほぼ同じ位置なのに、縦(今使われているか)がまったく違うんですね。図で見るとはっきり分かります。














その整理が正確です。「範囲が近現代中心か通史か」という設計思想は引き継がれていますが、「今の入試で使われているかどうか」は世界史A・Bと歴史総合・世界史探究でまったく別の話です。検索で世界史A・Bの情報を見つけても、それが現在の入試に直結する情報かどうかを、この縦軸で必ず確認してください。
今この検索にたどり着いた人が確認すべきこと
「世界史AとBの違い」を調べている人の状況は一様ではありません。現役の高校生・既卒生であれば教科書は歴史総合・世界史探究のはずですが、古い参考書や過去の検索結果を先に見て、A・Bという名前だけが記憶に残っているケースがあります。保護者や、久しぶりに受験に関わる立場の人であれば、自分たちの世代の科目名をそのまま今の受験生に当てはめてしまうこともあります。まず自分がどちらの立場かを整理したうえで、確認する情報を切り替える必要があります。
| 立場 | 確認すべきこと |
|---|---|
| 現役の高校生・既卒生 | 自分の教科書・時間割の科目名が「歴史総合」「世界史探究」になっているかを確認する |
| 保護者・年上の世代 | 自分たちが学んだ世界史A・Bと、今の歴史総合・世界史探究は別の制度であることを前提に会話する |
| 独学・社会人受験 | 志望校が指定する共通テスト・個別試験の出題科目名を、出願年度の最新要項で確認する |
- 共通テストの得点: 『歴史総合,世界史探究』で75点+25点を積み上げる














まずは自分がどの立場で、どの情報を確認すべきかを整理してから動いた方が良さそうですね。














はい。世界史A・Bという言葉自体は間違いではありませんが、2026年時点でそのまま対策に使える情報ではありません。歴史総合・世界史探究という今の科目名を軸に、教科書・学校の時間割・志望校の募集要項という3つの一次情報を確認することが、遠回りに見えて一番確実な対策の入口です。
塾や参考書の説明より先に、自分が今使っている教科書の科目名と、学校の時間割上の科目名を確認してください。「歴史総合」「世界史探究」と書かれていれば、対策すべきなのは旧課程の世界史A・Bではなく、この2科目です。
歴史総合・世界史探究の対策は「普通の対策」では受からない
結論から言います。「世界史AとBのどちらがおすすめか」を調べて満足するだけでは、歴史総合・世界史探究の得点は伸びません。共通テストの『歴史総合,世界史探究』は歴史総合25点・世界史探究75点の計100点構成で、2025年1月を最後に世界史A・Bという旧課程科目の経過措置が終わり、2026年1月からは完全にこの新課程科目だけで実施されています。つまり、制度の変化を知ることは対策の入口にすぎず、必要なのはこの配点構成に沿って歴史総合と世界史探究を毎日の学習時間へどう配分するか、という実行の設計です。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、歴史総合と世界史探究の配分が崩れやすい
独学でも教科書や参考書は入手できます。しかし『歴史総合,世界史探究』の配点が25点対75点である以上、世界史探究の通史暗記に時間を使いすぎて歴史総合の対策が後回しになる、あるいはその逆が起きても、自分だけで気づいて修正するのは簡単ではありません。情報があっても行動へ変わらない限界と、授業のない日の勉強が本人任せになる限界が同時に表れます。
映像授業・アプリだけでは、配点に応じた優先順位が残らない
映像授業は理解の助けになりますが、視聴後に歴史総合と世界史探究のどちらの得点が伸び悩んでいるかを、配点構成に照らして毎回確認する仕組みではありません。万人向けの講義だけでは、自分固有の失点原因を100点満点の配点構成に結びつける個別の行動計画が弱くなります。
集団授業の大手予備校では、平均的な配分になりやすい
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱うため、歴史総合が苦手な受験生と世界史探究の通史暗記が苦手な受験生へ、同じ密度で対応することは困難です。世界史A・Bの経過措置が終わり全員が同じ新課程の出題科目で競う環境の中で、自分の得点だけに残る弱点を埋めるには、平均的な進度とは別の個別計画が必要です。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行まで追い切れない
個別指導でも授業が週単位なら、歴史総合と世界史探究の学習配分を毎日どう回したかまで追い切れないことがあります。授業中に理解しても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、100点満点のうちどちらの得点も同じ水準に留まり続けます。














制度が変わったことを知るだけでなく、100点のうちどこで点を落としているかを毎日確認してくれる仕組みが必要なんですね。














その通りです。世界史A・Bの経過措置が終わったことで、受験生全員が同じ歴史総合・世界史探究という土俵で競うことになりました。差がつくのは、その事実を知ったあとに何をするかです。鬼管理専門塾は、配点構成と日々の学習量を一日単位で設計し、毎週の確認へつなげます。
だからこそ、「世界史AとBのどちらがおすすめか」で立ち止まるのではなく、今の配点構成を毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、歴史総合・世界史探究の配点構成と現在の答案を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは、学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口まで、固定の六つの特徴を「歴史総合・世界史探究への対策」というテーマへどう接続するかを整理します。














管理されるといっても、歴史総合・世界史探究の対策では何が変わるのでしょうか?














