
菅澤さん、東京都立大学を志望してるんですけど、7学部23学科もあるし、都立大学の塾を探そうとすると「都立大学駅」の周りの塾ばかり出てきて、大学のキャンパスとは場所も違うみたいで……結局どの学部を、どう対策すればいいのか整理できてないんです。

それはよくある混乱だね。「都立大学駅」は目黒区にある東急東横線の駅名で、東京都立大学のキャンパスは1991年以降ずっと八王子市の南大沢にある。まず場所の話を整理したうえで、この記事では①東京都立大学7学部23学科・3キャンパスの全体像 → ②河合塾Kei-Netの学部別偏差値 → ③2026年度一般選抜の倍率(公式PDF) → ④学部の選び方 → ⑤合格までの年間戦略、の順で、公式データと河合塾Kei-Netのデータだけを使って一気に整理するよ。読み終わる頃には「自分がどの学部を、前期・後期どちらで狙うか」まで具体化できているはずだよ。
この記事は、大学受験に特化した学習管理を行う鬼管理専門塾が、東京都立大学の学部構成・河合塾Kei-Netの偏差値データ・2026年度一般選抜の公式実績データ(出典は各セクションに明記)をもとに、学部選びから合格までの戦略を解説するものです。それでは早速、本題に入ります。
目次
東京都立大学の7学部23学科一覧【3キャンパス×「都立大学駅」との違い】
| 学部 | 学科構成 | キャンパス(在籍学年) |
|---|---|---|
| 人文社会学部 | 2学科(人間社会・人文) | 南大沢 |
| 法学部 | 1学科(法) | 南大沢 |
| 経済経営学部 | 1学科(経済経営、一般区分/数理区分) | 南大沢 |
| 理学部 | 4学科(数理科学・物理・化学・生命科学) | 南大沢 |
| 都市環境学部 | 6学科(地理環境・都市基盤環境・建築・環境応用化学・観光科学・都市政策科学) | 南大沢 |
| システムデザイン学部 | 5学科(情報科学・電気電子工・機械システム工・航空宇宙システム工・インダストリアルアート) | 南大沢(1-2年)→日野(3-4年) |
| 健康福祉学部 | 4学科(看護・理学療法・作業療法・放射線) | 南大沢(1年)→荒川(2-4年) |
東京都立大学は2005年4月に首都大学東京として開学(都立4大学=東京都立大学・東京都立科学技術大学・東京都立保健科学大学・東京都立短期大学の統合)し、2020年4月1日に現在の「東京都立大学」へ改称した公立大学です。2018年4月には都市教養学部を改組して人文社会・法・経済経営・理・都市環境・システムデザイン・健康福祉の7学部体制になり、2025年4月にはシステムデザイン学部に電気電子工学科が新設されて現行の7学部23学科になりました(出典:東京都立大学公式サイト「大学概要:沿革」、2026年7月19日閲覧。学科数は2026年度入学試験実施状況PDFの学科行を集計し確認)。学生数は約9,200名です。
キャンパスは南大沢・日野・荒川の3つです。人文社会・法・経済経営・理・都市環境・システムデザイン(1-2年)・健康福祉(1年)が南大沢に集約され、システムデザイン学部の3-4年は日野、健康福祉学部の2-4年は荒川に移ります。学部によって在学中にキャンパスが変わる点は、志望校選びの際に見落としやすいポイントです。
- 主に南大沢キャンパスに集約: システムデザイン(3-4年は日野)・健康福祉(2-4年は荒川)のみキャンパス移動あり

大学のキャンパスが南大沢って聞いたんですけど、「都立大学」で塾を検索すると目黒区の「都立大学駅」周辺の塾がたくさん出てくるんです。これって関係あるんですか?

