
獨協医科大学の総合型選抜を調べたら、「4年制大学を卒業した人」とか「25歳以下」とか、高校生向けの総合型選抜とは違う条件が並んでいて驚きました。これって高校生は出願できないんですか?











そのとおり。獨協医科大学医学部の総合型選抜は、他大学を卒業・在学した人や社会人経験者を想定した特殊な制度で、高校生が高3の秋に直接出願できる一般的な総合型選抜とは対象がまったく違う。この記事では2027年度(令和9年度)の公式要項をもとに、出願資格・日程・選考内容・過去の結果まで整理するよ。
獨協医科大学医学部の総合型選抜は、医学部医学科(第1学年)を対象に募集人員3名以内で実施される入試です。獨協医科大学 総合型選抜の公式ページと令和9(2027)年度学生募集要項によれば、出願できるのは4年制以上の大学を卒業(見込み)、または2年次までの課程を修了した25歳以下の人で、研究経験を持ち、本学を第一志望とすることなどが条件です。高校生がそのまま出願できる制度ではないため、対象者を取り違えないことが最初の関門になります。
この記事は2026年9月28日時点で公表済みの令和9(2027)年度学生募集要項(医学部・総合型選抜)を基準に整理しています。出願資格・日程・提出書類・選考方法は年度ごとに変更される可能性があるため、出願直前に必ず志望年度の公式要項本文で最終確認してください。
目次
- 獨協医科大学の総合型選抜は「大学生・卒業者向け」の医学部入試【結論】
- 出願資格|4年制大学卒業・2年次修了、25歳以下、研究経験など6条件
- 2027年度の出願日程|出願は8月10日から25日まで
- 出願書類|自己申告書・「私の過去・現在・未来」・検定料6万円の準備
- 第1次試験|適性試験・英文長文の小論文・書類審査
- 第2次試験|15分×4回の面接とプレゼンテーション
- 出願前に確認したい論点|学校推薦型・一般選抜との違いと第一志望条件
- 過去3年の選考結果|募集3名に対し合格0〜3名の実態
- 対策の進め方|適性試験・小論文・プレゼンをどう準備するか
- 獨協医科大学の総合型選抜は「普通の対策」では受からない
- 鬼管理専門塾の特徴
- まとめ|対象条件を満たしてから、書類と試験対策を並行する
- よくある質問
獨協医科大学の総合型選抜は「大学生・卒業者向け」の医学部入試【結論】
結論から言うと、獨協医科大学の総合型選抜は、高校生が高校の実績や志望理由だけで出願する一般的な総合型選抜とは別物です。公式要項は「4年制以上の大学(外国の大学を含む)を卒業又は卒業見込みの者」「4年制以上の大学に在籍し、2年次までの課程を修了している者」等を出願資格の入口とし、他分野で研究経験を積んだ人材を医学部に迎え入れることを目的として2004年度に新設された制度だと説明しています。
| 2027年度の選抜方式 | 募集人員 | 評価の重点(公式要項より) |
|---|---|---|
| 一般選抜(前期) | 52名 | 学力試験結果に重点を置き評価 |
| 一般選抜(後期) | 15名 | 学力試験結果に重点を置き評価 |
| 総合型選抜 | 3名以内 | 多様な試験結果を総合的に評価 |
| 学校推薦型選抜(公募・地域特別枠) | 10名 | 出身高校の推薦+地域医療貢献意欲 |
| 学校推薦型選抜(指定校制) | 約20名 | 出身高校の推薦を重視し総合評価 |
| 学校推薦型選抜(指定校制・栃木/埼玉/茨城地域枠) | 各2〜7名以内 | 推薦+対象県の地域医療貢献意欲 |
| 学校推薦型選抜(系列校) | 約10名 | 出身高校の推薦を重視し総合評価 |
| 一般選抜(栃木県・新潟県地域枠) | 各2〜3名 | 学力試験+対象県の地域医療貢献意欲 |
令和9年度入学者選抜概要が示すとおり、医学部には7系統の選抜方式があり、総合型選抜はそのうちの一つに過ぎません。なお看護学部の入試区分には総合型選抜がなく、3年次編入・学校推薦型選抜・一般選抜A/B日程のみが実施されています。「獨協医科大学の総合型選抜」を調べるときは、医学部医学科だけの制度であることも押さえておく必要があります。











