
静岡県立大学の看護学部を調べているのですが、偏差値のサイトごとに数字が違いますし、倍率も2倍と書いてあったり30倍と書いてあったりします。結局どれが本当なのでしょうか?














先に結論を出します。静岡県立大学が公式に公表しているのは倍率の方で、2026年度の看護学部一般選抜は志願304人・受験176人・合格83人、実質倍率2.1倍でした。ただしこれは前期と後期の合算です。前期だけなら実質1.9倍、後期だけなら実質3.4倍。あなたが見た「30倍」は、後期の志願倍率31.0倍という別の指標です。一方で偏差値は静岡県立大学が公表しておらず、公式な数値は存在しません。この記事では、公式データだけで倍率・配点・学内の位置づけを整理します。
看護系の受験情報は、同じ大学の同じ学部でも「どの数字を指しているのか」が書かれていないまま流通しがちです。志願倍率と実質倍率、前期と後期、一般選抜と学校推薦型選抜。この四つを混ぜると、同じ2026年度のデータから1.5倍にも31.0倍にもなります。静岡県立大学は選抜区分ごと・日程ごとの実施結果をPDFで公開しているので、本稿ではその公式資料の数字だけを使い、どの母集団の話かを毎回明示します。加えて、国立の静岡大学と混同されやすい点、公立大学特有の県内・県外による入学料の差まで、公式ページで裏を取ったうえで解説します。
入試科目については、国公立の一般選抜として共通テストと大学独自の個別試験の組み合わせで課されますが、科目の内訳・配点は日程(前期・後期)や年度で変わります。出願前に必ず最新の学生募集要項で看護学部の欄を確認してください。本記事では公式に確認できる倍率データの読み方を解説します。
目次
- 静岡県立大学看護学部の倍率・偏差値はどうなっているか
- 【2026年度公式】看護学部一般選抜の実質倍率は2.1倍
- 前期1.9倍・後期3.4倍。看護学部は日程で競争が変わる
- 静岡県立大学5学部の中で看護学部はどの位置か
- 静岡県立大学看護学部の偏差値は?公式値がない中での見方
- 2027年度の配点は共通テスト1000点+面接200点
- 一般選抜75人と学校推薦型選抜45人。どの入口で受けるか
- 静岡大学(国立)とは別の大学。県内・県外で入学料が違う
- 共通テスト1000点をどう積むか。看護学部向けの進め方
- 静岡県立大学看護学部は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|静岡県立大学看護学部は公式倍率と配点から対策を組む
- よくある質問
静岡県立大学看護学部の倍率・偏差値はどうなっているか
| 知りたいこと | 公式情報から言える結論 | 最初にすること |
|---|---|---|
| 倍率 | 2026年度一般選抜は実質2.1倍(前期1.9倍・後期3.4倍) | 自分が受ける日程の倍率を見る |
| 偏差値 | 静岡県立大学は公式偏差値を公表していない | 共通テストの得点で自分の位置を測る |
| 配点 | 2027年度は共通テスト1000点+面接200点の計1200点 | 5教科6科目の配点を先に確定する |
| 入口 | 看護学科は一般選抜75人・特別選抜45人の計120人 | 推薦を使えるかどうかを最初に判定する |
検索されている「偏差値」と「倍率」は、実は性質のまったく違う情報です。倍率は静岡県立大学が実施後に公表する事実で、志願者・受験者・合格者の実数まで確認できます。対して偏差値は模擬試験を実施する事業者が受験者集団から算出する相対指標で、静岡県立大学が定めている数値ではありません。さらに看護学部の場合、個別試験が面接だけで学科試験がないため、偏差値という形で難易度を表現しづらい選抜になっています。だからこそ、確認すべき順番は「配点を確定する→ 公式倍率で競争の規模を知る → 共通テストの得点で自分の位置を測る」になります。














偏差値が公表されていないなら、自分が届いているかどうかは何で判断すればいいのですか?