いいところに気づいたね。東急東横線の「都立大学駅」は1927年開業時「柿ノ木坂駅」として開業し、その後の改称を経て、当時目黒区にあった旧制府立高等学校(のちの旧・東京都立大学)にちなんだ駅名になったんだ。ただしその旧・東京都立大学は1991年に八王子市の南大沢へ移転していて、駅名だけがそのまま残っている(出典:Wikipedia「都立大学駅」、2026年7月19日閲覧)。つまり「都立大学駅」周辺の塾は、現在の東京都立大学のキャンパス最寄りではないということ。塾を探すときは「都立大学駅」ではなく、南大沢キャンパスへのアクセスやオンライン対応で選ぶ必要があるよ。
📚 用語解説
都立大学駅と東京都立大学の関係:東急東横線「都立大学駅」(目黒区)は、駅の近くにあった旧制府立高等学校(のちの旧・東京都立大学)に由来する駅名。旧・東京都立大学は1991年に八王子市南大沢へ移転したが、駅名は変更されずに残っている。現在の東京都立大学(2005年開学、2020年改称)のキャンパスは南大沢・日野・荒川にあり、「都立大学駅」周辺ではない点に注意。
この段階でのアクションは、まず「自分が興味のある学問分野は人文・法・経済系の文系か、理・都市環境・システムデザイン系の理系か、健康福祉系(医療・福祉)か」を大まかに絞ることと、通学であれば南大沢・日野・荒川のどのキャンパスに実際に通うことになるかを確認することです。そのうえで、次の章から偏差値・倍率のデータを使って、候補学部を具体化していきましょう。
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東京都立大学の学部別偏差値ランキング【河合塾Kei-Net ボーダーライン】
| 学部 | 代表学科・区分 | 偏差値(河合塾ボーダーライン、前期日程) |
|---|---|---|
| 法学部 | 法 | 60.0 |
| 人文社会学部 | 人間社会・人文 | 60.0 |
| 都市環境学部 | 建築/都市政策科学(文系区分)が最高 | 52.5〜60.0 |
| 理学部 | 数理科学が最高 | 55.0〜60.0 |
| 経済経営学部 | 経済経営(一般・数理とも) | 57.5 |
| システムデザイン学部 | 情報科学・電気電子工が最高 | 55.0〜57.5 |
| 健康福祉学部 | 放射線のみKei-Net掲載 | 52.5(看護・理学療法・作業療法はKei-Net非公表) |
上の表は、河合塾Kei-Netが公表する前期日程のボーダーライン偏差値を学部単位で整理したものです(出典:河合塾Kei-Net「東京都立大学 偏差値(ボーダーライン)」、2026年7月19日に生データを直接取得)。最高は法学科・人間社会学科・人文学科・建築学科・都市政策科学科(文系区分)の60.0、最低は都市政策科学科(理系区分)の52.5で、東京都立大学全体では52.5〜60.0の範囲に収まります。健康福祉学部は放射線学科のみKei-Netにボーダーラインが掲載されており(52.5)、看護・理学療法・作業療法の3学科はKei-Net上「データが設定されていない」扱いで、代わりに共通テスト得点率62%〜83%のみが公表されています。この3学科の偏差値は検算できないため、本記事では記載していません。
- 60.0(最高水準): 法・人間社会・人文・建築・都市政策科学(文系区分)

法学部と人文社会学部が偏差値トップというのは何となく分かるんですけど、都市環境学部の中に偏差値60.0の学科と52.5の学科が両方あるのは意外でした。同じ学部でこんなに差があるんですね。

そこが東京都立大学の見落としやすいポイントなんだ。都市環境学部は建築学科や都市政策科学科(文系区分)が60.0とトップクラスなのに対して、同じ学部内の都市政策科学科(理系区分)は52.5と7.5ポイントも差がある。「学部名のイメージ」だけで難易度を判断せず、学科・区分単位でボーダーラインを確認する必要があるということだね。
📚 用語解説
ボーダーライン(偏差値):河合塾が公表する「合格可能性がおよそ50%に分かれる」ラインの目安となる偏差値のこと。ボーダーライン上の受験生は合否が半々に分かれるとされ、確実な合格を狙うならボーダーラインより上の学力を目指す必要がある。模試の判定と合わせて、志望学部との距離を測る指標として使う。