同じ大学でも学部によって入試の種類が違うんですね。しかも総合型選抜は募集3名以内で、一般選抜の前期52名・後期15名と比べるとかなり少ないんですね。











そうだね。募集人員が少ないうえに、出願できる人自体が限られている。だからこそ、まず自分が出願資格を満たすかどうかを正確に確認することが、対策より先に必要になるんだ。
📚 用語解説
総合型選抜(獨協医科大学の場合):一般に総合型選抜は高校生が学力試験以外の資料で評価される入試を指しますが、獨協医科大学医学部の総合型選抜は対象が異なります。4年制大学の卒業(見込み)者や2年次修了者など、大学生・卒業者を主な対象とする点が、他大学の高校生向け総合型選抜との最大の違いです。
本記事は獨協医科大学医学部の総合型選抜(2027年度・令和9年度)を扱います。現在高校に在学中で、出願資格(次の見出しで解説)を満たさない場合は、学校推薦型選抜や一般選抜など別の入試方式を確認してください。
出願資格|4年制大学卒業・2年次修了、25歳以下、研究経験など6条件
令和9年度学生募集要項は、総合型選抜の出願資格として1〜6の条件をすべて満たす者と定めています。一つでも欠けると出願できないため、要項の文言に沿って一項目ずつ確認します。
- 出願資格の確認順 6: キャリア形成・研究教育活動への意欲
- 出願資格の確認順 5: 他の学生の模範となれるか
- 出願資格の確認順 4: 分析力・思考力・判断力
- 出願資格の確認順 3: 文理・専攻不問、本学が第一志望
- 出願資格の確認順 2: 令和9年4月1日時点で25歳以下
- 出願資格の確認順 1: 4年制大学卒業(見込み)又は2年次修了
| 条件 | 公式要項の内容(要約) |
|---|---|
| ①学歴 | 4年制以上の大学(外国の大学含む)を卒業・卒業見込み、または2年次までの課程を修了(休学者・医学部医学科在籍者を除く)、もしくは本学が同等以上と認める者 |
| ②年齢 | 令和9年4月1日現在で25歳以下(平成13年4月2日以降の出生者) |
| ③研究経験 | 教育・研究機関等で文理・専攻を問わず研究経験を有し、本学を第一志望として入学を志す者 |
| ④適性 | 本学の学修に適合する分析力・思考力・判断力を有する者 |
| ⑤学生生活 | 入学後の学生生活において、他の学生の模範となれる者 |
| ⑥卒業後の意志 | 卒業後も本学の一員として、医学・医療分野でのキャリア形成を強く希望し、研究・教育活動に積極的に取り組む意志を有する者 |
注意したいのは③の「研究経験」です。学部・専攻は問われませんが、教育・研究機関等での研究経験を持ち、かつ獨協医科大学を第一志望としていることが条件になっています。①の学歴要件も、「4年制大学の卒業(見込み)」だけでなく「2年次までの課程を修了している在学者」も対象に含まれる一方、医学部医学科の在籍者や休学者(留学等による休学を除く)は対象外です。











研究経験と言われても、何をどこまで満たせばいいのか迷いそうです。大学で軽く実験を手伝った程度でも「研究経験」に数えていいんでしょうか。











要項には研究の規模や成果の基準までは書かれていない。だからこそ、自分の経験を年月・場所・役割・得られた気づきという事実で言語化し、出願書類の「私の過去・現在・未来」や面接で一貫して説明できる状態にしておくことが大切だよ。
📚 用語解説
研究経験:教育・研究機関などの施設で行った、文系・理系を問わない研究活動の経験を指します。出願資格の一つであると同時に、出願書類やプレゼンテーションでも活用の見せ方を問われる中心テーマです。
外国の学校等を卒業・在籍中の場合、出願資格の該当性が分かりにくいことがあります。公式要項は専用の確認申請手順を案内しているため、不明点は出願期間より前に大学の指定窓口へ確認してください。
2027年度の出願日程|出願は8月10日から25日まで
2027年度(令和9年度)総合型選抜の出願期間は令和8年8月10日(月)〜8月25日(火)で、出願書類は書留郵便による郵送必着です。要項は「いかなる理由があっても、締切日の17時以降は受理できません」と明記しており、締切間際の郵送はリスクになります。
出願から入学手続までは約2か月です。第1次合格発表(9月15日)から第2次試験(9月18日)まではわずか3日しかないため、面接とプレゼンテーションの準備は出願直後、第1次試験の結果を待つ前から進めておく必要があります。合格発表は郵送ではなく大学公式サイトの合否照会サイトで行われ、照会できる期間も区切られている点に注意してください。