共通テストの得点です。静岡県立大学看護学部は合計1200点のうち1000点が共通テストで、残り200点は面接。つまり合否の8割超は共通テストの得点で決まる設計です。模試の偏差値を眺めるより、指定された5教科6科目を大学の配点に置き換えて何点取れているかを計算する方が、はるかに現実に近い判断材料になります。
倍率の実数を知る → 前期と後期の差を理解する → 学内5学部の中での位置を見る → 偏差値の扱い方を決める → 2027年度の配点に落とす、という順に読むと、断片的な検索結果が一つの受験判断にまとまります。
【2026年度公式】看護学部一般選抜の実質倍率は2.1倍
静岡県立大学が公表した2026年度の入学者選抜試験方法別実施結果によると、看護学部看護学科の一般選抜は募集人員75人に対して志願者304人、受験者176人、合格者83人、入学者76人でした。志願倍率は4.1倍、実質倍率は2.1倍です。ここで注目してほしいのは、志願304人と受験176人の差が128人もあることです。出願はしたものの試験を受けなかった人が4割以上いる計算になります。したがって「志願倍率4.1倍」を、そのまま試験会場で争う人数の比率と考えるのは誤りです。
| 項目 | 2026年度 看護学部(一般選抜) | 読み方 |
|---|---|---|
| 募集人員 | 75人 | 前期70人+後期5人の合計 |
| 志願者数 | 304人 | 前期・後期に出願した延べ人数 |
| 受験者数 | 176人 | 実際に試験を受けた人数 |
| 合格者数 | 83人 | 大学が合格とした人数 |
| 入学者数 | 76人 | 実際に入学した人数 |
| 志願倍率 | 4.1倍 | 志願者数 ÷ 募集人員 |
| 実質倍率 | 2.1倍 | 受験者数 ÷ 合格者数 |
📚 用語解説
実質倍率:実際に受験した人数を合格者数で割った競争率。出願だけして受験しなかった人を含む志願倍率とは意味が異なる。静岡県立大学の公式資料は両方を併記しており、本稿でもどちらの指標かを毎回明示して扱う。














志願者の4割以上が受験していないのは、どうしてなのでしょうか。看護だけの現象ですか?














主に後期日程の性質によるものです。国公立の後期は前期の結果が出た後に受けるかどうかを決めるため、前期で合格した人や共通テストの結果で判断した人が受験を見送ります。看護学部の後期は志願155人に対して受験37人でした。前期は志願149人に対して受験139人ですから、「受験しない人が多い」のは後期に集中した現象だと分かります。
この章で持ち帰ってほしいのは、倍率をメモするときは必ず志願者・受験者・合格者の三つをセットで記録する、という習慣です。静岡県立大学の公式PDFは、選抜区分ごとにこの三つと入学者数まで載せています。数字を一つだけ切り出すと、同じ年度の同じ学部でも印象が大きく変わってしまいます。出願を判断する場面ほど、元の資料に戻って確認してください。
前期1.9倍・後期3.4倍。看護学部は日程で競争が変わる
看護学部の一般選抜を日程別に分けると、様相がまったく違います。前期日程は募集70人に対して志願149人・受験139人・合格72人で、志願倍率2.1倍・実質倍率1.9倍。後期日程は募集5人に対して志願155人・受験37人・合格11人で、志願倍率31.0倍・実質倍率3.4倍です。募集人員は前期が70人、後期はわずか5人。看護学部の一般選抜は、実質的に前期日程が主戦場だと分かります。
| 項目 | 前期日程 | 後期日程 |
|---|---|---|
| 試験日(2027年度) | 2027年2月25日 | 2027年3月12日 |
| 募集人員 | 70人 | 5人 |
| 志願者数(2026年度) | 149人 | 155人 |
| 受験者数(2026年度) | 139人 | 37人 |
| 合格者数(2026年度) | 72人 | 11人 |
| 志願倍率(2026年度) | 2.1倍 | 31.0倍 |
| 実質倍率(2026年度) | 1.9倍 | 3.4倍 |
📚 用語解説
志願倍率:志願者数を募集人員で割った値。受験を辞退した人も分子に含まれるため、募集人員が少ない後期日程では極端に大きくなりやすい。看護学部後期の31.0倍は、5人の枠に155人が出願した結果であり、会場で155人と競うという意味ではない。














後期は実質3.4倍なら、前期の1.9倍よりは厳しいけれど、31.0倍ほど怖くはないということですか?














