
広島大学の総合型選抜を調べると、「Ⅰ型」「Ⅱ型」という聞き慣れない名前が出てきます。学部によって小論文があったりなかったり、女子枠があったり、共通テストが必要だったりで、自分の学部がどれに当てはまるのか分かりません。











広島大学の総合型選抜は「広島大学光り輝き入試」という制度の中の一区分で、Ⅰ型は大学入学共通テストを課さない選抜、Ⅱ型は課す選抜だ。この記事では2027年度(令和9年度)の公式募集要項を基準に、対象12学部の募集人員、出願資格、選考内容、合格基準点、女子枠の扱いまで整理する。学部ごとに条件がかなり違うから、自分の志望学部の行を必ず確認しよう。
広島大学の総合型選抜対策で最初に必要なのは、志望理由書を仕上げることではありません。自分の学部・プログラムがⅠ型かⅡ型か、共通テストが必要かどうか、どんな試験(小論文・面接・筆記・プレゼンテーション・口頭試問)が課されるかを特定し、合格した場合は原則として入学を確約する専願の入試であることを理解することです。総合科学部から情報科学部まで12学部で選考方法はほとんど共通しません。全学部の見取り図は広島大学に最短最速で合格する方法、偏差値の目安は広島大学の偏差値・倍率ランキングで確認できます。
広島大学は2026年7月30日付で令和9年度『入学者選抜に関する要項』・『広島大学光り輝き入試 総合型選抜学生募集要項』等の公表を告知し、総合型選抜Ⅰ型・Ⅱ型の要項は2026年9月3日付でさらに更新されています。この記事は2026年9月24日時点で公表されている令和9年度広島大学光り輝き入試 総合型選抜Ⅰ型・Ⅱ型学生募集要項(9月3日更新版)の内容を整理しています。要項は年度内にさらに更新される可能性があるため、出願直前に学生募集要項・パンフレット等のページで最新版を必ず確認してください。
目次
広島大学光り輝き入試とⅠ型・Ⅱ型の位置づけ【結論】
結論から言うと、広島大学は入学者選抜を「一般選抜」と「広島大学光り輝き入試」に大別しており、後者には「総合型選抜」と「学校推薦型選抜」があります。総合型選抜はさらにⅠ型(大学入学共通テストを課さない選抜)、Ⅱ型(大学入学共通テストを課す選抜)、国際バカロレア型、社会人型、IGS国外選抜型、IGS国内選抜型、フェニックス型、外国人留学生型という7区分に分かれます。IGSは総合科学部国際共創学科の略称です。このうちⅠ型・Ⅱ型は総合科学部、文学部、教育学部、法学部、理学部、医学部、歯学部、薬学部、工学部、生物生産学部、情報科学部の12学部で実施される最も対象範囲の広い方式で、本記事はこのⅠ型・Ⅱ型を中心に解説します。
| 区分 | 大学入学共通テスト | 主な選考内容 |
|---|---|---|
| Ⅰ型 | 課さない | 出願書類(調査書・自己推薦書)+面接・小論文・プレゼンテーション等 |
| Ⅱ型 | 課す(最終選考で合否判定に使用) | 出願書類+第1次・第2次選考(小論文/面接/筆記等)+共通テスト |











「総合型選抜」とひとくくりにされがちですが、広島大学の中だけでもⅠ型・Ⅱ型・国際バカロレア型など7方式があるんですね。しかも学部によってⅠ型しかない学部、Ⅱ型しかない学部、両方ある学部があるなら、まず自分の学部がどちらなのかを確認しないといけません。











その通りだ。教育学部や理学部のように学科・プログラムごとにⅠ型かⅡ型かが固定されている学部もあれば、法学部や生物生産学部のように同じ学科の中にⅠ型とⅡ型が両方用意されている学部もある。しかも法学部と生物生産学部はⅠ型で不合格になった場合に限り、同じ学部・学科のⅡ型へ再出願できる例外がある。まず自分の学部の型を要項の1 募集人員・実施日程の表で確定させよう。
📚 用語解説
広島大学光り輝き入試:広島大学が実施する「総合型選抜」と「学校推薦型選抜」の総称です。受験者一人ひとりの長所を多面的・総合的に評価し、将来社会で活躍する人材を入学させるという意図が込められています。一般選抜(前期日程・後期日程)とは別区分の入試制度です。
広島大学光り輝き入試のうち、12学部を対象とする総合型選抜Ⅰ型・Ⅱ型を中心に扱います。国際バカロレア型、社会人型、IGS型、フェニックス型、外国人留学生型、学校推薦型選抜は対象学部や出願条件が異なるため、該当する場合は必ず公式要項の該当ページを別途確認してください。
2027年度の募集人員・実施日程を学部別に確認する
広島大学光り輝き入試 総合型選抜Ⅰ型・Ⅱ型の募集人員は、学部・学科・プログラム・枠(一般枠/女子枠)ごとに要項へ個別に明記されています。要項に記載された数値を本記事側で学部単位に積み上げて合算すると、総合科学部18名、文学部20名、教育学部76名(14プログラム合計)、法学部10名(Ⅰ型5名+Ⅱ型5名)、理学部37名(5学科・女子枠込み)、医学部28名(医学科7名+保健学科3専攻21名)、歯学部11名(2学科)、薬学部7名(2学科)、工学部39名(4類+工学特別コース〈女子枠のみ〉)、生物生産学部18名(Ⅰ型5名+Ⅱ型2区分13名)、情報科学部5名となり、12学部の合計は269名です。この269名という合計値は要項に直接記載された数字ではなく、学部・学科ごとの数値を本記事側で合算したものである点に注意してください。
| 学部・区分 | 型 | 募集人員 | 出願期間の目安 |
|---|---|---|---|
| 総合科学部総合科学科 | Ⅰ型 | 18名(一般型12+サイエンス研究評価型6) | 10月上旬 |
| 文学部人文学科 | Ⅱ型 | 20名 | 9月上旬 |
| 教育学部(14プログラム計) | Ⅰ型/Ⅱ型 | 76名 | 9月上旬または10月上旬(プログラム別) |
| 法学部法学科昼間コース | Ⅰ型/Ⅱ型 | 各5名(計10名) | 9月上旬(Ⅰ型)/10月上旬(Ⅱ型) |
| 理学部(5学科) | Ⅱ型 | 37名(女子枠込み) | 10月上旬 |
| 医学部(医学科+保健学科) | Ⅱ型 | 28名 | 10月上旬 |
| 歯学部(2学科) | Ⅱ型 | 11名 | 10月上旬 |
| 薬学部(2学科) | Ⅱ型 | 7名 | 10月上旬 |
| 工学部(4類+女子枠コース) | Ⅱ型 | 39名 | 10月上旬 |
| 生物生産学部生物生産学科 | Ⅰ型/Ⅱ型 | 18名 | 9月上旬(Ⅰ型)/10月上旬(Ⅱ型) |
| 情報科学部情報科学科 | Ⅱ型 | 5名 | 10月上旬 |
Ⅰ型で不合格でも学部が消えるわけではない場合があります。要項は「法学部法学科昼間コースのⅠ型第1次選考で不合格になった場合、同学部同学科同コースのⅡ型へ再度出願できる」「生物生産学部生物生産学科のⅠ型第1次選考で不合格になった場合、同学部同学科のⅡ型または学校推薦型選抜Ⅱ型へ再度出願できる」という例外を明記しています。ただし出願期間そのものは別に設定されているため、Ⅱ型の出願期間(多くは10月上旬)に間に合うよう、Ⅰ型の結果発表日をあらかじめ確認しておく必要があります。











