
自治医科大学の総合型選抜を調べたら、「対象都道府県」という言葉が出てきました。総合型選抜って全国どこからでも出願できるものだと思っていたので、混乱しています。











自治医科大学は都道府県ごとに医師を養成する仕組みの大学だから、総合型選抜も都道府県単位で実施される。この記事では2027年度(令和9年度)公式要項を基準に、対象都道府県と募集人員、出願資格と出願地の選び方、出願要件、提出書類、選考内容と配点、日程、一般選抜との関係を順に整理する。最後に対策の準備順も示すよ。
自治医科大学の総合型選抜対策で最初にすべきことは、志望理由書や活動報告書を書き始めることではありません。まず、自分の出願地となる都道府県が2027年度に総合型選抜を実施しているか、実施していても自分が出願資格をすべて満たせるかを確認します。2027年度は栃木県・富山県・山梨県・山口県・佐賀県の5県のみで実施され、出願地は全国どこでも自由に選べるわけではありません。
この記事は、自治医科大学の学生募集要項ページで公開されている令和9年度(2027年度)入学者募集要項(2026年7月3日公表)を一次情報として、受験生が判断しやすい順序へ再構成しています。自治医科大学の一般選抜を含む入試科目別の対策は自治医科大学医学部に最短最速で合格する方法、偏差値・倍率は自治医科大学医学部に受かるには?も参考にし、総合型選抜だけに学習を偏らせず一般選抜との並行計画を作ってください。
この記事は要点の整理です。出願地の選び方、調査書に代わる証明書、住民票等の追加書類、検定料の払込期間は出願資格の区分ごとに細かく分かれています。この記事の表だけで出願可否を決めず、募集要項PDF全40ページと出願書類一覧まで読み、不明点は締切直前ではなく自治医科大学学事課入試広報係または出願予定の都道府県庁の担当課へ早めに確認してください。
目次
- 自治医科大学の総合型選抜は「都道府県単位の選抜」【結論】
- 2027年度の対象都道府県と募集人員|総合型選抜5県・学校推薦型選抜1県
- 出願資格9類型と出願地の選び方|a出身高校・b現住所地・c父母等現住所地
- 出願要件|評定4.0以上・入学確約・卒業後の勤務確約(修学資金貸与制度)
- 提出書類|志願者評価書・活動報告書と学校推薦型選抜の推薦書との違い
- 選考内容と配点|書類選考→基礎学力検査(数学・英語)→面接
- 出願から入学手続までの日程|2027年度(令和9年度)スケジュール
- 総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜の関係|併願不可と出願地の制限
- 対策の準備順|出願地確定から学力検査・面接の実戦演習まで
- 自治医科大学の総合型選抜は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|公式要項から自治医科大学の総合型選抜対策を始める
- よくある質問
自治医科大学の総合型選抜は「都道府県単位の選抜」【結論】
結論から言うと、自治医科大学の総合型選抜は、学内で完結する一般的な総合型選抜とは制度の前提が違います。自治医科大学は都道府県が共同で設立した大学で、入学試験そのものが都道府県単位で行われ、総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜のいずれの区分でも、出願する都道府県が卒業後に医師として勤務する都道府県になります。2027年度の総合型選抜は栃木県・富山県・山梨県・山口県・佐賀県の5県のみで実施され、それ以外の都道府県に出願地が該当する受験生は一般選抜のみで出願することになります。
| 確認する順序 | 2027年度要項での位置づけ | 受験生がまず行うこと |
|---|---|---|
| ①出願地の確定 | 出身高校所在地・現住所地・父母等現住所地から1都道府県を選択 | 自分の出願地となる都道府県を先に固定する |
| ②実施区分の確認 | 総合型選抜は5県、学校推薦型選抜は富山県のみ | 出願地が対象県かどうかを公式一覧で確認する |
| ③出願要件の照合 | 評定4.0以上・入学確約・卒業後の勤務確約 | 調査書と自分の意思をすべて照合する |
| ④選考内容の準備 | 書類選考→基礎学力検査(数学・英語)→面接 | 出願地確定後に学力検査と面接の対策を始める |
「総合型選抜」という名前だけを見て、一般選抜より対策範囲が狭い、あるいは全国どこからでも出願できると考えると、出願地の判定で最初につまずきます。自治医科大学の総合型選抜で問われるのは、学業成績・出願要件を満たすことに加えて、地域医療への意欲と、卒業後の勤務確約への理解です。募集要項は、アドミッション・ポリシーとして「地域医療に情熱と気概のある人」を明示しています。











総合型選抜という名前を見て、活動実績があれば学力はあまり関係ないと思っていました。実際は出願地の判定、評定4.0以上、卒業後の勤務確約まで全部そろえる必要があるんですね。