数字上はそうです。ただ後期は合格者が11人しかいません。倍率が3.4倍でも、枠そのものが極端に小さいことは変わらないので、後期を主軸に据えた計画は現実的ではありません。前期70人を本命に置き、後期はあくまで保険として位置づけるのが、この募集人員に対する素直な読み方です。
さらに過去3年を並べると、日程による振れ幅の違いがはっきりします。看護学部一般選抜の実質倍率は2024年度2.8倍、2025年度1.6倍、2026年度2.1倍。前期だけを見ると2.3倍→1.5倍→1.9倍と穏やかに動きますが、後期は9.8倍→3.0倍→3.4倍と大きく振れています。年度をまたいで倍率を比較するときは、必ず同じ日程どうしで比べてください。
| 年度 | 募集人員 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 志願倍率 | 実質倍率 | 前期 | 後期 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024年度 | 90人 | 394人 | 259人 | 92人 | 4.4倍 | 2.8倍 | 2.3倍 | 9.8倍 |
| 2025年度 | 90人 | 235人 | 146人 | 92人 | 2.6倍 | 1.6倍 | 1.5倍 | 3.0倍 |
| 2026年度 | 75人 | 304人 | 176人 | 83人 | 4.1倍 | 2.1倍 | 1.9倍 | 3.4倍 |
募集人員の変化にも目を向けてください。看護学部一般選抜の募集人員は2024年度・2025年度が90人だったのに対し、2026年度は75人に減っています。同じ時期に共通テストを免除する学校推薦型選抜が30人から45人へ増えました。合計の入学定員120人は変わらないまま、一般選抜の枠が推薦へ移った形です。過去問や過去の倍率を参照するときは、この募集人員の変更を踏まえないと、実際より甘い見通しを立ててしまいます。
静岡県立大学5学部の中で看護学部はどの位置か
看護学部の難易度を正しく捉えるには、同じ年度・同じ一般選抜で他学部と比べる必要があります。2026年度の公式データでは、実質倍率が最も高いのは薬学部の5.4倍。以下、経営情報学部2.5倍、食品栄養科学部2.3倍、看護学部2.1倍、国際関係学部1.8倍と続きます。全学の一般選抜合計は2.8倍なので、看護学部2.1倍はそれを下回る位置です。学内で最も競争が激しい学部ではない、というのが公式データから言える事実です。
| 学部 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 実質倍率 | 実施日程 |
|---|---|---|---|---|---|
| 薬学部 | 1,117人 | 674人 | 125人 | 5.4倍 | 中期 |
| 経営情報学部 | 365人 | 259人 | 105人 | 2.5倍 | 前期・後期 |
| 食品栄養科学部 | 190人 | 136人 | 60人 | 2.3倍 | 前期・後期 |
| 看護学部 | 304人 | 176人 | 83人 | 2.1倍 | 前期・後期 |
| 国際関係学部 | 389人 | 331人 | 187人 | 1.8倍 | 前期のみ |
| 全学合計 | 2,365人 | 1,576人 | 560人 | 2.8倍 | 前期・中期・後期 |
- 薬学部: 中期のみ5.4倍














薬学部が5.4倍でとびぬけて高いのはなぜですか。同じ大学なのに差がありすぎませんか?