1次発表から2次試験まで3日しかないんですね。1次の結果が出てからプレゼンの準備を始めたら間に合わない気がします。











そのとおり。事前課題のスライドは出願時に提出する仕組みだから、実際には出願書類を送る8月25日までにプレゼン資料は完成していないといけない。日程表は「出願→1次→2次→発表」と順番に読むのではなく、逆算して今日から何を準備するかで読むんだ。
出願書類|自己申告書・「私の過去・現在・未来」・検定料6万円の準備
出願には、志願票・写真票・受験票・検定料納付票のほか、大学受験活動歴、「私の過去・現在・未来」(本学所定のB4用紙に自筆で1,800字以上2,000字以内)、課外活動等の顕著な成績、出身大学・大学院の在籍・卒業証明、成績証明書、写真2枚、検定料60,000円、連絡用宛名シールなど9点を取り揃える必要があります。多くの記述書類は、記述内容を裏付ける客観的資料(コピー)の添付が求められます。
「私の過去・現在・未来」は、これまでの大学生活で何を得て、今後獨協医科大学でどう活かしたいのかを本人が記述する書類です。文字数は1,800字以上2,000字以内と幅が狭く、研究経験・課外活動・志望理由を一つの文章にまとめる必要があります。書き方の基本的な考え方は志望理由書の書き方も参考になりますが、獨協医科大学の指定書式・字数・添付資料のルールに従って、本人の事実だけで作成してください。











1,800字以上2,000字以内って、意外と幅が狭いんですね。研究経験も課外活動も志望理由も全部書こうとすると、あっという間に字数オーバーしそうです。











だからこそ、書く前に事実を棚卸しする作業が要る。研究経験、課外活動、これまでの受験活動歴を別々の書類に振り分け、「私の過去・現在・未来」には要項が求める「今後どう活かすか」を中心に据えて、重複を削っていくんだ。
公式要項は、記述を裏付ける客観的資料について「添付資料は返却しないので、原本ではなくコピーを添付してください」と明記しています。合格通知や成績証明書などの原本を誤って送らないよう、発送前に指差し確認してください。
📚 用語解説
客観的資料:本人の記述内容を裏付ける、第三者が発行した資料を指します。合格通知、共通テストや模擬試験の成績、大学の成績証明書などが該当し、自己申告だけでは足りない部分を補う役割を持ちます。
第1次試験|適性試験・英文長文の小論文・書類審査
第1次試験は令和8年9月5日(土)、入室時間8:30〜9:00で実施されます。試験方法は適性試験(9:30〜11:30・120分・記述式)、小論文試験(12:30〜14:30・120分・記述式)、書類審査の3本立てです。小論文試験は英和辞書1冊の持込みが認められています(電子辞書は不可)。第1次試験は、適性試験・小論文試験の得点及び書類審査の評価を総合して合否が決まります。
| 試験 | 内容(公式要項より) | 対策の焦点 |
|---|---|---|
| 適性試験 | 本学の学修に適合する分析力・思考力・判断力等を評価 | 資料を読み取り、根拠から結論を導く記述演習 |
| 小論文試験 | 英文の長文課題に基づいた客観的・論理的作文能力を評価 | 英文読解と、日本語または英語での論理的な要約・主張構成 |
| 書類審査 | 社会に向き合う態度、主体性、計画性、医学志、本学貢献意欲などを評価 | 出願書類全体の一貫性を本人が点検する |
小論文試験が「英文の長文課題」を基にする点は見落とされがちです。英作文力そのものよりも、英文で示された論点を正確に読み取り、客観的・論理的な文章としてまとめ直す力が問われます。電子辞書は持ち込めないため、紙の英和辞書を使った長文読解と要約の練習を本番と同じ時間配分で重ねておく必要があります。