学部によって出願期間が9月上旬と10月上旬に分かれているんですね。志望学部が9月上旬出願なのに10月まで準備を先延ばしにしていたら、出願自体に間に合わなくなりそうです。











その通りだ。特に文学部、法学部Ⅰ型、教育学部第一類初等教育学プログラム、生物生産学部Ⅰ型は9月上旬出願で、書類提出は8月中には準備を終えておく必要がある。志望学部の出願期間、第1次選考結果発表日、第2次選考日、最終合格発表日、入学手続期間の5つを要項の1 募集人員・実施日程の表からカレンダーへ転記することから始めよう。
📚 用語解説
Ⅰ型・Ⅱ型:広島大学光り輝き入試 総合型選抜の区分名称です。Ⅰ型は大学入学共通テストを課さない選抜、Ⅱ型は大学入学共通テストを最終選考の合否判定に用いる選抜です。学部・学科・プログラムによってどちらが実施されるかが固定されている場合と、両方実施される場合があります。
出願資格と専願(入学確約)・併願ルールを固定する
広島大学光り輝き入試 総合型選抜Ⅰ型・Ⅱ型は、原則として高等学校または中等教育学校を卒業した者(2027年3月31日までの卒業見込みを含む)等を出願資格とし、学部・学科によっては特定の学年以降の卒業者に限定する、評定や履修科目、活動実績などの出願要件を追加で課す場合があります。たとえば教育学部第一類初等教育学プログラムは「卒業後は広島県内で小学校教員になる強い意志のある者」「教育学部が実施する高大接続型プログラムの全プログラムに参加した者」を出願要件とし、総合科学部総合科学科のサイエンス研究評価型は「理科・数学・情報等の科学分野の研究実績(令和6年度以降)を有し、最終選考でプレゼンテーションができる者」を要件とします。学部が同じでも学科・プログラムで条件がまったく異なるため、志望する募集単位のページを個別に確認する必要があります。
すべての募集単位に共通するのは、「当該学部・学科・プログラムでの勉学を強く希望し、合格した場合、入学を確約できる者」という専願の条件です。要項は「本学の他の広島大学光り輝き入試 総合型選抜(外国人留学生型を除く)や学校推薦型選抜を併願することはできません」と明記しており、総合型選抜Ⅰ・Ⅱ型及び学校推薦型選抜Ⅱ型の合格者は、本学及び他の国公立大学の一般選抜を受験しても合格者にはなりません。特別な事情で入学を辞退する場合のみ、期限までに入学辞退届を提出し許可を得れば例外的に認められます。
| 確認項目 | 共通ルール | 例外 |
|---|---|---|
| 他の光り輝き入試との併願 | 不可(外国人留学生型を除く) | 同一募集単位の「女子枠」出願者は一般枠と女子枠を併願扱い |
| 合格後の一般選抜受験 | 受験しても合格者にならない | 特別事由による入学辞退が認められた場合のみ再受験可 |
| 不合格時の一般選抜出願 | 共通テスト受験者は前期・後期各1校まで出願可 | 対象は「合格しなかった者」(最終合格発表前のⅡ型出願者含む) |
| 国公立大学の学校推薦型選抜 | 出願できるのは1大学・1学部のみ | 本学の学校推薦型選抜に出願した場合、他大学の学校推薦型選抜は不可 |











合格したら必ず入学しなければいけない、いわゆる専願なんですね。しかも総合型選抜に落ちても、共通テストさえ受けていれば一般選抜の前期・後期にそれぞれ1校ずつ出願できるという救済もあるのが安心材料です。