薬学部だけが「公立大学中期日程」で実施されているからです。中期日程を実施する大学は全国的に少なく、前期で他大学を受けた受験生がもう一度出願できるため志願者が集まります。2026年度は志願1,117人に対して合格125人でした。同じ静岡県立大学でも入試の仕組みが違うので、看護学部の難易度を薬学部の数字から推測することはできません。
この比較から導くべき結論は「倍率の低い学部に変えよう」ではありません。看護学部は看護師・保健師などの資格取得を前提とした教育課程で、学ぶ内容も卒業後の進路も他学部とは別物です。比較の目的は、看護学部の2.1倍という数字が学内でどの程度の位置なのかを冷静に把握し、「公立の看護だから異常に難しいはずだ」という思い込みを外すことにあります。
静岡県立大学看護学部の偏差値は?公式値がない中での見方
静岡県立大学の公式サイトと入学者選抜要項には、「看護学部の偏差値」という数値は掲載されていません。公表されているのは志願者・受験者・合格者・入学者と倍率で、一般選抜の合格最低点も公表されていません。つまり、検索結果に並ぶ偏差値は大学が定めた基準ではなく、模試を実施する事業者が自社の受験者集団から算出した推定値です。母集団も算出方法も事業者ごとに違うため、数字が食い違うのは当然のことです。本稿では出典を確認できない偏差値は掲載しません。
📚 用語解説
偏差値:ある試験を受けた集団の中で自分の得点がどの位置にあるかを示す相対指標。大学が課す得点ではなく、模試ごとに母集団と算出方法が異なる。実施事業者名と受験時期を切り離して使うと、意味のない数字になる。














では、看護学部に届いているかどうかは、何を基準に判断すればいいのでしょうか?














静岡県立大学看護学部の配点に置き換えた共通テストの得点です。総合1200点のうち共通テストが1000点を占め、しかも英語は300点、理科と数学が各200点という傾斜がかかっています。模試の素点を大学の配点に換算し、1000点満点で何点になるかを出す。この作業を月に一度続ける方が、偏差値の増減を追うよりずっと正確に距離が分かります。
判定記号を見て終わりにせず、模試の各科目の素点を静岡県立大学看護学部の配点(国語200・地歴公民100・数学200・理科200・外国語300)に換算し直す。そのうえで失点が大きい教科から優先順位を組み替えます。
2027年度の配点は共通テスト1000点+面接200点
2027年度入学者選抜要項によると、看護学部看護学科の一般選抜は前期日程・後期日程とも同じ構成です。大学入学共通テストを5教科6科目・1000点分利用し、個別学力検査等は面接200点。合計1200点で選抜します。前期日程で個別学力検査が面接だけなのは、静岡県立大学では看護学部だけです。食品栄養科学部の前期は理科、国際関係学部の前期は外国語、経営情報学部の前期は数学と外国語の学科試験が課されます。看護学部は共通テストの比重が学内で最も高い選抜です。
| 教科 | 科目 | 配点 |
|---|---|---|
| 国語 | 「国語」(必須) | 200点 |
| 地理歴史・公民 | 指定科目から1科目 | 100点 |
| 数学 | 「数学Ⅰ,数学A」+「数学Ⅱ,数学B,数学C」(必須) | 200点 |
| 理科 | 物理・化学・生物・基礎科目から1(地学と地学基礎は選択不可) | 200点 |
| 外国語 | 英語はリーディング200点+リスニング100点 | 300点 |
| 共通テスト計 | 5教科6科目 | 1000点 |
| 個別学力検査等 | 面接 | 200点 |
| 合計 | - | 1200点 |
📚 用語解説
個別学力検査等:共通テストとは別に大学が実施する試験。静岡県立大学看護学部では前期日程・後期日程とも面接200点のみで、学科試験は課されない。共通テストの得点が合計1200点中1000点を占める構造になる。
📚 用語解説
2段階選抜:志願者数が募集人員に対して大学の予告した倍率を超えた場合に、共通テストの成績で第1段階の選抜を行う仕組み。2027年度の看護学部前期日程は募集70人に対して4倍が予告倍率で、静岡県立大学が予告する倍率の中では最も低い設定になっている。














個別試験が面接だけなら、共通テストで失敗しても面接で挽回できるということはありませんか?