小論文なのに英文の長文課題なんですね。てっきり日本語のテーマ型小論文だと思っていました。











そこは要項を読まないと分からない部分だ。英文を正確に読み、論点を抜き出し、客観的・論理的な文章に再構成する練習を、紙の辞書だけで120分の本番時間で行っておこう。適性試験も記述式だから、選択式の模試だけでは対策にならないよ。
📚 用語解説
適性試験:知識量そのものよりも、資料を分析し、思考し、判断する力を記述式で測る試験です。獨協医科大学の総合型選抜では、本学の学修に適合する分析力・思考力・判断力を評価する目的で実施されます。
第2次試験|15分×4回の面接とプレゼンテーション
第2次試験は令和8年9月18日(金)、入室時間8:10〜8:30で実施されます。面接試験は1回あたり15分の個人面接を計4回行い、多面的かつ総合的に評価します。プレゼンテーションは事前課題と当日課題の2種類があり、思考力・判断力・表現力を総合的に判断して評価します。
| プレゼンテーション | 内容 | 準備のポイント |
|---|---|---|
| 事前課題 | 本人作成のスライド(出願時にUSBメモリで提出)を使い1人5分発表+質疑5分。主題は「これまでの学習活動、研究活動、課外活動、社会活動履歴と将来の展望」、副題は「私の過去・現在・未来」 | PowerPoint(枚数制限なし、動画・音声挿入不可)。1枚目に主題と氏名を明記 |
| 当日課題 | 試験室入室後に提示されるテーマに基づき発表 | 事前課題で使った構成の型を、初見のテーマにも応用できるよう練習 |
事前課題のスライドは出願時に提出する仕組みのため、実質的な締切は出願締切(8月25日)と一致します。主題は「これまでの学習活動、研究活動、課外活動、社会活動履歴と将来の展望」、副題は「私の過去・現在・未来」で、出願書類の記述内容とスライドの内容を一致させておく必要があります。面接は15分×4回あるため、同じエピソードでも角度の違う質問に一貫して答えられるよう準備します。面接でよく問われる質問の傾向は大学入試面接でよく聞かれる質問も参考にできますが、内容は必ず自分の研究経験・事実に基づいて作成してください。











事前課題のスライドが出願時提出だと知らなかったら、出願書類は間に合っても、スライドが間に合わない事態になりそうです。











そう、ここが一番の落とし穴だ。出願書類・「私の過去・現在・未来」・事前課題スライドの3つを同じ物語(研究経験と将来像)で貫通させ、8月25日までに同時に完成させる計画を最初に立てよう。4回の面接は、その物語のどの角度を聞かれても答えられるようにする練習の場だよ。
📚 用語解説
プレゼンテーション(事前課題・当日課題):獨協医科大学の総合型選抜第2次試験で実施される発表形式の試験です。事前課題は出願時提出のスライドを使った5分間発表+5分間の質疑応答、当日課題は試験室入室後に提示されるテーマに基づく発表で、いずれも思考力・判断力・表現力を総合的に評価します。
出願前に確認したい論点|学校推薦型・一般選抜との違いと第一志望条件
獨協医科大学の総合型選抜は、本学を第一志望とすることが出願資格の一部になっています。一般選抜や学校推薦型選抜とは評価の重点がまったく異なるため、「総合型選抜がだめなら一般選抜に切り替える」といった単純な併願計画は成立しません。出願前に、自分がそもそも出願資格を満たしているかを最初に確認する必要があります。
歴史的な経緯も押さえておくと制度を混同しにくくなります。獨協医科大学は1998年度に学士編入学試験を導入しましたが、2004年度にこの学士編入学試験を発展的に解消し、新しい入学者選抜方式として総合型選抜を導入しました。つまり現在の総合型選抜は、かつての学士編入学試験の後継にあたる制度であり、両者が並行して実施されているわけではありません。また、2002年度に導入された大学入試センター利用選抜(共通テスト利用選抜)は2025年度(令和7年度)をもって廃止されています。