そうだね。まず出願地を確定し、その都道府県が総合型選抜を実施しているかを確認する。そのうえで出願要件、提出書類、選考内容の3つを順番に照合しよう。出願地の判定を誤ると、その年度の受験資格自体を失うため、一番最初に時間をかけるべき作業だ。
📚 用語解説
総合型選抜:出願者本人の意欲・適性・活動等を大学が定める方法で評価する入試区分です。自治医科大学では、都道府県ごとに実施の有無と募集人員が決まっており、学校推薦型選抜・一般選抜とあわせて都道府県単位で運用されます。
2027年度(令和9年度)の総合型選抜を中心に、比較のため学校推薦型選抜・一般選抜の制度も扱います。出願資格の詳細区分や住民票等の追加書類の要否は個々の状況で変わるため、最終判断は募集要項原文と自治医科大学学事課入試広報係への確認に基づいて行ってください。
2027年度の対象都道府県と募集人員|総合型選抜5県・学校推薦型選抜1県
2027年度の総合型選抜は、栃木県・富山県・山梨県・山口県・佐賀県の5県で実施され、募集人員は栃木県2名・富山県1名・山梨県2名・山口県2名・佐賀県2名の合計9名です。学校推薦型選抜は富山県のみで1名を募集します。富山県は総合型選抜1名と学校推薦型選抜1名の両方の枠を持ちますが、同一の受験生が両方に出願することはできません。
- 富山県: 総合型選抜1名(学校推薦型選抜1名は別枠)
| 試験区分 | 実施都道府県 | 2027年度募集人員 |
|---|---|---|
| 総合型選抜 | 栃木県 | 2名 |
| 総合型選抜 | 富山県 | 1名 |
| 総合型選抜 | 山梨県 | 2名 |
| 総合型選抜 | 山口県 | 2名 |
| 総合型選抜 | 佐賀県 | 2名 |
| 学校推薦型選抜 | 富山県 | 1名(1校あたりの推薦人数も1名) |
| 一般選抜 | 全都道府県 | 2名または3名(実施県はこれらの人員を含めて調整) |
医学部医学科全体の募集人員は100名で、全都道府県において2名または3名ずつ選抜されます。総合型選抜・学校推薦型選抜を実施する都道府県では、これらの区分と一般選抜を合わせて2名または3名を選抜し、総合型選抜・学校推薦型選抜の合格者が募集人員に満たなかった場合は一般選抜で補います。募集人員については、医学部臨時定員増(栃木県地域枠3名を含む23名増員)の許可申請中であり、決定次第大学ホームページで案内されるため、出願直前に最新情報を確認してください。
この募集人員は「合格しやすい枠」を意味しません。5県とも1〜2名という小さな枠で、都道府県ごとに出願者数・選考結果は毎年異なります。栃木県・富山県・山梨県・山口県・佐賀県以外の都道府県が出願地に該当する受験生は、2027年度は総合型選抜・学校推薦型選抜という選択肢自体が存在せず、一般選抜のみで出願することになります。まず自分の出願地を確定し、対象県かどうかを最初に判定してください。











総合型選抜が実施される県は5県だけで、しかもそれぞれ1〜2名の募集なんですね。自分の出願地がそもそも対象県かどうかを最初に確認しないと、対策の方向を間違えそうです。











その通り。募集人員の数字に一喜一憂する前に、出願地が対象県かどうかを確定させよう。対象県でなければ総合型選抜・学校推薦型選抜という選択肢自体がなく、一般選抜の対策に集中すべきだと分かる。逆に対象県なら、募集人員が少ない分、出願要件と選考内容の理解に妥協する余地がないと考えよう。
実施都道府県・募集人員は年度によって変更される可能性があります。この記事は2027年度(令和9年度)の数値を使っていますが、次年度に出願する場合は改めて最新の募集要項で実施都道府県と人員を確認してください。
出願資格9類型と出願地の選び方|a出身高校・b現住所地・c父母等現住所地
自治医科大学に出願できるのは、①自治医科大学医学部での勉学を強く希望し合格時に入学を確約できる者②本学卒業後、出願都道府県のキャリア形成プログラムに基づき一定期間、知事の意見を聴いて指定する公立病院等に医師として勤務することを確約できる者③出願資格(1)〜(9)のいずれかに該当し、出願する都道府県を選択できる者、の全てを満たす者です。①は他大学との併願を妨げるものではなく、併願していても合否判定に影響しないと明記されています。
| 出願資格の区分 | 該当する主な対象者 |
|---|---|
| (1) | 高等学校若しくは中等教育学校を卒業した者・2027年3月卒業見込みの者 |
| (2) | 他大学・専修学校に在籍中若しくは卒業した者 |
| (3) | 通常の課程による12年の学校教育を修了した(見込みの)者 |
| (4)〜(7) | 外国の12年課程修了(見込み)者、在外教育施設・指定専修学校修了(見込み)者等 |
| (8) | 高等学校卒業程度認定試験に合格(見込み)し、2027年3月31日までに18歳に達する者 |
| (9) | (1)〜(8)のいずれかを満たし、社会経験をした者 |
出願資格(1)(2)(3)に該当する受験生は、a出身高等学校若しくは中等教育学校の所在地、b入学志願者の現住所地(3年前=2024年4月1日以前から引き続き同一都道府県内にある場合に限る)、c入学志願者の父母等の現住所地(同条件)のいずれか1つを出願地とします。aとbが同一都道府県ならaを、aとcが同一ならaを、bとcが同一ならbを出願地とし、a・b・cすべてが同一ならaとするルールが定められています。b・cを選ぶ場合は住民票等の追加書類が必要になる場合があります。
出願地の選択を誤りやすいのは、出身高校の所在地と現在の生活実態が異なるケースです。例えば出身高校が埼玉県、現住所地が栃木県(2024年4月1日以前から継続)という場合、aとbのどちらも選択可能ですが、要項の事例ではaとbが同一都道府県でない限り本人が選べるとされています。複数の都道府県が候補になる場合は、将来その都道府県で勤務する意思があるかまで含めて判断し、迷ったら早めに学事課入試広報係または各都道府県の担当課へ確認してください。