ただし安心しすぎてはいけない。Ⅱ型は共通テストで学部が定める概ね合格基準点を超えないと、総合型選抜でも一般選抜でも不合格になる。総合型選抜だけに全力を注いで一般選抜の学力を落とすのではなく、両方の入試で使う共通テスト対策を並行して進める計画が必要だ。
📚 用語解説
入学確約(専願):合格した場合、必ずその大学・学部・学科に入学することを前提に出願する仕組みです。広島大学光り輝き入試の合格者は、本学および他の国公立大学の一般選抜を受験しても合格者として扱われません。特別な事情による入学辞退のみ、期限内の届出と許可により例外的に認められます。
同じ学部でも学科・プログラムごとに評定・履修科目・活動実績・卒業年度の条件が異なります。要項の「2 出願資格」の該当ページを、志望する学科・プログラムの行だけでなく、脚注の(注)や(※)まで読んでから出願可否を判断してください。
総合科学部・文学部・法学部の選考内容を比較する
総合科学部総合科学科の一般型は、第1次選考が出願書類(調査書及び自己推薦書)、最終選考が小論文(講義受講を含む、300点満点)と面接(300点満点)です。小論文は最初に講義を受講し、その内容について論理的思考力・構成力・表現力を問う問題を出題します。サイエンス研究評価型は、出願書類に加えてプレゼンテーション資料・研究概要・研究活動の実績証明を提出し、最終選考でプレゼンテーション(研究発表)と質疑応答(600点満点)を行います。文学部人文学科はⅡ型で、第1次選考が出願書類(自己推薦書)と小論文(200点満点、分野ごとに合格者予定数5名まで)、第2次選考が面接(100点満点)、最終選考が大学入学共通テストで、指定3教科600点満点のうち概ね390点以上が合格基準です。文学部の小論文は志望する分野の課題図書に基づいて出題され、要項には哲学・思想文化学、歴史学、地理学・考古学・文化財学、日本・中国文学語学、欧米文学語学・言語学の5系統・16分野の課題図書が具体的な書名・著者名まで指定されています。
法学部法学科昼間コースはⅠ型・Ⅱ型の両方を実施します。Ⅰ型は「法学部が実施する高大接続型プログラムの全プログラムに参加した者」を出願要件とし、第1次選考は出願書類(調査書等・自己推薦書・修学計画書・探究活動関連資料)、最終選考は面接(段階評価)のみで、大学入学共通テストは課しません。Ⅱ型は出願要件がなく、第1次選考で小論文(200点満点)と面接(200点満点)を課し、最終選考は大学入学共通テストで指定3教科600点満点のうち概ね360点以上が必要です。同じ法学部法学科でも、Ⅰ型は高大接続型プログラムへの参加が前提の専願色が強い方式、Ⅱ型は学力試験と共通テストを組み合わせた方式という違いがあります。











同じ法学部法学科でも、Ⅰ型は高大接続型プログラムへの参加が事実上の前提になっていて、Ⅱ型は小論文と面接、共通テストで決まるんですね。文学部の小論文が課題図書指定というのも初めて知りました。











文学部の課題図書は分野ごとに1冊ずつ指定されていて、試験当日の持ち込みはできない。志望する分野が決まったら、要項に記載された書名・著者・出版社を確認し、早い段階から読み込んで自分の言葉で論じられるようにしておく必要がある。総合科学部のサイエンス研究評価型のように、令和6年度以降の研究実績が条件になる方式は、高1・高2のうちに実績を作っておかないと出願要件自体を満たせない点にも注意しよう。
📚 用語解説
段階評価(A〜D・A〜E):広島大学光り輝き入試の出願書類・小論文・面接等の評価方法の一つで、点数ではなく段階(多くはA・B・C・Dの4段階、学部によってはA〜Eの5段階)で合否判定に用いる方式です。得点化して評価する試験と組み合わせて使われる学部もあります。
教育学部10プログラムの選考パターンを分類する
教育学部は第一類(学校教育系)から第五類(人間形成基礎系)まで、合計14プログラムで総合型選抜を実施し、募集人員の合計は76名です。プログラムごとに出願要件も選考方法も異なります。第一類初等教育学プログラム(Ⅰ型・10名)は高大接続型プログラムへの全参加が要件で、最終選考は面接(プレゼンテーションを含む)のみ、共通テストを課しません。第一類特別支援教育学プログラム(Ⅱ型・5名)は第1次選考が出願書類、第2次選考が面接(プレゼンテーション含む)、最終選考は共通テストで概ね合格基準点650点以上(配点1000点)です。第二類理科教育学プログラム(Ⅱ型・5名)は第2次選考で小論文(200点満点)と面接(400点満点)を課し、最終選考の共通テスト基準は概ね585点以上(配点900点)。第二類数学教育学プログラム(Ⅱ型・3名)は第1次選考が出願書類と課題レポートのみで面接がなく、最終選考の共通テスト基準は概ね770点以上(配点1100点)と、教育学部の中でも高い水準です。
- 数学教育学: 書類・レポートのみ
| プログラム(抜粋) | 型・人員 | 第2次選考等 | 共通テスト基準(得点率) |
|---|---|---|---|
| 第一類 初等教育学 | Ⅰ型・10名 | 面接(プレゼン含む) | 課さない |
| 第一類 特別支援教育学 | Ⅱ型・5名 | 面接(プレゼン含む) | 概ね65%(650/1000) |
| 第二類 理科教育学 | Ⅱ型・5名 | 小論文+面接 | 概ね65%(585/900) |
| 第二類 数学教育学 | Ⅱ型・3名 | 面接なし(書類・レポートのみ) | 概ね70%(770/1100) |
| 第二類 技術情報教育学 | Ⅱ型・4名 | 面接(プレゼン含む) | 概ね60%(420/700) |
| 第二類 社会認識教育学 | Ⅱ型・4名 | 面接(資料に基づく試問) | 概ね65%(650/1000) |
| 第三類 日本語・日本文化教育学 | Ⅰ型・5名 | 面接(プレゼン含む) | 課さない |
| 第三類 多文化・グローバル教育学 | Ⅰ型・7名 | 面接(プレゼン含む) | 課さない |
第三類英語文化教育学プログラム(Ⅱ型・7名)は、面接を英語と日本語の両方で実施し、本学が指定する英語民間試験の等級・スコアを加点対象とします。第三類日本語・日本文化教育学プログラムと多文化・グローバル教育学プログラムはⅠ型で共通テストを課しません。第四類(生涯活動教育系)は健康スポーツ・音楽・美術の3プログラム(合計19名)、第五類(人間形成基礎系)は教育学・心理学の2プログラム(合計7名)で、いずれもⅡ型です。同じ教育学部でも、プログラムによって共通テストの有無、試験科目、合格基準点(得点率)が大きく異なるため、「教育学部の総合型選抜」を一つの型として捉えず、志望プログラムの選考方法を個別に確認してください。