総合型選抜と学士編入学試験は別の制度だと思っていました。今は総合型選抜に一本化されているんですね。共通テスト利用選抜も廃止されているとは知りませんでした。











入試制度の名前は年度によって変わるから、古い情報のまま「獨協医科大学には学士編入学試験がある」と思い込むと、存在しない制度に向けて準備してしまう。必ず最新の公式要項で、今の年度にどの制度が実施されているかを確認しよう。
📚 用語解説
学士編入学試験(獨協医科大学における沿革):獨協医科大学が1998年度に導入した、大学卒業者等を対象とする入学者選抜です。2004年度にこの制度を発展的に解消して総合型選抜を新設したため、現在は学士編入学試験として別立てでは実施されていません。
過去3年の選考結果|募集3名に対し合格0〜3名の実態
獨協医科大学が公表する令和6年度医学部入試結果、令和7年度医学部入学者選抜結果、令和8年度医学部入学者選抜結果を比べると、総合型選抜は年度ごとの変動が大きい入試だと分かります。
| 入学年度 | 志願者数 | 1次合格者数 | 2次受験者数 | 合格者数 | 入学者数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年度(令和6年度) | 15名 | 3名 | 2名 | 0名 | 0名 |
| 2025年度(令和7年度) | 16名 | 4名 | 4名 | 3名 | 2名 |
| 2026年度(令和8年度) | 10名 | 1名 | 1名 | 1名 | 1名 |
注目すべきは2024年度入学の結果で、志願者15名のうち1次試験合格者は3名、2次試験の受験者は2名まで絞られたにもかかわらず、最終的な合格者は0名でした。募集人員3名以内という数字だけを見て「3名は必ず合格する」と考えるのは誤りで、要項が定める6条件と選考基準を満たす人がいなければ、募集人員に満たない合格者数になることが実際に起きています。











志願者数がもともと少ないから受かりやすいのかと思っていましたが、2024年度は2次まで進んで0名という年もあるんですね。倍率だけでは判断できません。











そのとおり。総合型選抜は「出願できる人が少ない」だけで、「合格しやすい」わけではない。出願資格を満たしたうえで、適性試験・小論文・書類審査・面接・プレゼンのすべてで、要項が求める水準に届くことが必要なんだ。
募集人員が少ない入試では、1名の増減が倍率を大きく動かします。単純な倍率の比較よりも、志願者数・1次合格者数・2次受験者数・最終合格者数・入学者数を年度ごとの実数で確認するほうが、実態を正しく把握できます。
対策の進め方|適性試験・小論文・プレゼンをどう準備するか
出願資格を満たすことが確認できたら、対策の順序を決めます。①出願資格を要項どおりに監査する、②研究経験と将来像を一つの物語として言語化する、③適性試験・小論文を本番時間で演習する、④出願書類・スライド・面接想定問答を同じ物語で貫通させる、という順です。評価配点は公表されていないため、書類・筆記・面接・プレゼンのどれか一つに絞った対策は避けます。