出願地の選び方に、出身高校の所在地・現住所地・父母の現住所地という3つの候補があって、しかも条件によってどれを選べるかが変わるんですね。単純に「今住んでいる県」を選べばいいわけではないんだ。











そう。しかも出願地は合格後に勤務する都道府県に直結するから、選択を間違えると出願の有効性だけでなく進路そのものに関わる。a・b・cの候補を早めに書き出し、それぞれの居住開始日を家族と確認しておこう。複数都道府県が候補になる場合は、公式要項の「出願する都道府県の選び方(事例)」で自分に近いケースを照合するとよい。
📚 用語解説
出願する都道府県の選択:自治医科大学の入学試験は都道府県単位で行われるため、受験生は出願地となる都道府県を1つだけ選択します。この出願地は、本学卒業後に一定期間勤務する都道府県(修学資金貸与制度に基づく)と直結するため、住所地の一時的な変更などで自由に選び直せるものではありません。
要項は「複数の都道府県へ出願した場合は、当該年度の受験資格を失う」と明記しています。出願地の候補が複数ある場合でも、最終的に選択できるのは1都道府県のみです。家族の転居歴や単身赴任の状況によって判定が変わるため、出願前に必ず公式要項の選択ルールと事例を照合してください。
出願要件|評定4.0以上・入学確約・卒業後の勤務確約(修学資金貸与制度)
総合型選抜の出願要件は、①合格した時に必ず入学を確約できる者②調査書の全体の学習成績の状況が4.0以上の者の2つが中心です。高等学校若しくは中等教育学校を卒業後5年が経過する等により調査書が発行されない者は、単位修得証明書若しくは卒業証明書をもって調査書に代えることができます。学校推薦型選抜も同様に評定4.0以上が条件で、加えて高校若しくは中等教育学校の長が責任を持って推薦できる者であることが求められます。
出願要件の中でも見落とされやすいのが、本学卒業後、出願都道府県が作成する「キャリア形成プログラム」に基づき、一定期間、出願都道府県の知事の意見を聴いて指定する公立病院等に医師として勤務することを確約できる者、という条件です。これは総合型選抜・学校推薦型選抜だけでなく一般選抜も含めた自治医科大学の入試全体に共通する条件で、卒業後の進路そのものが出願地に紐づきます。
この勤務確約は、入学後の修学資金貸与制度と結びついています。自治医科大学は入学者全員に学生納付金相当額及び入学時学業準備費を修学資金として貸与し、卒業後直ちに出願都道府県知事の指定する公立病院等に医師として勤務し、その勤務期間が貸与を受けた期間の1.5倍(このうち半分はへき地等の指定公立病院等での勤務)に達した場合に返還が免除されます。この条件を満たさなかった場合は、所定の利率を加えた一括返還が必要です。総合型選抜の出願は、学費の仕組みと卒業後の勤務まで理解したうえで行う必要があります。
| 出願要件 | 総合型選抜 | 学校推薦型選抜 |
|---|---|---|
| 入学確約 | 必須 | 必須 |
| 全体の学習成績の状況 | 4.0以上 | 4.0以上 |
| 推薦の主体 | 本人が出願(推薦者は志願者評価書を記入) | 高等学校若しくは中等教育学校の長が推薦 |
| 1校あたりの人数制限 | 規定なし | 1校あたり1名 |
| 卒業後の勤務確約 | キャリア形成プログラムに基づき必須 | キャリア形成プログラムに基づき必須 |











総合型選抜は評定4.0以上をそろえるだけかと思っていましたが、卒業後にどの都道府県のどんな病院に勤務するかまで含めて確約する入試なんですね。学費が修学資金として貸与される仕組みとも関係しているとは知りませんでした。