アクションとしては、直近の模試の偏差値と上の表を突き合わせて「ボーダーまでの距離」を学部・学科ごとに数値化してください。距離が2.5以内なら過去問対策で届く圏内、5.0以上あるなら基礎からの積み上げ期間を長めに取る必要があります。学部・学科ごとの入試科目の詳細な配点や出題傾向は、各学部専用の対策記事(後述の「選び方」セクションでリンクを整理しています)で確認してください。次の章では、この偏差値だけでは見えない「実際の倍率」を2026年度の公式実績データで確認します。
偏差値の低い学科が必ずしも「入りやすい」わけではありません。自分の得意科目の配点が高い学科・区分を選ぶことで、偏差値の数字以上に合格可能性を高められます。
東京都立大学の学部別倍率【2026年度一般選抜・公式PDF】
| 学部 | 前期日程 倍率 | 前期日程 募集人員/志願者数 |
|---|---|---|
| 法学部 | 8.0 | 150名/1,196名 |
| システムデザイン学部 | 5.4 | 162名/870名 |
| 理学部 | 4.9 | 97名/478名 |
| 経済経営学部 | 4.8 | 120名/573名 |
| 都市環境学部 | 4.7 | 143名/679名 |
| 人文社会学部 | 4.3 | 118名/504名 |
| 健康福祉学部 | 2.8 | 92名/259名 |
| 全学部合計(前期日程) | 5.2 | 882名/4,559名 |
上の表は、東京都立大学公式サイトが公開する2026年度一般選抜の「学部入試結果一覧」PDF(2026年4月27日更新分)を2026年7月19日に直接取得したものです(出典:東京都立大学公式サイト、pdfplumberでテーブル抽出し公式記載の倍率をそのまま使用)。このPDFでの倍率は「志願者数÷募集人員」と定義されており、受験者数の列は掲載されていないため、本記事もこの定義のまま「倍率」として扱います(受験者数ベースの実質倍率ではありません)。前期日程で最も倍率が高いのは法学部の8.0倍、最も低いのは健康福祉学部の2.8倍で、全学部合計は5.2倍でした。
- 法学部: 募集150名/志願1,196名。前期日程で最も高い倍率
- 健康福祉学部: 募集92名/志願259名。前期日程で最も低い倍率

前期日程だけ見ればいいんですか?後期日程はどうなんでしょう?

いい質問だね。後期日程は募集人員がぐっと絞られる分、倍率は跳ね上がる。全学部合計で見ると後期日程は募集205名に対して志願2,607名で倍率12.7倍と、前期日程の5.2倍の倍以上になる。学科単位で最も高いのは都市政策科学科(後期)で、募集5名に対して志願134名、倍率26.8倍だ。これは東京都立大学の全学科の中で最も高い倍率だよ。
📚 用語解説
前期日程・後期日程:国公立大学の一般選抜における入試日程の区分。東京都立大学は前期日程(募集882名)と後期日程(募集205名)の両方を実施しており、同じ学部・学科でも前期と後期の両方に出願できる。後期日程は募集人員が少ない分、倍率は前期日程より大きく高くなる傾向がある(2026年度は全学部合計で前期5.2倍・後期12.7倍)。
この記事の倍率は2026年度(令和8年度)一般選抜の公式データで、定義は東京都立大学公式PDFの「志願者数÷募集人員」です。年度・出題傾向・併願動向によって毎年変動するため、出願直前には必ず東京都立大学公式サイトの最新の入試結果を確認してください。
もう一つ注意したいのは、偏差値の順位と倍率の順位が必ずしも一致しないという点です。健康福祉学部は偏差値では都市政策科学科(理系区分)と並んで比較的挑戦しやすい水準ですが、前期日程の倍率は2.8倍と全学部で最も低くなっています。一方で都市政策科学科は偏差値52.5〜60.0という幅を持ちながら、後期日程では26.8倍という東京都立大学随一の激戦になります。志望学部を決めるときは、偏差値だけでなく倍率も学部・学科・日程ごとに必ず確認してください。
志望学部の選び方【得意科目×偏差値×倍率】
上のフローが、ここまでの偏差値・倍率データを「自分の出願戦略」に変換する手順です。東京都立大学は前期日程・後期日程のどちらにも出願できる国公立大学なので、まず自分の武器(得意科目)を確定させ、その武器が最も活きる学部を選ぶ。この順番で考えてください。分野ごとの入試の特徴と、学部別の入試科目対策の詳細記事は次のとおりです。