教育学部だけで14プログラムもあって、しかも共通テストがある型とない型が混在しているんですね。数学教育学プログラムは面接すらなく、書類と課題レポートだけで第1次選考が終わるのも意外でした。











面接がない代わりに、数学教育学プログラムは最終選考の共通テスト基準が概ね770点(1100点満点)と教育学部の中でも高い水準に設定されている。「面接がないから楽」ではなく、学力試験の比重がその分大きくなっていると理解しよう。第一類初等教育学プログラムのように高大接続型プログラムへの参加が出願要件になっている場合は、出願年度より前から学校を通じて参加申込が必要になることも多い。志望プログラムが決まったら、まず出願要件の前提条件を高1・高2のうちに満たせるか確認するんだ。
📚 用語解説
高大接続型プログラム:広島大学の一部学部が、総合型選抜Ⅰ型等の出願要件として高校生に参加を求めるプログラムです。教育学部第一類初等教育学プログラムや法学部法学科昼間コース(Ⅰ型)などが、当該年度に実施される全プログラムへの参加を出願要件としています。年度ごとに実施内容が変わるため、志望校が対象学部の場合は早期に学校を通じて情報を確認する必要があります。
理学部・工学部の「女子枠」と筆記・口頭試問の内容
理学部は数学科・物理学科・化学科・生物科学科・地球惑星システム学科の5学科すべてでⅡ型を実施し、募集人員の合計は37名です。数学科・物理学科・化学科・生物科学科・地球惑星システム学科(一般型)は、いずれも「一般枠」と「女子枠」を設けています。女子枠に出願した者は一般枠と女子枠の併願として扱われ、両方の合格条件を満たした場合は女子枠での合格になります。選考内容は学科によって異なり、数学科は筆記試験(数学の基礎知識・思考力)と面接、物理学科・化学科・生物科学科・地球惑星システム学科は口頭試問や面接が中心です。女子枠に出願した受験生には、将来の研究者(科学者など)としてのキャリア形成やダイバーシティ課題への関心、協働力に関する質問が追加されます。
工学部は第一類(機械・輸送・材料・エネルギー系)、第二類(半導体・電気システム情報系)、第三類(応用化学・生物工学・化学工学系)、第四類(建設・環境系)、工学特別コース(「女子枠」のみ)の5区分で実施し、募集人員の合計は39名です。工学特別コースは女子のみを対象とする独立した募集単位で、他の類との併願ではありません。第一類・第四類は面接や小論文に加えて出願書類を評価し、第二類・第三類は出願書類の評価と共通テストの成績順位で合否を判定する、より学力試験に近い設計です。いずれの区分も最終選考の共通テスト合格基準点は概ね70%前後(第一類490/700、第二類420/600、第三類420/600、第四類490/700、工学特別コース420/600)に設定されており、区分による大きなばらつきはありません。











女子枠と一般枠は別の選抜ではなく、女子枠に出願すると自動的に一般枠にも出願したことになるんですね。しかも数学科だけ一般枠と女子枠で共通テストの合格基準点が違うのが意外でした。











数学科は一般枠が300点満点中300点(実質は数学Ⅰ・数学Ⅱの2科目のみで満点相当)、女子枠は200点満点中160点という基準で、得点率にすると女子枠の方がやや高い80%だ。物理・化学・生物・地球惑星の4学科は一般枠・女子枠で共通の基準点を使うから、学科によって条件が違う点を混同しないようにしよう。工学部は第一類から第四類までどの類も共通テスト基準が概ね70%前後に統一されているから、志望類を一つに絞るよりも先に、まず工学部全体で必要な学力水準を把握しておくと計画を立てやすい。
📚 用語解説
女子枠:理学部の一部学科や工学部工学特別コースが設ける、女子を対象とした募集枠です。理学部では一般枠との併願として扱われ、両方の合格条件を満たすと女子枠での合格になります。工学部工学特別コースは女子のみを対象とする独立の募集単位です。将来の研究者・技術者としてのキャリア形成やダイバーシティへの関心を問う質問が選考に含まれます。
医学部・歯学部・薬学部の選考と共通テスト基準点
医学部医学科(Ⅱ型・7名)は、第1次選考が出願書類(調査書・自己推薦書・出願要件を証明できる書類)、最終選考が小論文(100点満点、生命科学の知識と考察力・英語の能力を評価)と面接(200点満点、ポスター作成と発表を含む)です。自己推薦書にはMD-PhDコース進学後に希望する研究内容や目指す研究者像を記載することが求められ、面接ではMD-PhDコースへの進学意思も確認されます。最終合格には大学入学共通テストの得点が配点合計の概ね80%以上という高い基準が明記されています。医学部保健学科は看護学・理学療法学・作業療法学の3専攻(合計21名)で、小論文と面接の得点に加え、専攻ごとに概ね550〜600点(配点1000点)の共通テスト基準が設定されています。
- 得点率 80: 概ね80%以上
- 得点率 77: 540/700点
- 得点率 62: 概ね62%
歯学部は歯学科(5名)、口腔健康科学科口腔保健学専攻(3名)、口腔工学専攻(3名)の合計11名を募集します。いずれも選考は1段階で、出願書類、小論文(500点満点)、面接(500点満点)を行い、本学が指定する英語民間試験の等級・スコアを最大50点まで加点します。薬学部は薬学科(5名)・薬科学科(2名)の合計7名で、第1次選考が出願書類(120点満点)、最終選考が面接(160点満点)と英語民間試験加点(20点満点)です。ただし薬学部は「面接の得点が学科受験者の平均点の60%未満の場合は不合格とする」という足切り基準が明記されており、共通テストの基準点を満たしても面接の絶対評価だけで不合格になり得る点に注意が必要です。