そう。自治医科大学の総合型選抜は、学力や活動実績の評価だけで完結しない。出願する段階で、卒業後のキャリアと修学資金貸与制度への理解、地域医療に従事する意思を固めておく必要がある。評定を上げる努力と同時に、自分の出願地のキャリア形成プログラムの内容を早めに調べておこう。
📚 用語解説
キャリア形成プログラム:出願都道府県が作成する、卒業後の医師としてのキャリア形成に関する計画です。自治医科大学の入学者は、このプログラムに基づき、知事の意見を聴いて指定される公立病院等で一定期間勤務することを確約します。内容は都道府県ごとに問い合わせ先が異なるため、募集要項に記載の都道府県別問い合わせ先で確認します。
修学資金貸与制度は総合型選抜に限らず、自治医科大学の入学者全員に適用される仕組みです。入学時学業準備費(40万円)は新入生の口座に直接振り込まれます。制度の詳細・返還条件は募集要項の「入学後」の章で必ず確認し、保証人と内容を共有しておいてください。
提出書類|志願者評価書・活動報告書と学校推薦型選抜の推薦書との違い
総合型選抜と学校推薦型選抜は、出願要件が似ていても提出書類の構成が異なります。総合型選抜は、調査書(または代替書類)に加えて「志願者評価書」と「活動報告書」の提出が必要です。学校推薦型選抜は、調査書に加えて高等学校長が発行する「推薦書」と「活動報告書」が必要です。全員共通の書類として、受験票送付用封筒(760円切手を貼付)と確認書があります。
- 総合型選抜の志願者評価書: 志願者を客観的に評価できる方が記入・厳封して提出
| 書類 | 総合型選抜 | 学校推薦型選抜 | 摘要 |
|---|---|---|---|
| 調査書等 | 必須(全員) | 必須(全員) | 卒業後5年経過等の場合は代替書類あり |
| 志願者評価書 | 必須 | 不要 | 志願者を客観的に評価できる方が記入・厳封 |
| 推薦書 | 不要 | 必須 | 出身高校若しくは中等教育学校長が発行・厳封 |
| 活動報告書 | 必須 | 必須 | 所定様式に記入 |
| 受験票送付用封筒 | 必須(全員) | 必須(全員) | 760円切手(簡易書留速達料金分)を貼付 |
| 確認書 | 必須(全員) | 必須(全員) | 所定様式に記入 |
| 受験許可書・在学証明書等 | 該当者のみ | 該当者のみ | 出願時点で他大学に在籍する者 |
| 卒業証明書 | 該当者のみ | 該当者のみ | 他大学・専修学校を卒業した者 |
| 住民票等 | 該当者のみ | 該当者のみ | 出願地の選択方法(b・c等)による |
志願者評価書は、志願者について客観的に評価いただける方が記入し、厳封したものを提出する書類です。高校の担任等に限定されず、本人の適性や地域医療への意欲を客観的に説明できる第三者に依頼する必要があります。活動報告書は総合型選抜・学校推薦型選抜の両方で共通して求められ、部活動・生徒会・ボランティア・課外活動など、高校在学中の活動を所定の様式に沿って記入します。いずれも所定様式を公式サイトからダウンロードして使用します。
書類の準備で最も時間がかかるのは、志願者評価書や推薦書のように第三者による厳封が必要な書類です。評価者・推薦者に依頼してから受け取るまでの期間、記入内容の確認、厳封後の郵送手配を逆算すると、出願期間の直前に依頼するのでは間に合わない可能性があります。出願地・出願資格の確定と同時に、どの書類を誰に依頼するかを一覧化して早期に動き始めてください。











志願者評価書は先生に頼めばよいと思っていましたが、「客観的に評価いただける方」という条件なので、誰に頼むか自体を考える必要があるんですね。推薦書とは違う書類だと初めて分かりました。











その理解で合っている。志願者評価書は本人が用意する書類だが、記入するのは第三者だ。依頼相手の選定、記入依頼、厳封、提出までの日程を出願期間から逆算しよう。活動報告書は本人が書く書類なので、日付・役割・成果を事実に基づいて具体的に記録することが重要だ。
📚 用語解説
志願者評価書:総合型選抜で提出が必要な書類で、志願者を客観的に評価できる第三者が記入し厳封して提出します。学校推薦型選抜の「推薦書」(高等学校長が発行)とは提出者・様式ともに異なる書類です。
選考内容と配点|書類選考→基礎学力検査(数学・英語)→面接
総合型選抜・学校推薦型選抜のいずれも、出願書類をもとにした書類選考で基礎学力検査・面接試験の受験者を決定し、通過者に対して本学で基礎学力検査(記述式)と面接試験を行う、2段階の選考です。基礎学力検査は数学100点(60分)と外国語(英語)100点(60分)の記述式2教科で、2教科全ての受験が必要です。1教科でも受験しない場合は欠席扱いとなり、面接試験を受けることはできません。
| 試験 | 出題範囲 | 配点 | 時間 |
|---|---|---|---|
| 数学 | 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A(全範囲)、数学B(数列)、数学C(ベクトル・平面上の曲線と複素数平面) | 100点 | 60分(9:00〜10:00) |
| 外国語(英語) | 英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ | 100点 | 60分(10:20〜11:20) |
| 面接 | 個人面接(都道府県及び本学、各10〜15分程度) | 非公表 | 12:20〜16:00の間で実施 |
基礎学力検査の数学は、数学Ⅲ・数学C(ベクトル・平面上の曲線と複素数平面)まで含む全範囲の記述式です。「総合型選抜だから学力試験の負担は軽い」という思い込みは禁物で、一般選抜の第1次試験(マークシート式)とは異なり、記述式で解答過程まで問われます。英語も長文の読解・表現を含む科目構成のため、書類対策と学力対策のどちらか一方に偏らない計画が必要です。
面接は個人面接で、都道府県及び本学の両方で、各10〜15分程度実施されます。出願都道府県が実施する面接と、自治医科大学が実施する面接の2種類があり、評価する主体が異なる点に注意してください。地域医療への意欲を一律の模範解答で語るのではなく、自分の出願地の医療事情やキャリア形成プログラムの内容を踏まえて、一貫した言葉で説明できるように準備します。