偏差値57.5〜60.0と東京都立大学の中でも高水準のゾーンです。法学部は前期倍率8.0倍と全学部で最も高く、人文社会学部は偏差値60.0ながら前期倍率4.3倍と法学部より落ち着いた水準にあります。国語・英語・地歴公民の総合力が問われる学部が中心です。学部別の入試科目対策は東京都立大学人文社会学部に最短最速で合格する方法・法学部編・経済経営学部編で、学部ごとに詳しく解説しています。
偏差値55.0〜60.0で、東京都立大学の中では上位から中間的な水準です。理学部は数理科学学科が60.0と学部内で最も高く、システムデザイン学部は情報科学・電気電子工学科が57.5と最も高い水準にあります。数学・理科の得意不得意が学科選びに直結する分野で、システムデザイン学部は3-4年で日野キャンパスに移る点も特徴です。詳細は理学部編・システムデザイン学部編を参照してください。
偏差値52.5〜60.0と東京都立大学の中で最も幅の広い学部です。建築学科・都市政策科学科(文系区分)が60.0と最高水準にある一方、都市政策科学科(理系区分)は52.5です。ただし同じ都市政策科学科は後期日程の倍率が26.8倍と全学科最高になるため、偏差値だけで「入りやすい」と判断するのは危険です。詳細は都市環境学部編を参照してください。
公表されている偏差値は放射線学科の52.5のみで、看護・理学療法・作業療法の3学科はKei-Net非公表(共通テスト得点率62%〜83%で評価)です。前期日程の倍率は2.8倍と東京都立大学で最も低い一方、南大沢キャンパスから荒川キャンパスへ2年次に移る点が他学部と異なります。詳細は健康福祉学部編を参照してください。
- 文系(人文・法・経済系)に関心: 人文社会・法・経済経営学部(偏差値57.5〜60.0帯)を検討。法学部は倍率8.0倍と激戦
- 都市・建築・地理に関心: 都市環境学部(偏差値52.5〜60.0帯)を検討。都市政策科学科は後期倍率26.8倍に注意
- 医療・福祉に関心: 健康福祉学部(前期倍率2.8倍だが荒川キャンパスへの移動あり)を検討

前期日程と後期日程、両方出願するとしたら対策はどう分ければいいですか?

後期日程は募集人員が前期日程よりかなり少なく(全学部合計で205名対882名)、倍率も12.7倍と前期の5.2倍を大きく上回る。前期日程は募集人員が最大で、多くの受験生がメインで受ける方式だから、まずは前期日程の過去問対策を軸にしつつ、後期日程は出願する学部の科目に絞って対策を上乗せする設計になるよ。同じ学部・学科に前期・後期の両方で出願できる場合は、後期日程を「保険」として位置づけつつも、倍率が跳ね上がることは前提にしておく必要がある。
📚 用語解説
都市政策科学科の文系区分・理系区分:都市環境学部都市政策科学科は、文系区分と理系区分の2つの選抜区分に分かれて募集される学科。2026年度は文系区分の偏差値が60.0、理系区分が52.5と7.5ポイントの差があり、後期日程では募集5名に対して志願134名(倍率26.8倍)と東京都立大学で最も高い倍率になった。同じ学科名でも区分によって難易度・倍率が大きく異なる例。
学部ごとの出題傾向分析・前期/後期の対策配分・過去問の優先順位づけを独力でやり切るのが難しい場合は、東京都立大学のデータに特化した指導を使うことで、この「情報収集と戦略設計」の負荷を減らすことができます。志望学部を確定したら、次はその学部に合わせた年間の学習計画に落とし込む段階です。
合格までの年間戦略ロードマップ【時期別にやること】
上のフローが東京都立大学レベルの難関国公立大対策の年間の型です。ポイントは、法学部のように偏差値も倍率も高い学部や、都市政策科学科のように偏差値のわりに後期倍率が高い学科を志望する場合、過去問演習の開始を「秋から」という一般的なスケジュールより前倒しで進める必要があるという点です。
- 高2〜高3春 基礎固め+志望学部の絞り込み: 得意科目の棚卸しと偏差値・倍率データの照合で、2〜3学部に候補を絞る
- 夏 応用演習・模試での弱点特定: 模試の結果から弱点分野を集中的に潰しつつ、志望学部・前期後期の出願方針を確定する
- 秋 志望学部の過去問演習: 前期日程の過去問を中心に、後期日程も出願する場合は科目を絞って形式に習熟する
- 直前期 本番シミュレーション: 前期日程・後期日程それぞれ本番と同じ時間設定で通し練習