医学部医学科の共通テスト基準が80%以上というのは、正直かなり厳しいですね。歯学部や薬学部も学科によって満点が違うので、点数だけを見て「余裕がある」と判断すると危険だと分かりました。











満点(配点)がバラバラな入試を比較するときは、必ず得点率に直してから比べるんだ。歯学部口腔保健学専攻・口腔工学専攻は得点率で見ると62%程度で、医学部医学科の80%とは水準が大きく異なる。薬学部の面接足切りのように、共通テストの基準点だけを満たしても不合格になる仕組みがある学部もあるから、各学部の(3)合否判定の基準を必ず原文で読み、複数の合格条件をすべて並行して満たす計画を立てよう。
📚 用語解説
概ね合格基準点:Ⅱ型の最終選考で用いられる、大学入学共通テストの得点(合計または得点率)の下限です。広島大学の要項は「概ね合格基準点◯◯点以上であった者を最終合格者とする」という表現を用いており、学部・学科・専攻ごとに配点(満点)と基準点の両方が異なります。比較する際は得点率に換算する必要があります。
生物生産学部・情報科学部の選考内容と学内バランス
生物生産学部生物生産学科はⅠ型(5名)とⅡ型(セミナー受講型10名・課題研究評価型3名)の合計18名を募集します。Ⅰ型は「生物生産学部が実施する高大接続型プログラム」への全参加が出願要件で、最終選考は面接(段階評価)のみ、共通テストを課しません。Ⅱ型セミナー受講型は第2次選考でセミナーを受講したうえでレポートを提出し面接を行い、最終選考の共通テスト基準は概ね540点(配点900点、得点率60%)です。Ⅱ型課題研究評価型は、これまで取り組んできた課題研究の概要をA4用紙1枚にまとめて提出し、第2次選考で10分以内の課題研究発表と質疑応答(1000点満点)を行います。情報科学部情報科学科(Ⅱ型・5名)は第1次選考で筆記試験(数学・情報の基礎知識、200点満点)と面接(100点満点)を課し、最終選考の共通テスト基準は概ね700点(配点1000点、得点率70%)です。
情報科学部はA型・B型のいずれかを出願時に選択する仕組みがあり、この区分は受験上の区分であって、入学後の教育プログラムの配属には関係しません。生物生産学部・情報科学部とも、本学が指定する英語民間試験の成績証明書を提出すると出願書類の得点に加点される仕組みがあり、生物生産学部Ⅱ型は最大10点、情報科学部は出願書類の満点100点を超えない範囲で最大10点が加算されます。工学部・生物生産学部・情報科学部を並べて得点率を比較すると、いずれも60〜70%の水準に収まっており、極端に突出した基準を課す区分は見当たりません。











生物生産学部と情報科学部を並べてみると、共通テストの合格基準点はどちらも60〜70%くらいで、工学部とも近い水準なんですね。学部が違っても、この帯域を目安にできそうです。











そうだ。ただし基準点はあくまで「概ね」という表現で、実際の合否は最終選考の得点や書類評価との総合判定になる。60〜70%を最低ラインとして意識しつつ、余裕を持って上回る学力を共通テストでつけておくのが安全だ。情報科学部のA型・B型のように、選択区分が入学後の配属に影響しない制度もあるから、要項の「この区分は受験上の区分であり〜」という注記を見落とさないようにしよう。
📚 用語解説
UCARO:広島大学光り輝き入試の出願・合否通知・合格通知書のダウンロード等に使うインターネット出願システムの名称です。受験票の印刷、合格発表の確認、入学手続書類の受け取りもUCARO上で行われ、紙媒体での合格通知書の発行・発送は行われません。
英語民間試験の活用方法と対策の優先順位
広島大学光り輝き入試 総合型選抜Ⅰ型・Ⅱ型では、本学が指定する英語民間試験(ケンブリッジ英語検定、実用英語技能検定、GTEC、IELTS、TEAP、TOEFL iBT、TOEIC L&R/S&W)を、学部・学科・プログラムによって「出願要件とする方法」「加点する方法」「合否判定の際に評価する方法」のいずれかで活用できます。たとえば教育学部第一類初等教育学プログラムと医学部保健学科の大学院進学型、生物生産学部Ⅰ型は英語民間試験の提出そのものが出願要件です。歯学部・薬学部・工学部の一部区分は加点方式、総合科学部・文学部・理学部化学科などは出願書類の段階評価に反映させる評価方式です。CEFR相当レベルでB2(英検準1級合格相当)以上を取得していると、加点方式の多くの区分で有利になります。
| CEFR相当レベル | 実用英語技能検定 | TOEIC L&R+S&W(2.5倍換算後合算) | 活用の一例 |
|---|---|---|---|
| C1 | 1級合格 | 1845〜1990 | 歯学部歯学科で50点加点 |
| B2 | 準1級合格 | 1560〜1840 | 教育学部英語文化教育学プログラムで20点加点 |
| B1 | 2級合格 | 1150〜1555 | 医学部保健学科大学院進学型の出願要件 |
Ⅱ型で共通テストを利用する学部・学科等では、外国語『英語』について、大学入学共通テストの英語(リーディング・リスニング)を受験し、かつ英語民間試験の成績証明書を郵送提出期限までに提出すると、受験年度の共通テスト『英語』の得点を満点とみなす制度もあります。共通テスト本番の英語が不調でも満点扱いになる可能性がある制度のため、Ⅱ型を受験する場合は早い段階で英語民間試験のスコアを確保しておく価値が大きいと言えます。
Ⅰ型で共通テストを課さない学部・プログラムであっても、不合格時に一般選抜(前期・後期)へ出願する選択肢を残すには、大学入学共通テストの受験自体は継続しておく必要があります。総合型選抜の準備を「一般選抜とは別物」と切り離さず、共通テスト対策と学部別の小論文・面接・プレゼンテーション対策を同じ週間計画の中で並行させることが、広島大学光り輝き入試の対策では欠かせません。