難しいと考えてください。面接は200点で、全体の6分の1にすぎません。逆に言えば、共通テストで1000点分を確実に積めば、当日の学科試験で崩れるリスクがない選抜だとも言えます。共通テストの得点力を高めることが、そのまま合格可能性に直結する設計です。
看護学部の共通テスト理科は「物理」「化学」「生物」「物理基礎/化学基礎/生物基礎」から選択し、「地学」「地学基礎」は選択できません。2科目受験した場合は高得点の1科目を2倍に傾斜配点します。科目選択は高校2年のうちに確定させてください。
一般選抜75人と学校推薦型選抜45人。どの入口で受けるか
看護学科の入学定員120人は、一般選抜75人と特別選抜45人に分かれています。この45人は大学入学共通テストを免除する学校推薦型選抜で、静岡県内の高等学校等の在籍者が対象です。2026年度の実績は志願113人・受験113人・合格45人で、実質倍率2.5倍でした。募集45人に対して合格45人ちょうど。共通テストを受けずに合否が決まる枠が、看護学科の入学定員の4割近くを占めているという事実は、出願戦略を考えるうえで無視できません。
| 選抜区分 | 募集人員 | 2026年度の実績 | 対象 |
|---|---|---|---|
| 一般選抜(前期) | 70人 | 志願149人・受験139人・合格72人・実質1.9倍 | 全国 |
| 一般選抜(後期) | 5人 | 志願155人・受験37人・合格11人・実質3.4倍 | 全国 |
| 学校推薦型選抜(共通テスト免除) | 45人 | 志願113人・受験113人・合格45人・実質2.5倍 | 静岡県内の高校等 |
| 全選抜の合計 | 120人 | 志願417人・受験289人・合格128人・実質2.3倍 | - |














推薦が45人もあるなら、県外から一般選抜で入るのはかなり不利なのではないですか?














県内出身者が多いのは事実です。2026年度の全選抜で、看護学科の入学者121人のうち県内出身は106人、県外出身は15人。県内比率は87.6%でした。ただしこれは推薦45人が県内限定であることの影響が大きく、一般選抜そのものは全国から出願できます。県外から狙うなら、前期70人の枠を共通テストの得点で正面から取りにいく設計になります。
静岡大学(国立)とは別の大学。県内・県外で入学料が違う
検索でしばしば混同されますが、静岡県立大学と静岡大学はまったく別の大学です。静岡県立大学は静岡県公立大学法人が設置する公立大学で、薬学部・食品栄養科学部・国際関係学部・経営情報学部・看護学部の5学部。一方の静岡大学は国立大学法人が設置する国立大学で、人文社会科学部・教育学部・情報学部・理学部・工学部・農学部・グローバル共創科学部と地域創造学環で構成され、看護学部は設置されていません。「静岡で看護を学べる県内の4年制公立大学」を探して行き着くのは、静岡県立大学看護学部の方です。
そして公立大学ならではの違いが入学料です。静岡県立大学の学部の入学料は、県内の者が141,000円、県外の者が366,600円。差額は225,600円あります。授業料は年額535,800円(学期額267,900円を前期・後期の2回に分けて納付)で、こちらは県内・県外の区別がありません。国立大学には県内・県外という区分そのものが存在しないため、この点は静岡県立大学を受験・進学するうえで固有の確認事項になります。
📚 用語解説
県内の者:静岡県立大学の入学料区分。公式サイトでは「入学の手続を行う日の属する月の初日において引き続き1年以上県内に住所を有している者」、または配偶者もしくは1親等の親族が同じ条件を満たす者などと定義されている。出願前ではなく入学手続の時点で判定される点に注意する。














入学料が20万円以上も違うのですね。県外から進学する場合、他に注意することはありますか?