模試でA判定が出てたのに本番で落ちた先輩がいて、ちょっと怖いんですよね……

それは難関学部・学科の受験では珍しくない話なんだ。模試と本番では問題の形式も受験者層も違うし、法学部のように倍率8.0倍の入試や、都市政策科学科の後期倍率26.8倍のような募集人員がごく少ない入試では実力者でも取りこぼしが起きる。だからこそ直前期の「本番と同じ時間設定での通し練習」と、合否のブレを前提にした併願設計の両方が必要になる。判定はあくまで途中経過。最後にものを言うのは、志望学部・志望日程の形式への習熟度だよ。
📚 用語解説
学校推薦型選抜・総合型選抜:一般選抜(前期日程・後期日程)とは別に、東京都立大学が実施する多様な入試方式。学校推薦型選抜は高校からの推薦、総合型選抜は志望理由や活動実績を含めて評価される。この記事で扱う偏差値・倍率のデータは一般選抜(前期日程・後期日程)のものであり、学校推薦型選抜・総合型選抜は別の選考基準で実施される点に注意。
模試は「判定に一喜一憂するもの」ではなく「弱点分野を特定する検査」として使います。結果が返ってきたら偏差値より先に分野別の正答率を見て、次の1か月の学習計画に反映させましょう。
東京都立大学は「普通の対策」では受からない
結論から先に言います。東京都立大学の合格を狙うなら、「普通の対策」のままでは正直厳しいと言わざるを得ません。
理由は単純で、東京都立大学は学部・学科・入試方式によって求められる水準がまったく違う大学だからです。この記事の偏差値の章で見たとおり、都市政策科学科(理系区分)の52.5から法学科・人間社会学科等の60.0まで7.5ポイントの開きがあり、倍率の章で見たとおり健康福祉学部の前期2.8倍から都市政策科学科の後期26.8倍まで9倍以上の開きがあります。しかも偏差値の順位と倍率の順位は一致せず、偏差値が比較的低い都市政策科学科(理系区分)が後期日程では東京都立大学随一の激戦になるというねじれも起きています。さらに前期日程・後期日程を併願できる仕組みもあり、「学部を決めて、その対策だけをすればいい」という単純な戦略が通用しません。

偏差値も倍率も学部によってこんなに違うなんて、普通に対策してたら見落としそうです……こういう場合、どんな対策方法を選べばいいんでしょうか?

いい質問だね。実はここで「独学」「映像授業・アプリ」「大手予備校」「一般的な個別指導塾」を順番に検討していくと、どれも同じ壁にぶつかることが分かる。1つずつ見ていこう。
① 授業で情報を得ても行動が変わらなければ成績は上がらない ② 全員同じ指導は偏差値50に収束する ③ 週1回では授業がない日の勉強が本人任せになり変化が遅い(出典:鬼管理専門塾「鬼管理」とは)
独学・参考書のみでは学部ごとの対策を回し切れない
まず独学・参考書のみのケースです。この記事のような学部別の偏差値・倍率データ自体は、調べれば独学でも手に入ります。しかし、そのデータから「今日どの学部の、前期・後期どちらに向けて、どれだけ演習するか」という日々の行動計画に落とし込み、7学部23学科という組み合わせの中で対策を最後まで自分一人で管理し続けるのは別問題です(限界①:情報を得ても行動が変わらなければ成績は上がらない)。独学には進捗を管理する第三者がいないため、前期日程と後期日程の対策配分が崩れてしまうケースも珍しくありません(限界③:授業がない日の勉強が本人任せになる)。
映像授業・アプリだけでは平均的な対策で止まってしまう
次に映像授業やアプリです。分かりやすく教えることには優れていますが、視聴・演習した後に「今日はどれだけ得点を伸ばす演習をしたか」までは管理してくれません(限界①)。また多くの映像授業・アプリは万人向けの標準カリキュラムのため、東京都立大学のように学部・学科ごとに科目構成や配点が変わる入試に合わせた個別最適化はできず、対策が「偏差値50相当」の平均的な内容にとどまりやすいという弱点もあります(限界②:全員同じ指導は偏差値50に収束する)。
集団授業の大手予備校でも学部間の開きまでは埋められない
集団授業中心の大手予備校はどうでしょうか。カリキュラムは在籍する受講生全体の平均に合わせて組まれるため、偏差値52.5〜60.0・倍率2.8〜26.8倍という学部・学科間の開きに対応した指導は基本的に行われません(限界②)。授業も週数コマが中心で、授業がない日の演習量の管理までは持たないケースがほとんどです(限界③)。