基礎学力検査が記述式で、しかも数学IIIや数C(複素数平面)まで含む全範囲なんですね。総合型選抜は書類と面接が中心だと思っていたので、学力試験の比重が予想より重いです。











そうだね。自治医科大学の総合型選抜は、書類選考を通過した後に記述式の学力検査が控えている。数学・英語それぞれ60分の実戦演習を毎週行い、解答過程を採点者に伝わる形で書く練習をしよう。面接は都道府県と本学の2回あるので、それぞれの評価観点の違いも意識して準備する必要がある。
📚 用語解説
基礎学力検査:自治医科大学の総合型選抜・学校推薦型選抜で実施される記述式の学力試験です。数学と外国語(英語)の2教科各100点で構成され、一般選抜の第1次試験(マークシート式・3教科)とは科目構成・出題形式が異なります。
数学・外国語(英語)の2教科は両方とも受験が必須です。要項は「1教科でも受験しない者は欠席扱いとなり、面接試験を受けることはできません」と明記しています。体調管理や当日の時間割の把握も対策の一部です。
出願から入学手続までの日程|2027年度(令和9年度)スケジュール
募集要項(出願書類一式を含む)は2026年8月上旬より頒布が開始されています。総合型選抜の検定料の払込期間は令和8年9月1日(火)から10月20日(火)まで、出願手続期間は令和8年10月14日(水)から10月20日(火)17:00必着(消印有効期限10月19日)です。学校推薦型選抜は検定料払込期間が令和8年9月1日から11月6日まで、出願手続期間が令和8年11月1日(日)から11月7日(土)17:00必着(消印有効期限11月6日)と、総合型選抜より約2週間遅い日程です。
| 項目 | 総合型選抜 | 学校推薦型選抜 |
|---|---|---|
| 検定料払込期間 | 2026年9月1日〜10月20日 | 2026年9月1日〜11月6日 |
| 出願手続期間 | 2026年10月14日〜10月20日17:00必着 | 2026年11月1日〜11月7日17:00必着 |
| 書類選考合格発表 | 2026年11月13日13:00 | 2026年11月13日13:00 |
| 基礎学力検査・面接試験 | 2026年11月18日 | 2026年11月18日 |
| 合格発表 | 2026年12月1日13:00 | 2026年12月1日13:00 |
| 入学手続 | 2027年2月25日・3月12日 | 2027年2月25日・3月12日 |
書類選考合格発表・基礎学力検査・面接試験・合格発表・入学手続の日程は、総合型選抜と学校推薦型選抜で共通です。異なるのは検定料払込期間と出願手続期間で、総合型選抜の方が約2週間早く始まります。総合型選抜を検討している場合、夏休み後半から出願書類の準備を始めないと、10月中旬の出願開始に間に合わない可能性があります。
この日程は不測の事態により変更される場合があり、変更時は大学ホームページで速やかに周知するとされています。出願直前に必ず最新の公式情報を確認してください。また、試験会場は書類選考通過後の基礎学力検査・面接試験ともに自治医科大学(栃木県下野市薬師寺3311-1)で、都道府県ごとの分散会場ではない点も、一般選抜第1次試験(都道府県会場)との違いとして押さえておく必要があります。