生活費が加わることに加えて、共通テスト免除の推薦45人が使えないという点が大きいです。県外からは一般選抜の前期70人・後期5人が入口になります。逆に県内の高校生は、推薦と一般の両方を検討できる立場にあるので、高2のうちにどちらを軸にするかを決めておくと、評定を意識した学校生活の送り方まで変わってきます。
なお看護学部は草薙キャンパスと小鹿キャンパスの二つを活用して教育を行っており、個別学力検査等の試験場は草薙キャンパス(静岡市駿河区谷田52-1)です。試験日は2027年度の場合、前期日程が2027年2月25日、後期日程が2027年3月12日。薬学部だけは公立大学中期日程で2027年3月8日に実施されます。日程が3種類あることも、静岡県立大学を調べるときに混乱しやすいポイントなので押さえておいてください。
共通テスト1000点をどう積むか。看護学部向けの進め方
看護学部の対策は「看護の知識を先取りすること」ではありません。合否の1000点分を占めるのは国語・地理歴史または公民・数学・理科・外国語の共通テストです。特に外国語300点と、理科200点・数学200点の傾斜配点が効きます。英語はリーディング100点満点を2倍にして200点、リスニングは100点のまま。つまりリーディングの1点はリスニングの2点分の重みを持ちます。配点を知らないまま全教科を均等に勉強すると、この構造上の優先順位を取りこぼします。
| 教科 | 配点 | 看護学部志望として確認したい状態 |
|---|---|---|
| 外国語 | 300点 | リーディングを2倍配点として時間配分を組めている |
| 理科 | 200点 | 選択科目を確定し、地学系は選ばない前提で仕上げている |
| 数学 | 200点 | 数ⅠA・数ⅡBCの両方を必須として計画に入れている |
| 国語 | 200点 | 現代文・古文・漢文を落とさない時間配分ができている |
| 地歴公民 | 100点 | 1科目に絞り、配点相応の学習量に抑えられている |
| 面接 | 200点 | 志望理由と看護への関心を自分の言葉で説明できる |














面接が200点もあるなら、いつから準備を始めればいいのでしょうか。共通テストの後で間に合いますか?














共通テスト後からでも形は作れますが、直前に詰め込んだ志望理由は面接で見抜かれます。推奨するのは、高3の早い段階で「なぜ看護か」「なぜ静岡県立大学か」を一度書き出しておくことです。文章にしておけば共通テスト後の準備は仕上げだけで済み、学科の勉強時間を削らずに済みます。
模試のたびに素点を大学配点へ換算し、1000点満点での得点と、前回からの増減を記録します。偏差値ではなく「静岡県立大学看護学部の物差しで何点か」を追い続けると、次に手を入れるべき教科が毎回はっきりします。
静岡県立大学看護学部は「普通の対策」では受からない
結論から言います。静岡県立大学看護学部を狙うなら、授業を受けて分かった気になるだけの「普通の対策」では厳しいです。2026年度の一般選抜は受験176人に対して合格83人、実質倍率2.1倍。前期日程だけを見れば実質1.9倍ですが、合計1200点のうち1000点が共通テストで、個別試験は面接200点しかありません。当日の学科試験で挽回する余地がない以上、共通テスト本番までに5教科6科目を仕上げ切れているかどうかが、そのまま合否になります。
しかも配点には傾斜があります。外国語300点、理科200点、数学200点、国語200点、地歴公民100点。英語はリーディングが2倍。理科は地学系が選べない。この条件下で「今日どの教科を何時間やるか」を毎日正しく決め続けるのは、情報を集めるだけでは実現できません。必要なのは、配点から逆算した優先順位を毎日の行動に落とし、実行を確認し続ける仕組みです。
① 授業で情報を得ても行動が変わらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは、6科目の優先順位が崩れやすい
独学でも公式の選抜要項は手に入りますし、配点を書き写すこともできます。しかし、外国語300点を最優先にしながら理科200点と数学200点をどう並走させるか、地歴公民100点にどこまで時間をかけるかを毎日判断し、遅れたときに自分で計画を組み直し続けるのは簡単ではありません。情報があっても行動へ変わらないという限界と、授業のない日の勉強が本人任せになるという限界が、そのまま表れます。
映像授業・アプリだけでは、失点の確認が続かない
映像授業は理解の助けになります。ただ、視聴した後に共通テスト形式で解いた答案のどこで失点したか、リーディングの時間配分がどこで崩れたかまで、毎回確認する仕組みにはなっていません。看護学部は共通テストが1000点を占める選抜です。理解した内容を得点に変換できているかを毎週チェックしない限り、同じ失点が繰り返されます。
集団授業の大手予備校では、平均的な計画になりやすい
集団授業は同じ時間に同じ内容を扱います。理科の選択科目が固まっていない受験生と、英語のリーディングで時間が足りない受験生に、同じ密度で対応するのは構造的に困難です。静岡県立大学看護学部の配点は傾斜が強いため、平均的な進度では自分の得点構成に合った優先順位まで届きません。
一般的な個別指導塾でも、授業外の実行まで追い切れない
個別指導でも授業が週1回なら、その1週間で共通テスト5教科6科目をどう回したかまでは追い切れないことがあります。授業中に理解できても、次の授業までの実行量と定着が確認されなければ、1000点満点での得点は動きません。看護学部の選抜は、まさにその積み上げが結果に直結する形になっています。