一般的な個別指導塾でも週1回の指導では日程選びの相談まで手が回らない
最後に一般的な個別指導塾です。「個別」とはいえ、教材やカリキュラムが定型化されている塾では、学部・学科ごとの対策差への対応は限定的で、結局は一律指導に近い内容にとどまることがあります(限界②)。さらに授業自体が週1〜2コマ中心であることが多く、前期日程・後期日程のどちらを軸にするかという出願戦略の相談や、日々の進捗確認までは手が回らないことが多いのが実情です(限界③)。7学部23学科という選択肢の中で日々進捗を管理する必要がある東京都立大学対策では、この遅れが致命的になります。
つまり、独学・映像授業/アプリ・集団授業の大手予備校・一般的な個別指導塾のいずれを選んでも、「①行動が変わらない」「②平均的な指導にとどまる」「③週1回では変化が遅い」という3つの限界のどれかに必ずぶつかります。東京都立大学7学部23学科・前期後期という複雑さに対応しながら、日々の行動まで管理できるのは、この3つの限界を埋める仕組みを持つ鬼管理専門塾しかない、というのが実態です。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、上で挙げた3つの限界をそれぞれ埋める仕組みで運営されています。ここでは、日々の学習管理から講師体制・コース展開・入会前の相談窓口まで、公式サイトで公開されている特徴を漏れなく整理します。
- 相談窓口 ❻: LINE質問対応、無料説明会・資料請求、1カ月返金保証
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとに行動プランを設計する
進捗を毎日監視し、毎週の確認テストで定着度を検証する
難関大学合格者かつ独自審査に合格した講師のみが、専属科目に特化して指導する
大学特化・学部特化・総合型選抜/推薦・英検/TOEIC/TOEFL/IELTS/TEAP・高校受験まで対応する
LINEでいつでも質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位で数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。「英語をやる」ではなく「英単語500語を暗記し、長文読解3題を解く」のように、時間・場所・教材・目的まで5W1Hで定義したうえで、進捗をリアルタイムに確認します(出典:鬼管理専門塾公式サイト「鬼管理」とはページ、2026年7月19日閲覧)。「今日やるべきこと」が数値で明確になるほど、受験生が何をすべきかで迷う時間はゼロに近づき、行動量そのものが積み上がっていきます。
この記事で示した東京都立大学の学部ごとの偏差値差・倍率差・前期後期の違いも、「今日どの学部の、どちらの日程に向けて、どれだけ演習するか」まで数値に落とし込んで初めて、志望学部に対する対策として機能します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
鬼管理専門塾の指導は、全員に同じ課題を与える一斉指導ではなく、生徒ごとの得意・不得意や志望校の配点に合わせて個別に行動プランを設計する方式です(出典:同ページ)。同じ授業を同じペースで受ける指導では偏差値50付近に収束しやすいのに対し、個別設計は「他人と違う努力」を可能にします。
東京都立大学のように学部・学科によって河合塾ボーダーライン偏差値が52.5〜60.0、倍率が2.8倍〜26.8倍まで大きく異なる大学では、志望学部・日程に合わせた個別プランがあるかどうかが、対策効率を大きく左右します。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
鬼管理専門塾は、1日単位の進捗確認に加えて、1週間単位でも確認テストを実施し、「できる・できない」を結果で評価します。テストで合格ラインを下回れば即座に追加課題を出し、計画のズレをその週のうちに軌道修正します(出典:同ページ)。
東京都立大学の受験本番までの期間も、この毎週の検証サイクルを繰り返すことで、模試・過去問演習の結果を翌週の対策にすぐ反映できます。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