総合型選抜の出願は10月中旬から始まるので、意外と早いんですね。学校推薦型選抜より2週間近く早く準備しないといけないことが分かりました。











そう。しかも書類選考合格発表から基礎学力検査・面接試験までは1週間もない。書類を出してから慌てて学力対策を始めるのでは遅い。出願前の時点で、数学・英語の記述式演習と面接の受け答えを仕上げておく必要がある。
📚 用語解説
消印有効と必着:消印有効は締切日までの郵便局の日付印が条件、必着は締切日までに大学へ到着することが条件です。自治医科大学の総合型選抜・学校推薦型選抜の出願手続は「17:00必着」で、消印有効期限は別途1日前後早く設定されています。配送方法を確認し、必着の期限に余裕をもって発送してください。
総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜の関係|併願不可と出願地の制限
総合型選抜に出願した場合、学校推薦型選抜に出願することはできず、重複して出願した場合は無効になります。総合型選抜に出願した結果、一般選抜にも出願する場合は、出願地は総合型選抜の出願地と同一都道府県からのみとなります。つまり、総合型選抜で不合格になった場合に備えて別の都道府県の一般選抜へ出願する、といった使い方はできません。
学校推薦型選抜・総合型選抜を実施した都道府県における一般選抜では、これらを実施した都道府県を1つのグループとし、グループ内の都道府県の一般選抜受験者から、学力試験・面接試験の結果および調査書等の内容を総合的に判断のうえ、成績上位者を一般選抜合格者として発表します。合格者数は都道府県における医師不足等の状況を考慮して決定され、毎年変動します。一方、総合型選抜・学校推薦型選抜を実施していない都道府県の一般選抜は、その都道府県内で2名または3名を選抜する、より単純な仕組みです。
| 比較項目 | 総合型選抜 | 一般選抜 |
|---|---|---|
| 出願時期 | 2026年10月14日〜20日 | 2027年1月4日〜1月20日 |
| 第1次(書類/学力) | 書類選考(出願書類) | 学力試験(マークシート式)3教科・都道府県会場 |
| 第1次面接 | 該当なし(基礎学力検査と同日に面接) | 学力試験及第者のみ都道府県で面接 |
| 本学での試験 | 基礎学力検査(数学100点・英語100点、記述式)+面接 | 第2次試験:学力試験(記述式・数学12.5点+英語12.5点)+面接(集団20分+個人10〜15分) |
| 合格発表 | 2026年12月1日 | 第1次1月29日、第2次2月12日 |
一般選抜は、都道府県ごとにマークシート式の第1次試験(数学25点・理科2科目50点・外国語25点、計100点)と面接を行い、通過者が本学で記述式の第2次試験(数学12.5点・外国語12.5点)と面接(集団20分・個人10〜15分)を受ける、総合型選抜とは異なる配点・形式の試験です。総合型選抜は理科が課されない一方、数学・英語の配点比率が一般選抜より高く、しかも記述式である点は、対策の優先順位を考えるうえで重要な違いです。











総合型選抜に出願すると、一般選抜も同じ都道府県にしか出願できないんですね。総合型選抜がダメだったら別の県の一般選抜に切り替える、ということはできないと分かりました。











そう。出願地の選択は総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜を通じて一貫している。総合型選抜に出願する時点で、その都道府県での一般選抜も見据えた学力対策を並行して進める必要がある。理科を一般選抜のために維持しつつ、総合型選抜特有の記述式数学・英語も仕上げるという二正面の準備が必要だ。
📚 用語解説
学校推薦型選抜・総合型選抜実施県のグループ内総合判断:学校推薦型選抜・総合型選抜を実施した都道府県における一般選抜では、これらの実施県をまとめて1つのグループとし、グループ内の一般選抜受験者を学力・面接・調査書等で総合的に比較して合格者数を決定する仕組みです。合格者数は都道府県の医師不足等の状況で毎年変動します。
総合型選抜と一般選抜の並行出願は、出願地が同一都道府県である場合のみ可能です。総合型選抜・学校推薦型選抜間の併願はできません。他大学との併願は妨げられませんが、自治医科大学内の区分間の関係は要項の原文どおりに理解し、自己解釈で判断しないでください。
対策の準備順|出願地確定から学力検査・面接の実戦演習まで
自治医科大学の総合型選抜対策は、出願地の確定、出願要件の照合、書類の依頼、学力検査・面接の実戦演習の順に進めます。評定4.0以上は一朝一夕には作れないため、高1・高2の段階から日々の定期試験を積み上げる意識が必要です。受験学年になってから評定を確認するのでは選択肢が限られてしまいます。
- 評定4.0以上の維持: 定期試験から積み上げ
一般選抜を含めた自治医科大学の入試科目別対策は自治医科大学医学部に最短最速で合格する方法で、総合型選抜・学校推薦型選抜を含む入試制度全体の考え方は総合型選抜・学校推薦型選抜完全ガイドで確認できます。志望理由や活動報告書の論理を組み立てるときは大学入試の志望理由書の書き方を使い、地域医療への憧れや活動の列挙だけで終わらせず、本人の問題意識と出願都道府県の医療課題を結びつけてください。











出願地の確定と書類の依頼が思ったより時間のかかる作業で、学力検査対策と同時並行で進める必要があるんですね。評定を今から意識しないと、受験学年になってからでは間に合わないことも分かりました。