英語の資格試験を取っておくと、加点だけでなく共通テストの英語が満点扱いになる制度もあるんですね。それなら総合型選抜を受けない可能性があっても、早めに資格を取っておいて損はなさそうです。











その通りだ。しかも共通テストの受験自体は、Ⅰ型で合格した場合を除けば、不合格時の一般選抜出願権を残すためにも役立つ。総合型選抜だけに的を絞るのではなく、出願資格の監査、英語民間試験の確保、学部別の小論文・面接・プレゼン対策、共通テスト対策、一般選抜の準備という5つを並行して進める計画を、出願期間が近い学部から逆算して立てよう。
📚 用語解説
CEFR:Common European Framework of Reference for Languagesの略で、語学力を段階的に示す国際的な指標です。広島大学は英語民間試験の等級・スコアをCEFR相当レベル(A1〜C2)に換算した表を公開しており、複数の試験を受験している場合は最も高いレベルの1項目のみが加点・評価の対象になります。
広島大学の総合型選抜は「普通の対策」では受からない
広島大学光り輝き入試 総合型選抜Ⅰ型・Ⅱ型は、志望理由書を一度添削してもらい、面接の想定質問を覚えるだけでは受かりません。医学部医学科は共通テストの得点が配点合計の概ね80%以上、教育学部数学教育学プログラムは概ね70%(770/1100)、情報科学部・地球惑星システム学科は概ね70%というように、学部・プログラムごとに異なる共通テスト基準点をクリアしたうえで、小論文・面接・プレゼンテーション・口頭試問・課題研究発表のいずれかを学部別に対策する必要があります。しかも合格した場合は原則として入学を確約する専願入試であり、出願資格の監査を誤れば出願自体ができません。
必要なのは、①12学部・数十のプログラムに散らばる公式情報を今日の行動へ変換すること、②生徒ごとの志望学部・型・出願要件・弱点に合わせること、③共通テスト対策と学部別対策の進捗を毎日確認してすぐ修正することです。この3つを基準に、独学・参考書、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を順に検討すると、なぜ通常の対策だけでは不足するかが分かります。
独学・参考書では学部別の優先順位の誤りに気づけない
独学では、要項や参考書を入手できても①の限界が残ります。教育学部数学教育学プログラムのように面接がなく共通テスト概ね70%が必要な方式で、小論文対策ばかりに時間を割いてしまう、医学部医学科の共通テスト概ね80%という基準を「目安」程度にしか捉えず学習量を調整できない、といった判断ミスを本人だけで発見しにくいからです。情報を集めることと、今日の学習量を決めることは別の作業です。
映像授業・アプリでは本人専用の計画にならない
映像授業や学習アプリは知識や型を学ぶのに役立ちますが、②の限界があります。同じ小論文動画を見ても、文学部の課題図書に基づく小論文、総合科学部のプレゼンテーション、情報科学部の筆記試験で必要な演習は異なります。動画の視聴時間を増やしても、本人の志望学部・型・英語資格・共通テストの弱点に応じた行動プランにはなりません。
集団授業の大手予備校では学部差へ細かく対応できない
集団授業は共通する文章技術を学べても、②の限界が残ります。理学部の口頭試問、医学部の英語を含む小論文、工学部工学特別コース(女子枠)の面接では、生徒ごとに違う出願要件と評価基準を扱います。全員が同じ週に同じ教材を進めるだけでは、共通テスト基準が概ね60%の生徒と概ね80%必要な生徒に、同じ優先順位を割り当ててしまいます。
一般的な個別指導塾では週1回の外が止まりやすい
一般的な個別指導は本人に合わせられても、面談や授業が週1回なら③の限界があります。高大接続型プログラムへの参加申込が遅れた、英語民間試験の証明書提出期限に気づかなかった、共通テストの得点が概ね合格基準点に届いていないと判明しても、次回まで修正が止まります。9月・10月出願と一般選抜・共通テスト対策を同時に進める広島大学光り輝き入試では、一週間の放置が計画全体を崩します。
独学・参考書、映像授業・アプリ、集団授業の大手予備校、一般的な個別指導塾を比較すると、①情報から行動への変換、②生徒ごとの個別計画、③毎日の確認と即時修正のどれかが残ります。12学部・数十のプログラムで出願要件と共通テスト基準がすべて異なる広島大学光り輝き入試では、この三つを一つの仕組みにする必要があります。だから、出願資格の監査から毎日の実行までを一貫して管理する鬼管理専門塾しかない、という結論になります。
鬼管理専門塾の特徴
鬼管理専門塾は、従来の対策に残る三つの限界を、6つの仕組みで解消します。広島大学光り輝き入試では、公式要項の確認、出願資格の監査、英語民間試験、共通テスト、学部別の小論文・面接・筆記・プレゼンテーション対策を一つの計画に統合し、結果を毎日・毎週確認して次の課題を変えます。
- 鬼管理専門塾: 毎日×個別
「今日やるべきこと」を英単語○語・問題○題のように数値で指示する
得点データをもとに、専属講師が生徒ごとの行動プランを設計する