鬼管理専門塾の講師は、自身が難関大学に合格した実績を持ち、かつ鬼管理専門塾独自の難関基準審査に合格した者だけが採用されています。採用率は0.6%で、採用後の研修時点で不採用になることもある厳しい基準です(出典:鬼管理専門塾公式サイト「講師紹介」ページ、2026年7月19日閲覧)。専属の科目以外の質問・対策には答えない専門特化の体制も取っており(出典:同サイトFAQページ)、指導の質は入会生への満足度アンケート(回答数1,524件、出典:同サイト「講師満足度アンケート」ページ)でも継続的に検証されています。
東京都立大学のように学部ごとに出題傾向・入試日程が大きく異なる入試対策では、講師自身が難関大学入試の実情を理解しているかどうかが、行動プランの精度に直結します。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
コースは大学受験対策(最難関私立・最難関国立・難関国立・難関私立の大学特化、医学部・歯学部・薬学部・看護学部の学部特化)、総合型選抜・推薦入試特化対策、英語資格対策(英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAP)、高校受験対策まで展開されています(出典:鬼管理専門塾公式サイト「コース一覧」ページ、2026年7月19日閲覧)。
東京都立大学志望であれば、大学受験対策コースの中で学部別の偏差値・倍率データや前期・後期の入試日程に合わせた対策を受けられます。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
質問対応はLINEで受け付けており、スマホ1台で完結します。入会前には、Zoomのビデオ通話で行う無料説明会(保護者の同席も可能)や資料請求で、指導内容を確認できます(出典:同サイトFAQページ)。大学受験コースには1カ月返金保証制度もあり、実際に指導を受けたうえで合わないと感じた場合は返金を申し出ることができます(出典:鬼管理専門塾公式サイト「1カ月返金保証制度」ページ、2026年7月19日閲覧)。
まずは無料説明会で、東京都立大学の志望学部・志望日程に合わせてどのような行動プランになるかを相談してみてください。
鬼管理専門塾の指導方針そのものは「鬼管理」とは?成績が上がらない塾・予備校の3つの限界で、実際の合格実績は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。
東京都立大学の志望学部・日程に合わせた行動プランを無料説明会で相談する
まとめ|東京都立大学の学部選び・合格への最短ルート
| この記事の要点 | 数字・結論 |
|---|---|
| 学部数・学科数 | 7学部23学科。2025年4月にシステムデザイン学部へ電気電子工学科を新設 |
| キャンパス | 南大沢が中心。システムデザイン(3-4年)は日野、健康福祉(2-4年)は荒川 |
| 「都立大学駅」との関係 | 目黒区の東急東横線駅名で、現キャンパス(南大沢)とは別の場所 |
| 偏差値(河合塾ボーダー) | 52.5(都市政策科学科理系区分)〜60.0(法・人間社会等)。7.5ポイントの開き |
| 2026年度倍率(前期日程) | 全学部合計5.2倍(志願者4,559名/募集882名)。法学部が最高の8.0倍 |
| 2026年度倍率(後期日程) | 全学部合計12.7倍。都市政策科学科は26.8倍で全学科最高 |
| 学部選びの順番 | 得意科目・志向の棚卸し→分野絞り→偏差値・倍率照合→前期/後期の出願戦略決定→過去問試し解き |
| 年間戦略 | 高2から基礎固め→夏応用→秋過去問→直前期は本番シミュレーション |
東京都立大学は「なんとなく難しい大学」ではなく、学部ごとの偏差値・倍率・入試日程というデータで攻略ルートを設計できる大学です。まず得意科目・志向と現在の偏差値を整理して志望学部を2〜3学部に絞り込み、前期日程・後期日程のどちらを軸にするかも早い段階で決めて、学部別の対策に落とし込む。この記事で示した手順を一つずつ実行すれば、遠回りせずに合格レベルへ近づけます。学部ごとの入試科目対策をさらに深掘りしたい場合は、前章でリンクした学部別ガイドも参考にしてください。一人で組み立てるのが難しいと感じたら、東京都立大学に特化した指導を活用してください。