その通り。総合型選抜は締切が1つではなく、出願地確定、評定、書類依頼、学力検査、面接という複数の作業が同時進行する。「今週は志望理由書」のように大きく置くのではなく、「出願地候補を3つ書き出す」「志願者評価書の依頼先を1人決める」のように日単位で数値化し、毎週の未完了を翌週へ放置しない仕組みが必要だ。
自治医科大学の総合型選抜は「普通の対策」では受からない
結論から先に言います。志望理由書を一度添削してもらう、面接の想定問答を丸暗記する、模試の結果だけを見て一般選抜と同じ対策を続けるといった「普通の対策」だけでは、自治医科大学の総合型選抜に受かるのは厳しいです。出願地の確定、評定4.0以上の維持、志願者評価書等の書類依頼、記述式の数学・英語、都道府県と本学の2種類の面接を、限られた期間で同時に仕上げる必要があるからです。
この記事で確認したとおり、2027年度の総合型選抜は栃木・富山・山梨・山口・佐賀の5県のみで実施され、募集人員は各県1〜2名です。出願地の判定を誤れば受験資格自体を失い、評定が4.0に届かなければ出願要件を満たせません。書類選考通過後には数学100点・英語100点の記述式基礎学力検査と、都道府県・本学それぞれの面接が控えています。必要なのは単発の添削ではなく、出願地判定・書類・学力・面接を毎日の行動へ変える仕組みです。
ここで、鬼管理専門塾が示す「従来塾の3つの限界」——①授業で情報を得ても行動は変わらない、②全員同じ指導は偏差値50に収束する、③週1指導では変化が遅い——に照らして、代表的な選択肢を一つずつ検討します。出典は「鬼管理」とはです。
独学・参考書だけでは出願地判定と書類の抜けに気づけない
独学では募集要項を読むことはできますが、①の限界が残ります。出願地の選び方(a/b/c)や、志願者評価書の依頼、キャリア形成プログラムの理解を「調べたつもり」で止めてしまい、実際に依頼・提出まで実行できているかを客観的に確認する人がいません。10月中旬の出願直前になって書類不備に気づく危険があります。
映像授業・アプリでは記述式の数学・英語に対応しにくい
映像授業やアプリは基礎知識のインプットには便利ですが、①と②の限界に当たります。自治医科大学の基礎学力検査は数Ⅲ・数C含む全範囲の記述式で、視聴完了と解答を書き切る力は別物です。同じ動画を見ても、本人の弱点に応じた記述演習量は決まりません。
集団授業の大手予備校では出願地固有の事情に合わせにくい
集団授業は一般選抜の学力対策には有効ですが、②の限界が残ります。全員同じ進度のカリキュラムでは、出願地のキャリア形成プログラムを調べる時間、志願者評価書の依頼状況、面接での地域医療への意欲の言語化といった、本人と出願都道府県に固有の準備へ個別の優先順位を付けられません。
一般的な個別指導塾では週1回以外の遅れに気づきにくい
一般的な個別指導は本人に合わせられても、授業が週1回なら③の限界に当たります。書類の依頼が遅れている、記述式数学の得点が伸びない、面接の受け答えが都道府県面接と本学面接で矛盾しているといった問題に気づいても、次の面談まで修正が止まります。出願から合格発表まで約2か月弱という短い期間で、一週間の放置は大きな遅れになります。
独学・参考書、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を順に検討すると、いずれも①情報から行動への変換、②出願地・本人ごとの計画、③毎日の修正頻度のどれかが残ります。だから、出願地を固定し、評定・書類・記述式学力検査・面接を1日単位で管理する鬼管理専門塾しかない、という結論になります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、従来塾の3つの限界を6つの仕組みで解消します。自治医科大学の総合型選抜では、出願地の確定、評定管理、志願者評価書等の書類依頼、記述式の数学・英語、都道府県面接・本学面接という複数の作業を一つの計画へ統合し、未確認条件や遅れを毎日・毎週の確認で見つけます。
- 鬼管理専門塾: 毎日×出願地別の個別計画
- 独学: 本人だけで管理
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
出願地の確定後、「評定を4.0以上に維持するため次の定期試験で何点取るか」「志願者評価書の依頼先を今週中に1人決める」のように、書類・評定・学力対策を一日の数値へ落とします。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
数学(全範囲記述式)が弱い、英語の記述量が足りない、面接で地域医療への意欲を言語化できていないなど、本人の弱点と出願地固有の事情に合わせて優先順位を変えます。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
毎日の進捗と毎週の確認テストで、記述式数学・英語の得点、面接の受け答えの一貫性、書類の準備状況を測ります。志願者評価書の依頼遅れなどの事務作業の遅れも放置せず修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
厳しい選考を通過した専属講師が、公式要項の出願要件と本人の状況を区別し、出願地確定・書類・学力検査・面接の進捗を確認します。公開された講師満足度アンケートも指導体制を検討する材料にできます。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
大学受験(学部特化含む)コースに、総合型選抜・推薦入試特化のコースを組み合わせ、自治医科大学の出願地別条件へ対応します。一般選抜で必要な理科の対策との週間配分まで一つの計画にします。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
要項や演習中の疑問はLINEで質問でき、Zoomの無料説明会には保護者も同席できます。現在の評定・出願地の候補・志望学部を共有し、出願までに必要な準備量を確認できます。