出願書類、小論文、プレゼン、面接をバラバラに準備すると、内容がずれてしまいそうです。すべてを同じ研究経験と将来像でつなげる必要があるんですね。











そのとおり。核になる研究経験と将来像を一つ決めて、書類ではその背景を、プレゼンではその過程を、面接ではその深掘りを担当させる。別々に対策するより、一つの物語を多角的に説明する練習をしたほうが、限られた準備期間を有効に使えるよ。
📚 用語解説
3つのC(Compassionate・Competent・Communicate):獨協医科大学が総合型選抜の入学者に求める資質です。Compassionate(人の痛みに敏感である人間性)、Competent(知識を総動員して困難を切り開く能力)、Communicate(正確な情報収集と価値判断を伝える力)の3つを指し、公式要項の「教授から総合型選抜受験生へのメッセージ」等で説明されています。
適性試験・小論文・書類審査・面接・プレゼンテーションの配点比率は公表されていません。特定の一要素だけを強化するのではなく、要項に列挙されたすべての評価材料を対策の対象として扱ってください。
獨協医科大学の総合型選抜は「普通の対策」では受からない
獨協医科大学の総合型選抜は、志望理由書を一度添削してもらい、面接の想定問答を覚えるだけでは受かりません。2024年度入学の結果では、志願者15名のうち2次試験まで進んだ2名がいずれも最終的に不合格でした。出願資格の6条件、120分の適性試験、120分の小論文、書類審査、15分×4回の面接、事前課題と当日課題のプレゼンテーションという、性質の異なる評価材料をすべて同時に仕上げる必要があるためです。
必要なのは、①公式要項の条件を今日の行動へ変換すること、②研究経験や大学での状況という受験生ごとに異なる材料を個別に扱うこと、③準備の進捗を毎日確認してすぐ修正することです。この3つを基準に、独学・参考書、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を順に検討すると、なぜ通常の対策だけでは不足するかが分かります。
独学・参考書では出願資格の見落としに気づけない
独学では、公式要項を入手できても①の限界が残ります。年齢要件や研究経験の条件を見落とす、プレゼンの事前課題が出願時提出だと気づかず準備が間に合わない、といった判断ミスを本人だけで発見しにくいためです。情報を読むことと、今日の行動を決めることは別の作業です。
映像授業・アプリでは研究経験の言語化まで支援できない
映像授業や学習アプリは小論文の型や英文読解の知識を学ぶのに役立ちますが、②の限界があります。受験生ごとに研究経験の内容も、大学での在籍状況も異なるため、同じ動画を見ても、本人の出願書類・プレゼン資料・面接想定問答に落とし込む作業までは代わってくれません。
集団授業の大手予備校では少人数選抜の個別条件に対応しにくい
集団授業は文章技術や読解の基礎を学べても、②の限界が残ります。獨協医科大学の総合型選抜は募集3名以内という少人数選抜で、出願資格を満たす生徒自体が少なく、対策内容も一人ひとり異なるため、全員が同じ週に同じ教材を進める形では、個別の出願資格や研究経験に踏み込んだ指導が難しくなります。
一般的な個別指導塾では週1回の外が止まりやすい
一般的な個別指導は本人に合わせられても、面談や授業が週1回程度なら③の限界があります。事前課題スライドの完成が遅れた、小論文の構成に想定より時間がかかった、面接の回答と出願書類の内容が食い違っていたと分かっても、次回の授業まで修正が止まってしまいます。
独学・参考書、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を比較すると、①情報から行動への変換、②生徒ごとの個別計画、③毎日の確認と即時修正のどれかが残ります。出願資格の確認から研究経験の言語化、適性試験・小論文・プレゼン・面接までを同時に仕上げる獨協医科大学の総合型選抜では、この三つを一つの仕組みにする必要があります。だから、出願条件から毎日の実行までを一貫して管理する鬼管理専門塾しかない、という結論になります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、従来の対策に残る三つの限界を、6つの仕組みで解消します。獨協医科大学の総合型選抜では、出願資格の確認、研究経験の言語化、適性試験、小論文、出願書類、プレゼン資料、面接を一つの計画に統合し、結果を毎日・毎週確認して次の課題を変えます。
- 鬼管理専門塾: 毎日×個別
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
獨協医科大学の総合型選抜は適性試験120分・小論文120分・面接4回・プレゼン2種類など対策項目が多いため、鬼管理専門塾では「今日は英文長文の要約を1本、適性試験形式の記述問題を1セット」のように1日単位で数値化して指示します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
研究経験の内容や大学での在籍状況は生徒ごとに異なるため、これまでの研究テーマ、大学の履修状況、志望理由を専属講師が個別に聞き取り、出願書類とプレゼン資料に落とし込む行動プランを設計します。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