進捗を毎日確認し、毎週の確認テストで定着度を検証する
厳格な基準で選考した専属講師陣。講師満足度アンケートは回答1,524件
大学・学部特化、総合型選抜・推薦、英語資格、高校受験の専門コースを展開する
LINEで質問でき、Zoomの無料説明会や資料請求で入会前に相談できる
❶ 1日単位の数値化した学習指示
鬼管理専門塾では、毎朝「今日やるべきこと」を数値で指示します。時間・場所・教材・目的まで具体化し、何をすべきかで迷う時間を減らします。
広島大学光り輝き入試は学部・プログラムごとに小論文・面接・筆記・プレゼンの配点や共通テストの合格基準点が異なるため、志望する募集単位の出願要件と得点率を1日単位の課題に分解して学習指示を出します。
❷ 生徒ごとの個別行動プラン
全員に同じ課題を出すのではなく、現在の得点、得意・不得意、志望校の配点に合わせて、生徒ごとの行動プランを設計します。
総合科学部のプレゼンテーション対策、教育学部の高大接続型プログラム参加、理学部の女子枠面接など、学部で必要な準備は生徒ごとに違うため、志望学部・型に合わせた個別の行動プランを設計します。
❸ 毎日・毎週の徹底管理と確認テスト
日々の進捗確認に加えて毎週の確認テストを行い、基準に届かなければ追加課題と計画修正を行って、遅れをその週のうちに戻します。
Ⅱ型は共通テストで概ね合格基準点を超える学力が必須のため、毎週の確認テストで得点状況を可視化し、第1次選考の書類提出期限や英語民間試験の証明書提出期限も同時に管理します。
❹ 採用率0.6%の専属講師陣
講師は難関大学合格実績と独自審査を満たした人材から採用し、採用率は0.6%です。指導の質は講師満足度アンケート回答1,524件でも継続的に検証しています。
採用率0.6%の専属講師陣が、広島大学の学部別選考方法と一般選抜対策を同じ週間計画の中で確認し、講師満足度アンケート1,524件の結果を指導体制を比較する際の判断材料として公開しています。
❺ 大学受験〜英語資格まで専門コース展開
大学・学部特化の大学受験、総合型選抜・推薦、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどの英語資格、高校受験まで専門コースを展開しています。
広島大学光り輝き入試の小論文・面接・プレゼンテーション対策に加え、Ⅱ型で必須となる共通テスト対策、英語民間試験(実用英語技能検定・TOEIC等)の資格コースまで、大学受験と総合型選抜を横断して指導します。
❻ LINE質問対応+無料説明会・資料請求
授業がない日もLINEで質問でき、入会前にはZoomの無料説明会や資料請求を利用できます。生徒と保護者が指導内容を確認してから判断できます。
出願書類の疑問や面接直前の不安はLINEで質問でき、無料説明会では広島大学の志望学部・型・現在の評定や共通テスト対策の進み具合を踏まえた準備計画を相談できます。
鬼管理専門塾の大学受験コースには1カ月返金保証制度があります。対象コースと適用条件は無料説明会で必ず確認してください。毎日の管理方法は「鬼管理」とは?特徴・指導方針、これまでの結果は鬼管理専門塾の合格実績で確認できます。無料説明会では、2027年度要項と現在の状況を照合し、最初の一週間で行う課題まで具体化できます。
広島大学の学部別対策を無料説明会で相談できます
まとめ|学部・型を一つに絞り、共通テストと学部別対策を並行する
| 学部 | 型 | 最終選考の中心 | 共通テスト基準(得点率) |
|---|---|---|---|
| 総合科学部 | Ⅰ型 | 小論文・面接またはプレゼンテーション | 課さない |
| 文学部 | Ⅱ型 | 課題図書に基づく小論文+面接 | 概ね65%(390/600) |
| 教育学部 | Ⅰ型/Ⅱ型 | プログラム別(面接中心〜小論文+面接) | 課さない〜概ね70% |
| 法学部 | Ⅰ型/Ⅱ型 | Ⅰ型は面接、Ⅱ型は小論文+面接 | Ⅰ型なし/Ⅱ型概ね60%(360/600) |
| 理学部 | Ⅱ型 | 筆記・口頭試問・面接(女子枠あり) | 概ね60〜75%(学科別) |
| 医学部 | Ⅱ型 | 小論文+面接(ポスター発表含む) | 概ね80%以上(医学科) |
| 歯学部・薬学部 | Ⅱ型 | 小論文+面接、薬学部は面接足切りあり | 概ね62〜77% |
| 工学部 | Ⅱ型 | 面接・小論文または書類+共通テスト順位 | 概ね70% |
| 生物生産学部 | Ⅰ型/Ⅱ型 | セミナー・課題研究発表または面接 | Ⅰ型なし/Ⅱ型概ね60% |
| 情報科学部 | Ⅱ型 | 筆記試験+面接 | 概ね70%(700/1000) |
広島大学の総合型選抜は、活動実績や面接の印象だけで受かる入試でも、共通テスト対策を避けられる入試でもありません。Ⅰ型・Ⅱ型という区分、学部・学科・プログラムごとに異なる出願要件、小論文・面接・筆記・プレゼンテーション・口頭試問の組み合わせ、そしてⅡ型では概ね60〜80%という幅のある共通テスト合格基準点があり、合格した場合は原則として入学を確約する専願の入試です。倍率や合格者数は今回確認した公式要項の範囲では公表されていないため、募集人員と選考内容だけを根拠に、自分の条件充足と準備完成度を判断する必要があります。