鬼管理専門塾の大学受験コースには1カ月返金保証制度があります。対象・適用条件の詳細は無料説明会で確認してください(出典:https://onikanri.singeki.com/onikanri-top/1month-refund/ )。指導方針と日々の管理方法は「鬼管理」とは?特徴・指導方針、これまでの結果は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。まず無料説明会で、自分の出願地の候補と現在の評定・学力をもとに、最初の一週間で行う課題を相談できます。
自治医科大学の総合型選抜対策を無料説明会で相談できます
まとめ|公式要項から自治医科大学の総合型選抜対策を始める
| 確認項目 | 2027年度要項の要点 |
|---|---|
| 対象都道府県 | 栃木・富山・山梨・山口・佐賀の5県(学校推薦型選抜は富山県のみ) |
| 募集人員 | 総合型選抜は合計9名(栃木2・富山1・山梨2・山口2・佐賀2)、学校推薦型選抜は富山1名 |
| 出願要件 | 調査書の全体評定4.0以上・入学確約・キャリア形成プログラムに基づく勤務確約 |
| 提出書類 | 調査書、志願者評価書(総合型)または推薦書(学校推薦型)、活動報告書ほか |
| 選考内容 | 書類選考→基礎学力検査(数学100点・英語100点、記述式)→面接(都道府県及び本学) |
| 日程 | 出願2026年10月14日〜20日、合格発表2026年12月1日、入学手続2027年2月25日・3月12日 |
| 併願関係 | 学校推薦型選抜と併願不可、一般選抜と併願する場合は出願地が同一都道府県のみ |
自治医科大学の総合型選抜は、大学の知名度や偏差値だけで挑める入試ではありません。最短の準備は、志望理由書から書き始めることではなく、募集要項一覧から自分の出願地が対象県かどうかを確認し、出願資格(1)〜(9)のどれに該当し、a・b・cのどの候補で出願地を確定するかを固定することです。その後、出願要件の照合、志願者評価書等の依頼、記述式の数学・英語、都道府県面接・本学面接の実戦演習を並行します。
評価されるのは、出願要件をすべて満たしている事実と、卒業後の勤務確約への理解と、当日その力を再現するアウトプットです。評定・活動・面接での受け答えのどれか一つが優れていても、要項が求める残りの条件や記述式の学力検査を代替できません。作業を日単位で数値化し、毎週の答案・書類の進捗から計画を修正しながら、一般選抜の学力も守ってください。
自治医科大学の総合型選抜対策を日単位の計画に変えられます
よくある質問
Q. 自治医科大学の総合型選抜は全国どこからでも出願できますか?
A. いいえ。2027年度は栃木県・富山県・山梨県・山口県・佐賀県の5県のみで実施されます。この5県以外が出願地に該当する場合、2027年度は総合型選抜・学校推薦型選抜という選択肢自体がなく、一般選抜のみで出願することになります。
Q. 総合型選抜と学校推薦型選抜は両方に出願できますか?
A. できません。総合型選抜に出願した場合、学校推薦型選抜に出願することはできず、重複して出願した場合は無効になります。富山県は総合型選抜1名・学校推薦型選抜1名の両方の枠がありますが、いずれか一方を選ぶ必要があります。
Q. 評定平均が4.0に届かない場合は出願できませんか?
A. 総合型選抜・学校推薦型選抜のいずれも、調査書の全体の学習成績の状況が4.0以上であることが出願要件です。この基準に届かない場合、2027年度の総合型選抜・学校推薦型選抜には出願できません。評定は早い学年から計画的に積み上げる必要があります。
Q. 出願地はどうやって選べばよいですか?
A. 高校卒業(見込み)者等は、a出身高校の所在地、b本人の現住所地(2024年4月1日以前から継続)、c父母等の現住所地(同条件)のいずれかから1つを選びます。aとbが同一都道府県ならa、複数の候補が重なる場合は要項の優先順位に従います。複数の都道府県に出願するとその年度の受験資格を失うため、慎重に確定してください。
Q. 志願者評価書は誰に書いてもらえばよいですか?
A. 志願者について客観的に評価いただける方が記入し、厳封して提出する書類です。学校推薦型選抜の推薦書(高等学校長が発行)とは異なり、対象者が限定的に指定されているわけではないため、本人の適性を具体的に説明できる方に早めに依頼してください。
Q. 基礎学力検査は一般選抜の学力試験と同じ内容ですか?
A. 異なります。総合型選抜・学校推薦型選抜の基礎学力検査は数学100点・外国語(英語)100点の記述式2教科(各60分)です。一般選抜は第1次試験がマークシート式で数学・理科2科目・外国語の3教科(理科を含む)、第2次試験が記述式で数学・外国語となり、教科構成も配点比率も異なります。
Q. 総合型選抜が不合格でも一般選抜に出願できますか?
A. 出願地が総合型選抜の出願地と同一都道府県であれば出願できます。ただし、その都道府県が総合型選抜・学校推薦型選抜の実施県である場合、一般選抜はこれらの実施県をまとめた1つのグループ内で総合的に合格者数が決まる仕組みのため、実施していない都道府県の一般選抜とは合否の決まり方が異なります。
Q. 合格後、必ず出願した都道府県で勤務しなければなりませんか?
A. はい。出願要件として、本学卒業後、出願都道府県が作成するキャリア形成プログラムに基づき、一定期間、知事の意見を聴いて指定する公立病院等に医師として勤務することを確約できる者であることが求められます。あわせて修学資金貸与制度により、勤務期間が貸与期間の1.5倍に達しない場合は利息付きで一括返還が必要になります。
Q. 対策はいつから始めるべきですか?
A. 評定は短期間では整わないため、高1・高2から意識するのが理想です。受験学年は春までに出願地を確定し、夏に志願者評価書等の書類依頼、記述式の数学・英語と面接の演習を進めます。総合型選抜の出願は10月中旬に始まるため、夏休み後半を書類準備の開始時期にしないでください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