「私の過去・現在・未来」の草稿や適性試験・小論文の演習結果を毎週の確認テストで検証し、論旨のぶれや時間不足が見つかれば、その週のうちに構成と演習量を修正します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
獨協医科大学の総合型選抜が求める分析力・思考力・判断力は付け焼き刃では伸びないため、採用率0.6%の専属講師が添削と面接練習を継続します。講師満足度アンケート回答1,524件も指導体制を確認する材料になります。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
鬼管理専門塾は大学受験・学部特化に加え、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験まで専門コースを展開しており、大学在学中に医学部の総合型選抜を目指す場合の学習計画にも対応できます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
出願資格や研究経験の証明方法に迷った場合も、LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で本人の状況を共有してから対策方針を相談できます。
鬼管理専門塾の大学受験コースには1カ月返金保証制度があります。対象コースと適用条件は無料説明会で必ず確認してください。毎日の管理方法は「鬼管理」とは?特徴・指導方針、これまでの結果は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。無料説明会では、2027年度要項と現在の状況を照合し、最初の一週間で行う課題まで具体化できます。
獨協医科大学の総合型選抜対策を無料説明会で相談できます
まとめ|対象条件を満たしてから、書類と試験対策を並行する
獨協医科大学の総合型選抜は、高校生が高校生活の実績だけで出願する一般的な総合型選抜とは異なり、4年制大学の卒業(見込み)者や2年次修了者など、大学生・大学卒業者を主な対象とする医学部医学科限定の入試です。募集人員は3名以内ですが、2024年度入学のように2次試験まで進んで合格者0名だった年もあり、出願資格を満たすことと合格することは別問題です。
最初の行動は、公式要項の6条件を自分の状況と照合することです。条件を満たすと確認できたら、研究経験を事実で棚卸しし、「私の過去・現在・未来」、事前課題スライド、面接想定問答を同じ物語で統一します。適性試験・小論文は本番と同じ120分の時間配分で演習し、一日単位の行動と毎週の修正を積み重ねてください。
獨協医科大学の総合型選抜対策を1日単位の計画に変えられます
よくある質問
Q. 獨協医科大学の総合型選抜は高校生でも出願できますか?
A. いいえ。出願資格は4年制以上の大学を卒業(見込み)、または2年次までの課程を修了した方などが対象で、高校生は直接出願できません。高校生の方は学校推薦型選抜や一般選抜を確認してください。
Q. 総合型選抜の募集人員は何名ですか?
A. 医学部医学科(第1学年)3名以内です。2024〜2026年度入学の実績では合格者が0〜3名の年があり、募集人員どおりに必ず合格が出るわけではありません。
Q. 年齢制限はありますか?
A. あります。2027年度は令和9年4月1日現在で25歳以下(平成13年4月2日以降の出生者)であることが出願資格の一つです。
Q. 研究経験がなくても出願できますか?
A. 出願資格の一つとして、教育・研究機関等での研究経験(文理・専攻不問)を有することが定められています。経験がない場合、現時点では出願資格を満たしません。
Q. 小論文試験はどのような内容ですか?
A. 英文の長文課題に基づく客観的・論理的作文能力を評価する記述式の試験です。試験時間は120分で、英和辞書1冊(電子辞書を除く)のみ持込みが認められています。
Q. 面接は何回行われますか?
A. 第2次試験で、1回あたり15分の個人面接を計4回実施し、多面的かつ総合的に評価します。
Q. プレゼンテーションはどのように準備しますか?
A. 事前課題は出願時にUSBメモリで提出するPowerPointスライドを使い1人5分発表+5分の質疑応答、当日課題は試験室入室後に提示されるテーマに基づいて行います。事前課題は出願締切までに完成させる必要があります。
Q. 総合型選抜と学士編入学試験は同じ制度ですか?
A. 同じではありません。獨協医科大学は1998年度に学士編入学試験を導入しましたが、2004年度にこれを発展的に解消して総合型選抜を新設したため、現在は総合型選抜に一本化されています。
Q. 看護学部にも総合型選抜はありますか?
A. ありません。看護学部の入試区分は3年次編入、学校推薦型選抜(指定校制・公募制)、一般選抜A・B日程で、総合型選抜は実施されていません。
Q. 出願書類は自分で作成する必要がありますか?
A. はい。「私の過去・現在・未来」などの記述書類は本学所定の用紙に自筆で記入する必要があり、代筆や生成AIによる作成を前提とした案内はできません。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