最初の行動は、志望学部・学科・プログラムのⅠ型/Ⅱ型を要項の1募集人員・実施日程の表で確定することです。次に出願資格・専願条件を監査し、英語民間試験のスコアを取得要件・加点・評価のどれに使うか確認します。同時に共通テストと一般選抜対策を継続し、学部固有の小論文・面接・プレゼンテーション・筆記を本番形式で測定してください。一日単位の行動と毎週の修正を積み重ねれば、学部ごとに異なる複雑な条件を漏らさず、本人の経験と学力を同じ志望理由へ統合できます。
広島大学の総合型選抜を1日単位の計画に変えられます
よくある質問
Q. 広島大学の総合型選抜は全学部で同じ試験内容ですか?
A. いいえ。総合科学部から情報科学部まで12学部・約30の学科・プログラムで、出願要件、小論文・面接・筆記・プレゼンテーション・口頭試問の組み合わせ、共通テストの有無(Ⅰ型/Ⅱ型)がすべて異なります。まず志望する学部・学科・プログラムの要項ページを個別に確認してください。
Q. Ⅰ型とⅡ型はどう違いますか?
A. Ⅰ型は大学入学共通テストを課さない選抜、Ⅱ型は最終選考で大学入学共通テストの得点を用いる選抜です。学部・学科・プログラムによってどちらが実施されるか、あるいは両方実施されるかが固定されているため、要項の1募集人員・実施日程の表で確認します。
Q. 総合型選抜は他の大学や広島大学内の他方式と併願できますか?
A. 原則として、広島大学の他の光り輝き入試(総合型選抜の他方式・学校推薦型選抜)との併願はできません。合格した場合は本学・他の国公立大学の一般選抜を受験しても合格者にならない専願です。ただし共通テスト受験者は、総合型選抜に合格しなかった場合、一般選抜の前期・後期各1校まで出願できます。
Q. 理学部・工学部の「女子枠」は男子は出願できませんか?
A. はい。女子枠は女子を対象とする枠で、高等学校等が作成する調査書の性別欄に女性と明記されている者が対象です。理学部では女子枠に出願すると一般枠との併願として扱われ、両方の合格条件を満たすと女子枠での合格になります。工学部工学特別コースは女子のみの独立した募集単位です。
Q. Ⅱ型の「概ね合格基準点」とはどういう意味ですか?
A. 最終選考で用いる大学入学共通テストの得点(合計)の下限です。学部・学科・専攻ごとに配点(満点)と基準点がともに異なるため、単純に点数だけを比較せず、得点率に換算して比較してください。医学部医学科は配点合計の概ね80%以上、他の多くの学部は概ね60〜70%台です。
Q. 英語の資格・検定は持っていないと出願できませんか?
A. 学部・プログラムによります。教育学部第一類初等教育学プログラムや医学部保健学科の大学院進学型、生物生産学部Ⅰ型などでは出願要件になっていますが、大半の学部・学科では加点または出願書類の評価に反映させる位置づけで、未受験でも出願できます。志望する募集単位の扱いを要項の5 本学が指定する英語民間試験の活用についてで確認してください。
Q. 教育学部はどのプログラムを選んでも同じ対策で大丈夫ですか?
A. いいえ。教育学部だけで14プログラムがあり、面接のみで共通テストを課さないプログラム、小論文と面接を課すプログラム、面接なしで書類と課題レポートのみのプログラムなど、選考方法が大きく異なります。志望プログラムの(2)入学者選抜方法と(3)合否判定の基準を必ず個別に確認してください。
Q. 総合型選抜に落ちたら、一般選抜は受けられませんか?
A. 受けられます。大学入学共通テストを受験していれば、総合型選抜に合格しなかった場合(最終合格発表前のⅡ型出願者を含む)、国立大学の一般選抜について前期日程から1つ、後期日程から1つの合計2つまで大学・学部を選んで出願できます。
Q. 合格したら必ず広島大学に入学しなければいけませんか?
A. 原則としてそうです。広島大学光り輝き入試 総合型選抜Ⅰ・Ⅱ型及び学校推薦型選抜Ⅱ型の合格者は、入学を確約したうえで出願する専願です。特別な事情で入学を辞退する場合のみ、期限までに入学辞退届を大学へ提出し、許可を得られれば例外的に認められます。
Q. 広島大学の総合型選抜対策はいつから始めるべきですか?
A. 出願要件に評定・履修科目・活動実績・高大接続型プログラムへの参加が絡む学部・プログラムが多いため、高1・高2のうちに志望学部の出願要件を確認し始めるのが理想です。受験学年では、出願期間が9月上旬の学部(文学部・法学部Ⅰ型・生物生産学部Ⅰ型等)は8月中に書類を準備し、共通テスト対策と学部別対策を並行して進めてください。

本記事監修者 菅澤孝平
シンゲキ株式会社 代表取締役社長
「鬼管理」をコンセプトとした「鬼管理専門塾」を運営。大学受験・高校受験・英検指導・総合型選抜に幅広く展開しており、日本全国に受講生が存在している。
出演番組:カンニング竹山のイチバン研究所・ええじゃないかBiz
CM放送:テレビ東京など全国15局に放映