歴史総合25点・世界史探究75点という配点のどちらを優先して伸ばすかを、現在の答案から判断します。そして「今日は何をどこまで復習するか」を数値化し、確認テストと得点の推移で定着を確かめます。「世界史は昔と同じ対策でいい」という一般論ではなく、今の配点構成と失点原因に合わせて行動が変わります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
歴史総合・世界史探究の配点構成(25点対75点)を踏まえ、学習を一日ごとの実行量へ落とします。何をするか迷う時間を減らし、通史暗記と近現代史の復習に使う時間を確保します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ世界史選択でも、歴史総合の近現代史が課題の人と、世界史探究の通史暗記が課題の人では行動が違います。現在の答案と配点構成を結び、生徒ごとに優先順位を変えた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
世界史A・Bの経過措置が終わり全員が同じ新課程で競う中、日々の進捗と毎週の確認で、計画の遅れや同じ範囲での足踏みを早めに修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
歴史総合・世界史探究の出題形式や配点構成を理解して指導するには、指導者側にも大学受験への理解が必要です。専属科目に強い講師が、改善点を具体的な行動へ変えます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、社会科目の配点構成を含めた学習計画をまとめられます。総合型選抜や英語資格とは混同せず、一般選抜・共通テストの要項に沿って進めます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
無料説明会では、今の学年でどの科目名で学んでいるか、歴史総合・世界史探究のどちらに不安があるかから相談できます。入会前に管理方法と学習計画の考え方を確認できます。
大学受験コースには1カ月返金保証があります。まずは無料説明会で、歴史総合・世界史探究の配点構成をどう学習計画へ落とすかを相談してください。指導の仕組みは「鬼管理」とは、実際の成果は合格実績で確認できます。
歴史総合・世界史探究の対策を無料説明会で相談できます
まとめ|世界史AとBは過去の制度。今は歴史総合・世界史探究で対策する
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 世界史AとBの違い | 世界史Aは標準2単位で近現代史中心、世界史Bは標準4単位で通史 |
| 今も選べるか | 2022年度以降の学年は歴史総合(必修)・世界史探究(選択)に再編済み |
| 共通テストでの扱い | 2025年1月を最後に世界史A・Bの経過措置は終了。2026年1月実施分から出題科目一覧に記載なし |
| 大学入試でおすすめなのはどっち | 「A・Bのどちらか」ではなく、歴史総合+世界史探究の配点構成(25点対75点)を前提に対策する |
| 最初の行動 | 自分の教科書・時間割・志望校の募集要項で科目名を確認する |














世界史AとBの違いを調べるより先に、自分が今学んでいる科目名を確認することが大事だと分かりました。














それがこの記事の結論です。世界史A・Bは2025年1月の共通テストを最後に経過措置も終わり、2026年1月実施分からは出題科目一覧からも姿を消しました。今の受験生が向き合うべきは、歴史総合25点・世界史探究75点という配点構成です。過去の科目名に振り回されず、今の教科書と募集要項を基準に、毎日の学習計画へ落とし込んでください。
世界史の対策を調べるときは、古い記事の情報をそのまま信じず、志望校の出願年度の募集要項と、大学入試センターが公表する最新の出題科目一覧を必ず確認してください。本稿で示した制度・時期に関する数値は、文部科学省・大学入試センターが公表した一次資料に基づく事実であり、出願判断の最終確認は必ず最新の公式情報と合わせて行ってください。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| AとBの違い | 単位数・学習内容の違い |
| なぜなくなったか | 2022年度からの新課程 |
| 経過措置 | 2025年1月が最後 |
| 今の対策 | 今この検索にたどり着いた人が確認すべきこと |
Q. 世界史Aと世界史Bの違いは何ですか?
A. 世界史Aは標準単位数2単位で近現代史を中心に学習する科目、世界史Bは標準単位数4単位で原始・古代から現代までの通史を学習する科目でした。いずれも2022年度より前の学習指導要領で設定されていた科目です。
Q. 世界史AとBは今も選べますか?
A. 選べません。2022年度に高校へ入学した学年からは学習指導要領が改訂され、必修の歴史総合(標準2単位)と選択の世界史探究(標準3単位)に再編されています。
Q. 大学入試で世界史AとBはもう出題されないのですか?
A. 大学入学共通テストでは、旧教育課程履修者向けの経過措置として世界史A・Bなどが出題されていましたが、2025年1月実施の令和7年度共通テストを最後にこの経過措置は終了しました。2026年1月実施の令和8年度共通テストの出題科目一覧には、世界史A・Bを含む旧課程科目の記載がありません。
Q. 世界史Aで受験できる大学は世界史Bより少なかったのですか?
A. 一般的にそう言われていました。世界史Aは近現代史に絞った2単位科目のため、出題範囲を近現代史に限定した入試以外では使いにくく、対応する大学・学部の選択肢は通史を扱う世界史B(4単位)より少ない傾向がありました。
Q. 歴史総合と世界史探究はそれぞれ何が違いますか?
A. 歴史総合は標準2単位の必修科目で、旧課程の世界史A・日本史Aが扱っていた近現代史の内容を日本と世界を横断して学習します。世界史探究は標準3単位の選択科目で、世界史Bの内容をベースに原始・古代から現代までの通史を学習します。
Q. 共通テストで世界史を選ぶ場合、どのような出題構成になりますか?
A. 『歴史総合,世界史探究』という1つの出題科目として実施され、第1問が歴史総合25点、第2〜5問が世界史探究75点の計100点構成です。1科目選択なら60分100点、2科目選択なら130分200点(うち解答時間120分)です。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映
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