教材の種類よりも、配点に沿った優先順位を毎日実行できる仕組みの方が重要ということですね。














そのとおりです。静岡県立大学看護学部の配点は公式要項に書いてあります。差がつくのは、その配点を今日の演習量と復習の順番に変えて、翌日も続けられるかどうかです。鬼管理専門塾はそこを1日単位で設計し、毎週の確認までつなげます。
だからこそ、静岡県立大学看護学部を本気で狙うなら、配点情報を毎日の行動へ変える管理まで含めて対策する必要があります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、静岡県立大学看護学部の公式配点と現在の模試の得点を起点に、やるべきことを日々の行動へ落とし込みます。ここでは学習指示、個別計画、確認、講師体制、コース、相談窓口という固定の六つの特徴を、看護学部対策にどう接続するかを整理します。














管理されると言っても、静岡県立大学看護学部向けには具体的に何が変わるのですか?














外国語300点・理科200点・数学200点という配点に合わせて、今日やる教科と問題数が変わります。模試の素点を1000点満点へ換算し、失点が大きい教科から順に学習時間を再配分する。大学名だけの一般論ではなく、この大学この学部の物差しで行動が決まります。
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
静岡県立大学看護学部の共通テスト5教科6科目1000点を、教科ごとの1日あたりの演習量へ分解します。何をやるか迷う時間を減らし、配点の重い外国語と理科に時間を確保します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
同じ看護学部志望でも、英語のリーディングが課題の人と理科の選択科目が固まっていない人では行動が違います。公式配点と現在の得点を結び、生徒ごとに優先順位を変えた計画を作ります。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
共通テストが合計1200点中1000点を占める選抜なので、毎日の進捗と毎週の確認テストで定着を測ります。同じ失点の繰り返しや計画の遅れを、模試を待たずに早い段階で修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
傾斜配点のある共通テストで何点を積むかを判断するには、指導者側にも入試構造への理解が必要です。専属講師が模試の答案から改善点を具体的な行動へ翻訳します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験の学部特化コースの中で、静岡県立大学看護学部の前期日程・後期日程と面接200点までを一つの計画にまとめられます。学校推薦型選抜を使う場合も入口を分けて設計します。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
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まとめ|静岡県立大学看護学部は公式倍率と配点から対策を組む
| 確認項目 | この記事の結論 |
|---|---|
| 2026年度の倍率 | 一般選抜は志願304人・受験176人・合格83人・実質2.1倍 |
| 日程別の倍率 | 前期は実質1.9倍、後期は実質3.4倍(志願倍率31.0倍) |
| 学内の位置 | 薬学部5.4倍・全学2.8倍に対し看護学部は2.1倍 |
| 偏差値 | 静岡県立大学は公式偏差値も合格最低点も非公表 |
| 2027年度の配点 | 共通テスト1000点+面接200点の計1200点 |
| 入口 | 一般選抜75人(前期70・後期5)と県内対象の推薦45人 |
| 学費 | 入学料は県内141,000円・県外366,600円、授業料は年額535,800円 |
| 最初の行動 | 模試の素点を大学配点へ換算し1000点満点で採点する |