よくある質問
| よくある質問(ジャンル) | この記事での回答箇所 |
|---|---|
| 偏差値・難易度 | Q1・Q3(学部別の詳細は「偏差値ランキング」の章を参照) |
| 倍率・入試結果 | Q2・Q5(学部別の実績は「学部別倍率」の章を参照) |
| 場所・キャンパス | Q4(詳細は「学部一覧」の章を参照) |
| 勉強法・過去問 | Q7(年間計画は「年間戦略ロードマップ」の章を参照) |
| 塾・受講環境 | Q6・Q8(塾の選び方は「鬼管理専門塾の特徴」の章を参照) |
Q. 東京都立大学の偏差値はどのくらいですか?
A. 河合塾のボーダーラインで見ると学部・学科・区分により52.5〜60.0の範囲です。法学科・人間社会学科・人文学科・建築学科・都市政策科学科(文系区分)の60.0が最も高く、都市政策科学科(理系区分)の52.5が最も手が届きやすい水準です(出典:河合塾Kei-Net、2026年7月19日閲覧)。健康福祉学部の看護・理学療法・作業療法の3学科はKei-Netに偏差値の掲載がありません。
Q. 東京都立大学の入試倍率はどのくらいですか?
A. 2026年度一般選抜で、前期日程は全学部合計5.2倍(志願者4,559名/募集882名)、後期日程は全学部合計12.7倍(志願者2,607名/募集205名)でした。学部別では前期日程の法学部8.0倍が最高、学科単位では都市政策科学科の後期日程26.8倍が全学科最高です(出典:東京都立大学公式サイト「学部入試結果一覧」PDF、2026年7月19日に直接取得)。
Q. 東京都立大学は何学部ありますか?
A. 人文社会学部・法学部・経済経営学部・理学部・都市環境学部・システムデザイン学部・健康福祉学部の7学部23学科です。2018年4月に都市教養学部を改組して現行の7学部体制になり、2025年4月にシステムデザイン学部へ電気電子工学科が新設されました。
Q. 「都立大学駅」と東京都立大学のキャンパスは同じ場所ですか?
A. 別の場所です。東急東横線「都立大学駅」(目黒区)は、かつて近くにあった旧制府立高等学校(のちの旧・東京都立大学)に由来する駅名です。旧・東京都立大学は1991年に八王子市南大沢へ移転し、現在の東京都立大学(2005年開学、2020年改称)のキャンパスも南大沢・日野・荒川にあります。駅名は移転後もそのまま残っているため、塾を探す際は駅名で判断せず、実際のキャンパス所在地やオンライン対応の有無で選ぶ必要があります。
Q. 前期日程と後期日程はどちらも出願すべきですか?
A. 出願できるのであれば両方の検討をおすすめします。ただし後期日程は募集人員が少ない分、倍率が前期日程より大きく高くなる傾向があります(2026年度は全学部合計で前期5.2倍・後期12.7倍)。後期日程はあくまで前期日程を軸にした併願戦略の一部として位置づけ、対策の主軸は前期日程に置くことをおすすめします。
Q. 東京都立大学専門塾のメリットは何ですか?
A. 学部ごとの出題傾向・入試日程に合わせたカリキュラムを個別に組んでもらえる点と、週次で学習進捗を管理してもらえる点です。鬼管理専門塾では東京都立大学に特化したオフライン・オンライン双方の指導に対応しています。
Q. 東京都立大学の過去問は何年分解けばいいですか?
A. 志望学部の前期日程については10年分を目安に、繰り返し解くことをおすすめします。東京都立大学は学部ごとに出題形式の個性が強いため、「その学部の形式で時間内に得点を最大化する練習」として取り組むことが重要です。
Q. 地方在住でも東京都立大学の対策はできますか?
A. できます。近年はオンライン指導・オンライン教材が充実しており、地方在住でも南大沢近郊の受験生と同水準の対策が可能です。鬼管理専門塾もオンライン指導に対応しており、ネット環境があれば全国どこからでも東京都立大学に特化した学習管理を受けられます。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映