偏差値のサイトを何件も見比べるより、公式の倍率と配点を1回確認した方が早かったですね。














それがこの記事の結論です。静岡県立大学看護学部は2026年度に受験176人・合格83人という選抜でした。数字を眺めるだけでは得点は動きません。2027年度の配点を確定し、前期70人を軸に据え、共通テスト1000点の中で失点の大きい教科から直していく。公式情報を毎日の行動へ変えられれば、曖昧な不安は具体的な計画に変わります。
最後にもう一度確認します。静岡県立大学と静岡大学は別の大学で、看護学部があるのは静岡県立大学です。倍率を調べるときは選抜区分と日程を必ず揃え、志願倍率と実質倍率を取り違えないこと。偏差値は大学が定めた数値ではないので、模試の素点を大学配点へ換算した得点を自分の物差しにすること。この二つを守るだけで、集めた情報の精度は大きく変わります。
よくある質問
| 質問のテーマ | 確認する章 |
|---|---|
| 倍率の実数 | 2026年度公式の実質倍率2.1倍 |
| 前期と後期の差 | 前期1.9倍・後期3.4倍の章 |
| 偏差値 | 公式値がない中での見方 |
| 配点 | 共通テスト1000点+面接200点 |
| 推薦・県内県外 | 入口の選び方と学費の章 |
Q. 静岡県立大学看護学部の倍率は何倍ですか?
A. 2026年度の一般選抜は志願304人・受験176人・合格83人で、実質倍率2.1倍・志願倍率4.1倍でした。日程別では前期日程が実質1.9倍(志願149人・受験139人・合格72人)、後期日程が実質3.4倍(志願155人・受験37人・合格11人)です。
Q. 静岡県立大学看護学部の偏差値はいくつですか?
A. 静岡県立大学は公式偏差値を公表していません。一般選抜の合格最低点も公表されていないため、公式に裏の取れる難易度指標は倍率と配点だけです。判断材料としては、模試の素点を大学の配点(共通テスト1000点)へ換算した得点を使うことをおすすめします。
Q. 後期日程の31.0倍というのは本当ですか?
A. 2026年度後期日程の志願倍率は31.0倍で、これは募集5人に対して志願155人だったことを意味します。ただし実際に受験したのは37人で、合格者は11人。受験者ベースの実質倍率は3.4倍です。志願倍率と実質倍率は別の指標なので取り違えないでください。
Q. 2027年度入試の科目と配点を教えてください。
A. 前期日程・後期日程とも、大学入学共通テストを5教科6科目・1000点分利用し、個別学力検査等は面接200点です。共通テストの内訳は国語200点、地理歴史・公民100点、数学200点、理科200点、外国語300点。合計1200点で選抜します。理科では地学・地学基礎は選択できません。
Q. 静岡県立大学と静岡大学はどう違いますか?
A. 別の大学です。静岡県立大学は静岡県公立大学法人が設置する公立大学で、看護学部を設置しています。静岡大学は国立大学法人が設置する国立大学で、人文社会科学部や工学部などで構成され、看護学部はありません。
Q. 県外から受験すると不利になりますか?
A. 一般選抜は全国から出願できますが、共通テストを免除する学校推薦型選抜45人は静岡県内の高等学校等が対象です。2026年度の看護学科は入学者121人のうち県内出身が106人(87.6%)でした。県外から狙う場合は、前期日程70人の枠を共通テストの得点で取りにいく形になります。
Q. 入学料や授業料はいくらですか?
A. 公式サイトによると学部の入学料は県内の者が141,000円、県外の者が366,600円で、授業料は年額535,800円(学期額267,900円)です。「県内の者」は入学手続を行う日の属する月の初日において引き続き1年以上県内に住所を有している者などと定義されています。
▶ あわせて読みたい: 静岡県立大学国際関係学部に受かるには?2026年度倍率1.8倍と5学部比較

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映
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